JPH05122726A - 高精細カラー映像信号の記録再生方式 - Google Patents

高精細カラー映像信号の記録再生方式

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JPH05122726A
JPH05122726A JP3278034A JP27803491A JPH05122726A JP H05122726 A JPH05122726 A JP H05122726A JP 3278034 A JP3278034 A JP 3278034A JP 27803491 A JP27803491 A JP 27803491A JP H05122726 A JPH05122726 A JP H05122726A
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signal
signals
channel
fifo
color difference
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JP3278034A
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Akihiro Tozaki
明宏 戸崎
Motooki Sugihara
源興 杉原
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/81Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded sequentially only
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/797Processing of colour television signals in connection with recording for recording the signal in a plurality of channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the signal
    • H04N9/7973Processing of colour television signals in connection with recording for recording the signal in a plurality of channels, the bandwidth of each channel being less than the bandwidth of the signal by dividing the luminance or colour component signal samples or frequency bands among a plurality of recording channels

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  • Multimedia (AREA)
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハイビジョン信号の記録再生をなす装置の低
コスト化と垂直ブランキング期間の有効利用を容易にす
る。 【構成】 ハイビジョン信号を分解して得られるコンポ
ーネント信号を3つのチャンネル信号として記録する
際、原コンポーネント信号の同一水平ラインに属する輝
度成分と色差成分とを組み合わせ複合Hラインを得てチ
ャンネル信号とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、高精細カラー映像信号の記録再
生方式に関する。
【0002】
【背景技術】例えばハイビジョン信号と称される高精細
カラー映像信号(以下単にハイビジョン信号と称する)
は1フレーム当り1125本の水平走査ライン(以下Hライ
ンと称する)からなり、例えば、約30MHzの周波数
帯域に亘って分布している。かかる広帯域のハイビジョ
ン信号をそのまま例えば6MHz程度の狭帯域の在来の
光ディスクに記録することは出来ない。そこで、MUS
E方式の如きディジタル化による帯域圧縮ディスクの高
密度化等の方策が考えられる。
【0003】一方、なるべく現用のディスクプレーヤを
活用するハイビジョン信号の記録再生方式として、本出
願人による特許願平成2年第143589号において開示され
た装置がある。上記した特願平2−143589に開示された
装置においては図1に示された如き送信装置によって輝
度信号Y及び色差信号PR,PBを3つのチャンネル信
