JP2002344849A - 動画像処理装置、動画像処理方法、記録媒体、及び制御プログラム - Google Patents

動画像処理装置、動画像処理方法、記録媒体、及び制御プログラム

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JP2002344849A
JP2002344849A JP2001144740A JP2001144740A JP2002344849A JP 2002344849 A JP2002344849 A JP 2002344849A JP 2001144740 A JP2001144740 A JP 2001144740A JP 2001144740 A JP2001144740 A JP 2001144740A JP 2002344849 A JP2002344849 A JP 2002344849A
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image data
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Takuma Mikawa
拓馬 三河
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Canon Inc
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像データを扱う動画像再生装置におい
て、動画像データ自身にユーザの操作の履歴を記録する
ことによって、動画像データの表示や検索を行うとき
に、ユーザに分かり易い表示方法を実現する。 【解決手段】 動画像データの操作時に、該操作に関す
る操作データを作成する操作データ作成手段と、前記操
作データに基づいて、前記動画像データに関する操作履
歴に係る情報を表示する表示手段とを備え、前記表示手
段で表示された複数の動画像データに係る操作履歴の情
報のうちの一つを選択し、その選択された履歴情報に係
る動画像データを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像データの処
理を行う動画像処理装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の動画像データを記録可能な動画像
記録再生装置では、ユーザが見たい動画像データを素速
く探し出すことが必要とされる場合が多い。このような
素速い動画像データの検索のために、記録されている動
画像データを一覧表示する手法が一般的に良く使用され
ている。
【0003】一覧表示は動画像データのデータ名やサム
ネイル画像など表示し、一覧表示の表示順番は、動画像
データの作成日時順やデータ名順、サイズ順などで表示
するのが一般的である。
【0004】このように動画像データを一覧表示するこ
とで、素速く目的の動画像データを探し出し再生するこ
とが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
法では、まだ見ていない動画像データを優先して表示し
たいという要求があった場合に対応できない。つまり、
複数ある動画像データの中で既に見た動画像データか、
まだ一度も見ていない動画像データかといった情報が必
要となることが多いが、従来の方法ではそういった情報
は動画像データには記録されておらず、その判断をする
ことができない。
【0006】したがって、まだ見ていない動画像データ
を見ようとした場合、ユーザが実際に動画像データを順
番に再生するなどして、まだ見ていない動画像データを
探す操作が必要となり非常に手間がかかる。
【0007】また一般に、見た回数が多い動画像データ
ほど重要度が高いと考えられるが、従来の方法ではそう
いった動画像データを探し出すことが不可能であるた
め、ユーザ自身が動画像データの再生操作をして探し出
す必要があり、不便である。
【0008】さらに、ある動画像データに注目して、そ
の動画像データの中から目的のシーンを探し出すとき
は、実際にユーザが通常再生や早送り再生などの再生操
作を行いながら、目的のシーンを検索する必要があり手
間がかかる。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、動画像
データの表示や検索を行うときに、未再生の動画像デー
タを素速く検索する、再生回数順にソートして表示す
る、効率的に素速くシーン検索を行うなど、といったユ
ーザに分かり易い表示方法を実現する利便性の高い動画
像処理装置等を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、本願発明によれば、動画像データの操
作時に、該操作に関する操作データを作成する操作デー
タ作成手段と、前記操作データで構成された、前記動画
像データに関する操作履歴に係る情報を表示する表示手
段とを備えたことを特徴とする。
【0011】本願発明によれば、動画像データの操作時
に、該操作に関する操作データを作成する操作データ作
成行程と、前記操作データで構成された、前記動画像デ
ータに関する操作履歴に係る情報を表示する表示行程と
を実行することを特徴とする。
【0012】本願発明によれば、動画像データの操作時
に、該操作に関する操作データを作成する操作データ作
成ステップと、前記操作データで構成された、前記動画
像データに関する操作履歴に係る情報を表示する表示ス
テップとを有する制御プログラムを記録したことを特徴
とする。
【0013】本願発明によれば、動画像データの操作時
に、該操作に関する操作データを作成する操作データ作
成ステップと、前記操作データで構成された、前記動画
像データに関する操作履歴に係る情報を表示する表示ス
テップとを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0015】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係る動画像処理装置である動画像記録再生装置
の構成を示すブロック図である。
【0016】図1において、110はユーザ操作部、1
20はシステムコントロール部、130は内部時計、1
40は操作データ作成部、150は付加情報更新部、1
60はメディアアクセス制御部、170はDVD−RA
M、180は付加情報取得部、190は動画像データ一
覧表示部、200は動画像データ表示部、210はモニ
タである。
【0017】次に、上記構成の動画像記録再生装置の動
作を説明する。
【0018】本実施形態では、動画像データの表示方法
として一覧表示と再生表示が可能となっており、ユーザ
は一覧表示されている動画像データを選択して再生表示
を行うことができる。また、動画像データの再生表示時
でも、ユーザは表示されている動画像データに対してP
auseやSlowなどの操作を行うことが可能であ
る。さらに、操作履歴を利用して、動画像データの頭出
しを行うこともできる。
【0019】<一覧表示時のユーザ操作に対する動作>
最初に、動画像データの一覧表示時のユーザ操作に対す
る動作について、図2のフローチャートを参照して説明
する。なお、図2は、本実施形態の操作履歴データ書き
込み処理を示すフローチャートである。
【0020】モニタ210は、DVD−RAM170に
記録されている動画像データのデータ名などが一覧表示
されており、ユーザはユーザ操作部110を操作するこ
とによって、一覧表示から動画像データを選択して操作
を行う。ユーザが一覧表示の中から動画像データを選択
する方法は、ボタンを操作してメニューで選択する方法
や、タッチパネルで選択する方法など一般的に用いられ
る方法を使用する。動画像データの一覧表示は、動画像
データ一覧表示部190が表示処理を行っているが、そ
の一覧表示の処理動作については後述する。
【0021】ユーザがユーザ操作部110を操作して、
一覧表示中の動画像データを選択すると、システムコン
トロール部120に選択命令が送られ、システムコント
ロール部120は、選択命令を受け取ったときに、動画
像データ一覧表示部190に選択命令を送る。動画像デ
ータ一覧表示部190は選択命令を受け取ると、一覧表
示の中で選択された動画像データが分かるように、ユー
ザが選択した動画像データを選択状態にして表示する。
選択状態の表示は、通常状態とは異なる色の線で囲って
表示するなどの一般的な処理を行う。
【0022】ここで、ユーザが動画像データに対して行
うことができる再生操作の一覧を図3に示す。同図にお
いて、それぞれの操作に対して、それらを区別するため
に操作コマンドIDが割り振られている。例えば本実施
形態では、通常の再生はPlay Forwardであ
