JPH0462296A - 型枠装置 - Google Patents

型枠装置

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Publication number
JPH0462296A
JPH0462296A JP2172068A JP17206890A JPH0462296A JP H0462296 A JPH0462296 A JP H0462296A JP 2172068 A JP2172068 A JP 2172068A JP 17206890 A JP17206890 A JP 17206890A JP H0462296 A JPH0462296 A JP H0462296A
Authority
JP
Japan
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concrete
slide plate
formwork
tunnel
type seal
Prior art date
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Pending
Application number
JP2172068A
Other languages
English (en)
Inventor
Sakae Nakai
栄 中井
Masataka Uozumi
雅孝 魚住
Yasutaka Yuasa
湯浅 康尊
Hideaki Gomi
秀明 五味
Shiyouji Shiyouwa
尚和 昌治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAGA KOGYO KK
Mitsui Construction Co Ltd
Denka Co Ltd
Original Assignee
SAGA KOGYO KK
Mitsui Construction Co Ltd
Denki Kagaku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SAGA KOGYO KK, Mitsui Construction Co Ltd, Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical SAGA KOGYO KK
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、トンネル等の地山に密着してコンクリートの
外部への漏出を防止する型枠装置に関する。
(b)、従来の技術 従来、トンネル等の覆工の構築は、型枠により地山に沿
った形で打設空間を形成し、該打設空(C)0発明が解
決しようとする問題点この際、打設されたコンクリート
の外部への漏出を防止するために妻止めが使用されるが
、凹凸の激しい地山に妻止めを密着させる形で設置する
ことは極めて困難である。
本発明は、上記の問題点を解消すべく、地山と密着して
、打設されたコンクリートの漏出を防止することの可能
な型枠装置を提供することを目的とする。
(d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、型枠板(15c)を有し、スライドプ
レート(29c)を、前記型枠板(15c)に対して、
切刃(1b)側に突出駆動自在に設け、前記スライドプ
レート(29c)にワイヤブラシ式シール(29d)を
地山(2)に対して当接自在に設けて構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)、
作用」の欄についても同様である。
(e)0作用 上記した構成により、ワイヤブラシ式シール(29d)
が、地山側に押し付けられ、密着するように作用する。
(f)、実施例 以下、図面に基づき1本発明の詳細な説明する。
第1図は、覆工コンクリート打設装置の一例を示す図。
第2図は、第1回の■矢視図、 第3図は、留置型枠体を示す図。
第4図は、留置型枠体の側面図、 第5図は、留置型枠体の断面図、 第6図は乃至第15図は、トンネルの掘削方法の一例を
示す工程図、 第16図は、留置型枠体の妻止装置の別の例を示す図、 第17図は、留置型枠体の妻止装置の更に別の例を示す
図、 第18図は、留置型枠体の別の例を示す図である。
トンネル1の掘削現場は、第1図及び第2図に示すよう
に、地山2が略半円形に掘削されており、その掘削され
たトンネル空間la内には、覆工コンクリート打設装置
