JPH0730852A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

映像信号記録再生装置

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Publication number
JPH0730852A
JPH0730852A JP5172976A JP17297693A JPH0730852A JP H0730852 A JPH0730852 A JP H0730852A JP 5172976 A JP5172976 A JP 5172976A JP 17297693 A JP17297693 A JP 17297693A JP H0730852 A JPH0730852 A JP H0730852A
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JP
Japan
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video signal
signal
recording
circuit
eye
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Application number
JP5172976A
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English (en)
Inventor
Koichi Yamashita
孝一 山下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体画像を記録できる映像信号記録再生装置
を得ることを目的とする。 【構成】 第1の映像信号処理系21、第1の磁気ヘッ
ド51からなる第1の記録系は、左眼対応映像信号を磁
気テープ60上の第1のトラック61に記録する。第2
の映像信号処理系22、第2の磁気ヘッド52からなる
第2の記録系は、右眼対応映像信号を磁気テープ60上
の第2のトラック62に記録する。再生された左眼対応
映像信号と右眼対応映像信号とをパラレル/シリアル変
換回路30で各々時間軸圧縮し、フィールド単位で時分
割多重して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、立体画像を記録できる
ビデオ・テープ・レコーダ(以下、「VTR」という)
等の映像信号記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】立体TVには、立体感のある映像を得る
原理によっていくつかの方法があるが例えば、視覚の残
像現象を利用した高速シャッター付きの眼鏡を使用する
方法がある。この方法に基づいた立体画像システムにつ
いて以下に簡単に説明する。撮像系は左眼からの視界を
撮影する左眼用カメラと、右眼からの視界を撮影する右
眼用カメラから構成され、この左眼用カメラと右眼用カ
メラは、左眼、右眼各々の視界を撮影できるように、お
互いの間隔や角度を調整して設置される。左眼用カメラ
からの出力信号と右眼用カメラからの出力信号は、ディ
スプレイモニタ上に1/120秒周期で交互に映し出さ
れる。
【0003】左眼用カメラから出力される左眼対応映像
信号と右眼用カメラから出力される右眼対応映像信号
を、1/2の時間に時間軸圧縮してフィールド単位で交
互に時間軸多重する。まず、1フィールド1/60秒間
の左眼対応映像信号を時間軸圧縮して1フィールド1/
120秒間の左眼対応映像信号を得て、次に1フィール
ド1/60秒間の右眼対応映像信号を時間軸圧縮して1
フィールド1/120秒間の右眼対応映像信号を得て、
1フィールド1/120秒間の左眼対応映像信号と1フ
ィールド1/120秒間の右眼対応映像信号を、1フィ
ールド単位で交互に位置するように時間軸圧縮多重す
る。
【0004】表示は1フィールド1/120秒間の左眼
対応映像信号と右眼対応映像信号が交互に時間軸圧縮多
重された信号を、垂直走査周波数が120[Hz]のデ
ィスプレイモニタに入力して表示する。視聴者は、左眼
の視界と右眼の視界を交互に1/120秒周期で遮蔽す
る高速シャッター付き眼鏡をかけて、ディスプレイモニ
