JPH0512046Y2 - - Google Patents

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JPH0512046Y2
JPH0512046Y2 JP1986008345U JP834586U JPH0512046Y2 JP H0512046 Y2 JPH0512046 Y2 JP H0512046Y2 JP 1986008345 U JP1986008345 U JP 1986008345U JP 834586 U JP834586 U JP 834586U JP H0512046 Y2 JPH0512046 Y2 JP H0512046Y2
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head
platen
head support
thermal
shaft
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JP1986008345U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサーマルヘツドを使用する感熱記録装
置、特にその記録媒体への接触均一性の改善に関
する。
〔従来の技術〕
感熱記録装置において、サーマルヘツドと記録
媒体例えば感熱記録紙との接触均一性は記録品質
に極めて重要なものとなる。
このため、従来から種々の方式のものが提案さ
れている。第2図はこのような従来の典型的なも
のの一例を示したものである。第2図は従来の感
熱記録装置の要部を示す構成説明図で第2図aは
その正面図、第2図bはその側面図である。図に
おいて、1はプラテン、2はサーマルヘツド、3
はヘツド支持部材、4はヘツド支持固定軸、5は
ヘツド支持可動軸、6はヘツド圧スプリングであ
る。プラテン1はプラテン支持軸(図示せず)に
支持されており、モータ等により回転駆動され
る。記録媒体(図示せず)はプラテン1に沿つて
駆動され後述するサーマルヘツド2に接触して記
録が行われる。サーマルヘツド2はヘツド支持固
定軸4(この軸は機器の所定位置に固定される)
およびヘツド支持可動軸5に支持されているヘツ
ド支持部材3にヘツド取付具31を介して所定位
置に取付られている。さらにヘツド支持部材3は
ヘツド圧スプリング6により適当な付勢力が加え
られておりサーマルヘツド2がプラテン1および
図示しない記録媒体に接触する構成を有してい
る。すなわち、第2図bを参照すれば、ヘツド支
持固定軸4に回動可能に取り付けられているヘツ
ド支持部材3がヘツド圧スプリング6の作用によ
り上記ヘツド支持固定軸4を中心として上方に回
動してサーマルヘツド2をプラテン1に圧接す
る。
なお、ヘツド支持可動軸5は適当な回動手段例
えばヘツド開閉レバーにより押し下げられる構成
となつており、これによりサーマルヘツド2の開
放および接触を行うことができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、このような方式において、記録の中
央部すなわちサーマルヘツド2の中央部の記録に
かすれが生じる問題点があつた。これはヘツド支
持部材3がその両端で付勢力を得ているというこ
とに起因している。すなわち、サーマルヘツド2
がプラテン1に接触した時、両端のヘツド圧スプ
リング6による付勢力分布は両端に近づくほど大
きく傾きヘツド支持部材3を湾曲させ、結果とし
てヘツド取付具31で固定されているサーマルヘ
ツド2の中央部を湾曲させるという問題点があつ
た。
本考案はこのような不完全な均一接触性の改善
を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案においてはサーマルヘツド2
を付勢する押圧力をサーマルヘツド2の両端から
加えるのでなく均等に加えるヘツド押圧部材を設
けたものである。すなわち、本考案においてはサ
ーマルヘツド2を適正な位置に支持するヘツド支
持部材と上述のヘツド押圧部材とを独立に設けた
ものである。また、上述のヘツド支持部材は不自
然な力を避けるため自由度を有して取りつけられ
る。この場合、自由度を有するヘツド支持部材と
プラテンとの位置決めを効果的に行うため上記ヘ
ツド支持部材にプラテンの中心軸に係合するガイ
ド部材を設けている。
〔作用〕
ヘツド支持部材は第2図に示した従来装置のヘ
ツド支持部材3とは異なり、サーマルヘツドの付
勢力を生ぜず単に適正な位置付けを行うものとな
る。
ヘツド押圧部材はこの位置付けされたサーマル
ヘツドを背面から押圧し付勢力を与えるものとな
る。
ヘツド押圧部材とサーマルヘツドとは固定され
