JPH11212633A - 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体 - Google Patents

警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体

Info

Publication number
JPH11212633A
JPH11212633A JP963098A JP963098A JPH11212633A JP H11212633 A JPH11212633 A JP H11212633A JP 963098 A JP963098 A JP 963098A JP 963098 A JP963098 A JP 963098A JP H11212633 A JPH11212633 A JP H11212633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
message
plant
display
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP963098A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Goto
誠 後藤
Masaharu Ohashi
正春 大橋
Koji Hatamura
康二 畑村
Hirobumi Sekiguchi
博文 関口
Ryuzo Uchiumi
隆三 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP963098A priority Critical patent/JPH11212633A/ja
Publication of JPH11212633A publication Critical patent/JPH11212633A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラントの異常を迅速かつ的確に判断できる
ようにする。 【解決手段】 プラントのプロセスデータを入力するプ
ラントデータ入力手段2と、入力したプロセスデータを
規定値と比較し警報か否かを判定する警報判定手段3
と、時刻が変わったとき、および日付が変わったとき、
時刻通知情報を出力する時刻通知手段10と、警報判定
手段3からの警報判定情報および時刻通知手段10から
の時刻通知情報に基づいて、警報の経過時間に応じて時
刻表示の仕方を変えた警報メッセージの表示を行うメッ
セージ処理手段11とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントのプロセ
ス量を入力し、そのプラント状態を監視する警報表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】計算機を使用した警報表示装置は、一般
にプラントからのプラント状態量を計算機内に記憶した
警報判定用規定値と比較し、警報と判定した場合その判
定結果を表示装置等に出力し、運転員に知らせている。
図24に従来の警報表示装置100の構成を示す。
【0003】本構成では、プラントPの状態量はプロセ
ス信号aとして計算機1のプラントデータ入力手段2に
より計算機1内で処理可能なプロセス信号bに変換され
る。警報判定手段3では、プロセス状態信号bとその規
定値情報xとを比較し、プロセス状態信号bが規定値を
逸脱しているときは異常と判定するようにしている。規
定値はプラント各所の入力点ごとにあらかじめ設定さ
れ、規定値記憶手段4に規定値情報xとして記憶されて
いる。警報判定手段3ではプロセス状態信号bとその規
定値記憶手段4からの規定値情報xとの比較を周期的ま
たはプラントの状態変化ごとに行い、プラントの異常の
監視を行っている。
【0004】警報判定手段3にて警報状態が検出された
ときには警報判定手段3より運転員に警報を知らせるた
め、メッセージ処理手段5へ警報発生と警報の入力点、
すなわち警報点を知らせる警報判定情報cが通知され
る。
【0005】メッセージ処理手段5では、図25で示さ
れるような警報メッセージをCRT表示装置や拡大表示
する大型スクリーンなどの表示装置6に表示し、運転員
へ異常が発生したプラントの機器および個所や状態情報
を提供する。これにより、運転員はプラントの異常を認
知し、対応操作を行う。
【0006】運転員の対応結果にてプラントが正常状態
に戻った時には、警報判定手段3における規定値記憶手
段4からの規定値情報xとの比較にて、正常と判断さ
れ、図25に示すような正常復帰を示すメッセージがメ
ッセージ処理手段5より表示装置6に出力され、運転員
は対応が正しく行なえたことと、プラントが正常に戻っ
たことを確認する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の警報表示装置では、運転員が表示装置に
表示された多くの警報状態を表すメッセージを素早く状
況判断するためには、下記(1)〜(6)以下に述べる
ように、時間的要素、メッセージ出力されたもの同士の
関連性、過去の警報発生状況等の情報が不足しており、
メッセージによる画面表示のみではプラントの現状を迅
速かつ的確に判断することが困難であるという問題があ
った。
【0008】(1)最新の警報メッセージが画面の最上
部に表示され、古いものほど下に表示されるようになっ
ており、表示されている警報メッセージがいつ頃発生し
たものかを客観的に素早く判断しにくかった。
【0009】(2)表示装置に表示される警報メッセー
ジはその時のプラント状態によって個数がまちまちであ
り、1画面に表示できる個数がオーバーすると、表示し
きれない警報メッセージは運転員が操作を行って画面に
表示する必要があった。
【0010】(3)現在どのような警報が発生している
のか表示により監視することはできるが、今回警報発生
した入力点が過去警報発生したことがあるのか、またプ
ロセス量はどう変化しているのか監視することができな
かった。
【0011】(4)プラント警報が多数発生して、警報
メッセージが複数頁の画面にわたって表示されている場
合、多数の警報の相互関係を把握して、適切な復旧操作
を行うためには、運転員は複数頁の画面の確認を短時間
に行わなければならず、大きな負担がかかっていた。
【0012】(5)警報メッセージを表示する画面は新
しい警報メッセージを優先的に表示するために、常に新