タを見る。この高速シャッター付き眼鏡の左眼の視界と
右眼の視界の遮蔽動作は、ディスプレイモニタの垂直走
査周波数に同期し、ディスプレイモニタに左眼の視界が
映っているときには右眼の視界を遮蔽するように動作
し、ディスプレイモニタに右眼の視界が映っているとき
には左眼の視界を遮蔽するように動作する。
【0005】従来、広く民生用途に使用されてきた映像
信号記録再生装置としてVHS方式のVTRがある。こ
れは、NTSC方式等のTV標準信号を記録するように
構成されている。NTSC方式の映像信号の場合、フィ
ールド周波数は60[Hz]であるので、NTSC方式
に対応したVHS方式VTRは、1秒間に60枚の画像
しか記憶できない。立体画像信号は、左眼対応映像信号
と右眼対応映像信号が交互に時間軸圧縮多重されて1秒
間に120枚の画像を持つのでNTSC方式に対応した
VHS方式VTRに記録することは不可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像信号記録再
生装置は、立体画像を記録できないなどの問題点があっ
た。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、立体画像を記録できる映像信号記
録再生装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号記録再生装置は、2系統の信号を2系統の記録領
域に同時に記録する記録回路と、2系統の信号を1系統
の信号に変換する信号変換回路とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明に係る映像信号記録再生装
置は、2系統の信号を2系統の記録領域に同時に記録す
る記録回路と、1系統の信号を2系統の信号に変換する
信号変換回路と、2系統の信号を1系統の信号に変換す
る信号変換回路とを備えたものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明における映像信号記録再生装置
は、2系統の信号を記録媒体の2系統の記録領域に同時
に記録し、この記録媒体かた再生した2系統の再生信号
を1系統の信号に変換する。
【0011】請求項2の発明における映像信号記録再生
装置は、1系統の入力信号を2系統の信号に変換し、こ
の2系統の信号を記録媒体の2系統の記録領域に同時に
記録し、この記録媒体から再生した2系統の再生信号を
1系統の信号に変換する。
【0012】
【実施例】実施例1.以下、本発明の実施例1について
説明する。図1は請求項1の発明の一実施例による映像
信号記録再生装置を示すブロック回路図である。図にお
いて、1は第1の入力端子、2は第2の入力端子、21
は第1の映像信号処理系、22は第2の映像信号処理
系、30はパラレル/シリアル変換回路、40は出力端
子、51は第1の磁気ヘッド、52は第2の磁気ヘッ
ド、60は磁気テープ、61は第1のトラック、62は
第2のトラック、63は第3のトラック、64はコント
ロールトラックである。
【0013】次に動作について説明する。まず、記録時
の動作について説明する。第1の入力端子1は、左眼用
カメラから出力される左眼対応映像信号が印可され、左
眼対応映像信号を第1の映像信号処理系21に供給す
る。第1の映像信号処理系21は、左眼対応映像信号を
パラレル/シリアル変換回路30に供給すると同時に、
磁気テープに記録するための信号形態に変換処理を施し
て、第1の記録信号を得て、第1の磁気ヘッド51に供
給する。磁気テープに記録するための信号形態には、例
えば、色差信号と輝度信号を時間軸圧縮多重した信号を
周波数変調した信号形態や、低域変換搬送色信号と周波
数変調輝度信号を周波数多重した信号形態や、複合映像
信号を周波数変調した信号形態等がある。第1の磁気ヘ
ッド51は、第1の記録信号を磁気テープ60上の第1
のトラック61に記録する。第1の磁気ヘッド51は、
実際には1個の磁気ヘッドに限定するものではなく、第
1の映像信号処理系21から出力された第1の記録信号
が供給されるシリンダー上に対向して配置された1対の
ヘッドを想定している。
【0014】第2の入力端子2には、右眼用カメラから
出力される右眼対応映像信号が印可され、右眼対応映像
