JP3191576B2 - ポンプ制御装置 - Google Patents

ポンプ制御装置

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JP3191576B2
JP3191576B2 JP22449394A JP22449394A JP3191576B2 JP 3191576 B2 JP3191576 B2 JP 3191576B2 JP 22449394 A JP22449394 A JP 22449394A JP 22449394 A JP22449394 A JP 22449394A JP 3191576 B2 JP3191576 B2 JP 3191576B2
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政雄 吉田
孝幸 押賀
寛 国井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2台の電動機付きポン
プを駆動制御するためのポンプ制御装置に係わり、特に
電動機付ポンプ対応に設けられているインバータ上で、
圧力インバータ周波数が同時に関連表示されるように
したポンプ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ターボ形ポンプやターボ形送風機等のタ
ーボ機械では、給水量,風量は運転速度に比例し、給水
圧,風圧は運転速度の2乗に比例し、そして、これらの
機械出力は運転速度の3乗に比例する。このことは、負
荷量の低減に伴いその運転速度を下げることができるこ
とを示しており、省エネルギーを図ることができる等の
メリットがある。
【0003】従来から、複数のインバータを用いて、複
数のターボ機械の吐出し側の圧力がある一定の関係を保
つよう、速度制御すると共に、これら複数のインバー
タ,ターボ機械の運転順序の制御と運転台数の制御を行
っている。
【0004】複数のターボ機械を複数のインバータで駆
動し、速度制御及び運転台数制御を行うと、比較的容易
にその給水量,風量,給水圧,風圧などを負荷変動に応
じて効率よく制御できる。このため、今後、より一層、
インバータによる速度制御が普及してくるものと考えら
れる。
【0005】従来のターボ機械の一例として、給水装置
にインバータを使用した例を図2〜図4により説明す
る。図4は給水装置の構成図であり、1は水道配水管、
2−1,2−2は配水管枝管、3−1,3−2,3−
3,3−4は仕切弁、4−1,4−2はポンプ、5−
1,5−2は電動機、6−1,6−2は逆止め弁、7は
給水管、8は内部に空気溜まりを有する圧力タンク、
9,10はそれぞれポンプ吸込側及びポンプ吐出側の圧
力を検出する圧力センサであり、検出部での圧力に応じ
た電気信号を発する。
【0006】FS1,FS2はフロースイッチであり、
後で述べる図2,図3で示す過少水量QS以下でONす
るスイッチである。CNUは制御装置であり、電動機5
−1,5−2を可変速駆動するインバータINV1,I
NV2と、漏電保護する漏電しゃ断器ELB1,ELB
2から成る動力回路部と、リレー回路部Rと、コントロ
ーラCUとから構成されている。リレー回路Rは、トラ
ンスTRと、安定化電源Zと、リレー52X1,52X
2と、コントローラCUとのインターフェースI/Oと
を備えている。
【0007】コントローラCUは、演算処理装置CPU
(以下、CPUと略す。)と、圧力センサ9,10から
の信号(アナログ量)をディジタル信号に変換するため
のA/D変換器と、インバータINV1,INV2に給
水系が所望速度指令信号N1,N2を指令するD/A変
換器と、コントローラCUに電源を供給するための電源
端子Eと、前述したリレー52X1,52X2を駆動す
るためのインターフェースI/Oに信号S4を送信する
ための出力ポートPIO−1とを備える。
【0008】また、同様に、コントローラCUは、図
2,図3に示すポンプの運転特性に応じて運転するよ
う、設定手段Cにより設定した設定値S3を読込むため
の入力ポートPIO−2と、漏電しゃ断器ELB1,E
LB2のそれぞれが漏電等によりトリップした時に動作
する接点ELBAL1,ELBAL2と、インバータI