号に変換して送信あるいは記録する。すなわち、入力信
号としての輝度信号Y及び色差信号PR,PBをA/D
コンバータ1,2,3によって例えば8ビットのディジ
タル信号に変換する。そして、色差信号PR,PBにつ
いては線順次プリフィルタ4,5によって画面垂直方向
において帯域制限が施される。こうして得られる3つの
ディジタル信号について時間軸伸長・変換回路6によっ
て時間軸伸長すると共に時間軸も変換して輝度信号Yの
6つの連続する区間のうちの前半の3つのH区間及び後
半の3つのH区間を3つのチャンネルに振り分け、色差
信号PRの奇数Hと色差信号PBの偶数Hを同様に3つ
のチャンネルに振り分けてチャンネル信号を生成する。
これらの3つの組合せ信号は映像処理回路7によって同
期信号を付加されて図2に示す如き構成の複合Hライン
からなる3つのチャンネル信号となる。そして、D/A
コンバータ8,9,10によってアナログ信号とされて
各々例えば別の光ディスクに記録される。勿論、単一の
ディスクの3トラックとして記録されることもあり得
る。
【0004】図3は、図1に示した記録装置中の時間軸
伸長変換回路6の具体例を示す。この時間軸伸長変換回
路6は、2水平ライン分の容量を有するFIFO13〜
21を含み、各FIFOは入力端子IN、出力端子OU
T、書込可能端子WE、書込リセット端子WR、読出可
能端子RE及び読出リセット端子RRを有する。FIF
O13〜15の入力端子INにはコンポーネント信号の
輝度成分が供給され、出力端子OUTは3H遅延回路を
経てスイッチS5〜S7の固定接点に接続されている。
FIFO16〜18の入力端子及びFIFO19〜21
の入力端子INには色差信号PR及びPBが各々供給さ
れる。また、FIFO16〜21の出力端子OUTは各
スイッチS5〜S7の固定接点に接続されている。
【0005】図3に示した時間軸伸長変換回路6の動作
について図4によって説明する。すなわち、図4(A)
〜(C)に示す如きコンポーネント信号PR,PB,Y
が供給されると、FIFO13〜15には図示しない書
込可能信号WEが水平同期信号に同期して供給されて、
FIFO13〜15は、輝度成分を3Hおきの2H分を
時間軸伸長しつつ記憶する。そして、これを図示しない
読出可能信号REによってトリガしつつ読み出して図4
(D)〜(F)に示す如き輝度成分を得る。なお、この
間、図4(G)〜(H)に示す如き輝度成分書込リセッ
ト及び輝度成分読出リセット信号YWR及びYRRがF
IFO13〜15に交互に供給される。
【0006】FIFO16〜18には、図示しない書込
可能信号WEが供給されて奇数HラインのPRが書き込
まれ、FIFO19〜21には同様にして偶数Hライン
のPBが書き込まれる。そして、FIFO16〜18か
らは図4(J)〜(L)に示される如きタイミングに
て、PR成分が読み出され、FIFO19〜21からは
図4(M)〜(P)に示される如きタイミングにてPB
成分が読み出される。なお、この間、図4(Q),
(R)に示される如き色差成分書込リセット信号CWR
及び色差成分読出リセット信号CRRがFIFO16〜
18及びFIFO19〜21に交互に供給される。
【0007】FIFO13〜15からのY成分は3H遅
延回路によって3H分遅延せしめられて図5(A),
(B),(C)の如くなり、結局得られるチャンネル
1,2,3信号の構成は図5(D),(E),(F)の
如くなる。こうして、記録媒体に記録された3つのチャ
ンネル信号は演奏装置(図示せず)によって再生されて
図6に示す再生装置に供給される。この再生装置におい
ては、まず、入力チャンネル信号をA/Dコンバータ2
0,21,22によってディジタル化した後、時間軸圧
縮・変換回路23によって輝度信号Y及びカラー信号C
を得る。カラー信号Cについては線順逆変換回路24に
よって色差信号PR,PBを得る。得られた色差信号P
R,PBは、輝度信号Yと共に映像処理回路25によっ
て処理されて更にD/Aコンバータ26,27,28に
よってD/A変換されて元の輝度信号Y、色差信号P
B,PRに変換されるのである。
【0008】ここで、再生側における時間軸圧縮変換回
路23の1例を図7に示す。この回路において、FIF
O4,1、FIFO5,2及びFIFO6,3にはそれ
ぞれチャンネル信号1,2,3が供給される。輝度信号
Yの書込リセットパルスYWRがFIFO4,5,6の
書込リセット端子に供給され、色差信号Cの書込リセッ
トパルスCWRがFIFO1,2,3の書込リセット端
子に供給される。また、FIFO4,5,6の読出リセ
ット端子には輝度信号Yの読出リセットパルスYRRが
供給され、FIFO1,2,3の読出リセット端子に
は、色差信号Cの読出リセットパルスCRRが供給され