信号を第2の映像信号処理系22に供給する。第2の映
像信号処理系22は、右眼対応映像信号をパラレル/シ
リアル変換回路30に供給すると同時に、磁気テープに
記録するための信号形態に変換処理を施して、第2の記
録信号を得て、第2の磁気ヘッド52に供給する。磁気
テープに記録するための信号形態には、例えば、色差信
号と輝度信号を時間軸圧縮多重した信号を周波数変調し
た信号形態や、低域変換搬送色信号と周波数変調輝度信
号を周波数多重した信号形態や、複合映像信号を周波数
変調した信号形態等がある。第2の磁気ヘッド52は、
第2の記録信号を磁気テープ60上の第2のトラック6
2に記録する。第2の磁気ヘッド52は、実際には1個
の磁気ヘッドに限定するものではなく、第2の映像信号
処理系22から出力された第2の記録信号が供給される
シリンダー上に対向して配置された1対のヘッドを想定
している。
【0015】次に再生時の動作を説明する。第1の磁気
ヘッド51は、磁気テープ60上の第1のトラック61
に記録されている信号を再生する。第1の映像信号処理
系21は、磁気テープに記録するための信号形態から変
換前のベースバンドの映像信号に復元処理を施して、左
眼用映像信号をパラレル/シリアル変換回路30に供給
する。第2の磁気ヘッド52は、磁気テープ60上の第
2のトラック62に記録されている信号を再生する。第
2の映像信号処理系22は、磁気テープに記録するため
の信号形態から変換前のベースバンドの映像信号に復元
処理を施して、右眼用映像信号をパラレル/シリアル変
換回路30に供給する。パラレル/シリアル変換回路3
0は、第1の映像信号処理系21から出力された左眼用
映像信号と、第2の映像信号処理系22から出力された
右眼用映像信号を各々時間軸圧縮して、フィールド単位
で交互に時間軸多重して、出力端子40から出力する。
【0016】次に、パラレル/シリアル変換回路30の
動作について、図2のブロック回路図に基づいて説明す
る。図において、3は第3の入力端子、4は第4の入力
端子、71は第1の時間軸圧縮回路、72は第2の時間
軸圧縮回路、80は遅延回路、91は切り換え回路、4
0は出力端子である。
【0017】図2に示すパラレル/シリアル変換回路3
0を構成する各回路部分の出力信号の波形を図3に示
す。第3の入力端子3には、第1の映像信号処理系21
から出力された左眼対応映像信号が印可され、左眼対応
映像信号を第1の時間軸圧縮回路71に供給する。第1
の時間軸圧縮回路71は、第3の入力端子3に印可され
た左眼対応映像信号を各フィールド毎に1/2の時間に
時間軸圧縮して、入力映像信号の各フィールドの前半に
対応する位相関係部分では無信号、後半に対応する位相
関係部分では入力映像信号の1/2時間軸圧縮信号であ
るような構造の信号を出力し、切り換え回路91の一方
の入力端子に供給する。
【0018】第4の入力端子4には、第2の映像信号処
理系22から出力された右眼対応映像信号が印可され、
右眼対応映像信号を第2の時間軸圧縮回路72に供給す
る。第2の時間軸圧縮回路72は、第4の入力端子4に
印可された右眼対応映像信号を各フィールド毎に1/2
の時間に時間軸圧縮して、入力映像信号の各フィールド
の前半部分では無信号、後半部分では右眼対応映像信号
の1/2時間軸圧縮信号であるような構造の信号を出力
し、遅延回路80に供給する。
【0019】遅延回路80は、1/2時間軸圧縮された
右眼対応映像信号を入力信号の1フィールドの半分の時
間だけ遅延させて第1の時間軸圧縮回路71の出力信号
において無信号部分となっている部分に対応する位相関
係にして、切り換え回路91の他方の入力端子に供給す
る。
【0020】切り換え回路91は、一方の入力端子に供
給された第1の時間軸圧縮回路71出力信号の1/2時
間軸圧縮左眼対応映像信号が存在する部分と、他方の入
力端子に供給された遅延回路80出力信号の1/2時間
軸圧縮右眼対応映像信号が存在する部分とを選択するよ
うに信号を切り換えて出力端子40から出力する。
【0021】第1の時間軸圧縮回路71、第2の時間軸
圧縮回路72の動作について、図4のブロック回路図に
基づいて説明する。図において、701は第1の時間軸
圧縮回路71あるいは第2の時間軸圧縮回路72の入力
