JPH0513123Y2 - - Google Patents

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JPH0513123Y2
JPH0513123Y2 JP3807685U JP3807685U JPH0513123Y2 JP H0513123 Y2 JPH0513123 Y2 JP H0513123Y2 JP 3807685 U JP3807685 U JP 3807685U JP 3807685 U JP3807685 U JP 3807685U JP H0513123 Y2 JPH0513123 Y2 JP H0513123Y2
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JP
Japan
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cover
side cover
curved surface
crops
rotary
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JP3807685U
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JPS61154711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、作物の根本への土入れ作業、土の
跳上げ作業等に使用される中耕ロータリのカバー
装置に関するものである。
従来の技術 従来、中耕ロータリを用いて作物の根本への土
入れ作業を行なう場合、作物に最も近接して位置
するのがサイドカバーである。このサイドカバー
は通常鉄板製であり、作業中に作物に接触すると
その作物を損傷する場合がある。そこで、サイド
カバーと作物との間に所定の間隔を維持できる状
態にサイドカバー等を回動調節し、作業を行なつ
ている。
考案が解決しようとする問題点 サイドカバーが作物から離れているため、作物
の根本への的確な土入れが困難である。また、畝
の間隔がばらつきを生じている場合や、作業中に
機体が左右に傾斜する場合があり、かかる場合に
はサイドカバーが作物に接触して作物を損傷する
という欠点がある。
この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、作物の根本に的確な土入れを行なえるととも
に作物の損傷を防止しうる中耕ロータリのカバー
装置を得ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 中耕ロータリ5の上方を覆う左右一対のカバー
6を設け、カバー6の外方端にサイドカバー11
を連結する。サイドカバー11には、中耕ロータ
リ5の進行方向と直交する面内において所定の曲
率を有する湾曲面部13と、中耕ロータリ5の進
行方向と平行かつ地面に鉛直な面内において所定
の曲率を有する湾曲面部14,16と、湾曲面部
13,14,16同志の接続部分における球面状
部15,17とを設ける。サイドカバー11の下
端周縁部に、サイドカバー11の下端部より下方
に突出するゴムカバー18を取付ける。
作 用 サイドカバー11を作物に近付けた場合におい
ても、サイドカバー11は作物に接触せず、柔ら
かなゴムカバー18が接触し、作物の損傷が防止
される。さらに、ゴムカバー18の前部は湾曲面
部13に沿つて湾曲しており、ゴムカバー18が
作物に接触する際の衝撃力が弱められ、より一層
作物の損傷が防止される。そして、サイドカバー
11を作物に近接させて作業を行なうことにより
作物の根本への土入れを的確に行なえる。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。後端部にテイラー等の移動農機に連結される
ヒツチ1が固定されたシヤーシ2の略中央部には
ロータリミツシヨン3が支持され、ロータリミツ
シヨン3の下部には複数の爪4を有する中耕ロー
タリ5が連結されている。前記シヤーシ2の左右
両側には前記中耕ロータリ5の上方を覆うカバー
6が蝶番7により上下方向回動自在に連結されて
いる。なお図示しないが、カバー6は固定部材に
より任意の位置で固定自在に設けられている。前
記カバー6の前部には斜め下方に屈曲する屈曲部
8が形成され、カバー6の後部には同様の屈曲部
9が形成されている。前記カバー6の外方端には
前後方向の軸心を有する円筒パイプ10が溶接さ
れ、この円筒パイプ10にはサイドカバー11に
固定されたピン12がスライド自在及び回動自在
に挿着されている。
前記サイドカバー11は、前部と後部との間の
部分においては、第3図において示すように、中
耕ロータリ5の進行方向と直交する面内において
曲率半径R1の湾曲面部13とされている。サイ
ドカバー11の前部は、第4図において示すよう
に中耕ロータリ5の進行方向と平行かつ地面に鉛
直な面内において曲率半径R2の湾曲面部14と
され、この湾曲面部14と前記湾曲面部13との
接続部分は球面状部15とされている。また、サ
イドカバー11の後部は、第4図において示すよ
うに中耕ロータリ5の進行方向と平行かつ地面に
鉛直な面内において曲率半径R3の湾曲面部16
とされ、この湾曲面部16と前記湾曲面部13と
の接続部分は球面状部17とされている。