り、操作コマンドIDは1となっている。また、通常よ
り高速の再生はFastであり操作コマンドIDは5と
なっている。
【0023】一覧表示時に動画像データが選択されてい
る状態のときに、ユーザがユーザ操作部110を使用し
て動画像データの再生操作を行うと、システムコントロ
ール部120に操作コマンドIDが送られる。ユーザが
再生操作を行う方法は、ボタンを操作する方法や、タッ
チパネルで操作する方法などの一般的に用いられる方法
を使用する。ここまでの処理が、図2のステップS10
に対応する。
【0024】続いて、ユーザの操作しようとしている動
画像データのヘッダを取得する処理を行う。ここで、動
画像データのイメージ図を図4に示す。動画像データ
は、図4で示すように、実動画像データと、動画像デー
タの付加情報であるヘッダとフッタで構成されている。
操作履歴データはフッタ領域に記録し、図4で示すよう
に複数個記録可能である。通常、ヘッダ領域には動画像
データの長さなどの付加情報が記録されている。
【0025】本実施形態ではさらに、操作履歴データに
容易にアクセスできるように、操作履歴データに関する
情報として、操作履歴データまでのオフセット値と、操
作履歴データのデータサイズと、操作データの数をヘッ
ダに記録する。なお、本実施形態では操作履歴データを
動画像データのフッタ領域に記録するような構成とする
が、その他の場所に記録するような構成としても良いこ
とは言うまでもない。
【0026】システムコントロール部120は操作コマ
ンドIDを受け取ると、動画像データ一覧表示部190
から現在選択されている動画像データのデータ名を受け
取る。そして、システムコントロール部120は、付加
情報取得部180に、動画像データのデータ名とヘッダ
取得命令を送る。
【0027】付加情報取得部180は、ヘッダやフッタ
などの動画像データの付加情報を取得する機能を有す
る。付加情報取得部180は、システムコントロール部
120から動画像データのデータ名とヘッダ取得命令を
受け取ると、メディアアクセス制御部160に動画像デ
ータのデータ名とヘッダ取得命令を送る。
【0028】メディアアクセス制御部160は、DVD
−RAM170とのアクセスの制御全般の処理機能を有
する。メディアアクセス制御部160は付加情報取得部
180からヘッダ取得命令を受け取ると、付加情報取得
部から受け取ったデータ名を有する動画像データのヘッ
ダデータを、DVD−RAM170から取得する処理を
行う。
【0029】メディアアクセス制御部160は、動画像
データからヘッダデータを取得すると、付加情報取得部
180にヘッダデータを送る。付加情報取得部180
は、メディアアクセス制御部160からヘッダデータを
受け取ると、そのデータをシステムコントロール部12
0に送信する。
【0030】システムコントロール部120は、付加情
報取得部180からヘッダデータを受け取ると、そのデ
ータに操作履歴データに関する情報が記録されているか
どうかを解析する処理を行う。システムコントロール部
120は、もしヘッダデータに操作履歴データに関する
情報が記録されていれば、その動画像データには既に操
作履歴データが記録されていると判断し、処理を図2の
ステップS30に移す。もしヘッダデータに操作履歴デ
ータの情報が記録されていなければ、その動画像データ
には操作履歴データが記録されていないものと判断し処
理を図2のステップS70に移す。これらの処理が、図
2のステップS20に対応する。
【0031】もしヘッダデータに操作履歴データに関す
る情報が記録されていた場合は、システムコントロール
部120はヘッダデータから操作履歴データのデータサ
イズ情報を取得する。この処理が図2のステップS30
である。
【0032】システムコントロール部120は操作履歴
データサイズを取得すると、そのデータサイズが5Kバ
イト以上かどうか判断する。なお、この判断のための5
Kバイトという値はその他の値でも良いことは言うまで
もなく、また、自由に変更できるような構成にしても良
い。また、操作履歴データのサイズでなく、操作データ
の数を基準にして判断するような構成にしても良い。
【0033】もし操作履歴データサイズが5Kバイト以
上だった場合は処理を図2のステップS50に移し、そ
れ以外だった場合は処理を図2のステップS80に移
す。この判断処理は、図2のステップS40に対応す
る。
【0034】システムコントロール部120は、操作履
歴データサイズが5Kバイト以上だった場合は動画像デ
ータの古い操作データを削除する処理を行う。システム
コントロール部120は、動画像データのデータ名と操
作データ削除命令を付加情報更新部150に送る。
【0035】付加情報更新部150は、動画像データの
付加情報の記録や更新処理に関する機能を有する。付加
情報更新部150は、システムコントロール部120か
ら動画像データのデータ名と操作データ削除命令を受け
取ると、メディアアクセス制御部160を通して、受け
取ったデータ名の動画像データから最も古い操作データ
を削除する処理を行う。これらの処理が図2のステップ
S50に対応する。
【0036】付加情報更新部150は、操作履歴データ
の中から最も古い操作データを削除した後に、動画像デ
ータのヘッダの更新処理を行う。これは、メディアアク
セス制御部160を通して、ヘッダに記録されている操
作履歴データサイズから削除した操作データ分のサイズ
を引き、ヘッダに記録されている操作データ数を1減ら
す処理を行う。この処理が図2のステップS60に対応
する。
【0037】システムコントロール部120は、ステッ
プS20の判断の結果、動画像データのヘッダに操作履
歴データに関する情報がないと判断した場合は、ヘッダ
に操作履歴データ情報に関する情報を記録する処理を行
う。システムコントロール部120は、動画像データの
データ名とヘッダ追加命令を付加情報更新部150に送
る。
【0038】付加情報更新部150は、システムコント
ロール部120から、動画像データのデータ名とヘッダ
追加命令を受け取ると、メディアアクセス制御部160
を通して動画像データのヘッダに、操作履歴データに関
するデータを記録する処理を行う。動画像データに操作
履歴データが記録されていないと判断した場合にこの処
理を行うので、ここでは0個の操作データが記録されて
いるという情報をヘッダに書き込む。具体的には、操作
履歴データサイズを0、操作データ数を0として書き込
む。操作履歴データへのオフセット値は、フッタの中の
実際に操作履歴データを書き込んでも良い適切な位置を
表す値を書き込む。この処理が図2のステップS70に
対応する。
【0039】システムコントロール部120は、ここま
でのステップS10からステップS70までの処理によ
って、操作データを書き込むための準備を行ったことと
なる。
【0040】システムコントロール部120は、操作デ
ータを書き込むための準備が終わると、ユーザが操作し
ようとしている動画像データの現在のアクセス位置を取
得する処理を行う。システムコントロール部120は、
動画像データ表示部200に、動画像位置データ取得命
令を出す。
【0041】動画像データ表示部200は、動画像デー
タのデコード処理や表示処理の機能を有する。動画像デ
ータ表示部200は、動画像位置データ取得命令を受け
取ると、現在再生表示している動画像データのアクセス
位置を示す動画像位置データを取得する処理を行う。動
画像位置データは、先頭からのフレーム数やタイムコー
ドなどの、動画像データのアクセス位置を指し示すこと
ができるデータである。動画像データの一覧表示状態の
ときなど、動画像データを再生表示していない場合は、
動画像データの先頭を指し示すデータを動画像位置デー
タとする。動画像データ表示部200は、動画像位置デ
ータを取得すると、そのデータをシステムコントロール
部120に渡す。これらの処理が、図2のステップS8
0に対応する。
【0042】続いてシステムコントロール部120は、
内部時計130から現在の日時データを取得する。日時
データは、年月日時分秒の情報を有する。この処理は、
図2のステップS90に対応する。
【0043】次にシステムコントロール部120は、ユ
ーザが操作した操作コマンドを実行するために、メディ
アアクセス制御部160に動画像データのデータ名と操
作コマンドIDを送信する。メディアアクセス制御部1
60は、システムコントロール部120からデータ名と
操作コマンドIDを受け取ると、DVD−RAM170
にアクセスして操作コマンドIDに対応する動作を実行
する処理を行う。例えばユーザがPlay Forwa
rdの操作を行った場合は、メディアアクセス制御部1
60はDVD−RAM170から動画像データを読み込
みながら、読み込んだデータを動画像データ表示部20
