JPS63272435A - ベルト及びプ−リの同時組付け方法及び装置 - Google Patents

ベルト及びプ−リの同時組付け方法及び装置

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JPS63272435A
JPS63272435A JP10701887A JP10701887A JPS63272435A JP S63272435 A JPS63272435 A JP S63272435A JP 10701887 A JP10701887 A JP 10701887A JP 10701887 A JP10701887 A JP 10701887A JP S63272435 A JPS63272435 A JP S63272435A
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belt
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crank pulley
crank
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浩 磯崎
Tsutomu Maruyama
勉 丸山
Yoshiaki Mori
義明 森
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えばエンジンに対しクランクプーリ及びクラ
ンクプーリとACG (交流発電機)との間に張設され
るベルトを同時に組付ける方法と装置に関する。
(従来の技術) クランクプーリをエンジンのクランクシャフトに組付け
このクランクプーリとACGプーリとの間にベルトを張
設するには、安定した姿勢、つまり水平状態で搬送され
てきたクランクプーリを垂直状態とし、垂直状態とした
クランクプーリとりランクシャフトとを対向せしめ、ク
ランクプーリとクランクシャフトとの位相を合せた後、
クランクプーリをクランクシャフトに外嵌せしめ、次い
で、予めエンジンのACGに取付けられているACGプ
ーリとクランクプーリとの間に手作業によってVベルト
を張設した後、ナツト等を締付けるようにしている。こ
のような組付作業は複数の作業から成り立っており、従
来にあっては各作業を別々の作業ステーションにおいて
行っているため効率が悪かった。そこで特開昭60−4
8227号に示されるように、固定ヘットに対し複数の
作業工具を備えた可動ヘッドを回動自在に取付け、単一
の作業ステーションにて複数の作業を行わせるようにし
た装置が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した従来の装置によれば、単一の作業ヘッドにより
複数の作業を行えるのであるが、プーリの挿着、ベルト
の取付は及びベルトの張設まてを自動的に一連の工程で
行うことはできない。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、1つの取付はヘッド
に、プーリのチャッキング機構、反転機構、挿着機構、
ベルトの張設及び受は渡し機構を設けた。
(作用) ベルトが張設される一対のプーリのうち一方のプーリを
水平状態で搬送し、他方のプーリをエンジン等の被組付
は体に予め取付け、前記一方のプーリにはベルトを掛け
ておき、この状態で一方□のプーリをチャッキング機構
で把持するとともに、一方のプーリとダミープーリとの
間でベルトを保持し、これらを垂直状態に反転した後、
一方のプーリを被組付は体に、ベルトな被組付は体に取
付けである他方のプーリに受は渡す。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
尚、実施例にあってはベルトが張設される一方のプーリ
としてクランクプーリを、他方のプーリとしてACGプ
ーリを示す。
第1図は本発明に係る組付は装置の全体斜視図であり、
組付は装置はクランクプーリの搬送コンベア1とエンジ
ンの搬送コンベア2との間に組付はロボット3を配置し
ている。ここでクランクプーリ4はパレット5上に水平
状態で載置され、エンジン6はクランク軸が水平となる
ように台7上に載置され、このエンジン6にはAca(
交流発電機)が予め取付けられている。
また、パレット5は第2図に示すようにクランクプーリ
4を水平状態でセットする受台51の周囲に3本の支持
片52・・・を立設し、これら支持片52・・・によっ
