JPH0288882A - トンネルの掘削方法 - Google Patents

トンネルの掘削方法

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JPH0288882A
JPH0288882A JP24016288A JP24016288A JPH0288882A JP H0288882 A JPH0288882 A JP H0288882A JP 24016288 A JP24016288 A JP 24016288A JP 24016288 A JP24016288 A JP 24016288A JP H0288882 A JPH0288882 A JP H0288882A
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JP
Japan
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concrete
tunnel
frame
face
slide plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP24016288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Yuasa
湯浅 康尊
Junichi Mihara
三原 準一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Construction Co Ltd filed Critical Mitsui Construction Co Ltd
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Publication of JPH0288882A publication Critical patent/JPH0288882A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21DSHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
    • E21D11/00Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
    • E21D11/04Lining with building materials
    • E21D11/10Lining with building materials with concrete cast in situ; Shuttering also lost shutterings, e.g. made of blocks, of metal plates or other equipment adapted therefor
    • E21D11/102Removable shuttering; Bearing or supporting devices therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、地山の崩壊から作業者の安全を確保する一次
吹付けを行う必要の無いトンネルの掘削方法に関する。
(b)、従来の技術 従来、トンネルの切羽部分で;よ、掘削した地山から土
砂が崩落して作業者に危害を与えることを防止するため
に、掘削直後に地山にコンクリートを吹付けて地山を応
急的に支保する一次吹付は作業が行われている。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、吹付は
作業は、粉塵が多量に発生して作業環境を悪化させろこ
とが多く、また跳ね返りによる資材の無駄も生じことが
多い。
また、特開昭60−13197に見られるように、トン
ネル断面に沿って押え枠を設け、吹付に伴う跳ね返りを
防止せんとする提案もあるが、こうした提案でも、吹付
に伴う粉塵発生の問題は残る。
本発明は、前述の欠点を解消すべく、−次吹付は作業を
行うこと無く、地山の崩落から作業者を守ることの出来
るトンネルの掘削方法を提供するごとを目的とするもの
である。
(d)8問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、トンネル断面に治った形のフレーム 
(15a)を有し、該フレーム(15a)に複数のスラ
イドプレート(15C)を相互間に間隙を生じさせるこ
となくトンネルの掘進方向に移動自在に設け、切羽(1
b)の掘削が所定距離(L2)だけ進行したところで、
前記スライドプレー)(’15c)を切羽(1b)側に
先端が切羽(1b)に当接するまで、切羽(1b)の凹
凸(]C)に合わせて移動させて、露出状態にある地山
(2)を前記スライドプレー)(15c)によりトンネ
ル空間(1a)に対して被覆するようにして構成される