0に送信する処理を行う。これらの処理は、図2のステ
ップS100に対応する。
【0044】動画像データ表示部200は、メディアア
クセス制御部160がDVD−RAM170から読み込
んだデータを受け取りながら、そのデータをデコードし
てモニタ210に表示する処理を行う。
【0045】次にシステムコントロール部120は、操
作データを作成するために、操作コマンドIDと日時デ
ータと動画像位置データと、動画像データのデータ名を
操作データ作成部140に送信する。操作データ作成部
140は、操作コマンドIDと日時データと動画像位置
データと動画像データのデータ名を受け取ると、それら
のデータを基に操作データを作成する処理を行う。ここ
で、操作データの構造の概略図を図5に示す。
【0046】本実施形態では、操作データは操作コマン
ドIDと操作日時データと動画像位置データという構成
としている。操作日時データは、システムコントロール
部120から受け取った日時情報を使用する。なお、本
実施形態では、操作データは操作コマンドIDと操作日
時データと動画像位置データという構成としているが、
その他のデータを有するようにしても良いことは言うま
でもない。
【0047】これらの処理が図2のステップS110に
なる。
【0048】操作データ作成部140は操作データを作
成すると、操作データを記録するために、付加情報更新
部150に操作データと動画像データのデータ名を送信
する。付加情報更新部150は、操作データと動画像デ
ータのデータ名を受け取ると、メディアアクセス制御部
160を通して操作データを動画像データに追加する処
理を行う。本装置が再生処理中に操作データの追加処理
を実行する場合も考えられるが、その場合の再生処理と
操作データ追加処理のタイミングチャートを図6
(a),(b)に示す。
【0049】図6(a)で示すように、再生処理は定期
的に動画像データを読み込みながら表示する処理を行
う。このように再生処理中に操作データ追加処理を実行
した場合は、図6(b)のように、再生処理の隙間を利
用して操作データ追加処理を実行する。このようにする
ことで、再生処理中であっても操作データの追加処理が
可能となる。
【0050】なお、記録メディアへのアクセスが十分に
高速でなく、再生処理中に操作データ追加処理が実行不
可能な場合は、操作データ作成部140にメモリを実装
し、再生処理中は操作データをメモリに蓄え、再生処理
が終了した時にまとめて動画像データへ書き込むような
実装にしても良い。これらの処理が図2のステップS1
20である。
【0051】続いて付加情報更新部150は、操作デー
タを動画像データに記録した後に動画像データのヘッダ
を更新するために、メディアアクセス制御部160を通
して、動画像データのヘッダに記録されている操作デー
タ数を一つ増加させ、操作履歴データサイズを先ほど追
加した操作データのサイズ分だけ加算する処理を行う。
この処理は図2のステップS130に対応する。
【0052】以上のように、ユーザが動画像データを操
作する時に、操作データを動画像データのフッタに追加
していくので、ユーザ操作の履歴を動画像データ自身に
記録していくことができる。また、操作履歴データの最
大記録サイズを決めているので、無制限に操作履歴デー
タが大きくなることはない。
【0053】<再生表示時のユーザ操作に対する動作>
次に、動画像データの再生表示時のユーザ操作に対する
動作についての説明を述べる。
【0054】モニタ210に動画像データが再生表示さ
れている時でも、ユーザはユーザ操作部110を操作す
ることによって動画像データに対する操作を行うことが
できる。例えばユーザ操作部110を操作することで、
Play Forward状態のときにPause状態
にしたり、Pause状態のときにSlow状態にした
りすることができる。
【0055】ユーザがユーザ操作部110を使用して動
画像データの操作を行うと、システムコントロール部1
20に操作コマンドIDが送られる。ユーザが再生操作
を行う方法は、ボタンを操作する方法や、タッチパネル
で操作する方法などの一般的に用いられる方法を使用す
る。システムコントロール部120は操作コマンドID
を受け取ると、動画像データ一覧表示部190から現在
再生表示されている動画像データのデータ名を受け取
り、操作コマンドIDとデータ名を操作データ作成部1
40に渡す。
【0056】以後の処理は、フローチャート図2を使用
して説明した一覧表示時のユーザ操作に対する動作と同
様であるので、説明を省略する。
【0057】このような構成とすることによって、動画
像データの再生表示中の場合であっても動画像データに
対する操作が可能となり、操作履歴データの書き込みも
可能となる。
【0058】<動画像データの一覧表示>次に、動画像
データの一覧表示について説明する。
【0059】ユーザはユーザ操作部110を操作して、
DVD−RAM170に記録されている動画像データの
一覧表示を行うことができる。
【0060】ユーザがユーザ操作部110を操作して一
覧表示を選択すると、システムコントロール部120に
一覧表示命令を送る。一覧表示を選択する方法は、ボタ
ンを操作してメニューで選択する方法や、タッチパネル
で選択する方法など一般的に用いられる方法を使用す
る。
【0061】システムコントロール部120は一覧表示
命令を受け取ると、動画像データ一覧表示部190に一
覧表示命令を送る。
【0062】動画像データ一覧表示部190は一覧表示
命令を受け取ると、メディアアクセス制御部160に、
DVD−RAM170に記録されている動画像データの
一覧情報を取得するように要求する。
【0063】メディアアクセス制御部160は、動画像
データ一覧表示部190から一覧情報の取得を要求され
ると、DVD−RAM170にアクセスを行い、DVD
−RAM170に記録されている動画像データの一覧情
報を取得する。一覧情報は、各動画像データのデータ
名、データサイズ、データ作成日時で構成されている。
メディアアクセス制御部160は、動画像データ一覧情
報を取得すると、動画像データ一覧情報を動画像データ
一覧表示部190に渡す。
【0064】動画像データ一覧表示部190は動画像デ
ータの一覧情報を取得すると、動画像データの操作履歴
データを取得するために、付加情報取得部180に先ほ
ど取得した一覧情報にある動画像データ名とともに操作
履歴データ取得命令を出す。付加情報取得部180は、
操作履歴データ取得命令と動画像データ名を受け取る
と、メディアアクセス制御部160を通してDVD−R
AM170にアクセスし、動画像データの中にある操作
履歴データを取得する。
【0065】操作履歴データ取得部180は操作履歴デ
ータを取得すると、操作履歴データを動画像データ一覧
表示部190に送る。動画像データ一覧表示部190
は、動画像データの一覧情報を基にして、操作履歴デー
タ取得部180に繰り返し操作履歴データ取得命令を出
し、DVD−RAM170に記録されている全ての動画
像データの操作履歴データを取得する。
【0066】動画像データ一覧表示部190は、全ての
動画像データの、データ名、データサイズ、データ作成
日時、及び操作履歴データを取得すると、DVD−RA
M170に記録されている動画像データをユーザに示す
ために一覧表示を行う。
【0067】一覧表示の例を図7(a),(b)に示
す。同図において、一覧表示における表示順序は、複数
の方法を選択可能となっている。図7(a)は、動画像
データのデータ名順に表示している例である。同様に図
7(b)は操作回数の少ない順に表示している。図7
(c)は、ユーザが最後に操作した操作日時も表示して
いる例である。操作回数や、最後に操作した操作日時
は、各動画像データの操作履歴データを解析することに
よって簡単に取得することができる。
【0068】また、図8で示すように、サムネイルを用
いて一覧表示するのでも良い。この場合は、動画像デー
タの作成日時順に並んでいる。また、まだ一度も見てい
ない動画像データと、既に見たことのある動画像データ
を区別するために、一度見たことのある動画像データの
サムネイルの左上に、チェックマークを付けるようにし
ている。このような方法を用いることにより、ユーザは
まだ見ていない動画像データを素速く探し出すことが可
能となる。
【0069】<頭出し機能>最後に、操作履歴データを
利用した頭出し機能を説明する。
【0070】各動画像データに操作履歴データが記録さ
れている場合、ユーザの操作した場所は操作履歴データ
に保存されているので、そのデータを解析して利用する
ことでユーザが操作した位置に素速く頭出しすることが
可能である。
【0071】動画像データの一覧表示のときに、ユーザ
がユーザ操作部110を操作して操作履歴表示を実行す