る。
【0009】FIFO4,5,6によって各チャンネル
信号から抽出されかつ時間軸圧縮されたY成分はスイッ
チS1のリセットパルスに同期した駆動信号による切換
動作によって連続する輝度信号Yとして出力される。F
IFO1,2,3によって各チャンネル信号によって抽
出されかつ時間軸圧縮されたC成分はスイッチS2のス
イッチS1と同様な切換動作によって線順次処理色差信
号に変換されて出力される。
【0010】上記した図6の時間軸変換圧縮回路23の
動作について図8を参照しつつ説明する。図8(A)〜
(C)は、チャンネル1〜3信号の時間軸上の構成を示
しており図5(D)〜(F)において示したと同様な構
成である。図8(G),(H)に示す色差信号の書込及
び読出リセットパルスCWR及びCRRによって制御さ
れてFIFO1,2,3は各々図8(D),(E),
(F)に示される如く色差Hライン信号PR(2n−
1),PB2n(nは自然数)を抽出して出力する。こ
のとき例えば1/1,1の時間軸圧縮もなされる。ま
た、図8(M)及び(N)に示す輝度信号の書込及び読
出リセットパルスYWR及びYRRによって制御された
FIFO4,5,6は図8(J),(K),(L)に示
す如き輝度Hライン信号Yn(nは自然数)を送出す
る。なお、FIFO4,5,6は時間軸変換と共に例え
ば1/2,2の時間軸圧縮もなす。そして、スイッチS
1を経た輝度出力は図8(Q)の如くであり、スイッチ
S2を経た色差出力は図8(P)の如くである。
【0011】ここで、メモリとしてのFIFO1ないし
6の容量について検討してみると、YとCの組は元のハ
イビジョン信号の3倍の長さを持っており、Yについて
は3ライン単位、CについてはPRとPBとからなって
いるので6Hライン単位として組み合せが定められてい
る。かかる組み合せを含む3つのチャンネル信号から複
合するのであり、図8にも示す如く、Yについては6H
ライン単位Cについては12Hライン単位でFIFOを
動作させている。従って、FIFOの容量はYについて
は2Hライン分Cについては4Hライン分が必要であ
る。
【0012】更に、上記した3つのチャンネル信号を同
一媒体上の隣接トラック上に記録するようにした場合、
ドロップアウト補正における別な問題が生ずる。すなわ
ち、図9に示される3つのチャンネル信号を担うトラッ
クにドロップアウトを生ずるようなキズDOがあったと
き、輝度Hライン信号Y47,Y48,Y49が欠落す
ることになる。このような場合図10に示す1H遅延回
路30及び切換スイッチS3を用いたドロップアウト回
路によるドロップアウト保証では十分な保証は不可能で
ある。
【0013】かかる問題を解決する方策の1つが特開平
2−180492号公報に開示されている。この開示内
容は2チャンネルの場合に限定されているが、3チャン
ネル以上の場合にも拡張することが可能である。すなわ
ち、3チャンネルの場合を例に取ると、記録側では図1
1に示す如きカラーコンポーネント信号記録装置によっ
て記録媒体へ記録し、再生側では図13に示すカラーコ
ンポーネント信号再生装置によって、媒体からの信号を
再生する。記録装置は、チャンネル1信号及びチャンネ
ル2信号に対して各々4複合Hライン遅延器11及び2
複合Hライン遅延器12を有する他は図1の記録装置と
同様な構成であり、再生装置はチャンネル2信号及びチ
ャンネル3信号に対して各々2複合Hライン遅延器30
及び4複合ライン遅延器31を有する他は図6の再生装
置と同様な構成である。これらの記録再生装置を用いる
事により、図12のように、同じ時点で隣り合うライン
が並ぶ事がなくなり、十分な保証が可能になる。
【0014】ところで、図2の如き信号配列の各チャン
ネル信号を複合Hライン毎に積み重ねた型式とすると図
14の如く表わされる。そして原ハイビジョン信号の5
58H〜602H及び1121H〜40Hまでが垂直ブラン
キング期間V1及びV2である。よって、図14におい
て太線で囲った部分が垂直ブランキング期間である。図
から明らかな如く、垂直ブランキング期間の開始時点が
時間軸上において一致しないので、もし、垂直ブランキ
ング期間に音声データ信号や制御信号を挿入せんとする
と、垂直ブランキング期間の属するHライン全てを用い
ることが困難であり、しかも、ドロップアウト対策のた
めには6複合Hライン分のメモリが必要であり、更に、
図7において示した如く時間軸圧縮変換するためには再
生側で18Hライン分のメモリを必要とする故コスト高
を招来する。
【0015】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、ハイビジョン
信号の垂直ブランキング期間の活用を容易にし、必要な