端子に相当する入力端子、702はアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換回路、703はデジタル
信号を記憶するデジタル・メモリ、704はデジタル信
号をアナログ信号に変換するD/A変換回路、705は
第1の時間軸圧縮回路71あるいは第2の時間軸圧縮回
路72の出力端子に相当する出力端子、706は書き込
みクロックを発生させるライト・クロック発生回路、7
07は読み出しクロックを発生させるリード・クロック
発生回路である。
【0022】入力端子701には、左眼対応あるいは右
眼対応の映像信号が印可される。A/D変換回路702
は、映像信号をライト・クロック発生回路706から供
給されるクロックで標本化して、例えば8ビットあるい
は10ビットに量子化してデジタル・メモリ703に供
給する。デジタル・メモリ703は、例えば1フィール
ド分のデジタル化された映像信号を記憶できるだけの容
量を有する。デジタル・メモリ703は、ライト・クロ
ック発生回路706から出力されるライト・クロックの
タイミングに従ってA/D変換回路702から出力され
た映像信号のデジタル・データが書き込まれる。また、
書き込み側とは独立に、リード・クロック発生回路70
7から出力されるリード・クロックのタイミングに従っ
て、映像信号のデジタル・データが読み出される。ライ
ト・クロック発生回路706から出力されるライト・ク
ロックは、例えば色副搬送周波数の4倍の周波数で、入
力端子に印可される映像信号に同期したものである。リ
ード・クロック発生回路707から出力されるリード・
クロックは、ライト・クロックの2倍の周波数で、例え
ば色副搬送周波数の8倍の周波数で入力端子に印可され
る映像信号に同期したものである。
【0023】次に時間軸圧縮の様子を図5の波形図につ
いて説明する。入力端子701に印可された入力信号
は、A/D変換回路702でデジタル化され、デジタル
・メモリ703に供給される。デジタル・データは、ラ
イト・クロックのタイミングで垂直同期期間の先頭から
順にデジタル・メモリ703に書き込まれる。デジタル
・メモリ703に垂直同期期間の先頭から1フィールド
ごとに書き込まれるように、垂直同期期間の先頭に位置
するように生成したリセット・パルスの立ち上がりエッ
ジでリセットをかける。入力信号の1フィールドの前半
部分に対応する位相関係のデジタル・データを書き込ん
でいる時は、読み出しを停止し、入力信号の1フィール
ドの後半部分に対応する位相関係のデジタル・データを
書き込んでいる時は、ライト・クロックの2倍の周波数
のリード・クロックのタイミングで読み出しを行う。
【0024】ライト・クロックは色副搬送周波数の4倍
の周波数の連続波であり、リード・クロックはライト・
クロックの2倍、つまり色副搬送周波数の8倍の周波数
で垂直走査周期の後半部分だけのバースト波である。例
えば、NTSC方式の映像信号を色副搬送周波数の4倍
の周波数で標本化した場合、1水平走査周期あたり91
0標本点、1垂直走査周期あたり910×263=23
9330標本点ある。例えば10ビットで量子化した場
合、デジタル・メモリ703の記憶容量は239330
0ビット必要になる。デジタル化した映像信号を垂直同
期期間の先頭エッジでリセットして、垂直同期期間の先
頭から順番に色副搬送周波数の4倍の周波数のタイミン
グで書き込む。デジタル・メモリ703に120120
標本点書き込んだ段階で、書き込みを継続しながら、同
時に書き込まれている信号を先頭からライト・クロック
の2倍の周波数で読み出す。1フィールド分の映像信号
のデジタル・データを書き込むとほぼ同時に、読み出し
も終了する。以降は、垂直同期期間の先頭で再びリセッ
トがかけられ、次のフィールドの先頭からデジタル・デ
ータが書き込まれ、同様な処理が続けられる。
【0025】上記実施例では、映像信号記録再生装置単
体について説明したが、左眼用カメラが第1の入力端子
1に接続され、右眼用カメラが第2の入力端子2に接続
されているような、カメラ一体形の映像信号記録再生装
置であっても、同様に動作し同様な効果が得られる。
【0026】また、上記実施例では、映像信号記録再生
装置単体について説明したが、垂直走査周波数が120
