JP2001107402A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

Info

Publication number
JP2001107402A
JP2001107402A JP28868899A JP28868899A JP2001107402A JP 2001107402 A JP2001107402 A JP 2001107402A JP 28868899 A JP28868899 A JP 28868899A JP 28868899 A JP28868899 A JP 28868899A JP 2001107402 A JP2001107402 A JP 2001107402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
temperature
cooling jacket
water supply
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28868899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4299413B2 (ja
Inventor
Kaoru Nakajima
薫 中島
Hirokazu Hamada
博和 浜田
Tomoji Tejima
友治 手嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Ebara Densan Ltd
Original Assignee
Ebara Corp
Ebara Densan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp, Ebara Densan Ltd filed Critical Ebara Corp
Priority to JP28868899A priority Critical patent/JP4299413B2/ja
Publication of JP2001107402A publication Critical patent/JP2001107402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4299413B2 publication Critical patent/JP4299413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却配管に設けた開閉弁がたとえ故障して
も、これにより給水装置の損傷事故を未然に防止するこ
とができる機能を備えた給水装置を提供する。 【解決手段】 水を加圧して送水するポンプ11,12
と、該ポンプのケーシングの吸込側及び吐出側に接続さ
れた配管と、該配管に接続されポンプにより加圧された
水を蓄圧するタンク19と、ポンプを駆動するモータ1
1a,12aと、該モータに電力を供給する駆動電源回
路41と、ポンプの運転を制御する電気制御回路39と
を、一体的にキャビネット10内に収容してなる給水装
置において、内部に通水して給水装置内の発熱体を冷却
する冷却ジャケット41と該冷却ジャケットへの通水を
制御する開閉弁45と、冷却対象物の温度を検出する温
度センサ46とを配置し、開閉弁45の動作と冷却対象
物の温度の変化から、開閉弁の動作の異常を検知する手
段を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水装置に係り、
特にポンプを使用して、集合住宅、ビル等に水道水等の
給水を行う給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の給水装置は、水を圧送するポン
プ装置、そのポンプ装置を駆動するモータ、ポンプに接
続された逆止弁等の付属配管、各種制御用のセンサ、及
びポンプの運転を制御する制御盤等が一体としてキャビ
ネット内に収納されている。このような給水装置は、集
合住宅または、ビル等の地下または、地上のユーティリ
ティコーナに配置される場合が多く、このような場所は
一般に充分な面積の確保が難しく、給水装置として充分
な給水能力と信頼性を有すると共に、その寸法の小型コ
ンパクト化が要請されている。
【0003】このような給水装置内において、発熱源で
あるモータやその駆動電源回路を狭小なキャビネット内
に収納するため、キャビネット内の温度上昇という問題
が生じる。このキャビネット内の温度上昇を抑制するた
めに、一般的にはファンを配置して空冷することが考え
られるが、ファンという別部材が必要であり、又その設
置面積の問題もある。そこで給水装置でポンプにより圧
送する水の一部を利用して発熱源を水により冷却するこ
とが一般に行われている。係る方法によれば、ファン等
の別部材も必要でなく、効率的に発熱体の冷却を行うこ
とができる。
【0004】キャビネット内の発熱体の冷却は、ポンプ
の吐出側から冷却用の配管を分岐して内部に通水が可能
な冷却ジャケットに接続する。そして、冷却ジャケット
内の通水管路の出口側を同様に冷却配管によりポンプの
吸込側に接続する。そして、冷却ジャケットには発熱源
であるモータ、及び又は、モータに可変周波数・電圧を