3が設けられている。覆工コンクリート打設装置3は、
クローラ5aにより移動自在に支持された移動車両5を
有しており、移動車両5の機体5b上にはエンジンユニ
ット6が搭載されている。また、機体5b上には昇降装
置7が搭載されており、昇降装N7はリンク7a、7a
及び油圧シリンダ7bを有している。リンク7a、7a
の一端は機体5b側に枢着されており、リンク7a、7
aの他端は昇降足場9に枢着され、昇降足場9及びリン
ク7a、7a、機体5bとの間で公知の平行運動機構を
構成している。また、油圧シリンダ7bは機体5bとリ
ンク7aとの間に設けられており、油圧シリンダ7bを
駆動することにより昇降足場9は、第1図矢印A、B方
向に自由に昇降することが出来る。
昇降足場9には、ステップ9aが油圧シリンダ9bによ
り、第1図矢印に、L方向に突出部動自在に支持されて
おり、ステップ9aには上部型枠支持フレーム10が油
圧シリンダloa、10aにより、矢印A、B方向に昇
降自在に支持されている。また、昇降足場9の、第2図
両側面には、側部型枠支持フレーム11.11が、くの
字形に形成された形で、ピンlieを中心に矢印C,D
方向に回動自在に枢着支持されている。側部型枠支持フ
レーム11.11と昇降足場9の間には油圧シリンダl
la、llaが設けられ、該油圧シリンダllaを駆動
することにより側部型枠支持フレーム11.11は矢印
C,D方向に回動駆動される。各側部型枠支持フレーム
11.11の先端には伸縮フレームllbが油圧シリン
ダllcにより矢印E、F方向、即ち地山2に対して突
出後退自在に支持されており、伸縮フレームllbの先
端には押圧体lid、lidが設けられている。また、
昇降足場9の、第2図両側には、サポートジヤツキ12
.12が、ピン12aを中心に矢印G、H方向に回動自
在に枢着されており、サポートジヤツキ12は、第2図
矢印M、N方向に伸縮自在に設けられている。また、機
体5bの、第2図両側には、サポートジヤツキ13が機
体5bの両側に突出自在にかつ自在継手13aを中心に
矢印1.J方向に回動自在に支持されている。
ところで、上部型枠支持フレーム1oには、第2図に示
すように、全体がトンネル地山2と相似に形成された留
置型枠体15が搭載支持されており、留置型枠体15は
、第3図及び第4図に示すように、トンネル断面に沿っ
た形で全体が半円形に形成されたフレーム15aを有し
ている。フレーム15aは、第2図及び第3図に示すよ
うに、途中に関節15bを4箇所有しており、関節15
bを境にフレーム15aは5個のフレーム片15k、1
51,151.15m、15mとに分割され、これによ
りフレーム15aは、関節15bを中心にトンネル空間
1a内側に向けて折れ曲がることが出来る。また、フレ
ーム15aの5個のフレーム片15k、151,151
.15m、15mの地山2側には、第4図及び第5図に
示すように、型枠板15cが掘削すべきトンネル断面に
相似な円弧状に形成された形でそれぞれ数けられており
、それ等型枠板15cには、第3図及び第4図に示すよ
うに、コンクリート供給口15jが第3図のトンネル断
面に沿って所定の間隔L1で設けられている。
また、留置型枠体15の、第5図左方、即ち切羽1b側
には、妻止装置29が設けられている。
妻止装置29は、留置型枠体15の型枠板15cに沿っ
て(即ち、第5図紙面と直角方向)、型枠板15cのト
ンネル空間1a内側に所定の間隔で配置された複数の油
圧ジヤツキ29aを有しており、各油圧ジヤツキ29a
にはロッド29bが矢印Q、R方向に移動駆動自在に設
けられている。
そして、各ロッド29bの先端には、スライドプレート
29cが、第4図に示すようにそれぞれ装着されており
、スライドプレート29cは、ロッド29bの矢印Q、
R方向の移動によって、型枠板15cと摺動する形で、
切羽1b(地山2)に対して突出後退することが出来る
。更に、スライドプレート29cの先端部には、第5図
に示すように、ワイヤブラシ式シール29dユが、スラ
イドプレート29cの先端部から更に切羽1b(地山2
)側に突出した形で、ステンレス板29eを介して固着
されている。尚、スライドプレート29cの突出後退能
動は、油圧ジヤツキ29aによらず、ハンドジヤツキ等
で行うようにしてもよい。
トンネル1の掘削現場は、以上のような構成を有するの
で、トンネル1の掘削及び覆工の構築は、以下のような
手順で行われる。即ち、切羽11bにおける掘削が第6