[Hz]のディスプレイモニタが出力端子40に接続さ
れているような、表示装置を内蔵した映像信号記録再生
装置であっても、同様に動作し同様な効果が得られる。
【0027】また、上記実施例では、映像信号記録再生
装置に記録する信号を立体画像を構成する信号に限って
説明したが、2系統の現行の標準映像信号を記録する映
像信号記録再生装置や、ハイビジョン信号を2チャンネ
ルに分割して記録する映像信号記録再生装置と共用する
ように構成しても良い。
【0028】また、記録時に、現行映像信号か、ハイビ
ジョン信号か、立体画像信号か、いずれの映像信号を記
録するかを示すコードを、例えばコントロールパルスの
デューティ比を変化させてコントロールトラック64に
記録させるように構成しても良い。この記録映像信号の
識別のためのコードの付与方法は、コントロールパルス
のデューティ比を変化させる方法に限らず、記録映像信
号を識別できる方法であればいかなる方法によっても良
い。
【0029】また、再生時には、例えばコントロールト
ラック64に記録されているコントロールパルスのデュ
ーディ比を変化させる考え方を利用して記録したコード
を読みとって、記録されている信号が現行映像信号か、
ハイビジョン信号か、立体画像信号かを判断して、現行
映像信号の場合であれば、例えば第1の映像信号処理系
21(第2の映像信号処理系22)の処理を行って出力
するように、ハイビジョン信号の場合であれば、2チャ
ンネルに分割していた信号を合成して入力信号と同様な
信号形態に復元して出力するように、立体画像信号の場
合であれば、パラレル/シリアル変換回路30で2系統
の信号を1系統の信号に変換して出力するように制御す
るように構成しても良い。
【0030】実施例2.以下、本発明の実施例2につい
て説明する。図6は請求項2の発明の一実施例による映
像信号記録再生装置を示すブロック回路図である。図に
おいて、5は入力端子、10はシリアル/パラレル変換
回路、21は第1の映像信号処理系、22は第2の映像
信号処理系、30はパラレル/シリアル変換回路、40
は出力端子、51は第1の磁気ヘッド、52は第2の磁
気ヘッド、60は磁気テープ、61は第1のトラック、
62は第2のトラック、63は第3のトラック、64は
コントロールトラックである。
【0031】次に動作について説明する。まず、記録時
の動作について説明する。入力端子5には、1/2時間
軸圧縮された左眼対応映像信号と、右眼対応映像信号と
をフィールド毎に交互に時間軸多重した信号が印可さ
れ、シリアル/パラレル変換回路10に供給する。シリ
アル/パラレル変換回路10は、フィールド毎に交互に
時間軸多重された信号を、1/2時間軸圧縮された左眼
対応映像信号と右眼対応映像信号とに分離して、その各
々を時間軸伸張して左眼対応映像信号を第1の映像信号
処理系21に供給し、右眼対応映像信号を第2の映像信
号処理系22に供給する。
【0032】第1の映像信号処理系21は、左眼対応映
像信号をパラレル/シリアル変換回路30に供給すると
同時に、磁気テープに記録するための信号形態に変換処
理を施して、第1の記録信号を得て、第1の磁気ヘッド
51に供給する。磁気テープに記録するための信号形態
には、例えば、色差信号と輝度信号を時間軸圧縮多重し
た信号を周波数変調した信号形態や、低域変換搬送色信
号と周波数変調輝度信号を周波数多重した信号形態や、
複合映像信号を周波数変調した信号形態等がある。
【0033】第1の磁気ヘッド51は、第1の記録信号
を磁気テープ60上の第1のトラック61に記録する。
第1の磁気ヘッド51は、実際には1個の磁気ヘッドに
限定するものではなく、第1の映像信号処理系21から
出力された第1の記録信号が供給されるシリンダー上に
対向して配置された1対のヘッドを想定している。
【0034】第2の映像信号処理系22は、右眼対応映
像信号をパラレル/シリアル変換回路30に供給すると
同時に、磁気テープに記録するための信号形態に変換処
理を施して、第2の記録信号を得て、第2の磁気ヘッド
52に供給する。磁気テープに記録するための信号形態
には、例えば、色差信号と輝度信号を時間軸圧縮多重し
た信号を周波数変調した信号形態や、低域変換搬送色信
号と周波数変調輝度信号を周波数多重した信号形態や、