ると、操作履歴表示命令がシステムコントロール部12
0を通って動画像データ一覧表示部190に送られる。
【0072】動画像データ一覧表示部190は、操作履
歴表示命令を受け取ると、現在選択されている動画像デ
ータの操作履歴データを取得するために、付加情報取得
部180に、現在選択されている動画像データのデータ
名とともに操作履歴データ取得命令とを出す。付加情報
取得部180は、操作履歴データ取得命令を受け取る
と、メディアアクセス制御部160を通してDVD−R
AM170にアクセスし、現在選択されている動画像デ
ータの中にある操作履歴データを取得する。付加情報取
得部180は操作履歴データを取得すると、操作履歴デ
ータを動画像データ一覧表示部190に送る。
【0073】動画像データ一覧表示部190は、現在選
択されている動画像データの操作履歴データを取得する
と、その操作履歴データを解析して操作履歴データを表
示する処理を行う。操作履歴データ表示は、各操作デー
タの操作日時と操作コマンド名を一覧表示する。
【0074】図9(a),(b)に、操作履歴データ表
示の例を示す。図9(a)は、動画像データの一覧表示
で「001211_1.mpg」というデータ名の動画
像データが選択されているときに、その動画像データの
操作履歴データを表示している例である。ここでは、操
作日時データと操作コマンドを一覧表示しているが、そ
の他にも動画像位置データを表示するようにしても良
い。また、動画像位置データの値でソートを行って表示
したり、操作コマンドごとに分けて表示したりするよう
な方法でも良い。
【0075】このような操作履歴データ表示状態のとき
に、ユーザはユーザ操作部110を操作して、操作履歴
データの中から操作データのどれかを選択することがで
きる。ユーザがユーザ操作部110を操作して操作履歴
データの中から操作データを選択すると、システムコン
トロール部120に選択命令が送られる。
【0076】システムコントロール部120は選択命令
を受け取ったときに、動画像データ一覧表示部190に
選択命令を送る。動画像データ一覧表示部190は選択
命令を受け取ると、操作履歴データのどの操作データが
選択されたかが分かるように、ユーザが選択した操作デ
ータを選択状態にして表示する。選択状態の表示は、通
常状態とは異なる色の線で囲って表示するなどの一般的
な処理を行う。
【0077】操作データが選択された状態のときにユー
ザがユーザ操作部110を操作して、選択されている操
作データの位置への頭出しを実行することができる。操
作データが選択された状態のときにユーザがユーザ操作
部110を操作して頭出しを実行する操作を行うと、ユ
ーザ操作部110は頭出し命令を出す。
【0078】システムコントロール部120はユーザ操
作部110から頭出し命令を受け取ると、動画像データ
一覧表示部190から、選択されている動画像データの
データ名と操作履歴データの中で現在選択されている操
作データの動画像位置データを受け取り、データ名と動
画像位置データとともに頭出し命令をメディアアクセス
制御部160に渡す。このときのユーザ操作は、通常の
再生操作ではないので、操作履歴データには記録しな
い。
【0079】メディアアクセス制御部160は、頭出し
命令とデータ名と動画像位置データを取得すると、デー
タ名を有する動画像データにアクセスし動画像位置デー
タの位置にアクセスし、その位置から再生表示を行う。
【0080】このような実装によって、動画像データの
一覧表示時に、過去にユーザの操作した位置に素速く移
動して動画像データを表示する頭出しが利用可能とな
る。
【0081】また頭出し機能の実行は、動画像データの
一覧表示時だけでなく、動画像データの再生表示中の場
合でも、ユーザ操作を行い操作履歴データを表示して頭
出しすることが可能である。そのイメージ図を図9
(b)に示す。
【0082】図9(b)で示すように、再生表示中に操
作履歴データを表示し、その一覧の中から移動したい場
所を選択することで、頭出しを実行することができる。
もちろん、ボタンを操作するなどして、その他の方法で
操作履歴データに記録されている動画像位置データを選
択して移動するのでも良いということは言うまでもな
い。
【0083】このような実装とすることで、動画像デー
タの再生表示のときでもユーザが操作した位置に素速く
移動して表示する頭出しが可能となる。
【0084】本実施形態では、記録媒体をDVD−RA
Mとしたが、その他の記録媒体を使用した動画像記録再
生装置でも本発明が適用されるのは言うまでもない。ま
た、マウスやキーボードを用いてユーザが操作を行うパ
ーソナルコンピュータのような汎用的なシステムを使用
した動画像記録再生装置にも適用される。
【0085】上記のような構成とすることによって、各
動画像データに対する操作履歴が記録されるので、まだ
見ていない動画像データを素速く検索することが可能と
なる。また、再生回数も操作履歴データから調べること
ができるので、再生回数順にソートして表示するといっ
た使い方も可能となる。さらに、ユーザの操作履歴デー
タを頭出しに利用することで、より効率的なシーン検索
が可能となる。
【0086】また、操作履歴データは動画像データ自身
に付加されているため、動画像データをコピーや移動し
た場合でも失われることがないので、動画像データのコ
ピーや移動後でも使用することが可能となる。
【0087】このように、動画像データを表示する時や
検索する時の目安として操作履歴データを使用でき、利
便性が向上する。
【0088】[第2実施形態]本発明における第2の実
施形態の構成は、図1に示すものと同様である。本実施
形態では、操作履歴データの書き込み処理以外は上記第
1実施形態と同様の処理を行うので、操作データ書き込
み処理以外の詳細な説明は省略する。
【0089】本実施形態に係る操作履歴データの書き込
み処理について、図10のフローチャートを参照して説
明する。
【0090】ユーザがユーザ操作部110を操作して、
一覧表示中の動画像データを選択すると、システムコン
トロール部120に選択命令が送られる。システムコン
トロール部120は、選択命令を受け取ると、動画像デ
ータ一覧表示部190に選択命令を送る。動画像データ
一覧表示部190は選択命令を受け取ると、一覧表示の
中で選択された動画像データが分かるように、ユーザが
選択した動画像データを選択状態にして表示する。選択
状態の表示は、通常状態とは異なる色の線で囲って表示
するなどの一般的な処理を行う。
【0091】一覧表示時に動画像データが選択されてい
る状態のときに、ユーザがユーザ操作部110を使用し
て動画像データの再生操作を行うと、システムコントロ
ール部120に操作コマンドIDが送られる。ユーザが
再生操作を行う方法は、ボタンを操作する方法や、タッ
チパネルで操作する方法などの一般的に用いられる方法
を使用する。ここまでの処理が、図10のステップS2
10に対応する。
【0092】続いて、システムコントロール部120は
操作コマンドIDを受け取ると、動画像データ一覧表示
部190から現在選択されている動画像データのデータ
名を受け取る。そして、システムコントロール部120
は、付加情報取得部180に、動画像データのデータ名
とヘッダ取得命令を送る。
【0093】付加情報取得部180は、ヘッダやフッタ
などの動画像データの付加情報を取得する機能を有す
る。付加情報取得部180は、システムコントロール部
120から動画像データのデータ名とヘッダ取得命令を
受け取ると、メディアアクセス制御部160に動画像デ
ータのデータ名とヘッダ取得命令を送る。
【0094】メディアアクセス制御部160は、DVD
−RAM170とのアクセスの制御全般の処理機能を有
する。メディアアクセス制御部160は付加情報取得部
180からヘッダ取得命令を受け取ると、付加情報取得
部から受け取ったデータ名を有する動画像データのヘッ
ダデータを、DVD−RAM170から取得する処理を
行う。メディアアクセス制御部160は、動画像データ
からヘッダデータを取得すると、付加情報取得部180
にヘッダデータを送る。
【0095】付加情報取得部180は、メディアアクセ
ス制御部160からヘッダデータを受け取ると、そのデ
ータをシステムコントロール部120に送信する。シス
テムコントロール部120は、付加情報取得部180か
らヘッダデータを受け取ると、そのデータに操作履歴デ
ータに関する情報が記録されているかどうかを解析する
処理を行う。
【0096】システムコントロール部120は、もしヘ
ッダデータに操作履歴データに関する情報が記録されて
いれば、その動画像データには既に操作履歴データが記
録されていると判断し、処理を図10のステップS23
0に移す。もしヘッダデータに操作履歴データの情報が
