JPH0789267B2 - データ編集/提示方法とその装置 - Google Patents

データ編集/提示方法とその装置

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JPH0789267B2
JPH0789267B2 JP1144901A JP14490189A JPH0789267B2 JP H0789267 B2 JPH0789267 B2 JP H0789267B2 JP 1144901 A JP1144901 A JP 1144901A JP 14490189 A JP14490189 A JP 14490189A JP H0789267 B2 JPH0789267 B2 JP H0789267B2
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隆一 小川
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子媒体に記憶されている複数のデータの関
連を示すリンク情報を編集する方法、及びリンク情報に
従って関連するデータの提示を実現する方法、及び上記
の方法を同時に実現する装置に関する。
(従来の技術) 近年、テキスト、静止画、音声、動画などのマルチメデ
ィア情報を電子媒体に記録し、コンピュータでこれを統
合的に編集し、提示することが可能になっている。ま
た、マルチメディアデータをミットワーク的なデータ構
造で結びつけ、より柔軟な電子化文書を構築しようとす
る試みがなされている。このような電子化文書をハイパ
ーメディアと呼ぶことがある。ハイパーメディアでは、
各メディアデータをノードというアクセス単位で統合的
に管理し、あるノードから、関連のある他のノードへア
クセスするための情報(アクセスするノード名、あるい
はポインタなど)を、各ノードのリンク情報として記録
する。ハイパーメディアにおいて、関連情報を提示する
方式として、これまで以下の二つの方法が実施されてい
る。
利用者がリンクを対話的に選択して提示する方法 利用者があるノードにアクセスした場合、そのノードに
付与されているリンク情報を選択するメニューを利用者
に提示する。利用者がメニューを選択すると、対応する
リンク情報に基づき、関連ノードが提示される。この例
は、例えば文献(IEEE Computer,Reading and Writing
the Electronic Book,Vol.18,No.10,pp.15−30,1985)
で述べられている。
関連ノードをあらかじめ設定したタイミングで自動的
に提示する方法 複数の関連するノードについて、ノード名、ノードを提
示するタイミングを記述したタイムテーブルを用意す
る。ノードを提示する場合、提示装置は時間を計りなが
ら、タイムテーブルにかかれたタイミングに従ってノー
ドを順次自動的に提示する。この例は、特願昭63−0609
08号「データ提示方法及びその装置」で述べられてい
る。ここでは、一連の関連するノードについて、ノード
名と、その提示の形式を簡易言語で記述したプロシジャ
ファイルを用意する。実際の提示においては、プロシジ
ャファイルの内容を解読してタイムテーブルを作成し、
これに基づき、時間を計測しながら各ノードの提示を実
行していく。
(発明が解決しようとする課題) 従来方式は、一連のまとまったノードをブラウジング
する、あるストーリーに従ってノードを提示する、動画
/音声等の時間に依存するノードと、他のノードを同期
して提示する、などの場合に有効な方法である。しか
し、タイムテーブル作成にあたってはリンク情報を利用
しておらず、方式のリンクを用いた対話的な提示機能
との組みあわせが考慮されていないという問題点があ
る。例えば、一連の関連ノードを自動的に提示している
途中で、利用者があるノードについてもっと詳しい情報
を検索したいと考えた場合、そのノードにリンクされた
情報を自由に選べる、という機能は非常に重要である
が、上記方式では実現できない。
本発明によるデータ編集/提示方法とその装置は、リン
ク情報にも提示開始/終了の時間属性を与え、ノード提
示とともに、リンク情報もタイミングを計ってメニュー
として提示し、利用者の選択入力をうけつけることによ
り上記問題を解決し、自動的な提示方式と対話的な提示
方式とを組み合わせた柔軟なマルチメディア情報提示を
実現することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決したものであり、第1の発
明は、電子媒体に記録された複数のデータ間の関連を示
すリンク情報を編集する方法であって、リンク情報を付
与したいデータの、提示を開始してから終了するまでの
時間を提示時間として利用者に示し、前記提示時間中の
ある時間帯を利用者に指定させてリンク有効時区間と
し、前記リンク有効時区間内に提示されるデータの内容
を利用者に示し、前記提示されたデータの内容に関連す
る他のデータの名前または識別子を利用者に指定させ、
前記指定されたリンク有効時区間とデータ名または識別
子とをリンク情報として記録することを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明のリンク情報が付与されたデ
ータを提示する方法であって、データ提示を開始してか
らの経過時間を計測し、経過時間が前記リンク有効時区
間の範囲にある間、関連データが存在することを示すリ
ンクメニューを利用者に提示し、前記リンクメニューに
対する選択操作を利用者が行った場合に、現在実行中の
