JPH05179894A - スライド型枠 - Google Patents
スライド型枠Info
- Publication number
- JPH05179894A JPH05179894A JP3361524A JP36152491A JPH05179894A JP H05179894 A JPH05179894 A JP H05179894A JP 3361524 A JP3361524 A JP 3361524A JP 36152491 A JP36152491 A JP 36152491A JP H05179894 A JPH05179894 A JP H05179894A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- boom
- slide
- tunnel
- concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 簡単な構造の移動型枠。
【構成】 回転してスイングするブーム12の先に型板
1を取り付け、この型板の中央付近の両側とブーム先の
間に油圧シリンダ5を設けることを特徴とする。
1を取り付け、この型板の中央付近の両側とブーム先の
間に油圧シリンダ5を設けることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】吹き付けコンクリート等の移動型
枠に関する。
枠に関する。
【0002】
【従来の技術】本方式による移動型枠は種々提案されて
いる。
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】移動型枠装置の移動が
手軽にでき、型枠のセットを容易にして、吹き付けコン
クリートの跳ね返りを防止する。また、跳ね返りを防止
することで、吹き付けられた生コンクリートが瞬結する
必要がなく、このため生コンクリートに添加する急結剤
も少なくなる、このため急結剤による粉じんも少なくな
る。このため生コンクリートの使用量も低減し、安価な
移動型枠と省力化を目的としている。
手軽にでき、型枠のセットを容易にして、吹き付けコン
クリートの跳ね返りを防止する。また、跳ね返りを防止
することで、吹き付けられた生コンクリートが瞬結する
必要がなく、このため生コンクリートに添加する急結剤
も少なくなる、このため急結剤による粉じんも少なくな
る。このため生コンクリートの使用量も低減し、安価な
移動型枠と省力化を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】型枠の型板の後方をユニ
バーサルジョイントを介してブームに取り付け、型枠か
ら離れたブームの先から型板の中央付近の両側間にシリ
ンダを設ける。
バーサルジョイントを介してブームに取り付け、型枠か
ら離れたブームの先から型板の中央付近の両側間にシリ
ンダを設ける。
【0005】
【作用】型板の後方に設けたユニバーサルジョイント側
をブームにより既設の吹き付けコンクリート壁に押し付
けて固定する。そして型板の下方は現在吹き付け中で前
回硬化したコンクリートに、型板の下方のシリンダを動
作して型板固定のための反力をとる。ブームの先に設け
たもう一方、型板上側のシリンダを動作することで型板
の位置及び、生コンクリート打設時の反力に対抗するよ
う作用する。
をブームにより既設の吹き付けコンクリート壁に押し付
けて固定する。そして型板の下方は現在吹き付け中で前
回硬化したコンクリートに、型板の下方のシリンダを動
作して型板固定のための反力をとる。ブームの先に設け
たもう一方、型板上側のシリンダを動作することで型板
の位置及び、生コンクリート打設時の反力に対抗するよ
う作用する。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の1実施例の側面図である、
図示されない移動用車両等に搭載された、図示されない
型枠用のブームは俯仰、スイング、スライドの三次元動
作を行い、このブームの先は図1に示すブーム12があ
る。このブーム12の先には図3に示す型板1の底面が
トンネル内面41の全周方向に向くように型枠回転機構
が設けられている。この型枠回転機構は図2に示す油圧
モータ15、ギヤ11、ピニヨン14等で構成されてい
る。この回転機構の先には図1、図2に示す油圧シリン
ダ13で動作するスイング機構が設けられていて、この
スイングブーム8には図1で示す油圧シリンダ4、5の
ためのユニバーサルジョイント6、7と型板1の後部に
設けられたユニバーサルジョイント16が設けられてい
る。この、型板1の中央部の両側には油圧シリンダ4、
5のユニバーサルジョイント2、3が設けられている。
また、この型板1の幅はトンネル41の大きさから適当
な幅及び、長さを設定して場合によっては型板1の底面
をトンネルの半径に合わした曲面にする。
図示されない移動用車両等に搭載された、図示されない
型枠用のブームは俯仰、スイング、スライドの三次元動
作を行い、このブームの先は図1に示すブーム12があ
る。このブーム12の先には図3に示す型板1の底面が
トンネル内面41の全周方向に向くように型枠回転機構
が設けられている。この型枠回転機構は図2に示す油圧
モータ15、ギヤ11、ピニヨン14等で構成されてい
