JP2001107870A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

Info

Publication number
JP2001107870A
JP2001107870A JP28868699A JP28868699A JP2001107870A JP 2001107870 A JP2001107870 A JP 2001107870A JP 28868699 A JP28868699 A JP 28868699A JP 28868699 A JP28868699 A JP 28868699A JP 2001107870 A JP2001107870 A JP 2001107870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pump
alarm
water supply
warning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28868699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001107870A5 (ja
JP4545253B2 (ja
Inventor
Kaoru Nakajima
薫 中島
Hirokazu Hamada
博和 浜田
Kaoru Yagi
薫 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP28868699A priority Critical patent/JP4545253B2/ja
Publication of JP2001107870A publication Critical patent/JP2001107870A/ja
Publication of JP2001107870A5 publication Critical patent/JP2001107870A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4545253B2 publication Critical patent/JP4545253B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 警報の自動復帰型の場合にも、警報内容を確
認できるようにした給水装置を提供する。 【解決手段】 水を加圧して送水するポンプ11,12
と、該ポンプのケーシングの吸込側及び吐出側に接続さ
れた配管と、該吐出側に接続された配管に接続されポン
プにより加圧された水を蓄圧するタンクと、ポンプの運
転を制御する電気制御回路とを、一体的にキャビネット
10内に収容してなる給水装置において、少なくとも警
報を表示する表示装置24を備え、該表示装置には異常
を示す信号の受信と共に警報が表示され、自動復帰に際
して警報解除動作がなされる迄、表示装置の表示を保持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水装置に係り、
特にポンプを使用して、集合住宅、ビル等に水道水等の
給水を行う給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、一般的な給水装置の構成例を示
す。この給水装置は、ポンプ11,12を使用して、集
合住宅、ビル等に水道水等の給水を行うためのものであ
る。その吸込口13が図示しない水道本管又は受水槽に
配管を介して接続され、送水口14が同様に図示しない
配管を介して集合住宅、ビル等の末端の需要者の給水栓
に接続される。吸込口13は、減圧式逆流防止器16、
吸込ヘッダ15等を介してポンプ11,12の吸込側フ
ランジに配管により接続される。一方でポンプ11,1
2の吐出側は吐出集合管17に接続され、吐出ヘッダ1
8を介して送水口14から図示しない配管に接続され
て、末端需要者に給水を行う。
【0003】又、吐出集合管17には分岐管を介し、圧
力タンク19に接続されている。圧力タンク19は、ポ
ンプにより加圧された水を蓄圧することで、ポンプの頻
繁な起動停止を防止する。又、吐出集合管17又は吐出
ヘッダ18には水圧を検出する圧力センサを備え、又、
吸込ヘッダ15にはポンプ流入側の吸込圧力を検出する
圧力センサを備え、これらの信号を制御盤39に伝達
し、制御盤39内に配置された制御回路によりポンプ1
1,12の運転制御を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような給水装置
は、各種センサによる異常検知手段を備え、異常検知信
号を受けてポンプを停止させるか、異常検知の種類によ
ってはポンプを停止させないで警報のみを外部に伝達す
る。例えば、給水装置の吸込側が受水槽に接続され、受
水槽に貯えられた水をポンプにより加圧して送水する場
合に、受水槽の水位が異常低下を来した場合には、ポン
プを停止させると共に警報を表示装置に表示して、更に
外部に異常検知信号を伝達する。ここで、外部とは例え
ば管理人室であり、異常を検知した管理人等が現場に行
き、原因等を究明して対処することになる。又、給水装
置が受水槽を介さずに水道本管に直結される直結給水方
式においては、水道本管の給水水圧が異常低下となった
場合には、ポンプの運転を停止すると共に、警報を表示
装置に表示して、更に一括警報にて管理人室等に伝達す
る必要がある。