データ提示を中止し、対応する関連データを新たに提示
することを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明のデータ提示方法において、
リンクメニューに対する利用者の選択操作により、現在
実行中のデータ提示を中止し、対応する関連データの提
示を開始した後、利用者がもとのデータの提示再開を指
示した場合に、関連データの提示を中止し、先に中止し
たデータ提示を再開することを特徴とする。
第4の発明は、第2の発明のデータ提示方法において、
リンクメニューに対する選択操作を利用者が行った場合
に、現在実行中のデータ提示を中止せずに、対応する関
連データを並行して提示することを特徴とする。
第5の発明は、 複数のデータを格納するデータ記憶手段と 読み出し命令をうけて、前記データ記憶手段からデータ
を読み出すデータ読み出し手段と 読み出したデータ、及びデータの属性を視覚的に示す図
形を提示するデータ提示手段と データ提示開始からの経過時間を測定する計時手段と 図形表示命令をうけて図形を生成し、前記データ提示手
段に表示させる図形生成手段と 提示すべきデータの提示時間情報、及び付随するリンク
有効時区間情報をまとめてタイムテーブルを作成し、前
記計時手段の経過時間とタイムテーブルを比較しなが
ら、前記データ読み出し手段にデータ提示に関する命
令、及び前記図形生成手段にリンクメニュー表示に関す
る命令を送る提示起動手段と 提示時間、リンク有効時区間を含めた各データの属性情
報を記録するデータベース管理手段と 利用者からのデータ編集、提示に関する命令、及び前記
データ提示手段に提示された図形に対する利用者からの
入力を解読して、前記データベース管理手段中の属性情
報を参照し、前記提示起動手段に、提示に関する命令と
提示するデータの属性情報を送るか、あるいは前記図形
生成手段に、提示時間表示に関する命令を送る入力管理
手段 を有することを特徴とするデータ編集/提示装置であ
り、第1、第2、第3、第4の発明の有する機能を同時
に実施することができる。
(作用) 本発明によるデータ編集/提示方式及び装置では、テキ
スト/静止画等の時間に依存しないメディア(静的メデ
ィアと呼ぶ)、音声/動画等の時間に依存するメディア
(動的メディアと呼ぶ)を含むマルチメディアデータを
対象とする。各メディアデータはフイァイル単位で記録
し、1ファイルを1ノードとする。個々のノードは、提
示時間情報として、提示を開始してから終了するまでの
時間間隔をデータベースに記録する。また各ノードに付
与するリンク情報として、リンク有効時区間情報をデー
タベースに記録する。リンク有効時区間情報は、ノード
の提示時間中のある時間帯を指定したもので、この時間
帯に、リンクがあることを示すメニューを提示し、利用
者にリンクメニュー選択を行わせる。
本発明の請求項1は、上記のリンク有効時区間情報の編
集方法を与える。請求項2、3、4は、データ提示にお
いて、リンク有効時区間情報に基づいたタイミングでリ
ンク情報を利用者に示し、利用者が対話的に関連ノード
を提示する方法を与える。
請求項5は、上記請求項1〜4の方法を同時に実施でき
る装置構成を与える。以下に、請求項1〜4の各方法
を、請求項5の装置構成に基づいて説明する。
まず、リンク有効時区間情報の編集方法(請求項1の方
法)を説明する。利用者は、リンク編集命令と、リンク
編集の対象とするノード名を入力管理手段に入力する。
入力管理手段は、データベース管理手段からノード情
報、リンク情報を読みだし、図形生成手段に通知して、
ノードの提示時間の長さを視覚的に示す時区間図形(グ
ラフまたはアイコン)を生成し、データ提示手段に表示
させる。利用者は、入力管理手段を通じて時区間図形上
のある領域を指定し、リンク有効時区間を決定する。
リンク有効時区間は、最も簡単にはノードの提示時間と
同じでよい。すなわち、ノードの提示と同時に対応する
リンク情報を提示し、提示が終わると同時にリンク情報
も消す。一方、例えば動画などの場合、動画中のある
(時間的な)一場面に、関連するノードをリンクしたい
場合がある。このときは、対象となる場面を含む部分的
な時区間をリンク有効時区間に指定する。
入力管理手段は、提示起動手段に通知して、提示される
データの読み出しを行わせ、リンク有効時区間で実際に
どのデータのどの部分が提示されるかを利用者に示す。
利用者は、提示されたデータの内容に関連する他のノー
ド名、または識別子を入力する。入力管理手段は、利用
者が指定したリンク有効時区間、ノード名または識別子
を編集対象ノードのリンク情報としてデータベース管理
手段に登録する。
次に、ノード、及びリンク情報を自動的に提示しなが
ら、利用者のリンク選択入力を受けとり、リンクされた
ノードの提示を実現する方法を説明する。まず、請求項
2の方法を説明する。利用者は、データ提示命令と、提
示するノード名を入力管理手段に入力する。提示するノ
ードの指定は複数でもよい。入力管理手段は、データベ
ース管理手段から対応するノード情報、リンク情報を読
み出し、提示起動手段に通知してデータ提示を指示す
る。提示起動手段は、通知されたノードの提示時間情
報、リンク有効時区間情報をまとめてタイムテーブルを
作成し、データ読み出し手段に読み出しを開始させると
ともに、計時手段をスタートさせ、提示開始からの経過
時間の計測を始める。提示起動手段は、タイムテーブル
と経過時間を比べ、リンク有効時区間で指定された範囲
になったら、図形生成手段にメニュー表示を通知する。
図形生成手段は、提示中のデータにリンク情報があるこ