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されろものではない。す下のr (e)
 、作用」の欄についても同様である。
(e)8作用 上記した構成により、本発明は、新たに掘削され地山(
2)が露出した部分は、スライドプレー1−(15c)
が切羽(1b)の凹凸(1c)に合わせて移動され、ト
ンネル空間(1a)に対して地山(2)を被覆するよう
に作用する。
([)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明の実施に用いる覆工コンクリート打設装
置の一例を示す図、 第2図は第1図の■矢印図、 第3図は第2図の■矢視図、 第4図は留置型枠体を示す図、 第5図は第4図の側面図、 第6図は留置型枠体の要部を示す拡大平面図、第7図は
スライドプレートの断面図、 第8図は第6図の■矢視図、 第9図乃至第18図は本発明によるトンネルの1屈前方
法の一実施例を示す工程図、第19図は留置型枠体の別
の例を示す図である。
トンネル1の掘削現場は、第1図及び第2図示すように
、地山2が略々半円形に掘削されており、そのl原則さ
れたトンネル空間la内には、覆工コンクリート打設装
置3が設けられている。覆工コンクリート打設装置3は
、クローラ5aにより移動自在に支持された移動車両5
を有しており、移動車両5の機体5b上にはエンジンユ
ニット6が搭載されている。また、機体5bには昇降装
置7が設けられており、昇降装置7はリンク7a、7a
及び油圧シリンダ7bを有している。リンク7a、7a
の一端は機体5b側に枢着されており、リンク7a、7
aの他端は昇降足場9に枢着され、昇降足場9及びリン
ク7a、7a、機体5bとの間で公知の平行運動機構を
構成している。また、油圧シリンダ7bは機体5bとリ
ンク7aとの間に設けられておゆ、油圧シリンダ7bを
駆動することにより昇降足場9(よ、第1図矢印AXB
方向に自由に昇降することが出来ろ。
昇降足場9には、ステップ9aが油圧シリンダ9bによ
り、第1図矢印に、L方向に突出駆動自在に支持されて
おり、ステップ9aには上部型枠支持フレーム10が油
圧シリンダ10a、1.Oaにより、矢印A、B方向に
昇降自在に支持されている。また、昇降足場9の、第2
図両側面には、側部型枠支持フレーム11.11が、く
の字形に形成された形で、ピン11eを中心に矢印C,
D方向回動自在に枢着支持されている。側部型枠支持フ
レーム11.11と昇降足場9の間には油圧シリンダl
la、llaが設けられ、該油圧シリンダllaを駆動
することにより側部型枠支持フレーム1]、11は矢印
CXD方向に回動駆動される。各側部型枠支持フレーム
11.11の先端には伸縮フレームllbが油圧シリン
ダ11cにより矢印E、F方向、即ち地山2に対して突
出後退自在に支持されており、伸縮フレームllbの先
端には押圧体lid、lidが設けられている。
また、昇降足場9の、第2図両側には、サポートジヤツ
キ12.12が、ピン12aを中心に矢印GSH方向に
回動自在に枢着されており、サポートジヤツキ12は、
第2図矢印M、N方向に伸縮自在に設けられている。ま
た、機体5bの、第2図両側には、サポートジヤツキ1
3が機体5bの両側に突出自在にかつ自在継手13aを
中心に矢印T、J方向及び第3図矢印Q、R方向に回動
自在に支持されている。
ところで、上部型枠支持フレーム10 ニ11、第2図
に示すように、全体がトンネル地山2と相似に形成され
た留置型枠体15が搭載支持されており、留置型枠体1
5は、第4図及び第5図に示すように、トンネル断面に
沿った形で全体が半円形に形成されたフレーム15aを
有している。フレーム15aは、第2図及び第4図に示
すように、途中に関節15bを4個所有しており、関節
15b%fJiにフレーム15aは5個のフレーム片1
5に、151,151115m115mとに分割され、
これによりフレーム15aは、関節15bを中心にトン
ネル空間1a内側に向けて折れ曲がることが出来ろ。ま
た、フレーム15aには、第6図乃至第8図に示すよう
に、長方形状に形成された多数のスライドプレート15
Cが、トンネル断面に沿って互いにその面板15pを一
部分うツブさせる形で設けられており、各スライドプレ
ート15cは、フレーム15aにトンネルの掘削方向で
ある第6図矢印に、L方向に形成されたガイドレール1
5dに沿ってに、L方向に摺動自在に支持されている。
各スライドプレート15Cは同一の大きさに形成されて
おり、その切羽lb側はテーパ状に形成さたテーパ部1
5eとなっている。
また、スライドプレート15Cとフレーム15aとの間
には油圧シリンダ15fが装着されており、油圧シリン
ダ15fを駆動することにより、スライドプレート15
Cを矢印に、L方向に移動駆動することが出来る。なお
、スライドプレート15Cは、既に述べ、また第5図、
第6図及び第8図にも示すように、トンネル断面の地山