しい警報を監視する場合は、画面上の同じ場所を監視す
れば良く、非常に監視しやすい反面、古くても監視した
い要求のある警報がある場合は、新しい警報が発生する
たびに警報メッセージの表示位置が変化し、他画面へ移
動する場合もある為に監視することが困難であった。
【0013】(6)現在どのような警報が発生している
のかメッセージ表示により監視することはできるが、発
生した警報項目が運転員によって確認されたか否かをフ
リッカ表示(点滅表示)のみで表しており、より明確に
区別できることが望まれていた。
【0014】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、プラントの異常を迅速かつ的確に判断することが
できる警報表示装置を提供することを目的とする。
【0015】また本発明は、表示装置に表示されている
警報メッセージの間で、それぞれの警報メッセージがい
つ頃表示されたものかを客観的に把握しやすい警報表示
装置を提供することを目的とする。
【0016】また本発明は、警報メッセージの個数に応
じて最適な表示画面を選択し極力運転員が操作を行うこ
となく最大限のメッセージ表示を行うことができる警報
表示装置を提供することを目的とする。
【0017】また本発明は、警報が発生した入力点の過
去の警報発生履歴およびプロセス量の変化を監視するこ
とができる警報表示装置を提供することを目的とする。
【0018】また本発明は、警報メッセージが多数発生
した場合でも、任意に関連した警報項目のメッセージの
みを画面表示して、運転員がプラントの状況の把握を迅
速かつ容易に行うことができる警報表示装置を提供する
ことを目的とする。
【0019】また本発明は、運転員の重要視する警報メ
ッセージを要求により画面上の特定エリアに選択表示を
行い、古い警報メッセージでも優先的に監視することが
できる警報表示装置を提供することを目的とする。
【0020】また本発明は、警報メッセージのうち運転
員によって確認されていない警報メッセージをより明確
に識別することができる警報表示装置を提供することを
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明の警報表示装置は、プラントのプロセスデータを入力
するプラントデータ入力手段と、入力したプロセスデー
タを規定値と比較し警報か否かを判定する警報判定手段
と、この警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警
報点ごとの警報メッセージを作成し、警報メッセージを
警報発生時刻からの経過時間に応じて表示装置に分類し
て表示するメッセージ処理手段とを具備することを特徴
とする。
【0022】請求項2の発明は、請求項1の警報表示装
置において、メッセージ処理手段が、警報メッセージを
経過時間に応じて同一時刻内と、同一日付と、前日以前
に分類して表示することを特徴とする。
【0023】請求項1および2の発明においては、表示
する警報に関するメッセージ情報内にある時刻データと
現在時刻によって、表示装置に表示する表示データが変
化する。例えば、一般的に計算機内の時刻データとして
は、年、月、日、時、分、秒が判別できる情報となって
いる。この情報と、現在時刻を表す時刻情報との関係に
より、 1.同一時間内の警報は、XX分XX秒 2.同一日内の警報は、XX時XX分XX秒 3.同一月内の警報は、XX日XX時XX分XX秒 というように、警報メッセージを分類して表示する。こ
れにより、一目でその警報がいつ頃発生したものかを即
座に判断することが容易となる。
【0024】請求項3の発明の警報表示装置は、プラン
トのプロセスデータを入力するプラントデータ入力手段
と、入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否
かを判定する警報判定手段と、この警報判定手段からの
警報判定情報に基づいて表示メッセージを作成し、表示
メッセージの個数に応じて画面を分割して表示装置に表
示するメッセージ処理手段とを具備することを特徴とす
る。
【0025】請求項3の発明においては、表示メッセー
ジの個数により、全画面、2画面、4画面といった表示
画面を自動的に選択して表示メッセージを表示する。こ
れにより、多数の警報が発生した場合でも、複数頁にわ
たるメッセージを一度に表示することができ、運転員は
画面操作することなく多数の警報を監視することができ
る。
【0026】請求項4の発明の警報表示装置は、プラン
トのプロセスデータを入力するプラントデータ入力手段
と、入力したプロセスデータをプラント履歴データとし
て保存するプラント履歴データ保存手段と、入力したプ
ロセスデータを規定値と比較し警報か否かを判定する警
報判定手段と、この警報判定手段からの警報判定情報を
警報履歴データとして保存する警報履歴データ保存手段
と、警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警報点
ごとの警報メッセージを作成し表示装置に表示するメッ
セージ処理手段と、このメッセージ処理手段によって表
示された警報メッセージ画面から入力装置を介して入力
された警報履歴要求により、指定された警報点の履歴情
報をプラント履歴データ保存手段のプラント履歴データ
および警報履歴データ保存手段の警報履歴データに基づ
いて表示装置に表示する履歴情報処理手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0027】請求項4の発明においては、警報発生時
は、警報画面にメッセージ表示された警報点を選択する
ことにより、指定された警報点の警報発生の過去の履歴
およびプロセス量の変化を表示させることができる。
【0028】請求項5の発明の警報表示装置は、プラン
トのプロセスデータを入力するプラントデータ入力手段
と、この警報判定手段からの警報判定情報を関連する警
報点ごとに分類して保存する警報点関連情報記憶手段
と、警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警報点
ごとの警報メッセージを作成し表示装置に表示するメッ
セージ処理手段と、このメッセージ処理手段によって表
示された警報メッセージ画面から入力装置を介して入力
される情報により、指定された警報点に関連する警報点
の警報メッセージを関連情報記憶手段に基づいて作成し