とを示すリンクメニュー図形を生成してデータ提示手段
に出力し、同時に、入力管理手段にメニューの表示位置
を通知し、利用者のリンクメニュー選択入力が識別でき
るようにする。
利用者がメニュー選択入力を行わず、経過時間がリンク
有効時区間の範囲をこえた場合、提示起動手段は、図形
生成手段にメニュー消去を指示する。図形生成手段は、
データ提示手段からメニューを消すとともに、入力管理
手段に消去を通知し、利用者のメニュー選択入力を不許
可にする。
メニュー表示中に利用者が入力管理手段を通じてメニュ
ー選択入力を行った場合、入力管理手段は、対応する関
連ノードのノード情報、それに付随するリンク情報をデ
ータベース管理手段から読みだし、提示起動手段に通知
してデータ提示を指示する。提示起動手段は現在実行中
のノードの提示処理を中止し、通知されたノードの提示
を新たに開始する。ノード提示の方法は最初の提示と同
様であり、リンクメニューを再度利用者に提供すること
により、利用者の対話入力による関連ノードの提示を繰
り返すことができる。
次に、請求項3の方法を説明する。この方法は、請求項
2の方法において、利用者のメニュー選択に対応し関連
ノードの提示を開始した時点で、利用者にもとのデータ
の提示再開の入力を許可し、提示再開入力によって関連
データの提示を中止し、もとのデータ提示を再開する機
能を実現する。
利用者がリンクメニューを選択して、対話的に関連ノー
ドを提示する手順は、請求項2の方法と同様である。た
だし、データの提示再開に備えるため、入力管理手段
は、データベース管理手段から関連ノードのノード情
報、リンク情報を読み出す前に、現在提示中のノード情
報、リンク情報のバックアップをとる。また、提示起動
手段では、関連ノードの提示処理を行う前に、参照中の
タイムテーブルのバックアップをとり、テーブル内の参
照していた位置を記録する。さらに、データ提示を中止
する時点の経過時間と、データ記憶手段中のデータ読み
出し位置も記録する。続いて提示起動手段は、関連ノー
ドの提示を開始させ、同時に提示再開入力用のメニュー
を図形生成手段に表示させる。図形生成手段はこのメニ
ューの位置情報を入力管理手段に通知し、他のリンクメ
ニューと同様に、利用者が選択入力できるようにする。
利用者が提示再開メニュー選択を行った場合、入力管理
手段は提示再開命令とともに、バックアップしてあった
ノード、リンク情報を提示起動手段に送る。提示起動手
段では、実行中の関連データ提示処理を中止する。続い
て、バックアップしてあったタイムテーブルを復帰し、
参照していた位置からテーブルを読み、データ読み出し
手段に対し、記録していた読み出し位置とともに読み出
し命令を送る。また、記録していた経過時間を計時手段
に初期値として与え、計時を再スタートさせる。こうし
て、もとのデータの提示処理が再現される。
この方法により、動画データの再生を一時中断し、中断
した場面を詳細に説明するテキストデータを提示した
後、再び動画を再生するようなヘルプ機能、あるいはメ
ニュー選択によるノード提示を取り消したい場合のUNDO
機能などが実現できる。
次に、請求項4の方法を説明する。この方法は、請求項
2の方法において、利用者のメニュー選択に対して、提
示起動手段が現在実行中の自動的なノード提示を続けた
まま、選択されたノードを並行して読みだし、提示する
機能を実現する。
このために、データ記憶手段、データ読み出し手段を、
複数のデータの並列的な読み出しが可能な構成にする。
例えばデータ記憶手段、データ読み出し手段を、テキス
ト、静止画、音声、動画等の各メディアに対応したデー
タ記憶手段、データ読み出し手段で構成し、メディアご
とに独立に読み出しが行えるようにする。メディア種別
はノード情報の属性として記憶し、提示起動手段がこれ
よって各読み出し手段に命令を送れるようにする。ま
た、リンクされた関連ノードが、並列に提示すべきもの
かを識別する属性をリンク情報に記録する。
並列提示すべきリンクメニューの選択入力があった場
合、入力管理手段は、データベース管理手段から対応す
る関連ノードのノード情報を読み出し、提示起動手段に
通知して並列提示を指示する。提示起動手段はうけとっ
たノード情報をもとに、すでに作成したタイムテーブル
とは別に並列タイムテーブルを作成し、並列提示するノ
ードの読み出しを対応するデータ読み出し手段に行わせ
る。以後、提示起動手段は、経過時間とタイムテーブル
の比較を、並列タイムテーブルについても行う。並列タ
イムテーブル上のノードの提示終了時刻になった時点
で、並列提示ノードの読み出しを中止させ、並列タイム
テーブルを削除する。
この方法により、例えば動画データの(時間的な)一場
面に対してテキストデータをリンクしておき、動画再生
を続けながらメニュー選択によりテキストを提示する、
といった複数メディアの並列提示機能が実現できる。
以上のデータ編集/提示方法及び装置により、関連する
ノードを提示する場合、 利用者が対話的に選択する、 装置がある決められたタイミングで自動的に提示す
る、 のふたつの方式を容易に組み合わせることができ、柔軟
なマルチメディア情報提示機能が実現できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明
する。第1図に、本発明によるデータ編集/提示方式を
実施したデータ編集/提示装置の構成例を示す。
A.装置構成の説明 本実施例は、請求項5の装置構成を実施したものであ
り、各装置の詳細は以下のとおりである。
