JPH05133098A - 自昇型枠装置のシーボルト - Google Patents
自昇型枠装置のシーボルトInfo
- Publication number
- JPH05133098A JPH05133098A JP32155391A JP32155391A JPH05133098A JP H05133098 A JPH05133098 A JP H05133098A JP 32155391 A JP32155391 A JP 32155391A JP 32155391 A JP32155391 A JP 32155391A JP H05133098 A JPH05133098 A JP H05133098A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- anchor bolt
- sea
- self
- seabolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はコンクリートダムや、その他の大型
のコンクリート構造物を構築する際に使用される自昇型
の型枠装置に関し、型枠に備えられたシーボルトとコン
クリートに埋設されたアンカーボルトとの着脱を簡易な
構造で行えるようにしたシーボルトの係合構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 型枠支持体11と、該型枠支持体を上昇させ
る昇降装置13とで形成された自昇型枠装置10におい
て、前記型枠支持体のシーボルト16が、アンカーボル
ト17の後端部の周壁に設けられた係合孔に前記シーボ
ルト先端部の係合爪が拡開して係合し、更にシーボルト
本体を押し込むとアンカーボルト17の内壁で前記係合
爪が窄められそしてシーボルト16本体をその軸心廻り
に回転させた後に引き抜くことでアンカーボルト17と
の係合が解かれる係合構造を有していること。
のコンクリート構造物を構築する際に使用される自昇型
の型枠装置に関し、型枠に備えられたシーボルトとコン
クリートに埋設されたアンカーボルトとの着脱を簡易な
構造で行えるようにしたシーボルトの係合構造を提供す
ることを目的とする。 【構成】 型枠支持体11と、該型枠支持体を上昇させ
る昇降装置13とで形成された自昇型枠装置10におい
て、前記型枠支持体のシーボルト16が、アンカーボル
ト17の後端部の周壁に設けられた係合孔に前記シーボ
ルト先端部の係合爪が拡開して係合し、更にシーボルト
本体を押し込むとアンカーボルト17の内壁で前記係合
爪が窄められそしてシーボルト16本体をその軸心廻り
に回転させた後に引き抜くことでアンカーボルト17と
の係合が解かれる係合構造を有していること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートダムや、
その他の大型のコンクリート構造物を構築する際に使用
される自昇型の型枠装置に係り、更に詳しくはコンクリ
ート打設用の型枠のシーボルトの着脱自在な係合構造に
関する。
その他の大型のコンクリート構造物を構築する際に使用
される自昇型の型枠装置に係り、更に詳しくはコンクリ
ート打設用の型枠のシーボルトの着脱自在な係合構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のマスコンクリート構造物を
構築する際に、省力化と作業上の安全性の要請から、種
々の型枠装置が開発されている。特に型枠自身が上昇出
来るように創意工夫がなされており、例えば次のような
ものがある。
構築する際に、省力化と作業上の安全性の要請から、種
々の型枠装置が開発されている。特に型枠自身が上昇出
来るように創意工夫がなされており、例えば次のような
ものがある。
【0003】図10乃至図11に示すように、複数の型
枠支持フレーム3,4に取り付けられた中型枠1とこれ
を両側から挟む各一の側型枠2を有し、上記中型枠1お
よび側型枠2の上部に、その中型枠1の型枠支持フレー
ム3を揺動自在に支持する梁材5を設け、この梁材5の
両端部と上記側型枠2との間に上記中型枠と側型枠の交
互上昇用のジャッキ6を取付るとともに、上記各型枠支
持フレーム3,4にシーボルト7を抜き差し自在に取付
られるように構成したものがある。
枠支持フレーム3,4に取り付けられた中型枠1とこれ
を両側から挟む各一の側型枠2を有し、上記中型枠1お
よび側型枠2の上部に、その中型枠1の型枠支持フレー
ム3を揺動自在に支持する梁材5を設け、この梁材5の
両端部と上記側型枠2との間に上記中型枠と側型枠の交
互上昇用のジャッキ6を取付るとともに、上記各型枠支
持フレーム3,4にシーボルト7を抜き差し自在に取付
られるように構成したものがある。
【0004】上記型枠装置において、型枠支持フレーム
に出入自在に取り付けられるシーボルトの先端をコンク
リート打設部に埋設してあるアンカーボルトに固定す
る。そして、前回のコンクリート打設部に打設されたコ
ンクリートの固化後に、中型枠の型枠支持フレームに差
し込んであるシーボルトを抜き取る。
に出入自在に取り付けられるシーボルトの先端をコンク
リート打設部に埋設してあるアンカーボルトに固定す
る。そして、前回のコンクリート打設部に打設されたコ
