JPH05129530A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH05129530A
JPH05129530A JP28660291A JP28660291A JPH05129530A JP H05129530 A JPH05129530 A JP H05129530A JP 28660291 A JP28660291 A JP 28660291A JP 28660291 A JP28660291 A JP 28660291A JP H05129530 A JPH05129530 A JP H05129530A
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JP
Japan
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power supply
transistor
terminal
type
circuit
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Pending
Application number
JP28660291A
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English (en)
Inventor
Masanori Kinugasa
昌典 衣笠
Hiroshi Mobara
宏 茂原
Norishige Tanaka
教成 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、ESDSレベルを向上させること
ができる半導体集積回路を提供することを目的としてい
る。 【構成】ゲートが共通に接続されたPチャネルのMOS
トランジスタ11及びNチャネルのMOSトランジスタ12
と、入力端子13と上記両トランジスタ11、12の共通ゲー
トとの間に接続された保護用の抵抗14と、上記入力端子
13にドレインが接続され、接地電圧Vssにソース、ゲー
ト及びバックゲートが接続された保護用のNチャネルの
MOSトランジスタ15と、コレクタが正極性の電源電圧
Vccに接続され、エミッタが上記入力端子13に接続され
た、ベースが接地電圧Vssに接続された保護用のNPN
型トランジスタ16とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は入力回路、出力回路が
設けられ、これら入力回路、出力回路及び電源系回路を
静電破壊から保護する保護手段を設けた半導体集積回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路、特に絶縁ゲート型電界
効果トランジスタ(以下、MOSトランジスタと称す
る)で構成されたMOS型半導体集積回路では、入力端
子や出力端子に静電気によるサージ電圧が印加されると
内部素子が破壊されることが知られている。また、静電
気によるサージ電圧が電源端子に印加された場合にも、
内部素子が破壊されることが知られている。このため、
半導体集積回路では入出力回路や電源保護のための保護
回路が設けられている。
【0003】一方、通常、半導体集積回路では、入力端
子や出力端子等にサージ電圧を印加し、このとき内部素
子が破壊されずに耐えるか否かのテストが行われる。こ
のようなテストは一般にESDS(Electric Static Di
scharge Sensitivity :静電気耐量)テストと称され、
このテストによって半導体集積回路の破壊され易さ、難
さが確認される。
【0004】図21は入力保護が図られた従来のMOS
型半導体集積回路における入力回路の回路図である。こ
の回路は入力レベルコンバータと称され、ゲートが共通
に接続されたPチャネルのMOSトランジスタ81及びN
チャネルのMOSトランジスタ82と、入力端子83と上記
両トランジスタ81、82の共通ゲートとの間に接続された
保護用の抵抗84と、上記入力端子83にドレインが接続さ
れ、接地電圧Vssにソース、ゲート及びバックゲートが
接続された保護用のNチャネルのMOSトランジスタ85
とから構成されている。
【0005】また、図22は出力保護が図られた従来の
MOS型半導体集積回路における出力回路の回路図であ
る。この出力回路はオープンドレイン型と称され、ゲー
トに信号が供給され、ドレインが出力端子86に、ソース
が接地電圧Vssにそれぞれ接続された信号出力用のNチ
ャネルのMOSトランジスタ87と、上記出力端子86にド
レインが接続され、接地電圧Vssにソース、ゲート及び
バックゲートが接続された保護用のNチャネルのMOS
トランジスタ88とから構成されている。
【0006】さらに図23は従来のMOS型半導体集積
回路における電源保護回路の構成を示す回路図である。
この回路は、カソードが電源電圧Vccに接続され、アノ
ードが接地電圧Vssに接続された保護用のダイオード89
で構成されている。
【0007】図21に示す従来の入力回路では、入力端
子53と接地電圧Vssとの間には保護素子が設けられてい
るが、入力端子83と電源電圧Vccとの間には保護素子が
設けられていない。同様に、図22に示す従来の出力回
路では、出力端子86と接地電圧Vssとの間には保護素子
