JP5506347B2 - 給水装置及び水位制御装置 - Google Patents

給水装置及び水位制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5506347B2
JP5506347B2 JP2009269438A JP2009269438A JP5506347B2 JP 5506347 B2 JP5506347 B2 JP 5506347B2 JP 2009269438 A JP2009269438 A JP 2009269438A JP 2009269438 A JP2009269438 A JP 2009269438A JP 5506347 B2 JP5506347 B2 JP 5506347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water level
pressure
water
pump
level control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009269438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011111982A (ja
Inventor
幸一 佐藤
啓 岡藤
敏夫 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2009269438A priority Critical patent/JP5506347B2/ja
Publication of JP2011111982A publication Critical patent/JP2011111982A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5506347B2 publication Critical patent/JP5506347B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、給水装置及び水位制御装置による水位制御に関する。
ポンプ吸込み側水源の液位を検出してこの液位に応じてポンプを運転していく給排水ポンプシステムの液位制御システムの従来技術として特許文献1に示す 液面制御装置や、特許文献2に示す液位検出装置や給液制御装置等がある。また、特許文献2においては、液位がE11又はE21以上の状態を4(電極が4本導通している状態)、液位がE12又はE22以上の状態を3(電極が3本導通している状態)、液位がE13又はE23以上の状態を2(電極が2本導通している状態)、液位がE14又はE24以上の状態を1(電極が1本導通している状態)、液位がE14又はE24未満の状態を0(電極が全て導通していない状態)として扱っている。
特開平05−094217 特開平04−128908
(1)水位検出手段が一般には電極棒であり、水源である受水槽が2槽式であることが多く、この場合、水位検出手段を2槽分備えなければならない。また、水位制御及び機能を向上させようとすると前記した電極棒の本数を増やす必要がある。
(2)水位検出手段は受水槽メーカあるいは設備業者側が準備するため、水槽によってまちまちとなる。したがって、このように複数の水位制御及び機能について標準化、共通化が困難となっていた。
本発明は複数の水位制御及び機能について、共通化を行いコストの低減を図ることを目的とする。
上記目的達成のため、本発明の一実施形態は受水槽の水を需要側に供給するポンプと、ポンプの吸込み側に設けられた圧力検出手段と、記圧力検出手段により検出された圧力が設定された第1の圧力以下である場合にポンプの始動を行わないように制御するポンプ制御手段とを備えた給水装置である。
また上記において以下の態様を備えたことが望ましい。
(1)ポンプ制御手段は、ポンプ始動後に第1の圧力より低い第2の圧力以下になった場合にポンプを停止すること。
(2)第1の水位より大きい第3の水位以上になった場合に受水槽へ流入する水の流路開閉手段を閉じる流路制御手段を備えたこと。
(3)第2の圧力より大きい第4の圧力以下になった場合に水位が低いことの警報を発する低水位警報手段を備えたこと。
(4)第3の圧力より小さい第5の圧力以下になった場合に受水槽へ流入する水の流路開閉手段を開く流路制御手段を備えたこと。
(5)第1の圧力よりも大きい第6の圧力以上になった場合に水位が高いことの警報を発する満水位警報手段と備えたこと。
また上記課題を解決するための本発明の別の実施形態は、水槽の水を需要側に供給する、あるいは、水槽の水を排水するポンプと、ポンプの吸込み側に設けられた圧力検出手段と、圧力検出手段により検出された圧力が設定された第1の圧力以下である場合にポンプの始動を行わないように制御するポンプ制御手段とを備えた水位制御装置である。
また上記において以下の態様を備えたことが望ましい。
(a)ポンプ制御手段は、ポンプ始動後に前記第1の圧力より低い第2の圧力以下になった場合にポンプを停止すること。