NV1,INV2が過負荷等によりトリップした時に動
作する接点INVAL1,INVAL2の状態を読込む
ための入力ポートPIO−3とを備えている。即ち、C
PUはこれらの故障状態に応じてポンプを停止させ、休
止している他方のポンプへ切替えて運転するよう指令し
その運転制御を実行する。
【0009】図2は以上説明した給水装置によって、ポ
ンプ1台を単独で運転し、または2台のポンプを交互に
運転する際の運転特性図であり、縦軸に圧力Hをとり、
横軸に水量Qを取って示している。曲線Aは、インバー
タにより運転速度N3、すなわち、100%の運転速度
でポンプを駆動した場合のQ−H性能曲線である。同様
に、曲線B,C,Dはそれぞれ、N2,N1,N0の運
転速度でポンプを駆動した時のQ−H性能曲線である。
【0010】曲線Fは管路抵抗曲線であり、例えば使用
水量が水量Q1から水量Q0に変化した時、ポンプの吐
出し側でこの曲線Fより高い圧力で給水すれば、末端水
栓において所望の圧力が得られることを示している。
尚、前述したインバータINV1,INV2は設定され
た条件、例えば加減速時間をどの程度にするかや、如何
なる値のV/F(出力電圧/出力周波数特性)で回転さ
せるかを制御するが、これら条件はコンソールCONS
1,CONS2により外部から設定される。即ち、給水
装置は曲線F上をO3→O2→O1→O0に沿ってポン
プを運転する。
【0011】図4において、漏電しゃ断器ELB1,E
LB2を投入し、制御電源用しゃ断器CBを投入する
と、コントローラCUの電源が確立し、CPUは予めメ
モリMに記憶させているプログラムに基き初期設定を行
い、設定手段Cから設定情報を読み込み、インバータ及
び漏電しゃ断器の状態(故障していないこと)を入力ポ
ートPIO−3より読込み、さらに圧力センサ9,10
の信号をA/D変換器を介して読込む。給水圧力は運転
速度の変化に対応し、例えば管路抵抗曲線Fを負荷運転
制御特性として記憶している。こうして運転準備が完了
する。
【0012】この状態のもとで、需要者が水を使用する
と、給水圧力が低下し、図2に示す始動圧力HON以下
まで低下すると、CPUは出力ポートPIO−1を介し
て、インターフェースI/Oヘリレー52X1を付勢す
る信号を出力すると共に、D/A変換器を介して、イン
バータINV1へ運転速度N1の信号を出力する。これ
によりインバータINV1が始動し、電動機5−1が駆
動される。運転した後は、給水圧力が曲線F上にくるよ
う、圧力センサ10の信号に基き制御される。使用水量
が減少しポンプ停止条件が確立すると、CPUはリレー
52X1を消勢すると共に、現在出力しているインバー
タINV1への速度指令信号N1を解除する。これによ
りポンプ4−1は停止する。再度、水が使用され、給水
圧力HON以下となり始動条件が確立すると、リレー5
2X2の付勢信号と運転速度N2の信号が発せられ、今
度は他方のインバータINV2が始動、電動機5−2が
駆動され、ポンプ4−2が運転を開始する。以後、同
様に、切り替え制御が行われ交互運転が行われる。
【0013】図3はポンプ2台を並列運転した時の特性
図であり、図2と同一符号で示すものは同じ意味をも
つ。即ち、図2に示すようにポンプ2台を1台づつ交互
に運転していて、さらに使用水量が増大した場合には、
2台のポンプ4−1,4−2を同時に運転する。ポンプ
1台で運転している状態で使用水量がQ3以上となる
と、運転速度N3は最高速度であるため、1台のポンプ
では給水能力が足りず、給水圧力がHLヘ低下する。こ
れにより、CPUはリレー52X1,52X2に付勢信
号を出力すると共に、各インバータに速度N1,N2の
指令信号を発する。こうして、2台のインバータINV
1,INV2により2台の電動機5−1,5−2が同時
に運転され、2台のポンプ4−1,4−2が並列に運転
される。ポンプの並列運転後は、給水圧力が曲線F上に
くるよう、圧力センサ10の信号に基く制御が行われ
る。
【0014】図3に於いて使用水量が減少し、運転速度
がN4→N3となり、給水圧力がHHとなると2台のう
ち1台が停止して単独運転となる。これらの公知例とし
ては特公平5−231332号公報が参考になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、次のような問題点がある。即ち、 (1)2台のインバータを負荷に応じて最適に制御する