が設けられているが、出力端子86と電源電圧Vccとの間
には保護素子が設けられていない。
【0008】この結果、上記従来の入力回路及び出力回
路では、電源電圧Vccが供給される電源端子を基準とし
た前記ESDテストでは、入力端子もしくは出力端子に
おける耐量が所望の基準値、例えばEIAJ規格である
±250V以上、MIL規格である±2KV以上を満た
すことが困難であるという欠点がある。
【0009】また、図23に示す従来の電源保護回路で
は、電圧Vccの電源端子にサージ電圧を印加した時にサ
ージ電流をダイオード89に吸収させることが困難であ
り、耐量が所望の基準を満たすことが困難である。従っ
て、保護素子であるダイオードが破壊し易く、内部素子
がサージ電圧により破壊し易いという欠点がある。
【0010】例えば、図21に示す従来の入力回路にお
いて、保護用のNチャネルMOSトランジスタ85が例え
ば図24に示すように、N型半導体基板(N−sub)
91上に設けられたP型ウエル領域(P−well)92内
に形成されているとする。なお、P型ウエル領域内のN
+ 型拡散領域93はMOSトランジスタ85のドレインであ
る。また、N型半導体基板91の電位は、通常動作時には
電源電圧Vccに固定されるが、ESDSテストの際は接
地電圧Vssにバイアスされる。
【0011】このような構成において、ESDSテスト
の際に、接地電位Vssが供給される接地端子を開放状態
に設定し、入力端子83にサージ電圧を印加した場合、N
+ 型拡散領域93、P型ウエル領域92及びN型半導体基板
91をコレクタ、ベース、エミッタとする図24中の寄生
NPN型トランジスタ94を経由して、電圧Vccの端子に
サージ電流が流れることにより、サージ電圧が吸収され
る。しかし、N型半導体基板91の抵抗、N型半導体基板
バイアス用のN+ 型拡散領域95と入力端子83が接続され
たN+ 型拡散領域93との間の距離等がプロセスや設計パ
ターンにより変動し、この結果、ESDSレベルが大き
く変動する。このようなことは、図22の出力回路に関
しても同様に発生する。
【0012】また、図23に示す従来の電源保護回路に
おいて、保護用のダイオードが例えば図25に示すよう
に、N型半導体基板91上に設けられたP型ウエル領域92
と、このP型ウエル領域92内に設けられたN+ 型拡散領
域93とで構成されているとする。
【0013】このような構成において、ESDSテスト
の際に電源端子もしくは接地端子に正もしくは負極性の
サージ電圧を印加した場合、P型ウエル領域92とN+
拡散領域93とから構成される前記ダイオード89及び図2
5中の寄生ダイオード96による順方向電流もしくはプレ
ークダウン電流のみでサージ電流を吸収するために十分
な保護が行えないという欠点がある。
【0014】上記のような問題は、電源電圧として負極
性の電圧を使用する図26に示す従来の入力回路、図2
7に示す従来の出力回路及び図28に示す従来の電源保
護回路についても同様に起こる。
【0015】なお、図26の従来の入力回路では、保護
素子としてPチャネルのMOSトランジスタ 101が使用
され、このMOSトランジスタ 101のドレインは接地電
圧Vssに接続されている。また、図27の従来の出力回
路では、信号出力用及び保護用のMOSトランジスタと
してそれぞれPチャネルのMOSトランジスタ 102、10
3が使用され、両MOSトランジスタ 102、 103のソー
スは接地電圧Vssに接続されている。さらに、図28の
従来の電源保護回路では、前記保護用のダイオード89の
カソードが接地電圧Vssに接続され、アノードが負極性
の電源電圧−Vccに接続されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の入力
回路や出力回路は、電源端子を基準としたESDSテス
トの際に入力端子や出力端子から見た耐量が所望の基準
値を満たすことが困難であるという欠点がある。
【0017】また、従来の電源保護回路は、電源端子も
しくは接地端子のいずれかを基準とし、他方の端子にサ
ージ電圧を印加するESDSテストの際に、十分な耐量
を得ることが困難であるという欠点がある。この発明は
上記のような事情を考慮してなされたものであり、その
目的は、ESDSレベルを向上させることができる半導
体集積回路を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体集積回
路は、信号の入力端子と、上記入力端子の信号が供給さ
れる入力回路と、上記入力端子と電源端子との間にコレ
クタ・エミッタ間が挿入されたバイポーラトランジスタ
とを具備したことを特徴とする。
【0019】この発明の半導体集積回路は、信号の出力
端子と、上記出力端子から出力すべき信号を発生する出
力回路と、上記出力端子と電源端子との間にコレクタ・
エミッタ間が挿入されたバイポーラトランジスタとを具
備したことを特徴とする。
【0020】この発明の半導体集積回路は、電源端子及
び接地端子と、上記電源端子と接地端子との間にエミッ
タ・コレクタ間が挿入されたバイポーラトランジスタと
を具備したことを特徴とする。
【0021】
【作用】入力端子もしくは出力端子と電源端子との間に
バイポーラトランジスタのコレクタ・エミッタ間を挿入
することにより、ESDSテストの際に入力端子もしく
