JPH08106322A - プラント監視装置 - Google Patents

プラント監視装置

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JPH08106322A
JPH08106322A JP23867894A JP23867894A JPH08106322A JP H08106322 A JPH08106322 A JP H08106322A JP 23867894 A JP23867894 A JP 23867894A JP 23867894 A JP23867894 A JP 23867894A JP H08106322 A JPH08106322 A JP H08106322A
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alarm
display
window
point
warning
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Application number
JP23867894A
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English (en)
Inventor
Taro Ikezaki
太郎 池崎
Hisaharu Sato
久治 佐藤
Yumiko Uchida
裕美子 内田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 警報発生時に、表示装置で警報ポイントと共
に警報窓名称の確認を行うことが可能なプラント監視装
置を提供することである。 【構成】 プラントからのプロセス量が警報状態である
か否かを判定し警報状態であるときは警報窓にその旨を
表示出力するプラント監視手段と、表示装置の画面上に
警報状態となったプロセス量に対応する警報窓の一部を
警報窓表示として警報状態となった順に表示するととも
にプロセス量の警報状態も合わせて表示するための警報
処理手段と、表示装置の画面上に警報状態となったプロ
セス量に対応してそのプロセス量に関する情報を警報ポ
イント表示として警報状態となった順に表示する表示処
理手段と、表示装置の画面上に表示された警報窓表示に
対し警報確認操作を行う入力装置とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントからのプロセ
ス量が警報状態になったとき、警報確認操作を行うよう
にしたプラント監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラントからのプロセス量が警報状態に
なったとき、その警報状態を除去するために警報確認操
作を行うようにしたプラント監視装置がある。このよう
なプラント監視装置では、監視対象であるプロセス量に
対応して監視盤上に警報窓を設け、警報状態になったプ
ロセス量に対応する監視盤上の警報窓を点灯する。そし
て、運転員はその警報窓を目視し必要な確認操作をする
ようにしている。
【0003】一方、その警報状態をCRT表示装置やプ
ラズマディスプレイ装置等の表示装置に表示し、監視盤
上の警報窓の表示に加えて、入力装置を介して対話操作
するようにもしている。
【0004】すなわち、監視盤上の警報窓によるプラン
トの警報監視では、警報が発生すると監視盤上の警報窓
は点灯するので、運転員は該当する警報窓のところまで
移動して警報窓名称の確認を行うことができる。これに
よって、警報状態となったプロセス量の入力ポイントの
名称を確認する。
【0005】一方、表示装置においては、警報状態とな
ったプロセス量の入力ポイント、すなわち各警報ポイン
トの状態の表示を行っているので、表示装置でも警報状
態を確認することができる。この場合、表示装置の画面
上では警報状態のみならずその詳細要因を表示してい
る。運転員はこれら警報情報に基づいて必要な警報確認
操作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、監視盤上の
警報窓によるプラントの警報監視では、運転員は該当す
る警報窓のところまで移動して確認しなければならな
い。プロセス量が何時警報状態になるかは予想できない
ので、警報状態になったことの確認が遅れ警報確認操作
が遅れる恐れがある。
