JPH05126332A - 強制対流式暖房機 - Google Patents

強制対流式暖房機

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Publication number
JPH05126332A
JPH05126332A JP4097576A JP9757692A JPH05126332A JP H05126332 A JPH05126332 A JP H05126332A JP 4097576 A JP4097576 A JP 4097576A JP 9757692 A JP9757692 A JP 9757692A JP H05126332 A JPH05126332 A JP H05126332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
heater
signal
forced convection
timer means
Prior art date
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Pending
Application number
JP4097576A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamazaki
敏夫 山崎
Hiroshi Ueda
上田  宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4097576A priority Critical patent/JPH05126332A/ja
Publication of JPH05126332A publication Critical patent/JPH05126332A/ja
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動的に計時動作を開始し、計時動作開始
後、一定時間を計時して運転停止を指示する信号を発生
するタイマー手段と、該タイマー手段からの上記信号を
受けて運転の停止制御を行う手段と、上記運転停止を指
示する信号の発生前に警報を発生する警報手段と、手動
操作により上記タイマー手段による計時をクリアするク
リア手段とを具備する。 【効果】 運転スイッチを手動操作して運転開始を指示
した場合でも、運転時間を限られた時間としたので、給
排気筒を備えていないこの種強制対流式暖房機において
室内空気の汚染による事故を防止する事ができる。ま
た、運転停止前には、それが報知されるので、クリア手
段を操作する事により運転を継続する事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は灯油あるいはガスを用い
る強制対流式暖房機に関し、特にその安全装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】強制対流式暖房機は燃焼用空気として室
内空気を用いて開放燃焼させ、発生した燃焼ガスを暖房
機本体背面に設けた対流送風機で強制的に前面より吹き
出し、暖房効果をより発揮させる構造となっており、最
近、特に灯油を気化してガス状にした後燃焼させる石油
ファンヒーターなるものが次々と発表されており、いわ
ゆる強制給排気式暖房機のように給排気筒を備える必要
がなく、持ち運びが自由となり、手軽に温風暖房が得ら
れるということで一般家庭でも広く使用されるようにな
ってきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、強制対流式
暖房機では室内空気を単に循環させて運転しているわけ
であるか、燃焼時間が経過するに従って室内の酸素濃度
が低くなり、やがては不完全燃焼を起こし、一酸化炭素
の濃度が逆に増加して、頭痛等が生じるとともに気分が
悪くなったり延いては人命事故につながる場合もあり、
通常、この種の暖房機の使用中は1時間に1〜2回換気
して新鮮な空気を補給するように注意書を出しているも
のがある。
【0004】しかし、意識して定期的に換気することは
うっかりして忘れたりする場合もあり、室内の空気が汚
染されたままの状態で使用されることもある。
【0005】そこで、室内空気の一酸化炭素濃度や酸素
濃度を測定して警報したり、あるいは換気扇を自動的に
作動させているものが提案されている。
【0006】しかしながら、一酸化炭素や酸素を検知す
るセンサーは、一般に感度のバラツキが大きく、経時変
化もある等、不都合な点が多く、従ってセンサーの価格
もそれだけ割高となっており、特に灯油を用いる強制対
流式暖房機では燃焼温度がかなり高くなるため、実用的
価値の高いセンサーはきわめて少ない状態であった。
【0007】本考案は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、運転スイッチを手動操作して運転開始を指示した
場合でも、運転時間を限られた時間とし、この時間経過
後の室内空気の汚染を防止することにより、強制対流式
暖房機の安全性を向上させたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述のような課題を解決
するために、手動操作により運転開始を指示する運転ス
イッチを有し、この運転スイッチの指示により運転を開
始し、燃焼部における燃焼によって生じる燃焼後の燃焼
ガスを室内に放出する形式の暖房機において、上記運転
スイッチの指示に関連して自動的に計時動作を開始し、