複合映像信号を周波数変調した信号形態等がある。第2
の磁気ヘッド52は、第2の記録信号を磁気テープ60
上の第2のトラック62に記録する。第2の磁気ヘッド
52は、実際には1個の磁気ヘッドに限定するものでは
なく、第2の映像信号処理系22から出力された第2の
記録信号が供給されるシリンダー上に対向して配置され
た1対のヘッドを想定している。
【0035】次に再生時の動作を説明する。第1の磁気
ヘッド51は、磁気テープ60上の第1のトラック61
に記録されている信号を再生する。第1の映像信号処理
系21は、磁気テープに記録するための信号形態から変
換前のベースバンドの映像信号に復元処理を施して、左
眼用映像信号をパラレル/シリアル変換回路30に供給
する。第2の磁気ヘッド52は、磁気テープ60上の第
2のトラック62に記録されている信号を再生する。第
2の映像信号処理系22は、磁気テープに記録するため
の信号形態から変換前のベースバンドの映像信号に復元
処理を施して、右眼用映像信号をパラレル/シリアル変
換回路30に供給する。パラレル/シリアル変換回路3
0は、第1の映像信号処理系21から出力された左眼用
映像信号と、第2の映像信号処理系22から出力された
右眼用映像信号を、各々時間軸圧縮して、フィールド単
位で交互に時間軸多重して、出力端子40から出力す
る。
【0036】次に、シリアル/パラレル変換回路10の
動作について、図7のブロック回路図に基づいて説明す
る。図において、5は入力端子、92は切り換え回路、
80は遅延回路、73は第1の時間軸伸長回路、74は
第2の時間軸伸長回路、41は第1の出力端子、42は
第2の出力端子である。
【0037】図7に示すシリアル/パラレル変換回路1
0を構成する各回路部分の出力信号の波形を図8に示
す。入力端子5には、1/2時間軸圧縮された左眼対応
映像信号と右眼対応映像信号とをフィールド毎に交互に
時間軸多重した信号が印可され、切り換え回路92に供
給する。切り換え回路92は、1/2時間軸圧縮された
左眼対応映像信号と右眼対応映像信号とをフィールド毎
に交互に時間軸多重した信号のうち、1/2時間軸圧縮
された左眼対応映像信号は切り換え回路92の第1の出
力端子から出力するように、1/2時間軸圧縮された右
眼対応映像信号は切り換え回路92の第2の出力端子か
ら出力するように動作する。
【0038】切り換え回路92の第1の出力端子から出
力された1/2時間軸圧縮された左眼対応映像信号は、
遅延回路80に供給される。遅延回路80は、1/2時
間軸圧縮された左眼対応映像信号を標準の時間軸の映像
信号における1フィールドの半分の時間だけ遅延させて
切り換え回路92の第2の出力端子の出力信号に対応す
る位相関係にして、第1の時間軸伸長回路73に供給す
る。
【0039】第1の時間軸伸長回路73は、遅延回路8
0から入力された1/2時間軸圧縮された左眼対応映像
信号を、各フィールド毎に2倍の時間に時間軸伸長して
無信号部分を無くした信号を第1の出力端子41から出
力する。第2の時間軸伸長回路74は、切り換え回路9
2から入力された1/2時間軸圧縮された右眼対応映像
信号を、各フィールド毎に2倍の時間に時間軸伸長して
無信号部分を無くした信号を第2の出力端子42から出
力する。
【0040】第1の時間軸伸長回路73および、第2の
時間軸伸長回路74の構成は、図4のブロック回路図と
同一であるので説明を省略する。
【0041】次に動作を説明する。入力端子701に
は、1/2時間軸圧縮された左眼対応あるいは右眼対応
の映像信号が印可される。A/D変換回路702は、映
像信号をライト・クロック発生回路706から供給され
るクロックで標本化して、例えば8ビットあるいは10
ビットに量子化してデジタル・メモリ703に供給す
る。デジタル・メモリ703は例えば1フィールド分の
デジタル化された映像信号を記憶できるだけの容量を有
する。デジタル・メモリ703は、ライト・クロック発
生回路706から出力されるライト・クロックのタイミ
ングに従って、A/D変換回路702から出力された映
像信号のデジタル・データが書き込まれる。また、書き
込み側とは独立に、リード・クロック発生回路707か
ら出力されるリード・クロックのタイミングに従って、