データ記憶部11(データ記憶手段) データ読み出し部12(データ読み出し手段) 静的メディアとしてテキスト/静止画、動的メディアと
して音声/動画を記録する。データ記憶部11、データ読
み出し部12の詳細な構成例を第2図に示す。これは請求
項4の方法に対応して、各メディアごとに記憶媒体と読
み出し部をわけた例であり、例えばテキスト記憶部21は
アクセスの高速な磁気ディスク、動画記憶部24は大容量
の光ディスクで構成する。
データ提示部13(データ提示手段) CRTディスプレイ、音声出力用スピーカ、及びテキスト
/図形出力と、ビデオ出力を重畳して表示するためのフ
レームバッファで構成し、音声をのぞく各メディアデー
タ、及び付随するリンクメニュー図形、提示時間の幅を
示す時区間図形などは、CRTディスプレイに表示する。
計時部14(計時手段) クロックを備え、スタート信号により時間を計測する。
図形生成部15(図形生成手段) 提示起動部16、入力管理部18の命令に従って、リンクの
存在を示すリンクメニュー図形、あるいはデータの提示
時間間隔を示す時区間図形を作成し、データ提示部13の
CRTディスプレイ上に表示する。図形を表示した場合、
表示メニューを示す情報(例えば表示位置情報)を入力
管理部18に通知する。また図形を消去した場合、メニュ
ーの消去を示す情報(例えば消去位置情報)を入力管理
部18に通知する。
提示起動部16(提示起動手段) 入力管理部18から提示実行命令と提示するノード情報、
リンク情報をうけとってタイムテーブルを作成し、これ
と計時部14のクロックに基づいて自動的なデータ/リン
クメニューの提示を行う。このために、データ読み出し
部12に対し、次の命令を発行する。
・読み出し命令 データの読み出し処理を開始させる。
・読み出し中止命令 データの読み出し処理を中止させる。もし、すでに読み
出しが終了していれば、この命令は無視される。
・データクリア命令 読み出してデータ提示部13のCRTディスプレイ上に提示
したデータをクリアさせる。
これらの命令は、各データのメディア種別により、それ
ぞれ対応するメディアデータ読み出し部25〜28に送られ
る。また、図形生成部15に対し、次の命令を発行でき
る。
・メニュー表示命令 リンクメニュー図形を表示する。
・メニュー消去命令 リクメニュー図形を消去する。
データベース管理部17(データベース管理手段) 各メディアデータの属性をノード情報、リンク情報にわ
けて管理する。ノード情報、リンク情報は、例えば第3
図のような形式で格納する。図では、ノード情報の属性
として、ノードタイプNt(例えばメディア種別などを記
録する)、ノード名Nn、画面上の提示位置(Xn1、Yn
1)、(Xn2、Yn2)、提示時間Tn(提示開始から終了ま
での時間)、媒体アドレス情報Ad(データ記憶部11の各
媒体のアドレス)を記録する。またリンク情報の属性と
して、リンクタイプLt(例えば関連の種類などを記
録)、リンク始点ノード名Ns、リンク終点ノード名Ne
(関連ノードとして提示する)、リンクメニュー図形の
画面上の提示位置(x,y)(例えばメニュー図形描画の
基点座標)、リンク有効時区間(ts,te)を含む。(ts,
te)は、提示開始時刻を0としたときのリンク有効時区
間の開始/終了時刻を示し、デフォルト値は(0、Tn)
となる。時間属性は、動的メディア/静的メディアいず
れにも指定できる。
入力管理部18(入力管理手段) キーボード、マウスの入力デバイスとその制御部、及び
利用者からの入力を解読するインタプリタ等で構成し、
入力に対応して提示起動部16、図形生成部15に命令を送
る。利用者は次の命令を入力できる。
・リンク編集命令 リンクを設定したいノード名を指定し、リンク情報の時
区間編集を開始させる。
・ノード提示命令 提示させたいノード名を指定し、提示を開始させる。複
数のノードを指定すれば、その順に自動的な提示ができ
る。
入力管理部18の図形生成部15に対する命令は、以下のも
のがある。
・時区間表示命令 編集対象ノードの提示時間を示す時区間図形を表示する ・時区間消去命令 時区間図形を消去する ・画面クリア命令 画面上の図形をクリアする 一方入力管理部18は、図形生成部15からの通知をうけて
データ提示部13に表示中の図形の状態を示すメニューテ
ーブルを作成し、利用者の図形に対する入力を識別す
る。
入力管理部18は、提示起動部16に対し、提示するノード
情報、リンク情報をオペランドとして提示実行命令を発
行する。オペランドは例えば、第8図に示すような形式
をとる。
第8図において、1行目はノード情報で、Nt1はノード
タイプ、Nn1は提示ノード、(Xn11、Yn11)、(Xn12、Y
n12)は画面上の提示位置座標、Tn1は提示時間、Ad1は
アドレス情報である。2行目以降はNn1を始点ノードと
するリンク情報で、(x1、y1)‥はリンクメニュー図形
の提示位置情報、(ts1、te1)‥はリンク有効時区間、
である。以上の(ノード情報、リンク情報)の組は複数
であってもよい。
以下に、請求項1、2、3、4の各方法を具体的に実施
するための手順を示す。
B.請求項1の方法の実施 利用者は入力管理部18にリンク編集命令、リンク編集の
対象とするノード名を入力する。入力管理部18は、第4
図に示すフローに従い、以下のように動作する。
データベース管理部17からノード情報を読み出す。ノ
ード名をNstart、提示時間をTstartとする(ステップ4
1)。
時区間表示命令を図形生成部15に通知する(ステップ
42)。ここで、ノードの提示時間Tstartをオペランドと
