JPH05128411A - 磁気記録再生システム - Google Patents

磁気記録再生システム

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JPH05128411A
JPH05128411A JP28436691A JP28436691A JPH05128411A JP H05128411 A JPH05128411 A JP H05128411A JP 28436691 A JP28436691 A JP 28436691A JP 28436691 A JP28436691 A JP 28436691A JP H05128411 A JPH05128411 A JP H05128411A
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JP
Japan
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video data
digital video
digital
field
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP28436691A
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English (en)
Inventor
Shinji Takemoto
信治 竹本
Kunio Suesada
邦雄 末定
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のディジタルVTRをN台用いて、超ス
ローモーションディジタル映像データを記録・再生する
システムを提供する。 【構成】 垂直走査周波数のN倍で走査してなる1チャ
ンネルのディジタル映像データを、セパレータ1により
垂直走査周波数で走査したディジタル映像データと同一
形式のNチャンネルの映像データに振り分ける。このデ
ィジタル映像データを、各1本のテープを載置したN台
のディジタルVTR(2〜4)で記録して、通常の記録
方式で記録するフィールド数のN倍で記録する。また、
記録したN本のテープをN台のディジタルVTR(2〜
4)のバリアブルモードで再生して得られるNチャンネ
ルのディジタル映像データを、シンセサイザ5により垂
直走査周波数に等しい1チャンネルのディジタル映像デ
ータに合成して、滑らかな動きの映像が表現できる超ス
ローモーションの記録再生を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルVTRによる
超スローモーションディジタル映像データの記録再生す
る磁気記録再生システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シリンダの回転速度が30Hz
以下のアナログVTRでは、1つのテレビ方式におい
て、垂直走査周波数のN倍で走査したものからなる映像
信号を、シリンダ及びキャプスタンの回転速度をN倍に
上げて記録することによって、通常の記録手法のN倍の
フィールド数を記録する。
【0003】また、前記手法で記録したテープをシリン
ダ及びキャプスタンの回転速度を通常速度に戻し、バリ
アブルモード(ピエゾ素子上に再生ヘッドを搭載して、
記録されたトラック上を追従させる方法により可変速再
生するモード)でオントラック再生することによって、
滑らかな動きの映像が表現できる超スローモーションの
記録再生を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の超スローモ
ーションの記録再生手法を適用して、通常の記録手段の
N倍のフィールド数を記録するために、シリンダの回転
速度が90〜150HzのディジタルVTRのシリンダ
及びキャプスタンの回転速度をN倍に上げると、例え
ば、1/3倍速の超スローモーションの映像データを記
録再生するためには、シリンダの回転速度を270〜4
50Hzに上げなければならないことになる。
【0005】しかし、上記従来の技術では、上記速度に
シリンダの回転速度を上げると、シリンダの振動や耐久
性,ヘッドとテープの接触状態,ヘッドの周波数特性等
が劣化し、画質や音質が悪化する上に、これらの技術的
な問題を解決するためには莫大な開発費用がかかるた
め、従来の手法の枠組みの中では実用化が困難であっ
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、ディジタルVTRをN台用いて、超スローモーショ
ンの記録再生ができる磁気記録再生システムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生システムは、垂直走査周波数の
N倍で走査したものからなる1チャンネルのディジタル
映像データを入力し、前記垂直走査周波数のNチャンネ
ルのディジタル映像データに振り分けるセパレータと、
各1本のテープを載置して、前記セパレータからのNチ
ャンネルのディジタル映像データをそれぞれ1チャンネ
ルずつ記録し、オントラック再生するN台のディジタル
VTRと、前記N台のディジタルVTRからのNチャン
ネルのディジタル映像データを入力し、1チャンネルの
ディジタル映像データに合成するシンセサイザとを備え
ている。
【0008】
【作用】上記した構成により、本発明の磁気記録再生シ
ステムは、1つのテレビ方式において、垂直走査周波数
のN倍で走査したものからなる1チャンネルのディジタ
