JP4545253B2 - 給水装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水装置に係り、特にポンプを使用して、集合住宅、ビル等に水道水等の給水を行う給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、一般的な給水装置の構成例を示す。この給水装置は、ポンプ11,12を使用して、集合住宅、ビル等に水道水等の給水を行うためのものである。その吸込口13が図示しない水道本管又は受水槽に配管を介して接続され、送水口14が同様に図示しない配管を介して集合住宅、ビル等の末端の需要者の給水栓に接続される。吸込口13は、減圧式逆流防止器16、吸込ヘッダ15等を介してポンプ11,12の吸込側フランジに配管により接続される。一方でポンプ11,12の吐出側は吐出集合管17に接続され、吐出ヘッダ18を介して送水口14から図示しない配管に接続されて、末端需要者に給水を行う。
【0003】
又、吐出集合管17には分岐管を介し、圧力タンク19に接続されている。圧力タンク19は、ポンプにより加圧された水を蓄圧することで、ポンプの頻繁な起動停止を防止する。又、吐出集合管17又は吐出ヘッダ18には水圧を検出する圧力センサを備え、又、吸込ヘッダ15にはポンプ流入側の吸込圧力を検出する圧力センサを備え、これらの信号を制御盤39に伝達し、制御盤39内に配置された制御回路によりポンプ11,12の運転制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような給水装置は、各種センサによる異常検知手段を備え、異常検知信号を受けてポンプを停止させるか、異常検知の種類によってはポンプを停止させないで警報のみを外部に伝達する。例えば、給水装置の吸込側が受水槽に接続され、受水槽に貯えられた水をポンプにより加圧して送水する場合に、受水槽の水位が異常低下を来した場合には、ポンプを停止させると共に警報を表示装置に表示して、更に外部に異常検知信号を伝達する。ここで、外部とは例えば管理人室であり、異常を検知した管理人等が現場に行き、原因等を究明して対処することになる。又、給水装置が受水槽を介さずに水道本管に直結される直結給水方式においては、水道本管の給水水圧が異常低下となった場合には、ポンプの運転を停止すると共に、警報を表示装置に表示して、更に一括警報にて管理人室等に伝達する必要がある。
【0005】
このような事情から、給水装置にはその制御盤に接続した表示装置を備え、各種センサから伝達される異常検知信号により、ポンプの運転停止、及び又は警報の出力を行うようになっている。そして、このようなポンプの運転停止の情報、或いは給水水圧の異常低下等の情報は、装置に付属した表示装置に表示されると共に、一括警報として管理人室等に伝達される。
【0006】
従来からこの種の給水装置には種々の警報機能が備えられており、ポンプを運転することが危険である場合には、警報の発令と共にポンプを自動停止する機能が備えられている。そして、警報の発令の原因が無くなると自動的に警報も無くなり、ポンプを自動的に始動する自動復帰タイプと、一旦警報を出力すると警報原因が無くなったとしても、リセットボタン等を押すまで警報を保持する自己保持タイプとがある。この場合には、ポンプは自動的に始動しない。自動復帰型の警報には、受水槽の渇水、満水、等があり、自己保持型の警報には、ポンプ過負荷、漏電、吐出圧力異常低下等があり、警報の内容によって使い分けられている。
【0007】
この際、自動復帰型の警報では、警報の内容を確認する前に復帰してしまうと、その内容を確認できないことがある。即ち、警報の発生は、リレー回路の無電圧接点信号等で管理人室に送られると共に、その内容を給水装置の制御盤に接続した表示装置に表示する場合が多い。そして、管理人室への警報信号は、各種の警報を兼ねて一括警報として発信される場合があり、管理人室では直ちに警報の内容が判らない場合がある。そして、一括警報を受けて例えば管理人が給水装置の設置現場に行く間に自動復帰してしまう場合がある。このような場合には、自動復帰してしまうため警報の内容を確認することができなくなる。