【0005】このような事情から、給水装置にはその制
御盤に接続した表示装置を備え、各種センサから伝達さ
れる異常検知信号により、ポンプの運転停止、及び又は
警報の出力を行うようになっている。そして、このよう
なポンプの運転停止の情報、或いは給水水圧の異常低下
等の情報は、装置に付属した表示装置に表示されると共
に、一括警報として管理人室等に伝達される。
【0006】従来からこの種の給水装置には種々の警報
機能が備えられており、ポンプを運転することが危険で
ある場合には、警報の発令と共にポンプを自動停止する
機能が備えられている。そして、警報の発令の原因が無
くなると自動的に警報も無くなり、ポンプを自動的に始
動する自動復帰タイプと、一旦警報を出力すると警報原
因が無くなったとしても、リセットボタン等を押すまで
警報を保持する自己保持タイプとがある。この場合に
は、ポンプは自動的に始動しない。自動復帰型の警報に
は、受水槽の渇水、満水、等があり、自己保持型の警報
には、ポンプ過負荷、漏電、吐出圧力異常低下等があ
り、警報の内容によって使い分けられている。
【0007】この際、自動復帰型の警報では、警報の内
容を確認する前に復帰してしまうと、その内容を確認で
きないことがある。即ち、警報の発生は、リレー回路の
無電圧接点信号等で管理人室に送られると共に、その内
容を給水装置の制御盤に接続した表示装置に表示する場
合が多い。そして、管理人室への警報信号は、各種の警
報を兼ねて一括警報として発信される場合があり、管理
人室では直ちに警報の内容が判らない場合がある。そし
て、一括警報を受けて例えば管理人が給水装置の設置現
場に行く間に自動復帰してしまう場合がある。このよう
な場合には、自動復帰してしまうため警報の内容を確認
することができなくなる。
【0008】このような自動復帰型の警報は、管理者が
現場に行かなくても給水が自動的に再開されるため便利
である。しかしながら、その原因追及などのために現場
に調査に行った場合に、その間に警報内容が既に消えて
いる場合には、その原因究明ができず、不便である。
又、警報出力をリセットするまで保持する自己保持型で
は、管理人等が給水装置の設置現場に行って、警報出力
をリセットするまでポンプの運転が再開されないので不
便である。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みて為されたも
ので、警報が自動復帰型の場合にも、警報内容を確認で
きるようにした給水装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の給水装置は、水
を加圧して送水するポンプと、該ポンプのケーシングの
吸込側及び吐出側に接続された配管と、該吐出側に接続
された配管に接続され前記ポンプにより加圧された水を
蓄圧するタンクと、前記ポンプを駆動するモータと、該
モータに電力を供給する駆動電源回路と、前記ポンプの
運転を制御する電気制御回路とを、一体的にキャビネッ
ト内に収容してなる給水装置において、少なくとも警報
を表示する表示装置を備え、該表示装置には異常を示す
信号の受信と共に警報が表示され、自動復帰に際して警
報解除動作がなされる迄、前記表示装置の表示を保持す
ることを特徴とする。
【0011】これにより、管理人が設置現場に到着した
際に既に自動復帰してしまった警報についても、警報の
内容が表示装置に表示されて残っているので、そこから
警報の発生原因等を追及することが可能になる。
【0012】又、前記保持する表示装置の表示内容に
は、警報が発生した時刻を特定する時間表示を含むもの
であることが好ましい。これにより、異常の発生時刻を
特定することが可能となり、原因究明に便利である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図2乃至図7を参照しながら説明する。
【0014】図2は、本発明の第1の実施形態例であ
り、受水槽の水位警報システムについてのものである。
水道本管に接続された配水管21から流入した水は一旦
受水槽22に溜められ、その水を給水装置のポンプ1
1,12により需要家末端の給水栓に給水する。この給
水装置10は、上述した概略図1に示す構成を備えたも
のである。受水槽22には電極棒(水位センサ)23が
備えられ、これにより受水槽渇水と満水等の検知信号が
給水装置の制御盤39に送られる。給水装置のポンプは
水の無い状態で運転すると、空運転となり破損する危険
性があるため、受水槽が渇水状態となった場合に生じる
電極棒(水位センサ)信号を受けると、制御盤は渇水警
報を発生すると共にポンプの運転を停止する。一方で、
電極棒(水位センサ)23が満水状態を検知した場合に
は、ポンプを破損することはないので満水警報を制御盤
が発生し、表示装置24に表示すると共に、ポンプの運
転はそのまま継続される。
【0015】これらの受水槽に関する警報は、従来は水
位が回復すると自動的に解除されていた。即ち、正常の
場合には図3(a)のに示すように、「正常」が表示
される。受水槽水位が低下すると電極棒23の接点から
水面が離れることで水位の低下を検知し、このセンサ出
力信号が制御盤に送られる。そして制御盤では、警報出
力をオン状態とすると共に、ポンプの運転を停止し、そ
の制御盤に接続した表示装置24にランプの点灯、又は
液晶表示等により受水槽が渇水状態である旨の「受水槽
渇水」の表示を行う(図3(a)参照)。そして、水