(b)第1の水位より大きい第3の水位以上になった場合に受水槽へ流入する水の流路開閉手段を閉じる流路制御手段を備えたこと。
(c)第2の圧力より大きい第4の圧力以下になった場合に水位が低いことの警報を発する低水位警報手段を備えたこと。
(d)第3の圧力より小さい第5の圧力以下になった場合に受水槽へ流入する水の流路開閉手段を開く流路制御手段を備えたこと。
(e)第1の圧力よりも大きい第6の圧力以上になった場合に水位が高いことの警報を発する満水位警報手段と備えたこと。
本発明の上記実施態様によれば、複数の水位制御及び機能について標準化、共通化し、コストの低減を図ることが可能となる。
給水ポンプ装置の水位制御システムの構成を示したシステム構成図。 給水ポンプ装置の水制御システム制御装置の動力回路部。 給水ポンプ装置の水位制御システム制御装置の制御回路部。 給水ポンプ装置の水位制御システムの構成を示したシステム構成図。 給水ポンプ装置の水位制御システム制御装置の制御回路。 給水ポンプシステムの運転特性図。 給水ポンプ装置の水位制御システムの制御手順を説明するための図。 給水ポンプ装置の水位制御システムの制御手順を説明するための図。 タイマ割り込み処理を説明するための図。 割り込み処理について説明するための図。 水槽選択及び流入弁選択組み合わせ図 給水ポンプ装置の水位制御システム制御装置の制御回路(部分図)
給排水ポンプシステムの液位制御を図1、図2、図3により説明する。4は2槽式の受水槽であり第1の水槽4−1及び第2の水槽4−2より成り、2−1、2−2はそれぞれ第1の水槽4−1及び第2の水槽4−2に水道水を取水するための第1及び第2の流入弁であり一般に自動弁が用いられる。1−1及び1−2はこれら第1及び第2の自動弁の保守のため仕切り弁、1−3は前述した第1の水槽及び第2の水槽を連通管1−4によって連通するための仕切り弁である。そして、これらの第1の水槽及び第2の槽の水位を検出する水位検出手段3−1、3−2を備えている。
これは、検出する液位数に応じて詳細は後で述べるが例えば、満水位、低水位、ポンプ始動水位(水槽水位がこの水位以上にあればポンプの運転開始をしてよいことを意味している。)、ポンプ停止水位(運転開始後、水槽水位がこの水位以下低下したらポンプを直ちに停止して空転保護行う水位であることを意味している。)などが設定されて水位制御が行われる。またその他として、流入弁開水位(この水位以下になったら流入弁が開き水槽に水が貯まる。)、流入弁閉水位((この水位以上になったら流入弁が閉じ水槽の水が溢れるのを防止する。))などが設定されることもある。
図1は上記した水位のうち、5水位を必要とする場合について示しており、電極棒によって水位検出手段3−1及び3−2が構成された図である。第1の水位検出手段3−1では電極E11、E12、E13、E14、E15が用いられており、第2の液位検出手段3−2では電極E21、E22、E23、E24、E25が用いられている。回路構成の詳細説明は省略するが、この場合、E15、E25は共通電極であり、これらと水を介して他の電極との間で電気的導通状態を成立させて検出する。水位がE14、E25未満であれば共通電極E15、E25に対して前述した電気的導通状態が成立せず未検出である。水位がE11、E21以上であれば共通電極E15、E25に対して前述した電気的導通状態が成立しているので全て検出している状態である。途中の液位検出状態は前述で明らかなので説明を省く。
7−1は第1のモータ8−1によって駆動される第1のポンプ、1−4、1−6はこのポンプの前後に設けて保守を行うための仕切り弁、6−1はこのポンプの吸い込み管、9−1はこのポンプの使用水量が少ないときに停止信号を発するための流量スイッチである。同様に、7−2は第2のモータ8−2によって駆動される第2のポンプ、1−5、1−7はこのポンプの前後に設けて保守を行うための仕切り弁、6−2はこのポンプの吸い込み管、9−2はこのポンプの使用水量が少ないときに停止信号を発するための流量スイッチである。更に、11は給水管であり、12、13はこの給水管に設けられた圧力タンク及び圧力センサである。この圧力センサは前記給水管の圧力を検出しこの圧力に応じた電気信号を発する。
給水は、第1の系統では、第1のポンプが運転することにより、受水槽4の第1の水槽より給水管を通して需要端に給水する。第2の系統では、第2のポンプが運転することにより、受水槽4の第2の水槽より給水管を通して需要端に給水する。今、第1の水槽を清掃点検する際は、仕切り弁1−4を閉鎖して第1のポンプ系統を停止し、第2のポンプの系統で運転し第2の水槽より給水を行う。第2の水槽を点検する際は前述より明らかなので説明を省く。
図2において、PW電源、ELBは漏電遮断器、52P1、52P2はそれぞれ前述した第1及び第2のモータを始動、停止するための電磁接触器、49P1、49P2は同じく第1及び第2のモータの過負荷保護継電器である。更に、INV1、INV2はそれぞれ第1及び第2のモータを可変速駆動するためのインバータである。