【0007】また、表示装置によるプラントの警報監視
では、警報状態のみならずその詳細要因を表示している
ので、運転員は警報確認操作を行う上で正確な操作を行
うことができるが、警報窓を表示装置の画面上に表示す
るためには、監視盤の表示から順次細部の表示へと展開
する方式を採用しているので、該当する警報窓の表示ま
でには複数の手順を要し、警報状態になった警報窓を迅
速に表示できない場合がある。したがって、警報確認操
作が遅れる恐れがあった。
【0008】このように従来技術のものでは、運転員が
警報窓の確認を行うためには、該当する警報窓のところ
まで移動するか、もしくは、複数の手順を経て警報窓を
表示装置上に表示させるかして警報窓名称の確認を行っ
ていたので、警報確認操作が遅れる恐れがあった。
【0009】本発明の目的は、運転員が該当する警報窓
のところまで移動することなく、また、複数の手順を経
ることなく、警報発生時に警報ポイントと共に表示装置
で警報窓名称の確認を行うことが可能なプラント監視装
置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプラント監視装置は、プラントからのプロセス量が警
報状態であるか否かを判定し警報状態であるときは警報
窓にその旨を表示出力するプラント監視手段と、表示装
置の画面上に警報状態となったプロセス量に対応する警
報窓の一部を警報窓表示として警報状態となった順に表
示するとともにプロセス量の警報状態も合わせて表示す
るための警報処理手段と、表示装置の画面上に警報状態
となったプロセス量に対応してそのプロセス量に関する
情報を警報ポイント表示として警報状態となった順に表
示する表示処理手段と、表示装置の画面上に表示された
警報窓表示に対し警報確認操作を行う入力装置とを備え
ている。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1のプラント監視装置に対し、表示装置の画面上に警報
窓表示とともにスクロールキー表示をし、このスクロー
ルキー表示に対する入力装置からの指示に従い、表示装
置の画面上に表示されていない警報窓を表示装置に表示
するように処理するための対話機能処理手段を追加して
設けている。
【0012】請求項3の発明では、さらに、プラント監
視手段に対し、プロセス量が警報状態になる手前の状態
を予告警報状態として検出し、その予告警報状態である
ことを表示装置の画面上の警報窓表示及び警報ポイント
表示に、警報状態であることとは識別して表示するよう
にした機能を持たせている。
【0013】請求項4の発明は、警報処理手段及び表示
処理手段に対し、プロセス量の状態が、警報状態にある
もの、予告警報状態にあるもの、警報状態であって確認
操作が行われているもの、予告警報状態であって確認操
作が行われているもの、警報状態及び予告警報状態が解
消したものの順に、表示装置の画面上の警報窓表示及び
警報ポイント表示に表示するようにした機能を持たせて
いる。
【0014】
【作用】請求項1の発明では、警報が発生すると表示装
置の画面上に警報ポイントと、その警報ポイントに対応
する警報窓が表示される。これにより、運転員は警報発
生時に、該当する警報窓のところまで移動することな
く、表示装置上で警報窓名称を警報ポイントと共に確認
することができ、対応措置を迅速にとることが可能とな
る。
【0015】請求項2の発明では、表示装置の画面上に
表示された警報窓表示をスクロールするので、表示装置
の画面上に表示しきれない警報ポイントと警報窓名称で
あっても確認することが可能となる。
【0016】請求項3の発明では、警報ポイントと予告
警報ポイントとを表示装置の画面上に表示するので、そ
れらを表示装置の画面上で確認することができる。つま
り、警報ポイントに対する警報窓と予告警報ポイントに
対する警報窓とを画面上で確認することができ、事前に
予告される警報状態の確認および対応措置が可能とな
る。
【0017】請求項4の発明では、警報ポイントおよび
予告警報ポイントに対する未確認、および確認済みの表
示優先順位で表示することができ、迅速な警報処理をす
ることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の実施例におけるプラント監視装置のブロック構成
図である。
【0019】プラントからの各種プロセス信号aは、プ