表示装置に表示する関連メッセージ処理手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0029】請求項5の発明においては、運転員が全て
の警報メッセージを表示した画面から任意の警報点を選
択すると、選択した警報点に関連性のある警報点のメッ
セージだけを集めた画面を表示することができる。ま
た、運転員はこの画面から対話操作により元の全ての警
報メッセージ表示画面へ表示を切り替えることもでき
る。
【0030】請求項6の発明の警報表示装置は、プラン
トのプロセスデータを入力するプラントデータ入力手段
と、入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否
かを判定する警報判定手段と、この警報判定手段からの
警報判定情報に基づいて警報点ごとの警報メッセージを
作成し表示装置に表示するメッセージ処理手段と、入力
装置を介して入力された情報に基づいて、メッセージ処
理手段によって表示される警報メッセージのうち指定さ
れた警報点の警報メッセージを画面上の特定エリアに表
示するよう表示処理する表示処理手段とを具備すること
を特徴とする。
【0031】請求項6の発明においては、1つの警報メ
ッセージ画面上に新しい警報メッセージの他に運転員の
選択した特定の警報メッセージを上部エリアに表示させ
ることにより、運転員の警報メッセージに対する監視を
効率よく行うことができる。
【0032】請求項7の発明の警報表示装置は、プラン
トのプロセスデータを入力するプラントデータ入力手段
と、入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否
かを判定する警報判定手段と、この警報判定手段からの
警報判定情報に基づいて警報点ごとの警報メッセージを
作成し、運転員によって確認されていない警報メッセー
ジをすでに確認された警報メッセージと表示方法を変え
て表示装置に表示するメッセージ処理手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0033】請求項8の発明は、請求項7の警報表示装
置において、メッセージ処理手段が、確認されていない
警報メッセージをすでに確認された警報メッセージより
大きな字で表示することを特徴とする。
【0034】請求項9の発明は、請求項7の警報表示装
置において、メッセージ処理手段が、確認されていない
警報メッセージをより注意を引くようにすでに確認され
た警報メッセージと文字の表示形態を変えて表示するこ
とを特徴とする。
【0035】請求項7、8、9の発明においては、運転
員が表示された警報メッセージを確認すると、運転員の
警報確認操作により、確認された警報メッセージは、警
報確認前と文字の大きさや、輝度、文字タイプ(明朝
体、ゴシック体等)、反転/非反転表示等の文字の表示
形態を変えて警報画面に表示されることにより、警報確
認/未確認の区別をより明確にすることができる。
【0036】請求項10の発明の警報表示方法は、プラ
ントからプロセスデータを入力させ、入力したプロセス
データを規定値に基づいて警報か否かを判定させ、その
判定結果に基づいて警報点ごとの警報メッセージを作成
させ、警報メッセージを警報発生時刻からの経過時間に
応じて時刻変更および日付変更をもとに分類して表示さ
せることを特徴とする。
【0037】請求項11の発明の記録媒体は、プラント
からプロセスデータを入力させ、入力したプロセスデー
タを規定値に基づいて警報か否かを判定させ、その判定
結果に基づいて警報点ごとの警報メッセージを作成さ
せ、前記警報メッセージを警報発生時刻からの経過時間
に応じて時刻変更および日付変更をもとに分類して表示
させるプログラムを計算機で実行可能に記録したことを
特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、各図面において、共通する
部分には同一符号を付して、重複する説明は省略する。
【0039】図1は、本発明の警報表示装置の第1の実
施の形態を示すもので、図24に示す従来構成と比較し
て、時刻通知手段10が付加され、メッセージ処理手段
11の処理する内容が相違している。
【0040】時刻通知手段10は、時刻が変わったと
き、および日付が変わったとき、時刻通知情報iをメッ
セージ処理手段11に出力する。
【0041】メッセージ処理手段11は、警報判定手段
3からの警報判定情報cおよび時刻通知手段10からの
時刻通知情報iに基づいて、警報の発生時刻と計算機時
刻の状況によって時刻表示の仕方を変えた警報メッセー
ジの表示データを作成する。
【0042】次に、本実施の形態の作用を説明する。プ
ラントデータ入力手段2は、プラントPのプロセス信号
aを入力しプロセス状態信号bを警報判定手段3に出力
する。
【0043】警報判定手段3は、プラントデータ入力手
段2からプロセス状態信号bを入力すると、規定値記憶
手段4からに警報判定用の規定値情報xを入力し、入力
点ごとにそのプロセス信号が警報状態あるいは警報状態
からの正常復帰か否かを判定し、警報状態あるいは警報
からの復帰を示す警報判定情報cを出力する。
【0044】時刻通知手段10は、図2に示すように、
時刻の変わり目、日付の変わり目に現在の日時を時刻通
知情報iとしてメッセージ処理手段11に通知する。
【0045】メッセージ処理手段11は、同じ図2に示
すように、警報判定情報cを入力することにより、時刻
として時分秒を含んだ警報メッセージを作成する。時刻
通知情報iを入力すると、その時刻通知情報の時刻と同
じ時刻の警報メッセージはそのままの分秒のデータを時
刻データとし、時刻通知情報の時刻より前の時刻で日付
の同じ警報メッセージは時分秒のデータを時刻データと
し、時刻通知情報の日付より古い警報メッセージは日時
分秒のデータを時刻データとして、警報メッセージの表
示データを作成し、図3に示すように時刻日付別に警報
メッセージを分類して表示装置8に出力する。発生時期
を判断しやすい警報メッセージとして出力する。
【0046】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、警報の発生時期によって分類表示することにより、
時刻表示部分を見るだけでその警報メッセージが最近発
生したものなのか、かなり前に発生したものなのかを一
目で判断することができるものとなる。
【0047】図4は、本発明の警報表示装置の第2の実
施の形態を示すもので、図24に示す従来構成と比較し