記録されていなければ、その動画像データには操作履歴
データが記録されていないものと判断し処理を図10の
ステップS270に移す。これらの処理が、図10のス
テップS220に対応する。
【0097】もしヘッダデータに操作履歴データに関す
る情報が記録されていた場合は、システムコントロール
部120は、ユーザが操作したのと同じ操作コマンドI
Dを有する操作データが、操作しようとしている動画像
データの操作履歴データにどのぐらい記録されているの
かサイズを調べるために、付加情報取得部180に動画
像データのデータ名と操作コマンドIDとデータサイズ
取得命令を送る。
【0098】付加情報取得部180は、動画像データの
データ名と操作コマンドIDとデータサイズ取得命令を
受け取ると、メディアアクセス制御部160を通して、
動画像データのヘッダを取得する。続いて付加情報取得
部180は、ヘッダから操作履歴データへのオフセット
値と操作履歴データサイズを取得し、メディアアクセス
制御部160を通して、操作履歴データのオフセット値
から操作履歴データのサイズ分のデータを読み込むこと
で、動画像データの操作履歴データを取得する。
【0099】付加情報取得部180は操作履歴データを
取得すると、システムコントロール部120から受け取
った操作コマンドIDと同じ操作コマンドIDを有する
操作データを操作履歴データから全て探し出し、その合
計データサイズを求める。例えばユーザがSlowを操
作した場合は、操作履歴データの中から、Slowの操
作コマンドIDを有する操作データを全て検索し、その
合計データサイズを求める処理を行う。
【0100】付加情報取得部180は合計データサイズ
を求めると、それをシステムコントロール部120に渡
す。これらの処理が、図10のステップS230に対応
する。
【0101】システムコントロール部120は、付加情
報取得部180から合計データサイズを取得すると、そ
の合計データサイズが1Kバイト以上かどうか判断す
る。なお、この判断のための1Kバイトという値は、操
作コマンドIDごとの操作データの最大記録サイズを表
す。この値はその他の値でも良いことは言うまでもな
く、また、操作コマンドIDごとに別々の値を自由に設
定できるような構成にしても良い。もし合計データサイ
ズが1Kバイト以上の場合は処理を図10のステップS
250に移し、1Kバイト未満の場合は処理を図10の
ステップS280に移す。この判断処理が図10のステ
ップS240である。
【0102】システムコントロール部120は、合計デ
ータサイズが1Kバイト以上だった場合は、動画像デー
タの同じ操作コマンドIDの最も古い操作データを削除
する処理を行う。システムコントロール部120は、動
画像データのデータ名と操作コマンドIDと操作データ
削除命令を付加情報更新部150に送る。
【0103】付加情報更新部150は、操作コマンドI
Dと動画像データのデータ名と操作データ削除命令を受
け取ると、メディアアクセス制御部160を通して、シ
ステムコントロール部120から受け取ったデータ名の
動画像データから、システムコントロール部120から
受け取った操作コマンドIDと同じ操作コマンドIDを
有する最も古い操作データを削除する処理を行う。この
処理が図10のステップS250に対応する。
【0104】付加情報更新部150は、システムコント
ロール部120から受け取った操作コマンドIDと同じ
操作コマンドIDを有する最も古い操作データを削除し
た後に、動画像データのヘッダの更新処理を行う。付加
情報更新部150はメディアアクセス制御部160を通
して、ヘッダに記録されている操作履歴データのサイズ
から削除した操作データ分のサイズを引き、操作データ
の数を1減らす処理を行う。この処理が、図10のステ
ップS260に対応する。
【0105】これ以降の処理である図10のステップS
270からステップS330は、第1実施形態で説明し
た図2のステップS70からステップS130間での処
理と同じであるため説明を省略する。
【0106】以上のように、ユーザが動画像データを操
作する時に、操作データを動画像データのフッタに追加
していくので、ユーザ操作の履歴を動画像データ自身に
記録していくことができる。また、操作コマンドごとに
操作データの最大記録サイズを決めているので、無制限
に操作履歴データが大きくなることはない。
【0107】上記のような構成とすることによって、各
動画像データに対する操作履歴が記録されるので、まだ
見ていない動画像データを素速く検索することが可能と
なる。また、再生回数も操作履歴データから調べること
ができるので、再生回数順にソートして表示するといっ
た使い方も可能となる。さらに、ユーザの操作履歴デー
タを頭出しに利用することで、より効率的なシーン検索
が可能となる。
【0108】また、操作履歴データは動画像データ自身
に付加されているため、動画像データをコピーや移動し
た場合でも操作履歴データは失われることがなく、使用
することが可能となる。
【0109】このように、動画像データを表示する時や
検索する時の目安として操作履歴データを使用でき、利
便性が向上する。
【0110】[第3実施形態]本実施形態の構成は、図
1に示した第1実施形態と同様である。また、本実施形
態は、操作履歴データの書き込み処理以外は第1実施形
態と同様の処理を行うので、操作データ書き込み処理以
外の詳細な説明は省略する。
【0111】本実施形態に係る操作履歴データの書き込
み処理について、図11のフローチャートを参照して説
明する。
【0112】ユーザがユーザ操作部110を操作して、
一覧表示中の動画像データを選択すると、システムコン
トロール部120に選択命令が送られる。システムコン
トロール部120は、選択命令を受け取ると、動画像デ
ータ一覧表示部190に選択命令を送る。動画像データ
一覧表示部190は選択命令を受け取ると、一覧表示の
中で選択された動画像データが分かるように、ユーザが
選択した動画像データを選択状態にして表示する。選択
状態の表示は、通常状態とは異なる色の線で囲って表示
するなどの一般的な処理を行う。
【0113】一覧表示時に動画像データが選択されてい
る状態のときに、ユーザがユーザ操作部110を使用し
て動画像データの再生操作を行うと、システムコントロ
ール部120に操作コマンドIDが送られる。ユーザが
再生操作を行う方法は、ボタンを操作する方法や、タッ
チパネルで操作する方法などの一般的に用いられる方法
を使用する。ここまでの処理が、図11のステップS4
10に対応する。
【0114】続いて、システムコントロール部120は
操作コマンドIDを受け取ると、動画像データ一覧表示
部190から現在選択されている動画像データのデータ
名を受け取る。そして、システムコントロール部120
は、付加情報取得部180に、動画像データのデータ名
とヘッダ取得命令を送る。
【0115】付加情報取得部180は、ヘッダやフッタ
などの動画像データの付加情報を取得する機能を有す
る。付加情報取得部180は、システムコントロール部
120から動画像データのデータ名とヘッダ取得命令を
受け取ると、メディアアクセス制御部160に動画像デ
ータのデータ名とヘッダ取得命令を送る。
【0116】メディアアクセス制御部160は、DVD
−RAM170とのアクセスの制御全般の処理機能を有
する。メディアアクセス制御部160は付加情報取得部
180からヘッダ取得命令を受け取ると、付加情報取得
部180から受け取ったデータ名を有する動画像データ
のヘッダデータを、DVD−RAM170から取得する
処理を行う。メディアアクセス制御部160は、動画像
データからヘッダデータを取得すると、付加情報取得部
180にヘッダデータを送る。
【0117】付加情報取得部180は、メディアアクセ
ス制御部160からヘッダデータを受け取ると、そのデ
ータをシステムコントロール部120に送信する。シス
テムコントロール部120は、付加情報取得部180か
らヘッダデータを受け取ると、そのデータに操作履歴デ
ータに関する情報が記録されているかどうかを解析する
処理を行う。
【0118】システムコントロール部120は、もしヘ
ッダデータに操作履歴データに関する情報が記録されて
いれば、その動画像データには既に操作履歴データが記
録されていると判断し、処理を図11のステップS43
0に移す。もしヘッダデータに操作履歴データの情報が
記録されていなければ、その動画像データには操作履歴
データが記録されていないものと判断し処理を図11の
ステップS470に移す。これらの処理が、図11のス
テップS420に対応する。
【0119】システムコントロール部120は、もし動
画像データのヘッダに操作履歴データに関する情報があ
った場合は、操作しようとしている動画像データの操作