ラント監視手段1で読み込まれる。プラント監視手段1
は読み込みんだプロセス信号aについて、警報域か否か
の警報判定を行う。そして警報状態にあるプロセス量に
対しては警報ポイントを決定し、その警報ポイントの表
示情報を設定する。
【0020】すなわち、警報判定の結果、読み込んだプ
ロセス信号が警報域であれば、監視盤上の警報窓2に警
報窓出力情報bを出し警報窓2を点灯する。また、警報
処理手段3に対しては警報ポイントの窓情報cを出力
し、表示処理手段4に対しては警報ポイントの表示情報
dを通知する。
【0021】警報処理手段3は、プラント監視手段1か
ら警報ポイントの窓情報cを入力すると、その警報状態
の警報窓の特定や警報窓の表示位置決め等の処理を行
い、警報窓の表示情報eを設定し表示処理手段4に通知
する。表示処理手段4はプラント監視手段1から通知さ
れた警報ポイントの表示情報dに基づき表示装置5の警
報ポイント表示領域に警報ポイントを表示する。また、
警報処理手段3から通知された警報窓の表示情報eに基
づき、表示装置5の警報窓表示領域に警報窓名称を表示
する。
【0022】運転員が表示装置5に表示された情報を見
て対話操作を行う場合、タッチスクリーン装置6または
キーボード7等の入力装置を用いて対話操作用の入力操
作を行う。入力処理手段8はタッチスクリーン装置6ま
たはキーボード7等の入力装置からの入力信号fを対話
情報gとして対話処理手段9に通知する。入力処理手段
8から対話情報fを通知された対話機能処理手段9は、
対話機能処理を行い、対話画面情報hとして表示処理手
段4に通知する。表示処理手段4は、対話画面処理手段
9から通知された対話画面情報hを表示装置5に表示す
る。
【0023】一方、表示処理手段4は表示装置5への表
示と並行して、警報窓の表示情報e及び警報ポイントの
表示情報dとを最新情報として順番に記憶装置10に保
存する。
【0024】図2は、プラント監視処理手段1の処理内
容を示すフローチャートである。まず、プラントからの
各種プロセス信号aの全入力点を読み込み(S1)、読
み込んだ各々のプロセス信号について1点毎にプロセス
信号が警報域か否かを判断する(S2)。判断の結果、
プロセス信号aが警報域でない場合は処理S8に移行
し、警報域である場合は前回も警報状態であるか判断す
る(S3)。この判断で前回も警報状態である場合は処
理S8に移行し、今回新たに警報域となったものである
場合は警報域となったプロセス信号の入力ポイントを警
報ポイントと決定する(S4)。
【0025】そして、その警報ポイントに対する警報窓
情報bを警報窓へ出力し警報窓を点滅させ(S5)、警
報ポイントに対する警報ポイントの窓情報cを警報処理
手段3へ通知する(S6)。ここで、警報ポイントの窓
情報cの内容は、警報ポイント、警報発生表示色および
警報窓名称である。
【0026】次に、警報ポイントに対する表示情報dを
表示処理手段4へ通知する(S7)。ここで、警報ポイ
ントの表示情報dの内容は、警報ポイント、警報ポイン
ト名称、警報ステータス、警報発生表示色、警報ポイン
ト表示位置情報である。
【0027】これで、プロセス信号の入力点の1点の警
報判断処理が終了し、全点のプロセス信号の警報チェッ
クしたか否かを判断し(S8)、全点チェック未完了の
場合は、次の警報ポイント確認のために処理S2へ、全
点チェック完了の場合は次回全点プロセス信号読み込み
タイミングまで待ち状態となる。そして、次回の読み込
みタイミングがきた場合は、処理S1より開始する。
【0028】このように、プラント監視手段1は、プロ
セス信号の全入力点について周期的に警報の監視を行っ
ており、警報ポイントが発生した場合には監視盤上の警
報窓2への出力を行う。また、警報処理手段3へ警報ポ
イントの窓情報cを通知し、表示処理手段4へ警報ポイ
ントの表示情報dを通知する。
【0029】警報処理手段3は警報ポイントの窓情報c
を基に警報ポイントの表示情報eを表示処理手段4へ通
知する。警報窓の表示情報eの内容は警報ポイント、警
報窓名称、警報発生表示色および表示位置情報である。
【0030】図3は表示装置5の警報表示画面の説明図
である。表示処理手段4は警報ポイントの表示情報dを
基に、警報表示画面上に所定の表示色で警報ポイントの
警報情報を表示する。図3中のXXXXは警報ポイン
ト、BBB…BBは警報ポイント名称、CCCCは警報