には、例えば使用量が変動しても給水圧力をある定めた
負荷特性曲線上にくるよう、制御するには、インバータ
外部に制御装置CUやリレー回路部R等を設ける必要が
ある。このため、制御盤のコストが高くなり、寸法や重
量も大きくなる。
【0016】(2)従来の汎用インバータを、多重系で
構成される給水装置などのターボ機械に適用した上、イ
ンバータを交互運転や並列運転するには、各インバータ
より上位に高度なマイクロコンピュータなどを備える制
御装置を設けて各インバータに指令を出力する構成にす
る必要がある。この制御装置には、必要に応じてターボ
機械の運転状態や異常状態,負荷状態を検出するセンサ
ー群を接続しなければならず、システムが高度に複雑に
なるという問題がある。更に、交互運転や並列運転をす
るには、インバータ間で互いにインターロックをとり、
これらの状態を検出して運転指令を出力する必要があ
る。
【0017】(3)インバータには、電源変動や過負荷
から装置を保護するためにトリップ機能が内蔵されてい
る。このため、この保護機能が動作すると、ターボ機械
の運転ができなくなる。従って、ターボ機械の負荷状態
やインバータの異常状態をチェックし、必要に応じてリ
トライ運転を行う構成にする必要があるが、このために
も、インバータより上位に各インバータに指令を出す制
御装置が必要となる。
【0018】(4)制御盤などに表示器を設け、この表
示器に運転状態や異常状態などの状態量、圧力や周波数
などの物理量を表示しているが、この表示器のコストが
嵩み、制御装置の低コスト化が望まれている。
【0019】本発明の目的は、並列に設けられた2台の
電動機付きポンプ各々を運転制御するに際して、特に、
ポンプ対応に設けられているインバータ上で、圧
ンバータ周波数が同時に関連表示され得るポンプ制御装
置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は、並列に設け
られた2台の電動機付ポンプを運転制御するに際し、前
記電動機付ポンプ各々での圧力状態を吸込側圧力、吐出
側圧力として前記電動機付ポンプに共通に検出する圧力
センサと、前記電動機付ポンプ毎に設けられ、且つ自己
に接続された電動機付ポンプを前記圧力センサからの
検出信号に応じて駆動制御するインバータとを備え、
前記インバータそれぞれには、圧力およびインバータ周
波数を含む複数の運転状態と複数の故障状態の何れか1
つの状態を選択的に表示可能な表示器が設けられ、前記
インバータのうち、一方のインバータに設けられた前記
表示器には前記圧力センサで検出された圧力を表示し
得、前記圧力の表示に関連して、他方のインバータに設
けられた前記表示器にはインバータ周波数を同時に表示
し得ることで達成される。
【0021】望ましくは、前記インバータには、前記表
を利用して、圧力およびインバータ周波数を含む各
種パラメータを設定するパラメータ設定手段が設けられ
ればよいものである。
【0022】
【作用】並列に設けられた2台の電動機付ポンプを運転
制御するポンプ制御装置の構成要素として、前記電動機
付ポンプ各々での圧力状態を吸込側圧力、吐出側圧力と
して前記電動機付ポンプに共通に検出する圧力センサ
と、前記電動機付ポンプ毎に設けられ、且つ自己に接続
された電動機付ポンプを前記圧力センサからの圧力検出
信号に応じて駆動制御するインバータとを備え、前記イ
ンバータそれぞれには、圧力およびインバータ周波数を
含む複数の運転状態と複数の故障状態の何れか1つの状
態を選択的に表示可能な表示器が設けられ、前記インバ
ータのうち、一方のインバータに設けられた前記表示器
には前記圧力センサで検出された圧力を表示し得、前記
圧力の表示に関連して、他方のインバータに設けられた
前記表示器にはインバータ周波数を同時に表示される場
合は、それら表示が容易に確認され得るものである。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係るターボ機械制御装置
を給水装置に適用した例を示す全体構成図であり、従来
技術説明に引用した図4の構成と同一構成部分には同一