2に沿って隣接するスライドプレート150同士に間隙
が生じることの無いように設置されており、更にフレー
ム15aの、第5図左側、即ち坑口側の適宜な位置には
、第5図及び第6図に示すように、固定プレート15g
がフレーム15aに対して固着された形で設けられてい
る。固定プレート15gは、矢印に、L方向の長さが通
常のスライドプレート15cの略々半分の長さに形成さ
れており、該固定プレート15gの、第6図右方には、
同様に通常の略々半分の長さに形成されたスライドプレ
ート15hが油圧シリンダ15fによりトンネル堀進方
向である矢印に、L方向に移動自在に設けられている。
また、スライドプレート15hと固定プレート15gは
、途中部分で重複したオーバラップ部分15iを有して
いるので、スライドプレート15hを最大限矢印に方向
に突出させても、スライドプレート15hと固定プレー
ト15gとの間に間隙が生じろようなことは無い。また
、固定プレート15gにはコンクリート供給口15jが
設けられており、該コンクリート供給口15】は、固定
プレート15g毎、即ち、第4図のトンネル断面に沿っ
て所定の間隔L1で設けられている。
トンネル1の掘削現場は、以上のような構成を有するの
で、トンネル1の1屈削及び覆工の構築は、以下のよう
な手順で行われろ。即ち、切羽1bにおけろ掘削が第9
図(alに示すように進行し、パワーシャベル16によ
るズリ出しが行われている状態では、切羽1b直前まで
の現場打ちコンクリートによろ覆工17の構築が略々完
了し、留置型枠体15のみが、構築された覆工17の外
壁を被覆する形で設置されている。また、切羽1bの後
方、即ち坑口側に約30m程離れた位置には、第9図f
blに示すように、昇降足場9を支持した移動車両5が
トンネル空間1aの図中左方に位置する形で待機してい
る。この状態では、移動車両5の図中右方に大きな空間
的な余裕が出来るので、該部分を利用してズリ運搬用ダ
ンゴトラック等を切羽1bと坑口の間で運行させること
が出来ろ。
こうして、第1図に示す、所定距離L2の掘削が完了し
たところで、第10図に示すように、移動車両5を移動
させて、設置状態にある留置型枠体15の下方に位置決
めする。
この状態で、昇降装置7を駆動して昇降足場9を第2図
及び第10図矢印A方向に上昇させると共に、ステップ
9aを第1図矢印KXL方向に移動させて、上部型枠支
持フレーム10と留置型枠体15のフレーム1.5 a
の所定の係合位置を整合させる。この状態で、油圧シリ
ンダ10aを駆動して、上部型枠支持フレーム10を矢
印A方向に上昇させ、上部型枠支持フレーム10とフレ
ーム15aの中央のフレーム片15kを、第2図に示す
ように係合させる。また、油圧シリンダ11aを駆動し
て側部型枠支持フレーム11をピン11eを介して矢印
C方向に展開させると共に、油圧シリンダllcを駆動
して伸縮フレームllbを第3図矢印E方向、即ちフレ
ーム片15j方向に突出させる。すると、伸縮フレーム
11bの先端の抑圧体lidがフレーム片151の中央
部と当接接触する。更に、サポートジヤツキ13を、第
2図矢印E方向に突出させ、先端をフレーム片15jの
下部に係合させる。
こうして、移動車両5に設けられた上部型枠支持フレー
ム10 、(Mm型枠支持フレーム11.11、サポー
トジヤツキ13等の型枠支持手段と留置型枠体15のフ
レーム15aが接続されたところで、第11図に示すよ
うに、フレームi5aの両側のフレーム片15mをトン
ネル空間1a内側に関節15bを介して折り畳む形で回
動させ、既に凝固を完了した覆工17のコンクリートに
対して当該フレーム片15mを脱型させる。フレーム片
15mをチェーン15n等の適宜な手段で折り畳んt!
状態で支持し、この状態で、フレーム15a全体を上部
型枠支持フレーム10て支持しつつ各油圧シリンダ10
a、]、1a1サポートジヤツキ13を後退させて、留
置型枠体1中央部のフレーム片15kを矢印B方向に移
動させて、覆工17から脱型させ、更にフレーム片15
.f’をフレーム片15kに対してトンネル内側に折り
畳む形で回動させて脱型させる。
こうして、フレーム15a、従って留置型枠体15が既
に構築済みの覆工17から脱型されたところで、ステッ
プ9aを上部型枠支持フレーム10と共に、第1図矢印
に方向、即ち切羽1b側に突出させ、留置型枠体15を
、第12図に示すように、第9図において所定距gL2
の掘削が完了し、いまだ覆工の構築されていない切羽l
b側部分の地山2と対向させろ。この状態で、直前に打
設された最も切羽lb側に位置する覆工17部分を、第
1図に示すように、ガイドとして利用しつつ、各油圧シ
リンダ10a、1!a、サポートジヤツキ13を突出さ
せて、上部型枠支持フレーム10を矢印A方向に、側部
型枠支持フレーム11.11の押圧体lid等を第2図
矢印E方向に移動させ、フレーム片15に、151,1
5mを再度展開して、第13図に示すように、フレーム
15aの全体形状がトンネル断面と相似形状になるよう