ステータスである。
【0031】まず、今回警報状態となった警報ポイント
は、その表示位置として警報ポイント表示領域402の
最上段のa(1)行に表示する。この場合、表示処理手
段4は今回警報状態となった警報ポイントの最上段のa
(1)行への表示に先立ち、最下段a(n)の表示を警
報表示画面上から消去する。
【0032】そして、a(n−1)段の表示情報を最下
段a(n)に、最上段a(1)の表示情報をa(2)段
に表示する。すなわち、表示情報の全体を一行下へシフ
トして表示する。
【0033】また、表示処理手段4は警報窓の表示情報
eを基に、警報窓名称を警報窓表示領域401の左端の
A(1)に警報発生表示色で表示する。この場合も警報
ポイントの警報情報と同様に、今回警報状態となった警
報ポイントは、その表示位置として左端のA(1)に表
示する。その表示に先立って右端のA(n)の表示を警
報表示画面上から消去し、A(n−1)の領域に表示さ
れている警報窓名称は右端のA(n)に、左端のA
(1)に表示の警報窓名称をA(2)に表示する。つま
り、表示情報の全体を右に1表示領域をシフトする。
【0034】ここで、記憶装置10に保存される警報ポ
イントの表示情報dは、最上段のa(1)の表示情報を
最新情報として順番に、表示処理手段4によって保存さ
れていくことになる。同様に、記憶装置10に保存され
る警報窓の表示情報eは、左端のA(1)の表示情報を
最新情報として順番に、表示処理手段4によって保存さ
れていくことになる。
【0035】このように、警報ポイント表示領域401
の最上段のa(1)へ最新の警報ポイントの警報情報を
表示し、警報窓表示領域401の左端のA(1)へ最新
の警報ポイントの警報窓名称を表示する。したがって、
この場合、警報ポイント表示領域のa(2)、a
(3)、…a(i)…a(n)と、警報窓表示領域のA
(2)、A(3)、…A(i)…A(n)とが警報ポイ
ントと警報窓として対応するように表示されることにな
る。
【0036】また、警報ポイント表示領域のa(1)、
a(2)、a(3)、…a(i)…a(n)及びその表
示領域より溢れて表示装置5の警報表示画面上から消え
たa(n+1)からa(m)までの警報ポイントの表示
情報dと、警報窓表示領域のA(1)、A(2)、A
(3)…A(i)…A(n)及び表示領域より溢れて表
示領域上から消えたA(n+1)からA(m)までの警
報窓の表示情報eは警報発生の新しい順に記憶装置10
に保存されている。
【0037】次に、表示装置5の警報表示画面上での警
報ポイントと警報窓との確認操作方法について説明す
る。前述したように、警報ポイント表示領域のa(1)
及び警報窓表示領域のA(1)に表示される新たに発生
した警報ポイントは、警報発生表示色で警報ポイント及
び警報窓名称が表示されている。
【0038】この状態で、運転員が表示装置5の警報表
示画面上の警報窓名称の警報窓表示領域のA(1)を入
力装置であるタッチスクリーン装置6でタッチすると、
そのタッチ情報の入力信号fは入力処理手段8を経由し
て対話処理手段9へ通知される。そうすると、対話処理
手段9は警報窓表示領域のA(1)が運転員により選択
されたことを表示処理手段4へ通知する。
【0039】これにより、表示処理手段4は警報窓表示
領域のA(1)が運転員により選択されたと判断し、記
憶装置10より警報窓表示領域のA(1)の警報ポイン
ト及び警報窓名称の情報を呼び出し、警報窓選択された
指標として警報ポイント及び警報窓名称をフリッカ表示
する。
【0040】この状態で、運転員が警報表示画面上の左
下の確認領域を入力装置であるタッチスクリーン装置6
でタッチすることにより、警報窓表示領域のA(1)タ
ッチ操作と同様に、入力処理手段8及び対話機能処理手
段9を経由して確認領域が選択されたことを表示処理手
段4へ通知する。
【0041】表示処理手段4は確認領域が選択された指
標として警報発生表示色で表示されている警報ポイント
及び警報窓名称を確認済み表示色に色替えを行うと共
に、確認済み表示色情報を記憶装置10に保存する。ま
た、表示処理手段4は警報ポイントの確認済み処理とし
て警報ポイントに対応する警報窓2のフリッカ停止要求
を行う。
【0042】次に警報ポイントが警報状態より正常復帰
した場合の確認方法について説明する。前述の図2のプ
ラント監視手段1の処理(S2)において、警報域の判