図3において、R,Sは制御電源、Fはヒューズ、TRはトランス、SW1は手動、切、自動運転モード切り替える切り替えスイッチ、SW2は自動運転モード切り替え切り替えスイッチSW1によって手動モードを選択したときの、第1のポンプを運転するか第2のポンプを運転するかを選択する選択スイッチ、TSは第1の水槽又は第2の水槽を選択する選択スイッチである。RXはこれら水槽を第1の水槽、流入弁又は第2の水槽、流入弁へ切り替えるためのリレーであり、その接点RXaによって、第1側に接点RXbによって、第2側へ切り替える。SV1、SV2はそれぞれ第1及び第2の自動弁である。E11〜E15及びE21〜E25は前述した水位検出手段の電極棒である。PCBは制御基板であり、これの制御電源である安定化電源Z、マイクロプロセッサMPU、メモリM(本制御基板が作動するためのプログラムや後で述べる各種データが格納されている。)、I/O−1はデジタルスイッチDSW1(例えば始動圧力を設定)、DSW2(ポンプを圧力制御する際の制御定数の例えば下限目標圧力を設定)、DSW3(ポンプを圧力制御する際の制御定数の例えば上限目標圧力を設定)等からの設定データを取り込みメモリMに格納するための入出力ポート端子、I/O−2は前述した第1及び第2のインバータにそれぞれ速度指令信号N1、N2を出力するための入出力ポート端子、I/O−3は前述した第1及び第2の電磁接触器52P1、52P2に出力するための入出力ポート端子、I/O−4は前述した第1及び第2の流量スイッチ9−1、9−2からの信号を取り込みにメモリMに格納するための入出力ポート端子、I/O−6、I/O−7は前述した第1及び第2の自動弁SV1、SV2に出力するための入出力ポート端子、I/O−8は前述した水位検出手段(電極棒E11〜E15及びE21〜E25)からの液位信号を取り込みメモリMに格納するための入出力ポート端子、I/O−9は前述した第1及び第2の過負荷保護継電器からの信号を取り込みメモリMに格納するための入出力ポート端子、表示部L1〜L4(例えば満水位、低水位、1号機流入弁開、2号流入弁開)、TBは外部警報出力端子(例えば満水位、低水位、1号流入弁故障、2号流入弁故障)から構成されている。これらの各液位と第1及び第2のポンプ始動、停止条件、第1及び第2の流入弁の開閉条件は例えば次のとおりとなっている。
液位がE11又はE21以上で満水位警報が発報される、また、これらの水位以下になれば満水位警報発報は解除される。また水位がE13又はE23未満で低水位警報が発報され、E13又はE23以上になれば低水位警報発報は解除される。ポンプは水位がE14又はE24未満になると運転不可(停止)となり、運転していれば直ちに停止する。水の使用があり始動条件が成立したとしても運転不可である。そして水位がE13又はE23以上に戻ればポンプ運手不可条件は解除される。このようにE13又はE23は運転不可条件のために用いたが流入弁の開閉条件として用いることもできる。例えば水位がE13又はE23以下になったときに流入弁を開き水槽に水を貯めるようにする。また水位がE12又はE22以上になるとこれ以上水位が増さないようにするため流入弁を閉じる。
しかしながら、このように電極を用いて水位を検出してその水位制御を行う場合には、以下に示す問題がある。
(1)水位検出手段が一般には電極棒であり、水源である受水槽が2槽式であることが多く、この場合、水位検出手段を2槽分備えなければならない。又、水位制御及び機能を向上させようとすると前記した電極棒の本数を増やす必要がある。
(2)水位検出手段は受水槽メーカあるいは設備業者側が準備するため、水槽によってまちまちとなる。したがって、このように複数の水位制御及び機能について標準化、共通化が困難となっていた。
こうしたことから、水位検出手段の設備費の低減、設置工数の低減及び、操作性を高めること、更には複数の水位制御及び機能について標準化、共通化が求められている。そこで本実施例における、上記した電極による水位制御の問題を解決するための手段について以下説明する。
図4は給水ポンプ装置システムの構成を示したシステム構成図である。図1で説明した電極棒等で直接水位を検出する水位検出手段に変えて、水位を圧力に変えて検出する圧力センサ10をポンプ吸い込み口(ポンプの吸い込みフランでも、吸い込み管でも良い)に設けたものである。又、受水槽4は説明の必要性から2槽式から1槽式で示している。同様にポンプ及びこれに対応する付属部品も、説明の必要性から2系統から1系統にして示しているが、2系統に制限する必要はなく適宜複数にしても良い。後で詳細に述べるが。複数の水位制御及び機能を実行するために、これらの水圧を次のように予め決めておく。これは、前記圧力センサの設置位置と図4に図示している各水位との高さ(水位差が水圧である。)によって決まる。これは、設備計画を行う際に予め図4、記載の各水位のごとく決めておく。