位が復帰すると電極棒23の接点が導通し、制御盤に水
位が復帰したことを示す信号が出力される。この信号を
受けて、警報出力をオフとすると共にポンプを自動的に
始動して正常の運転状態に復帰させると共に表示装置に
は「正常」を出力する(図3(a)参照)。
【0016】これに対して本発明の給水装置において
は、及びのプロセスは共通であるが、水位が復帰し
た場合にポンプの運転を自動的に再開させるが、この時
警報出力は「受水槽渇水」の表示をそのまま残してお
く。即ち、に示す「正常」な状態から、受水槽水位が
低下して電極棒23の接点が水面から離れることで、水
位の低下を検知し、制御盤に信号が送られ、制御盤では
警報出力をオンすると共にポンプを停止し、制御盤に接
続した表示装置に「受水槽渇水」を表示する(図3
(b)参照)。管理人室には警報一括が出力される。
しかしながら、どの部分に異常が生じたかは管理人室で
は判らない。そして、水位が復帰した場合にはポンプの
運転を自動的に再開するが、警報の表示はに示すよう
に、「受水槽渇水」をそのまま残しておく。
【0017】そこで、管理人が給水装置の設置現場に駆
けつけ、渇水状態が管理人が駆けつけた時点で解除され
ていたとしても、表示装置に「受水槽渇水」が残ってい
るため、管理人室で受けた一括警報の内容が「受水槽渇
水」にあることが判る。これにより、管理人は異常警報
の原因を究明し、必要な対策をとることができる。そし
て、管理人が警報解除ボタン25を押すことにより、表
示をリセットし、に示すように、「正常」の表示に戻
る。
【0018】その際、表示装置には異常警報の発生時刻
及び異常解除の時刻等を表示することが好ましい。これ
により、管理人等は異常が何時何分に発生して、何時何
分に正常状態に復帰したかを知ることができ、便利であ
る。尚、このように発生時刻を表示するのに代えて、発
生時刻および/又は復帰時刻から何時間何分間の時間が
経過したかを表示するようにしてもよい。又、時刻の表
示は警報解除ボタンの操作と独立した別の操作により表
示させるようにしてもよい。
【0019】図4は、本発明の第2の実施形態例の直結
給水方式における流入圧力低下の警報システムを示す。
水道本管が給水装置のポンプ吸込側の配管に直接接続さ
れた、いわゆる直結型の給水装置を構成している。水道
本管の給水圧は、例えば集合住宅等の水道栓に給水する
には一般には不十分であり、ポンプ等により加圧して給
水を行う。しかしながら、水道水の給水が例えば低層の
集合住宅に行う場合のように、高い給水圧力を必要とせ
ず、水道水本管の供給水圧が十分に高い場合にはポンプ
等を介さずに直接末端需要家側に給水することも可能で
ある。係る直結給水方式においては、ポンプの一次側に
ある程度の圧力を確保しておく必要があるため、給水装
置の一次側配管に圧力センサを取り付け、所定の圧力
(例えば水頭7m以下)になると、流入圧力低下警報を
発し、制御盤に接続した表示装置に「流入圧力低下」を
表示し、ポンプの運転を停止する。
【0020】一次側圧力が復帰(例えば水頭10m以
上)すると、自動的にポンプを始動すると共に警報を解
除する。従来例では図5(a)に示すように、正常の状
態では、「正常」と表示され、流入圧力が所定圧力以
下に低下した場合には、に示すように「流入圧力低
下」と表示し、ポンプの運転を停止して警報を表示する
と共に、例えば管理人室に一括警報として信号を送信す
る。そして、流入圧力が回復すると、に示すように
「正常」と表示し、ポンプの運転を再開して自動復帰す
る。
【0021】これに対して本発明の実施形態例では、図
5(b)に示すように、及びの状態は同じである
が、の自動復帰する際に、従来では「正常」と表示が
復帰するが、「流入圧力低下、○○時○○分PM」と警
報の表示及び発生時刻及び復帰時刻を残しておく。一方
で、流入圧力が回復するとポンプは再始動し、給水を再
開する。そしてに示すように、例えば管理人が設置現
場に駆けつけ、リセットボタン25を押すことにより、
表示が「正常」に戻る。この際ポンプは既に運転を再開
しているが、管理人室で受けた一括警報の内容が、「流
入圧力低下」にあり、その発生時刻が「○○時○○分P
M」と確認することができる。
【0022】図6は、本発明の実施の形態の給水装置の
全体構成を示す正面図であり、図7(a)はその左側面
図、(b)はその右側面図である。図示するようにキャ
ビネット10の略中央部には水平にサポート板28が配
置されていて、その両端でゴム等の防振材を介してキャ
ビネット側板に取り付けられた支持部により支持されて
いる。サポート板28は、ポンプの吸込口フランジの部
分でポンプ及びその配管類に接続固定されている。そし
て、サポート板28の上部にはポンプ11,12、吐出
集合管17、圧力タンク19、制御盤39、ポンプに可
変周波数・電圧を供給する駆動電源回路40等が配置さ
れている。
【0023】サポート板28の上部には、2台のポンプ
11,12が左右に配置され、その対面する吐出口間に
直線状の吐出集合管17が接続され、その略中央部から
T字状に下方に向けて吐出ヘッダ18が接続され、バイ
パス機能付き弁45を介して送水口14にて図示しない
外部の送水管に接続する。この弁45にはハンドル45
aを備え、送水口14を開閉できるようになっている。
吐出集合管17の略中央部には、上方に向けて分岐管を
備え、開閉弁38を介して圧力タンク19に接続してい
る。
【0024】ポンプの吸込側には、その吸込口に連通し