てクランクプーリ4に一端を掛けたVベルト(V)を同
じく水平状態で支持するようにし、更にパレット5のコ
ーナ部にはクランクプーリ4をエンジン側に固着するた
めのナツト53を上方から挿入した保持部54を設けて
いる。
また、組付はロボット3は基台8上に上下に離間した円
環状レール9.9を設け、この円環状レール9,9に組
付はヘッド10を滑動自在に係合せしめ、更に円環状レ
ール9.9の一部を分割レール9aとし、組付はヘッド
10が基台8からエンジン6方向に伸びる直線レール1
1に沿って分割レール9aと一体的に進退動をなすよう
にしている。
次に組付はヘッド10の全体構造を第3図及び第3図の
A方向矢視図である第4図に基づいて説明する。
組付はヘッド10は支持枠4の上下にブラケッ1−13
.14を設け、上方のブラケット13にはシリンダユニ
ット15のシリンダ部を揺動自在に支持し、下方のブラ
ケット14には軸16を回動自在に設け、この軸16に
支持板17及びアーム18を取付け、アーム18を前記
シリンダユニット15のロッドに連結し、第3図の状態
からシリンダユニット15のロッドな引っ込めることで
第5図に示すように支持板17が水平状態から垂直状態
まで軸16を中心として揺動する。
また、支持板17の前面側(第3図において下方、第5
図において左方)には支柱19.19を延設し、これら
支柱19.19間にガイドレール20を架設し、このガ
イドレール20に位置決め挿入ユニット21をローラ2
2を介して係合せしめている。
一方、支持板17の前面側には支持板17に平行な1字
アーム23を支軸24を介して揺動自在に取付け、支持
板17の背面側には軸25を固設し、この軸25に切換
シリンダユニット26のシリンダ部を揺動自在に支持し
、更に支持板17に形成した長穴17aを通して1字ア
ーム23の操作片27を背面側に突出せしめ、この操作
片27に切換シリンダユニット26のロッドを結着して
いる。また1字アーム23の一端には連結リンク28の
一端を枢着し、この連結リンク28の他端を前記位置決
め挿入ユニット21に枢着し、更に1字アーム23の他
端に締付はユニット31を取付け、挿入ユニット21を
中心として締付はユニット31と反対側となる位置には
受渡しユニット41を配設している。
而して、第4図に示す状態から切換シリンダユニット2
6のロッドな突出せしめると、1字アーム23が支軸2
4を中心として時計方向に回動する。すると、作業位置
にあった位置決め挿入ユニット21は第5図に示すよう
にガイドレール20に沿って待機位置まで上動し、また
待機位置にあった締付はユニット31は作業位置まで揺
動してくる。
次に前記位置決め挿入ユニット21及び締付はユニット
31及び受渡しユニット41の構造を詳細に説明する。
第7図は位置決め挿入ユニット21の断面図であり、ア
ウターケース200内にはインナーケース201を配設
し、アウターケース200の先端内側面はテーパ状の基
準面200aとし、アウターケース200の後部は蓋体
202にて閉塞し、インナケース201はこの蓋体20
2との隙間を分だけ前後に移動可能となっている。また
アウターケース200にはエアーシリンダ203を固着
し、このエアーシリンダ203のロッドとインナーケー
ス201とをアーム204を介して連結し、エアーシリ
ンダ203の作動でインナーケース201が軸廻りに微
小角度だけ往復回動するようにしている。
また、インナーケース201の外周には環状をなすプラ
ンジャケース205を摺動自在に設け、このプランジャ
ケース205とアクタ−ケース200との間にスプリン
グ206を介設し、プランジャケース205を前方(第
7図において下方)へイボ勢している。
プランジャケース205内に筒体207がネジ止めされ
、この筒体207にはスプリング208で付勢されたス
チールボール209が保持されている。このスチールボ
ール209は筒状をなす挿入シャフト210の後端面に
当接し、この挿入シャフト210の中間部外周面は前記
アウターケース200の基準面200aと当接するテー
パ状基準面210aとなっている。
挿入シャフト210内には中空状のガイドシャフト21
1が摺動自在に挿入され、このガイドシャフト211に
は偏心した位置に貫通孔212が軸方向に形成され、こ
の貫通孔212に偏心シャフト213が挿入されている
。この偏心シャフト213の先端部はガイドシャフト2
11から突出する基準センタ214となっており、この
基準センタ214の形状は円錐台状をなすとともにその
中心は偏心シャフト213が所定角度回転したときに第
8図(A)に示すようにガイドシャフト211の中心と
基準センタ214の中心とが一致し、また偏心シャフト
213が更に回転したときに第8図(B)に示すように
ガイドシャフト211の中心と不一致となり、且つその
一部は切欠部215となっている。
また、ガイドシャフト211の先部にはキー溝216と
このキー溝216に開口する径方向の孔部217を形成
し、この孔部217にキークランプ部材218を収納し
、更にガイドシャフト211の後部には軸方向にガイド
溝219を形成し、このガイド溝219にインナーケー
ス201先端に固着したキャップ220に取付けたビン
221を係合せしめている。ここで、ガイド溝219は
第9図に示すように後端部のみを幅狭とし、その他の部
分をビン221よりも幅広とじている。ここでキャップ
220はスプリング206によって付勢されたプランジ
ャケース205とスプリング222によって付勢された
ガイドシャフト211が前方へ外れるのを規制している
一方、前記インナーケースの後端面にはロータリアクチ
ュエータ223が取付けられ、インナーケース201内
に突出するロータリアクチュエータ223の軸224に
は筒状ジヨイント部材225を固着し、この筒状ジヨイ
ント部材225内に前記偏心シャフト213の後端部を
挿入し、偏心シャフト213の後端部に取付けたピン2
26をジヨイント部材225の軸方向に形成したスリッ
ト227に係合せしめている。このスリット227は第
10図に示すように前端部のみを幅狭とし、その他の部
分をピン226よりも幅広としている。
一方、前記締付はユニット31の構造は第3図乃至第6
図及び、これらの拡大図である第11図及び第12図に
示すように、L字アーム23にブラケット300を取付
け、このブラケット300の背面側にナツトランナ一本
体301を、前面側にナツトランナーのソケット302
を設け、またブラケット300の前面側にはクランクプ
ーリ4の回り止め機構を設けている。この回り止め機構
はブラケット300に形成したレール303に一対の開
閉体304,304を係合し、これら開閉体304,3
04のそれぞれに互いにへの字状をなすガイド溝305
,305を形成し、これらガイド溝305,305に移
動体306に固着したピン307,307を係合し、こ
の移動体306をシリンダユニット308のロッドに取
付けている。また開閉体304,304のそれぞれには
前方に突出する筒体309,309を取付け、これら筒
体309,309内に回り止め部材310゜310を摺
動自在に挿入し、筒体309に形成した長孔311に回
り止め部材310に固着したピン312を係合し、回り
止め部材310が長孔311の長さ分だけスプリング3
13に抗して後退し得るようにし、回り止め部材310
の後退を感知する近接スイッチ314を筒体309に設
けている。
また、前記受渡しユニット41の構造は第13図、第1
3図のB−B線断面図である第14図、第13図のC−
C線断面図である第15図に示すように、支持板17の
前方に設けた固定プレート400に軸部材401を介し
て小プレート402を取付け、この小プレート402の
一端を固定プレート400に設けたシリンダユニット4
03に結着し、軸部材401の軸線Slを中心として小
プレート402か回動するようにしている。
小プレート402にはACGをエンジン6に対して締付
けたり或いはエンジン6に対して締付は固定しているナ
ツトを緩めるためのナツトランナー404を取付け、こ
のナツトランナー404にスイングプレート405の基
端部をナツトランナー404の軸線S2を中心として回
動可能に外嵌支持し、このスイングプレート405の先
部に軸部材406を介して小プレート407を取付け、
この小プレート407の一端をリンク部材408に連結
し、このリンク部材408にスイングプレート405に
設けたシリンダユニット409のロッドを連結し、シリ
ンダユニット409の作動で小プレート407が軸部材
406の軸線S3を中心として回動し、この回動に合せ
て小プレート407に取付けたナツトランナー410も
その軸線S4が穆動するようにしている。
また、小プレート402,407の中間位置にあっては
スイングプレート405に偏心ケース411を装着し、
この偏心ケース411内に筒体412を挿入固着し、こ
の筒体412の外周に円環部材413を外嵌し、この円
環部材413と偏心ケース411とをボルトにて結着す
るとともに、円環部材413のアームと前記リンク部材