図(a)に示すように進行し、パワーショベル16によ
るズリ出しが行われている状態では、切羽1b直前まで
の現場打ちコンクリートによる覆工17の構築が略完了
し、留置型枠体15のみが、構築された覆工17の外壁
を被覆する形で設置されている。また、切羽1bの後方
、即ち抗日側に約30m程離れた位置には、第6図(b
)に示すように、昇降足場9を支持した移動車両5がト
ンネル空間1aの図中左方に位置する形で待機している
。この状態では、移動車両5の図中右方に大きな空間的
な余裕が出来るので、該部分を利用してズリ運搬用ダン
プトラック等を切羽1bと抗日の間で運行させることが
出来る。
こうして、第1図に示す、所定距離L2の掘削が完了し
たところで、第7図に示すように、移動車両5を移動さ
せて、設置状態にある留置型枠体15の下方に位置決め
する。
この状態で、昇降装置7を駆動して昇降足場9を第2図
及び第7図矢印A方向に上昇させると共に、ステップ9
aを第1図矢印に、L方向に移動させて、上部型枠支持
フレーム10と留置型枠体15のフレーム15aの所定
の係合位置を整合させる。この状態で、油圧シリンダ1
0aを駆動して、上部型枠支持フレーム10を矢印入方
向に上昇させ、上部型枠支持フレーム10とフレーム1
5aの中央のフレーム片15kを、第2図に示すように
係合させる。また、油圧シリンダllaを駆動して側部
型枠支持フレーム11をピン11eを介して矢印C方向
に展開させると共に、油圧シリンダllcを駆動して伸
縮フレームllbを矢印E方向、即ちフレーム片151
方向に突出させる。すると、伸縮フレームllbの先端
の押圧体lidがフレーム片151の中央部と当接接触
する。更に、サポートジヤツキ13を、第2図矢印E方
向に突出させ、先端をフレーム片151の下部に係合さ
せる。
こうして、移動車両5に設けられた上部型枠支持フレー
ム10.側部型枠支持フレーム11゜11、サポートジ
ヤツキ13等の型枠支持手段と留置型枠体15のフレー
ム15aが接続されたところで、第5図に示すように、
妻止装置29の油圧ジヤツキ29aを駆動して、ロッド
29bを矢印R方向に後退させる。すると、スライドプ
レート29c及びワイヤブラシ式シール29dよが矢印
R方向に移動して、スライドプレート29cが打設され
て凝固状態にあるコンクリート25に対して脱型される
と共に、ワイヤブラシ式シール29d工と地山2との当
接係合関係は解除される。
次に、第8図に示すように、フレーム15aの両側のフ
レーム片15mをトンネル空間1a内側に関jii51
5bを介して折り畳む形で回動させ、既に凝固を完了し
た覆工17のコンクリートに対して当該フレーム片15
mを脱型させる。フレーム片15mをチェーン15n等
の適宜な手段で折り畳んだ状態で支持し、この状態で、
フレーム15a全体を上部型枠支持フレーム10で支持
しつつ各油圧シリンダ10a、lla、サポートジヤツ
キ13を後退させて、留置型枠体15中央部のフレーム
片15kを矢印B方向に移動させて、覆工17から脱型
させ、更にフレーム151をフレーム片15kに対して
トンネル内側に折り畳む形で回動させて脱型させる。
こうして、フレーム15a、従って留置型枠体15が既
に構築済みの覆工17から脱型されたところで、ステッ
プ9aを上部型枠支持フレーム10と共に、第1図矢印
に方向、即ち切羽1b側に突出させ、留置型枠体15を
、第9図に示すように、所定比11L2の掘削が完了し
、いまだ覆工の構築されていない切羽1b側部分の地山
2と対向させる。この状態で、直前に打設された最も切
羽1b側に位置する覆工17部分を、第1図に示すよう
に、ガイドとして利用しつつ、各油圧ジヤツキloa、
lla、サポートジヤツキ13を突出させて、上部型枠
支持フレーム1oを矢印A方向に、側部型枠支持フレー
ム11.11の押圧体lid等を第2図矢印E方向に移
動させ、フレーム片15k、151.15mを再度展開
して、第10図に示すように、フレーム15aの全体形
状がトンネル断面と相似形状になるように保持する。
この際、サポートジヤツキ12もビン12aを中心に、
第2図矢印G、H方向に回動させつつ、矢印M方向に突
出させ、フレーム片151の上部と係合させ、フレーム
片15k、151.15mを確実に固定保持する。
フレーム15aが、トンネル断面と相似形状になるよう
に保持されると、第5図及び第11図に示すように、各
油圧ジヤツキ29aをそれぞれ駆動して各ロッド29b
を矢印Q方向、即ち切羽1b側に突出駆動させ、スライ