定を行っているが、警報域でないと判定されたプロセス
信号に対し前回警報状態かを判断する処理を設け、今回
は正常状態であるが前回は警報状態であった場合は、警
報処理手段3へ警報ポイントの表示情報dとして、警報
ポイント、警報ポイント名称、警報ステータス及び正常
表示色を通知する。
【0043】警報処理手段3この通知により、警報ポイ
ントが正常復帰したことを知り、記憶装置10に保存さ
れている警報ポイント及び警報窓名称を正常表示色で表
示し、且つ復帰確認の指標としてフリッカ表示とする。
【0044】この状態で、前述の警報ポイント確認操作
と同様に、警報表示画面の左下の確認領域を運転員が入
力装置であるタッチスクリーン装置6でタッチすると、
そのタッチされたことは表示処理手段4へ通知される。
【0045】表示処理手段4はこの通知を受けると、正
常復帰の確認済みと判断し、正常復帰ポイントを記憶装
置10より削除すると共に、表示装置5の警報表示画面
上からの消去及び、消去領域の空白部を記憶装置10に
登録されている警報ポイントで再表示を行う。また、表
示処理手段4は正常復帰ポイントの確認済み処理として
正常復帰ポイントに対応する警報窓2の消灯要求を行
う。
【0046】以上のように、運転員は表示装置5の警報
表示画面上で警報ポイントと警報窓名称を確認し、警報
処理操作を行うことができる。
【0047】次に、警報窓表示A(i)、警報ポイント
表示a(i)のスクロール処理について説明する。警報
窓表示領域401に表示できる警報窓表示の数、警報ポ
イント表示領域402に表示できる警報ポイント表示の
数をそれぞれnとし、現在発生している警報窓、警報ポ
イントの数をm(m>n)とする。
【0048】表示装置5の警報表示画面上に図4に示す
ようなソフトキーを設ける。そして、運転員が入力装置
であるタッチスクリーン装置6からソフトキーを選択し
対話操作を行うように構成する。つまり、警報窓表示領
域401及び警報ポイント表示領域402に表示されて
いる警報窓表示及び警報ポイント表示のスクロールをこ
のソフトキーで行うようにする。これによって、表示領
域に表示しきれない警報ポイントの表示を行う。
【0049】図4に示したソフトキー501及びソフト
キー504はn表示位置分スクロールさせるキーであ
り、ソフトキー502及びソフトキー503は1表示位
置分スクロールさせるキーである。
【0050】図5は警報窓表示401を1表示位置分ス
クロールさせる場合の説明図である。図5(1)はソフ
トキー選択前の表示状態である。図5(2)はソフトキ
ー502を選択した場合であり、ソフトキー選択前に比
べ左に1表示位置分スクロールされている。図5(3)
はソフトキー503を選択した場合であり、ソフトキー
選択前に比べ右に1表示位置分スクロールされている。
【0051】図6は警報ポイント表示402を1表示位
置分スクロールさせる場合の説明図である。図6(1)
はソフトキー選択前の表示状態である。図6(2)はソ
フトキー502を選択した場合であり、ソフトキー選択
前に比べ上に1表示位置分スクロールされている。図6
(3)はソフトキー503を選択した場合であり、ソフ
トキー選択前に比べ下に1表示位置分スクロールされて
いる。
【0052】つまり、ソフトキー502は、警報窓表示
を左に1表示位置分、警報ポイント表示を上に1表示位
置分スクロールさせる。ソフトキー503は、警報窓表
示を右に1表示位置分、警報ポイント表示を下に1表示
位置分スクロールさせる。
【0053】図7は警報窓表示401をn表示位置分ス
クロールさせる場合の説明図である。図7(1)はソフ
トキー選択前の表示状態である。図7(2)はソフトキ
ー501を選択した場合であり、ソフトキー選択前に比
べ左にn表示位置分スクロールされている。図7(3)
はソフトキー504を選択した場合であり、ソフトキー
選択前に比べ右にn表示位置分スクロールされている。
【0054】図8は警報ポイント表示402をn表示位
置分スクロールさせる場合の説明図である。図8(1)
はソフトキー選択前の表示状態である。図8(2)はソ
フトキー501を選択した場合であり、ソフトキー選択
前に比べ上にn表示位置分スクロールされている。図8
(3)はソフトキー504を選択した場合であり、ソフ
トキー選択前に比べ下にn表示位置分スクロールされて
いる。
【0055】つまり、ソフトキー501は、警報窓表示