供給する駆動電源回路等の発熱源を固定する。これによ
り、発熱源であるモータ又は駆動電源回路で生じる熱
は、冷却ジャケットの冷却板を介して内部に通水する水
に吸収され、発熱体が冷却される。
【0005】しかしながら、冷却水を常時通水しておく
と、冷却ジャケットの温度が下がりすぎ、外気温と冷却
水水温との関係で冷却ジャケットに結露が発生する場合
がある。このような結露した水が滴下するか、または流
出すると、冷却ジャケットで冷却しているモータ又は駆
動電源回路等の電気回路に付着し、その絶縁の低下や短
絡事故等を起こす可能性がある。このため、冷却ジャケ
ットの過冷却を防止するために冷却配管の途中に電磁弁
を配置し、一方で冷却ジャケットの温度をサーミスタ等
の温度センサにより検知し、冷却ジャケットが結露しな
い程度に、ある程度の低温になったら冷却ジャケットへ
の通水を遮断し、また冷却ジャケットの温度がある程度
上昇したら通水を開始して発熱体を冷却するようにして
いる。即ち、このような従来の制御方法によれば、冷却
ジャケット、ひいては発熱源を一定の温度範囲内となる
ように通水を電磁弁の開閉により制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
磁弁が故障してその開動作ができなくなると、冷却ジャ
ケットの温度が上昇しキャビネット内の給水装置の温度
が上昇するという問題がある。また、閉動作ができなく
なると、冷却ジャケットが過冷却となり、結露の発生等
の問題が生じる。いずれの場合にも、給水装置全体の損
傷事故になりかねないという問題がある。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、冷却配管に設けた開閉弁がたとえ故障しても、
これにより給水装置の損傷事故を未然に防止することが
できる機能を備えた給水装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の給水装置は、水
を加圧して送水するポンプと、該ポンプのケーシングの
吸込側及び吐出側に接続された配管と、該配管に接続さ
れ前記ポンプにより加圧された水を蓄圧するタンクと、
前記ポンプを駆動するモータと、該モータに電力を供給
する駆動電源回路と、前記ポンプの運転を制御する電気
制御回路とを、一体的にキャビネット内に収容してなる
給水装置において、内部に通水して前記給水装置内の発
熱体を冷却する冷却ジャケットと、該冷却ジャケットへ
の通水を制御する開閉弁と、該冷却ジャケットの温度を
検知する温度センサとを配置し、前記開閉弁の動作と前
記冷却ジャケットの温度の変化から、前記開閉弁の動作
の異常を検知する手段を具備したことを特徴とする。こ
れにより、開閉弁の動作の異常が検知された場合に、補
修等を施すことにより、給水装置の損傷事故を未然に防
止することができる。
【0009】又、前記開閉弁の動作の異常は、前記開閉
弁が開動作しても前記冷却ジャケットの温度の上昇傾向
が変わらないか、又は前記開閉弁が閉動作しても前記冷
却ジャケットの温度の下降傾向が変わらないかの状態の
検知により判定することを特徴とする。これにより、開
閉弁の異常を確実に検知することができる。
【0010】又、前記開閉弁の動作の異常の検知によ
り、更に警報を出力する手段とを備えることが好まし
い。これにより、開閉弁の異常の早期発見が可能とな
り、迅速な対応等を施すことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図4を参照しながら説明する。尚、各図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0012】図1は、本発明の給水装置の構成例を示
す。キャビネット10内には2台のポンプ11,12の
それぞれの吸込側フランジが吸込集合管15に接続され
て固定されている。吸込集合管15は、減圧式逆流防止
弁16を介して給水装置の吸込口13に配管が接続され
ている。ポンプ11,12は、その回転軸を鉛直方向と
して配置されていて、ポンプ11,12のケーシングの
上部には、それぞれを駆動するモータ11a,12aが
固定されている。そして、ポンプ11,12の吐出口は
それぞれ対向するように配置され、その間に直線状に吐
出集合管17が接続されている。そして、吐出集合管1
7の略中央部に分岐管を介して上側に圧力タンク19が
固定されている。吐出集合管17からT字状に下方に吐
出ヘッダ18が配置され、その吐出ヘッダが給水装置の
送水口(吐出口)14に接続されている。
【0013】ポンプ11,12を駆動するモータ11
a,12aは、例えばDCブラシレスモータであり、イ
ンバータ装置と同様な6アーム型の電力スイッチング素
子からなる出力回路を備えた駆動電源回路40により駆
動される。即ち、駆動電源回路40は商用交流電源を整
流して直流とする整流平滑回路と、直流から電力スイッ
チング素子のオン・オフにより所定幅のパルス状出力を
モータに供給する出力回路とから構成されている。
【0014】図1(b)に示すように、水冷ジャケット
41の一面にはモータ11a(12a)が固着され、他
の一面に駆動電源回路40が固着されている。水冷ジャ
ケット41は内部に通水できる構造であり、これに冷水