ドプレート29cのワイヤブラシ式シール29d工を切
羽1bと当接させる。すると、可撓性を有するワイヤブ
ラシ式シール29d1は、切羽1b(地山2)表面の凹
凸に従う形で変形し、切羽1b(地山2)とワイヤブラ
シ式シール29d工との間は間隙が生じることなくシー
ルされる。
また、ロッド29bが矢印Q方向に移動すると、スライ
ドプレート29cも型枠板15cと摺動する形で矢印Q
方向に移動し、これにより、それまで露出していた掘削
の完了した距離L2なる地山2部分は、フレーム15a
に設けられた型枠板15c、妻止装置!29の多数のス
ライドプレート29c及びワイヤブラシ式シール29d
1によりトンネル空間1aに対して暫定的に被覆される
ことになり、コンクリートを地山2に対して吹き付ける
こと無くして、−次吹付けの果たす効果を発揮させるこ
とが出来、それ以後の作業を、安全に行うことが出来る
こうして、スライドプレート29cを切羽lb側に突出
させ、ワイヤブラシ式シール29d□により順次閉鎖し
てゆくと、第5図に示すように、切羽1b、ワイヤブラ
シ式シール29d、スライドプレート29c、型枠板1
5c、既に構築状態にある覆工17及び地山2の側面部
分1cとの間に、トンネル断面に沿った形のコンクリー
ト打設空間20が形成される。
次に、第12図及び第13図に示すように。
コンクリート供給ホース23の先端を、留置型枠体15
の型枠板15c下方に設けられたコンクリート供給口1
5jに接続し、アジテータトラック21からコンクリー
トをコンクリートポンプ車22に供給し、該供給された
コンクリートをコンクリ−トポンプ車22からコンクリ
ート供給ホース23を介してコンクリート供給口15j
に供給する。
すると、供給されたコンクリートはコンクリート供給口
15jからコンクリート打設空間20内に、トンネル下
側から該空間20を充填する形で注入打設されてゆくが
、コンクリートにはコンクリート供給ホース23の先端
部分で急結剤が添加されているので、該打設されたコン
クリートは打設後、急速に凝固を開始する。こうして、
留置型枠体15の下方のコンクリート供給口15jを介
したコンクリートのコンクリート打設空間20内への注
入打設が進行し、第12図に示すように、打設されたコ
ンクリート25の上面25aがコンクリート供給ホース
23の接続されたコンクリート供給口15j付近にまで
達したところで、コンクリート供給ホース23を当該コ
ンクリート供給口15jから取り外して、より上部のコ
ンクリート供給口15jに接続し直して、該上部のコン
クリート供給口15jからコンクリートをコンクリート
打設空間20内に供給する。こうして、コンクリート打
設空間20内は、供給されたコンクリートで満たされる
が、地山2と留置型枠体15の型枠板15cとの間は、
妻止装置29のスライドプレート29c及びワイヤブラ
シ式シール29d1が設けられているので、コンクリー
ト打設空間20は外部から高度に閉塞された状態を保ち
、これにより打設されたコンクリートが外部に漏呂する
ことが未然に防止される。こうして、最終的にトンネル
天端部に設けられたコンクリート供給口15jを介して
、第14図に示すように、コンクリート25がコンクリ
ート打設空間20内に供給され、天端部が閉合したとこ
ろで、第15図に示すように、上部型枠支持フレーム1
0を降下させ。
側部型枠支持フレーム11.11を折り畳み、サポート
ジヤツキ12.13を機体5b側に折り畳んで、留置型
枠体15と型枠支持手段との間の支持関係を解除する。
すると、既に凝固の進行した(通常、打設後、10分程
度で自立出来る程度には凝固が進行している)コンクリ
ートは、アーチアクションを構成し、また留置型枠体1
5自体もアーチアクションを構成するので、上部型枠支
持フレーム10等による支持が無くなっても、留置型枠
体15等は十分に自立した状態を維持することが出来る
留置型枠体15から離れた移動車両5は、第6図(b)
に示すように、抗日偏に退避させ、留置型枠体15は、
その状態で打設されたコンクリートが十分に硬化するま
で残留させておく。これにより、切羽1bの直前まで覆
工が一次吹付けを行うことなく形成されたので、直ちに
切羽1bの掘削を再開して、所定距離L2の掘削を矢印
に方向に行ってトンネルを掘進する。
こうして、所定距離L2の掘削が完了したところで、再
度第7図に示すように、移動車両5を留置型枠体15の
下方に移動させて、前述と同様の作業を行って、新たな
覆工17を構築してゆく。