履歴データ内の、全ての操作データの操作日時データを
調べる処理を行う。
【0120】システムコントロール部120は、付加情
報取得部180に動画像データのデータ名と操作履歴デ
ータ取得命令を送る。付加情報取得部180は、動画像
データのデータ名と操作履歴データ取得命令を受け取る
と、メディアアクセス制御部160を通して、動画像デ
ータのヘッダを取得する。
【0121】続いて付加情報取得部180は、ヘッダか
ら操作履歴データへのオフセット値と操作履歴データサ
イズを取得し、メディアアクセス制御部160を通し
て、操作履歴データのオフセット値から操作履歴データ
のサイズ分のデータを読み込むことで、動画像データの
操作履歴データを取得する。
【0122】付加情報取得部180は操作履歴データを
取得すると、それをシステムコントロール部120に渡
す。これらの処理が、図11のステップS430に対応
する。
【0123】システムコントロール部120は操作履歴
データを取得すると、現在の日時データと操作履歴デー
タ内の全操作データの操作日時データを比較し、1ヶ月
以上の時間が過ぎているものがあるかどうか判断する。
なお、この判断のための1ヶ月という値は操作データの
有効期限であり、その他の値でも良いことは言うまでも
ない。また、操作コマンドIDごとに別々の値を自由に
設定できるような構成にしても良い。もし1ヶ月以上過
ぎている操作データが動画像データの中にあれば処理を
図11のステップS450に移し、1ヶ月以上過ぎてい
る操作データがなければ処理を図11のステップS48
0に移す。この判断処理は、図11のステップS440
に対応する。
【0124】システムコントロール部120は、1ヶ月
以上過ぎている操作データが動画像データの中にある場
合は、付加情報更新部150に動画像データのデータ名
と操作データ削除命令を送る。付加情報更新部150
は、動画像データのデータ名と操作データ削除命令を受
け取ると、受け取ったデータ名の動画像データから1ヶ
月以上過ぎている操作データを削除する処理を行う。こ
の処理が図11のステップS450に対応する。
【0125】付加情報更新部150は、1ヶ月以上過ぎ
ている操作データを削除した後に、動画像データのヘッ
ダの更新処理を行う。付加情報更新部150はメディア
アクセス制御部160を通して、ヘッダに記録されてい
る操作履歴データサイズから削除した操作データ分のサ
イズを引き、ヘッダに記録されている操作データ数から
削除した操作データ数だけ減らす処理を行う。この処理
が、図11のステップS460に対応する。
【0126】これ以降の処理である図11のステップS
470からステップS530は、第1実施形態で説明し
た図2のステップS70からステップS130間での処
理と同じであるため説明を省略する。
【0127】以上のように、ユーザが動画像データを操
作する時に、操作データを動画像データのフッタに追加
していくので、ユーザ操作の履歴を動画像データ自身に
記録していくことができる。また、操作データの有効期
限を決めているので、無制限に操作履歴データが大きく
なることはない。
【0128】上記のような構成とすることによって、各
動画像データに対する操作履歴が記録されるので、まだ
見ていない動画像データを素速く検索することが可能と
なる。また、再生回数も操作履歴データから調べること
ができるので、再生回数順にソートして表示するといっ
た使い方も可能となる。さらに、ユーザの操作履歴デー
タを頭出しに利用することで、より効率的なシーン検索
が可能となる。
【0129】また、操作履歴データは動画像データ自身
に付加されているため、動画像データをコピーや移動し
た場合でも操作履歴データは失われることがなく、使用
することが可能となる。
【0130】このように、動画像データを表示する時や
検索する時の目安として操作履歴データを使用でき、利
便性が向上する。
【0131】なお、上述した図2、図10、及び図11
のフローチャートに従ったプログラムをシステムコント
ロール部120内の記憶装置に格納し動作することによ
り、上述の制御方法を実現させることが可能となる。
【0132】本発明は、上述した実施形態の装置に限定
されず、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、一つの機器から成る装置に適用しても良い。前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、完成される
ことは言うまでもない。
【0133】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0134】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0135】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、動画像データに関する操作履歴に係る情報を表示す
るようにしたので、未再生の動画像データを素速く検索
することが可能となる。また、再生回数も操作履歴に係
る情報から調べることができるので、再生回数順にソー
トして表示するといった使い方も可能となる。さらに、
ユーザの操作履歴に係る情報を頭出しに利用すること
で、より効率的なシーン検索が可能となる。このよう
に、動画像データを表示する時や検索する時の目安とし
て操作履歴に係る情報を使用でき、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る動画像処理装置で
ある動画像記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】第1実施形態に係る操作履歴データ書き込み処
理を示すフローチャートである。
【図3】操作コマンドを示す図である。
【図4】動画像データを示す概略的なデータ構成図であ
る。
【図5】操作データを示す概略的なデータ構成図であ
る。
【図6】再生処理と操作データ追加処理のタイミングチ
ャートである。
【図7】動画像データの一覧表示を示す図である。
【図8】動画像データのサムネイル一覧表示を示す図で
ある。
【図9】操作履歴データの表示を示す図である。
【図10】第2実施形態の操作履歴データ書き込み処理
を示すフローチャートである。
【図11】第3実施形態の操作履歴データ書き込み処理
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
110 ユーザ操作部 120 システムコントロール部 130 内部時計 140 操作データ作成部 150 付加情報更新部 160 メディアアクセス制御部 170 DVD−RAM 180 付加情報取得部 190 動画像データ一覧表示部 200 動画像データ表示部 210 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA02 AB03 AB04 AC08 CC06 DD04 DD08 EE03 5C053 FA14 FA25 GB06 HA29 JA16 JA21 KA24 LA04 LA06 5D044 AB07 BC04 CC06 DE28 DE48 EF05 FG18 GK12 5D077 AA30 CA02 DC11 DC22 EA14 HA07 HC03 HC21

Claims (64)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画像データの操作時に、該操作に関す
    る操作データを作成する操作データ作成手段と、 前記操作データで構成された、前記動画像データに関す
    る操作履歴に係る情報を表示する表示手段とを備えたこ
    とを特徴とする動画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段で表示された複数の動画像
    データに関する操作履歴の情報のうちの一つを選択し、
    その選択された操作履歴の情報に係る動画像データを再
    生することを特徴とする請求項1記載の動画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作データは、少なくとも、動画像
    データに対する操作を表す操作コマンドIDで構成した
    ことを特徴とする請求項1または2記載の動画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記操作データは、少なくとも、動画像
    データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作日
    時を示す操作日時データとで構成したことを特徴とする