を通水することで、モータ11a(12a)及び駆動電
源回路40の発熱を吸収して、キャビネット内の温度上
昇を防止する。尚、ポンプの運転に伴なう発熱はポンプ
自体の取扱液により冷却される。
【0015】図1(a)に示すように、ポンプ11,1
2の吐出集合管17から、冷却配管47によりポンプの
加圧水が水冷ジャケット41内に取込まれ、モータ11
a(12a)及び駆動電源回路40を冷却した後に、冷
却配管48によりポンプ吸込側の吸込集合管15に戻さ
れる。冷却配管48には電磁弁45を備え、制御装置3
9よりの信号により、弁45が開閉する。一方で水冷ジ
ャケット41には温度センサ46を備え、この信号は制
御装置39に伝達される。制御装置39は、温度センサ
46の信号により水冷ジャケット41が所定温度以上に
なると弁45を開き、内部に通水して冷却を開始する。
又、水冷ジャケット41が所定温度以下になると弁45
を閉じて、内部の通水を遮断して過冷却を防止する。
【0016】冷却配管の電磁弁の故障によるトラブルを
検知するために、制御盤にはその電磁弁への開閉指令に
対して、冷却ジャケットの温度変化が有るか否か検知す
ることにより電磁弁の動作異常の有無を判定する手段を
備えている。即ち、電磁弁の開指令に対して冷却ジャケ
ットの温度が低下するのが正常であるが、冷却ジャケッ
トの温度が下がらない場合には異常と判定する。同様
に、電磁弁の閉指令に対して冷却ジャケットの温度が上
昇するのが正常であるが、冷却ジャケットの温度が上が
らない場合には異常と判定する。尚、電磁弁の開温度は
一例として50℃程度であり、電磁弁の閉温度は40℃
程度に設定しているが、この温度は外気の条件と機器の
使用条件と耐熱性とを考慮して適正値を設定すればよ
い。
【0017】通常の場合には、高温の開温度で電磁弁を
開くと、冷却ジャケット内に通水することにより冷却ジ
ャケットの温度は下降傾向にはいる。又、下降しないま
でも上昇速度に変化が生じる。又、設定した閉温度で電
磁弁を閉じると、冷却ジャケットの低下傾向にあった温
度が上昇傾向に転じる。電磁弁に異常があり、高温の開
温度に到達して電磁弁に開動作信号を出しているにも係
わらず、電磁弁が開動作を行わなかった場合には冷却ジ
ャケットの温度の低下傾向に変化が現れない。又、低温
側で電磁弁に閉動作信号を出しているにも係わらず電磁
弁が閉動作を行わない場合には同様に冷却ジャケットの
温度の上昇傾向に変化が現れない。これらの現象により
電磁弁の異常を検知することができる。
【0018】電磁弁の異常が検知されると、例えば複数
のポンプを備えた給水装置においては、運転中のポンプ
を停止して、予備機の運転に切替える。そして制御盤面
に冷却用の電磁弁の異常を表示すると共に、外部接点出
力として例えば離れた場所にある管理人室等に警報を出
力する。管理人室等においては警報の発令と共にブザー
を鳴らす等の処置を取っても良い。これにより、この警
報を受けた管理人等が現地に行き、電磁弁等の異常の原
因を究明し、速やかに正常運転に復帰するように対応措
置をとる。
【0019】図2は、上述した電磁弁の異常判断の説明
に付する図である。横軸は時間tであり、縦軸は冷却ジ
ャケットに取付られた温度センサの検知温度である。こ
こで開温度Toは例えば45(48)℃であり、閉温度
Tcは例えば37(40)℃である。電磁弁を時刻T1
で開動作させた後に、50msec毎に温度データを取
り込み、1秒毎に平均化しTH1とする。そして、次の
1秒間で取り込まれた温度データの平均値をTH2とす
る。そしてこれらを比較し、例えば30秒程度のチェッ
ク時間の間(時刻T2に到達する間)、いつも TH1<TH2 であると、即ち温度上昇の傾向が続いていると認めら
れ、異常と判断する。1回でも温度の下降傾向が検知さ
れれば正常とする。電磁弁を閉動作させた場合も同様で
あり、例えば10秒のチェック時間の間、50msec
毎に取り込んだ温度データを1秒毎に平均しTH1を算
出する。そして同様に取り込んだ次の1秒間の平均温度
データTH2と比較し、チェック時間の間、いつも TH1>TH2 であると、即ち温度下降の傾向が続いていると認めら
れ、異常と判断する。ここで1回でも温度の上昇傾向が
検知されれば正常と判断する。このように冷却水を通水
する電磁弁の開閉動作から所定の時間の間に温度の変化
の状況を捉えることで、より正確できめの細かな異常有
無の判断が可能となる。
【0020】図3は、本発明の実施の形態の給水装置の
全体構成を示す正面図であり、図4(a)はその左側面
図、(b)はその右側面図である。図示するようにキャ
ビネット10の略中央部には水平にサポート板23が配
置されている。サポート板23はその両端でゴム等の防
振材26を介してキャビネット側板に取り付けられた支
持部25により支持されている。サポート板23は、ポ
ンプの吸込口フランジの部分でポンプ及びその配管類に
接続固定されている。そして、サポート板23の上部に
はポンプ11,12、吐出集合管17、圧力タンク1
9、制御盤39、ポンプに可変周波数・電圧を供給する
駆動電源回路40等が配置されている。
【0021】サポート板23の上部には、2台のポンプ
11,12が左右に配置され、その対面する吐出口間に