に保持する。この際、サポートジヤツキ12もピン12
aを中心に、第2図矢印G、H方向に回動させつつ、矢
印M方向に突出させ、フレーム片15(の上部と係合さ
せ、フレーム片15に115N、15mを確実に固定保
持する。
フレーム15aが、トンネル断面と相似形状になるよう
に保持されろと、第6図及び第14図に示すように、油
圧シリンダ15fをそれぞれ駆動して各スライドプレー
ト15 c、  15 h%矢印に方向、即ち切羽lb
側に突出駆動させて、スライドプレート15c、15h
を切羽の凹凸1c形状に適合させろ形に位置決めする。
この際、スラ、イドプレート15cの先端のテーバ部1
5eと切羽1bとの間に、第7図に示すように、スポン
ジ等からなる間詰材19を設け、切羽1bとテーパ部1
5eとの間を該間詰材19により閉塞する。
すると、それまで露出していた掘削の完了した距離L2
なる地山2部分は、フレーム15aに設置られた多数の
スライドプレー1−15c、15hによりトンネル空間
1aに対して暫定的に被覆されることになり、地山2か
らの崩落から作業者を守ることが可能となり、コンクリ
ートを地山2に対して吹き付けろこと無くして、−次吹
付けの果たす効果を発揮させることが出来、それ以後の
作業を、安全に行うことが出来る。
こうして、スライドプレート15C115hを切羽lb
側に突出させ、間詰材19により順次閉塞してゆくと、
第7図に示すように、切羽1b。
地山2、スライドプレー)15c、15h及び既に構築
状態にある覆工17どの間に、トンネル断面に沿った形
のコンクリート打設空間が20が形成される。
次に、第15図及び第16図に示すように、コンクリー
ト供給ホース23の先端を、留置型枠体15の下方の固
定プレート15gに設けられたコンクリート供給口15
jに接続し、アジテータトランク21からコンクリート
をコンクリートポンプ車22に供給し、該供給されたコ
ンクリートをコンクリートポンプ車22からコンクリー
ト供給ホース23を介してコンクリート供給口15jに
供給する。
すると、供給されたコンクリートはコンクリート供給口
15jからコンクリート打設空間20内に、トンネル下
側から該空間20を充填する形で注入打設されてゆ(が
、コンクリートにはコンクリート供給ホース23の先端
部分で急結剤が添加されているので、該打設されたコン
クリートは打設後、急速に凝固を開始する。こうして、
留置型枠体15の下方の固定プレート15gに設けられ
たコンクリート供給口15]を介したコンクリートのコ
ンクリート打設空間20内への注入打設が進行し、第1
5図に示すように、打設されたコンクリ−)・25の上
面25aがコンクリート供給ホース23の接続されたコ
ンクリート供給口15J付近にまで達したところで、コ
ンクリート供給ホース23を当該コンクリート供給口1
5]がら取り外して、より上部のコンクリート供給口1
5Jに接続し直して、該上部のコンク+J−1,供給口
15」からコンクリートをコンクリート打設空間20内
に供給する。こうして、コンクリート打設空間20内は
、供給されたコンクリートで満たされるが、隣接するス
ライドプレート15C同士は、第8図に示すように、コ
ンクリート打設側の面板15pが互いに重なり合う形で
設けられており、また切羽1bとスライドプレート15
cは既に述へたように間詰材19が設けられているので
、コンクリート打設空間20は外部から高度に閉塞され
た状態を保ち、これにより打設されたコンクリ−1・が
外部に漏出することが未然に防止される。
こうして、最終的にトンネル天端部に設けられたコンク
リート供給口15jを介して、第17図に示すように、
コンクリート25がコンクリート打設空間20内に供給
され、天端部が閉合したところで、第18図に示すよう
に、上部型枠支持フレーム10を降下させ、側部型枠支
持フレーム11.11を折り畳み、サポートジヤツキ1
2.13を機体5b側に折り畳んで、留置型枠体15と
型枠支持手段との間の支持関係を解除する。すると、既
に凝固の進行した(通常、打設後、10分程度で自立出
来る程度には凝固が進行している)コンクリートは、ア
ーチアクションを構成し、また留置型枠体15自体もア
ーチアクションを構成するのて、上部型枠支持フレーム
10等による支持が無くなっても、留置型枠体15等は
十分に自立した状態を維持することが出来る。
留置型枠体15から離れた移動車両5(よ、第9図(b
lに示すように、坑口側に退避させ、留置型枠体15は
、その状態で打設されたコンクリートが十分に硬化する
まで残留させておく。これにより、切羽1bの直前まで
覆工が一次吹付けを行うことなく形成されたので、直ち
に切羽1bの掘削を再開して、所定距離L2の1屈削を
矢印に方向に行なってトンネルを間道する。
こうして、所定距fiL2の掘削が完了したところで、
再度第10図に示すように、移動車両5を留置型枠体1
5の下方に移動させて、前述と同様の作業を行って、新