た吸込集合管15を備え、給水装置の吸込口13に配管
が接続されている。吸込集合管15は、前方に配置した
バイパス機能付き弁45との間に配置した図示しない逆
止弁で接続されており、結果的に吐出側の配管18とは
該逆止弁を介して接続され、流入側圧力が所要圧力以上
である場合には、ポンプを介さずに直結して吐出側に送
水が行われる。符号16は減圧式逆流防止器であり、送
水された水が吸込側に接続された水道本管又は受水槽に
逆流することを防止するためのものである。
【0025】吐出ヘッダ18にはポンプ吐出側の水圧を
検出する圧力センサ43が備えられ、同様に吸込ヘッダ
にはポンプ吸込側の圧力を検出する圧力センサ44が備
えられている。これらのセンサ43,44の信号は制御
盤39に伝達され、ポンプの起動停止又は吐出圧力一定
制御運転等に用いられる。又、センサ44の信号は上述
したように直結給水方式における「流入圧力低下」によ
るポンプの停止及び警報の出力に用いられる。ポンプ1
1,12はDCブラシレスモータ11a,12aにより
駆動され、このモータには駆動電源回路40から可変周
波数・電圧が供給され、ポンプが制御盤39の指令によ
り可変速運転制御される。駆動電源回路40及びモータ
11a,12aは水冷ジャケット41に密着して固定さ
れ、これにより良好な放熱特性が得られる。
【0026】それぞれの水冷ジャケット41では、モー
タとこれに電力を供給する駆動電源回路が表側と裏側と
に固着されている。このため、駆動電源回路が動作して
発熱すると、同時にモータも動作して発熱する。そし
て、これらの発熱量は比例する関係にあるため、一方の
発熱量を水冷により十分に吸収して所定の温度範囲に保
つことで、他方の発熱量も同時に収まることになる。即
ち、同時に発熱する2個の発熱源に対して、同時に発熱
するという特性を利用することで、1組の冷却系で2個
の発熱源の冷却制御を行うことができる。
【0027】モータ11a,12a及びこれを駆動する
駆動電源回路40は、図示するようにキャビネット10
内の上部に配置されている。制御盤39も、同様にキャ
ビネット内の最上部に配置され、その制御盤39の下に
各種の配管類が配置されている。従って、これら各種の
ポンプケーシング及び配管類に冷水が流れた時に表面に
生じる結露も、水滴となって落下したとしても、その上
部に位置するモータ、駆動電源回路装置、制御盤等の電
気関係部品に漏電等の影響を及ぼすことがない。
【0028】給水装置は、全体としてキャビネット10
に収納され、架台37に載せられて固定され、架台37
の接地面から給水装置の下面迄の所要の高さが確保され
る。又、給水装置のキャビネット10の内部に上述した
ように制御盤39を備え、ポンプ11,12の運転を制
御する。又、制御盤39は、需要者側で水の使用量が極
端に少なくなると、ポンプは空運転防止のため、タイマ
で所定時間の圧力タンク19への蓄圧運転を行い、その
後ポンプを停止する。その間、ポンプ11,12の吐出
口から吐出された水は、吐出集合管17の中央部からボ
ール型仕切弁38を通して圧力タンク19内に流入して
蓄えられる。
【0029】制御盤39には給水装置のキャビネット外
面に露出した表示装置24及び操作部29を備えてい
る。この表示装置24には、上述したようにポンプの運
転状態、各種異常検知による警報等が表示され、異常の
発生時刻及びポンプ等の復帰時刻が表示される。そし
て、操作部29のリセットボタンの操作により、警報が
解除され、これにより完全な正常状態に復帰する。
【0030】尚、給水装置の盤面でリセットするまで
に、複数回警報が発生する場合が考えられる。このよう
な場合に、全てを記録して表示する、最も古い5回まで
を記録して表示する、最も新しい5回までを記録して表
示する、最も古いデータのみを記録して表示する、最も
新しいデータのみを記録して表示する、等の各種の記録
・表示方式が考えられる。これらは、給水装置の設置現
場の各種警報の発生状況に対応して適宜選択すればよ
い。
【0031】又、この実施の形態例では、受水槽の渇水
警報と、直結給水方式における流入圧力低下の場合の警
報について述べたが、その他の各種の自動復帰する警報
出力を有する警報項目についても同様に適用できること
は勿論である。更にこの実施の形態例は、異常信号と共
にポンプが停止する警報の例について説明したが、例え
ば受水槽満水警報のように、ポンプを停止させることな
く自動復帰する警報にも同様に適用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異常信号が解除されると、自動復帰する給水装置におい
て、ポンプの運転等が自動復帰しても警報を表示装置に
残すようにしたので、警報内容を自動復帰後に確認する
ことができる。これにより、異常原因の究明が容易とな
り、信頼性の高い給水装置の運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】給水装置の一般的な構成例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の受水槽の警報シス
テム例を示す図である。
【図3】(a)は従来の警報の表示フローを示し、
(b)は本発明の警報の表示フローを示す。
【図4】本発明の第2の実施の形態の直結給水方式にお
ける流入圧力の警報システム例を示す図である。
【図5】(a)は従来のフローを示し、(b)は本発明