直線状の吐出集合管17が接続され、その略中央部から
T字状に下方に向けて吐出ヘッダ18が接続され、バイ
パス機能付き弁45を介して送水口14にて図示しない
外部の送水管に接続する。この吐出弁45にはハンドル
45aを備え、送水口14を開閉できるようになってい
る。吐出集合管17の略中央部には、上方に向けて分岐
管を備え、電磁弁38を介して圧力タンク19に接続し
ている。
【0022】ポンプの吸込側には、その吸込口に連通し
た吸込集合管15を備え、給水装置の吸込口13に配管
が接続されている。吸込集合管15は、前方に配置した
バイパス機能付き弁45との間に配置した図示しない逆
止弁で接続されており、結果的に吐出側の配管18とは
該逆止弁を介して接続され、流入側圧力が所要圧力以上
である場合には、ポンプを介さずに直結して吐出側に送
水が行われる。符号16は減圧式逆流防止器であり、送
水された水が吸込側に接続された水道本管又は受水槽に
逆流することを防止するためのものである。
【0023】吐出ヘッダ18にはポンプ吐出側の水圧を
検知する圧力センサ43が備えられ、同様に吸込ヘッダ
にはポンプ吸込側の圧力を検知する圧力センサ44が備
えられている。これらのセンサ43,44の信号は制御
盤39に伝達され、ポンプの起動停止又は吐出圧力一定
制御運転等に用いられる。ポンプ11,12はDCブラ
シレスモータ11a,12aにより駆動され、このモー
タには駆動電源回路40から可変周波数・電圧が供給さ
れ、ポンプが制御盤39の指令により可変速運転制御さ
れる。駆動電源回路40及びモータ11a,12aは水
冷ジャケット41に密着して固定され、これにより良好
な放熱特性が得られる。本例では、モータケーシングの
形状を直方体としており水冷ジャケットによる放熱面積
を多くしている。モータケーシングが円柱管の場合は、
それに見合った水冷ジャケットの形状を考える。
【0024】モータ11a,12a及びこれを駆動する
駆動電源回路40は、図示するようにキャビネット10
内の上部に配置されている。制御盤39も、同様にキャ
ビネット内の最上部に配置され、その制御盤39の下に
各種の配管類が配置されている。従って、これら各種の
ポンプケーシング及び配管類に冷水が流れた時に表面に
生じる結露も、水滴となって落下したとしても、その上
部に位置するモータ、駆動電源回路装置、制御盤等の電
気関係部品に漏電等の影響を及ぼすことがない。
【0025】給水装置は、全体としてキャビネット10
に収納され、架台37に載せられて固定され、架台37
の接地面から給水装置の下面迄の所要の高さが確保され
る。又、給水装置のキャビネット10の内部に上述した
ように制御盤39を備え、ポンプ11,12の運転を制
御する。上述したように水冷ジャケットの温度を検知し
て上限の所定値以上の場合は電磁弁を開き冷却する。
又、下限の所定値以下の場合は電磁弁を閉じて過冷却を
防止する。
【0026】制御盤39には、上述した電磁弁の動作と
前記冷却ジャケットの温度の変化から、前記電磁弁の動
作の異常を検知する制御機能を備えている。そして、こ
の機能は、電磁弁の動作の異常は、前記電磁弁が開動作
しても前記冷却ジャケットの温度の上昇傾向が変わらな
いか、又は前記電磁弁が閉動作しても前記冷却ジャケッ
トの温度の下降傾向が変わらないかの状態の検知により
判定するようにしている。更に制御盤39には、電磁弁
の動作の異常の検知により、更に警報を出力する機能を
備えている。具体的には、給水装置に付属したブザー又
はランプの点灯、或いは管理人室等への警報出力機能を
備えている。
【0027】又、制御盤39は、需要者側で水の使用量
が極端に少なくなると、ポンプの空運転防止のため、タ
イマで所定時間の圧力タンク19への蓄圧運転を行い、
その後ポンプを停止する。その間、ポンプ11,12の
吐出口から吐出された水は、吐出集合管17の中央部か
らボール型仕切弁38を通して圧力タンク19内に流入
して蓄えられる。
【0028】ポンプを駆動するモータ11a,12aの
近傍に、駆動電源回路40を配置し、可変周波数・電圧
をポンプ11,12のモータ部に供給することで、ポン
プの吐出圧力を一定とするような可変速運転が行なわれ
る。又、必要に応じて需要者側までの管路の配管抵抗を
考慮し、需要者側での水圧が一定となるようにポンプの
吐出圧力の調整を行う推定末端圧力一定制御方式を採用
するようにしても良い。
【0029】尚、上記の実施の形態例においては、1個
の冷却ジャケットにおいて、モータとその駆動回路とを
一緒に冷却する例について示したが、これらをバラバラ
に冷却する場合についても、本発明の趣旨を同様に適用
できることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、冷却ジ
ャケットに通水する開閉弁の異常を早期に検知でき、こ
れにより給水装置の損傷を最小限にとどめることができ
る。従って、給水装置の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給水装置の構成例を模式的に示した図
であり、(a)は正面図、(b)は水冷ジャケット近傍
の側面図である。
【図2】電磁弁の開閉動作と冷却ジャケットの温度の変