してつける。図形生成部15は、Tstartの長さを表す時区
間図形を生成してデータ提示部13に表示し、画面上の位
置情報をかえす。第5図(a)は、時区間図形の例を表
したもので、時間軸を模式的に表現している。位置情報
としては、例えば時間軸の始点/終点の位置をかえす。
かえされた位置情報をメニューテーブルに記記録する
(ステップ43)。
利用者からのマウスによるリンク有効時区間指定を監
視する(ステップ44)。利用者は、時区間上の位置をマ
ウスでクリックして、リンク有効時区間の開始点、終了
点を指定する。第5図(b)は、時間軸上でのリンク有
効時区間表現の例で、クリックされた位置を矢印のアイ
コンで示している。
マウスクリックがあった場合、メニューテーブルを参
照して開始点/終了点入力を時間に変換し、変数t1、t2
に格納する(ステップ45)。
提示起動部16に提示実行命令を通知する(ステップ4
6)。このとき、 {Nt,Nstart、(Xn11,Yn11),(Xn12,Yn12)、Tstar
t、Adstart} {Lt,Nstart、(x1,y1),(t1,t2)} という形式のノード、リンク情報を送る。提示起動部16
はノードを時間Tstartだけ提示し、同時に(t1、t2)の
間だけリンクメニュー図形を提示させる(メニュー選択
の必要はないが、リンク終点ノード名はデフォルト値Ns
tartにしている)。ここでの提示起動部16の動作は、請
求項2の方法の説明における動作と同じであり、詳細は
後で述べる。
メニュー図形により、リンク有効時区間が実際データの
どこに設定されたかの確認ができ、動画/音声等の部分
的な時区間リンク指定が容易になる。リンクメニュー位
置(x1、y1)は、入力管理部18がデフォルト値をいれて
もよいし、利用者に変更させてもよい。
時区間指定を修正したい場合、のマウス指定を繰り
返す(ステップ47、44)。
で提示したデータの内容に関連するノード名のキー
入力をうけつけ、入力は変数Nendに格納する(ステップ
48)。
リンク情報を {Lt,Nstart、Nend、(x1,y1),(t1,t2)} の形式でデータベース管理部17に記録する(ステップ4
9)。
複数のリンク情報を作りたい場合、にもどる(ステ
ップ410)。
終了する場合は、時区間消去命令を図形生成部15に通
知する。図形生成部15は時区間図形を消去し、消去通知
を入力管理部18に送る。これをうけた入力管理部18は、
メニューテーブルから時区間位置情報を削除する(ステ
ップ411)。
以上でリンク情報の編集ができた。において、時区間
のデフォルト値として(t1、t2)=(0、Tstart)を用
意し、デフォルト値を使うか利用者に選択させてもよ
い。またにおいて、関連ノードの候補をメニュー形式
で提示し、利用者に選択させてもよい。
C.請求項2の方法の実施 利用者は入力管理部18にノード提示命令、提示対象ノー
ド名を入力する。提示を行うノード名は複数でもよい。
入力管理部18は、第6図に示すフローに従い、以下のよ
うに動作する。
データベース管理部17からノード情報、リンク情報を
読み出す(ステップ61)。
提示起動部16に提示実行命令、ノード情報、リンク情
報を通知する(ステップ62)。提示起動部16が動作を開
始し、データの提示、リンクメニューの提示が行われ
る。
提示起動部16から提示を開始したノード名Ncurrentを
うけとる(ステップ63)。
図形生成部15から、メニューが表示されたことを示す
リンクメニュー位置情報の通知をうけた場合、これをメ
ニューテーブルに記録する。ここでNcurrentに関連する
リンク情報を参考にして、表示中のメニューに対応する
リンク終点ノード名もメニューテーブルにかく(ステッ
プ64、65)。
利用者のマウス入力をモニタし、メニューテーブルの
位置情報と比較する(ステップ66)。リンクメニュー選
択入力があった場合、リンク終点のノードのノード情
報、それに付随するリンク情報をデータベース管理部17
から読み出す(ステップ67)。
図形生成部15に画面クリア命令を送り、メニューテー
ブルの内容もクリアする(ステップ68)。にもどり、
提示起動部16に提示実行命令、読み出したノード、リン
ク情報を送り、提示を実行させる。以下、同様なアルゴ
リズムで、関連ノードの提示を繰り返すことができる。
リンクメニュー選択入力がないまま、図形生成部15か
らメニュー消去の通知をうけた場合、メニューテーブル
から該当する位置情報、ノード名をけす(ステップ69、
610)。
同じノードが提示されている間(提示時間がTnになる
までの間)、上記〜の処理を繰り返す(ステップ61
1、613)。
新たに提示するノード名を提示起動部16から通知され
たら、Ncurrentをかきかえ、上記〜の処理を繰り返
す。それ以外の通知(終了通知)が来たら終了する(ス
テップ612)。
以上が入力管理部18の動作である。個々で、提示実行命
令をうけた提示起動部16の動作を、第7図に示すフロー
に従って説明する。
送られたノード、リンク情報をもとに、タイムテーブ
ルを作成する。例えば、 {Nt1、Nn1、 (Xn11,Yn11),(Xn12、Yn12),Tn1,Ad
1} {Lt11、Nn1,Ne11、(x11,y11), (ts11、te11)} {Lt12、Nn1,Ne12、(x12,y12), (ts12、te12)} {Nt2、Nn2、 (Xn21,Yn21),(Xn22,Yn22),Tn2,Ad