符号を付け、その説明は省略する。図1において、制御
装置CNUは漏電しゃ断器ELB1,ELB2と、イン
バータINV1,INV2と、ノイズフィルタZCL
0,ZCL1,ZCL2を備える。これは、図4で示し
たリレー回路部Rと制御装置(ハードウェアとソフトウ
ェアを共に)CUを前述したインバータINV1,IN
V2に組込んだことによるものである。
【0024】即ち、このインバータINV1,INV2
は漏電しゃ断器ELB1,ELB2のトリップ信号AL
を信号線S1、または信号線S2を介し端子DI3,D
I4に入力し、フロースイッチFS1、またはFS2の
信号FS1b、またはFS2bを信号線S4、またはS
5を介し端子FW,COMに入力し、圧力センサ9,1
0の信号をそれぞれ信号線S6,S7を介し端子AN
0,AN1,Lに入力する。尚、この圧力センサ9,1
0はインバータINV1,INV2に共通に使用するた
め、両者間を信号線S8により接続する。インバータI
NV1,INV2の端子DI1,DI2,DO1,DO
2間を信号線S3で接続し、運転状態,故障状態,運転
要求などの信号のやり取りを行う。更に、信号線S9,
S10は本装置の故障状態や運転状態を中央の監視盤等
へ出力するためのものである
【0025】図5,図6は本発明の一実施例に係るイン
バータ装置を2台接続して構成したデュアルインバータ
装置の制御手順と運転手順を説明するフローチャートで
ある。また、図7は、漏電しゃ断器ELB1,ELB2
のトリップ時の動作、インバータINV1,INV2の
トリップ時の動作、及び交互運転動作を説明するための
タイミングチャートである。
【0026】図8は図1のインバータのパネル面を詳細
に示したもので、13は表示部であり、例えば7セグメ
ントのLEDまたは液晶等により構成する。14はRU
N/STOP、即ち、運転,停止を指令する例えばタッ
チスイッチである。15は運転条件を設定する際の例え
ばタッチスイッチであり、コマンドを示す。16,17
はメモリ書込みのコマンドを呼び出す際に、アドレスを
インクリメント、またはデクリメントするためのタッチ
キーである。18はデータを打込むための、例えば英数
字等のデータキーであり、19はコマンド操作確定のた
めのキーである。20は表示部13が示す状態を説明す
るための表示部であり、通常は銘板で構成する。
【0027】図10は、前述したタッチキー機能を説明
した図であり、各タッチキーの働きは次の通りである。 (1)コマンドキー「C」15を押下げる。これによ
り、表示部13の「イ」にに「C」の文字が点灯する。 (2)メモリ番地を英数字キー18により指定する。こ
れにより、表示部13の「ロ」、「ハ」に、指定したア
ドレスが表示される。 (3)確定キー「R」19を押下げる。これにより、上
記(1)(2)に対応した設定値が表示部13の「イ」
「ロ」「ハ」にデフォルト値が表示される。 (4)上記(3)で表示されたデフォルト値は、必要に
応じてタッチキー15,16,17,18,19により
訂正することができる。
【0028】図11はこのようにして設定したインバー
タ状態量の設定例を示した図である。更に、インバータ
をどのように運転させるかについても、図2,図3に示
すポンプ負荷特性に従って設定する。加えて、2台のイ
ンバータINV1,INV2の何れを先に運転させるか
についても予めこの設定部を利用して設定する。
【0029】図9は図1に示す信号の外部出力部S9,
S10の詳細を示したもので、例えばインバータINV
1,INV2が何かの不具合でトリップすると内部CP
Uはその出力ポート1に「H」の信号を出力する。これ
によりリレーX1が付勢され、信号端子Kc,K0に故
障を示すON信号が出力される。同様に、信号端子Kc
とK1からは、例えば流入圧力低下を示す信号が出力さ
れ、信号端子KcとK2からは、例えば吐出圧力低下を
示す信号が出力される。
【0030】次に、図5,図6を使用して、運転動作に
ついて詳細に説明する。図1の漏電しゃ断器ELB1,
ELB2を投入し、インバータINV1,INV2の電
源が確立すると(図5の501〜503ステップ参
照)、表示部13に、例えば“000”と表示される。
図5の504ステップで、キースイッチ14を押下げた