映像信号のデジタル・データが読み出される。ライト・
クロック発生回路706から出力されるライト・クロッ
クは、例えば色副搬送周波数の8倍の周波数で、入力端
子に印可される映像信号に同期したものである。リード
・クロック発生回路707から出力されるリード・クロ
ックは、ライト・クロックの1/2の周波数で例えば色
副搬送周波数の4倍の周波数で、入力端子に印可される
映像信号に同期したものである。
【0042】次に時間軸伸長の様子を、図9の波形図に
ついて説明する。図4において、入力端子701に印可
された入力信号は、A/D変換回路702でデジタル化
されデジタル・メモリ703に供給される。デジタル・
データは、ライト・クロックのタイミングで垂直同期期
間の先頭から順にデジタル・メモリ703に書き込まれ
る。デジタル・メモリ703に垂直同期期間の先頭から
1フィールドごとに書き込まれるように、図9の垂直同
期期間の先頭に位置するように生成したリセット・パル
スの立ち上がりエッジでリセットをかける。1/2時間
軸圧縮した映像信号のデジタル・データの部分では書き
込みを行い、無信号部分では書き込みを停止する。読み
出しは、ライト・クロックの1/2の周波数のリード・
クロックのタイミングで連続して読み出しを行う。
【0043】ライト・クロックは、色副搬送周波数の8
倍の周波数で、入力信号の映像信号のデジタル・データ
が存在する部分だけのバースト波、リード・クロックは
ライト・クロックの1/2、つまり色副搬送周波数の4
倍の周波数の連続波である。デジタル化した映像信号を
垂直同期期間の先頭エッジでリセットして、垂直同期期
間の先頭から順番に色副搬送周波数の8倍の周波数のタ
イミングで書き込み、1/2時間軸圧縮された映像信号
を書き込んだ段階で、書き込みを停止する。書き込みを
開始すると同時に、書き込まれている信号を先頭からラ
イト・クロックの1/2の周波数で読み出し、1/2時
間軸圧縮された映像信号のデジタル・データの書き込み
を終了した後も、読み出しを継続する。以降は、垂直同
期期間の先頭で再びリセットがかけられ次のフィールド
の先頭からデジタル・データが書き込まれ、同様な処理
が続けられる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、2系統の信号を2系統の記録領域に同時に記録し、
2系統の再生信号を1系統の信号に変換するように構成
したので撮像系から直接供給される2系統信号からなる
立体画像の記録が行えるなどの効果がある。
【0045】また、請求項2の発明によれば、1系統の
入力信号を2系統の信号に変換して、2系統の信号を2
系統の記録領域に同時に記録し、再生した2系統の信号
を1系統の信号に変換するように構成したので、ディス
プレイモニタに直接入力できる1系統信号からなる立体
画像の記録が行えるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置を示すブロック回路図である。
【図2】請求項1の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置のパラレル/シリアル変換回路のブロック回路
図である。
【図3】請求項1の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置のパラレル/シリアル変換回路の動作を説明す
るための信号波形図である。
【図4】請求項1および請求項2の発明の一実施例によ
る映像信号記録再生装置のパラレル/シリアル変換回路
を構成する時間軸圧縮回路、請求項2の発明の一実施例
による映像信号記録再生装置のシリアル/パラレル変換
回路を構成する時間軸伸長回路のブロック回路図であ
る。
【図5】請求項1の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置のパラレル/シリアル変換回路を構成する時間
軸圧縮回路の動作を説明するための信号波形図である。
【図6】請求項2の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置を示すブロック回路図である。
【図7】請求項2の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置のシリアル/パラレル変換回路のブロック回路