化の関係を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の給水装置の正面図であ
る。
【図4】図3の(a)左側面図であり、(b)右側面図
である。
【符号の説明】
10 キャビネット 11,12 ポンプ 11a,12a モータ 13 吸込口 14 送水口 15 吸込ヘッダ(集合管) 16 減圧式逆流防止器 17 吐出集合管 18 吐出ヘッダ 19 圧力タンク 25 支持部材 26 防振材 37 架台 39 制御盤 40 駆動電源回路 41 水冷ジャケット 43 吐出圧力センサ 44 吸込圧力センサ 45 電磁弁 46 温度センサ 47,48 冷却配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 博和 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 手嶋 友治 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目1番1号 株 式会社荏原電産内 Fターム(参考) 3H045 AA05 AA09 AA16 AA23 BA41 BA43 CA03 CA12 CA24 CA25 CA30 DA07 DA15 EA13 EA16 EA50

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を加圧して送水するポンプと、該ポン
    プのケーシングの吸込側及び吐出側に接続された配管
    と、該配管に接続され前記ポンプにより加圧された水を
    蓄圧するタンクと、前記ポンプを駆動するモータと、該
    モータに電力を供給する駆動電源回路と、前記ポンプの
    運転を制御する電気制御回路とを、一体的にキャビネッ
    ト内に収容してなる給水装置において、 内部に通水して前記給水装置内の発熱体を冷却する冷却
    ジャケットと、該冷却ジャケットへの通水を制御する開
    閉弁と、該冷却ジャケットの温度を検知する温度センサ
    とを配置し、前記開閉弁の動作と前記冷却ジャケットの
    温度の変化から、前記開閉弁の動作の異常を検知する手
    段を具備したことを特徴とする給水装置。
  2. 【請求項2】 前記開閉弁の動作の異常は、前記開閉弁
    が開動作しても前記冷却ジャケットの温度の上昇傾向が
    変わらないか、又は前記開閉弁が閉動作しても前記冷却
    ジャケットの温度の下降傾向が変わらないかの状態の検
    知により判定することを特徴とする請求項1に記載の給
    水装置。
  3. 【請求項3】 前記開閉弁の動作の異常の検知により、
    更に警報を出力する手段を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の給水装置。
JP28868899A 1999-10-08 1999-10-08 給水装置 Expired - Lifetime JP4299413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28868899A JP4299413B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28868899A JP4299413B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001107402A true JP2001107402A (ja) 2001-04-17
JP4299413B2 JP4299413B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=17733413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28868899A Expired - Lifetime JP4299413B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4299413B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004052583A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Kawamoto Densan Kk ポンプ用制御盤
KR100700191B1 (ko) * 2004-10-28 2007-03-27 삼성전자주식회사 환기장치
KR100700192B1 (ko) * 2004-10-28 2007-03-27 삼성전자주식회사 환기장치
KR100700454B1 (ko) * 2004-10-28 2007-03-28 삼성전자주식회사 환기장치
CN102943505A (zh) * 2012-11-27 2013-02-27 宁波巨神制泵实业有限公司 自动耦合式潜水贯流泵的安装结构
CN103225332A (zh) * 2013-04-18 2013-07-31 南京宁水机械设备工程有限责任公司 一种移动式无负压供水设备
JP2019108763A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 テラル株式会社 給水装置