H1:圧力センサ設置位置(基準)とポンプ空転保護停止水位との高低差、水頭mで表示。
H2:圧力センサ設置位置(基準)と低水位(減水と呼ぶこともある)との高低差、水頭mで表示。
H3:圧力センサ設置位置(基準)と流入弁開水位との高低差、水頭mで表示。
H4:圧力センサ設置位置(基準)とポンプ運転可能水位(ポンプ空転保護停止からの復帰を意味する)との高低差、水頭mで表示。
H5:圧力センサ設置位置(基準)と流入弁閉水位との高低差、水頭mで表示。
H6:圧力センサ設置位置(基準)と満水位との高低差、水頭mで表示。
これらの水位制御機能上の意義は次のとおりである。
流入弁閉水位の意義:水槽に水が十分に注入されており流入弁を閉路する水位である。満水より一つ下の水位に決定する。
ポンプ始動水位の意義:水槽に水が十分に注入されておりポンプ運転可能水位であり、基本的にはポンプ停止(禁止)水位よりも上位にあればよい。またインチング防止の観点と他の水位とのバランスをとって決めればよいが、流入弁閉の一つ下位に決定する。
流入弁開水位の意義:水槽に水を注入始める水位であり、ポンプ始動水位の一つ下位に決定する。
低水位の意義:流入弁開状態にもかかわらず、故障する等水が水槽水位が低下して、ポンプが運転できない状態が近づいており保守点検を必要とする水位でありポンプ停止液位より上位に決定する、制御装置で表示、中央の監視盤へ発報する。
ポンプ停止液位の意義:水槽に水が入っておらず、ポンプ空転保護のためのポンプ停止水位(運転禁止)であり、最も低い水位に決定する。そして、これらの水圧H1〜H6は後で詳細に述べるがパラメートして設定手段にて入力しメモリに記憶しておく。(図11参照)尚、図1と同じ記号で表している部品は同じものであるから説明を省く。
図5は制御回路図であり、図4との整合をとりポンプ及び付属部品は1系統としている。PCBは制御基板であり、トランスTR、PCBの制御電源である安定化電源Z、ポンプの手動、切、自動を切り替える切り替えスイッチSW1、これを閉じると手動運転となる流入弁手動運転するためのスイッチSW2、前記したパラメータや始動圧力、停止圧力等ポンプ運転制御に必要なパラメータなどを設定するため設定手段、表示手段を備えるオペレータOP、吐き出し側圧力センサをケーブルで接続するコネクタCN2(端子台でも良く、図示していないがこの先には入出力ポートにつながっており、これこの圧力センサの検出信号を取り込み、そのデータがメモリMに記憶される。)、ポンプ吸い込み口に設けている前記した圧力センサ17をケーブルで接続するコネクタCN3(端子台でも良く、図示していないがこの先には入出力ポートにつながっており、ここよりこの圧力センサ10の検出信号を取り込み、そのデータがメモリMに記憶される。)、使用水量が極少ないとき信号を発する流量スイッチ13をケーブル接続するコネクタCN4(端子台でも良く、図示していないがこの先には入出力ポートにつながっており、ここよりこの流量スイッチ13の検出信号を取り込み、そのデータがメモリMに記憶される。)で構成されている。
図6はポンプの運転特性図を示し、縦軸に全揚程、横軸に吐出し量をとって示す。曲線Aはポンプ1台を運転したときのQ−H性能カーブを示し。P1は始動圧力、Q1はこのときの吐き出し量、P2は停止圧力、Q2はこのときの吐き出し量であり、前述したようにオペレータOPにて設定されメモリMに記憶されている。
図7〜図10は本実施例の運転制御の手順を示ししたフローチャートであり、処理プログラムとして前述の制御基板PCBのメモリMに記憶されている。図7において、700ステップでPCBのマイクロプロセッサーMPUを動作させるための処置、メモリ、レジタなどの初期設定を実行し、701ステップでTIMNT(タイマ割り込み)、AD変換割り込み(圧力センサ検出データの読み込み)等の割り込みを許可する処理を実行し、702ステップで割り込み処理待ちを実行する。これによりこれらの割り込み処理が随時実行されるようになる。AD変換割り込み(圧力センサ検出データの読み込み)処理を図8に示し、TIMNT(タイマ割り込み)処理を図8に示している。
図8において、801ステップの処理で吐き出し側17及び吸い込み口19それぞれの圧力センサの検出した圧力データをメモリ名PDATA及びSPDATAにセットして保存しておく。803ステップでこの割り込み処理より割り込み前の処理部に戻って、ここより処理を続ける。図9において、901ステップの処理で流量スイッチの開閉動作をチエックしON(使用水量が少なくスイッチが閉じている状態)していれば、メモリFLOW(メモリに便宜上名前を付け表示)にデータ00Hをセットし、OFF(使用水量が多くスイッチが開いている状態)していれば、メモリFLOW(メモリに便宜上名前を付け表示)にデータ0FFHをセットする。又、サーマルリレーの信号を入力し、メモリ49P(メモリに便宜上名前を付け表示)にデータ0FFH(サーマルリレーの過負荷保護が働いていれば00H、働いてなければ0FFH)をセットする。更に、オペレータOPにて、設定され、読み込んだ始動圧力及び停止圧力が、メモリP1、P2(メモリに便宜上名前を付け表示)にセットされ、H1〜H6の水位圧力データパラメータがメモリMの名前のP00〜P06(メモリに便宜上名前を付け表示)に読み込まれ格納記憶しておく。903ステップでこの割り込み処理より割り込み前の処理部に戻って、ここより処理を続ける。