    請求項1または2記載の動画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記操作データは、少なくとも、動画像
    データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作時
    の動画像データのアクセス位置を示す動画像位置データ
    とで構成したことを特徴とする請求項1または2記載の
    動画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記操作データは、少なくとも、動画像
    データに対する操作を表す操作コマンドIDと、各操作
    コマンドIDを操作した回数を表す操作回数データとで
    構成したことを特徴とする請求項1または2記載の動画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記操作履歴に係る情報が一定のサイズ
    以上になった場合に、該一定のサイズに収まるように前
    記操作履歴に係る情報を処理することを特徴とする請求
    項1乃至請求項6記載の動画像処理装置。
  8. 【請求項8】 同じ操作コマンドIDを有する操作デー
    タの合計サイズが一定のサイズ以上になった場合に、一
    定のサイズに収まるようにその操作コマンドIDを有す
    る最も古い操作データを削除する操作データ削除手段を
    備えたことを特徴とする請求項3乃至7記載の動画像処
    理装置。
  9. 【請求項9】 操作日時から一定の期間を過ぎた操作デ
    ータがあった場合に、その操作データを削除する操作デ
    ータ削除手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の
    動画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記操作データを削除するまでの期間
    が、操作コマンドIDごとに別々であることを特徴とす
    る請求項9記載の動画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記操作データが一定の個数以上にな
    った場合に、該一定の個数に収まるように最も古い操作
    データを削除する操作データ削除手段を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項10記載の動画像処理装
    置。
  12. 【請求項12】 同じ操作コマンドIDを有する操作デ
    ータが一定の個数以上になった場合に、該一定の個数に
    収まるようにその操作コマンドIDを有する最も古い操
    作データを削除する操作データ削除手段を備えたことを
    特徴とする請求項1乃至11記載の動画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段は、前記操作コマンドI
    Dの表示を行う手段を備えたことを特徴とする請求項3
    乃至12記載の動画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記表示手段は、前記操作日時データ
    の表示を行う手段を備えたことを特徴とする請求項4乃
    至13記載の動画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記表示手段は、前記動画像位置デー
    タの表示を行う手段を備えたことを特徴とする請求項5
    乃至14記載の動画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記表示手段は、前記操作コマンドI
    Dを操作した回数を表す操作回数データの表示を行う手
    段を備えたことを特徴とする請求項3乃至15記載の動
    画像処理装置。
  17. 【請求項17】 動画像データの操作時に、該操作に関
    する操作データを作成する操作データ作成行程と、 前記操作データで構成された、前記動画像データに関す
    る操作履歴に係る情報を表示する表示行程とを実行する
    ことを特徴とする動画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記表示行程で表示された複数の動画
    像データに関する操作履歴の情報のうちの一つを選択
    し、その選択された操作履歴の情報に係る動画像データ
    を再生することを特徴とする請求項17記載の動画像処
    理方法。
  19. 【請求項19】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDで構成し
    たことを特徴とする請求項17または18記載の記録媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作
    日時を示す操作日時データとで構成したことを特徴とす
    る請求項17または18記載の動画像処理方法。
  21. 【請求項21】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作
    時の動画像データのアクセス位置を示す動画像位置デー
    タとで構成したことを特徴とする請求項17または18
    記載の動画像処理方法。
  22. 【請求項22】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、各操
    作コマンドIDを操作した回数を表す操作回数データと
    で構成したことを特徴とする請求項17または18記載
    の動画像処理方法。
  23. 【請求項23】 前記操作履歴に係る情報が一定のサイ
    ズ以上になった場合に、該一定のサイズに収まるように
    前記操作履歴に係る情報を処理することを特徴とする請
    求項17乃至請求項22記載の動画像処理方法。
  24. 【請求項24】 同じ操作コマンドIDを有する操作デ
    ータの合計サイズが一定のサイズ以上になった場合に、
    一定のサイズに収まるようにその操作コマンドIDを有
    する最も古い操作データを削除する操作データ削除行程
    を備えたことを特徴とする請求項19乃至23記載の動
    画像処理方法。
  25. 【請求項25】 操作日時から一定の期間を過ぎた操作
    データがあった場合に、その操作データを削除する操作
    データ削除行程を備えたことを特徴とする請求項20記
    載の動画像処理方法。
  26. 【請求項26】 前記操作データ削除行程は、前記操作
    データを削除するまでの期間が、操作コマンドIDごと
    に別々であることを特徴とする請求項25記載の動画像
    処理方法。
  27. 【請求項27】 前記操作データが一定の個数以上にな
    った場合に、該一定の個数に収まるように最も古い操作
    データを削除する操作データ削除行程を備えたことを特
    徴とする請求項17乃至請求項26記載の動画像処理方
    法。
  28. 【請求項28】 同じ操作コマンドIDを有する操作デ
    ータが一定の個数以上になった場合に、該一定の個数に
    収まるようにその操作コマンドIDを有する最も古い操
    作データを削除する操作データ削除行程を備えたことを
    特徴とする請求項17乃至27記載の動画像処理方法。
  29. 【請求項29】 前記表示行程は、前記操作コマンドI
    Dの表示を行う行程を備えたことを特徴とする請求項1
    9乃至28記載の動画像処理方法。
  30. 【請求項30】 前記表示行程は、前記操作日時データ
    の表示を行う行程を備えたことを特徴とする請求項20
    乃至29記載の動画像処理方法。
  31. 【請求項31】 前記表示行程は、前記動画像位置デー
    タの表示を行う行程を備えたことを特徴とする請求項2
    1乃至30記載の動画像処理方法。
  32. 【請求項32】 前記表示行程は、前記操作コマンドI
    Dを操作した回数を表す操作回数データの表示を行う行
    程を備えたことを特徴とする請求項3乃至15記載の動
    画像処理方法。
  33. 【請求項33】 動画像データの操作時に、該操作に関
    する操作データを作成する操作データ作成ステップと、 前記操作データで構成された、前記動画像データに関す
    る操作履歴に係る情報を表示する表示ステップとを有す
    る制御プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  34. 【請求項34】 前記制御プログラムは、前記表示ステ
