JPH05231331A - 自動給水装置の制御方法 - Google Patents

自動給水装置の制御方法

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JPH05231331A
JPH05231331A JP3488892A JP3488892A JPH05231331A JP H05231331 A JPH05231331 A JP H05231331A JP 3488892 A JP3488892 A JP 3488892A JP 3488892 A JP3488892 A JP 3488892A JP H05231331 A JPH05231331 A JP H05231331A
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JP
Japan
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water supply
parallel
pump
stop
flow rate
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Pending
Application number
JP3488892A
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English (en)
Inventor
Tetsunori Sakatani
哲則 坂谷
Yoichi Yamada
陽一 山田
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Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電動ポンプ2台に対し単一の停止流量検出部を
備えた自動給水装置において、並列運転中に揚水不能や
締切運転に陥ったポンプを解列できる低コストな制御方
法を提供する。 【構成】2台の電動ポンプ1,2の共通給水管7に、停
止流量検出部9と並・解列流量検出部10とが直列接続
された自動給水装置の制御方法において、上記電動ポン
プ1,2のいずれか一方を並列運転時における運転電流
1 ,I2 に関連して選択的に解列することを特徴とす
る。 【作用】並列運転中に揚水不能または締切運転に陥った
ポンプは、運転電流の異常低下に応じて解列される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列接続された2台の
ポンプを、給水量に関連して単独運転と並列運転とに相
互移行可能に制御する自動給水装置の制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】2台の電動ポンプの共通給水管に停止流
量検出部および並・解列流量検出部が直列接続(図1参
照)された従来の自動給水装置においては、並列運転中
に一方のポンプが何等かの原因で揚水不能になっても、
上記両流量検出部が停止信号および解列信号を送出しな
い限り両ポンプとも運転し続け(図4参照)、揚水不能
になったポンプは空転により電動機焼損事故を生じる恐
れがある。
【0003】また、各ポンプの吐出側にそれぞれ圧力調
整弁などを備えた定圧制御方式の場合には、両調整弁の
設定値に大きな差異があると並列運転時に高圧側ポンプ
が全負荷になり、低圧側ポンプは締切運転に陥る可能性
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記不具合を防止する
ためには各ポンプごとに停止流量検出部を設けて不送水
を検出すればよいが、そのためには停止流量検出部およ
びその接続部材等を1台分増設しなければならず、必然
的にコストが増大する。
【0005】本発明は上記事情のもとになされたもの
で、単一の停止流量検出部を有するものでありながら並
列運転中に揚水不能や締切運転に陥ったポンプを自動的
かつ確実に解列することができ、低コストで信頼性に優
れた自動給水装置の制御方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、2台の電動ポ
ンプの共通給水管に、上記ポンプの単独運転を停止させ
る停止信号を送出する停止流量検出部と、単独運転から
並列運転に移行させる並列起動信号および並列運転から
単独運転に移行させる解列信号を送出する並・解列流量
検出部とが直列接続された自動給水装置の制御方法にお
いて、上記電動ポンプのいずれか一方を並列運転時にお
ける運転電流に関連して選択的に解列することを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】上記の構成において、並列運転中に空転または
締切運転に陥ったポンプは、運転電流の異常低下に応じ
て自動的に解列される。
【0008】
【実施例】以下、図1ないし図4を参照しながら本発明
の一実施例について説明する。図1において、電動ポン
プ1,2は駆動用電動機3,4を備えている。上記ポン
プ1,2の吸込側は受水槽5に導かれ、吐出側は合成管
6を介して共通の給水管7に並列接続されている。上記
合成管6には、管内水圧H(図2参照)が所定の始動圧
力Ha 以下に低下したとき始動信号を送出する圧力検出
部8が設けられている。上記給水管7には、管内流量Q
が所定の停止流量Q0 以下に減少したとき停止信号を送
出する停止流量検出部9および、管内流量が所定の並列
起動流量QP 以上に増大したとき停止中のポンプを起動
させて単独運転HS から並列運転HP に移行させる並列
起動信号を送出するとともに、所定の解列流量QS 以下
に減少したとき並列運転HP から単独運転HS に移行さ
せる解列信号を送出する並・解列流量検出部10が直列
に設けられている。上記電動機3,4の動力回線には、
例えば過負荷保護用に使用される変成器などのような電
流検出部11,12が設けられている。上記受水槽5に
は水位検出部13が設けられている。上記各検出部8〜
13の各出力信号は制御部14にそれぞれ導かれてい
る。なお、図中15は蓄圧タンクである。
【0009】上記制御部14は、図3に例示するように
上記圧力検出部8からの始動信号が入力されるロータリ
ー運転制御部16および、これに接続された各ポンプ専
用の発停制御部17,18を備えている。また、上記停
止流量検出部9および並・解列流量検出部10からの停
止信号および並列、解列信号に応じてポンプ運転台数を
決定する要求台数決定部19の出力信号も運転制御部1
6に導かれている。
【0010】また、上記制御部14は上記停止流量検出
部9および電流検出部11,12からの信号により停止
信号入力時点における単独運転電流、すなわち図2に例
示する基準停止電流iを各ポンプごとに記憶する停止電
流記憶部20,21を備えている。これら記憶部20,
21の各出力信号は、電流検出部11,12の出力信号
とともに不送水判定部22に入力され、不送水と判定さ
れたポンプについては運転制御部16に不送水信号が送
出される。次に、上述のように構成された装置の作用に
ついて説明する。
【0011】上記基準停止電流i1 ,i2 は、運転開始