前記サイドカバー11の下端外周部には前後方
向の全体に及んでゴムカバー18が取付けられて
いる。ゴムカバー18の下端部はサイドカバー1
1の下端部より下方に突出しており、さらに、ゴ
ムカバー18の前部と後部とは湾曲面部14,1
6及び球面状部15,17に沿つて湾曲してい
る。
このような構成において、サイドカバー11を
ピン12の軸心回りに回動させ、湾曲面部14,
16の一部をカバー6の屈曲部8,9の内側に入
れた状態で締付ねじ19を締め、サイドカバー1
1を固定する。つぎに、カバー6を蝶番7を支点
として回動させ、任意の位置で固定する。
移動農機に連結された中耕ロータリ5は畝間を
矢印a方向に進行し、アツパーカツトの向き(矢
印b方向)に回転する。爪4により跳上げられた
土は、カバー6、サイドカバー11、ゴムカバー
18の内面に沿つて流れ、ゴムカバー18の下端
部から外方に飛出し、作物の根本への土入れが行
なわれる。なお、サイドカバー11の内面に沿つ
て流れる土は、サイドカバー11の湾曲面部1
4,13及び球面状部15を流れるため、その流
れがスムーズになり、十分な量の土入れを行なえ
る。
ここで、土入れ作業時に最も作物に近接して位
置するのはゴムカバー18である。したがつて、
畝の間隔が狭くなつた箇所や機体が左右に傾斜し
た場合において、作物にはゴムカバー18が接触
し、鉄板製のサイドカバー11の接触が防止され
る。そして、作物に接触するのが柔らかいゴムカ
バー18であるため、接触による作物の損傷が防
止される。さらに、ゴムカバー18の前部が湾曲
しており、作物へのゴムカバー18の接触が滑ら
かとなり、作物の損傷がより一層防止される。こ
のように、ゴムカバー18が作物に接触した際に
おける作物の損傷が防止されるため、ゴムカバー
18を作物に十分近付けた状態で土入れ作業を行
なうことができ、作物の根本に的確に土入れを行
なえる。
考案の効果 この考案は、上述のようにサイドカバーの下端
周縁部にゴムカバーを取付けたことにより、機体
が傾斜した場合等にはサイドカバーの作物への接
触を防止して柔らかいゴムカバーを作物に接触さ
せ、それによつて作物の損傷を防止することがで
き、ゴムカバーの前部をサイドカバーの形状に沿
つて湾曲させたことにより、作物との接触時の衝
撃を弱くして作物の損傷をより一層防止すること
ができ、ゴムカバーが接触しても作物の損傷を防
止できるためにゴムカバーを作物に十分近付けた
状態で土入れ作業を行なうことができ、作物の根
本への土入れを的確に行なうことができる等の効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は平面図、第2図は側面図、第3図は第1図に
おけるサイドカバーのA−A線断面図、第4図は
第2図におけるサイドカバーのB−B線断面図、
第5図は作業状態を示す正面図である。 4……爪、5……中耕ロータリ、6……カバ
ー、11……サイドカバー、13……湾曲面部、
14……湾曲面部、15……球面状部、16……
湾曲面部、17……球面状部、18……ゴムカバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中耕ロータリの上方を覆う左右一対のカバーを
    これらのカバーの外方端が上下動する向きに回動
    自在及び任意位置固定自在に設け、前記カバーの
    外方端にサイドカバーをこのサイドカバーの下端
    部が上下動する向きに回動自在及び任意位置固定
    自在に連結し、前記サイドカバーに前記中耕ロー
    タリの進行方向と直交する面内において所定の曲
    率を有する湾曲面部を設け、前記サイドカバーの
    前部と後部とに前記中耕ロータリの進行方向と平
    行かつ地面と鉛直な面内において所定の曲率を有
    する湾曲面部を設けるとともにこの湾曲面部と前
    記湾曲面部との接続部分に球面状部を設け、前記
    サイドカバーの下端周縁部にこのサイドカバーの
    下端部より下方に突出するゴムカバーを取付けた
    ことを特徴とする中耕ロータリのカバー装置。
JP3807685U 1985-03-15 1985-03-15 Expired - Lifetime JPH0513123Y2 (ja)

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JP3807685U JPH0513123Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3807685U JPH0513123Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JPS61154711U JPS61154711U (ja) 1986-09-25
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JP5996033B2 (ja) * 2015-04-08 2016-09-21 小橋工業株式会社 ロータリ作業機

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JPS61154711U (ja) 1986-09-25

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