JPH0512116Y2 - - Google Patents

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JPH0512116Y2
JPH0512116Y2 JP13105786U JP13105786U JPH0512116Y2 JP H0512116 Y2 JPH0512116 Y2 JP H0512116Y2 JP 13105786 U JP13105786 U JP 13105786U JP 13105786 U JP13105786 U JP 13105786U JP H0512116 Y2 JPH0512116 Y2 JP H0512116Y2
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JP
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hole
antenna
vehicle body
outer panel
spot
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車における孔付き小物部品の取
付構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えばアンテナの取付部においては、ル
ーフとピラーの境界部の車体外板にアンテナが貫
通する貫通孔を形成するとともに、車体外板内面
に、前記貫通孔と合致する孔を形成されたアンテ
ナブラケツトを配置してスポツト溶接し、車体外
板の外面に配置されるアンテナベースを、車体外
板及びアンテナブラケツトを貫通するボルトにて
取付けた構造が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記構造ではアンテナブラケツトを
車体外板にスポツト溶接する際に、スポツト火花
によつて前記孔の周縁にバリや錆が発生する可能
性があつた。そこで、これを防止すべく前記孔か
ら離れた位置をスポツト溶接しなければならず、
アンテナブラケツトがかなり大形になるという問
題があつた。
本考案は上記従来の問題を鑑み、上記アンテナ
ブラケツト等の孔付き小物部品において、その孔
の周縁にスポツト火花でバリや錆が発生する虞れ
がなく、小物部品を小さくできるようにすること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するため、小物部品
に形成された孔の周縁にバーリングを形成し、車
体外板に形成された貫通孔と前記孔とを重ね合わ
せた状態で車体外板と小物部品をスポツト溶接し
たことを特徴とする。
(作用) 本考案は、上記構成を有するので、小物部品の
孔の近くでスポツト溶接しても孔の周縁にバーリ
ングを形成してあるので、スポツト火花によつて
孔の周縁にバリや錆が発生する虞れがなく、小物
部品を小さくすることができる。
(実施例) 以下、本考案をアンテナの取付構造に適用した
一実施例を第1図〜第3図を参照しながら説明す
る。
1は車体外板で、ルーフとピラーの境界部品に
アンテナを貫通させるように、長孔からなる貫通
孔2が突設されている。3は、前記貫通孔2に合
致する孔4を形成された小物部品の一例としての
アンテナブラケツトであつて、前記車体外板1の
内面に配置され、スポツト溶接5にて車体外板1
に固着されている。前記アンテナブラケツト3
は、第3図に示すように、略小判状の板材にて構
成され、その両側縁に補強リブ6が折り曲げ形成
されている。前記孔4は、このアンテナブラケツ
ト3の中央部に斜めに穿設された長孔にて構成さ
れており、この孔4の周縁の一部、即ち長孔の両
端部を除く両側縁に、前記補強リブ6とは反対側
に突出するようにバーリング7が突出形成され、
このバーリング7の外側面が前記貫通孔2内に嵌
合するように構成されている。さらに、このアン
テナブラケツト3を車体外板1に固着する前記ス
ポツト溶接5は、第3図に仮想線で示すように、
アンテナブラケツト3の中央部における前記孔4
の両側近傍のスポツト溶接位置8a,8bに配設
されている。また、アンテナブラケツト3の両端
部には、前記車体外板1に穿設されたボルト穴9
bに合致するようにボルト穴9aが穿設されてい
る。そして、第2図に示すように、前記孔4を貫
通させたアンテナ10を保持するアンテナベース
11が車体外板1の外面に配置され、前記ボルト
穴9a,9bを貫通する取付ボルト13とナツト
14にて取付けられている。尚、前記アンテナ1
0はアンテナベース11に形成された保持孔12
に挿通されて保持されている。
以上の構成において、アンテナの取付部におい
て、車体外板1の内面にアンテナブラケツト3を
配置するとともに、その孔4の周縁に形成された
バーリングを貫通孔2に嵌合させ、この状態でス
ポツト溶接位置8a,8bをスポツト溶接5にて
固着し、車体外板1にこのアンテナブラケツト3
を取付ける。この状態で、車体外板1及びアンテ
ナブラケツト3に予め穿設されていたボルト穴9
a,9bは合致し、強度のあるボルト穴9が構成
される。次いで、アンテナ10を取付けるには、
アンテナーベース11を車体外板1の外面に配置
し、取付ボルト13をアンテナベース11の取付
穴11a及び前記ボルト穴9に貫通させ、ナツト
14で締結することによつてアンテナベース11
を取付けることができ、その保持孔12に挿通さ
れたアンテナ10を保持することができる。
本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば対象物品として上記アンテナブラケツ
ト3に限らず、種々の孔付き小物部品に適用する
ことができる。又、バーリングを車体外板の貫通
孔に嵌合させずに、内側に向けて突出させてもよ
い。また、バーリングは孔の全周形成しても、ス
ポツト溶接の近傍部分の一部にのみ形成してもよ
い。
(本考案の効果) 本考案の自動車における孔付き小物部品の取付
構造によれば、以上のように孔の周縁にバーリン
グを施しているので、この孔の近傍位置をスポツ
ト溶接してもスポツト火花が孔の周縁に付着して
バリや錆を発生する虞れがなくなり、従つて孔の
近傍をスポツト溶接することにより小物部品を小
さくすることができ、小さなスペースにも小物部
品を取付けることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断正面図、第2
図は同縦断側面図、第3図はアンテナブラケツト
の斜視図である。 1……車体外板、2……貫通孔、3……アンテ
ナブラケツト(小物部品)、4……孔、5……ス
ポツト溶接、7……バーリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小物部品に形成された孔の周縁にバーリングを
    形成し、車体外板に形成された貫通孔と前記孔と
    を重ね合わせた状態で車体外板と小物部品をスポ
    ツト溶接したことを特徴とする自動車における孔
    付き小物部品の取付構造。
JP13105786U 1986-08-27 1986-08-27 Expired - Lifetime JPH0512116Y2 (ja)

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JP13105786U JPH0512116Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP13105786U JPH0512116Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JPS6337359U JPS6337359U (ja) 1988-03-10
JPH0512116Y2 true JPH0512116Y2 (ja) 1993-03-26

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JP13105786U Expired - Lifetime JPH0512116Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP5254305B2 (ja) * 2010-12-21 2013-08-07 本田技研工業株式会社 車両の上部車体

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JPS6337359U (ja) 1988-03-10

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