2} {Lt21、Nn2,Ne21、(x21,y21),(ts21、te21)} {Lt22、Nn2,Ne22、(x22,y22),(ts22、te22)} {Lt23、Nn2,Ne23、(x23,y23),(ts23、te23)} のようなオペランド入力があった場合、例えば次のよう
なタイムテーブルをつくる。m11、m12…はリンクメニュ
ーを内部で識別する名前である。また、タイムテーブル
中の現在提示しているノード名をさすためのポインタを
用意し、最初のノード(ここではNn1)をポイントする
(ステップ71)。
ノード名 開始 終了 (リンクメニュー名) Nn1、 0、 Tn1 m11、 ts11、 te11 m12、 ts12、 te12 Nn2、 Tn1、 Tn1+Tn2 m21、 Tn1+ts21、 Tn1+te21 m22、 Tn1+ts22、 Tn1+te22 m23、 Tn1+ts23、 Tn1+te23 上記のタイムテーブルは、ノードをシーケンシャルに提
示する基本的な例で、まずノードNn1を時間Tn1だけ提示
し、その間にリンクメニューm11、m12を提示する。その
直後、ノードNn2を時間Tn2だけ提示し、その間にメニュ
ーm21、m22、m23を提示する。
データ読み出し部12に読み出し命令、ポインタのさす
ノード名を送る(ステップ72)。ノード名は入力管理部
18にも通知する(ステップ63参照)。
計時部14にスタート信号を送り、時間計測を開始する
(ステップ73)。
計時部14の計測する経過時間を読み、タイムテーブル
と比較する(ステップ74)。ここで、比較の対象は、ポ
インタがさしているノード、及び付随するリンクメニュ
ー(Nn1に対してはm11、m12)とする。
経過時間がリンクメニュー提示開示時刻(最初の場
合、ts11とts12)をこえたら、図形生成部15にメニュー
表示命令、及び表示位置情報を送る(ステップ75、7
6)。図形生成部15はリンクメニュー図形を生成してデ
ータ提示部13に表示し、入力管理18に表示したメニュー
の位置情報を送る(ステップ64、65参照)。
利用者がメニューを選択し、入力管理部18が新たなデ
ータ提示命令、ノード、リンク情報を送ってきた場合
(ステップ77)、データ読み出し部12に現在提示中のデ
ータの読み出し中止命令を送り(ステップ77)、データ
読み出し部12に現在提示中のデータの読み出し中止命令
を送り(ステップ78)、新しくタイムテーブルを作成
し、ポインタをリセットする(ステップ79)。さらに
にもどり、新たなノードの読み出し処理を実行する。
利用者がメニュー選択を行わず、経過時間がリンクメ
ニュー提示の終了時刻をすぎた場合、図形生成部15にメ
ニュー消去命令を送る(ステップ710、711)。図形生成
部15は、リンクメニュー図形をデータ提示部13から消去
し、入力管理部18にメニュー消去通知を送る(ステップ
69、610参照)。
経過時間がデータ提示時終了時刻をすぎた場合(ステ
ップ712)、データ読み出し部12に提示中のデータの読
み出し中止命令、及びデータクリア命令を送り(ステッ
プ713)、タイムテーブルのポインタをずらす(ステッ
プ714)。
ポインタがさす次のノードがあれば、ノード名を入力
管理部18に通知し(ステップ715、716)、次のノードの
タイムテーブルに従ってタイミングを計り、データ読み
出し命令をデータ読み出し部12に通知し(ステップ71
7)、にもどる。
次のノードがなければ(ステップ715)、入力管理部1
8に終了通知を送り、終了する。
以上で、自動的なノード提示の途中で、利用者が対話的
に関連ノードの提示を行うことが可能になる。上記アル
ゴリズムでは、提示処理を中止したノードを画面からク
リアせずに対話的な関連ノード提示を行い、リンクされ
た双方のデータを確認できるようにしているが、提示を
中止したノードを画面からクリアしてもよい。また、入
力管理部18が提示実行命令のオペランドとして提示起動
部16に送るノード、リンク情報の組を、従来方式のプロ
シジャファイルのようにデータベース管理部17に記録し
ておき、これを読み出して提示を実行させてもよい。ま
た、関連ノードとしてこのプロジャファイルを指定して
もよい。
D.請求項3の方法の実施 請求項3の方法は、請求項2の方法の実施において、例
えば次の変更を行うことによって実現する。まず入力管
理部18の動作に、以下の機能を付加する。
第6図ステップ61でデータベース管理部17からノー
ド、リンク情報を読み出した時点で、ノード、リンク情
報のバックアップ記録をとる。
ステップ67で、通常のリンク情報に加え、再開指定用
のデフォルトリンク情報を加え、提示起動部16に通知す
る。デフォルトリンク情報は、提示再開の指定をリンク
メニュー選択の形式で利用者に行わせるためのもので、
リンク有効時区間は、ノードの提示時間と同じとする。
ステップ68で、メニューテーブルをクリアする前にメ
ニューテーブルのバックアップ記録をとる。また、現在
提示中のノード名(Ncurrent)もバックアップ記録をと
る。
ステップ66(メニュー選択入力の監視)をふたつにわ
け、提示再開メニューの選択入力に対して、以下の処理
を行う。
iでバックアップ記録をとったノード、リンク情報を
読み出す。
iiでバックアップ記録をとったメニューテーブル、Nc
urrentを復帰する。
iii提示起動部16に、復帰したノード、リング情報とと
もに、提示再開命令を送る。
ivステップ63にもどる。
提示起動部16では、提示再開命令に対応するため、以下
の機能を付加する。
第7図ステップ71のタイムテーブル作成時点で、タイ
ムテーブルのバックアップ記録をとる。
ステップ78で、現データの読み出し中止を実行した時