ておらず、従つて、自然な状態でプラテン1に位
置付けされているサーマルヘツドを均一に付勢す
る。
この時、ヘツドはヘツド支持部材に設けられた
ガイド部材によりプラテンに常に適正な位置に保
持される。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図で
第1図aは正面図、第1図bは側面図、第1図c
はヘツド支持部材およびヘツド押圧部材の取付部
拡大図である。第2図と同一および相当部分には
同一符号を付している。7はヘツド押圧部材、7
1はヘツド押ピン、8はガイド部材である。
ヘツド支持部材3とヘツド押圧部材7は第1図
cに示すようにヘツド支持固定軸4に取り付けら
れている。この時、ヘツド支持部材3の取付穴3
2はヘツド支持可動軸5に比べて大きく形成され
ており、若干の自由度を有している。従つて、こ
のヘツド支持部材3はサーマルヘツド2を適正な
位置に位置付けるものでプラテン1への付勢力は
発生していない。なお、この場合サーマルヘツド
2の横方向への位置決めはヘツド支持固定軸4に
位置付けられることにより行われている。
そして、ヘツド支持部材3に設けられたヘツド
取付具31の近傍には貫通穴33が設けられてお
りこの貫通穴33を後述するヘツド押ピン71が
通る構成となつている。
ヘツド押圧部材7はヘツド支持固定軸4および
ヘツド支持可動軸5に係合され、かつそのサーマ
ルヘツド2の背面側にヘツド押圧ピン71を有
し、サーマルヘツド2をその背面から押圧する構
成を有している。
このように、この実施例装置においてはサーマ
ルヘツド2の位置保持は若干の自由度を有したヘ
ツド支持部材3でサーマルヘツド2の付勢はその
背面からヘツド押圧部材7で行うようにしてい
る。この場合、サーマルヘツドは若干の自由度を
有して位置付けられているのでプラテンとの適正
な位置を保持するためには十分な部品精度が必要
となる。そのため、この実施例においてはヘツド
支持部材3にガイド部材8を形成し所望の位置精
度を達成している。ガイド部材8はプラテン軸9
を挟み付ける構成を有している。この場合、ガイ
ド部材8をプラテン軸9に適正に位置付けるた
め、この実施例においてはヘツド支持固定軸4と
ヘツド支持部材3との係合部にも若干の遊びを設
けている。このように構成することにより、ヘツ
ド支持部材3が傾いた場合にも適正に位置付けす
ることができる。
第1図bを参照してさらに詳しく説明する。
ヘツド支持部材3は、ヘツド支持固定軸4およ
びヘツド支持可動軸5に若干の自由度を持つて取
り付けられているので、サーマルヘツド2はプラ
テン1に近接した位置に位置付けられている。さ
らに、このヘツド支持部材3にはガイド部材8が
取り付けられておりプラテン1のプラテン軸9に
摺接している。
従つて、このヘツド支持部材3に取り付けられ
プラテン1に近接して位置付けられているサーマ
ルヘツド2は、このガイド部材8の作用により、
プラテン1に対向している。ヘツド圧スプリング
6はその一端がヘツド支持可動軸5に取り付けら
れこのヘツド支持可動軸5を上方に引き上げてい
る。
従つて、まずヘツド押圧部材7がヘツド支持固
定軸4を中心として上方に回動し、次に、このヘ
ツド押圧部材7の上方への回動にともなつて上方
に変位するヘツド押ピン71(第1図a)がヘツ
ド支持部材3の貫通穴33を貫通してサーマルヘ
ツド2の背面に当接する。さらにヘツド圧スプリ
ング6の圧縮力によりサーマルヘツド2がプラテ
ン1に所定の押圧力で圧接される。ガイド部材8
はプラテン軸9に摺接しているのでサーマルヘツ
ド2を支持しているヘツド支持部材3の変位を所
定の方向すなわちサーマルヘツド2をプラテン1
に対接する方向に規制しており、これによりサー
マルヘツド2をプラテン1に適正に圧接させるこ
とができる。
なお、図示した例においてはヘツド押ピン71
を2個設けた例を示しているがこれに限られるも
のではない。
サーマルヘツド2の開放および接触は、従来と
同様ヘツド支持可動軸5を上下動するためのヘツ
ド開閉レバーを設け、このヘツド開閉レバーをヘ
ツド圧スプリング6に抗して動作させるようにす
ればよい。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば、自然な
状態にあるサーマルヘツドをその背面から押圧し
てプラテンに付勢するようにしたのでサーマルヘ
ツドをプラテンに均一に接触させることができ、
従つて良効な記録品質が得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す構成説明図、
第2図は従来の感熱記録装置を示す構成説明図で
ある。 1……プラテン、2……サーマルヘツド、3…