メモリ容量を小とするハイビジョン信号の狭帯域記録媒
体を用いた記録再生方式を提供することである。
【0016】
【発明の構成】単一のカラー映像信号を表わす1つの輝
度信号と2つの色差信号を各々時間軸伸長し、前記2つ
の色差信号を線順次化しつつ前記輝度信号と水平ライン
単位に組み合せた複合Hラインからなる3つのチャンネ
ル信号に変換した後、得られたチャンネル信号を記録し
て再生する記録再生方式であって、前記チャンネル信号
の各々の1つの複合水平ラインに含まれる輝度信号と前
記色差信号との水平ライン番号を同一にしたことを特徴
とする記録再生方式。
【0017】
【発明の作用】3つのチャンネル信号の各々に含まれる
1の複合水平ライン内の輝度成分と色差成分の原水平ラ
イン番号が互いに等しい故に、記録媒体上における3つ
のチャンネル信号の垂直期間の領域が単純な形状とな
り、また、記録・再生系におけるメモリの総容量を減ら
す事ができる。
【0018】
【実施例】図15は、本発明によるチャンネル信号生成
回路を示している。このチャンネル信号生成回路は、各
々が2H分の容量を有して、Y成分の2H分を保持し得
るFIFO22〜24を有している。また、各々が1H
分の容量を有してPR及びPB成分を保持し得るFIF
O25〜30をも有している。各FIFOは入出力端子
IN及びOUTの他に書込可能端子WE及び読出可能単
位REを有し、更に書込リセット端子WR及び読出リセ
ット端子RRをも有している。また、FIFO22〜2
4の入力端子INにはY信号が供給され、FIFO25
〜27の入力端子INにはPR信号が供給され、FIF
O28〜30の入力端子INにはPB信号が供給され
る。FIFO22,25,28のOUT端子は切換スイ
ッチS8の固定接点に接続され、FIFO23,26,
29のOUT端子は切換スイッチS9の固定接点に接続
され、FIFO24,27,30のOUT端子は切換ス
イッチS10の固定接点に接続されている。
【0019】また、FIFO22〜24のWR端子に
は、輝度成分書込リセット信号YWRが供給され、FI
FO25〜30のWR端子には、色差成分書込リセット
信号CWRが供給される。FIFO22〜24のRR端
子には輝度成分読出リセット信号YRRが供給され、F
IFO25〜30のRR端子には、色差成分読出リセッ
ト信号CRRが供給される。
【0020】次に図16(A)〜(R)を参照して、図
15の回路の動作について説明する。まず、図16
(A)〜(C)に示される如き原水平ラインに同期し
て、FIFO22〜24の図示しないWE信号が供給さ
れて、FIFO22〜24には輝度信号の2H期間おき
のHライン、例えば…Y38,Y41…;…Y39,Y
42…;…Y40,Y43…がそれぞれ書き込まれる。
なお、このとき、図16(G)に示す如き書込リセット
信号YWRがFIFO22〜24に供給される。そし
て、図16(H)に示す如き読出リセット信号YRR
と、図示しない読出可能信号REがFIFO22〜24
に供給されて、FIFO22〜24は図16(D),
(E),(F)に示す如く、記憶した輝度成分Y38,
Y39,Y40を時間軸伸長しつつ同時に出力する。こ
のとき、例えばWE信号の供給によりFIFO22に書
き込まれた輝度成分Y41が、RE信号の供給によりF
IFO22から読み出されるまでの間に、FIFO22
には輝度成分Y44も書き込まれる。このことからFI
FO22の記憶容量は2H分のデータを記憶できなけれ
ばならない。このことはFIFO23,24についても
同様である。
【0021】FIFO25〜27及び28〜30には予
め線順次処理した色差信号PR,PBが供給される。そ
して、図16(Q)に図示された色差成分書込リセット
信号CWRと、色差信号の線順次後の各水平ライン区間
に対応した書込可能信号WE(図示せず)がFIFO2
5〜27及び28〜30にそれぞれ供給されて、これら
のFIFOには色差信号の、例えば、…PR41,PR
47,PR53,…;…PR39,PR45,PR5
1,…;…PR43,PR49,PR55,…;…PB
38,PB44,PB50,…;…PB42,PB4
8,PB54,…;…PB40,PB46,PB52,
…;が順次書き込まれる。そして、FIFO25〜30
からの色差成分の読み出しは、図16(R)に示す如き
色差成分読出リセット信号CRRと色差成分読出可能信
号RE(図示せず)によってなされ、図16(J)〜
(P)に示される如きタイミングにて色差信号が読み出
される。このとき、例えばWE信号によりFIFO25
に書き込まれた色差成分PR41は、次のPR47が書
き込まれるまでには、RE信号によりFIFO25から
読み出されている。よってFIFO25の記憶容量は1