メーン処理ステップの703、705ステップで、パラメータP05(満水圧力H6)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力(図8参照)と比較する。比較した結果H6以上であり、満水出力が出力されてなければ707ステップで満水表示及び警報を出力する。満水出力が出力されていれば、704ステップで、再度、パラメータP05(満水圧力H6)と吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H6未満かチエックする。未満であれば、706ステップ満水出力を解除する。708ステップでは流入弁開閉チエックを実行し、開であれば709ステップへ、閉であれば711ステップへ進む。709ステップでは、パラメータP04(流入弁閉圧力H5)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H5以上かチエックする。
H5以上であれば710ステップで流入弁閉処理を実行する。711ステップでは流入弁開閉チエックを実行し、開であれば714ステップへ、閉であれば712ステップへ進む。712ステップではパラメータP02(流入弁開圧力H3)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H3以下かチエックする。H3以下であれば、713ステップ流入弁開処理を実行して714ステップ進む。714ステップでは低水位表示及び警報出力を出力しているかチエックする。表示及び警報が出力されていなければ715ステップへ、いれば716ステップへ進む。715ステップではパラメータP01(低水位圧力H2)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H2以下かチエックする。H2以下であれば717ステップで低水位表示及び警報出力を出力して720ステップへ進む。716ステップでは再度H2を越えたかチエックし超えていれば
718ステップへ進み、ここでパラメータP03(ポンプ運転可能圧力であり低水位復帰圧力H4)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H4を越えたかチエックする。超えておれば719ステップで低水位表示及び警報解除出力処理を実行する。720ステップで空転保護ポンプ停止中かチエックする。停止中でなければ721ステップへ、停止中であれば723ステップへ進む。721ステップではパラメータP00(空転保護停止圧力H1)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H1以下かチエックする。H1以下であれば722ステップでポンプ空転保護停止処理を実行して運転中のポンプを停止する。この後726ステップへ進む。
723ステップでは再度H1を越えているかチエックする。越えていれば724ステップでパラメータP03(ポンプ運転可能圧力であり空転復帰圧力H4)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H4を越えておれば725ステップへ進み、ここでポンプ空転保護停止解除出力処理を実行しポンプ運転可能状態にして726ステップへ進む。726ステップではポンプが運転中かチエックする。停止中であれば727ステップへ、停止していなければ731ステップへ進む。727ステップではパラメータP00(空転保護停止圧力H1)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H1以下かチエックする。H1以下であれば729ステップでポンプ空転保護停止処理を実行して運転中のポンプを停止して、703ステップへ戻りこれ以降の処理を繰り返し実行する。H1を越えておれば728、730、729ステップでメモリMより停止圧力P2を読み出し、吐き出し側圧力センサの検出した圧力がこの読み出したポンプの停止P2より高いかチックして高ければ停止処理を、そうでなければメモリMより流量スイッチの停止信号FLOWを読み出し、流量スイッチの検出信号と比較し停止流量と判断したときは停止処理を実行して、703ステップへ戻りこれ以降の処理を繰り返し実行する。
731ステップではパラメータP03(ポンプ運転可能圧力H4)を呼び出し、吸い込み側圧力センサ10の検出した圧力とを比較し、H4以上にあるかチエックする。H4以上の場合は、732、733ステップでメモリMより始動圧力P1を読み出し、吐き出し側圧力センサの検出した圧力がこの読み出したポンプの始動P1より低いかチックして低ければ始動処理を実行して、703ステップへ戻りこれ以降の処理を繰り返し実行する。
