JPH05128009A - 誤書込み保護装置 - Google Patents

誤書込み保護装置

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JPH05128009A
JPH05128009A JP3291135A JP29113591A JPH05128009A JP H05128009 A JPH05128009 A JP H05128009A JP 3291135 A JP3291135 A JP 3291135A JP 29113591 A JP29113591 A JP 29113591A JP H05128009 A JPH05128009 A JP H05128009A
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JP
Japan
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miswriting
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Pending
Application number
JP3291135A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Katano
博喜 加田野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3291135A priority Critical patent/JPH05128009A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はRAMへの誤書込みによって保持デ
ータが破壊されるのを保護する必要のあるシステムにお
いて、保護された一部のデータに書換えの必要性が発生
した際に、他のデータの保護機能に影響を与えず、目標
のデータのみを書換え可能とする誤書込み保護装置の提
供を目的とする。 【構成】 制御部301によってレジスタ302,30
3に誤書込み保護範囲を設定し、レジスタ327に誤書
込み保護範囲で保護を解除したい範囲を設定する。その
各レジスタ出力と制御部301がアクセスしているアド
レスとを比較する比較器群304,305,328の出
力を入力とする4入力ゲート回路306により、誤書込
み保護範囲の一部を解除することができる誤書込み保護
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
などに用いられるデータの書込み,読出し可能な記憶手
段(以降RAMと略記する)への誤書込みにより、保持
データが破壊されることから保護する必要のあるシステ
ムに採用される誤書込み保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムの機能向上
にともなう複雑化により、データ管理上、その誤書込み
による混乱が問題となり、一般にその誤書込み保護装置
が設けられている。
【0003】この種の誤書込み保護装置の従来の構成例
を図3に示している。図3において、構成要素して10
1はμプロセッサ等により構成される制御部、102,
103はレジスタ、104,105は比較器、106は
図4に示す機能表を実現する3入力ゲート回路、107
〜110はRAM、111,112,113,120は
それぞれアドレスバス,データバス,選択信号バス,書
込み信号(以降ライト信号と記す)を示し114,11
5はそれぞれレジスタ102,103の選択信号、11
6〜119はRAM107〜110の選択信号、12
1,122はそれぞれレジスタ102,103の出力信
号群、123,124はそれぞれ比較器104,105
の比較結果出力、125は3入力ゲート回路106の出
力であり、RAM107〜110へのライト信号を表わ
す。尚、各RAMチップは、ライト信号の立上りで、デ
ータバス上のデータをアドレスバスで指示されたエリア
に取込むものとする。
【0004】制御部101は、選択信号線114,11
5でレジスタ102,103をそれぞれ選択し、データ
バス112を介して、レジスタ102に誤書込み保護す
るRAMエリアの最上限アドレス値を、レジスタ103
に最下限アドレス値を、ライト信号120を設定起動信
号として設定する。
【0005】アドレスバス111上に現れる制御部10
1のアクセスアドレスは、比較器104,105で常
時、レジスタ102,103の出力信号群121,12
2上の値とそれぞれ比較されており、制御部101のア
クセスアドレスの値が、レジスタ102の出力信号群1
21上の値以下の場合、比較器104の出力の値は、ハ
イレベル(以降”H”レベルと記す)それ以外はロウレ
ベル(以降”L”レベルと記す)を示す。一方、制御部
101のアクセスアドレスの値がレジスタ103の出力
信号群122上の値以上の場合、比較器105の出力1
24は、”H”レベル、それ以外の場合”L”レベルを
示す。
【0006】そして、出力123,124、及び、制御