当初に各ポンプ1,2ごとに行われる単独運転の際に検
出され、停止電流記憶部20,21に記憶される。そし
て、通常の運転状態においては停止信号が入力されるご
とに自動的に更新される。いま、並列運転状態にあると
き何れか一方、例えばポンプ1が空転または締切運転
(Q=0)になったとすれば、図4(A)に例示するよ
うに運転電流I1 がi1 以下に低下するが、同図(B)
に例示するように他方のポンプ2が負担する流量Qn
並列起動流量QP 以上であるから引続き並列運転が行わ
れている。
【0012】したがって、不送水判定部22においては
1 <i1 を検出し、この状態が所定時間T1 (例えば
1min)以上継続したとき空転または締切運転と判断し
て、その他の条件(例えばポンプ2が先発であって先に
停止される順番に当っている場合など)に優先して不送
水信号を運転制御部16に入力し、発停制御部17を介
して当該ポンプ1を解列する。
【0013】この解列時点から所定時間T2 (例えば3
min)経過後に上記始動信号または並列起動信号が送出さ
れている場合には、停止中のポンプ1を再び起動させ、
その後もI1 <i1 の状態が所定時間T1 継続していれ
ば再度解列する。そして、このような解列動作が所定回
数N(例えば3回)繰返されたとき、当該ポンプ1を故
障機とする警報が送出される。
【0014】すなわち、上記実施例においては並列運転
中に一方のポンプが空転または締切運転状態になると、
運転電流の異常低下を検出することにより当該ポンプが
自動的に解列されるので電動機の焼損事故などを未然に
防止することができる。しかもポンプごとに停止流量検
出部を設ける必要がなく、かつ電流検出部としては既存
の過負荷保護用変成器などを利用可能であり、記憶部お
よび比較部等を含む簡単な演算部を付設するだけでよい
から増加コストが少なくて済む。
【0015】なお、以上においては上記基準停止電流i
をそのまま用いる場合について説明したが、電源電圧変
動などに基づく誤動作を防止するためには上記基準停止
電流iの代りに適宜の補正停止電流を用いることが望ま
しい。例えば、上記基準停止電流iに適宜の補正係数
(例えば1.1)を乗じたものを補正停止電流として設
定しておいてもよい。
【0016】また、上記制御部14には上記電流検出部
11,12と連係する過負荷判定部23,24、装置の
作動区分(手動・停止・自動等)や運転可能なポンプの
組合せ(1,2,1+2)などを手動選択するポンプ選
択部25、不送水表示・出力部26、故障表示・出力部
27、運転表示部28、満水警報出力部29、渇水警報
出力部30等が設けられるか、または接続されている
が、これらの詳細説明は不要と考えられるので省略す
る。
【0017】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、ポンプごとに運転電流I1
2 と停止電流i1 ,i2 とを比較する代りに、各ポン
プの運転電流I1 とI2 とを相互に比較し、運転電流が
所定値以上に少ない方のポンプを解列するようにしても
よい。すなわち、両ポンプ1,2の運転電流比R(I1
/I2 またはI2 /I1 )を演算し、例えばR≧2また
はR≦0.5のような場合には、電流値が少ない方のポ
ンプを解列すればよく、これにより上記実施例における
と同等な効果を奏することができる。その他、本発明の
要旨とするところの範囲内で種々の変更ないし応用が可
能である。
【0018】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、単
一の停止流量検出部を有するものでありながら並列運転
中に揚水不能や締切運転に陥ったポンプを自動的かつ確
実に解列することができ、低コストで信頼性に優れた自
動給水装置の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例示す系統図。
【図2】同実施例におけるポンプの揚水特性線図。
【図3】同実施例の制御部を示すブロック図。
【図4】同実施例の動作を説明するための線図で、
(A)および(B)は2台のポンプの運転状態を比較し
て示す。
【符号の説明】
1,2…電動ポンプ、7…給水管、9…停止流量検出
部、10並・解列流量検出部,11,12…電流検出
部、14…制御部、20,21…停止電流記憶部、22
…不送水判定部、26…不送水表示・出力部、27…故
障表示・出力部、31…運転電流比較部、I1 ,I2
運転電流、Q0 …停止流量、QP …並列起動流量、QS
…解列流量。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2台の電動ポンプの共通給水管に、上記
    ポンプの単独運転を停止させる停止信号を送出する停止
    流量検出部と、単独運転から並列運転に移行させる並列
    起動信号および並列運転から単独運転に移行させる解列
    信号を送出する並・解列流量検出部とが直列接続された
    自動給水装置の制御方法において、上記電動ポンプのい
    ずれか一方を並列運転時における運転電流に関連して選
    択的に解列することを特徴とする自動給水装置の制御方
    法。
  2. 【請求項2】 上記停止信号の入力時点における単独運
    転電流に関連して各ポンプごとに設定された停止電流を
    記憶し、並列運転時における運転電流が上記停止電流以
    下に低下したポンプを解列することを特徴とする請求項
    1の自動給水装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 上記ポンプの並列運転時における運転電
    流に所定値以上の偏差を生じたとき、運転電流が少ない
    方のポンプを解列することを特徴とする請求項1の自動
    給水装置の制御方法。
JP3488892A 1992-02-21 1992-02-21 自動給水装置の制御方法 Pending JPH05231331A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001107870A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Ebara Corp 給水装置
CN105840480A (zh) * 2016-05-24 2016-08-10 史仁朋 一种封闭式四级串并联泵站系统及其控制方法

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001107870A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Ebara Corp 給水装置
JP4545253B2 (ja) * 1999-10-08 2010-09-15 株式会社荏原製作所 給水装置
CN105840480A (zh) * 2016-05-24 2016-08-10 史仁朋 一种封闭式四级串并联泵站系统及其控制方法

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