て、メッセージ処理手段20の処理する内容が相違して
いる。メッセージ処理手段20は、警報メッセージの個
数に応じて表示画面を選択し、警報メッセージの表示を
行う。
【0048】次に、本実施の形態の作用を説明する。警
報判定手段3までの作用は、第1の実施の形態と同じで
ある。
【0049】メッセージ処理手段20は、その処理の流
れを図5に示すように、警報判定手段3から警報判定情
報cを入力し、警報メッセージ情報を作成する。ついで
警報メッセージの個数をカウントして、1画面に入る数
ならば表示画面を全画面(1画面)にして表示装置6に
警報メッセージを表示する。
【0050】警報メッセージの個数が、1画面に入らず
2画面に入る数ならば、表示画面を2画面にして警報メ
ッセージをすべて表示する。
【0051】さらに、警報メッセージの個数が、2画面
に入らない数ならば、表示画面を4画面に分割して画面
4頁分の警報メッセージを表示する。図6は、全画面、
2画面、4画面の警報表示画面例を示すものである。
【0052】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、1画面に表示しきれない警報メッセージでも、一度
に表示装置に表示することができ、運転員は画面操作す
る手間を省くことができる。
【0053】図7は、本発明の警報表示装置の第3の実
施の形態を示すもので、図24に示す従来構成と比較し
て、プラントデータ入力手段2が入力したプロセス状態
信号bを履歴データとして保存するプラントデータ履歴
保存手段30と、警報判定手段3からの警報判定情報c
を履歴データとして保存する警報履歴保存手段31と、
運転員の要求を入力するキーボード、タッチパネル等の
入力装置32と、入力装置32からの警報履歴要求によ
り、指定された警報点に対応するデータをプラントデー
タ履歴保存手段30、警報履歴保存手段31および規定
値記憶手段4から取り出して警報履歴表示画面を表示装
置6に出力する対話処理手段33が付加されている。
【0054】次に、本実施の形態の作用をプラントPか
らのプロセス信号の入力点Aが警報になった場合を例に
挙げて説明する。
【0055】プラントデータ履歴保存手段30は、プラ
ントデータ入力手段2が入力した各入力点のプロセス信
号を履歴データとして保存する。したがって、ポイント
Aのプロセス量もポイントAの警報状態に無関係に一定
周期で保存される。ポイントAの保存データのデータイ
メージを図8に、保存データフォーマットを図9にそれ
ぞれ示す。
【0056】警報履歴保存手段31は、警報が発生する
度に警報発生/復帰情報およびその時刻データを図10
に示すようなフォーマットで保存する。
【0057】図11は、ポイントAが警報になった場合
のメッセージ処理手段5によって表示装置6に表示され
た警報表示画面例を示すものである。
【0058】運転員は、図11に示す警報表示画面か
ら、ポイントをタッチすることによりポイントを選択
し、ポイントAの履歴表示要求を行う。この運転員が指
定した要求は、入力装置32から対話処理手段33に入
力される。
【0059】対話入力処理手段33は、図12にその処
理の流れを示すように、運転員の指定した入力点のポイ
ント番号Aを入力し(ステップ300)、プラントデー
タ履歴保存手段30よりポイントAのプロセス量の履歴
データを取り出して(ステップ301)、警報履歴表示
画面にトレンドグラフにして表示する(ステップ30
2)。また、規定値記憶手段4よりポイントAの規定値
xを取り出し(ステップ303)、警報発生の検出レベ
ルである警報制限値と正常復帰の検出レベルである復帰
値をポイントAのトレンドグラフにライン表示する(ス
テップ304)。さらに、警報履歴保存手段31よりポ
イントAの過去の警報発生/復帰情報を取り出し(ステ
ップ305)、ポイントAのトレンドグラフに警報発生
時刻および復帰時刻を表示して、図13に示すような警
報履歴表示画面を例えばウィンドウにして表示装置6に
出力する(ステップ306)。
【0060】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、警報が発生した場合、その入力点の警報が過去に発
生したか、また、頻繁に警報が発生している入力点かの
監視が可能になる。
【0061】また、プロセス量のトレンドグラフと一緒
に表示することにより、過去の警報発生/復帰が分かる
だけでなく、プロセス量がどのように変化しているの
か、発生している警報項目は復帰方向に向かっているの
か/悪い方に向かっているのかも同時に監視することが
可能となる。
【0062】図14は、本発明の警報表示装置の第4の
実施の形態を示すもので、図24に示す従来構成と比較
して、警報判定手段3からの警報判定情報に基づいて関
連する入力点をグループにして、警報情報を記憶する関
連情報記憶手段40と、運転員の要求を入力するキーボ
ード、タッチパネル等の入力装置32と、入力装置32
からの運転員の関連警報表示要求により、指定された警
報メッセージに関連する警報メッセージのみを集めた関
連警報メッセージ画面を関連情報記憶手段40のデータ
に基づいて作成する対話処理手段41が付加され、メッ
セージ処理手段42の処理内容に変更が加えられてい
る。
【0063】次に、本実施の形態の作用を説明する。警
報判定手段3までの作用は、第1の実施の形態と同じで
ある。
【0064】関連情報記憶手段40は、警報判定手段3
からの警報判定情報cを入力し、あらかじめ設定された
関連入力点情報に対応して警報情報を保存する。図15
に関連情報記憶手段40のデータ保存フォーマットの一
例を示す。図15に示すように、警報監視を実施するす
べてのプロセス状態信号に対して、関連する入力点ごと
にグループ別けを行い、同一グループ内の入力点には警
報分類番号として同じ番号を割り振ることにより、選択
した警報点に関連する警報点の検索を可能としている。
【0065】メッセージ処理手段42は、警報判定手段
3からの警報判定情報cを入力すると、図16に示すよ
うな警報メッセージ画面を作成し、表示装置6に出力す
る。
【0066】運転員が、図16に示す警報メッセージ画
面において、任意の警報メッセージの入力点番号をタッ
チスクリーンや点番号の入力操作によって選択し、この
画面の下方に設けられている関連情報表示ボタンを選択
すると、対話処理手段41は選択された入力点番号を判
定し関連情報記憶手段40からこの入力点番号に関連す
る入力点番号の警報情報を取り出して警報メッセージの