ル映像データをセパレータにより、垂直走査周波数で走
査したディジタル映像データと同一形式のチャンネルの
映像データに振り分ける。このディジタル映像データを
各1本のテープを載置したN台のディジタルVTRで記
録することにより、通常の記録方式で記録するフィール
ド数のN倍で記録できる。
【0009】また、前記手法で記録したN本のテープを
N台のディジタルVTRのバリアブルモードで再生して
得られるNチャンネルのディジタル映像データを、シン
セサイザによって垂直走査周波数に等しい1チャンネル
のディジタル映像データに合成することにより、滑らか
な動きの映像が表現できる超スローモーションの記録再
生ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、NTSC
方式のコンポジットディジタルVTRを用いた1/3倍
速の超スローモーションのコンポジットディジタル映像
データの記録再生を例にとり、図面を参照しながら説明
する。以下、コンポジットディジタルVTRをディジタ
ルVTR、コンポジットディジタル映像データをディジ
タル映像データと記述する。
【0011】図1において、1は垂直走査周波数の3倍
で走査したものからなる1チャンネルのディジタル映像
データを、垂直走査周波数の3チャンネルのディジタル
映像データに振り分けるセパレータ、2,3,4は各1
本のテープを載置してセパレータ1で振り分けられた映
像データを記録再生するディジタルVTR、5はディジ
タルVTR2,3,4によりバリアブルモードの1/3
倍速でオントラック再生された映像データを、垂直走査
周波数の1チャンネルのディジタル映像データに合成す
るシンセサイザである。
【0012】以上のように構成された本実施例の磁気記
録再生システムについて、以下その全体的な動作につい
てガイドラインを説明し、その後、記録再生動作のキー
ポイントであるセパレータ1及びシンセサイザ5の内部
構成と動作について説明する。
【0013】まず、記録動作の概略について述べる。最
初に、垂直走査周波数の3倍で走査したものからなる1
チャンネルのディジタル映像データをセパレータ1に入
力する。セパレータ1では、入力した映像データを1フ
ィールドずつ順次に3チャンネルのディジタル映像デー
タに振り分け、転送速度を1/3に下げてディジタルV
TR2,3,4に出力する。各1本のテープを載置した
ディジタルVTR2,3,4では、振り分けられた映像
データを通常の動作モードで記録する。
【0014】このときのセパレータ1の入力ディジタル
映像データと、そのフィールドナンバー及び出力ディジ
タル映像データと、そのフィールドナンバーとの関係を
図2に示す。図2の横軸は時間(秒)で、Tはフィール
ド周期1/59.94秒である。同図の(a)は入力し
た垂直走査周波数の3倍で走査したものからなるディジ
タル映像データとそのフィールドナンバー、(b),
(c),(d)は、それぞれディジタルVTR2,3,
4に割り当てたディジタル映像データとそのフィールド
ナンバーを示す。0秒からT秒までを例にとると、セパ
レータ1では、入力された3フィールド分の情報を、フ
ィールド1をディジタルVTR2に、フィールド2をデ
ィジタルVTR3に、フィールド3をディジタルVTR
4に割り当てる順序で3チャンネルに振り分け、その転
送レートを1/3に下げて出力することを示している。
以下、フィールド4以降のディジタル映像データについ
ても同様の順序で記録する。なお、同図中の(a)と
(b)〜(d)とのフィールドの位相のずれは、セパレ
ータ1内部の1構成要素であるメモリ手段にFIFOを
用いたことによって生ずる遅れである。
【0015】次に、再生動作の概略について説明する。
まず、記録した3本のテープをディジタルVTR2,
3,4に記録時と同じ組合せで1本ずつ載置し、バリア
ブルモードの1/3倍速でオントラック再生して、シン
セサイザ5に入力する。シンセサイザ5では、入力され
た3チャンネルの再生映像データをフィールドを単位と
して、記録時に入力されたディジタル映像データと同一
順序でつなぎ合わせ、垂直走査周波数に等しい1チャン
ネルのディジタル映像データに合成して出力することに
より、記録時の入力ディジタル映像データの1/3倍速
のディジタル映像データとなる。すなわち、3台のディ
ジタルVTRで1/3倍速の超スローモーション記録再
生ができたことになる。
【0016】このときの各ディジタルVTR2,3,4
の再生ディジタル映像データとそのフィールドナンバー
及び、シンセサイザ5の出力ディジタル映像データとそ
のフィールドナンバーとの関係を図3に示す。図3も図
2と同様に横軸が時間(秒)、Tは1/59.94
(秒)である。同図において、(a),(b),(c)
は、それぞれディジタルVTR2,3,4のバリアブル
モードの1/3倍速で再生されたディジタル映像データ
とそのフィールドナンバーを示し、(d)はシンセサイ
ザ5で合成された1チャンネルのディジタル映像データ
とそのフィールドナンバーを表す。0秒から3T秒まで
を例にとると、ディジタルVTR2,3,4はバリアブ
ルモードの1/3倍速で再生動作をしているため、図3
の(a)〜(c)に示すとおり、同一フィールドを3回
ずつ再生する。従って、シンセサイザ5への3チャンネ
ルの入力データは、それぞれ、0秒から3T秒までT秒
を周期として繰り返されるディジタル映像データであ
り、これらの再生データを時分割に、0.5T秒から
1.5T秒までにフィールド1を、1.5T秒から2.