を左にn表示位置分、警報ポイント表示を上にn表示位
置分スクロールさせる。ソフトキー504は、警報窓表
示を右にn表示位置分、警報ポイント表示を下にn表示
位置分スクロールさせる。
【0056】このようなソフトキーからの入力は入力処
理手段8を経由して対話情報gとして対話機能処理手段
9に通知される。対話情報gを受けた対話機能処理手段
9はソフトキーが選択されたことを判断し、対話画面情
報hとして表示処理手段4に通知する。表示処理手段9
は対話画面情報hを受けて、記憶装置10に保存されて
いる警報窓表示位置及び警報ポイント表示位置の情報を
更新する。表示処理手段4は更新された警報窓表示位置
及び警報ポイント表示位置を基に、更新された警報窓表
示及び警報ポイント表示を表示装置5に表示する。
【0057】次に本発明の他の実施例を説明する。この
他の実施例は上述の実施例にさらに予告警報ポイントを
追加したものである。
【0058】すなわち、警報制限値の手前数パーセント
の値を予告警報制限値として設定しておき、プロセス信
号がその予告警報制限値を越えたときは、予告警報ポイ
ントとして、警報ポイントとは異なる色で表示する。つ
まり、予告警報ポイントと予告警報窓名称を表示する処
理を付加することにより、事前にプラントの警報状態の
予告警報の確認が可能となる。
【0059】図9は、プラント監視処理手段1で実行さ
れる予告警報の処理内容を示すフローチャートである。
図2に示した処理内容に対し、処理(S11)〜(S1
5)が追加されている。
【0060】読み込んだプロセス信号が警報域であるか
否かを判定し(S2)、警報域である場合は、前回も警
報域にあったか否かの判定が行われ(S3)、前回も警
報域にあった場合は、図2の処理8に移行する。今回警
報域で前回は警報域でなかった場合には、後述する処理
15に移行する。
【0061】一方、処理2の判定で、読み込んだプロセ
ス信号が警報域でない場合は、プロセス信号が予告警報
域か否かを判定する(S11)。この判定の結果、予告
警報域でない場合は図2に示す処理(S8)へ移行す
る。
【0062】一方、予告警報域である場合はその入力ポ
イントのプロセス信号が前回警報域であったか否かを判
定する(S12)。この判定で、前回警報域である場
合、すなわち前回警報域で今回予告警報域になった場合
には後述する処理S15に移行する。前回警報域でない
場合、すなわち前回警報域でなく今回予告警報域になっ
た場合には、さらに前回予告警報域であったか否かを判
定する(S13)。前回も予告警報域であった場合には
図2に示す処理(S8)へ移行する。
【0063】今回新たに予告警報域になった場合には、
予告警報域となった入力ポイントを予告警報ポイントと
決定し(S14)、後述の処理S15に移行する。
【0064】処理(S15)では、警報ポイントについ
ての処理か予告警報ポイントの処理かについて判定し、
警報ポイントについての処理である場合には図2に示す
処理(S5)へ移行する。予告警報ポイントについての
処理である場合には図2に示す処理(S6)へ移行す
る。
【0065】ここで、図2の処理(S6)では警報ポイ
ントについての処理しか行わないが、この図9に示した
プラント監視処理手段1の処理S6では、処理(S1
5)から起動をかけられたときには、警報ポイントにつ
いての処理と同様に、予告警報ポイントについて、警報
ポイントの窓情報cに予告警報発生表示色を設定して表
示処理手段3へ通知する処理を行う。
【0066】同様に、図2の処理(S7)では警報ポイ
ントについての処理しか行わないが、この図9に示した
プラント監視処理手段1の処理S7では、処理(S1
5)から起動をかけられたときには、警報ポイントにつ
いての処理と同様に、警報ポイントの表示情報dに予告
警報発生表示色を設定して表示処理手段3へ通知する処
理を行う。
【0067】上記のようにプラント監視手段1に予告警
報の判定処理を付加することにより、表示装置5の警報
監視画面上には、警報ポイントと予告警報ポイントとを
色替えして表示することができ、警報窓名称と予告警報
窓名称とを色替えして表示することが可能となる。さら
に運転員は表示装置5の警報監視画面上で、警報ポイン
ト、警報窓名称と共に予告警報ポイント、予告警報窓名
称も対応づけて確認することが可能となり、警報に至る
前に処理操作を行い警報を未然に防止することも可能と
なる。