の実施の形態の警報の表示フローを示す。
【図6】本発明の実施形態例の給水装置の正面図であ
る。
【図7】図6の(a)左側面図であり、(b)右側面図
である。
【符号の説明】
10 給水装置 11,12 ポンプ 11a,12a モータ 21 流入配管 22 受水槽 23 電極棒(水位センサ) 24 表示装置 25 警報解除(リセット)ボタン 29 操作部 39 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 薫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3H045 AA09 AA16 AA23 BA07 BA20 CA02 CA03 CA16 CA28 DA02 DA07 EA13 EA50

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水を加圧して送水するポンプと、該ポン
    プのケーシングの吸込側及び吐出側に接続された配管
    と、該吐出側に接続された配管に接続され前記ポンプに
    より加圧された水を蓄圧するタンクと、前記ポンプを駆
    動するモータと、該モータに電力を供給する駆動電源回
    路と、前記ポンプの運転を制御する電気制御回路とを、
    一体的にキャビネット内に収容してなる給水装置におい
    て、少なくとも警報を表示する表示装置を備え、該表示
    装置には異常を示す信号の受信と共に警報が表示され、
    自動復帰に際して警報解除動作がなされる迄、前記表示
    装置の表示を保持することを特徴とする給水装置。
  2. 【請求項2】 前記保持する表示装置の表示内容には、
    警報が発生した時刻を特定する時間表示を含むものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
  3. 【請求項3】 前記警報は、受水槽の水位警報であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の給水装置。
  4. 【請求項4】 前記警報は、前記給水装置の吸込側が水
    道本管に直結された直結給水方式における、ポンプの吸
    込側の流入圧力低下に関する警報であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の給水装置。
JP28868699A 1999-10-08 1999-10-08 給水装置 Expired - Lifetime JP4545253B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28868699A JP4545253B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28868699A JP4545253B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 給水装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001107870A true JP2001107870A (ja) 2001-04-17
JP2001107870A5 JP2001107870A5 (ja) 2006-11-16
JP4545253B2 JP4545253B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=17733386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28868699A Expired - Lifetime JP4545253B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4545253B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111982A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 給水装置及び水位制御装置
CN106865737A (zh) * 2017-03-30 2017-06-20 森克赛斯环保设备无锡有限公司 一种活氧水机
CN113336424A (zh) * 2021-07-02 2021-09-03 潜江菲利华石英玻璃材料有限公司 一种石英玻璃的燃烧器自动补水装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05231331A (ja) * 1992-02-21 1993-09-07 Kawamoto Seisakusho:Kk 自動給水装置の制御方法
JPH0573291U (ja) * 1992-03-03 1993-10-08 株式会社川本製作所 自動給水装置
JPH0625580U (ja) * 1991-02-27 1994-04-08 株式会社荏原製作所 加圧装置のポンプ保護装置
JPH08110992A (ja) * 1994-10-11 1996-04-30 Yamatake Honeywell Co Ltd 施設管理装置
JPH08338372A (ja) * 1995-04-13 1996-12-24 Ebara Corp 給水装置