以上のように本実施例においては、圧力センサが検出した信号を入力し、この圧力センサの入力信号をメモリMに記憶し、複数の水位制御及び機能の各水位をパラメータとしてオペレータOPより設定入力してメモリMに記憶しておき、それぞれの液制御および機能を実行する際に、メモリMよりパラメータを読み出し、前記圧力センサの検出した信号と比較して、プログラム化された処理手順に従って駆動回路に出力して給水ポンプを回転駆動する(図11参照)。
また、前述の水位検出用圧力センサの検出した信号を、複数の水位制御及び機能の満水位、低水位、ポンプ始動水位、ポンプ停止水位、流入弁開水位、流入弁閉水位に対応付けられるようにする(図1参照)。
そして、前述の水位検出用圧力センサの検出した信号を、複数の水位制御及び機能の満水位、低水位、ポンプ始動水位、ポンプ停止水位、流入弁開水位、流入弁閉水位に対応付けると共にこれらをパラメータとして、設定手段より入力して、記憶部に記憶する(図11参照)。
さらに複数の水位制御及び機能のテストモード実行手段を設け、この手段を操作してテストが行えるようにしてもよい。図5において、吸い込み側圧力センサ10のケーブル接続用コネクタCN3(端子台でも良い)と入出力ポートPIOとの間に、図11に示すように例えばボリュームVR1とボリュームと圧力センサとを切り替える切り替えスイッチSW3を設ける。通常は、切り替えスイッチSW3は圧力センサ側に切り替えているが、テストモードを動作させる場合、切り替えスイッチSW3はボリューム側に切り替えてこのボリュームを操作することで各水位制御及び機能のテストを行うことができる。本実施態様ではボリュームを使用しているが、プログラムにテストモードを設ければ、オペレータOPの操作によってこれらのテストを実施することもできる。
以上説明したように、本実施例においては、ポンプ吸込み側水源の水位を検出するのに圧力センサを用いて、水位を圧力に変えてこの圧力に応じて水位制御及び機能の動作、停止閾値をパラメータ化し、給水ポンプ装置の水位制御システムを構築したので、設備費及び設置工数が低減され、操作性及び使いやすさが向上する効果がある。更に、従来技術の課題であった次の点を改善することが出来る。
(1)水位検出手段が一般には電極棒であり、水源である受水槽が2槽式であることが多く、この場合、水位検出手段を2槽分備えなければならない。又、水位制御及び機能を向上させようとすると前記した電極棒の本数を増やす必要があったが、圧力センサを用いたことで、水位検出用の電極棒の本数も水槽の数も無関係とし、水位制御及び機能の高機能化を実現することができる。
(2)水検出手段は受水槽メーカあるいは設備業者側が準備するため、複数の水位制御及び機能について標準化、共通化が困難となっていたが、圧力センサを用いることで実施態様に示したごとく標準化、共通化が実現できる。また、テストモードを設けたので、更に操作性及び使いやすさが向上する効果がある。
1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、1−6、1−7、1−8…仕切り弁
2−1、2−2…流入弁
3−1、3−2…液位検出手段
4−1、4−2…水槽
E11、E12、E13、E14、E15、E21、E22、E23、E24、E25 …電極
7−1…ポンプ
8−1…モータ
9−1…流入スイッチ
10、13…圧力センサ。

Claims (12)

  1. 受水槽の水を需要側に供給するポンプと、
    該ポンプの吸込み側に設けられた圧力検出手段と、
    設備計画に応じて予め設定可能な複数の水位制御及び各水位制御に関連付けられたパラメータが設定された記憶手段と、
    該記圧力検出手段により検出された圧力が、前記記憶手段において記憶されたパラメータである第1の圧力以下である場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記ポンプの始動を行わないように制御するポンプ制御手段とを備えたことを特徴とする給水装置。
  2. 請求項1に記載の給水装置において、前記ポンプ制御手段は、ポンプ始動後に前記第1の圧力より低い前記記憶手段において記憶されたパラメータである第2の圧力以下になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記ポンプを停止することを特徴とする給水装置。
  3. 請求項1に記載の給水装置において、前記第1の圧力より大きい前記記憶手段において記憶されたパラメータである第3の水位以上になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記受水槽へ流入する水の流路開閉手段を閉じる流路制御手段を備えたことを特徴とする給水装置。