は出力端子にサージ電圧が印加されると、このバイポー
ラトランジスタのコレクタ・エミッタ間を通じて大きな
電流が電源端子に流れることにより、サージ電圧が吸収
される。
【0022】
【実施例】以下図面を参照してこの発明を実施例により
説明する。
【0023】図1はこの発明をMOS型半導体集積回路
の入力回路に実施した、この発明の第1の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路は入力レベルコン
バータと称され、ゲートが共通に接続されたPチャネル
のMOSトランジスタ11及びNチャネルのMOSトラン
ジスタ12と、入力端子13と上記両トランジスタ11、12の
共通ゲートとの間に接続された保護用の抵抗14と、上記
入力端子13にドレインが接続され、接地電圧Vssにソー
ス、ゲート及びバックゲートが接続された保護用のNチ
ャネルのMOSトランジスタ15と、コレクタが正極性の
電源電圧Vccに接続され、エミッタが上記入力端子13に
接続された、ベースが接地電圧Vssに接続された保護用
のNPN型トランジスタ16とから構成されている。
【0024】図2に上記図1の実施例回路で使用される
保護用のNPN型トランジスタ16の断面構造を示す。N
型半導体基板(N−sub)21にはP型ウエル領域(P
−well)22が形成されている。このP型ウエル領域
22にはトランジスタ16のコレクタ、エミッタとなるN+
型拡散領域23、24が形成されている。また、P型ウエル
領域22の境界部分にはガードリングと称されるP+ 型拡
散領域25が形成されている。また、N型半導体基板21に
は基板バイアス用のN+ 拡散領域26が形成されている。
そして、通常動作時には上記P+ 型拡散領域25及びN+
型拡散領域26は共に電源電圧Vccに固定される。
【0025】次に上記構成でなる入力回路において、E
SDSテストの際に入力端子13にサージ電圧を印加した
ときの動作を説明する。入力端子13に正極性のサージ電
圧を印加した場合、電位的にフローティング状態のP型
ウエル領域22の電位が、N+型拡散領域23とP型ウエル
領域22との間のカップリング容量によって引き上げられ
る。そして、他方のN+ 型拡散領域24とP型ウエル領域
22との間のPN接合における順方向電圧VF を電源電圧
Vccに加算した電位よりもP型ウエル領域22の電位が上
昇すると、P型ウエル領域22からN+ 型拡散領域24に向
かって電流が流れる。この電流は図2中に示した前記N
PN型トランジスタ16のベース電流であるため、そのβ
(トランジスタ16の電流増幅率)倍の電流がコレクタ、
エミッタ間、すなわちN+ 型拡散領域23と24の間に流れ
る。この結果、入力端子13から電源電圧Vccに向かって
大きな電流が流れ、サージ電圧がVccの電源端子に吸収
される。
【0026】一方、入力端子13に負極性のサージ電圧を
印加した場合には、P型ウエル領域22の電位が前記カッ
プリング容量によって引き下げられる。そして、P型ウ
エル領域22の電位が他方のN+ 型拡散領域24とP型ウエ
ル領域22との間のPN接合におけるブレークダウン電圧
VB よりも下がると、N+ 型拡散領域24からP型ウエル
領域22に向かってブレークダウン電流が流れる。この電
流は図2中に示した前記NPN型トランジスタ16のベー
ス電流となり、そのβ倍のコレクタ・エミッタ間電流が
+ 型拡散領域24と23の間に流れる。すなわち、この場
合のコレクタ・エミッタ間電流の向きは、入力端子13に
正極性のサージ電圧を印加した場合とは逆になる。この
結果、入力端子と電源電圧Vccとの間に大きな電流が流
れ、負極性のサージ電圧がVccの電源端子に吸収され
る。このように上記実施例回路によれば、従来に比べて
ESDSレベルを向上させることができる。
【0027】なお、入力端子13に正もしくは負極性のサ
ージ電圧を印加したとき、従来の場合と同様に、N+
散領域23をコレクタ、P型ウエル領域22をベース、N+
型拡散領域26をエミッタとする寄生NPN型トランジス
タ27にもサージ電流が流れ、この経路もサージ電圧を吸
収するために寄与する。
【0028】なお、上記実施例回路において、電圧Vcc
が供給される電源端子に接地電圧Vssを供給している状
態のときに、入力端子13に接地電圧Vss以上の電圧値を
持つ信号が印加された場合、P型ウエル領域22の電位は
前記トランジスタ16にベース電流が流れるような電位ま
で上昇しないため、トランジスタ16には電流が流れな
い。従って、入力端子13からVccの電源端子に向かって
電流は流れない。
【0029】図3はこの発明の第2の実施例に係る入力
回路の構成を示している。前記図2に示すようにNPN
型トランジスタ16のコレクタ、エミッタはそれぞれN+
型拡散領域で構成されており、コレクタ、エミッタは実
質的には変りない。そこで、この第2の実施例回路で
は、前記NPN型トランジスタ16のコレクタ、エミッタ
の接続関係を図1の場合とは逆にしたものである。すな
わち、図示のようにトランジスタ16のエミッタが電源電
圧Vccに接続され、コレクタが入力端子13に接続され
る。なお、ベースは図1の場合と同様に接地電圧Vssに
接続される。
【0030】図4はこの発明の第3の実施例に係る入力
回路の構成を示している。前記第1、第2の各実施例で