408の一端とを連結している。
更に、筒体412の前面にはシリンダユニット414の
ロッド415が摺動するケース416がボルトによって
固着され、このロッドケース416内にはダミープーリ
417が保持されている。ダミープーリ417は後部が
前記筒体412内に挿入され、スプリング418にて前
方(第15図中左方)へ付勢され、中間部にロッド41
5が貫通する長孔419が形成され、更に先端部420
外径はACGプーリ430の外径と同径とされ、この先
端部420にはACGブー9430の締付はナツト43
1が入9込む孔部421が形成され、更に先端部420
前面にはACGプーリ430の内径孔432に嵌合する
突部422が形成されている。また、シリンダユニット
414のロッド415の先端にはクランクプーリ4を押
圧する抑圧部材423が取付けられている。
而して、シリンダユニット414を作動させ、ロッド4
15を突出動せしめ、抑圧部材423をクランクプーリ
4に押し付けると、シリンダユニット414はスイング
プレート405側に支持されているため、スイングプレ
ート405がナツトランナー404の軸線S2を中心と
して第13図中反時計方向に回動し、ダミープーリ41
7の軸線S5は軸線S2を中心として移動する。尚、前
記したように筒体412に外嵌した円環部材413のア
ームとリンク部材408とを連結しているため、シリン
ダユニット409を作動せしめることでダミープーリ4
17の軸線S5は偏心ケース411の軸線S6を中心と
して移動する。
またスイングプレート405にはアーム440の一端を
固着し、このアーム440の先端部にスプリング441
の一端を止着し、スイングプレート405を第13図中
反時計方向に付勢している。この結果、偏心ケース41
1は固定プレート400に形成した矩形孔442の一側
に常時押し付けられ、スイングプレート405はこの矩
形孔442の当接点と前記ナツトランナー404との間
で位置規制される。
以上の如き構成からなる組付は装置によって、クランク
プーリ4をエンジン6のクランクシャフト6aに組付け
ると同時にVベルトm をACGプーリに張設する方法
を以下に説明する。
先ず組付はロボット3の円環状レール9に沿って組付は
ヘッド10を搬送コンベア1のクランクプーリ4上まで
移動させる。この状態を第3図で示している。
次いで、クランクプーリ4を載置しているパレット5を
上昇せしめるか、組付はヘッド10を下降せしめること
で、第16図に示すようにクランクプーリ4の中心孔4
1内に位置決め挿入ユニット21のガイドシャフト21
1の先端部を挿入する。そして、ロータリアクチュエー
タ223を駆動して偏心シャフト213を例えば18o
回転せしめる。すると、偏心シャフト213とこの偏心
シャフト213の先端に設けた基準センタ214の中心
がずれているため、第8図に示した状態となり基準セン
タ214の爪215がクランクプーリ4の中心孔41周
縁に係止する。
尚、パレット5上にクランクプーリ4を載置するにあた
り、クランクプーリ4のキー溝42に係合するキー43
の一部をパレット5の受台51に形成したキー溝44に
係合して位置合せを行っておく。このようにパレット5
上にクランクプーリ4を位置決めしておくことで、組付
はヘッド10を相対的に降下させた際に、ガイドシャフ
ト211に形成したキー溝216にキー43が係合する
。そしそ、キー溝216にキー43が係合すると、キー
43はキークランプ部材218にてクランクプーリ4側
に押し付けられる。したがって第16図に示す状態から
組付はヘッド10を上昇させることで、クランクプーリ
4は基準センタ214の爪215に係止した状態で持ち
上げられ、またキー43はクランクプーリ4のキー溝4
2に押し付けられた状態でクランクプーリ4と一体的に
持ち上げられる。
また、前記したようにクランクプーリ4にはVベルト(
V)が掛は渡され、このVベルトfV)は第2図に示す
ように支持片52.52によって内方へ押さね、垂れ下
がらない状態で保持されている。そして、組付はヘッド
10に設けた受渡しユニット41のダミープーリ417
はシリンダユニット414のロッドケース416からス
プリング418の弾発力にて突出した状態で前記Vベル
ト(v)の輪の中に入ってくる。そこで、シリンダユニ
ット414に突出動をなさしめ、押圧部材423をクラ
ンクプーリ4に押し付け、相対的にスイングプレート4
05をクランクプーリ4から離れる方向に揺動させ、こ
のスイングプレート405と一体的にダミープーリ41
