JPH05131454A - タイヤ加硫用ブラダー - Google Patents
タイヤ加硫用ブラダーInfo
- Publication number
- JPH05131454A JPH05131454A JP29271091A JP29271091A JPH05131454A JP H05131454 A JPH05131454 A JP H05131454A JP 29271091 A JP29271091 A JP 29271091A JP 29271091 A JP29271091 A JP 29271091A JP H05131454 A JPH05131454 A JP H05131454A
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- JP
- Japan
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- tire
- bladder
- force side
- mold
- thickness
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0654—Flexible cores therefor, e.g. bladders, bags, membranes, diaphragms
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0654—Flexible cores therefor, e.g. bladders, bags, membranes, diaphragms
- B29D2030/0655—Constructional or chemical features of the flexible cores
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラダー内でガス又は蒸気を封じ込める加硫
方式であってもタイヤの品質の悪化を効果的に防止でき
るタイヤ加硫用ブラダーを提供する。 【構成】 ブラダー1の厚みをタイヤ上型側は厚くタイ
ヤ下型側は薄くするように構成する。
方式であってもタイヤの品質の悪化を効果的に防止でき
るタイヤ加硫用ブラダーを提供する。 【構成】 ブラダー1の厚みをタイヤ上型側は厚くタイ
ヤ下型側は薄くするように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ上型と下型内に
配置されてタイヤを成形するときに使用するタイヤ加硫
用ブラダーに関する。
配置されてタイヤを成形するときに使用するタイヤ加硫
用ブラダーに関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤの加硫方法としては、図2に示さ
れるように、タイヤ上型3とタイヤ下型4内に配置され
ブラダー10と呼ばれるゴム製袋の中に温水、蒸気、又
はガス等の流体2を循環させたり、封じ込めたりするこ
とにより、タイヤ上型3とタイヤ下型4内においてタイ
ヤ(生カバー)6を内面側より加熱加圧させてタイヤ6
を製造するのが一般的である。
れるように、タイヤ上型3とタイヤ下型4内に配置され
ブラダー10と呼ばれるゴム製袋の中に温水、蒸気、又
はガス等の流体2を循環させたり、封じ込めたりするこ
とにより、タイヤ上型3とタイヤ下型4内においてタイ
ヤ(生カバー)6を内面側より加熱加圧させてタイヤ6
を製造するのが一般的である。
【0003】ところで、最近は省エネルギー及び生産性
向上の見地からブラダーの厚みを薄くして加硫時間を短
縮しようとする方法が提案されている。そのために、タ
イヤのトレッド及びショルダー部のみ厚みを薄くするよ
うにしてものが特開平3−71810号公報に開示され
ている。
向上の見地からブラダーの厚みを薄くして加硫時間を短
縮しようとする方法が提案されている。そのために、タ
イヤのトレッド及びショルダー部のみ厚みを薄くするよ
うにしてものが特開平3−71810号公報に開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、ブラダー10内で流体2として温水を循環させ
る加硫方式では問題はないが、現在の主加硫方式である
ブラダー10内で流体2としてガス又は蒸気を封じ込め
る加硫方式であれば、図2に示されたように加硫中に蒸
気がドレン化するため、タイヤ下型側において熱伝導が
悪くなることがある。これを防止するため、タイヤ下型