は入力端子13と電源電圧Vccとの間に保護素子としてN
PN型トランジスタ16を挿入した。しかし、この実施例
回路では上記保護素子に相当するものとしてNチャネル
のMOSトランジスタ17を使用するようにしたものであ
る。すなわち、図に示すように上記MOSトランジスタ
17のソース・ドレイン間が入力端子13と電源電圧Vccと
の間に挿入されている。そして、このMOSトランジス
タ17のゲートは接地電圧Vssに接続されている。
【0031】この実施例回路で使用されるNチャネルの
MOSトランジスタ17の断面構造を図5に示す。図にお
いて、21はN型半導体基板、22はP型ウエル領域であ
る。そして、P型ウエル領域22にMOSトランジスタの
ソース、ドレインとなるN+ 型拡散領域28、29が形成さ
れ、このN+ 型拡散領域28、29相互間の基板表面にゲー
ト30が形成される。図示のようにゲート30を除けば、N
チャネルMOSトランジスタの断面構造と等価であり、
+ 型拡散領域28、29が前記コレクタ、エミッタと同等
に作用する。すなわち、この実施例でも実質的にNPN
型トランジスタを使用している。
【0032】図6はこの発明をMOS型半導体集積回路
の出力回路に実施した、この発明の第4の実施例の構成
を示す回路図である。この実施例回路はオープンドレイ
ン型と称され、ゲートに信号が供給され、ドレインが出
力端子31に、ソースが接地電圧Vssにそれぞれ接続され
た信号出力用のNチャネルのMOSトランジスタ32と、
上記出力端子31にドレインが接続され、接地電圧Vssに
ソース、ゲート及びバックゲートが接続された保護用の
NチャネルのMOSトランジスタ33と、コレクタが電源
電圧Vccに接続され、エミッタが出力端子31に接続さ
れ、ベースが接地電圧Vssに接続されたNPN型トラン
ジスタ34とから構成されている。
【0033】この図6の実施例回路で使用されるNPN
型トランジスタ34の断面構造は前記図2の場合と同様で
ある。また、出力端子31に正もしくは負極性のサージ電
圧を印加したときの動作も、図2を用いて説明した場合
と同様であるため、その説明は省略する。
【0034】図7はこの発明の第5の実施例に係る出力
回路の構成を示している。この第5の実施例は、前記図
3の実施例の場合と同様に、図6の実施例回路における
NPN型トランジスタ34のコレクタ、エミッタの接続関
係を図6の場合とは逆にしたものである。すなわち、図
示のようにトランジスタ34のエミッタが電源電圧Vccに
接続され、コレクタが出力端子31に接続される。なお、
ベースは図6の場合と同様に接地電圧Vssに接続され
る。
【0035】図8はこの発明の第6の実施例に係る出力
回路の構成を示している。この第6の実施例は、前記図
4の実施例の場合と同様に、図6の実施例回路における
NPN型トランジスタ34の代わりにNチャネルのMOS
トランジスタ35を使用するようにものである。図9はこ
の発明を電源保護回路に実施した、この発明の第7ない
し第9の各実施例の構成を示す回路図である。
【0036】図9(a)に示すこの発明の第7の実施例
回路では、電源保護用の素子としてNPN型トランジス
タ36が使用されている。このトランジスタ36のコレクタ
は電源電圧Vccに、エミッタは接地電圧Vssに、ベース
は接地電圧Vssにそれぞれ接続される。図9(b)に示
すこの発明の第8の実施例回路は、上記NPN型トラン
ジスタ36のコレクタ、エミッタの接続関係を図9(a)
の場合と逆にしたものである。
【0037】図9(c)に示すこの発明の第9の実施例
回路は、上記NPN型トランジスタ36の代わりに、実質
的にバイポーラトランジスタと同等の断面構造を有する
NチャネルのMOSトランジスタ37を使用するようにも
のである。
【0038】図10に上記図9の各実施例回路で使用さ
れるNPN型トランジスタ36の全体もしくはNチャネル
のMOSトランジスタ37の一部の断面構造を示す。N型
半導体基板21にはP型ウエル領域22が形成されている。
上記P型ウエル領域22にはNPN型トランジスタ36のコ
レクタ、エミッタもしくはMOSトランジスタ37のソー
ス、ドレインとなるN+ 型拡散領域23、24が形成されて
いる。また、P型ウエル領域22の境界部分にはガードリ
ングと称されるP+ 型拡散領域25が形成されている。ま
た、N型半導体基板21には基板バイアス用のN+ 型拡散
領域26が形成されている。そして、通常動作時にはN+
型拡散領域23及びN+ 型拡散領域26は共に電源電圧Vcc
に固定され、N+ 型拡散領域24及びP+ 型拡散領域25は
共に接地電圧Vssに固定される。
【0039】このような構成において、接地電圧Vssが
供給される接地端子を基準にして、電源電圧Vccが供給
される電源端子に正極性のサージ電圧を印加した場合、
+ 型拡散領域23とP型ウエル領域22との間のPN接合
にブレークダウン電流が流れる。このブレークダウン電
流は、N+ 型拡散領域24をコレクタ、P型ウエル領域22
をベース、N+ 型拡散領域23をエミッタとするNPN型
トランジスタのベース電流として流れ、さらにそのβ倍
の電流がコレクタ、エミッタ間、すなわちN+ 型拡散領
域24と23の間に流れる。この結果、接地端子と電源端子
との間に大きな電流が流れ、サージ電圧が接地端子に吸
収される。