JPH10141240A (ja) * 1996-11-13 1998-05-26 Ebara Corp 制御装置一体型回転機械
JPH1137054A (ja) * 1997-07-24 1999-02-09 Ebara Corp 直結給水装置
JPH11212633A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Toshiba Corp 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625580U (ja) * 1991-02-27 1994-04-08 株式会社荏原製作所 加圧装置のポンプ保護装置
JPH05231331A (ja) * 1992-02-21 1993-09-07 Kawamoto Seisakusho:Kk 自動給水装置の制御方法
JPH0573291U (ja) * 1992-03-03 1993-10-08 株式会社川本製作所 自動給水装置
JPH08110992A (ja) * 1994-10-11 1996-04-30 Yamatake Honeywell Co Ltd 施設管理装置
JPH08338372A (ja) * 1995-04-13 1996-12-24 Ebara Corp 給水装置
JPH10141240A (ja) * 1996-11-13 1998-05-26 Ebara Corp 制御装置一体型回転機械
JPH1137054A (ja) * 1997-07-24 1999-02-09 Ebara Corp 直結給水装置
JPH11212633A (ja) * 1998-01-21 1999-08-06 Toshiba Corp 警報表示装置および警報表示方法並びに記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111982A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 給水装置及び水位制御装置
CN106865737A (zh) * 2017-03-30 2017-06-20 森克赛斯环保设备无锡有限公司 一种活氧水机
CN113336424A (zh) * 2021-07-02 2021-09-03 潜江菲利华石英玻璃材料有限公司 一种石英玻璃的燃烧器自动补水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4545253B2 (ja) 2010-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10240593B2 (en) Systems and methods of controlling pressure maintenance pumps and data logging pump operations
US6676831B2 (en) Modular integrated multifunction pool safety controller (MIMPSC)
US20070258827A1 (en) Sump pump system
TW438955B (en) Fault restart method
US7015819B2 (en) Event notification system and wet well monitor
JP6071488B2 (ja) 給水装置および給水方法
JP2009074541A (ja) 給水装置、及び水位検知器
CN104074731A (zh) 用于控制泵和电机的方法
JP3257541B2 (ja) ガスメータ及びガスメータ用保安装置
JP2001107870A (ja) 給水装置
JP2001107402A (ja) 給水装置
JP5007411B2 (ja) ポンプ遠隔管理システム
JP6643118B2 (ja) 給水装置、および給水装置の運転方法
JP3963416B2 (ja) スプリンクラー消火設備
JP2017137799A (ja) 給水装置、および給水装置の運転方法
EP1336761A2 (en) Control device for autoclave pump
JP4804747B2 (ja) ポンプの始動頻度異常を検知する給水装置の運転方法および給水装置
JPH10229695A (ja) デュアルインバータ
JP2011239930A (ja) スプリンクラー消火ポンプシステム
JP3225205B2 (ja) 水道用給液装置
KR100461175B1 (ko) 소화와 생활용수 통합 자동 제어 장치 및 그 제어방법
JP4674008B2 (ja) ガス遮断装置
JP3005516B2 (ja) 水道用給液装置
JP3494856B2 (ja) 直結給水装置
JPH10317478A (ja) 下水道システムにおける真空弁ユニットの監視制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061002

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130709

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4545253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term