か否かを確認し、NOであれば505ステップに進み、
YESであれば506ステップへ進む。このキースイッ
チ14は、RUN/STOP(運転/停止)指令用スイ
ッチであり、1回目で運転指令、もう一回押すと停止指
令を意味する。506ステップでは、キースイッチ15
を押下げて運転条件等の前述した各種条件が設定されて
いるか否かを確認する。確認した結果、設定されていれ
ば508ステップへ進み、そうでなければ505ステッ
プへ進む。505〜507ステップでは前述した各種設
定を行う。
【0031】また、この例では、1号機を優先機として
優先運転フラグPR10FをOFH(この場合、Hは1
6進数表示であることを意味する。)にセットし、2号
機を00Hにセットしてある(人為的な設定)。この
後、508ステップへ進み、図6に示す割込処理ルーチ
ンを許可する。
【0032】図6(a)に示す割込み処理INT0で
は、601〜604ステップに示すように、内部状態を
チェックし、漏電しゃ断器ELB1,ELB2がトリッ
プ状態であれば、または、インバータINV1,INV
2がトリップ状態であれば、607ステップで運転可能
フラグをリセットする。これらがトリップ状態でなく正
常であれば、609ステップで運転可能フラグをセット
し、もし、トリップ状態であれば、608ステップで停
止しこれに対応した処理を実行する。更に、603〜6
05ステップでは、並列運転要求があるか否かを判定
し、並列運転要求であれば、優先運転フラグPR10F
を01Fにセットし、そうでなければ01Hをマスクし
ておく。
【0033】図6(b)で示す割込処理INT1では、
インバータ内部状態量(611ステップ参照:電圧,電
,圧力,周波数の測定とコマンドに応じた表示部への
表示を行う。詳細な表示内容は図8による。)のチェッ
クや、入出力ポートのチェック(612ステップ参照:
入出力端子DI1〜D04の監視とデータをメモリに格
納)や、各センサの信号のチェック(613ステップ参
照:AN0,AN1,Lなどの監視とデータをメモリに
格納)を行う。
【0034】図5に戻り、510ステップでは何れのイ
ンバータ,ポンプが先発機として設定されているかを判
定する。例えばインバータINV1を電源投入初期時の
優先機(優先運転フラグPR10Fが0FFHにセット
されている。)とし、インバータINV2を非優先機
(優先運転フラグPR10Fが00Hにセットされてい
る。)としているとする(0FFHが優先、01Hが並
列運転要求、00Hが追従)。この判定の結果、インバ
ータINV1を先発機として(後で詳細に説明するが、
図5の優先運転フラグPR10Fが0FFHの状態であ
るから)、次の511ステップへ進む。インバータIN
V2は、フラグの状態が00Hであるから0FFHとな
るまで510ステップで待機する。
【0035】インバータINV1は511ステップで圧
力センサ10の検出した圧力信号が、図2,図3に示す
始動圧力H0N以下であれば、512ステップへ進み、
ここでインバータINV1及びポンプ4−1を始動させ
る。以下、505ステップでインバータに設定した負荷
条件の下で、負荷変動に応じた運転を続ける(13ス
テップ)。
【0036】このような状態から使用水量が減少する
と、少水量検出手段(インバータ内部の負荷電流であっ
たり、フロースイッチFS1又はFS2等である。)が
動作する。そこで、次の514ステップで、少水量検出
手段が少水量を検出しているか否か、即ち、フロースイ
ッチであれば、これがOFFしているか否かを判定す
る。判定した結果、水量が少なくポンプの停止条件が確
立(始動頻度抑制を考慮して、数分間の時間をかけて停
止条件が確立しているか否かの判定を行う。)していれ
ば、次の515ステップで停止処理を実行する。この
後、511ステップへ戻り、これ以降の処理を繰返し処
理する。
【0037】ところで、図3に示すように、使用水量が
Q3以上に増大すると、もはや、ポンプ1台の運転では
需要要求に対応できなくなる。この状態となると、2台
並列運転要求信号が発生する。即ち、図6(a)の60
3,605ステップで優先運転フラグPR10Fを01
Hにセットする。尚、並列運転要求条件とは図3に於い
て、例えばインバータ運転速度が最高速度N3に適し、