【0008】
このような自動復帰型の警報は、管理者が現場に行かなくても給水が自動的に再開されるため便利である。しかしながら、その原因追及などのために現場に調査に行った場合に、その間に警報内容が既に消えている場合には、その原因究明ができず、不便である。又、警報出力をリセットするまで保持する自己保持型では、管理人等が給水装置の設置現場に行って、警報出力をリセットするまでポンプの運転が再開されないので不便である。
【0009】
本発明は上述した事情に鑑みて為されたもので、警報が自動復帰型の場合にも、警報内容を確認できるようにした給水装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の給水装置は、水を加圧して送水するポンプと、該ポンプのケーシングの吸込側及び吐出側に接続された配管と、該吐出側に接続された配管に接続され前記ポンプにより加圧された水を蓄圧するタンクと、前記ポンプを駆動するモータと、該モータに電力を供給する駆動電源回路と、前記ポンプの運転を制御する電気制御回路とを、一体的にキャビネット内に収容してなる給水装置において、少なくとも警報の内容を表示する表示装置と、前記表示装置の表示をリセットするリセットボタンとを備え、該表示装置には異常を示す信号の受信と共に警報の内容が表示され、前記給水装置の自動復帰に際して、前記ポンプを始動すると共に警報を解除する一方、前記リセットボタンが押されるまでは、前記表示装置の表示を保持するように構成されていることを特徴とする。
【0011】
これにより、管理人が設置現場に到着した際に既に自動復帰してしまった警報についても、警報の内容が表示装置に表示されて残っているので、そこから警報の発生原因等を追及することが可能になる。
【0012】
又、前記保持する表示装置の表示内容には、警報が発生した時刻を特定する時間表示を含むものであることが好ましい。これにより、異常の発生時刻を特定することが可能となり、原因究明に便利である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図2乃至図7を参照しながら説明する。
【0014】
図2は、本発明の第1の実施形態例であり、受水槽の水位警報システムについてのものである。水道本管に接続された配水管21から流入した水は一旦受水槽22に溜められ、その水を給水装置のポンプ11,12により需要家末端の給水栓に給水する。この給水装置10は、上述した概略図1に示す構成を備えたものである。受水槽22には電極棒(水位センサ)23が備えられ、これにより受水槽渇水と満水等の検知信号が給水装置の制御盤39に送られる。給水装置のポンプは水の無い状態で運転すると、空運転となり破損する危険性があるため、受水槽が渇水状態となった場合に生じる電極棒(水位センサ)信号を受けると、制御盤は渇水警報を発生すると共にポンプの運転を停止する。一方で、電極棒(水位センサ)23が満水状態を検知した場合には、ポンプを破損することはないので満水警報を制御盤が発生し、表示装置24に表示すると共に、ポンプの運転はそのまま継続される。
【0015】
これらの受水槽に関する警報は、従来は水位が回復すると自動的に解除されていた。即ち、正常の場合には図3(a)の▲1▼に示すように、「正常」が表示される。受水槽水位が低下すると電極棒23の接点から水面が離れることで水位の低下を検知し、このセンサ出力信号が制御盤に送られる。そして制御盤では、警報出力をオン状態とすると共に、ポンプの運転を停止し、その制御盤に接続した表示装置24にランプの点灯、又は液晶表示等により受水槽が渇水状態である旨の「受水槽渇水」の表示を行う(図3(a)▲2▼参照)。そして、水位が復帰すると電極棒23の接点が導通し、制御盤に水位が復帰したことを示す信号が出力される。この信号を受けて、警報出力をオフとすると共にポンプを自動的に始動して正常の運転状態に復帰させると共に表示装置には「正常」を出力する(図3(a)▲3▼参照)。
【0016】