表示情報を作成しメッセージ処理手段42に出力する。
【0067】メッセージ処理手段42は、対話処理手段
41から警報メッセージの表示情報を入力すると、図1
6に示す警報メッセージ画面から、図17に示すような
関連警報メッセージ画面に切替えて表示装置6に表示す
る。
【0068】また、図17に示す関連警報メッセージ画
面において、全項目表示ボタンがタッチ等により選択さ
れると、対話処理手段41がこれを判定し、メッセージ
処理手段42に通知することによって、表示装置6の表
示画面は図16に示す警報メッセージ画面に戻る。
【0069】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、プラント警報が多数発生して、警報項目が表示装置
画面の複数頁にわたって表示されている場合、発生して
いる複数の警報メッセージの中から、運転員が任意の警
報項目を選択すると、その警報に関連した警報項目だけ
を集めた関連警報メッセージ画面を表示することが可能
となり、多数の警報が発生している状況において、運転
員の警報情報の確認に要する負担を軽減することができ
る。
【0070】図18は、本発明の警報表示装置の第5の
実施の形態を示すもので、図24に示す従来構成と比較
して、運転員の要求を入力するキーボード、タッチパネ
ル等の入力装置32と、入力装置32からの運転員の選
択要求を判定する選択メッセージ判定手段50が付加さ
れ、メッセージ処理手段51の処理内容に変更が加えら
れている。
【0071】次に、本実施の形態の作用を説明する。警
報判定手段3までの作用は、第1の実施の形態と同じで
ある。
【0072】メッセージ処理手段51は、警報判定手段
3からの警報判定情報cを入力すると、図19に示すよ
うな警報メッセージ画面を作成し、表示装置6に出力す
る。
【0073】ここで、図19に示すように、警報メッセ
ージ画面上に3個の警報メッセージ1、2、3が表示さ
れており、そのうち警報メッセージ2を特に監視したい
場合には、警報メッセージ2をマウス、タッチパネル等
の入力装置32によって選択し、ついで画面下の選択ボ
タンを選択操作する。
【0074】選択メッセージ判定手段50は、この選択
情報を入力して警報メッセージ2が選択されたことを判
定し、メッセージ処理手段51に通知する。
【0075】メッセージ処理手段51は、選択メッセー
ジ判定手段50より警報メッセージ2の選択通知を受け
取ると、図20(a)に示すように、その警報メッセー
ジ2を画面上部の選択警報メッセージ表示エリア52ヘ
表示する。この時、選択された警報メッセージ1行分が
選択警報メッセージ表示エリア52に表示されるため
に、警報メッセージ表示エリア53の行数は例えば20
行より19行へと自動的に縮小される。なお、この19
行はスクロールすることが可能であり、古い警報メッセ
ージを見ることも可能な仕様となる。
【0076】図20(a)に示す警報メッセージ画面に
て、さらに警報メッセージ15を選択すると、運転員に
よって選択された警報メッセージは、警報メッセージ2
と警報メッセージ15の2行となり、メッセージ処理手
段51は、この2行を選択警報メッセージ表示エリア5
2ヘ表示する。これとともに警報メッセージ表示エリア
53の行数は19行から18行へと自動的に縮小され
る。なお、警報メッセージ2の監視が終了して、非表示
となった場合は、選択メッセージ表示エリア52は2行
より1行表示となり、警報メッセ一ジ表示エリア53は
18行より、19行表示へと自動的に変化する。
【0077】さらに、選択メッセージ表示エリア52に
表示された警報メッセージのうち監視の重要度が小さく
なったものについては、これを選択し解除ボタンを選択
操作することにより、メッセージ処理手段51は、選択
メッセージ判定手段50より通知される警報項目と解除
要求により、選択された警報メッセージを選択警報メッ
セージ表示エリア52から消去して警報メッセージ表示
エリア53に表示するよう処理する。
【0078】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、警報メッセージ画面において、ある間持続的に監視
したい警報メッセージがあれば、それを特定位置に表示
することによって、運転員の特定した警報メッセージと
新しく発生する警報メッセージの両方を同一画面で監視
することができ、プラントの警報監視を効率よく行うこ
とができる。
【0079】図21は、本発明の警報表示装置の第6の
実施の形態を示すもので、図24に示す従来構成と比較
して、運転員の確認要求を入力するキーボード、タッチ
パネル等の入力装置32と、入力装置32からの運転員
の確認要求を入力する対話処理手段60と、メッセージ
表示情報を保存するメッセージ表示情報記憶手段61が
付加され、メッセージ処理手段62の処理内容に変更が
加えられている。
【0080】メッセージ処理手段62は、警報判定手段
3からの警報判定情報に基づいて作成した警報メッセー
ジ情報と対話処理手段60から通知される警報確認情報
をメッセージ表示情報としてメッセージ表示情報記憶手
段61に保存処理する。
【0081】次に、本実施の形態の作用を説明する。警
報判定手段3までの作用は、第1の実施の形態と同じで
ある。
【0082】メッセージ処理手段62は、警報判定手段
3からの警報判定情報に基づいて警報メッセージを作成
し、メッセージ表示情報記憶手段61に保存されている
メッセージ表示情報に基づいて、各警報メッセージにつ
いて未確認か確認済みかを判断し、未確認の警報メッセ
ージは文字を大きくして表示し、確認済みの警報メッセ
ージは通常の大きさの文字で表示した警報メッセージ画
面を表示装置6に出力する。
【0083】運転員が、警報メッセージ画面で、未確認
の警報項目を入力装置32により確認操作すると、対話
処理手段60は確認された警報項目を判別し、メッセー
ジ処理手段62に通知する。
【0084】メッセージ処理手段62は、対話処理手段
60から通知された確認警報項目情報によりメッセージ
表示情報記憶手段61に保存されているメッセージ表示
情報を更新するとともに、今回確認された警報メッセー
ジを通常の文字の大きさで警報メッセージ画面に表示す
る。
【0085】図22は、未確認の警報メッセージの文字
を縦方向へサイズ拡大した警報メッセージ画面の一例を
示すものである。
【0086】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、警報が発生した場合、運転員に対する警報発生項目