【0068】以上の説明では、警報や予告警報の発生順
に、その警報ポイント、予告警報ポイントを表示装置5
の警報画面上の警報ポイント表示領域のa(1)、a
(2)、a(3)、…a(i)…a(n)に表示し、警
報ポイント警報窓名称、予告警報窓名称を警報窓表示領
域のA(1)、A(2)、A(3)、…A(i)…A
(n)に、警報ポイントと警報窓とを対応して表示して
いる。
【0069】また、そのデータである警報窓表示情報の
保存についても、警報ポイント表示領域及び、警報窓表
示領域の表示順序に記憶装置10に保存している。
【0070】ここで、このような表示処理手段4におけ
る処理に表示優先度処理を設け、その表示優先度に従っ
て、優先度の高い順に表示装置5へ表示するようにして
も良い。この場合、警報発生順に優先度を加味して、警
報ポイント表示領域の表示位置a(1)、a(2)、a
(3)、…a(i)…a(n)に、その優先度を加味し
た順序に警報窓表示情報を表示する。同様に、警報窓表
示領域の表示位置A(1)、A(2)、A(3)、…A
(i)…A(n)にもその優先度を加味した順序に警報
窓表示情報を表示する。また、記憶装置10に保存する
警報窓表示情報も警報発生順に優先度を加味して記憶す
る。
【0071】表示処理手段4の表示優先度は、運転員に
よる未確認警報ポイント(以後、未確認警報ポイントと
称す)、運転員による未確認予告警報ポイント(以後、
未確認予告警報ポイントと称す)、運転員による確認済
み警報ポイント(以後、確認済み警報ポイントと称
す)、運転員による確認済み予告警報ポイント(以後、
確認済み予告警報ポイントと称す)の順とする。
【0072】いま、警報発生順に未確認警報ポイントa
1、a2、a3が発生している状態であるとする。この
場合、警報ポイント表示領域での表示は、次のようにな
る。警報ポイント表示領域のa(1)には未確認警報ポ
イントa1、a(2)には未確認警報ポイントa2、a
(3)には未確認警報ポイントa3が表示されている。
【0073】この状態で未確認警報ポイントa2を運転
員が確認すると、警報ポイント表示領域にa(1)は未
確認警報ポイントa1、a(2)には未確認警報ポイン
トa3、a(3)には確認済み警報ポイントa2が表示
される。このようにこの表示優先度処理により確認済み
警報ポイントは下位の表示領域に表示される。
【0074】次に、新たな予告警報ポイントa4、a5
が発生すると、警報ポイント表示領域のa(1)は未確
認警報ポイントa1、a(2)には未確認警報ポイント
a3、a(3)には未確認予告警報ポイントa4、a
(4)には未確認予告警報ポイントa5、a(5)には
確認済み警報ポイントa2が表示されることになる。
【0075】この状態で未確認予告警報ポイントa4を
運転員が確認すると、警報ポイント表示領域のa(1)
は未確認警報ポイントa1、a(2)には未確認警報ポ
イントa3、a(3)には未確認予告警報ポイントa
5、a(4)には確認済み警報ポイントa2、a(5)
には確認済み予告警報ポイントa4が表示される。
【0076】以上のように、表示優先度にしたがって優
先度の高い順に警報ポイント表示領域に、未確認警報ポ
イント、未確認予告警報ポイント、確認済み警報ポイン
ト、確認済み予告警報ポイント表示することにより、よ
り重要なポイントをまとめて判断できて確認することが
できる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
警報発生時に警報窓のところまで移動することなく警報
窓を対応する警報ポイントと共に、表示装置の表示画面
上で確認することが可能となる。
【0078】また、画面上に表示しきれない警報窓、警
報ポイントの確認、予告警報の確認も可能となり警報時
の迅速な対応、予告警報時点での対応操作が可能とな
る。
【0079】また、運転員の未確認の警報ポイントは、
確認済みとなった警報ポイントの情報より、優先度が高
く表示されるので、運転員にとって確認操作がしやすい
プラント監視装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるプラント監視装置のブ
ロック構成図。
【図2】本発明におけるプラント監視処理手段の処理内
容を示すフローチャート。
【図3】本発明の表示装置における警報表示画面の説明
図。
【図4】本発明の表示装置における警報画面上のソフト
キーの説明図。