5T秒までにフィールド2を、2.5T秒から3.5T
秒までにフィールド3を順次取り出すことにより、記録
時の入力映像データの走査周波数の1/3倍速のディジ
タル映像データが得られ、1/3倍速の超スローモーシ
ョン再生がなされたことになる。なお、各ディジタルV
TRからの出力とシンセサイザ5の出力間のフィールド
のずれは、シンセサイザ5内部の1構成要素であるメモ
リ手段にFIFOを用いたために生ずる遅れである。
【0017】以下、上記手法を用いた1/3倍速の超ス
ローモーション記録動作における図1のセパレータ1の
内部構成と動作について、セパレータ1の内部構成を示
す図4を用いて説明する。
【0018】図4において、6は垂直走査周波数の3倍
で走査したものからなるコンポジットディジタル映像デ
ータを入力するコンポジットパラレルコネクタ、7は入
力されたディジタル映像データを3チャンネルのディジ
タル映像データに振り分けるデマルチプレクサ、8,
9,10はフィールドメモリ、11はフィールドメモリ
8,9,10の書込タイミングを決定する書込手段、1
2はフィールドメモリ8,9,10の読出タイミングを
決定する読出手段、13,14,15は図1のディジタ
ルVTR2,3,4に垂直走査周波数で走査したものか
らなるディジタル映像データを伝送するためのコンポジ
ットパラレルコネクタである。なお、図中の太い実線は
垂直走査周波数の3倍で走査したものからなるディジタ
ル映像データの流れ、細い実線は垂直走査周波数のディ
ジタル映像データの流れ、太い破線は12fscのクロ
ック、細い破線は4fscのクロック、二点鎖線はライ
トイネーブル信号を示す。なお、本実施例では説明の簡
単化のため、フィールドメモリ8,9,10にはFIF
Oを用いる。
【0019】以上のように構成された図1のセパレータ
1の動作について説明する。図4において、コンポジッ
トパラレルコネクタ6から入力された垂直走査周波数の
3倍で走査したものからなるディジタル映像データは、
まず、書込手段11とデマルチプレクサ7に送られる。
書込手段11はこの映像データを受け取って転送クロッ
ク(12fsc)と垂直同期信号を検出し、書き込むべ
きフィールドメモリの指定を行うライトイネーブル信号
を生成する。また、このライトイネーブル信号はデマル
チプレクサに伝送され、検出した転送クロックは書込ク
ロックとしてフィールドメモリ8,9,10及び読出手
段12に伝送される。
【0020】一方、デマルチプレクサ7は、入力された
映像データを受け取ったライトイネーブル信号に従って
フィールドメモリ8,9,10に順次振り分ける。図1
のディジタルVTR2,3,4で記録するディジタル映
像データを保持するためにそれぞれ図4のフィールドメ
モリ8,9,10を用いるとして、このライトイネーブ
ル信号を図2のタイムチャートに照らし合わせると、0
秒からT/3秒まではフィールドメモリ8に、T/3秒
から2T/3秒まではフィールドメモリ9に、2T/3
秒からT秒まではフィールドメモリ10に入力されたデ
ィジタル映像データの書き込みを許可している。
【0021】また、読出手段12は、書込手段11から
伝送された転送クロックを受け取り、その転送クロック
をPLLでロックさせて1/3に分周し、読出クロック
(4fsc)を生成し、フィールドメモリ8,9,10
中に一定のデータが蓄積される時間だけ遅らせて、フィ
ールドメモリ8,9,10に伝送する。また、フィール
ドメモリ8,9,10は、受け取った読出クロックに従
って、それぞれ最初に入力されたデータから順次読み出
し、それぞれコンポジットパラレルコネクタ13,1
4,15を通して図1のディジタルVTR2,3,4に
ディジタル映像データを伝送する。このようにして振り
分けられた垂直走査周波数の3チャンネルのディジタル
映像データは、図1のディジタルVTR2,3,4にて
記録される。