の視認性向上、またその警報項目が未確認状態の時、確
認済警報メッセージとの区別を容易に行うことができ
る。
【0087】なお、上記実施の形態では、未確認の警報
メッセージを文字を拡大して表示するのであったが、他
の実施の形態として、警報メッセージの未確認/確認済
みの区別を明確にするために、表示メッセージの色変
え、輝度に明暗をつける、文字の書体変更、反転表示等
の表示形態の変更を行うこともできる。このような警報
メッセージの未確認/確認済みによる表示形態の変更例
を図23に示す。
【0088】図23に示すような表示変更方法では、画
面に表示できる警報メッセージの個数に影響しないで運
転員に対する未確認の警報発生項目の視認性向上を図る
ことができる。
【0089】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、警報
メッセージの時刻情報によって分類表示することによ
り、警報メッセージ画面に表示されている警報メッセー
ジの時刻表示部分を見ることにより、その警報メッセー
ジが最近発生したもなのかかなり前に発生したものなの
かを一目で判断することができる。
【0090】また本発明によれば、多数の警報が発生し
た場合には、そのメッセージの個数に応じて、複数画面
から構成される警報メッセージ画面を表示することによ
り、複数頁にわたるメッセージを一度に表示することが
でき、全体的な警報監視が容易となる。
【0091】また本発明によれば、警報発生時に、その
警報項目が過去に発生したか、また、頻繁に警報が発生
している項目か監視が可能になる。また、プロセス量の
履歴を表示することにより、過去の警報発生/復帰のみ
ならず、プロセス量がどのように変化しているのか、発
生している警報項目は復帰方向に向かっているのか/悪
い方に向かっているのかも同時に監視することが可能と
なる。
【0092】また本発明によれば、プラント警報が多数
発生して、警報項目が画面表示の複数頁にわたって表示
されている場合、発生している複数の警報メッセージの
中から、運転員が任意の警報項目を選択すると、その警
報に関連した警報項目だけを集めて警報メッセージ画面
に表示することが可能となり、多数の警報が発生してい
る状況において、運転員の警報情報の確認に要する負担
を軽減することができる。
【0093】また本発明によれば、警報メッセージ画面
において、古い警報であっても監視したい警報を選択し
て特定表示エリアに表示することにより、運転員の特定
した警報メッセージと新しく発生する警報メッセージの
両方を同一画面で監視することができ、プラントの警報
監視を効率よく行うことができる。
【0094】また本発明によれば、従来警報メッセージ
にて警報未確認項目と警報確認済項目との表示上の差異
は、フリッカ表示(点滅表示)のみであったが、文字の
大きさや、文字の表示形態を変更することにより、運転
員に対する警報発生項目の視認性向上を図ることができ
るとともに、その警報項目が未確認状態の時、警報確認
済メッセージとの区別をより容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の警報表示装置の第1の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示すメッセージ処理手段と時刻通知手段
の処理例を示すフロー図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかる警報メッセ
ージ画面例を示す図である。
【図4】本発明の警報表示装置の第2の実施の形態を示
すブロック図である。
【図5】図4に示すメッセージ処理手段の処理例を示す
フロー図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態にかかる警報メッセ
ージ画面例を示す図である。
【図7】本発明の警報表示装置の第3の実施の形態を示
すブロック図である。
【図8】図7に示すプラントデータ履歴保存手段に保存
されたあるポイントのプロセスデータ履歴のイメージを
示す図である。
【図9】図7に示すプラントデータ履歴保存手段の保存
データフォーマットを例示する図である。
【図10】図7に示す警報履歴保存手段の保存データフ
ォーマットを例示する図である。
【図11】警報表示画面例を示す図である。
【図12】図7に示す対話処理手段に処理例を示すフロ
ー図である。
【図13】図7に示す対話処理手段による警報履歴表示
画面例を示す図である。
【図14】本発明の警報表示装置の第4の実施の形態を
示すブロック図である。
【図15】図14に示す関連情報記憶手段の保存データ
フォーマット例を示し図である。
【図16】本発明の第4の実施の形態にかかる警報メッ
セージ画面例を示す図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態にかかる関連警報
メッセージ画面例を示す図である。
【図18】本発明の警報表示装置の第5の実施の形態を
示すブロック図である。
【図19】本発明の第5の実施の形態にかかる警報メッ
セージ画面例を示す図である。
【図20】本発明の第5の実施の形態にかかる警報メッ
セージ画面例を示す図である。
【図21】本発明の警報表示装置の第6の実施の形態を
示すブロック図である。
【図22】本発明の第6の実施の形態にかかる警報メッ
セージ表示例を示す図である。
【図23】本発明の他の実施の形態にかかる警報メッセ
ージ表示例を示す図である。
【図24】従来の警報表示装置の構成例を示す図であ
る。
【図25】従来の警報メッセージ画面例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2………プラントデータ入力手段 3………警報判定手段 4………規定値記憶手段 5、11、20、42、51、62………メッセージ処
理手段 10………時刻通知手段 30………プラントデータ履歴保存手段 31………警報履歴保存手段 32………入力装置 33、41、60………対話処理手段 40………関連情報記憶手段 50………選択メッセージ判定手段 61………メッセージ表示情報記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関口 博文 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 内海 隆三 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントのプロセスデータを入力するプ