これに対して本発明の給水装置においては、▲1▼及び▲2▼のプロセスは共通であるが、水位が復帰した場合にポンプの運転を自動的に再開させるが、この時警報出力は「受水槽渇水」の表示をそのまま残しておく。即ち、▲1▼に示す「正常」な状態から、受水槽水位が低下して電極棒23の接点が水面から離れることで、水位の低下を検知し、制御盤に信号が送られ、制御盤では警報出力をオンすると共にポンプを停止し、制御盤に接続した表示装置に「受水槽渇水」を表示する(図3(b)▲2▼参照)。管理人室には警報一括が出力される。しかしながら、どの部分に異常が生じたかは管理人室では判らない。そして、水位が復帰した場合にはポンプの運転を自動的に再開するが、警報の表示は▲3▼に示すように、「受水槽渇水」をそのまま残しておく。
【0017】
そこで、管理人が給水装置の設置現場に駆けつけ、渇水状態が管理人が駆けつけた時点で解除されていたとしても、表示装置に「受水槽渇水」が残っているため、管理人室で受けた一括警報の内容が「受水槽渇水」にあることが判る。これにより、管理人は異常警報の原因を究明し、必要な対策をとることができる。
そして、管理人が警報解除ボタン25を押すことにより、表示をリセットし、▲4▼に示すように、「正常」の表示に戻る。
【0018】
その際、表示装置には異常警報の発生時刻及び異常解除の時刻等を表示することが好ましい。これにより、管理人等は異常が何時何分に発生して、何時何分に正常状態に復帰したかを知ることができ、便利である。尚、このように発生時刻を表示するのに代えて、発生時刻および/又は復帰時刻から何時間何分間の時間が経過したかを表示するようにしてもよい。又、時刻の表示は警報解除ボタンの操作と独立した別の操作により表示させるようにしてもよい。
【0019】
図4は、本発明の第2の実施形態例の直結給水方式における流入圧力低下の警報システムを示す。水道本管が給水装置のポンプ吸込側の配管に直接接続された、いわゆる直結型の給水装置を構成している。水道本管の給水圧は、例えば集合住宅等の水道栓に給水するには一般には不十分であり、ポンプ等により加圧して給水を行う。しかしながら、水道水の給水が例えば低層の集合住宅に行う場合のように、高い給水圧力を必要とせず、水道水本管の供給水圧が十分に高い場合にはポンプ等を介さずに直接末端需要家側に給水することも可能である。係る直結給水方式においては、ポンプの一次側にある程度の圧力を確保しておく必要があるため、給水装置の一次側配管に圧力センサを取り付け、所定の圧力(例えば水頭7m以下)になると、流入圧力低下警報を発し、制御盤に接続した表示装置に「流入圧力低下」を表示し、ポンプの運転を停止する。
【0020】
一次側圧力が復帰(例えば水頭10m以上)すると、自動的にポンプを始動すると共に警報を解除する。従来例では図5(a)に示すように、正常の状態▲1▼では、「正常」と表示され、流入圧力が所定圧力以下に低下した場合には、▲2▼に示すように「流入圧力低下」と表示し、ポンプの運転を停止して警報を表示すると共に、例えば管理人室に一括警報として信号を送信する。そして、流入圧力が回復すると、▲3▼に示すように「正常」と表示し、ポンプの運転を再開して自動復帰する。
【0021】
これに対して本発明の実施形態例では、図5(b)に示すように、▲1▼及び▲2▼の状態は同じであるが、▲3▼の自動復帰する際に、従来では「正常」と表示が復帰するが、「流入圧力低下、○○時○○分PM」と警報の表示及び発生時刻及び復帰時刻を残しておく。一方で、流入圧力が回復するとポンプは再始動し、給水を再開する。そして▲4▼に示すように、例えば管理人が設置現場に駆けつけ、リセットボタン25を押すことにより、表示が「正常」に戻る。この際ポンプは既に運転を再開しているが、管理人室で受けた一括警報の内容が、「流入圧力低下」にあり、その発生時刻が「○○時○○分PM」と確認することができる。
【0022】
図6は、本発明の実施の形態の給水装置の全体構成を示す正面図であり、図7(a)はその左側面図、(b)はその右側面図である。図示するようにキャビネット10の略中央部には水平にサポート板28が配置されていて、その両端でゴム等の防振材を介してキャビネット側板に取り付けられた支持部により支持されている。サポート板28は、ポンプの吸込口フランジの部分でポンプ及びその配管類に接続固定されている。そして、サポート板28の上部にはポンプ11,12、吐出集合管17、圧力タンク19、制御盤39、ポンプに可変周波数・電圧を供給する駆動電源回路40等が配置されている。
【0023】
サポート板28の上部には、2台のポンプ11,12が左右に配置され、その対面する吐出口間に直線状の吐出集合管17が接続され、その略中央部からT字状に下方に向けて吐出ヘッダ18が接続され、バイパス機能付き弁45を介して送水口14にて図示しない外部の送水管に接続する。この弁45にはハンドル45aを備え、送水口14を開閉できるようになっている。吐出集合管17の略中央部には、上方に向けて分岐管を備え、開閉弁38を介して圧力タンク19に接続している。
【0024】
ポンプの吸込側には、その吸込口に連通した吸込集合管15を備え、給水装置の吸込口13に配管が接続されている。吸込集合管15は、前方に配置したバイパス機能付き弁45との間に配置した図示しない逆止弁で接続されており、結果的に吐出側の配管18とは該逆止弁を介して接続され、流入側圧力が所要圧力以上である場合には、ポンプを介さずに直結して吐出側に送水が行われる。符号16は減圧式逆流防止器であり、送水された水が吸込側に接続された水道本管又は受水槽に逆流することを防止するためのものである。
【0025】
吐出ヘッダ18にはポンプ吐出側の水圧を検出する圧力センサ43が備えられ、同様に吸込ヘッダにはポンプ吸込側の圧力を検出する圧力センサ44が備えられている。これらのセンサ43,44の信号は制御盤39に伝達され、ポンプの起動停止又は吐出圧力一定制御運転等に用いられる。又、センサ44の信号は上述したように直結給水方式における「流入圧力低下」によるポンプの停止及び警報の出力に用いられる。ポンプ11,12はDCブラシレスモータ11a,12aにより駆動され、このモータには駆動電源回路40から可変周波数・電圧が供給され、ポンプが制御盤39の指令により可変速運転制御される。駆動電源回路40及びモータ11a,12aは水冷ジャケット41に密着して固定され、これにより良好な放熱特性が得られる。
【0026】
それぞれの水冷ジャケット41では、モータとこれに電力を供給する駆動電源回路が表側と裏側とに固着されている。このため、駆動電源回路が動作して発熱すると、同時にモータも動作して発熱する。そして、これらの発熱量は比例する関係にあるため、一方の発熱量を水冷により十分に吸収して所定の温度範囲に保つことで、他方の発熱量も同時に収まることになる。即ち、同時に発熱する2個の発熱源に対して、同時に発熱するという特性を利用することで、1組の冷却系で2個の発熱源の冷却制御を行うことができる。
【0027】
モータ11a,12a及びこれを駆動する駆動電源回路40は、図示するようにキャビネット10内の上部に配置されている。制御盤39も、同様にキャビネット内の最上部に配置され、その制御盤39の下に各種の配管類が配置されている。従って、これら各種のポンプケーシング及び配管類に冷水が流れた時に表面に生じる結露も、水滴となって落下したとしても、その上部に位置するモータ、駆動電源回路装置、制御盤等の電気関係部品に漏電等の影響を及ぼすことがない。
【0028】
給水装置は、全体としてキャビネット10に収納され、架台37に載せられて固定され、架台37の接地面から給水装置の下面迄の所要の高さが確保される。
又、給水装置のキャビネット10の内部に上述したように制御盤39を備え、ポンプ11,12の運転を制御する。又、制御盤39は、需要者側で水の使用量が極端に少なくなると、ポンプは空運転防止のため、タイマで所定時間の圧力タンク19への蓄圧運転を行い、その後ポンプを停止する。その間、ポンプ11,12の吐出口から吐出された水は、吐出集合管17の中央部からボール型仕切弁38を通して圧力タンク19内に流入して蓄えられる。
【0029】
制御盤39には給水装置のキャビネット外面に露出した表示装置24及び操作部29を備えている。この表示装置24には、上述したようにポンプの運転状態、各種異常検知による警報等が表示され、異常の発生時刻及びポンプ等の復帰時刻が表示される。そして、操作部29のリセットボタンの操作により、警報が解除され、これにより完全な正常状態に復帰する。
【0030】
尚、給水装置の盤面でリセットするまでに、複数回警報が発生する場合が考えられる。このような場合に、全てを記録して表示する、最も古い5回までを記録して表示する、最も新しい5回までを記録して表示する、最も古いデータのみを記録して表示する、最も新しいデータのみを記録して表示する、等の各種の記録・表示方式が考えられる。これらは、給水装置の設置現場の各種警報の発生状況に対応して適宜選択すればよい。
【0031】
又、この実施の形態例では、受水槽の渇水警報と、直結給水方式における流入圧力低下の場合の警報について述べたが、その他の各種の自動復帰する警報出力を有する警報項目についても同様に適用できることは勿論である。更にこの実施の形態例は、異常信号と共にポンプが停止する警報の例について説明したが、例えば受水槽満水警報のように、ポンプを停止させることなく自動復帰する警報にも同様に適用可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、異常信号が解除されると、自動復帰する給水装置において、ポンプの運転等が自動復帰しても警報を表示装置に残すようにしたので、警報内容を自動復帰後に確認することができる。これにより、異常原因の究明が容易となり、信頼性の高い給水装置の運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給水装置の一般的な構成例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の受水槽の警報システム例を示す図である。
【図3】(a)は従来の警報の表示フローを示し、(b)は本発明の警報の表示フローを示す。
【図4】本発明の第2の実施の形態の直結給水方式における流入圧力の警報システム例を示す図である。
【図5】(a)は従来のフローを示し、(b)は本発明の実施の形態の警報の表示フローを示す。
【図6】本発明の実施形態例の給水装置の正面図である。
【図7】図6の(a)左側面図であり、(b)右側面図である。
【符号の説明】
10 給水装置
11,12 ポンプ
11a,12a モータ
21 流入配管
22 受水槽
23 電極棒(水位センサ)
24 表示装置
25 警報解除(リセット)ボタン
29 操作部
39 制御盤

Claims (5)

  1. 水を加圧して送水するポンプと、該ポンプのケーシングの吸込側及び吐出側に接続された配管と、該吐出側に接続された配管に接続され前記ポンプにより加圧された水を蓄圧するタンクと、前記ポンプを駆動するモータと、該モータに電力を供給する駆動電源回路と、前記ポンプの運転を制御する電気制御回路とを、一体的にキャビネット内に収容してなる給水装置において、
    少なくとも警報の内容を表示する表示装置と、前記表示装置の表示をリセットするリセットボタンとを備え、該表示装置には異常を示す信号の受信と共に警報の内容が表示され、
    前記給水装置の自動復帰に際して、前記ポンプを始動すると共に警報を解除する一方、前記リセットボタンが押されるまでは、前記表示装置の表示を保持するように構成されていることを特徴とする給水装置。
  2. 前記保持する表示装置の表示内容には、警報が発生した時刻を特定する時間表示を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
  3. 前記警報は、受水槽の水位警報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給水装置。
  4. 前記警報は、前記給水装置の吸込側が水道本管に直結された直結給水方式における、ポンプの吸込側の流入圧力低下に関する警報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の給水装置。
  5. 前記表示装置と、前記リセットボタンを備える操作部は、前記キャビネット外面に露出していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の給水装置。
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