  4. 請求項2に記載の給水装置において、前記第2の圧力より大きい前記記憶手段において記憶されたパラメータである第4の圧力以下になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として水位が低いことの警報を発する低水位警報手段を備えたことを特徴とする給水装置。
  5. 請求項3に記載の給水装置において、前記第3の圧力より小さい前記記憶手段において記憶されたパラメータである第5の圧力以下になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記受水槽へ流入する水の流路開閉手段を開く流路制御手段を備えたことを特徴とする給水装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の給水装置において、前記第1の圧力よりも前記記憶手段において記憶されたパラメータである大きい第6の圧力以上になった場合に水位が高いことの警報を発する満水位警報手段と備えたことを特徴とする給水装置。
  7. 水槽の水を需要側に供給する、あるいは、水槽の水を排水するポンプと、
    該ポンプの吸込み側に設けられた圧力検出手段と、
    設備計画に応じて予め設定可能な複数の水位制御及び各水位制御に関連付けられたパラメータが設定された記憶手段と、
    該記圧力検出手段により検出された圧力が、前記記憶手段において記憶されたパラメータである第1の圧力以下である場合に前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記ポンプの始動を行わないように制御するポンプ制御手段とを備えたことを特徴とする水位制御装置。
  8. 請求項7に記載の水位制御装置において、前記ポンプ制御手段は、ポンプ始動後に前記第1の圧力より低い前記記憶手段において記憶されたパラメータである第2の圧力以下になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記ポンプを停止することを特徴とする水位制御装置。
  9. 請求項7に記載の水位制御装置において、前記第1の圧力より大きい前記記憶手段において記憶されたパラメータである第3の水位以上になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記受水槽へ流入する水の流路開閉手段を閉じる流路制御手段を備えたことを特徴とする水位制御装置。
  10. 請求項8に記載の水位制御装置において、前記第2の圧力より大きい前記記憶手段において記憶されたパラメータである第4の圧力以下になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として水位が低いことの警報を発する低水位警報手段を備えたことを特徴とする水位制御装置。
  11. 請求項9に記載の水位制御装置において、前記第3の圧力より小さい前記記憶手段において記憶されたパラメータである第5の圧力以下になった場合に、前記記憶手段に記憶されている水位制御として前記受水槽へ流入する水の流路開閉手段を開く流路制御手段を備えたことを特徴とする水位制御装置。
  12. 請求項7〜11の何れかに記載の水位制御装置において、前記第1の圧力よりも大きい前記記憶手段において記憶されたパラメータである第6の圧力以上になった場合に水位が高いことの警報を発する満水位警報手段と備えたことを特徴とする水位制御装置。
JP2009269438A 2009-11-27 2009-11-27 給水装置及び水位制御装置 Expired - Fee Related JP5506347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009269438A JP5506347B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 給水装置及び水位制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009269438A JP5506347B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 給水装置及び水位制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011111982A JP2011111982A (ja) 2011-06-09
JP5506347B2 true JP5506347B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=44234505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009269438A Expired - Fee Related JP5506347B2 (ja) 2009-11-27 2009-11-27 給水装置及び水位制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5506347B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019127886A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 株式会社川本製作所 給水装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016148291A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 株式会社カインズ 給油ポンプ