【0022】次に、再生動作について図1のシンセサイ
ザ5の内部構成を示す図5を用いて説明する。図5にお
いて、16,17,18は図1のディジタルVTR2,
3,4からの再生映像データを受け取るコンポジットパ
ラレルコネクタ、19,20,21はフィールドメモ
リ、22,23,24はフィールドメモリ19,20,
21の書込タイミングを決定する書込手段、25はフィ
ールドメモリ19,20,21の読出タイミングを決定
する読出手段、26はフィールドメモリ19,20,2
1から読み出された映像データを1チャンネルに合成す
るマルチプレクサ、27は出力用コンポジットパラレル
コネクタである。
【0023】以上のように構成された図1のシンセサイ
ザ5の動作について図5を参照しながら説明する。
【0024】図5において、コンポジットパラレルコネ
クタ16,17,18から入力された再生映像データは
書込手段22,23,24及びフィールドメモリ19,
20,21に伝送される。書込手段22,23,24で
は、入力された映像データから4fscの転送クロック
と水平及び垂直同期信号を検出し、それぞれ、フィール
ドメモリ19,20,21に前記転送クロックを書込ク
ロックとして送る。また、その内の書込手段24は、読
出手段25に転送クロックと水平及び垂直同期信号を送
る。フィールドメモリ19,20,21は、それぞれ書
込手段22,23,24から受け取った書込クロックに
従って、入力された映像データを書き込む。
【0025】次に、読出手段25は、フィールドメモリ
19,20,21中に適当なデータ量が保持される時間
だけ遅らせた転送クロックを読出クロックとして、フィ
ールドメモリ19,20,21に伝送すると同時に、書
込手段24から受け取った垂直同期信号からリードイネ
ーブル信号を生成し、マルチプレクサ26に伝送する。
このリードイネーブル信号を図3のタイムチャートに照
らし合わせると、0.5T秒から1.5T秒まではフィ
ールドメモリ19を、1.5T秒から2.5T秒までは
フィールドメモリ20を、また、2.5T秒から3.5
T秒まではフィールドメモリ20を選択するように生成
された信号である。マルチプレクサ26では、前記リー
ドイネーブル信号でフィールドメモリ19,20,21
から送られたデータを継ぎ合わせ、1本のディジタル映
像データに変換して、コンポジットパラレルコネクタ2
7を介して出力する。
【0026】このようにして得られる映像データは、1
つのテレビ方式において垂直走査周波数のディジタル映
像データとなり、1/3倍速の超スローモーションディ
ジタル映像データの記録再生ができる。
【0027】また、本実施例では説明の簡略化のため、
3台のディジタルVTRを用いて1/3倍速の超スロー
モーション記録再生システムを例に取ったが、ディジタ
ルVTRをN台に増やすことによって1/N倍速の超ス
ローモーション記録再生ができる。さらに、本実施例の
方式で記録したテープは、1フィールドを単位として順
次に振り分けたディジタル映像データであるため、その
うちの1台のVTRで記録されたテープはそれぞれ位相
が互いにT/3秒ずれた、垂直走査周波数の走査速度の
映像データを記録したテープとなり、図1のシンセサイ
ザ5を用いずに、記録された映像を単独で再生すること
もできる。
【0028】なお、図5に示すシンセサイザ5の内部構
成例では、3つのフィールドメモリ19,20,21と
3つの書込手段22,23,24を用いる構成を示した
が、1つのフィールドメモリと1つの書込手段とで構成
してもよい。この場合は、マルチプレクサ26をフィー
ルドメモリ19,20,21の前段に設け、各コンポジ
ットパラレルコネクタ16,17,18からのディジタ
ル映像データを継ぎ合わせ、1本のディジタル映像デー
タとして、1つのフィールドメモリに書き込んで、読み
出すようにする。これにより、メモリ容量を削減でき
る。