    ラントデータ入力手段と、 入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否かを
    判定する警報判定手段と、 この警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警報点
    ごとの警報メッセージを作成し、前記警報メッセージを
    警報発生時刻からの経過時間に応じて表示装置に分類し
    て表示するメッセージ処理手段とを具備することを特徴
    とする警報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ処理手段が、前記警報メ
    ッセージを経過時間に応じて同一時刻内と、同一日内
    と、前日以前に分類して表示することを特徴とする請求
    項1記載の警報表示装置。
  3. 【請求項3】 プラントのプロセスデータを入力するプ
    ラントデータ入力手段と、 入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否かを
    判定する警報判定手段と、 この警報判定手段からの警報判定情報に基づいて表示メ
    ッセージを作成し、前記表示メッセージの個数に応じて
    画面を分割して表示装置に表示するメッセージ処理手段
    とを具備することを特徴とする警報表示装置。
  4. 【請求項4】 プラントのプロセスデータを入力するプ
    ラントデータ入力手段と、 入力したプロセスデータをプラント履歴データとして保
    存するプラント履歴データ保存手段と、 入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否かを
    判定する警報判定手段と、 この警報判定手段からの警報判定情報を警報履歴データ
    として保存する警報履歴データ保存手段と、 前記警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警報点
    ごとの警報メッセージを作成し表示装置に表示するメッ
    セージ処理手段と、 このメッセージ処理手段によって表示された警報メッセ
    ージ画面から入力装置を介して入力された警報履歴要求
    により、指定された警報点の履歴情報を前記プラント履
    歴データ保存手段のプラント履歴データおよび前記警報
    履歴データ保存手段の警報履歴データに基づいて前記表
    示装置に表示する履歴情報処理手段とを具備することを
    特徴とする警報表示装置。
  5. 【請求項5】 プラントのプロセスデータを入力するプ
    ラントデータ入力手段と、 入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否かを
    判定する警報判定手段と、 この警報判定手段からの警報判定情報を関連する警報点
    ごとに分類して保存する警報点関連情報記憶手段と、 前記警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警報点
    ごとの警報メッセージを作成し表示装置に表示するメッ
    セージ処理手段と、 このメッセージ処理手段によって表示された警報メッセ
    ージ画面から入力装置を介して入力される情報により、
    指定された警報点に関連する警報点の警報メッセージを
    前記関連情報記憶手段に基づいて作成し前記表示装置に
    表示する関連メッセージ処理手段とを具備することを特
    徴とする警報表示装置。
  6. 【請求項6】 プラントのプロセスデータを入力するプ
    ラントデータ入力手段と、 入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否かを
    判定する警報判定手段と、 この警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警報点
    ごとの警報メッセージを作成し表示装置に表示するメッ
    セージ処理手段と、 入力装置を介して入力された情報に基づいて、前記メッ
    セージ処理手段によって表示される警報メッセージのう
    ち指定された警報点の警報メッセージを画面上の特定エ
    リアに表示するよう表示処理する表示処理手段とを具備
    することを特徴とする警報表示装置。
  7. 【請求項7】 プラントのプロセスデータを入力するプ
    ラントデータ入力手段と、 入力したプロセスデータを規定値と比較し警報か否かを
    判定する警報判定手段と、 この警報判定手段からの警報判定情報に基づいて警報点
    ごとの警報メッセージを作成し、運転員によって確認さ
    れていない警報メッセージをすでに確認された警報メッ
    セージと表示方法を変えて表示装置に表示するメッセー
    ジ処理手段とを具備することを特徴とする警報表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記メッセージ処理手段が、確認されて
    いない警報メッセージをすでに確認された警報メッセー
    ジより大きな字で表示することを特徴とする請求項7記
    載の警報表示装置。
  9. 【請求項9】 前記メッセージ処理手段が、確認されて
    いない警報メッセージをより注意を引くようにすでに確
    認された警報メッセージと文字の表示形態を変えて表示
    することを特徴とする請求項7記載の警報表示装置。
  10. 【請求項10】 プラントからプロセスデータを入力さ
    せ、 入力したプロセスデータを規定値に基づいて警報か否か
    を判定させ、 その判定結果に基づいて警報点ごとの警報メッセージを
    作成させ、 前記警報メッセージを警報発生時刻からの経過時間に応
    じて時刻変更および日付変更をもとに分類して表示させ
    ることを特徴とする警報表示方法。
  11. 【請求項11】 プラントからプロセスデータを入力さ
    せ、入力したプロセスデータを規定値に基づいて警報か
    否かを判定させ、その判定結果に基づいて警報点ごとの
    警報メッセージを作成させ、前記警報メッセージを警報