部101からのライト信号120は、3入力ゲート回路
106に入力され、各RAMのライト入力端子に接続さ
れた3入力ゲート回路106の出力125は、図4に示
す機能表の如く、各条件ごとに各出力波形を示す。すな
わち、比較器104,105の出力123,124のい
ずれかが”L”状態では、ライト信号120に従った状
態を示し、その立ち上がりでRAMに書込み可能な状態
を示している。一方、出力123,124のいずれも
が”H”状態では、出力125は、ライト信号120の
状態に関係なく”H”状態に維持され、RAMに書込み
不可能な状態となり、レジスタ102の設定したアドレ
ス値以下、かつ、レジスタ103に設定したアドレス値
以上に、誤ったライトアクセスが発生した場合でも、各
RAM107〜110へのライト信号は無効状態に維持
されるので、誤書込み保護エリア内への誤ったライトア
クセスにより、RAM内に保持されたデータが書換えら
れることから保護できた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の誤
書込み保護回路の構成では、誤書込み保護の設定/解除
はある範囲全体を一括して行わざるを得ず、誤書込み保
護設定範囲内の一部に書換えの必要性が発生した場合、
保護範囲全体に対し、書込み保護解除が必要となる。こ
のため、書換えを必要としない保持データの信頼性が低
下してしまう問題があった。
【0008】本発明は上記課題に留意し、必要に応じて
誤書込み保護範囲の一部を保護解除が可能な誤書込み保
護装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の誤書込み保護装置は誤書込み保護範囲を設
定する第1,第2のレジスタに加えて、誤書込み保護範
囲に含まれるアドレスを保持する第3のレジスタを設
け、この第3のレジスタに設定された値と、記憶手段に
対する書込みのアクセスアドレスとが一致した場合は、
書込み信号禁止手段を機能停止させ、第3のレジスタに
設定された範囲のみ誤書込み禁止を解除する解除手段を
設け、誤書込み保護が設定された範囲内でも書換え可能
なように構成したものである。
【0010】
【作用】上記構成の本発明の誤書込み保護装置は、誤書
込み保護を設定した状態であっても、第3のレジスタに
誤書込み保護を解除したいアドレスを設定することによ
り、解除手段により保護範囲内の一部を保護対象外に設
定することが可能となり、一部のメモリエリアを書換え
る際に、該当部のみを保護対象外とし、他の部分は保護
状態を維持できるので、保持データの信頼性の高いメモ
リの誤書込み保護が可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図1を用いて本発明の一実施例の誤書
込み保護装置の一構成例について説明する。図1におい
てその構成要素として306を除く301から310ま
では、従来例の101から110に対応した同じ構成で
あり、311から324までは、従来例の111〜12
4の信号に対応した信号である。327,328,30
6はそれぞれレジスタ,比較器,4入力ゲート回路であ
り、326はレジスタ327の選択信号、329はレジ
スタ327の出力信号群、330は比較器328の比較
結果出力、325は4入力ゲート回路306の出力であ
り、RAM307〜310へのライト信号を表わす。従
来例同様に、通常、各RAMチップは、ライト信号の立
上がりで、データバス上のデータをアドレスバスで指示
されたエリアに取込む。
【0012】制御部301は、従来例と同様に、第1の
レジスタとしてのレジスタ302に誤書込み保護する記
憶手段としてのRAMエリアの最上限アドレス値を、第
2のレジスタとしてのレジスタ303に最下限アドレス
値を設定する。更に、従来例に加えて、制御部301
は、選択信号線326で第3のレジスタとしてのレジス
タ327を選択し、データバス312を介して、前記最
上限アドレス値と前記最下限アドレス値に挟まれたアド
レス範囲内で、誤書込み保護エリアから除外したいアド
レス値を、ライト信号320を設定起動信号として設定
する。
【0013】アドレスバス311上に現れる制御部30
1のアクセスアドレスは、比較器304,305、及
び、328で常時、レジスタ302,303、及び、3
27の出力信号群321,322、及び、329上の値
とそれぞれ比較されている。従って、従来例と同様に、
制御部301のライトアクセスアドレス値が、レジスタ
302の出力信号群321上の値以下の場合、比較器出
力323は、”H”レベル、それ以外は”L”レベルを
示す。一方、前記アクセスアドレスの値がレジスタ30
3の出力信号群322上の値以上の場合、比較器出力3
24は”H”レベル、それ以外の場合”L”レベルを示
す。また、前記ライトアクセスアドレス値が、前記レジ
スタ327の出力信号群329上の値と一致した場合
は、比較器328の出力330は、”H”レベル、それ
以外は”L”レベルを示す。
【0014】そして、出力323,324,330、及
び、制御部301からのライト信号320は、書込み禁