側を適正な加硫量にしようとして加硫量を増加すれば、
タイヤ上型側において過加硫となりかつ高温となってし
まい、タイヤの品質が悪化するといった問題がある。
法では、ブラダー10内で流体2として温水を循環させ
る加硫方式では問題はないが、現在の主加硫方式である
ブラダー10内で流体2としてガス又は蒸気を封じ込め
る加硫方式であれば、図2に示されたように加硫中に蒸
気がドレン化するため、タイヤ下型側において熱伝導が
悪くなることがある。これを防止するため、タイヤ下型
側を適正な加硫量にしようとして加硫量を増加すれば、
タイヤ上型側において過加硫となりかつ高温となってし
まい、タイヤの品質が悪化するといった問題がある。
【0005】また、タイヤがブラダーと最後に接触する
のはタイヤ上型側のショルダー部であるため、その部分
のブラダーが伸び易く、かつ加硫回数が進むにつれてさ
らに厚みが薄くなり、タイヤ上型側と下型側の加硫アン
バランスやタイヤゲージアンバランスが助長されてしま
い、タイヤの品質が悪化するといった問題があった。
のはタイヤ上型側のショルダー部であるため、その部分
のブラダーが伸び易く、かつ加硫回数が進むにつれてさ
らに厚みが薄くなり、タイヤ上型側と下型側の加硫アン
バランスやタイヤゲージアンバランスが助長されてしま
い、タイヤの品質が悪化するといった問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
することにあって、ブラダー内でガス又は蒸気を封じ込
める加硫方式であってもタイヤの品質の悪化を効果的に
防止できるタイヤ加硫用ブラダーを提供することにあ
る。
することにあって、ブラダー内でガス又は蒸気を封じ込
める加硫方式であってもタイヤの品質の悪化を効果的に
防止できるタイヤ加硫用ブラダーを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ブラダーの厚みをタイヤ上型側は厚くタ
イヤ下型側は薄くするように構成する。すなわち、タイ
ヤ製造装置のタイヤ上型とタイヤ下型内に配置され、タ
イヤ加硫中に流体を内部で循環させ又は封じ込めてタイ
ヤをその内面側より加熱及び加圧してタイヤを成形する
ブラダーにおいて、上記タイヤ上型内に配置される上部
の厚み寸法がタイヤ下型内に配置される下部の厚み寸法
より5〜20%大きいように構成する。
に、本発明は、ブラダーの厚みをタイヤ上型側は厚くタ
イヤ下型側は薄くするように構成する。すなわち、タイ
ヤ製造装置のタイヤ上型とタイヤ下型内に配置され、タ
イヤ加硫中に流体を内部で循環させ又は封じ込めてタイ
ヤをその内面側より加熱及び加圧してタイヤを成形する
ブラダーにおいて、上記タイヤ上型内に配置される上部
の厚み寸法がタイヤ下型内に配置される下部の厚み寸法
より5〜20%大きいように構成する。
【0008】上記構成においては、上記ブラダーのタイ
ヤ上型側のクランプ部とタイヤ中心軸との距離と上記ブ
ラダーのタイヤ下型側のクランプ部と上記タイヤ中心軸
との距離とを異ならせるように構成することもできる。
ヤ上型側のクランプ部とタイヤ中心軸との距離と上記ブ
ラダーのタイヤ下型側のクランプ部と上記タイヤ中心軸
との距離とを異ならせるように構成することもできる。
【0009】
【発明の効果】本発明の構成によれば、現在の主加硫方
式であるブラダー内で流体としてガス又は蒸気を封じ込
める加硫方式においても、ブラダーのタイヤ上型側の厚
みがタイヤ下型側の厚みより大きいため、タイヤ上型側
の温度があがりにくくなる一方、タイヤ下型側の温度が
上昇しやすくなり、加硫中に蒸気がドレン化することが
効果的に防止できるとともに、タイヤ下型側における熱
伝導の悪化も防止できる。よって、タイヤ全体の品質を
従来よりも均一化させることができる。また、現状のブ
ラダーではタイヤ下型側にドレンが溜まり、そのため温
度上昇がしにくいため、タイヤ上型側は過加硫、タイヤ
下型側が適正加硫となっている。よって、タイヤ下型側
にドレンがどうしても溜まりやすくなってしまうが、タ
イヤ下型側のブラダーのゲージを薄くすることにより、
熱伝導を良くすることができて、加硫時間を短縮するこ
とができる。また、LFV、LRO、CONのようなタ
イヤユニフォミティ(均質性)を示す特性値を改善する
ことができる上に、タイヤ上型側においてタイヤ製造工
程中に発生するタイヤ表面上の軽度な傷を減少させるこ
とができる。
式であるブラダー内で流体としてガス又は蒸気を封じ込
める加硫方式においても、ブラダーのタイヤ上型側の厚
みがタイヤ下型側の厚みより大きいため、タイヤ上型側