    発生時刻からの経過時間に応じて時刻変更および日付変
    更をもとに分類して表示させるプログラムを計算機で実
    行可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
JP963098A 1998-01-21 1998-01-21 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体 Withdrawn JPH11212633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP963098A JPH11212633A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP963098A JPH11212633A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11212633A true JPH11212633A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11725575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP963098A Withdrawn JPH11212633A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11212633A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001107870A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Ebara Corp 給水装置
JP2002373021A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Toshiba Corp 警報表示装置
JP2007334711A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム
JP2008046787A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Yokogawa Electric Corp アラーム情報表示装置およびアラーム情報表示方法
JP2008234025A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Toshiba Corp 監視制御システム及び監視制御支援方法
JP2009301488A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001107870A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Ebara Corp 給水装置
JP4545253B2 (ja) * 1999-10-08 2010-09-15 株式会社荏原製作所 給水装置
JP2002373021A (ja) * 2001-06-15 2002-12-26 Toshiba Corp 警報表示装置
JP2007334711A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム
JP2008046787A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Yokogawa Electric Corp アラーム情報表示装置およびアラーム情報表示方法
JP2008234025A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Toshiba Corp 監視制御システム及び監視制御支援方法
JP2009301488A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 監視制御システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6229429B1 (en) Fire protection and security monitoring system
US5984502A (en) Keypad annunciator graphical user interface
JP4564452B2 (ja) プラント監視装置
JPH0822403A (ja) 計算機システムの監視装置
US4916699A (en) Diagnostic data processing system with selective touch-sensitive display
US20020054143A1 (en) Message handling apparatus and method
JPH0836682A (ja) プラント監視装置および監視方法
JPH11212633A (ja) 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体
JP2003140798A (ja) 表示制御装置およびプログラム
US10482741B2 (en) Multi-frame display for a fire protection and security monitoring system
JP2000347724A (ja) プラント監視装置
JP3445409B2 (ja) プラント警報監視装置
JPH07318380A (ja) データ計測支援装置およびデータ計測支援方法
JP2845633B2 (ja) 警報装置
JP2005012916A (ja) 電力系統監視制御システム
JPH07261833A (ja) 画面表示装置
JPH06289847A (ja) 表示装置
JP3396559B2 (ja) プラント監視装置
JPS63190491A (ja) 画面記録装置
JPH0798642A (ja) 対話装置
JPH08106322A (ja) プラント監視装置
JPH02285496A (ja) プラント監視装置
JP2004085268A (ja) プラント用警報管理システム及び警報管理方法
JPH10143792A (ja) プラント監視装置
JPH0844424A (ja) プラント監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405