点の経過時間をモニタし、変数Tstopに記録する(提示
再開はTstopから行う)。
において、読み出し中止の時点で、現データの読み
出しが続いていた場合(例えば音声、動画などの動的メ
ディアの場合)、中止した時点の読み出し位置を変数As
topに記録する。テキストデータなどで、現データの読
み出しが終了していた場合には、Astopにはデフォルト
値(先頭の読み出し位置)を記録する。
ステップ79で、ポインタリセット前に、ポインタの現
在位置を変数Pstopに記録する。
ステップ77(提示実行命令入力の監視)をふたつにわ
け、提示再開命令に対しては、以下の処理を行う。
iデータ読み出し部12に、読み出し中止命令を送り、関
連データの読み出しを中止させる。
iiでバックアップ記録をとったタイムテーブルを読み
出す。
iiiポインタ位置をで記録したPstopにする。
ivデータ読み出し部12に、で記録した読み出し位置As
topとともに、読み出し命令を送る。
v計時部14のクロック初期値をで記録したTstopにし
て、計時をスタートする。
viステップ74にもどる。
以上によって、利用者が自動的なデータ提示を中断して
対話的に関連データを提示した場合、再開指定用のメニ
ューも提示され、これを選択することにより、関連デー
タの提示を中止し、もとのデータ提示を再開することが
可能になる。例えば、動画データの再生を一時中断し、
中断した場面を詳しく説明するテキストデータなどを提
示した後、再び動画を再生する、などのヘルプ機能や、
対話的な関連データ提示を取り消す機能(UNDO機能)が
実現できる。
E.請求項4の方法の実施 請求項4の方法は、請求項2の方法の実施において、例
えば次の変更を行うことによって実現する。まず、リン
ク情報のリンクタイプ属性を拡張し、リンク終点ノード
が並列提示すべきものであることを示す属性を加える。
入力管理部18の動作については、以下の機能を付加す
る。
第6図ステップ65のメニューテーブル作成において、
そのノードが並列提示すべきタイプの場合、並列提示を
示すフラグをノード名とともに記録する。
ステップ66(メニュー選択入力の監視)をふたつにわ
け、並列提示フラグを持つメニューの選択入力対して
は、以下の処理を行う。
iデータベース管理部17からノード情報のみを読み出
す。画面クリア命令通知、メニューテーブルのクリアは
行わない。また、現在提示中のノード名(Ncurrent)も
変更しない。
ii提示起動部16に、読み出したノード情報とともに並列
提示命令を送る。
iiiステップ64にもどる。
提示起動部16では、並列提示命令に対応するため、以下
の機能を付加する。
ステップ77(提示実行命令入力の監視)をふたつにわ
け、並列提示命令に対しては、以下の処理を行う。
i経過時間をモニタし、変数Tparaに記録する。
iiすでに作成したタイムテーブルと別に、並列タイムテ
ーブルを作成する。並列提示するノード情報として、例
えば、 {Nt1、Nn1、(Xn11,Yn11),(Xn12、Yn12)、Tn1、Ad
1} をうけとった場合、計時部14のクロックにあわせ、並列
タイムテーブルには ノード名 開始 終了 Nn1、 Tpara、 Tpara+Tn1 と記憶する。
iiiデータ読み出し部12に、ノードNn1の読み出し命令を
送る。ここで、ノードタイプNt1にメディア種別が記録
されており、読み出し命令は対応するメディアの読み出
し部に送られる。
ivステップ74にもどる。
ステップ74において、経過時間とタイムテーブルの比
較は、並列タイムテーブルについても行う。
ステップ712において、並列タイムテーブル上のノー
ドの表示終了については、以下の処理を行う。
i読み出し中止命令、画面クリア命令の発行をステップ
713、714と同様に行う。
ii並列タイムテーブルを削除する。
iiiステップ74へもどる。
以上により、自動的なデータの提示処理を中断せずに、
利用者が対話的に関連データを提示することが可能にな
る。これは、動画/音声のような動的なメディアの提示
に有効である。例えば、動画を再生しながら、動画中の
ある場面に関連するテキストデータを対話的に提示す
る、といった、他のメディアを効果的に組み合わせた並
列提示機能が実現できる。
上記では、提示起動部16にノード情報のみを送り、付随
するリンクメニューの提示、及び利用者の入力は行わな
いが、リンク情報を送ってこれを行えるようにしてもよ
い。また、複数のノード情報をまとめて並列提示させて
もよい。また、データ読み出し部12を同一メディあ(格
納媒体)の並列的な読み出しが可能な構成にすれば、同
一メディアの並列的な提示が実現できる。また、並列タ
イムテーブルと通常のタイムテーブルを提示開始時刻で
ソートしてひとつにしてもよい。
請求項2〜4のデータ提示方法を組み合わせて、より柔
軟なデータ提示機能を実現することもできる。上記の実
施態様は、すべて本発明に含まれる。
(発明の効果) 第1の発明により、複数のマルチメディア情報の提示に
おいて、自動的な提示方法と対話的な提示方法とを柔軟
に組み合せるためのリンク情報の編集を、視覚的に容易
に行うことができる。
第2の発明により、自動的なデータ提示方法と対話的な
データ提示方法とを柔軟に組み合せることができる。す
なわち、マルチメディアのデータを決められたタイミン
グで自動的に提示する場合、第1の発明で編集したリン
ク情報を用いて、利用者が自動的な提示を途中で中断さ
せ、関連するデータを対話的に提示させることが可能に
なる。
第3の発明により、利用者が自動的なデータ提示を中止