…ヘツド支持部材、7……ヘツド押圧部材、71
……ヘツド押圧ピン、8……ガイド部材、9……
プラテン軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジングに回転可能に取り付けられたプラテ
    ン1、 このプラテン1に近接してハウジングに固定さ
    れるヘツド支持固定軸4、 このヘツド支持固定軸4に装着されて回動可能
    になされ、かつこのヘツド支持固定軸4に対して
    特定の関係位置にヘツド支持可動軸5を保持する
    とともに上記プラテン1にサーマルヘツド2を押
    し付けるヘツド押し手段が形成されたヘツド押圧
    部材7、 一端がハウジングに取り付けられるとともに他
    端が上記ヘツド押圧部材7に取り付けられ、この
    ヘツド押圧部材7に上記サーマルヘツド2に対す
    る押圧力を付与するヘツド圧スプリング6と、 サーマルヘツド2を保持するとともにこのサー
    マルヘツド2を上記プラテン1に案内するガイド
    部材8を保持し、かつ上記ヘツド支持固定軸4に
    取り付けられ回動可能になされるとともに上記ヘ
    ツド支持可動軸5に遊びを有して装着されたヘツ
    ド支持部材3、とから構成され、 上記ヘツド支持固定軸4に取り付けられたヘツ
    ド支持部材3が回動したとき上記ヘツド押圧部材
    7もともに回動し、 上記ヘツド支持部材3は、上記ヘツド支持可動
    軸5との上記遊びによりその保持するサーマルヘ
    ツド2を遊びを有して上記プラテン2に対抗配置
    し、 上記ヘツド押圧部材7は、上記ヘツド支持部材
    3の回動により上記案内部材8を介してプラテン
    1に対向する位置に遊び(自由度)を持つて支持
    されたサーマルヘツド2をプラテン1に押し付
    け、 均一な接触圧を達成するようにしたことを特徴
    とする感熱記録装置。
JP1986008345U 1986-01-23 1986-01-23 Expired - Lifetime JPH0512046Y2 (ja)

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JP1986008345U JPH0512046Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23

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Publication Number Publication Date
JPS62121941U JPS62121941U (ja) 1987-08-03
JPH0512046Y2 true JPH0512046Y2 (ja) 1993-03-26

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ID=30792636

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JP1986008345U Expired - Lifetime JPH0512046Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5250244A (en) * 1975-10-20 1977-04-22 Toshiba Corp Adjustable contact means for thermal head

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5886360U (ja) * 1981-12-07 1983-06-11 日本電気株式会社 サ−マルヘツド位置決め機構
JPS58166463U (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 村田技研株式会社 フアクシミリ受信機における印字ヘツドの調整装置

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JPS5250244A (en) * 1975-10-20 1977-04-22 Toshiba Corp Adjustable contact means for thermal head

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JPS62121941U (ja) 1987-08-03

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