なお、上述の実施例は、コンクリートの打設を留置型枠
体15の複数箇所に設けられたコンクリート供給口15
jを介して行った場合について述べたが、コンクリート
打設空間20へのフンクリートの供給は、コンクリート
供給150jに限らず、各種の方法が考えられる。例え
ば、第18図に示すように、コンクリート打設スリット
15dを、コンクリートの打設方向であるトンネル断面
に沿った形で、図中上下方向に形成し、該コンクリート
打設スリット15dにコンクリート供給ノズル27を該
コンクリ−1・打設スリット15dに沿って移動自在に
設け、該コンクリート供給ノズル27をコンクリート打
設スリット15dの下部からトンネル天端部に向けて移
動させつつ、コンクリート打設空間20内に急結剤の添
加されたコンクリートを打設してゆくようにして構成す
ることも当然可能である。この場合、コンクリート供給
ノズル27の下方のコンクリート打設スリット15dか
ら未硬化のコンクリートが流出することを防止するため
に、打設されたコンクリートが凝固するまでの間、コン
クリートのコンクリート打設スリット15dからの流出
を防止する、スライド板27aをコンクリート供給ノズ
ル27の移動と共に移動し得るように設けるようにする
。すると、打設されたコンクリートは、スライド板27
aが移動する間に凝固し、スライド板27aが通過した
後には、コンクリート打設スリット15dから外部に漏
出してしまうことは無い。
なお、上述の実施例は、スライドプレート29cを切羽
1bに対して突出後退する形で設けた場合について述べ
たが、スライドプレート29cを地山2の側面部分IC
に対して突出後退する形で設けてもよい。
また、上述の実施例は、ワイヤブラシ式シール29d□
をスライドプレート29cの先端に切羽lb側に突出す
る形で固定して設けた場合について述べたが、ワイヤブ
ラシ式シール29dは、地山2の側面部分1c側に突出
する形で設けてもよく、スライドプレート29Cに対し
て可動式にしてもよい。
即ち、第16図に示すワイヤブラシ式シール29d2は
、ビン29fを中心に矢印S、T方向に回動自在にスラ
イドプレート29c上に枢着されている。そして、コン
クリート打設空間20を形成する際には、油圧ジヤツキ
29aのロッド29bを矢印Q方向に駆動して、スライ
ドプレート29cを型枠板15Cから切羽1b側に突出
させた後に、スライドプレート29c上のワイヤブラシ
式シール29d2を切羽1bの反対側に向けて起こす形
で矢印S方向に適宜な駆動手段を用いて回動させて、ワ
イヤブラシ式シール29d2を地山2の側面部分ICと
当接させる。すると、可撓性を有するワイヤブラシ式シ
ール29d2−は、地山2の側面部分IC表面の凹凸に
従う形で変形し。
側面部分ICとワイヤブラシ式シール29d2との間は
間隙が生じることなくシールされる。こうして、地山2
の側面部分IC、ワイヤブラシ式シール29 d、、ス
ライドプレート29c、型枠板15c及び既に構築状態
にある覆工17との間に、トンネル断面に沿った形のコ
ンクリート打設空間2oが外部から高度に閉塞された形
で形成されるので、コンクリート打設空間20に打設さ
れたコンクリートが外部に漏出することが未然に防止さ
れる。また、コンクリート打設空間20に打設されて凝
固状態にあるコンクリートに対して脱型する際には、ワ
イヤブラシ式シール29d2をスライドプレート29c
上に寝かせる形で矢印T方向に回動させた後に、油圧ジ
ヤツキ29aのロッド29bを矢印R方向に駆動して、
スライドプレート29cを切羽1bに対して後退させる
ようにして行う。
また、第17図に示すワイヤブラシ式シール29d、は
、ピン29gを中心に矢印U、V方向に回動自在にスラ
イドプレート29c上に枢着されている。そして、コン
クリート打設空間2oを形成する際には、油圧ジヤツキ
29aのロッド29bを矢印Q方向に駆動して、スライ
ドプレート29cを型枠板15cから切羽lb側に突出
させた後に、スライドプレート29c上のワイヤブラシ
式シール29d、を切羽1b側に向けて起こす形で矢印
U方向に適宜な駆動手段を用いて回動させて、ワイヤブ
ラシ式シール29d、を地山2の側面部分1cと当接さ
せる。すると、可撓性を有するワイヤブラシ式シール2
9d、は、地山2の側面部分10表面の凹凸に従う形で
変形し、側面部分1cとワイヤブラシ式シール29d3
との間は間隙が生じることなくシールされる。こうして
、地山2の側面部分1c、ワイヤブラシ式シール29d