CN106855048B (zh) * 2015-12-09 2018-11-23 飞翼股份有限公司 一种充填泵

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0573291U (ja) * 1992-03-03 1993-10-08 株式会社川本製作所 自動給水装置
JP4545253B2 (ja) * 1999-10-08 2010-09-15 株式会社荏原製作所 給水装置
JP2005188461A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Shin Meiwa Ind Co Ltd 水中ポンプ装置
JP4812275B2 (ja) * 2004-09-22 2011-11-09 株式会社荏原製作所 給水装置
JP2006161791A (ja) * 2004-12-10 2006-06-22 Ebara Corp 給排水槽の水位制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019127886A (ja) * 2018-01-24 2019-08-01 株式会社川本製作所 給水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011111982A (ja) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100374961C (zh) 安全控制器及利用此控制器的系统
JP5508822B2 (ja) 給水装置及び水位制御装置
US20070177985A1 (en) Integral sensor and control for dry run and flow fault protection of a pump
JP5286238B2 (ja) 給水装置及び給水装置の制御方法
US9022766B2 (en) Mold temperature control device
JP5506347B2 (ja) 給水装置及び水位制御装置
CN104834233B (zh) 急停控制电路和控制方法以及泵车
CN105629923A (zh) 控制器及其控制方法
EP2339604B1 (en) System and method for detecting a switching device malfunction
CN106993992A (zh) 控制方法和洗碗机
US20110057514A1 (en) Power meter with transfer switch
KR101499997B1 (ko) 릴레이 검사 장치 및 그의 구동 방법
JP2006009805A (ja) ターボ機械駆動装置及びその制御方法
CA2880529C (en) Fully automated emergency generator fuel oil system and method for operation thereof
CN102343132A (zh) 消防泵装置
CN107339495A (zh) 调节阀控制方法、装置及空调
US9664208B2 (en) Engine control method of construction machine
CN112696525B (zh) 一种阀门控制系统及控制方法
EP2664775B1 (en) Gas engine system with detection function of abnormality occurrence of gas pressure detection mechanism
US20040200512A1 (en) Fill control for appliance
JPH10229695A (ja) デュアルインバータ
JP3191576B2 (ja) ポンプ制御装置
KR101343447B1 (ko) 모터 스타터 시스템 및 이의 동작방법
JPH102293A (ja) デュアルインバータ
JP3474786B2 (ja) プロセス故障監視支援装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5506347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees