JPH0511952Y2 - - Google Patents

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JPH0511952Y2
JPH0511952Y2 JP18020085U JP18020085U JPH0511952Y2 JP H0511952 Y2 JPH0511952 Y2 JP H0511952Y2 JP 18020085 U JP18020085 U JP 18020085U JP 18020085 U JP18020085 U JP 18020085U JP H0511952 Y2 JPH0511952 Y2 JP H0511952Y2
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JP
Japan
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support
rotating arm
arm
peeling
electromagnet
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JP18020085U
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はH型鋼等の被加工物の表面を剥離し
たり、切断や穴あけ等によつて生ずるバリを除去
したりする表面剥離機に関するものである。
(従来の技術) なし。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、剥離加工時には電磁石のコードが
破損することなく、また剥離加工後には支柱と回
動アームとが自動的に所定の相関位置にセツトさ
れて、取扱いが簡単な表面剥離機を提供するにあ
る。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) この考案は上述した問題点に着目してなされた
ものであつて、被切削物に支柱を立設固定するた
めの電磁石を内蔵する支持台と、前記支柱に回動
アームを介して取付けた剥離用工具とからなる表
面剥離機において、前記回動アームの上端に取付
けた係止ブツシユに支柱から外方に延びるコード
を締付保持するとともに、前記支持台と回動アー
ム間に引つ張りバネを掛装したものでる。
(作用) この考案は上記した手段を採用したことによつ
て、剥離加工の終了後に電磁石を消磁したとき、
支持台が回動アームに対して、剥離加工中におけ
る回動アームの回転量と同量だけ逆方向に回転す
る。
(実施例) 以下、この考案を具体化した表面剥離機の一実
施例を図面に従つて詳述する。
さて、この実施例の表面剥離機においては、第
1図に示すように、筒状の支柱1の下端にはヨー
クを構成する支持台2が固定され、その内部には
電磁石3が設けられている。そして、この電磁石
3には支柱1内を経て外部の電源に延びるコード
Cが接続され、電磁石3が励磁されたときに、支
持台2がH型鋼等の被加工物Wの表面に吸着固定
されて、支柱1が所定位置で立設されるようにな
つている。前記支柱1には回動アーム4が基端に
おいて被嵌されて回動可能に支持され、その先端
には支持アーム5が上下方向に延びる支軸6によ
り回動可能に取付けられている。なお、前記回動
アーム4の上端には係止ブツシユBが取付けら
れ、この係止ブツシユBが支柱1内から外方に延
びるコードCを締付け保持している。また、前記
回動アーム4の先端上面には第1操作ハンドル7
が外方に向かつて突設され、この第1操作ハンド
ル7により回動アーム4を支柱1の回りで回動さ
せ得るようになつている。
また、前記回動アーム4の下面と支持台2の上
面との間には引つ張りバネ8が掛装され、支持台
2を回動アーム4の方向に付勢して、表面剥離機
の不使用時には両者2,4を所定の位置関係に保
持している。
前記支持アーム5には上下一対のリンク9が一
端においてピン10により回動可能に支持され、
その他端には上下方向に延びる取付け部材11が
ピン12により回動可能に支持されている。そし
て、前記支持アーム5、一対のリンク9及び取付
け部材11によつて四節リンク装置が構成されて
いる。前記取付け部材11の外側面にはモータ1
3が固定され、その下部には減速歯車機構14が
設けられている。この減速歯車機構14の出力軸
15の下端には弾性カツプリング16を介して剥
離用工具17がスペーサ(図示しない)を介して
着脱可能に装着されている。前記モータ13の外
周には第2操作ハンドル18が外方に向かつて突
設され、この第2操作ハンドル18により、支持
アーム5、リンク9、取付け部材11及びモータ
13を支軸6の回りで一体的に回動させ得るとと
もに、支持アーム5に対しリンク9を介してモー
タ13を上下動させるようになつている。
前記回動アーム4の前面には操作パネル19が
設けられ、その操作パネル19上には電磁石3に
対する通電を制御するためのスイツチ20が設け
られるとともに、モータ13に対する通電を制御
するための別のスイツチ21が設けられている。
また、前記第2操作ハンドル18には手元スイツ
チ22が設けられ、この手元スイツチ22の閉成
時にのみモータ13が駆動されるようになつてい
る。
前記上方リンク9の先端上面には係止杆23が
側方に向かつて突設され、第2図に鎖線で示すよ
うに支持アーム5、リンク9及びモータ13等を
回動アーム4と近接する不使用位置に回動配置し
た状態で、この係止杆23の先端を回動アーム4
上の係合孔24に係合させることにより、前記支