ンクリートの固化後に、中型枠の型枠支持フレームに差
し込んであるシーボルトを抜き取る。
【0005】その後、側型枠上のジャッキを伸長して、
梁材に連設した中型枠を自動的に所定位置にまで上昇さ
せる。更に、その中型枠の型枠支持フレームにシーボル
トをコンクリート打設する型枠の内側に差し込んでお
く。
梁材に連設した中型枠を自動的に所定位置にまで上昇さ
せる。更に、その中型枠の型枠支持フレームにシーボル
トをコンクリート打設する型枠の内側に差し込んでお
く。
【0006】そして、側型枠の型枠支持フレームに差し
込んであるシーボルトを抜き取る。続いて上記側型枠の
ジャッキを収縮させ、その側型枠を中型枠の位置まで上
昇させる。
込んであるシーボルトを抜き取る。続いて上記側型枠の
ジャッキを収縮させ、その側型枠を中型枠の位置まで上
昇させる。
【0007】そして、側型枠の型枠支持フレームにシー
ボルトをコンクリート打設する型枠の内側に差し込んで
おく。このようにして、中型枠と側型枠とを同じ高さに
揃えて、かつ、各々型枠の内側にシーボルトを差し込ん
だ状態にする。そして、前記中型枠と側型枠の各々の内
側にコンクリートを打設し、シーボルトの先端部をコン
クリート中に埋設する。このように、中型枠および側型
枠を交互に上昇し、ダム等のマスコンクリート打設を行
うものがある。
ボルトをコンクリート打設する型枠の内側に差し込んで
おく。このようにして、中型枠と側型枠とを同じ高さに
揃えて、かつ、各々型枠の内側にシーボルトを差し込ん
だ状態にする。そして、前記中型枠と側型枠の各々の内
側にコンクリートを打設し、シーボルトの先端部をコン
クリート中に埋設する。このように、中型枠および側型
枠を交互に上昇し、ダム等のマスコンクリート打設を行
うものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような自動型枠装置では、打設したコンクリートの側壁
に埋設されたアンカーボルトとシーボルトとの係合構造
は、螺合させるものや更にナットで締め付けるもの、等
の手作業に因る場合があるが型枠に取付けられた作業台
に乗って行う高所作業であるので危険が伴い作業能率が
悪いといった問題があり、また、着脱機構を備えたもの
があるがこれも油圧シリンダーや爪を開閉させるロック
機構等を用いた複雑な機構となっておりコストが嵩むと
いった欠点が存在した。
ような自動型枠装置では、打設したコンクリートの側壁
に埋設されたアンカーボルトとシーボルトとの係合構造
は、螺合させるものや更にナットで締め付けるもの、等
の手作業に因る場合があるが型枠に取付けられた作業台
に乗って行う高所作業であるので危険が伴い作業能率が
悪いといった問題があり、また、着脱機構を備えたもの
があるがこれも油圧シリンダーや爪を開閉させるロック
機構等を用いた複雑な機構となっておりコストが嵩むと
いった欠点が存在した。
【0009】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、型枠に備えられたシーボルトとコンクリートに埋
設されたアンカーボルトとの着脱を簡易な構造で行える
ようにしたシーボルトの係合構造を提供することを目的
とする。
ので、型枠に備えられたシーボルトとコンクリートに埋
設されたアンカーボルトとの着脱を簡易な構造で行える
ようにしたシーボルトの係合構造を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
し上記目的を達成するための要旨は、コンクリート打設
用の型枠を支持し、コンクリートの側壁に埋設されたア
ンカーボルトに係合されるシーボルトを備えた型枠支持
体と、該型枠支持体を上昇させる昇降装置とで形成され
た自昇型枠装置において、前記型枠支持体のシーボルト
が、アンカーボルトの後端部の周壁に設けられた係合孔
に前記シーボルト先端部の係合爪が拡開して係合し、更
にシーボルト本体を押し込むとアンカーボルトの内壁で
前記係合爪が窄められそしてシーボルト本体をその軸心
廻りに回転させた後に引き抜くことでアンカーボルトと
の係合が解かれる係合構造を有してなる自昇型枠装置の
シーボルトに存する。
し上記目的を達成するための要旨は、コンクリート打設
用の型枠を支持し、コンクリートの側壁に埋設されたア
ンカーボルトに係合されるシーボルトを備えた型枠支持
体と、該型枠支持体を上昇させる昇降装置とで形成され
た自昇型枠装置において、前記型枠支持体のシーボルト
が、アンカーボルトの後端部の周壁に設けられた係合孔
に前記シーボルト先端部の係合爪が拡開して係合し、更
にシーボルト本体を押し込むとアンカーボルトの内壁で
前記係合爪が窄められそしてシーボルト本体をその軸心
廻りに回転させた後に引き抜くことでアンカーボルトと
の係合が解かれる係合構造を有してなる自昇型枠装置の
シーボルトに存する。
【0011】
【作用】本発明の自昇型枠装置によれば、型枠支持体に
備えられたシーボルトが、モータやエアーもしくは油圧
等で作動されるシリンダー等の駆動源によって、シーボ
ルトの前進後退の動作と回転の動作により着脱可能な係
合構造となっているので、前記シーボルトの先端部とア
ンカーボルトとの自動着脱が可能となる。
備えられたシーボルトが、モータやエアーもしくは油圧
等で作動されるシリンダー等の駆動源によって、シーボ
ルトの前進後退の動作と回転の動作により着脱可能な係
合構造となっているので、前記シーボルトの先端部とア
ンカーボルトとの自動着脱が可能となる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る一実施例について図面を
参照して説明する。図1は、本発明に係る自昇型枠装置
の側面図、図2は同じく斜視図である。図において、符
号10は自昇型枠装置、11は型枠支持体、12は支持
フレーム、13は昇降装置、14は昇降装置の伸縮機構
部、15は高さ微調整装置、16はシーボルト、17は
アンカーボルトを各々示している。
参照して説明する。図1は、本発明に係る自昇型枠装置
の側面図、図2は同じく斜視図である。図において、符
号10は自昇型枠装置、11は型枠支持体、12は支持
フレーム、13は昇降装置、14は昇降装置の伸縮機構
部、15は高さ微調整装置、16はシーボルト、17は
アンカーボルトを各々示している。
【0013】前記自昇型枠装置10は、概略、コンクリ
ート打設用の型枠11aを備えた型枠支持体11と、該
型枠支持体11に対して揺動自在な支持フレーム12
と、支持フレーム12を介して前記型枠支持体11を上
昇させる昇降装置13と、から構成されてなる。
ート打設用の型枠11aを備えた型枠支持体11と、該
型枠支持体11に対して揺動自在な支持フレーム12
と、支持フレーム12を介して前記型枠支持体11を上
昇させる昇降装置13と、から構成されてなる。
【0014】前記型枠支持体11は、コ字型の鋼材から
なる縦端太材と、横木と補強材により組立される框体で
あり、この框体に支持ビーム11bを介して型枠11a
が固定されている。
なる縦端太材と、横木と補強材により組立される框体で
あり、この框体に支持ビーム11bを介して型枠11a
が固定されている。
【0015】また、前記框体には、コンクリート側壁面
移動用のガイドローラ11cと、該ガイドローラをコン
クリート側壁30bに向かって出没させるジャッキ11
dが設けられ、また、框体の型枠11aをコンクリート
側壁面から引き離す剥離ジャッキ11eが設けられてい
る。
移動用のガイドローラ11cと、該ガイドローラをコン
クリート側壁30bに向かって出没させるジャッキ11
dが設けられ、また、框体の型枠11aをコンクリート
側壁面から引き離す剥離ジャッキ11eが設けられてい
る。
【0016】更に、前記型枠支持体11の框体には、コ
ンクリートの側壁30bに埋設されたアンカーボルト1
7へ先端部が着脱自在に係合されるシーボルト16が備
えられている。
ンクリートの側壁30bに埋設されたアンカーボルト1
7へ先端部が着脱自在に係合されるシーボルト16が備
えられている。
【0017】前記シーボルト16は、図3(イ)、
(ロ)に示すように、全体が細長い断面円形の棒状体で
あり、先端部には矩形状の貫通孔16dが設けられてい
る。該貫通孔16dには、係合爪16aが対向して備え
られており、係合爪16a,16aが支点16cを回転
中心にして圧縮バネ16bで外側に拡開される構造とな
っている。
(ロ)に示すように、全体が細長い断面円形の棒状体で
あり、先端部には矩形状の貫通孔16dが設けられてい
る。該貫通孔16dには、係合爪16aが対向して備え
られており、係合爪16a,16aが支点16cを回転
中心にして圧縮バネ16bで外側に拡開される構造とな
っている。
【0018】この係合爪16aのシーボルト本体外周か
ら突出した部分がアンカーボルト17の係合孔17aに
落しこまれて、該係合孔17aの側壁に当接して係止状
態となる。
ら突出した部分がアンカーボルト17の係合孔17aに
落しこまれて、該係合孔17aの側壁に当接して係止状
態となる。
【0019】次に、前記支持フレーム12は、該支持フ
レーム12の下部と前記型枠支持体11の上部でピン結
合21されており、揺動自在となっている。そして、支
持フレーム12の揺動を、爪等(図示せず)の係合によ
りロックするロック装置も備わっている。
レーム12の下部と前記型枠支持体11の上部でピン結
合21されており、揺動自在となっている。そして、支
持フレーム12の揺動を、爪等(図示せず)の係合によ
りロックするロック装置も備わっている。
【0020】前記昇降装置13は、図1乃至図2に示す
ように、一対の伸縮機構部14,14で構成され、型枠
11aを上昇させる時やコンクリート打設時には下部フ
レーム14aが油圧ジャッキ14bのロッド14cの伸
縮によって上下方向に伸縮されるとともに、前記一対の
伸縮機構部14,14が支持フレーム12との係合部2
2を中心にして略90゜回動せしめられ互いに型枠支持
体11側に重畳される構造となっている。
ように、一対の伸縮機構部14,14で構成され、型枠
11aを上昇させる時やコンクリート打設時には下部フ
レーム14aが油圧ジャッキ14bのロッド14cの伸
縮によって上下方向に伸縮されるとともに、前記一対の
伸縮機構部14,14が支持フレーム12との係合部2
2を中心にして略90゜回動せしめられ互いに型枠支持
体11側に重畳される構造となっている。