計時動作開始後、一定時間を計時して運転停止を指示す
る信号を発生するタイマー手段と、このタイマー手段か
らの上記信号を受けて運転の停止制御を行う手段と、上
記運転停止を指示する信号の発生前に警報を発生する警
報手段と、手段操作により上記タイマー手段による計時
をクリアするクリア手段とを具備する。
【0009】
【作用】運転スイッチにより運転を開始すると、タイマ
ー手段により一定時間を計時し始める。この一定時間を
計時し終わる前に警報手段が警報を発生する。この時、
クリア手段を操作すると、タイマー手段の計時がクリア
されるので、運転停止を指示する信号が発生せず、運転
は継続する。しかし、クリア手段を操作しなければ、上
記タイマー手段が一定時間を計時した時、運転停止を指
示する信号が発生して、運転が停止される。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例を示す強制対流式暖房機の
安全装置の電気回路図、図2はその動作を示すタイムチ
ャート図である。
【0011】図1において、1はpushしているとき
のみ接点が離れており、pushして暖房機の運転を停
止するスイッチである。2はpushしているときのみ
接点が接続される運転開始用の運転スイッチである。3
は上記運転開始用の運転スイッチ2に並列に接続される
リレー接点である。4は暖房機の負荷回路、5は制御ト
ランス、6は整流器、7は電源用コンデンサ、8はPN
Pトランジスタ9のコレクタに接続されるリレーであ
り、上記リレー接点8を有する。10はPNPトランジ
スタ11、NPNトランジスタ12及び13からなる発
振回路であり、その発振周波数はコンデンサ14、充電
抵抗15、放電抵抗16により決定され、上記PNPト
ランジスタ11のコレクタから出力される。
【0012】18はバイナリカウンタであり、上記発振
回路10の出力信号Aをクロック入力端子に接続するこ
とによりタイマー手段を構成する。コンデンサ19及び
抵抗20はオートクリヤ回路を構成し、電源投入時上記
バイナリカウンタ18をリセットするためのものであ
り、21はpushしたときのみ任意にこのバイナリカ
ウンタ18をリセットすることができるリセットスイッ
チである。
【0013】22は上記発振回路10の出力信号A、こ
の出力信号Aの27倍の周期を有する出力信号B(Q7
及び212倍の周期を有する出力信号C(Q12)を入力と
するアンドゲートであり、23はこのアンドゲードの出
力端子に接続されるNPNトランジスタ、24はこのN
PNトランジスタのコレクタ側に接続されてなる電子ブ
ザーであり、その発振周波数は約2KH2であり、上記
出力信号Bにより間欠的に発生するように制御されるも
のである。又、上記PNPトランジスタ9のベースには
上記出力信号Aの213倍の周期を有する出力信号Dを発
生する出力端子Q13が接続されている。
【0014】次に上記構成からなる本発明の実施例につ
いて図2に示したタイムチャート図を参照してその動作
を説明する。
【0015】まず、スイッチ2をpushして電源を投
入する。今、例えば、発熱量が約300Kcalタイプ
の暖房機を標準の6畳程度の広さの部屋で使用する場合
を想定して上記放電抵抗16の抵抗値が周期1秒
(T1)の発振周波数(出力信号)Aに調整されている
ものとする。上記バイナリカウンター18の出力端子Q
7から27倍の周期128秒の出力信号Bが発生しHig
h信号期間64秒(T2)、Low信号期間64秒
(T3)となり、約1分間、一秒の周期でもって上記電
子ブザー24を発音させる制御信号を発生する。
【0016】さらに出力端子Q12からは212倍の周期4
096秒出力信号Cが発生し、High信号期間204
8秒(T4)、Low信号期間2048秒(T5)とな
り、暖房機の運転開始より約34分で電子ブザー24を
作動させる信号を発生する。上記出力信号A,B及びC
はアンドゲード22に入力されているから、アンドゲー
ド22の出力信号Eは、上記周期T1を有する発振周波
数A周期T2,T3により繰返し発生される形となり、し
かも、この信号の発生開始は出力信号Cにより運転開始
より少なくとも期間T5、即ち約34分経過した後であ
る。そして上記信号EによりNPNトランジスタ23が
作動し、電子ブザー24が発音する。この電子ブザー2
4は周波数約2KHZの周有振動数を有するのである
が、前述したように周期1秒程度の間欠した警報音を発
することになる。(上記電子ブザー24の代りに警報ラ
ンプを点灯もしくは点滅させてもよい。)尚、電源投入
時には上記コンデサ19及び抵抗20からなるオートク
リヤ回路により上記バイナリカウンタ18のカウントは
常にリセットされており、暖房機の運転開始からカウン
トが始まるようになっている。
【0017】さて、上記電子ブザー24は運転開始後、
上記図2のタイムチャート図に示すように正確には期間
6,(T6=T5+T3)、即ち約35分後に発音するこ
とになり使用者に対して部屋の換気をするように警報を
発する。そして発音継続時間T2は約1分程度であるの
で、例えば窓等を開放して室内の空気を換気する時間、
つまり換気実行時間の目安ともなり得るものであり、電
子ブザー24の発音が停止すると、今度は窓等を閉じた
後、リセットスイッチ21をpushしてバイナリカウ
ンタ18の内容をリセットすれば再度カウントを始め
る。
【0018】さて上記電子ブザー24が作動してから、
期間T7,(T7=T4−T3)即ち約33分が経過すれ
ば、上記バイナリカウンタ18の出力端子Q13から、
「Low」から「High」に反転する出力信号Dすな