【0040】一方、接地端子を基準にして電源端子に負
極性のサージ電圧を印加した場合は、上記とは逆の方向
に電流が流れることによってサージ電圧が接地端子に吸
収される。
【0041】次に図9の各実施例回路において、電源電
圧Vccが供給される電源端子を基準にして、接地電圧V
ssが供給される接地端子に正もしくは負極性のサージ電
圧を印加した場合の動作を説明する。
【0042】接地端子に正極性のサージ電圧を印加した
場合は、電位的にフローティング状態のP型ウエル領域
22の電位が、N+ 型拡散領域24とP型ウエル領域22との
間のカップリング容量によって引き上げられる。そし
て、他方のN+ 型拡散領域23とP型ウエル領域22との間
のPN接合における順方向電圧VF よりもP型ウエル領
域22の電位が上昇すると、P型ウエル領域22からN+
拡散領域23に向かって電流が流れる。この電流は図中に
示したNPN型トランジスタ36のベース電流であるた
め、そのβ(トランジスタ36の電流増幅率)倍の電流が
コレクタ、エミッタ間、すなわちN+ 型拡散領域24と23
の間に流れる。この結果、接地端子から電源電圧Vccに
向かって大きな電流が流れ、サージ電圧がVccの電源端
子に吸収される。
【0043】また、接地端子に負極性のサージ電圧を印
加した場合は、P型ウエル領域22の電位が前記カップリ
ング容量によって引き下げられる。そして、P型ウエル
領域22の電位が他方のN+ 型拡散領域23とP型ウエル領
域22との間のPN接合におけるブレークダウン電圧VB
よりも下がると、N+ 型拡散領域23からP型ウエル領域
22に向かってブレークダウン電流が流れる。この電流は
前記NPN型トランジスタ36のベース電流となり、その
β倍のコレクタ・エミッタ間電流がN+ 型拡散領域23と
24の間に流れる。すなわち、この場合のコレクタ・エミ
ッタ間電流の向きは、接地端子に正極性のサージ電圧を
印加した場合とは逆になる。この結果、接地端子と電源
電圧Vccとの間に大きな電流が流れ、負極性のサージ電
圧がVccの電源端子に吸収される。
【0044】上記第1ないし第9の各実施例回路では、
電源電圧として正極性のものを使用する場合について説
明したが、これは負極性の電源電圧を使用する入力回
路、出力回路及び電源保護回路にも実施することができ
る。以下、負極性の電源電圧を使用した種々の実施例に
ついて説明する。
【0045】図11はこの発明をMOS型半導体集積回
路の入力回路に実施した、この発明の第10の実施例の
構成を示す回路図である。この実施例回路も入力レベル
コンバータであり、ゲートが共通に接続されたPチャネ
ルのMOSトランジスタ41及びNチャネルのMOSトラ
ンジスタ42と、入力端子42と上記両トランジスタ41、42
の共通ゲートとの間に接続された保護用の抵抗44と、上
記入力端子43にドレインが接続され、接地電圧Vssにソ
ース、ゲート及びバックゲートが接続された保護用のP
チャネルのMOSトランジスタ45と、コレクタが負極性
の電源電圧−Vccに接続され、エミッタが上記入力端子
43に接続された、ベースが電源電圧−Vccに接続された
保護用のPNP型トランジスタ46とから構成されてい
る。
【0046】図12に上記図11の実施例回路で使用さ
れる保護用のPNP型トランジスタ46の断面構造を示
す。N型半導体基板(N−sub)51にはP型ウエル領
域(P−well)52が形成されている。このP型ウエ
ル領域52の境界部分にはガードリングと称されるP+
拡散領域53が形成されている。また、N型半導体基板51
には、トランジスタ46のコレクタ、エミッタとなるP+
型拡散領域54、55が形成されている。そして、上記P+
型拡散領域53及び54は共に電源電圧−Vccに固定されて
いる。
【0047】上記構成でなる入力回路において、接地端
子を開放状態にしたESDSテストの際に、入力端子43
にサージ電圧を印加したときの動作を説明する。入力端
子43に正極性のサージ電圧を印加した場合、電位的にフ
ローティング状態のN型半導体基板51の電位が、P+
拡散領域55と基板51との間のカップリング容量によって
引き上げられる。そして、N型基板51の電位がP型+
拡散領域55とN型基板51との間のPN接合におけるブレ
ークダウン電圧VB よりも上昇すると、P型+ 型拡散領
域54からN型基板51に向かって電流が流れる。この電流
は図12中に示した前記PNP型トランジスタ46のベー
ス電流であるため、そのβ(トランジスタ46の電流増幅
率)倍の電流がエミッタ・コレクタ間、すなわちP+
拡散領域55と54の間に流れる。この結果、入力端子43か
ら電源電圧−Vccに向かって大きな電流が流れ、サージ
電圧が−Vccの電源端子に吸収される。
【0048】一方、入力端子43に負極性のサージ電圧を
印加した場合には、N型基板51の電位が前記カップリン
グ容量によって引き下げられる。そして、N型基板51の
電位が他方のP+ 型拡散領域54とN型基板51との間のP
N接合における順方向電圧VF よりも上昇すると、P+
型拡散領域54からN型基板51に向かって順方向電流が流
れる。この電流は図12中に示したPNP型トランジス
タ46のベース電流となり、そのβ倍のエミッタ・コレク
タ間電流がP+ 型拡散領域54と55との間に流れる。すな
わち、この場合のエミッタ・コレクタ間電流の向きは、