給水圧力がHL以下に達した場合であり、並列運転要求
解除条件とはインバータ運転速度が最低速度N4に達
し、給水圧力がHH以上に達した場合であり、この場合
には優先運転フラグPR10Fの01Hをマスクする。
【0038】このような並列条件が満たされると、追従
機として設定されていたインバータINV2は510
テップでの判定の結果、優先運転フラグPR10Fが0
1Hであり、次の511ステップ以降で、前述した要領
でインバータINV2,ポンプ4−2が始動し、並列運
転となる。並列運転後、両方のインバータINV1,I
NV2、ポンプ4−1,4−2及び電動機5−1,5−
2は前述した514515ステップによって、それぞ
れ停止条件が確立すると停止する。
【0039】次に、図7のタイムチャートを使用して、
交互運転及び異常時の動作について説明する。図7の時
刻1に於いて、運転要求信号が1台でており、運転優先
は1号機にあるため、インバータINV1,1号ポンプ
4−1が運転し、信号S3のうち、D01をインバータ
INV2に対して出力し、インバータINV1が運転中
であることを宣言する。インバータINV2はこの信号
を端子DI1で受けて、アンサーバック信号(インバー
タINV2,2号ポンプ4−2が運転可能状態にないこ
と)を端子D01より、インバータINV1に対して出
力する。インバータINV1はこの信号を端子DI1で
受ける。
【0040】時刻2〜3間では運転要求信号がなく、イ
ンバータ,ポンプは停止している。尚、この時、インバ
ータINV1の運転優先フラグPR10Fを00Hと
し、運転状態信号D01をLとし、インバータINV2
の運転優先フラグPR10Fを0FFHとし、運転状態
信号D01をLとする。
【0041】次に、時刻3で運転要求信号が入ると、運
転優先フラグPR10Fが0FFHに設定されているイ
ンバータINV2,2号ポンプ4−2が運転し、運転中
であることをD01をHとし、インバータINV1に対
して出力する。このようにして、互いにインバータIN
V1とインバータINV2間で信号の授受を行い、交互
運転を行う。
【0042】次に、時刻5〜6間で、インバータINV
1,1号ポンプ4−1が運転されている状態で、インバ
ータ又は漏電しゃ断器がトリップした場合を考える。ト
リップすると、インバータINV1は即、停止し、運転
状態信号D01をL、故障状態信号D02をHとし、運
転優先信号PR10Fを00Hとする信号を発する。ま
た、併せて、インバータINV1の故障判定用タイマー
RESC1,t0秒を起動し、故障時強制停止タイマー
REST1,t1秒を起動する。これら信号に対応して
インバータINV2は運転優先信号PR10Fを0FF
Hとし、運転状態信号をD01をHとして運転を始め
る。
【0043】時刻6では運転要求信号がなくなり、イン
バータINV2は停止し、運転状態信号D01をLとす
る。時刻7では再び運転要求信号が発せられるが、前述
したインバータINV1の故障時強制停止タイマRES
T1,t1秒が計時中でインバータINV1の故障状態
信号D02がH状態のため、再び、インバータINV2
が運転する。
【0044】時刻7〜8間では前述したインバータIN
V1の故障強制停止タイマーREST1、t1秒が計時
終了し、故障状態信号D02がH→Lとなる。時刻8で
はインバータINV2が停止し、運転優先フラグPR1
0Fを00Hとし、逆に、インバータINV1はこの信
号を0FFHとしておく。時刻9の運転要求時はインバ
ータINV1が運転する。この後、インバータINV1
が故障すると前述した信号発して停止し、再度、強制停
止タイマREST1を起動し、t1秒の計時を開始し、
インバータINV2の運転へ切り替える。以下、時刻1
1まで前述の作動を繰返す。
【0045】時刻11で運転要求があり、インバータI
NV1が運転し、やはり運転後にトリップすると、時刻
12で強制停止時間t1が計時終了し、故障判定用タイ
マーRESC1のt0秒間に3サイクルのインバー
NV1の故障が生じており、この段階でインバータIN
V1は故障とみなし運転不能状態とし、運転状態信号D
01をL、故障状態信号D02をHとし、運転優先フラ
グPR10Fを00Hとする。併せて、図8の表示部に
E01を表示し、図9に示すCPUの出力ポート1にH