【0021】このようにして形成された自昇型枠装置1
0のシーボルト16の使用方法について、図3乃至図9
を参照して説明する。
0のシーボルト16の使用方法について、図3乃至図9
を参照して説明する。
【0022】型枠支持体11のシーボルト16がモータ
29またはシリンダー(図示せず)などの駆動手段でア
ンカーボルト17へ向かって前進し、シーボルト16の
先端部がアンカーボルト17に嵌挿され(図4乃至図
5)、アンカーボルト17の後端部の周壁に設けられた
係合孔17aに前記シーボルト16先端部の係合爪16
aが圧縮バネ16bによって拡開して係合する(図6参
照)。
29またはシリンダー(図示せず)などの駆動手段でア
ンカーボルト17へ向かって前進し、シーボルト16の
先端部がアンカーボルト17に嵌挿され(図4乃至図
5)、アンカーボルト17の後端部の周壁に設けられた
係合孔17aに前記シーボルト16先端部の係合爪16
aが圧縮バネ16bによって拡開して係合する(図6参
照)。
【0023】更に、前記モータ29を作動させ、シーボ
ルト16を奥側へと押し込むとアンカーボルト17の内
壁17bで前記係合爪16aが窄められる(図7参
照)。そしてシーボルト16をその軸心廻りに前記モー
タ29で回転させた(図8参照)後に続いて引き抜くこ
とで、該シーボルト16とアンカーボルト17との係合
が解かれる(図9参照)。このようにして、シーボルト
16はモータ29の作動により自動的にアンカーボルト
17との係合およびその解除がなされる。
ルト16を奥側へと押し込むとアンカーボルト17の内
壁17bで前記係合爪16aが窄められる(図7参
照)。そしてシーボルト16をその軸心廻りに前記モー
タ29で回転させた(図8参照)後に続いて引き抜くこ
とで、該シーボルト16とアンカーボルト17との係合
が解かれる(図9参照)。このようにして、シーボルト
16はモータ29の作動により自動的にアンカーボルト
17との係合およびその解除がなされる。
【0024】このように、本発明の自昇型枠装置10
は、型枠支持体11をコンクリート側壁30bで支持さ
せるシーボルト16もアンカーボルト17に対して自動
着脱が可能である。
は、型枠支持体11をコンクリート側壁30bで支持さ
せるシーボルト16もアンカーボルト17に対して自動
着脱が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自昇型枠
装置のシーボルトは、アンカーボルトの係合孔に前記シ
ーボルト先端部の係合爪が拡開して係合し、更にシーボ
ルト本体を押し込むとアンカーボルトの内壁で前記係合
爪が窄められ、そして、シーボルト本体をその軸心廻り
に回転させた後に引き抜くことで、アンカーボルトとの
係合が解かれる係合構造を有しているので、モータ等の
駆動源の駆動により、型枠支持体のシーボルトとコンク
リートに埋設されたアンカーボルトとの係合およびその
解除の自動化が可能となった。
装置のシーボルトは、アンカーボルトの係合孔に前記シ
ーボルト先端部の係合爪が拡開して係合し、更にシーボ
ルト本体を押し込むとアンカーボルトの内壁で前記係合
爪が窄められ、そして、シーボルト本体をその軸心廻り
に回転させた後に引き抜くことで、アンカーボルトとの
係合が解かれる係合構造を有しているので、モータ等の
駆動源の駆動により、型枠支持体のシーボルトとコンク
リートに埋設されたアンカーボルトとの係合およびその
解除の自動化が可能となった。
【図1】本発明に係る自昇型枠装置の側面図である。
【図2】自昇型枠装置の概略を示す斜視図である。
【図3】シーボルトとアンカーボルトとの係合を説明す
る説明図で、(イ)は正面図、(ロ)は平面図である。
る説明図で、(イ)は正面図、(ロ)は平面図である。
【図4】同じく、シーボルトとアンカーボルトとの係合
の様子を説明する説明図である。
の様子を説明する説明図である。
【図5】シーボルトとアンカーボルトとの係合を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図6】シーボルトとアンカーボルトとの係合を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図7】シーボルトとアンカーボルトとの係合を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図8】シーボルトとアンカーボルトとの係合を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図9】シーボルトとアンカーボルトとの係合を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図10】従来例に係る自昇型枠装置の一部正面図であ
る。
る。
【図11】同じく従来例に係る自昇型枠装置の正面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 10 自昇型枠装置、11 型枠支持体、12 支持フ
レーム、13 昇降装置、 14 昇降装置の伸縮機構
部、15 高さ微調整装置、16 シーボルト、17
アンカーボルト。
レーム、13 昇降装置、 14 昇降装置の伸縮機構