入力端子43に正極性のサージ電圧を印加した場合とは逆
になる。この結果、入力端子と電源電圧−Vccとの間に
大きな電流が流れ、負極性のサージ電圧が−Vccの電源
端子に吸収される。このように上記実施例回路でも、従
来に比べてESDSレベルを向上させることができる。
【0049】なお、入力端子43に正もしくは負極性のサ
ージ電圧を印加したとき、P+ 型拡散領域55をエミッ
タ、N型基板51をベース、P+ 型拡散領域53をエミッタ
とする寄生PNP型トランジスタ47にもサージ電流が流
れ、この経路もサージ電圧を吸収するために寄与する
が、P+ 型拡散領域55と53との間の距離等がプロセスや
設計パターンにより変動するので、この寄生PNP型ト
ランジスタ47のみではESDSレベルの大幅な向上を図
ることはできない。
【0050】図13はこの発明の第11の実施例に係る
入力回路の構成を示している。前記図11に示すように
PNP型トランジスタ46のコレクタ、エミッタはそれぞ
れP+ 型拡散領域で構成されており、コレクタ、エミッ
タは実質的には変りない。そこで、この第11の実施例
回路では、前記PNP型トランジスタ46のコレクタ、エ
ミッタの接続関係を図11の場合とは逆にしたものであ
る。すなわち、図示のようにトランジスタ46のエミッタ
が電源電圧−Vccに接続され、コレクタが入力端子43に
接続される。なお、ベースは図11の場合と同様に電源
電圧−Vccに接続される。
【0051】図14はこの発明の第12の実施例に係る
入力回路の構成を示している。前記第10、第11の各
実施例では入力端子43と負極性の電源電圧−Vccとの間
に保護素子としてPNP型トランジスタ46を挿入した。
しかし、この実施例回路では前記図4に示す第3の実施
例回路の場合と同様に、保護素子に相当するものとして
MOSトランジスタ、すなわちPチャネルのMOSトラ
ンジスタ47を使用するようにしたものである。すなわ
ち、図に示すように上記MOSトランジスタ47のソース
・ドレイン間が入力端子43と電源電圧−Vccとの間に挿
入されている。そして、このMOSトランジスタ47のゲ
ートも電源電圧−Vccに接続されている。すなわち、こ
の実施例回路では、ゲートを除けば、PチャネルMOS
トランジスタの断面構造はPNP型トランジスタと等価
であり、実質的にPNP型トランジスタを使用している
ことになる。
【0052】図15はこの発明を出力回路に実施した、
この発明の第13の実施例の構成を示す回路図である。
この実施例回路はオープンドレイン型と称され、ゲート
に信号が供給され、ドレインが出力端子61に、ソースが
接地電圧Vssにそれぞれ接続された信号出力用のPチャ
ネルのMOSトランジスタ62と、上記出力端子61にドレ
インが接続され、接地電圧Vssにソース、ゲート及びバ
ックゲートが接続された保護用のPチャネルのMOSト
ランジスタ63と、コレクタ及びベースが負極性の電源電
圧−Vccに接続され、エミッタが出力端子61に接続され
たPNP型トランジスタ64とから構成されている。
【0053】この図15の実施例回路で使用されるPN
P型トランジスタ64の断面構造は前記図12の場合と同
様である。また、出力端子61に正もしくは負極性のサー
ジ電圧を印加したときの動作も、図12を用いて説明し
た場合と同様であるため、その説明は省略する。
【0054】図16はこの発明の第14の実施例に係る
出力回路の構成を示している。この第14の実施例回路
は、前記図13の実施例の場合と同様に、図15の実施
例回路におけるPNP型トランジスタ64のコレクタ、エ
ミッタの接続関係を図15の場合とは逆にしたものであ
る。すなわち、図示のようにトランジスタ64のエミッタ
が電源電圧−Vccに接続され、コレクタが出力端子61に
接続される。なお、ベースは図15の場合と同様に電源
電圧−Vccに接続される。
【0055】図17はこの発明の第15の実施例に係る
出力回路の構成を示している。この第15の実施例は、
前記図14の実施例回路の場合と同様に、図15の実施
例回路におけるPNP型トランジスタ64の代わりにPチ
ャネルのMOSトランジスタ65を使用するようにもので
ある。図18はこの発明を電源保護回路に実施した、こ
の発明の第16ないし第18の各実施例の構成を示す回
路図である。
【0056】図18(a)に示すこの発明の第16の実
施例回路では、電源保護用の素子としてPNP型トラン
ジスタ66が使用されている。このトランジスタ66のコレ
クタは接地電圧Vssに、エミッタ及びベースは負極性の
電源電圧−Vccにそれぞれ接続される。
【0057】図18(b)に示すこの発明の第17の実
施例回路は、上記PNP型トランジスタ66のコレクタ、
エミッタの接続関係を図18(a)の場合と逆にしたも
のである。
【0058】図18(c)に示すこの発明の第18の実
施例回路は、上記PNP型トランジスタ66の代わりに、
実質的にバイポーラトランジスタと同等の断面構造を有
するPチャネルのMOSトランジスタ67を使用するよう
にものである。
【0059】図19は上記図18の各実施例回路を電源
端子を基準にして接地端子にサージ電圧を印加する場合
の、前記PNP型トランジスタ66の全体もしくはPチャ
ネルのMOSトランジスタ67の一部の断面構造を示す。