7もクランクプーリ4から離れる方向に移動し、第17
図に示すようにダミープーリ417とクランクプーリ4
との間でVベルト(V)を所定の張力でもって保持する
この後、組付はロボット3の円環状レール9に沿って組
付はヘッド10を分割レール9aの位置まで移動せしめ
る。そして、この操作と併行して組付はヘッド10のシ
リンダユニット15に突出動をなさしめ、第5図に示し
たように支持板17を垂直にする。つまり水平状態のク
ランクプーリ4及びVベルト(V)を垂直状態とし、エ
ンジン6にクランクプーリ4をACGプーリ430にV
ベルト(V)を対向せしめる。
次いで、組付はヘッド10をレール11に沿ってエンジ
ン6方向に前進せしめ、エンジン6のクランクシャフト
6aにクランクプーリ4を挿入し、またACGプーリ4
30にVベルト(V)を掛は渡す。
以上のクランクプーリ4の挿着とVベルト(V)の掛は
渡しは略同時になされるが、以下にそれぞれの操作を説
明する。
先ずクランクシャフト6aにクランクプーリ4を挿入固
着するには第18図に示すように、組付はヘッド10が
前進して基準センタ214がクランクシャフト6aのテ
ーパ状凹部61に嵌り込むと、位置決め挿入ユニット2
1のアウターケース200のみが前進し、アウターケー
ス200及び挿入シャフト210のテーバ状基準面20
0a。
210a間に隙間t°を形成する。ここで基準センタ2
14をクランクシャフト6aの凹部61に嵌り込ませる
にあたっては、ロータリアクチュエータ223の作動に
より偏心シャフト213を元の位置まで回動させ、第8
図(A)に示したように基準センタ214の中心とガイ
ドシャフト211の中心とが一致するようにしておく。
そして前記したように基準面200a。
210aが離れると、挿入シャフト210はプランジャ
205にフローティング支持されることとなり、仮りに
クランクシャフト6aと位置決め挿入ユニット21の軸
がずれていると、挿入シャフト210内に挿入されてい
るガイドシャフト211及び偏心シャフト213の釉が
クランクシャフト6aの軸に倣うように傾動し、クラン
クシャフト6aの軸とクランクプーリ4の中心孔41の
軸とが一致する。
以上の如くして芯合せを行ったならば、クランクプーリ
4とクランクシャフト6aどの位相合せを行う。
この位相合せは第19図に示すように位置決め挿入ユニ
ット21を第18図に示す状態から更に前進せしめつつ
行う。即ち位置決め挿入ユニット21を前進せしめると
偏心シャフト213の先端はクランクシャフト6aに当
っているため、スプリング206,222を圧縮しつつ
アウターケース200及びインナーケース201が前進
し、スプリング206の弾発力にて挿入シャフト210
がクランクプーリ4及びキー43をクランクシャフト6
a方向に押す。
そしてこの時エアーシリンダ203を作動させインナー
ケース201を4°程度往復回動させる。するとクラン
クプーリ4のキー溝216に保持されているキー43と
クランクシャフト6aのキー溝62とが一致した時点で
挿入シャフト210の押込みによってキー43はクラン
クシャフト6aのキー溝62に進入し、またクランクプ
ーリ4はクランクシャフト6aの外周部に嵌合する。
ところで、位相を合せてクランクプーリ4をクランクシ
ャフト6aに挿入する場合にはアウターケース200と
インナーケース201が相対的に前進しガイドシャフト
211のガイド溝219に係合しているピン221は前
方に、ジヨイント部材225のスリット227に係合し
ているピン226は後方に移動する。そしてこの位置に
あってはガイド溝219及びスリット227の幅はピン
221,226の径よりも大となっているため、アウタ
ーケース200及びインナーケース201のみが微小角
度往復回動じ、クランクプーリ側につながる部材は回動
しない。したがって、キー43がクランクシャフトのキ
ー溝62に進入する際のこじりを防止できる。
以上の如くしてクランクシャフト6aにクランクプーリ
4を嵌合したならば、位置決め挿入ユニット21を後退
せしめた後、切換えシリンダユニット26を作動せしめ
、位置決め挿入ユニット21が位置していた箇所に締付
はユニット31を位置せしめる。この状態を第6図で示
した。
次いで、締付はユニット31をクランクシャツ1−6a
に嵌合したクランクプーリ4方向へ前進せしめ、締付は
ユニット31の回り止め部材310゜310をクランク
プーリ4の肉抜き穴40.40に挿入する。ここで回り
止め部材310,310の先端がクランクプーリ4の一
部に当接し、肉抜き穴40.40に入らない場合には、
回り止め部材310,310がスプリング313に抗し
て後退し、この後退を近接スイッチ314によって検出
し、クランクプーリ4を若干回転せしめた後同様の操作
を繰り返して回り止め部材310゜310を肉抜き穴4
0.40内に進入せしめる。
この後シリンダユニット308のロッドを突出動させ、
移動体306を第11図中左方へ駆動せしめ、移動体3
06のビン307,307に係合している開閉体304
,304を開方向に駆動させる。すると、回り止め部材
310,310がクランクプーリ4の肉抜き穴40.4
0の内周縁に当接し、クランクプーリ4の回転を規制す
る状態となる。そして、クランクプーリ4の回転を規制
しつつナツトランナーによりナツトをクランクシャフト
6a端に螺着し、クランクプーリ4をクランクシャフト
6aに締付は固定する。
一方、クランクプーリ4のクランクシャフト6aに対す
る固着と併行してクランクプーリ4とACGプーリ43
0間にVベルト(V)を張設する作業が行われる。この
張設作業は組付はヘッド10のエンジン6方向への前進
に伴って受渡しユニット41も前進(第14図中左方)
し、ダミープーリ417の突部422がACGプーリ4
30の内径孔432に嵌まり込む。そして更に組付けヘ
ッド10が前進すると、ダミープーリ417はACGプ
ーリ430に嵌まり込んだまま前進が阻止され、第20
図に示すようにダミープーリ417外側のロッドケース
416のみが前進し、このロッドケース416の前進に
よりダミ−プーリ417外周に掛は渡されていたVベル
ト(V)はロッドケース416によってACGプーリ4
30方向に押し出され、Vベルト(V)はダミープーリ
417からACGプーリ430に受渡される。またこの
時、ロッドケース416とともにナツトランナー404
,410も前進し、これらナツトランナー404,41
0にACGをエンジン6に対して仮止めしているナツト
が挿入される。そこでナツトランナー404,410を
駆動し、上記ナツトを緩め、エンジン6に対してACG
を移動可能とした状態でシリンダユニット414に再び
突出動をなさしめる。尚、このときの突出動は前記した
ように単にVベルト(V)がダミープーリ417から落
ちないようにするためではなく、クランクプーリ4とA
CGプーリ430との間でVベルト(V)に必要な張力
を付与せしめるための突出動であるため、先の突出動よ
りも強い力でもって突出せしめる。
以上のようにしてクランクプーリ4とACGプーリ43
0間にVベルト(V)を所定張力で張設したならば、ナ
ツトランナー404,410にてACGをエンジン6に
締付は固定する。このような一連の作業によりクランク
プーリ4をクランクシャフト6aに、またクランクプー
リ4に予め掛は渡しておいたVベルト(V)をACGプ
ーリ430に受渡して張設する。
また、機種変更があった場合などには、クランクシャフ
ト6aとACGプーリ430との間隔や、ACGとエン
ジン6との取付は位置も変化する。つまり機種変更に十
分対応するためにはナツトランナー404の軸線S2、
ナツトランナー410及の軸線S4及びダミープーリ4
17の軸線S5の各位置を独立して調整できることが必
要となる。このような必要性に対応するため本発明にあ
っては上述したような構成としている。
即ち、シリンダユニット403,409を最も圧縮した
状態を基準位置として第21図に示し、この基準位置に
対しシリンダユニット403に突出動をなさしめると、
第22図に示すように小プレート4Q2が軸部材401
の軸線S1を中心として時計方向に回動し、またスイン
グプレート405はその略中心に設けた偏心ケース41
1が固定プレート400の矩形孔442に当接している
ため、スイングプレート405は反時計方向に回動し、
ナツトランナー404の軸線S2はS’2に、ナツトラ
ンナー410の軸線S4はS’4に、またダミープーリ
417の軸線S5はS“5にそれぞれ移動する。
一方、シリンダユニット410に突出動をなさしめると
、第23図に示すように、リンク部材408を介して小
プレート407が軸部材406の軸線S3を中心として
時計方向に回動し、ナツトランナー410の軸線S4は
S”4に移動する。
またリンク部材408と偏心ケース411とは円環部材
413にて連結しているため、シリンダユニット410
に突出動をなさしめると、リンク部材408及び円環部
材413を介して偏心ケース411が軸線S6を中心と
して回動し、この結果、ダミープーリ417の軸線S5
もS6を中心としてS”5まで移動する。また、シリン
ダユニット409を作動させた場合にはナツトランナー
404の軸線S2は移動しない。
以上のようにしてシリンダユニット403゜409を作
動せしめることでナツトランナー404.410及びダ
ミープーリ417の位置を個々に独立して変更すること
ができる。尚、実施例にあっては、ナツトランナー41
0とダミープーリ417とをリンク部材408を介して
連結しているため、ナツトランナー410とダミープー
リ417とは連動することとなるが、リンク部材408
のアーム長さ等を変更することで、ナツトランナー41
0の軸線S4とダミープーリ417の軸線S5との位置
関係は他の部材の位置に関係なく調整することができる
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、ベルトが張設され
る一対のプーリをエンジン等の被組付は体に組付けるに
際し、プーリの取付けからベルトの張設に至るまでの作
業を自動化して行うことができ、作業効率が大巾に向上
し、且つ複数の工程を一箇所において行うため、スペー
ス的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る組付は装置の全体斜視図、第2図
はパレットの斜視図、第3図は部品把持時の組付はヘッ
ドの側面図、第4図は第3図のへ方向矢視図、第5図は
部品挿着時の組付はヘッドの側面図、第6図は部品締付
は時の組付はヘッドを第3図と同方向から見た図、第7
図は位置決め挿入ユニットの断面図、第8図(A)、(
B)は位置決め挿入ユニットの先端部の動きを示した図
、第9図はガイドシャフトの平面図、第10図はジヨイ
ント部材の平面図、第11図は締付はユニットの平面図
、第12図は締付はユニットの平面図、第13図は受渡
しユニットの拡大正面図、第14図は第13図のB−B
線断面図、第15図は第13図のC−C線断面図、第1
6図は部品の把持工程を示す図、第17図はベルトを張
った状態を示す図、第18図は位置決め挿入装置による
芯合せの状態を示す図、第19図は位置決め挿入装置に
よる位相合せの状態を示す図、第20図はACGプーリ
へVベルト(V)が掛は渡された状態を示す図、第21
図乃至第23図は受渡しユニットの機種変更に伴う位置
調整の作用を説明した図である。 尚、図面中1.2は搬送コンベア、4はクランクプーリ
、5はパレット、6はエンジン、6aはクランクシャフ
ト、10は組付はヘッド、12は支持枠、21は位置決
め挿入ユニット、23はL字アーム、31は締付はユニ
ット、41は受渡しユニット、43はキー、210は挿
入シャフト、211はガイドシャフト、213は偏心シ
ャフト、214は基準センタ、310は回り止め部材、
404,410はナツトランナー404.417はダミ
ープーリである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベルトが張設される一対のプーリのうちの一方に
    ベルトを掛けて水平にセットし、他方のプーリは被組付
    け体に取付け、前記一方のプーリとダミープーリとの間
    でベルトに所定の張力を付与し、この状態のまま一方の
    プーリとベルトを垂直状態として被組付け体に対向せし
    め、次いで一方のプーリを被組付け体に取付けるととも
    にベルトをダミープーリから他方のプーリへ移すように
    したことを特徴とするベルト及びプーリの同時組付け方
    法。
  2. (2)ベルトが張設される一対のプーリのうちの一方の
    プーリを水平且つベルトを掛けた状態で搬送するライン
    と、他方のプーリを取付けた被組付け体を搬送するライ
    ンと、これら搬送ライン間に配設される組付けヘッドか
    らなり、この組付けヘッドは前記一方のプーリを把持す
    るチャッキング機構と、把持した一方のプーリをベルト
    とともに水平状態から垂直状態へ反転せしめる反転機構
    と、垂直状態の一方のプーリを被組付け体に挿着する挿
    着機構と、一方のプーリとの間でベルトに所定の張力を
    付与するダミープーリと、このダミープーリから他方の
    プーリにベルトを移す受渡し機構とを備えていることを
    特徴とするベルト及びプーリの同時組付け装置。
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