わち、運転停止を指示する信号が発生し、上記PNPト
ランジスタ9のベースに入力される。するとこのPNP
トランジスタ9はOFFしてリレー8への通電を停止す
るためリレー接点8は開成し、電源は遮断されることに
なる。つまり、上記PNPトランジスタ9、リレー8及
びリレー接点3が信号Dを受けて暖房機の運転の停止制
御を行う手段となる。
【0019】従って、暖房機の運転は停止され、室内の
空気がそれ以上汚染されるのが防止される。
【0020】即ち、6畳の場合、リセットスイッチ21
を操作しない限り運転スイッチ2を操作してからほぼ一
定時間(約68分)後に運転を停止するための信号D
(停止信号)が自動的に出て、運転が自動的に停止され
るわけである。
【0021】上記一定時間は機器を通常状態で使用して
いる場合において、室内空気が人体に悪影響を与える程
度の酸素濃度あるいは一酸化炭素濃度にならない時間で
あることが望ましい。
【0022】もっとも、この時間は機器の燃焼量、燃焼
性態、使用場所等あるいは、人体に悪影響を及ぼす一酸
化炭素濃度若しくは酸素濃度をどの程度と見るか等によ
って幅が出来るが、最長でも、燃焼ガスによる室内空気
の汚染によって生じる人命にかかわる重大事故を防止で
きる時間でなければならない。従って、この時間は短か
ければ短い程よいわけであるが、暖房機の使い勝手を考
慮し、この実施例では、従来から言われている1時間に
1回位の換気という考え方に対応させている。
【0023】
【発明の効果】叙上のように本発明のよれば運転スイッ
チにより運転開始を指示した場合でも、室内空気の汚染
による事故が生じない運転時間をもって必ず自動的に運
転を停止するようにし、給排気筒を備えていないこの種
強制対流式暖房機を使用する際において安全性を向上さ
せることができる。
【0024】又、運転停止前には、それを報知するの
で、クリア手段を操作することにより運転を停止状態を
経ることなく運転を継続させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる強制対流式暖房機の
安全装置を示す電気回路図である。
【図2】本発明にかかる強制対流式暖房機の動作を示す
タイムチャート図である。
【符号の説明】
2 運転スイッチ 4 暖房機の負荷回路 8 リレー 9 トランジスタ 10 発振回路 18 バイナリカウンタ 24 発音体(電子ブザー)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作により運転開始を指示する運転
    スイッチを有し、この運転スイッチの指示により運転を
    開始し、燃焼部における燃焼によって生じる燃焼後の燃
    焼ガスを室内に放出する形式の暖房機において、 上記運転スイッチの指示に関連して自動的に計時動作を
    開始し、計時動作開始後、一定時間を計時して運転停止
    を指示する信号を発生するタイマー手段と、このタイマ
    ー手段からの上記信号を受けて運転の停止制御を行う手
    段と、上記運転停止を指示する信号の発生前に警報を発
    生する警報手段と、手段操作により上記タイマー手段に
    よる計時をクリアするクリア手段とを具備した強制対流
    式暖房機。
JP4097576A 1992-04-17 1992-04-17 強制対流式暖房機 Pending JPH05126332A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4097576A JPH05126332A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 強制対流式暖房機

Applications Claiming Priority (1)

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JP4097576A JPH05126332A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 強制対流式暖房機

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JPH05126332A true JPH05126332A (ja) 1993-05-21

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ID=14196073

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JP4097576A Pending JPH05126332A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 強制対流式暖房機

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JP (1) JPH05126332A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011149594A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Gastar Corp 燃焼装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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