N型半導体基板51にはP型ウエル領域52が形成されてい
る。また、P型ウエル領域52の境界部分にはガードリン
グと称されるP+ 型拡散領域53が形成されている。上記
N型基板51にはNPN型トランジスタ46のコレクタ、エ
ミッタもしくはMOSトランジスタ67のソース、ドレイ
ンとなるP+ 型拡散領域54、54が形成されている。そし
て、P+ 型拡散領域53及び54は共に電源電圧−Vccに固
定され、P+ 型拡散領域55にサージ電圧が印加される。
【0060】このような構成において、P+ 型拡散領域
55に正極性のサージ電圧を印加した場合の動作は前記図
12に示した場合と同様であり、P+ 型拡散領域55から
54に向かって大きな電流が流れ、サージ電圧が電源端子
に吸収される。
【0061】一方、接地端子を基準にして電源端子に負
極性のサージ電圧を印加した場合は、図20の断面図に
示すようにP+ 型拡散領域54から55に向かって大きな電
流が流れ、サージ電圧が接地端子に吸収される。なお、
図19及び図20の両方の場合にも、寄生PNP型トラ
ンジスタ47にもサージ電流が流れ、この経路もサージ電
圧を吸収するために寄与するが、P+ 型拡散領域55と53
との間もしくはP+ 型拡散領域54と53の距離等がプロセ
スや設計パターンにより変動するので、この寄生PNP
型トランジスタ47のみではESDSレベルの大幅な向上
を図ることはできない。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
ESDSレベルを向上させることができる半導体集積回
路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の構成を示す回路図。
【図2】図1の実施例回路で使用されるNPN型トラン
ジスタの断面図。
【図3】この発明の第2の実施例の構成を示す回路図。
【図4】この発明の第3の実施例の構成を示す回路図。
【図5】図4の実施例回路で使用されるトランジスタの
断面図。
【図6】この発明の第4の実施例の構成を示す回路図。
【図7】この発明の第5の実施例の構成を示す回路図。
【図8】この発明の第6の実施例の構成を示す回路図。
【図9】この発明の第7ないし第9の各実施例の構成を
示す回路図。
【図10】図9の各実施例回路で使用されるNPN型ト
ランジスタの全体もしくはNチャネルのMOSトランジ
スタの一部の断面図。
【図11】この発明の第10の実施例の構成を示す回路
図。
【図12】図11の実施例回路で使用されるPNP型ト
ランジスタの断面図。
【図13】この発明の第11の実施例の構成を示す回路
図。
【図14】この発明の第12の実施例の構成を示す回路
図。
【図15】この発明の第13の実施例の構成を示す回路
図。
【図16】この発明の第14の実施例の構成を示す回路
図。
【図17】この発明の第15の実施例の構成を示す回路
図。
【図18】この発明の第16ないし第18の各実施例の
構成を示す回路図。
【図19】図18の各実施例回路で使用されるPNP型
トランジスタの全体もしくはPチャネルのMOSトラン
ジスタの一部の断面図。
【図20】図18の各実施例回路で使用されるPNP型
トランジスタの全体もしくはPチャネルのMOSトラン
ジスタの一部の断面図。
【図21】従来の入力回路の回路図。
【図22】従来の出力回路の回路図。
【図23】従来の電源保護回路の回路図。
【図24】図21の入力回路で使用されるNチャネルM
OSトランジスタの断面図。
【図25】図23の電源保護回路で使用されるダイオー
ドの断面図。
【図26】従来の入力回路の回路図。
【図27】従来の出力回路の回路図。
【図28】従来の電源保護回路の回路図。
【符号の説明】
11,41…PチャネルのMOSトランジスタ、12,42…N
PチャネルのMOSトランジスタ、13,43…入力端子、
14,44…保護用の抵抗、15…保護用のNチャネルのMO
Sトランジスタ、16…保護用のNPN型トランジスタ、
17…保護用のNチャネルのMOSトランジスタ、21,51
…N型半導体基板(N−sub)、22,52…P型ウエル
領域(P−well)、23,24…N+ 型拡散領域、25,
53,54,55…P+ 型拡散領域、26…基板バイアス用のN
+ 拡散領域、27…寄生NPN型トランジスタ、31,61…
出力端子、32,62…信号出力用のNチャネルのMOSト
ランジスタ、33,63…保護用のNチャネルのMOSトラ
ンジスタ、34…保護用のNPN型トランジスタ、35…保
護用のNチャネルのMOSトランジスタ、36…保護用の
NPN型トランジスタ、37…保護用のNチャネルのMO
Sトランジスタ、45…保護用のPチャネルのMOSトラ
ンジスタ、46…保護用のPNP型トランジスタ、47…保
護用のPチャネルのMOSトランジスタ、64…保護用の
PNP型トランジスタ、65…保護用のPチャネルのMO
Sトランジスタ、66…保護用のPNP型トランジスタ、
67…保護用のPチャネルのMOSトランジスタ。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の入力端子と、 上記入力端子の信号が供給される入力回路と、 上記入力端子と電源端子との間にコレクタ・エミッタ間
    が挿入されたバイポーラトランジスタとを具備したこと