、、スライドプレート29c、型枠板15c及び既に構
築状態にある覆工17との間に、トンネル断面に沿った
形のコンクリート打設空間2゜が外部から高度に閉塞さ
れた形で形成されるので、コンクリート打設空間20に
打設されたコンクリートが外部に漏出することが未然に
防止される。
また、コンクリート打設空間20に打設されて凝固状態
にあるコンクリートに対して脱型する際には、−度スラ
イドプレート29cを矢印入方向に突出移動させて、ス
ライドプレート29c、及びシール29dを凝固状態の
コンクリートから脱型し、ワイヤブラシ式シール29d
3をスライドプレート29c上に寝かせる形で矢印V方
向に回動させた後に、油圧ジヤツキ29aのロッド29
bを矢印R方向に駆動して、スライドプレート29Cを
切羽1bに対して後退させるようにして行う。
(g)0発明の効果 以上、説明したように本発明は、型枠板15Cを有し1
.スライドプレート29cを、前記型枠板15cに対し
て、切羽lb側に突出駆動自在に設け、前記スライドプ
レート29cにワイヤブラシ式シール29dを切羽1b
、側面部分10等の地山2に対して当接自在に設けて構
成したので、スライドプレート29cを地山側に地山の
凹凸に応じて突出させることが出来ると共に、更にワイ
ヤブラシ式シール29dを地山側に押し付けることが出
来、凹凸の激しいトンネル地山に密着して。
打設されたコンクリートの外部への漏出を防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、覆工コンクリート打設装置の一例を示す図、 第2図は、第1図の■矢視図、 第3図は、留置型枠体を示す図、 第4図は、留置型枠体の側面図、 第5図は、留置型枠体の断面図、 第6図は乃至第15図は、トンネルの掘削方法の一例を
示す工程図。 第16図は、留置型枠体の妻止装置の別の例を示す図、 第17図は、留置型枠体の妻止装置の更に別の例を示す
図、 第18図は、留置型枠体の別の例を示す図である。 2・・・・・・・・・・・・地山 156・・・・・・型枠板 29c・・・・・・スライドプレート 29d・・・・・・ワイヤブラシ式シール呂願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 型枠板を有し、 スライドプレートを、前記型枠板に対して、切羽側に突
    出駆動自在に設け、 前記スライドプレートに、ワイヤブラシ式シールを地山
    に対して当接自在に設けて構成した型枠装置。
JP2172068A 1990-06-29 1990-06-29 型枠装置 Pending JPH0462296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2172068A JPH0462296A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 型枠装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2172068A JPH0462296A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 型枠装置

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JPH0462296A true JPH0462296A (ja) 1992-02-27

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ID=15934943

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JP2172068A Pending JPH0462296A (ja) 1990-06-29 1990-06-29 型枠装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014197B2 (ja) * 1976-04-08 1985-04-11 三菱重工業株式会社 原子炉冷却材用循環ポンプ
JPH0288890A (ja) * 1988-09-26 1990-03-29 Mitsui Constr Co Ltd トンネル覆工の構築方法

Patent Citations (2)

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