る。この回転機構の先には図1、図2に示す油圧シリン
ダ13で動作するスイング機構が設けられていて、この
スイングブーム8には図1で示す油圧シリンダ4、5の
ためのユニバーサルジョイント6、7と型板1の後部に
設けられたユニバーサルジョイント16が設けられてい
る。この、型板1の中央部の両側には油圧シリンダ4、
5のユニバーサルジョイント2、3が設けられている。
また、この型板1の幅はトンネル41の大きさから適当
な幅及び、長さを設定して場合によっては型板1の底面
をトンネルの半径に合わした曲面にする。
【0007】この、スライド型枠を図3に示す、掘削し
たトンネルの内壁に押し付け図示されない吹き付け用生
コンクリートを吹き込み充てんする、充てんが完了する
と生コンクリートの吹き込みを一時中止する。そして充
てんした生コンクリートに図示されないコンクリートバ
イブレータを使用して締固める、この締固めた生コンク
リートが硬化すると型板1を外して次の吹き付けを行う
箇所(上側)へ移動して再度型板1内へ吹き付けを行
う。そしてトンネルの片側上面まで施工するとスライド
型板1を未施工の図示されない片側下面に押し付けて再
度吹き付けを行う。
たトンネルの内壁に押し付け図示されない吹き付け用生
コンクリートを吹き込み充てんする、充てんが完了する
と生コンクリートの吹き込みを一時中止する。そして充
てんした生コンクリートに図示されないコンクリートバ
イブレータを使用して締固める、この締固めた生コンク
リートが硬化すると型板1を外して次の吹き付けを行う
箇所(上側)へ移動して再度型板1内へ吹き付けを行
う。そしてトンネルの片側上面まで施工するとスライド
型板1を未施工の図示されない片側下面に押し付けて再
度吹き付けを行う。
【0008】図4に示される型板1の側面図には、固定
棲板17が設けられている、これは支保工を設けずに一
次覆工が行えるものである。図5に示されたトンネル4
1の切り羽側から示した固定棲板17付きの型枠で、図
3に示す支保工40が無く、掘削面に直接棲板17が圧
し当てられている。
棲板17が設けられている、これは支保工を設けずに一
次覆工が行えるものである。図5に示されたトンネル4
1の切り羽側から示した固定棲板17付きの型枠で、図
3に示す支保工40が無く、掘削面に直接棲板17が圧
し当てられている。
【0009】図6の型板1の側面図には、図4に示した
固定棲板17をベースにスライドシリンダ21、22、
23で動作するスライド棲板18、19、20が設けら
れている、この型枠はトンネル掘削面の凹凸が甚だしく
図4の固定棲板17では対応出来ない場合の型枠であ
る。これは図7に示すように固定棲板17の幅を等分し
てスライド棲板18、19、20を設け、このスライド
棲板18、19、20にそれぞれスライドシリンダ2
1、22、23を取り付けて掘削したトンネル41の凹
凸に合わせる。図7はトンネルの切り羽側からスライド
棲板18、19、20を設けたスライド棲板付き型枠を
示したものである。
固定棲板17をベースにスライドシリンダ21、22、
23で動作するスライド棲板18、19、20が設けら
れている、この型枠はトンネル掘削面の凹凸が甚だしく
図4の固定棲板17では対応出来ない場合の型枠であ
る。これは図7に示すように固定棲板17の幅を等分し
てスライド棲板18、19、20を設け、このスライド
棲板18、19、20にそれぞれスライドシリンダ2
1、22、23を取り付けて掘削したトンネル41の凹
凸に合わせる。図7はトンネルの切り羽側からスライド
棲板18、19、20を設けたスライド棲板付き型枠を
示したものである。
【0010】
【発明の効果】本発明の簡単な機構の移動型枠により、
型板内へ生コンクリートを吹き込むため、リバウンドに
よる生コンクリートの落下も生じない、また型板内のた
め生コンクリートが瞬結する必要がないため生コンクリ
ートに添加する急結剤も低減される、このため急結剤に
よる粉じんも低減する。そして型板内に打設するためコ
ンクリートバイブレータの使用からより質の良いコンク
リートとなる。このことから、従来吹き付け後に剥離落
下する事故も防止できる。
型板内へ生コンクリートを吹き込むため、リバウンドに
よる生コンクリートの落下も生じない、また型板内のた
め生コンクリートが瞬結する必要がないため生コンクリ
ートに添加する急結剤も低減される、このため急結剤に
よる粉じんも低減する。そして型板内に打設するためコ
ンクリートバイブレータの使用からより質の良いコンク
リートとなる。このことから、従来吹き付け後に剥離落
下する事故も防止できる。
【図1】スライド型枠の側面図である。
【図2】スライド型枠の平面図である。
【図3】支保工にセットされたスライド型枠である。
【図4】棲板付き型板の側面図である。
【図5】吹き付け面にセットされた棲板付き型枠であ
る。
る。
【図6】スライド棲板の側面図である。
【図7】吹き付け面にセットされたスライド棲板付き型
枠である。
枠である。
1 型板 2、3、6、7 ユニバーサルジョイント 4、5 油圧シリンダ 8 スイングブーム 9 スイングピン 10 固定スイングブーム 11 ギヤ 12 ブーム 13 スイングシリンダ 14 ピニヨン 15 油圧モータ 17 固定棲板 18、19、20 スライド棲板 21、22、23 スライドシリンダ 40 支保工 41 トンネル地山 42 既設一次覆工コンクリート 43 前回打設の一次覆工コンクリート