【図5】警報窓表示401を1表示位置分スクロールさ
せる場合の説明図。
【図6】警報ポイント表示402を1表示位置分スクロ
ールさせる場合の説明図。
【図7】警報窓表示401をn表示位置分スクロールさ
せる場合の説明図。
【図8】警報ポイント表示402をn表示位置分スクロ
ールさせる場合の説明図。
【図9】本発明のプラント監視処理手段で実行される予
告警報の処理内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 プラント監視手段 2 警報窓 3 警報処理手段 4 表示処理手段 5 表示装置 6 タッチスクリーン装置 7 キーボード 8 入力処理手段 9 対話機能処理手段 10 記憶装置 401 警報窓表示領域 402 警報ポイント表示領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントからのプロセス量が警報状態に
    なったとき、そのプロセス量に対応して設けられた監視
    盤上の警報窓を点灯するとともに、その警報状態を表示
    装置に警報状態となった順に表示して入力装置を介して
    対話操作するようにしたプラント監視装置において、前
    記プラントからのプロセス量が警報状態であるか否かを
    判定し警報状態であるときは前記警報窓にその旨を表示
    出力するプラント監視手段と、前記表示装置の画面上に
    前記警報状態となったプロセス量に対応する前記警報窓
    の一部を警報窓表示として警報状態となった順に表示す
    るとともに前記プロセス量の警報状態も合わせて表示す
    るための警報処理手段と、前記表示装置の画面上に前記
    警報状態となったプロセス量に対応してそのプロセス量
    に関する情報を警報ポイント表示として警報状態となっ
    た順に表示する表示処理手段と、前記表示装置の画面上
    に表示された前記警報窓表示に対し警報確認操作を行う
    入力装置とを備えたことを特徴とするプラント監視装
    置。
  2. 【請求項2】 前記表示装置の画面上に前記警報窓表示
    とともにスクロールキー表示をし、このスクロールキー
    表示に対する前記入力装置からの指示に従い、前記表示
    装置の画面上に表示されていない警報窓を前記表示装置
    に表示するように処理するための対話機能処理手段を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載のプラント監視装
    置。
  3. 【請求項3】 前記プラント監視手段は前記プロセス量
    が警報状態になる手前の状態を予告警報状態として検出
    し、その予告警報状態であることを前記表示装置の画面
    上の前記警報窓表示及び前記警報ポイント表示に、前記
    警報状態であることとは識別して表示するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプラント
    監視装置。
  4. 【請求項4】 前記警報処理手段及び前記表示処理手段
    は、前記プロセス量の状態が、警報状態にあるもの、予
    告警報状態にあるもの、警報状態であって確認操作が行
    われているもの、予告警報状態であって確認操作が行わ
    れているもの、警報状態及び予告警報状態が解消したも
    のの順に、前記表示装置の画面上の前記警報窓表示及び
    前記警報ポイント表示に表示するようにしたことを特徴
    とする請求項3に記載のプラント監視装置。
JP23867894A 1994-10-03 1994-10-03 プラント監視装置 Pending JPH08106322A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211186A (ja) * 1996-02-02 1997-08-15 Toshiba Corp 発生警報データ収集装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09211186A (ja) * 1996-02-02 1997-08-15 Toshiba Corp 発生警報データ収集装置

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