    ップで表示された複数の動画像データに関する操作履歴
    の情報のうちの一つを選択し、その選択された操作履歴
    の情報に係る動画像データを再生する内容を有すること
    を特徴とする請求項33記載の記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDで構成し
    たことを特徴とする請求項33または34記載の記録媒
    体。
  36. 【請求項36】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作
    日時を示す操作日時データとで構成したことを特徴とす
    る請求項33または34記載の記録媒体。
  37. 【請求項37】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作
    時の動画像データのアクセス位置を示す動画像位置デー
    タとで構成したことを特徴とする請求項33または34
    記載の記録媒体。
  38. 【請求項38】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、各操
    作コマンドIDを操作した回数を表す操作回数データと
    で構成したことを特徴とする請求項33または34記載
    の記録媒体。
  39. 【請求項39】 前記操作履歴に係る情報が一定のサイ
    ズ以上になった場合に、該一定のサイズに収まるように
    前記操作履歴に係る情報を処理することを特徴とする請
    求項33乃至請求項38記載の記録媒体。
  40. 【請求項40】 前記制御プログラムは、同じ操作コマ
    ンドIDを有する操作データの合計サイズが一定のサイ
    ズ以上になった場合に、一定のサイズに収まるようにそ
    の操作コマンドIDを有する最も古い操作データを削除
    する操作データ削除ステップを備えたことを特徴とする
    請求項35乃至39記載の記録媒体。
  41. 【請求項41】 前記制御プログラムは、操作日時から
    一定の期間を過ぎた操作データがあった場合に、その操
    作データを削除する操作データ削除ステップを備えたこ
    とを特徴とする請求項36記載の記録媒体。
  42. 【請求項42】 前記操作データ削除ステップは、前記
    操作データを削除するまでの期間が、操作コマンドID
    ごとに別々であることを特徴とする請求項41記載の記
    録媒体。
  43. 【請求項43】 前記制御プログラムは、前記操作デー
    タが一定の個数以上になった場合に、該一定の個数に収
    まるように最も古い操作データを削除する操作データ削
    除ステップを備えたことを特徴とする請求項33乃至請
    求項42記載の記録媒体。
  44. 【請求項44】 前記制御プログラムは、同じ操作コマ
    ンドIDを有する操作データが一定の個数以上になった
    場合に、該一定の個数に収まるようにその操作コマンド
    IDを有する最も古い操作データを削除する操作データ
    削除ステップを備えたことを特徴とする請求項33乃至
    43記載の記録媒体。
  45. 【請求項45】 前記表示ステップは、前記操作コマン
    ドIDの表示を行うステップを備えたことを特徴とする
    請求項35乃至44記載の記録媒体。
  46. 【請求項46】 前記表示ステップは、前記操作日時デ
    ータの表示を行うステップを備えたことを特徴とする請
    求項36乃至45記載の記録媒体。
  47. 【請求項47】 前記表示ステップは、前記動画像位置
    データの表示を行うステップを備えたことを特徴とする
    請求項37乃至46記載の記録媒体。
  48. 【請求項48】 前記表示ステップは、前記操作コマン
    ドIDを操作した回数を表す操作回数データの表示を行
    うステップを備えたことを特徴とする請求項19乃至3
    1記載の記録媒体。
  49. 【請求項49】 動画像データの操作時に、該操作に関
    する操作データを作成する操作データ作成ステップと、 前記操作データで構成された、前記動画像データに関す
    る操作履歴に係る情報を表示する表示ステップとを有す
    ることを特徴とする制御プログラム。
  50. 【請求項50】 前記制御プログラムは、前記表示ステ
    ップで表示された複数の動画像データに関する操作履歴
    の情報のうちの一つを選択し、その選択された操作履歴
    の情報に係る動画像データを再生する内容を有すること
    を特徴とする請求項49記載の制御プログラム。
  51. 【請求項51】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDで構成し
    たことを特徴とする請求項49または50記載の制御プ
    ログラム。
  52. 【請求項52】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作
    日時を示す操作日時データとで構成したことを特徴とす
    る請求項49または50記載の制御プログラム。
  53. 【請求項53】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、操作
    時の動画像データのアクセス位置を示す動画像位置デー
    タとで構成したことを特徴とする請求項49または50
    記載の制御プログラム。
  54. 【請求項54】 前記操作データは、少なくとも、動画
    像データに対する操作を表す操作コマンドIDと、各操
    作コマンドIDを操作した回数を表す操作回数データと
    で構成したことを特徴とする請求項49または50記載
    の制御プログラム。
  55. 【請求項55】 前記操作履歴に係る情報が一定のサイ
    ズ以上になった場合に、該一定のサイズに収まるように
    前記操作履歴に係る情報を処理することを特徴とする請
    求項49乃至請求項54記載の制御プログラム。
  56. 【請求項56】 前記制御プログラムは、同じ操作コマ
    ンドIDを有する操作データの合計サイズが一定のサイ
    ズ以上になった場合に、一定のサイズに収まるようにそ
    の操作コマンドIDを有する最も古い操作データを削除
    する操作データ削除ステップを備えたことを特徴とする
    請求項51乃至55記載の制御プログラム。
  57. 【請求項57】 前記制御プログラムは、操作日時から
    一定の期間を過ぎた操作データがあった場合に、その操
    作データを削除する操作データ削除ステップを備えたこ
    とを特徴とする請求項52記載の制御プログラム。
  58. 【請求項58】 前記操作データ削除ステップは、前記
    操作データを削除するまでの期間が、操作コマンドID
    ごとに別々であることを特徴とする請求項57記載の制
    御プログラム。
  59. 【請求項59】 前記制御プログラムは、前記操作デー
    タが一定の個数以上になった場合に、該一定の個数に収
    まるように最も古い操作データを削除する操作データ削
    除ステップを備えたことを特徴とする請求項49乃至請
    求項58記載の制御プログラム。
  60. 【請求項60】 前記制御プログラムは、同じ操作コマ
    ンドIDを有する操作データが一定の個数以上になった
    場合に、該一定の個数に収まるようにその操作コマンド
    IDを有する最も古い操作データを削除する操作データ
    削除ステップを備えたことを特徴とする請求項49乃至
    59記載の制御プログラム。
  61. 【請求項61】 前記表示ステップは、前記操作コマン
    ドIDの表示を行うステップを備えたことを特徴とする
    請求項51乃至60記載の制御プログラム。
  62. 【請求項62】 前記表示ステップは、前記操作日時デ
    ータの表示を行うステップを備えたことを特徴とする請
    求項52乃至61記載の制御プログラム。
  63. 【請求項63】 前記表示ステップは、前記動画像位置
    データの表示を行うステップを備えたことを特徴とする
    請求項53乃至62記載の制御プログラム。
  64. 【請求項64】 前記表示ステップは、前記操作コマン
    ドIDを操作した回数を表す操作回数データの表示を行
    うステップを備えたことを特徴とする請求項51乃至6
    3記載の制御プログラム。
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