WO2024073702A1 (en) * 2022-09-29 2024-04-04 Opticool Solutions, LLC Automatic dual pump system with three-way valve

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104594457B (zh) * 2015-01-30 2016-01-13 山东双轮股份有限公司 无负压静音供水设备
CN104594458B (zh) * 2015-01-30 2015-12-16 山东双轮股份有限公司 无负压供水设备

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004052583A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Kawamoto Densan Kk ポンプ用制御盤
KR100700191B1 (ko) * 2004-10-28 2007-03-27 삼성전자주식회사 환기장치
KR100700192B1 (ko) * 2004-10-28 2007-03-27 삼성전자주식회사 환기장치
KR100700454B1 (ko) * 2004-10-28 2007-03-28 삼성전자주식회사 환기장치
CN102943505A (zh) * 2012-11-27 2013-02-27 宁波巨神制泵实业有限公司 自动耦合式潜水贯流泵的安装结构
CN102943505B (zh) * 2012-11-27 2014-11-26 宁波巨神制泵实业有限公司 自动耦合式潜水贯流泵的安装结构
CN103225332A (zh) * 2013-04-18 2013-07-31 南京宁水机械设备工程有限责任公司 一种移动式无负压供水设备
JP2019108763A (ja) * 2017-12-20 2019-07-04 テラル株式会社 給水装置
WO2024073702A1 (en) * 2022-09-29 2024-04-04 Opticool Solutions, LLC Automatic dual pump system with three-way valve

Also Published As

Publication number Publication date
JP4299413B2 (ja) 2009-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4232530A (en) Heat pump system compressor start fault detector
US4301660A (en) Heat pump system compressor fault detector
US6342841B1 (en) Influent blockage detection system
US20100206869A1 (en) Heat pump water heater control
JP2001107402A (ja) 給水装置
KR101889865B1 (ko) 건축물의 소방배관 동파방지장치
EP2009366A1 (en) Malfunction detection device for hot water supplier
JP6523191B2 (ja) ドレンアップ装置およびこれを備えた空気調和機
US8759723B2 (en) System and method for low voltage detection for heat pump water heaters
US6152707A (en) Portable water tank and booster
JP4327936B2 (ja) ヒートポンプ式冷凍装置
JP6316561B2 (ja) 給液装置の運転装置、及び給液装置
JPH11153098A (ja) キャンドモータポンプ用凍結防止装置
JP3414881B2 (ja) 給水装置
JP2001107877A (ja) 給水装置
JP3979755B2 (ja) 給水装置
KR101764374B1 (ko) 팬 코일 유닛의 제어 시스템
JP3464095B2 (ja) 可変速給水装置
JP4545253B2 (ja) 給水装置
JP3059926B2 (ja) 空気調和機
JP2001082348A (ja) 給水装置
US4912938A (en) DC voltage bleeder for a variable speed air conditioner
EA031665B1 (ru) Станция управления для штангового глубинного насоса
KR102005043B1 (ko) 절전 모드를 구비하는 팬 코일 유닛 시스템 및 그 제어 방법
JPH0658264A (ja) 自動給水装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4299413

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term