【0029】なお、本実施例では説明の簡略化のためフ
ィールドメモリを用いたが、記憶容量の節約のため、ラ
インメモリを用いて実現することも可能である。但し、
ラインメモリを用いて実現すると、各1本のテープに記
録されたディジタル映像データの記録系列は、テレビ信
号を記録した時の記録系列と異なるため、図1のシンセ
サイザ5を用いて本実施例の再生手順で再生しなければ
ならない。
【0030】また、本実施例ではNTSC方式のコンポ
ジットディジタル映像データを用いたが、コンポーネン
ト方式においても適用できる。また、アスペクト比が
4:3である現行の画面方式に限らず、アスペクト比が
16:9のワイド画面方式、さらにNTSC方式以外の
PAL方式等のディジタル映像データについても超スロ
ーモーションのディジタル映像データの記録再生ができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来不可
能だったディジタルVTRでの超スローモーション再生
を、セパレータとシンセサイザを用いることにより、デ
ィジタルVTRをN台に増やすだけで、コンポーネン
ト,コンポジット,現行画面,ワイド画面及び、NTS
C方式,PAL方式を問わず、さらに、ディジタルデー
タの周波数帯域を狭めることなく、記録再生することが
できる。また、従来の超スローモーション映像の記録に
おいては、シリンダの制御が比較的容易に扱える回転数
に上限があるため、せいぜい1/3倍速から1/4倍速
の超スローモーショインが限界であったが、本方式にお
いては、原理的に1/50倍速から1/60倍速の超ス
ローモーションの記録再生ができる。
【0032】そのうえ、映像信号をフィールド単位で各
ディジタルVTRに振り分けて記録し、音声信号は従来
通りの信号を各VTRで記録したときに、各テープは、
垂直走査周波数で記録したときの記録形式に相当するた
め、1本のテープで通常の映像も再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気記録再生システ
ムの全体構成を示すブロック図
【図2】同実施例におけるセパレータ1の入出力関係を
示すタイムチャート
【図3】同実施例におけるシンセサイザ5の入出力関係
を示すタイムチャート
【図4】同実施例におけるセパレータ1の内部構成例を
示すブロック図
【図5】同実施例におけるシンセサイザ5の内部構成例
を示すブロック図
【符号の説明】
1 セパレータ 2,3,4 ディジタルVTR 5 シンセサイザ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直走査周波数のN倍(Nは正の整数)で
    走査したものからなる1チャンネルのディジタル映像デ
    ータを入力し、前記垂直走査周波数のNチャンネルのデ
    ィジタル映像データに振り分けるセパレータと、 各1本のテープを載置して、前記セパレータからのNチ
    ャンネルのディジタル映像データをそれぞれ1チャンネ
    ルずつ記録し、オントラック再生するN台のディジタル
    VTRと、 前記N台のディジタルVTRからのNチャンネルのディ
    ジタル映像データを入力し、1チャンネルのディジタル
    映像データに合成するシンセサイザと、を備えた磁気記
    録再生システム。
JP28436691A 1991-10-30 1991-10-30 磁気記録再生システム Pending JPH05128411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009005034A1 (ja) * 2007-06-29 2009-01-08 Sony Corporation 撮像装置および撮像方法、記録媒体、並びに、プログラム

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