の信号を出力し、リレーX1を付勢させ、外部にKc,
K0の故障信号を発する。この後は2号機のみの運転と
なる。
【0046】尚、故障判定タイマーRESC1のt0秒
内に、そのインバータの運転・故障を3回リトライする
と故障とみなし、図7の時刻11の破線で示すように、
正常に復帰した場合、即ち、リトライ3回未満で正常に
復帰したら故障とせず、運転を続けられるようにする。
ここで言う故障とは、漏電しゃ断器ELB1,ELB2
のトリップとインバータINV1,INV2のトリップ
を意味しているが、図7はインバータトリップの例で示
した。
【0047】漏電しゃ断器ELB1,ELB2のトリッ
プについて説明を加えれば、次の通りとなる。1号漏電
しゃ断器ELB1がトリップすると、これの主電源が落
ち、アラーム信号S1が入る。インバータINV1の制
御電源はサーキットプロテクターCP1を介し端子R
1,R2へ供給されている。アラーム信号S1に基き運
転状態信号D01をL、故障状態信号D02をHとし、
運転優先信号PR10Fを00Hとする。更に、ポンプ
並列運転時の作動を説明すれば次の通りとなる。図7に
於いて、時刻13でインバータINV1が運転してお
り、時刻14で2台運転要求信号が出ると、インバータ
INV2の運転優先フラグPR10Fを01Hとする。
すると、図5の509ステップ以降の処理を実行して、
インバータINV2が運転し、運転状態信号D01をH
とした信号を発する。
【0048】次に、図1,図9により、他の故障時の対
応について説明する。水道配水管1の圧力が規定値(通
常は1〜3.5kgf/cm あり、配管の破裂や工
事断水となり、例えば0.5kgf/cm 以下に低下
した状態)以下になると、ポンプ吸込側に設置されてい
る圧力センサ9がこれを検知する。この時、インバータ
INV1及びインバータINV2は信号S6とS8によ
りこの状態を検出し、同インバータINV1,INV2
を停止させ、水道配水管圧力が規定値以上に復帰する
と、両インバータを運転可能とする。
【0049】同様の要領で、ポンプ吐出側圧力が規定値
以下(ポンプエアー噛み等により、給水系が所望する圧
力の、例えば50%以下に低下)になると、圧力センサ
10がこれを検知して(運転不能状態を)、信号S7,
S8によりインバータINV1、INV2を停止させ、
規定値以上に復帰したら、両インバータを運転可能とす
る。そして、この異常状態、即ち、吸込側圧力が低下し
た場合には表示部にE02を表示し、図9の出力ポート
2からH信号を発しリレーX2を付勢し、外部にKc,
K1の信号を出力する。吐出側圧力が低下した場合に
は、表示部にE03を表示し、図9の出力ポートにH信
号を発してリレーX3を付勢させ、外部に信号Kc,K
2を出力する。
【0050】以上、実施例のようにすれば、2台のイン
バータに制御回路、運転手順、制御内容が収納されてい
るので、外付けのリレー回路部及び上位の高度な制御装
置を必要とせずに、交互運転、または交互・並列運転を
行うことができ、制御装置が簡略化され、小形軽量で且
つ、低コスト化が実現できる効果がある。更に、部品点
数が削減されるので信頼性が向上する。
【0051】また、主回路の短絡及び漏電は漏電しゃ断
器により、これ以外の負荷側の故障状態はインバータの
内部状態量の変化により、インバータ自身が監視してい
るため、簡単で確実に異常時の切替え運転が可能であ
る。更に、予め優先機をインバータで外部設定可能とし
てあるので、運転順序が乱れることがない(停電復帰時
など)。更にまた、故障時リトライ動作を付加してある
ので、故障状態を確実に検出できる効果がある。
【0052】更にまた、運転状態及び故障状態をインバ
ータの表示部を利用して表示するので簡単で低コスト化
が実現可能である。更にまた、負荷状態を検出する圧力
センサ、吸込側圧力を検出する圧力センサを2台のイン
バータで共有できるようにしたので簡単・安価となる。
更にまた、完全多重系(実施例では2重系)のシステム
構成により、故障バックアップを取っているので、より
一層、信頼性を向上できる効果がある。
【0053】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、並列に設けられた2台の電動機付きポンプ各々を運