H分のデータを記憶出来れば十分である。このことはF
IFO26〜30についても同様である。
【0022】切換スイッチS8〜S10は、FIFO2
2,25,28の出力、FIFO23,26,29の出
力、FIFO24,27,30の出力を順にチャンネル
1,2,3信号として中継して図17(A),(B),
(C)の如きチャンネル1,2,3信号を生成する。図
17(A),(B),(C)から明らかな如く、本発明
によって生成されたチャンネル1,2,3信号において
は複合Hラインを構成する色差成分と輝度信号の原Hラ
イン番号が互いに等しいのである。こうして得られたチ
ャンネル1,2,3信号は、光ディスク等の記録媒体に
おいて隣接トラックあるいは3つの記録媒体上に記録さ
れる。
【0023】図18は、こうして記録されたチャンネル
1,2,3信号の記録媒体上での分布を示し、垂直ブラ
ンキング期間は太線によって囲まれた領域V1及びV2
である。この分布状況からも明らかな如く、本発明によ
って生成されたハイビジョン信号のコンポーネント信号
に基づくチャンネル信号によれば、チャンネル信号同士
を隣接トラックに記録した場合において、垂直ブランキ
ングの領域が単純な形状となっており、垂直ブランキン
グ区間に種々の制御信号あるいは情報信号を収容して
も、これらの信号の読み取りに要する読み取りタイミン
グ信号を3チャンネル共に、同様な方法で発生すること
が出来、読み取り回路の構成が比較的小となり、コスト
ダウンが図れる。
【0024】こうして、チャンネル1,2,3信号とし
て3つの隣接トラックあるいは記録媒体に記録されたハ
イビジョン信号を再生するに当っては、光ディスクプレ
ーヤ等の記録媒体演奏装置によってチャンネル1,2,
3信号を読み取りこれらのチャンネル1,2,3信号を
図19に示す如き時間軸圧縮変換回路23′へ供給す
る。チャンネル1,2,3信号をD/A変換してアナロ
グ信号として記録した場合には、読み取られたチャンネ
ル1,2,3信号はA/D変換されて時間軸圧縮変換回
路23′へ供給される。
【0025】時間軸圧縮変換回路23′は、FIFO7
〜12を含み、FIFO7,10にはチャンネル1信号
が供給され、FIFO8,11にはチャンネル2信号が
供給され、FIFO9,12にはチャンネル3信号が供
給される。そして、図示しない書込可能信号WEが各複
合H区間に対応し供給されるので、FIFO7,8,9
は各チャンネル信号の色差成分のみを記憶し、図示しな
い読出可能信号REに同期して図20(D),(E),
(F)に示す如く読み出される。なお、このとき、図2
0(G),(H)に示す如き色差信号書込リセット信号
CWR及び色差信号読出リセット信号CRRがFIFO
7,8,9に対して交互に供給されるのである。
【0026】また、FIFO10,11,12に対して
も、図示しない書込可能信号WEが供給されて各チャン
ネル信号の輝度成分のみが書き込まれて、1複合Hライ
ン後に図示しない読出可能信号REに同期して図19
(J),(K)(L)に示す如く時間軸圧縮されて読み
出される。なおこのとき、図20(M),(N)に示す
如き輝度信号書込リセット信号YWR及び輝度信号読出
リセット信号YRRがFIFO10〜12に交互に供給
されるのである。
【0027】こうしてFIFO7〜12から読み出され
た色差成分及び輝度成分が切換スイッチS11,S12
の動作によって元の輝度信号Y及び色差信号Cとして再
生されるのである。ここで、従来の媒体記録信号である
図8(A),(B),(C)と本発明の媒体記録信号図
20(A),(B),(C)とを比較してみると、色信
号に対して従来は6Hライン周期、本発明では3Hライ
ン周期である事がわかる。従って再生側では、従来のC
のFIFOの動作単位は12Hライン単位となり、各々
のFIFOの容量は4Hライン分となるが、本発明で
は、CのFIFOの動作単位は6Hライン単位となり、
各々のFIFOの容量は2Hライン分となる。よって再
生側の時間軸変換部のFIFOの総容量は従来18Hラ
イン分であるのに対して、本発明では12Hライン分と
なっておりコストダウンが図れる。
【0028】なお、図17(A),(B),(C)に示
したチャンネル1,2,3信号を同一に記録媒体の隣接
トラック上に記録する場合、図10を参照して説明した
ドロップアウトの悪影響を避けるために、チャンネル1
信号に対して2複合水平ライン分の遅延を与え、チャン
ネル2信号に対して1複合水平ライン分の遅延を与えて
図21(A),(B),(C)に示す如くしてから記録
媒体の隣接トラック上に記録するのが良い。
【0029】この場合の記録側の構成は図11の4復号
Hライン遅延を2複合Hライン遅延、2複合Hライン遅