止手段および解除手段を構成する4入力ゲート回路30
6に入力される。各RAM307〜310のライト入力
端子に接続された4入力ゲート回路306の出力325
は、図2に示す機能表の如く、比較器304,305の
出力323,324のいずれかが”L”状態では、比較
器328の出力330の状態に関係無く、ライト信号3
20に従った状態を示し、ライト信号320の立上りで
RAM307〜310に書込み可能な状態となることを
示している。一方、前記出力323,324のいずれも
が”H”状態で、かつ、前記出力330が”L”の場合
は、4入力ゲート回路306は書込み禁止手段として機
能し、出力325は、ライト信号320の状態に関係な
く”H”状態に維持され、前記RAM307〜310に
書込み不可能な状態となる。しかし、前記出力323,
324のいずれもが”H”状態、すなわち、誤書込み保
護範囲内であっても、出力330が”H”の場合は、4
入力ゲート回路306は解除手段として機能し前記出力
325は、ライト信号320に従った状態を示し、ライ
ト信号320の立上りでRAM307〜310に書込み
可能な状態となる。
【0015】上述のように構成することにより、レジス
タ302、及び303で誤書込み保護範囲に設定され、
かつ、レジスタ328に設定したアドレスと一致しない
アドレスに誤ったライトアクセスが発生した場合でも、
各RAM307〜310へのライト信号325は無効状
態に維持されるので、誤ったライトアクセスにより、R
AM内に保持されたデータが書換えられることから保護
できる。そして、レジスタ328に設定されたアドレス
と一致したアドレスにライトアクセスが発生した場合
は、そのアドレスが、誤書込み保護範囲内であっても、
前記RAM307〜310内の保持データ値を変更でき
る。
【0016】また、制御部301のデータバス幅を1バ
イトと仮定した場合、レジスタ327に設定するアドレ
スを最下位アドレスの”A0”までとし、次段の比較器
328で行われるアドレス比較を”A0”まで可能とす
るならば、誤書込み保護エリアの一部解除は、制御部3
01の最小アクセスデータ単位である1バイトエリアの
みとなる。以下同様に、アドレス”A1”まで比較可能
な構成をとれば2バイトを、”A2”までとすれば4バ
イトを誤書込み保護エリアから解除が可能となり、比較
するアドレスの有効ビットを調整することにより、誤書
込み保護解除エリアのサイズが可能となり、システムで
最適の誤書込み保護解除エリアのサイズを決定できる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の誤書込み保護装置は、誤り書込み禁止手段による誤書
込み範囲を設定する第1,第2のレジスタと、解除手段
により誤書込み範囲の一部の書込み禁止を解除する範囲
を設定する第3のレジスタを有するため誤書込み保護が
設定された範囲内に、システムに最適なサイズの一部ア
ドレス範囲に関してのみ、誤書込み保護を解除できるの
で、誤書込み保護範囲内の保持データの一部に変更の必
要が発生した場合、他の保持データに対する誤書込み保
護を解除すること無く、書換えターゲットとするアドレ
ス範囲に対してのみ、誤書込み保護を解除できるので、
誤書込み保護を掛けたデータを誤って変更する可能性が
減少され、保護データの信頼性がいちじるしく向上する
効果を施すものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の誤書込み保護装置の構成を
示すブロック図
【図2】同実施例の誤書込み保護装置の動作を示す波形
【図3】従来の誤書込み保護装置の構成を示すブロック
【図4】同従来の誤書込み保護装置の動作を示す波形図
【符号の説明】
301 制御部 302,303,327 レジスタ 304,305,328 比較器 306 4入力ゲート回路 307,308,309,310 RAM

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの読出し、書込みが可能な記憶手
    段と、前記記憶手段に誤書込み保護を行うアドレス範囲
    の最下限アドレスを設定する第1のレジスタと、前記誤
    書込み保護を行うアドレス範囲の最上限アドレスを設定
    する第2のレジスタと、前記第1,第2のレジスタに設
    定されたアドレス範囲内の特定アドレスを設定する第3
    のレジスタと、前記第1,第2のレジスタに設定された
    アドレス範囲の前記記憶手段への書込みを禁止する書込
    み禁止手段とを具備し、前記書込み禁止手段が前記第3
    のレジスタに設定された特定アドレスにより決定される
    範囲について書込み禁止を解除する解除手段を有する誤
    書込み保護装置。
JP3291135A 1991-11-07 1991-11-07 誤書込み保護装置 Pending JPH05128009A (ja)

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