部、15 高さ微調整装置、16 シーボルト、17
アンカーボルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金澤 光雄 東京都品川区西五反田7丁目7番9号 株 式会社金澤製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】 コンクリート打設用の型枠を支持し、コ
ンクリートの側壁に埋設されたアンカーボルトに係合さ
れるシーボルトを備えた型枠支持体と、該型枠支持体を
上昇させる昇降装置とで形成された自昇型枠装置におい
て、前記型枠支持体のシーボルトが、アンカーボルトの
後端部の周壁に設けられた係合孔に前記シーボルト先端
部の係合爪が拡開して係合し、更にシーボルト本体を押
し込むとアンカーボルトの内壁で前記係合爪が窄められ
そしてシーボルト本体をその軸心廻りに回転させた後に
引き抜くことでアンカーボルトとの係合が解かれる係合
構造を有していることを特徴としてなる自昇型枠装置の
シーボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32155391A JP2625601B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 自昇型枠装置のシーボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32155391A JP2625601B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 自昇型枠装置のシーボルト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05133098A true JPH05133098A (ja) | 1993-05-28 |
JP2625601B2 JP2625601B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=18133854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32155391A Expired - Lifetime JP2625601B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 自昇型枠装置のシーボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2625601B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP32155391A patent/JP2625601B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2625601B2 (ja) | 1997-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3689020A (en) | Device useful in forming concrete structural slabs | |
JPH05133098A (ja) | 自昇型枠装置のシーボルト | |
JP3212325B2 (ja) | 型枠装置 | |
JPH07279417A (ja) | 梁型枠装置および梁の施工方法 | |
JP2662330B2 (ja) | 自昇型枠装置 | |
JP3329914B2 (ja) | 暗渠ブロック製造用型枠 | |
JP2838158B2 (ja) | 型枠設置装置 | |
KR101798538B1 (ko) | 레고형 대차 동바리 | |
US4034956A (en) | Apparatus for forming crypts | |
JP2987068B2 (ja) | 柱用型枠装置 | |
US3774875A (en) | Retractable concrete form | |
JP3032590B2 (ja) | パネルの離型装置 | |
JPH0639878B2 (ja) | 覆工用移動式型枠の移動機構 | |
JP2662331B2 (ja) | コンクリートの打設方法 | |
JPH08134911A (ja) | 山留め補強材 | |
JPH05179894A (ja) | スライド型枠 | |
JPH05311874A (ja) | 型枠の水平伸縮装置 | |
JP2550467Y2 (ja) | 自昇型枠装置 | |
JP3027661B2 (ja) | コンクリート製品成形用型枠 | |
JP3048259B2 (ja) | コンクリート構造物の多段打ち工法及び型枠装置 | |
JP2713635B2 (ja) | スライド式梁型枠 | |
JPS6337405Y2 (ja) | ||
JPS594755A (ja) | コンクリ−ト構造体打設用滑動型枠装置 | |
JP2513718Y2 (ja) | コンクリ―ト製品用型枠装置 | |
KR960013838B1 (ko) | 옹벽 및 슬라브 동시 타설공법 및 이에 사용되는 옹벽 거푸집 |