延を1複合Hラインにしたものに等しく、再生側の構成
は図13の4複合Hライン遅延を2複合Hライン遅延、
2複合Hライン遅延を1複合Hライン遅延にしたものに
等しい。従って、例えば再生側でこの機能を達成するた
めに必要な総遅延量は従来6複合Hライン分だったの
が、本発明では3複合Hライン分となる。
【0030】この遅延は、ふつうメモリによって構成さ
れるので、ここでもコストダウンが図れる。
【0031】
【発明の効果】上記したことから明らかな如く、本発明
によるハイビジョン信号の記録再生方式によれば、3つ
のチャンネル信号各々の複合水平ラインを構成する原輝
度及び色差水平ライン信号のライン番号を互いに同一と
したので、垂直ブランキング期間の有効利用が容易にな
る。しかも3つのチャンネル信号を隣接トラック上に記
録する場合のドロップアウト対策用の遅延時間を短縮す
ることが可能となった。また、時間軸変換用FIFOの
容量が小さく出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前提となるコンポーネント信号を実行
する記録及び再生装置を示すブロック図。
【図2】(A),(B),(C)は、図1及び図6の装
置によって実行される記録再生方式におけるチャンネル
信号の構成の先行例を示すタイムチャート。
【図3】図1の装置における時間軸伸長変換回路の先行
例を示す回路図。
【図4】(A)〜(R)は、図3の回路図の動作を説明
するタイムチャート。
【図5】(A)〜(F)は、図3の回路図の動作を説明
するタイムチャート。
【図6】本発明の前提となるコンポーネント信号を実行
する記録及び再生装置を示すブロック図。
【図7】図6の装置の時間軸圧縮変換回路の先行例を示
す回路図。
【図8】図7の回路図の動作を説明するタイムチャー
ト。
【図9】図2に示した信号にドロップアウトが生じた場
合を示すタイムチャート。
【図10】ドロップアウト補償回路の一例を示す回路
図。
【図11】図1及び図6の装置に遅延回路を付加した装
置を示す回路図。
【図12】図11及び図13の装置によって記録された
チャンネル信号の記録フォーマットを示すタイムチャー
ト。
【図13】図1及び図6の装置に遅延回路を付加した装
置を示す回路図。
【図14】図2(A),(B),(C)及び図8
(A),(B),(C)に示されるチャンネル信号の垂
直ブランキング期間の記録媒体上における分布を示すフ
ォーマット図。
【図15】本発明によるコンポーネント信号記録再生方
式を実行するための記録側におけるチャンネル信号生成
装置を示すブロック図。
【図16】(A)〜(R)は図15の装置の動作を説明
するためのタイムチャート。
【図17】(A)〜(C)は図15の装置の動作を説明
するためのタイムチャート。
【図18】図15の装置によって記録されたチャンネル
信号の記録媒体上における分布を示すフォーマット図。
【図19】図15の装置によって記録されたチャンネル
信号を読み取った後にこれを輝度信号とカラー信号とし
て変換する時間軸圧縮変換回路を示す回路図。
【図20】図19の回路図の動作のタイムチャート。
【図21】(A),(B),(C)は図20(A),
(B),(C)に示すチャンネル信号に所定の遅延を与
えて記録する場合のフォーマットを示すタイムチャー
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のカラー映像信号を表わす1つの輝度
    信号と2つの色差信号を各々時間軸伸長し、前記2つの
    色差信号を線順次化しつつ前記輝度信号と水平ライン単
    位に組み合せた複合水平ラインからなる3つのチャンネ
    ル信号に変換した後、得られたチャンネル信号を記録し
    て再生する記録再生方式であって、 前記チャンネル信号の各々の1つの複合水平ラインに含
    まれる輝度信号と前記色差信号との水平ライン番号を同
    一にしたことを特徴とする記録再生方式。
JP3278034A 1991-10-24 1991-10-24 高精細カラー映像信号の記録再生方式 Pending JPH05122726A (ja)

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JPH0722408B2 (ja) * 1987-02-09 1995-03-08 松下電器産業株式会社 映像信号記録方法
JPH03201687A (ja) * 1989-09-19 1991-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置

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