図である。
【図8】請求項2の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置のシリアル/パラレル変換回路の動作を説明す
るための信号波形図である。
【図9】請求項2の発明の一実施例による映像信号記録
再生装置のシリアル/パラレル変換回路を構成する時間
軸伸長回路の動作を説明するための信号波形図である。
【符号の説明】
10 シリアル/パラレル変換回路 21 第1の映像信号処理系 22 第2の映像信号処理系 30 パラレル/シリアル変換回路 60 磁気テープ 61 第1のトラック 62 第2のトラック 63 第3のトラック 71 第1の時間軸圧縮回路 72 第2の時間軸圧縮回路 73 第1の時間軸伸長回路 74 第2の時間軸伸長回路 80 遅延回路 91 第1の切り換え回路 92 第2の切り換え回路 702 A/D変換回路 703 デジタル・メモリ 704 D/A変換回路 706 ライト・クロック発生回路 707 リード・クロック発生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号記録再生装置は、2系統の信号を記録媒体の2系
統の記録領域に同時に記録する記録回路と、上記記録媒
体から再生した2系統の信号を1系統の信号に変換する
信号変換回路とを備えたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2の発明に係る映像信号記録再生装
置は、1系統の信号を2系統の信号に変換する信号変換
回路と、この2系統の信号を記録媒体の2系統の記録領
域に同時に記録する記録回路と、上記記録媒体から再生
された2系統の信号を1系統の信号に変換する信号変換
回路とを備えたものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【作用】請求項1の発明における映像信号記録再生装置
は、2系統の信号を記録媒体の2系統の記録領域に同時
に記録し、この記録媒体か再生した2系統の再生信号
を1系統の信号に変換する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】第1の時間軸伸長回路73は、遅延回路8
0から供給された1/2時間軸圧縮された左眼対応映像
信号を、各フィールド毎に2倍の時間に時間軸伸長して
無信号部分を無くした信号を第1の出力端子41から出
力する。第2の時間軸伸長回路74は、切り換え回路9
2から供給された1/2時間軸圧縮された右眼対応映像
信号を、各フィールド毎に2倍の時間に時間軸伸長して
無信号部分を無くした信号を第2の出力端子42から出
力する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/797 9/815 13/00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2系統の信号を記録媒体の2系統の記録
    領域に同時に記録する記録回路と、上記記録媒体から再
    生した2系統の信号を1系統の信号に変換する信号変換
    回路とを備えたことを特徴とする映像信号記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 この1系統の信号を2系統の信号に変換
    する信号変換回路と、2系統の信号を記録媒体の2系統
    の記録領域に同時に記録する記録回路と、上記記録媒体
    から再生された2系統の信号を1系統の信号に変換する
    信号変換回路とを備えたことを特徴とする映像信号記録
    再生装置。
JP5172976A 1993-07-13 1993-07-13 映像信号記録再生装置 Pending JPH0730852A (ja)

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JP5172976A JPH0730852A (ja) 1993-07-13 1993-07-13 映像信号記録再生装置

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