の温度があがりにくくなる一方、タイヤ下型側の温度が
上昇しやすくなり、加硫中に蒸気がドレン化することが
効果的に防止できるとともに、タイヤ下型側における熱
伝導の悪化も防止できる。よって、タイヤ全体の品質を
従来よりも均一化させることができる。また、現状のブ
ラダーではタイヤ下型側にドレンが溜まり、そのため温
度上昇がしにくいため、タイヤ上型側は過加硫、タイヤ
下型側が適正加硫となっている。よって、タイヤ下型側
にドレンがどうしても溜まりやすくなってしまうが、タ
イヤ下型側のブラダーのゲージを薄くすることにより、
熱伝導を良くすることができて、加硫時間を短縮するこ
とができる。また、LFV、LRO、CONのようなタ
イヤユニフォミティ(均質性)を示す特性値を改善する
ことができる上に、タイヤ上型側においてタイヤ製造工
程中に発生するタイヤ表面上の軽度な傷を減少させるこ
とができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例にかかるブラダー1の厚み
構成を図1に示す。図1において、タイヤ上型3内にお
いて、ポイントaはタイヤの上ビード部に接触する部分
の厚み、ポイントcはタイヤサイドに接触する部分の厚
み、ポイントbはポイントaとポイントcとの中間部の
厚み、ポイントdはタイヤ上型側の上ショルダーに接触
する部分の厚みを示す。ポイントeはタイヤ上型3とタ
イヤ下型4との合わせ面すなわち中心軸X上の厚みを示
す。タイヤ下型内において、ポイントfはタイヤの下シ
ョルダーに接触する部分の厚み、ポイントgはタイヤサ
イドに接触する部分の厚み、ポイントiはタイヤの下ビ
ード部に接触する部分の厚み、ポイントhはポイントg
とポイントiとの中間部の厚みを示す。この実施例にか
かるブラダー1は、タイヤ上型側の厚み寸法がタイヤ下
型側の厚み寸法より大きくなるように構成する。
構成を図1に示す。図1において、タイヤ上型3内にお
いて、ポイントaはタイヤの上ビード部に接触する部分
の厚み、ポイントcはタイヤサイドに接触する部分の厚
み、ポイントbはポイントaとポイントcとの中間部の
厚み、ポイントdはタイヤ上型側の上ショルダーに接触
する部分の厚みを示す。ポイントeはタイヤ上型3とタ
イヤ下型4との合わせ面すなわち中心軸X上の厚みを示
す。タイヤ下型内において、ポイントfはタイヤの下シ
ョルダーに接触する部分の厚み、ポイントgはタイヤサ
イドに接触する部分の厚み、ポイントiはタイヤの下ビ
ード部に接触する部分の厚み、ポイントhはポイントg
とポイントiとの中間部の厚みを示す。この実施例にか
かるブラダー1は、タイヤ上型側の厚み寸法がタイヤ下
型側の厚み寸法より大きくなるように構成する。
【0011】実施例にかかるブラダー(C,D,E,
F)と、標準ブラダー(A)と従来の技術の欄に記載し
た特開平3−71810号公報に記載のブラダー(B)
とのテスト結果を表1に示す。実施例にかかるブラダー
1は、タイヤ上型側の厚みをタイヤ下型側の厚みより指
数において5〜20%の範囲で大きくなるように構成し
た。表1において、「最適温度差」とは、図1において
ポイントc,dの温度からポイントf,g温度を差し引
いた温度差(℃)を表す。また、「タイヤゲージ差」と
は、タイヤ下型の下サイドの寸法からタイヤ上型の上サ
イドの寸法を差し引いた寸法(mm)を表す。
F)と、標準ブラダー(A)と従来の技術の欄に記載し
た特開平3−71810号公報に記載のブラダー(B)
とのテスト結果を表1に示す。実施例にかかるブラダー
1は、タイヤ上型側の厚みをタイヤ下型側の厚みより指
数において5〜20%の範囲で大きくなるように構成し
た。表1において、「最適温度差」とは、図1において
ポイントc,dの温度からポイントf,g温度を差し引
いた温度差(℃)を表す。また、「タイヤゲージ差」と
は、タイヤ下型の下サイドの寸法からタイヤ上型の上サ
イドの寸法を差し引いた寸法(mm)を表す。
【0012】
【表1】
【0013】このテストでは5〜20%上下差をつけて
標準ブラダー(A)及び特許公報ブラダー(B)よりも
実施例にかかるブラダー(C,D,E,F)の方が改善
されていることが判明した。特に、ブラダーの上下の厚
み寸法差は10〜15%が最適であった。
標準ブラダー(A)及び特許公報ブラダー(B)よりも
実施例にかかるブラダー(C,D,E,F)の方が改善
されていることが判明した。特に、ブラダーの上下の厚
み寸法差は10〜15%が最適であった。
【0014】本発明にかかるブラダーはタイヤ上型側を
タイヤ下型我より相対的に大きくすることであるからブ
ラダー全体の厚みの大小には無関係であり、タイヤの種
類としては乗用車、自転車のように全体としてのブラダ
ーの厚みが小さなものから、トラック又は建設現場用大
型車輌に使用する大きなタイヤまで適用することができ
る。
タイヤ下型我より相対的に大きくすることであるからブ
ラダー全体の厚みの大小には無関係であり、タイヤの種
類としては乗用車、自転車のように全体としてのブラダ
ーの厚みが小さなものから、トラック又は建設現場用大
型車輌に使用する大きなタイヤまで適用することができ
る。
【0015】また、加硫方式としては、AFV型加硫
機、BOM型加硫機ともに採用可能であり、特にBOM
型加硫機の場合には上下の組み違いを防止するため、ブ
ラダー1のクランプ部1a,1aの中心軸Xからの寸法
を上下で変えるようにするのが好ましい。すなわち、標
準ブラダー20(表1のAに相当)は図3に示すように
ブラダー20の上下のクランプ部20a,20aの中心
軸Xからの寸法φAとφBとを同一にしているが、実施例
にかかるブラダー1では、図4に示すようにブラダー1
の上下のクランプ部1a,1aの中心軸Xからの寸法φ
aとφbとを異ならせる。よって、φa>φb、又は、
φa<φbとする。
機、BOM型加硫機ともに採用可能であり、特にBOM
型加硫機の場合には上下の組み違いを防止するため、ブ
ラダー1のクランプ部1a,1aの中心軸Xからの寸法
を上下で変えるようにするのが好ましい。すなわち、標
準ブラダー20(表1のAに相当)は図3に示すように
ブラダー20の上下のクランプ部20a,20aの中心
軸Xからの寸法φAとφBとを同一にしているが、実施例
にかかるブラダー1では、図4に示すようにブラダー1
の上下のクランプ部1a,1aの中心軸Xからの寸法φ
aとφbとを異ならせる。よって、φa>φb、又は、
φa<φbとする。
【0016】上記実施例によれば、現在の主加硫方式で
あるブラダー1内で流体2としてガス又は蒸気を封じ込
める加硫方式において、ブラダー1のタイヤ上型側の厚
みがタイヤ下型側の厚みより大きいため、タイヤ上型側
の温度があがりにくくなる一方、タイヤ下型側の温度が
上昇しやすくなり、加硫中に蒸気がドレン化することが
効果的に防止できるとともに、タイヤ下型側における熱
伝導の悪化も防止できる。よって、タイヤ全体の品質を
従来よりも均一化させることができる。また、現状のブ
ラダーではタイヤ下型側にドレンが溜まり、そのため温
度上昇がしにくいため、タイヤ上型側は過加硫、タイヤ
下型側が適正加硫となっている。よって、タイヤ下型側
にドレンがどうしても溜まりやすくなってしまうが、タ
イヤ下型側のブラダーのゲージを薄くすることにより、
熱伝導を良くすることができて、加硫時間を短縮するこ
とができる。また、LFV、LRO、CONのようなタ
イヤユニフォミティ(均質性)を示す特性値を改善する
ことができる上に、タイヤ上型側においてタイヤ製造工
程中に発生するタイヤ表面上の軽度な傷を減少させるこ
とができる。
あるブラダー1内で流体2としてガス又は蒸気を封じ込
める加硫方式において、ブラダー1のタイヤ上型側の厚
みがタイヤ下型側の厚みより大きいため、タイヤ上型側
の温度があがりにくくなる一方、タイヤ下型側の温度が
上昇しやすくなり、加硫中に蒸気がドレン化することが
効果的に防止できるとともに、タイヤ下型側における熱
伝導の悪化も防止できる。よって、タイヤ全体の品質を
従来よりも均一化させることができる。また、現状のブ
ラダーではタイヤ下型側にドレンが溜まり、そのため温
度上昇がしにくいため、タイヤ上型側は過加硫、タイヤ
下型側が適正加硫となっている。よって、タイヤ下型側
にドレンがどうしても溜まりやすくなってしまうが、タ
イヤ下型側のブラダーのゲージを薄くすることにより、
熱伝導を良くすることができて、加硫時間を短縮するこ
とができる。また、LFV、LRO、CONのようなタ
イヤユニフォミティ(均質性)を示す特性値を改善する
ことができる上に、タイヤ上型側においてタイヤ製造工
程中に発生するタイヤ表面上の軽度な傷を減少させるこ
とができる。
【図1】 本発明の一実施例にかかるブラダーを説明す
るための図である。
るための図である。
【図2】 従来のブラダーを説明するための図である。
【図3】 標準ブラダーを説明するための図である。
【図4】 上記実施例にかかるブラダーを説明するため
の図である。
の図である。
1…ブラダー、1a…クランプ部、2…流体、3…タイ
ヤ上型、4…タイヤ下型。
ヤ上型、4…タイヤ下型。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 30:00 4F
Claims (2)
- 【請求項1】 タイヤ製造装置のタイヤ上型(3)とタ
イヤ下型(4)内に配置され、タイヤ加硫中に流体
(2)を内部で循環させ又は封じ込めてタイヤ(6)を
その内面側より加熱及び加圧してタイヤ(6)を成形す
るブラダーにおいて、 上記タイヤ上型(3)内に配置される上部の厚み寸法が
タイヤ下型(4)内に配置される下部の厚み寸法より5
〜20%大きいことを特徴とするタイヤ加硫用ブラダ
ー。 - 【請求項2】 上記ブラダー(1)のタイヤ上型側のク
ランプ部(1a)とタイヤ中心軸(X)との距離と上記
ブラダー(1)のタイヤ下型側のクランプ部(1a)と
上記タイヤ中心軸(X)との距離とを異ならせるように
した請求項1に記載のタイヤ加硫用ブラダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29271091A JPH05131454A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | タイヤ加硫用ブラダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29271091A JPH05131454A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | タイヤ加硫用ブラダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05131454A true JPH05131454A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17785311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29271091A Pending JPH05131454A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | タイヤ加硫用ブラダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05131454A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030020582A (ko) * | 2001-09-03 | 2003-03-10 | 금호산업 주식회사 | 피.씨 래디얼 타이어의 가류기 및 가류방법 |
KR20030020583A (ko) * | 2001-09-03 | 2003-03-10 | 금호산업 주식회사 | 티.비 래디얼 타이어의 가류기 및 가류방법 |
JP2009126017A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ用加硫ブラダー及びタイヤ加硫方法 |
JP2012250407A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ製造装置およびタイヤ製造方法ならびにそれに用いるタイヤ加硫成形用ブラダー |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP29271091A patent/JPH05131454A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030020582A (ko) * | 2001-09-03 | 2003-03-10 | 금호산업 주식회사 | 피.씨 래디얼 타이어의 가류기 및 가류방법 |
KR20030020583A (ko) * | 2001-09-03 | 2003-03-10 | 금호산업 주식회사 | 티.비 래디얼 타이어의 가류기 및 가류방법 |
JP2009126017A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ用加硫ブラダー及びタイヤ加硫方法 |
JP2012250407A (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤ製造装置およびタイヤ製造方法ならびにそれに用いるタイヤ加硫成形用ブラダー |
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