させて関連データを提示した後、さらにもとのノード提
示を再開することが可能になる。これにより、動画デー
タの再生を一時中断し、中断した場面を説明するテキス
トデータを提示した後、再び動画を再生する、などの機
能や、間違えて関連データを提示させた場合の取り消し
機能(UNDO機能)を実現できる。
第4の発明により、自動的なデータの提示を中断せず
に、利用者が対話的に関連データを提示することが可能
になる。これにより、動画を再生しながら、動画中の各
場面に関連するデータを対話的に提示する、といった、
複数のメディアの効果的な並列提示機能を実現できる。
第5の発明により、上記第1〜第4の発明を同一の装置
上で組み合わせることができ、より柔軟で効果的なマル
チメディア情報の提示機能を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ編集/提示方法を実施した
データ編集/提示装置の構成例を示すブロック図、第2
図は、第1図のデータ記憶部11、データ読み出し部12の
詳細な構成例を示すブロック図、第3図は、データベー
ス管理部17に記録するノード、リンクの属性情報の格納
形式の例を模式的に示す図、第4図は、リンク編集命令
をうけた入力管理部18の動作を示すフロー図、第5図
は、図形生成部15が、データの提示時間情報、及びリン
ク有効時区間をグラフ化して表現する例を示す図、第6
図は、ノード提示命令をうけた入力管理部18の動作を示
すフロー図、第7図は、提示実行命令をうけた提示起動
部16の動作を示すフロー図、第8図は、入力管理部18が
発行する提示実行命令のオペランドの形式を示す図であ
る。 図において、 11……データ記憶部、12……データ読み出し部、13……
データ提示部、14……計時部、15……図形生成部、16…
…提示起動部、17……データベース管理部、18……入力
管理部、21……テキスト記憶部、22……静止画記憶部、
23……音声記憶部、24……動画記憶部、25……テキスト
読み出し部、26……静止画読み出し部、27……音声読み
出し部、28……動画読み出し部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子媒体に記憶された複数のデータの関連
    を示すリンク情報を編集する方法であって、 リンク情報を付与したいデータの、提示を開始してから
    終了するまでの時間を提示時間として利用者に示し、前
    記提示時間中のある時間帯を利用者に指定させてリンク
    有効時区間とし、前記リンク有効時区間内に提示される
    データの内容を利用者に示し、前記提示されたデータの
    内容に関連する他のデータ名または識別子とをリンク情
    報として記録することを特徴とするデータ編集方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のリンク情報が付与されたデ
    ータを提示する方法であって、データ提示を開始してか
    らの経過時間を計測し、経過時間が前記リンク有効時区
    間の範囲にある間、関連データが存在することを示すリ
    ンクメニューを利用者に提示し、前記リンクメニューに
    対する選択操作を利用者が行った場合に、現在実行中の
    データ提示を中止し、対応する関連データを新たに提示
    することを特徴とするデータ提示方法。
  3. 【請求項3】リンクメニューに対する利用者の選択操作
    により、現在実行中のデータ提示を中止し、対応する関
    連データの提示を開始した後、利用者がもとのデータの
    提示再開を指示した場合に、関連データの提示を中止
    し、先に中止したデータ提示を再開することを特徴とす
    る請求項2記載のデータ提示方法。
  4. 【請求項4】リンクメニューに対する選択操作を利用者
    が行った場合に、現在実行中のデータ提示を中止せず
    に、対応する関連データを並行して提示することを特徴
    とする請求項2記載のデータ提示方法。
  5. 【請求項5】複数のデータを格納するデータ記憶手段と 読み出し命令をうけて、前記データ記憶手段からデータ
    を読み出すデータ読み出し手段と 読み出したデータ、及びデータの属性を視覚的に示す図
    形を提示するデータ提示手段と データ提示開始からの経過時間を測定する計時手段と 図形表示命令をうけて図形を生成し、前記データ提示手
    段に表示させる図形生成手段と 提示すべきデータの提示時間情報、及び付随するリンク
    有効時区間情報をまとめてタイムテーブルを作成し、前
    記計時手段の経過時間とタイムテーブルを比較しなが
    ら、前記データ読み出し手段にデータ提示に関する命
    令、及び前記図形生成手段にリンクメニュー表示に関す
    る命令を送る提示起動手段と 提示時間、リンク有効時区間を含めた各データの属性情
    報を記録するデータベース管理手段と 利用者からのデータ編集、提示に関する命令、及び前記
    データ提示手段に提示された図形に対する利用者からの
    入力を解読して、前記データベース管理手段中の属性情
    報を参照し、前記提示起動手段に、提示に関する命令と
    提示するデータの属性情報を送るか、あるいは前記図形
    生成手段に、提示時間表示に関する命令を送る入力管理
    手段を有することを特徴とするデータ編集/提示装置。
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