    を特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記電源端子は正極性の電源電圧が供給
    される電源端子であり、かつ前記バイポーラトランジス
    タがNPN構造を有するバイポーラトランジスタである
    請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記バイポーラトランジスタのエミッタ
    及びコレクタが同一のP型半導体領域内に形成されてい
    る請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記電源端子は負極性の電源電圧が供給
    される電源端子であり、かつ前記バイポーラトランジス
    タがPNP構造を有するバイポーラトランジスタである
    請求項1に記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記バイポーラトランジスタのエミッタ
    及びコレクタが同一のN型半導体領域内に形成されてい
    る請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記バイポーラトランジスタがMOSト
    ランジスタで構成されている請求項1に記載の半導体集
    積回路。
  7. 【請求項7】 信号の出力端子と、 上記出力端子から出力すべき信号を発生する出力回路
    と、 上記出力端子と電源端子との間にコレクタ・エミッタ間
    が挿入されたバイポーラトランジスタとを具備したこと
    を特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記電源端子は正極性の電源電圧が供給
    される電源端子であり、かつ前記バイポーラトランジス
    タがNPN構造を有するバイポーラトランジスタである
    請求項7に記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記バイポーラトランジスタのエミッタ
    及びコレクタが同一のP型半導体領域内に形成されてい
    る請求項8に記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記電源端子は負極性の電源電圧が供
    給される電源端子であり、かつ前記バイポーラトランジ
    スタがPNP構造を有するバイポーラトランジスタであ
    る請求項7に記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記バイポーラトランジスタのエミッ
    タ及びコレクタが同一のN型半導体領域内に形成されて
    いる請求項10に記載の半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 前記バイポーラトランジスタがMOS
    トランジスタで構成されている請求項7に記載の半導体
    集積回路。
  13. 【請求項13】 電源端子及び接地端子と、 上記電源端子と接地端子との間にエミッタ・コレクタ間
    が挿入されたバイポーラトランジスタとを具備したこと
    を特徴とする半導体集積回路。
  14. 【請求項14】 前記電源端子は正極性の電源電圧が供
    給される電源端子であり、かつ前記バイポーラトランジ
    スタがNPN構造を有するバイポーラトランジスタであ
    る請求項13に記載の半導体集積回路。
  15. 【請求項15】 前記電源端子は負極性の電源電圧が供
    給される電源端子であり、かつ前記バイポーラトランジ
    スタがPNP構造を有するバイポーラトランジスタであ
    る請求項13に記載の半導体集積回路。
  16. 【請求項16】 前記バイポーラトランジスタがMOS
    トランジスタで構成されている請求項13に記載の半導
    体集積回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0730300A1 (en) * 1995-02-28 1996-09-04 STMicroelectronics S.r.l. Device for the protection of an integrated circuit against electrostatic discharges
US5789785A (en) * 1995-02-28 1998-08-04 Sgs-Thomson Microelectronics S.R.L. Device for the protection of an integrated circuit against electrostatic discharges

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0730300A1 (en) * 1995-02-28 1996-09-04 STMicroelectronics S.r.l. Device for the protection of an integrated circuit against electrostatic discharges
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