持アーム5、リンク9及びモータ13等を回動ア
ーム4に対し回動不能に係止させ得るようになつ
ている。前記回動アーム4の上面には運搬用ハン
ドル25が側方上部に向かつて斜状に突設され、
前記リンク9等の係止状態においてこの運搬用ハ
ンドル25により表面剥離機全体を持ち上げ得る
ようになつている。
さて、前記のように構成された表面剥離機を使
用して、H型鋼等の被加工物Wの表面を剥離する
場合には、第〜図に示すように、支持台2を被加
工物W上の加工位置付近に載置し、操作パネル1
9上のスイツチ20を閉成して電磁石3を励磁す
ると、支持台2が被加工物Wの上面に吸着して、
支柱1が所定位置に立設固定される。その後、第
1操作ハンドル7により支柱1を中心にして回動
アーム4を回動させるとともに、第2操作ハンド
ル18により支柱アーム5に対し一対のリンク9
を介してモータ13を簡単に上下動させることが
できるため、被加工物W上における剥離用工具1
7の移動を円滑に行うことができる。
そして、上記した状態で操作パネル19上のス
イツチ21を閉成するとともに、第2操作ハンド
ル18上の手元スイツチ22を閉成すると、モー
タ13が駆動され、減速歯車装置14及び弾性カ
ツプリング16を介して剥離用工具17が回転さ
れる。従つて、この剥離用工具17の回転に伴
い、被加工物Wの表面を剥離することができる。
また、被加工物Wの表面を剥離加工したのち
は、第2操作ハンドル18の手元スイツチ22を
開放することによりモータ13を停止して剥離用
工具17の回転を停止し、さらに操作パネル19
のスイツチ22を開放して電磁石3を消磁する。
すると、被加工物W上における支持台2の吸着状
態が解除され、支柱1の固定状態も解除される。
上記した状態では、支柱1に対して回動アーム
4は回動した位置にあるが、支持台2と回動アー
ム4との間に掛装した引つ張りバネ8の作用によ
り、支持台2は回動アーム4に対し同回動アーム
4が回動した量だけ逆方向に回動するため、支柱
1も支持台2と一体的に回動して、支柱1と回動
アーム4とは所定の相関位置へと復帰する。従つ
て、次の剥離加工作業を行うにあたり、支柱1と
回動アーム4とは所定位置に保持された状態にあ
り、手作業にて両者1,4とを所定位置に復帰さ
せる必要はない。
また、剥離加工時に回動アーム4が支柱1に対
して回動すると、支持台2内の電磁石3と回動ア
ーム4の係止ブツシユBとの間においてコードC
には捻じれが生ずるが、上述したように剥離加工
後に支柱1と回動アーム4とが所定位置に復帰さ
れるため、コードCの捻じれは修正されて、コー
ドCが捻じれによつて破損したり、切断されるこ
とはない。
考案の効果 以上詳述したように、この考案は被切削物に支
柱を立設固定するための電磁石を内蔵する支持台
と、前記支柱に回動アームを介して取付けた剥離
用工具とからなる表面剥離機において、前記支持
台と回動アーム間に引つ張りバネを掛装したこと
により、剥離加工時に電磁石のコードが破損する
ことなく、また剥離加工後には支柱と回動アーム
とが自動的に所定の相関位置にセツトされ、取扱
が簡単であるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の表面剥離機を具体化して示
す側面図、第2図はその平面図である。 支柱1、支持台2、電磁石3、回動アーム4、
剥離用工具17、被切削物W。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被切削物Wに支柱1を立設固定するための電磁
    石3を内蔵する支持台2と、前記支柱1に回動ア
    ーム4を介して取付けた剥離用工具17とかなら
    る表面剥離機において、前記回動アーム4の上端
    に取付けた係止ブツシユBに支柱1から外方に延
    びるコードCを締付保持するとともに、前記支持
    台2と回動アーム4間に引つ張りバネ8を掛装し
    たことを特徴とする表面剥離機。
JP18020085U 1985-11-22 1985-11-22 Expired - Lifetime JPH0511952Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18020085U JPH0511952Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18020085U JPH0511952Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6288545U JPS6288545U (ja) 1987-06-06
JPH0511952Y2 true JPH0511952Y2 (ja) 1993-03-25

Family

ID=31123940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18020085U Expired - Lifetime JPH0511952Y2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22

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JP (1) JPH0511952Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6288545U (ja) 1987-06-06

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