Claims (2)
- 【請求項1】 型枠の型板のブーム側に、ブームの先と
型板を自在に動作可能な状態に取り付ける、そしてブー
ムの先の型板から離れた位置から、型板の中央付近両側
にシリンダを設けることを特徴とするスライド型枠。 - 【請求項2】 掘削したトンネルの内面に請求項1のス
ライド型枠をセットして一次覆工用の急結剤等を添加し
た生コンクリートを吹き付け又は、投入し、バイブレー
タを用いて投入した生コンクリートを締固めて瞬結させ
る、瞬結するとスライド型枠を外し上方へ移動して再度
セットする、これを繰り返してトンネル内面を一次覆工
することを特徴とするトンネル覆工工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3361524A JPH05179894A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | スライド型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3361524A JPH05179894A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | スライド型枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05179894A true JPH05179894A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18473930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3361524A Pending JPH05179894A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | スライド型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05179894A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100953494B1 (ko) * | 2009-09-23 | 2010-04-16 | 진명구 | 터널의 콘크리트 타설용 정면 거푸집 |
JP2012082635A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Ohbayashi Corp | 埋め戻し土の端部形成方法、埋め戻し土の構築方法、埋め戻し土の安息角を算出する安息角算出システム、埋め戻し土の安息角算出方法、型枠支持装置、及び埋め戻し土 |
US9976307B2 (en) | 2012-07-06 | 2018-05-22 | Wobben Properties Gmbh | Foundation for wind turbine |
CN108506024A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-09-07 | 蓝传雯 | 一种隧道初期支护的施工方法及支护模具 |
CN109356619A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-02-19 | 蓝传雯 | 一种新型混凝土模喷设备 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3361524A patent/JPH05179894A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100953494B1 (ko) * | 2009-09-23 | 2010-04-16 | 진명구 | 터널의 콘크리트 타설용 정면 거푸집 |
JP2012082635A (ja) * | 2010-10-13 | 2012-04-26 | Ohbayashi Corp | 埋め戻し土の端部形成方法、埋め戻し土の構築方法、埋め戻し土の安息角を算出する安息角算出システム、埋め戻し土の安息角算出方法、型枠支持装置、及び埋め戻し土 |
US9976307B2 (en) | 2012-07-06 | 2018-05-22 | Wobben Properties Gmbh | Foundation for wind turbine |
CN108506024A (zh) * | 2018-04-17 | 2018-09-07 | 蓝传雯 | 一种隧道初期支护的施工方法及支护模具 |
CN109356619A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-02-19 | 蓝传雯 | 一种新型混凝土模喷设备 |
CN109356619B (zh) * | 2018-11-26 | 2024-03-29 | 四川蓝海智能装备制造有限公司 | 一种新型混凝土模喷设备 |
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