転制御するに際して、特に、ポンプ対応に設けられてい
るインバータ上で、圧インバータ周波数が同時に関
表示され得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るターボ機械制御装置を
給水装置として適用した構成図
【図2】ポンプを単独または交互に運転する際の運転特
性図
【図3】ポンプ2台並列運転時の運転特性図
【図4】従来の給水システムの全体構成図
【図5】図1に示すターボ機械制御装置の運転手順を示
すフロ−チャ−ト
【図6】図1に示すターボ機械制御装置の制御方法を示
すフロ−チャ−ト
【図7】デュアルインバータの制御動作を示すタイミン
グチャート
【図8】インバータの表示部,設定部の詳細図
【図9】インバータの故障状態の外部出力回路図
【図10】インバータ表示部,設定部の機能説明図
【図11】インバータ内部状態量の設定例を示す図
【符号の説明】
4−1,4−2…(ターボ機械としての)ポンプ、5−
1,5−2…電動機、13…表示部、18…データキ
ー、FS1,FS2…過少負荷検出手段、ELB1,E
LB2…漏電しゃ断器、INV1,INV2…インバー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 政雄 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 押賀 孝幸 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 国井 寛 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 遠藤 常博 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (72)発明者 本間 敏 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社 日立製作所 産業機器事業 部内 (56)参考文献 特開 平5−240186(JP,A) 特開 平5−231332(JP,A) 特開 平4−344969(JP,A) 特開 平6−195102(JP,A) 特開 平2−86974(JP,A) 特開 平4−72470(JP,A) 特開 平4−101201(JP,A) 実開 平5−39194(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列に設けられた2台の電動機付ポンプ
    を運転制御するポンプ制御装置において、 前記電動機付ポンプ各々での圧力状態を吸込側圧力、吐
    出側圧力として前記電動機付ポンプに共通に検出する
    力センサと、 前記電動機付ポンプ毎に設けられ、且つ自己に接続され
    た電動機付ポンプを前記圧力センサからの圧力検出信号
    に応じて駆動制御するインバータとを備え、 前記インバータそれぞれには、圧力およびインバータ周
    波数を含む複数の運転状態と複数の故障状態の何れか1
    つの状態を選択的に表示可能な表示器が設けられ、 前記インバータのうち、 一方のインバータに設けられた
    前記表示器には前記圧力センサで検出された圧力を表示
    し得、前記圧力の表示に関連して、他方のインバータに
    設けられた前記表示器にはインバータ周波数を同時に表
    示し得ることを特徴とするポンプ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記インバータには、前記表示を利用
    して、圧力およびインバータ周波数を含む各種パラメー
    タを設定するパラメータ設定手段が設けられたことを特
    徴とする請求項1記載のポンプ制御装置。
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JP2012161215A (ja) * 2011-02-03 2012-08-23 Daihen Corp コンバータ制御装置、およびこのコンバータ制御装置を用いた系統連系インバータシステム

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