たな覆工17を構築してゆく。
なお、上述の実施例は、コンクリートの打設を留置型枠
体15の複数個所に設けられた固定プレート15gのコ
ンクリート供給口15jを介して行った場合について述
べたが、コンクリート打設空間2oへのコンクリートの
供給は、コンクリート供給口15jに限らず、各種の方
法が考えられろ。例えば、第19図に示すように、フレ
ーム15aの坑口側に各フレーム片15に、151゜1
5mに対応した形で固定プレート26を設け、該固定プ
レート26に、コンクリート打設スリッ1−26 aを
、コンクリートの打設方向であるトンネル断面に沿った
形で、図中上下方向に形成し、該コンクリート打設スリ
ット26aにコンクリート供給ノズル27 re該コン
クリート打設スリット26aに沿って移動自在に設け、
該コンクリート供給ノズル27をコンクリート打設スリ
ット26aの下部からトンネル天端部に向けて移動させ
つつ、コンクリート打設空間20内に急結剤の添加され
たコンクリートを打設してゆくようにして構成すること
も当然可能である。この場合、コンクリート供給ノズル
27の下方のコンクリート打設スリット26aから未硬
化のコンクリートが流出することを防止するために、打
設されたコンクリ−1−が凝固するまでの間、コンクリ
ートのコンクリート打設スリット26aからの流出を防
止する、スライド板27aをコンクリート供給ノズル2
7の移動と共に移動し得るように設けるようにする。
すると、打設されたコンクリートは、スライド板27a
が移動する間に凝固し、スライド板27aが通過した後
には、コンクリート打設スリッl−268から外部に漏
出してしまうことは無い。
(g)6発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、トンネル断面
に沿った形のフレーム15aを有し、R,K フレーム
15aに複数のスライドプレー1・15Cを相互間に間
隙を生じさせろことなくトンネルの間道方向に移動自在
に設け、切羽1bの[原則が所定圧# L 2 f!け
進行したところで、前記スライドプレート15Cを切羽
1b側に先端が切羽1bに当接ずろまで、切羽1bの凹
凸に合わせて移動させて、露出状態にある地山2を前記
スライドプレート15cによりI・ンネル空間1aに対
して被覆するようにして構成したので、掘削が完了し、
いまだ覆工の構築されていない状態の地山2からの崩落
を、地山2にコンクリートを吹き付けること無く、スラ
イドプレート15Cにより効果的に防止することが出来
ろ。これにより、粉塵発生が無り、シかも安全な作業環
境の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いろ覆工コンクリート打設装
置の一例を示す図、 第2図は第1図の■矢印図、 第3図は第2図の■矢視図、 第4図は留置型枠体を示す図、 第5図は第4図の側面図、 第6図は留置型枠体の要部を示す拡大平面図、第7図は
スライドプレートの断面図、 第8図は第6図の■矢視図、 第9図乃至第18図は本発明によるトンネルの厄前方法
の一実施例を示す工程図、 第]9図;ま留置型枠体の別の例を示す図であ・トンネ
ル トンネル空間 5 a ・ C 切羽 凹凸 フレーム スライドプレート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トンネル断面に沿った形のフレームを有し、該フレーム
    に複数のスライドプレートを相 互間に間隙を生じさせることなくトンネルの掘進方向に
    移動自在に設け、 切羽の掘削が所定距離だけ進行したところで、前記スラ
    イドプレートを切羽側に先端が切羽に当接するまで、切
    羽の凹凸に合わせて移動させて、露出状態にある地山を
    前記スライドプレートによりトンネル空間に対して被覆
    するようにして構成したトンネルの掘削方法。
JP24016288A 1988-09-26 1988-09-26 トンネルの掘削方法 Pending JPH0288882A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5461867A (en) * 1994-05-31 1995-10-31 Insta-Heat, Inc. Container with integral module for heating or cooling the contents
EP1298283A1 (de) * 2001-09-28 2003-04-02 Gta Maschinensysteme Gmbh Tunnelvortriebseinrichtung
CN106437765A (zh) * 2016-10-17 2017-02-22 中铁五局集团第五工程有限责任公司 一种大跨变截面隧道二次衬砌台车及其施工方法

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