JP2502967Y2 - 配管用作業工具の揺動駆動装置 - Google Patents

配管用作業工具の揺動駆動装置

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JP2502967Y2
JP2502967Y2 JP1988025710U JP2571088U JP2502967Y2 JP 2502967 Y2 JP2502967 Y2 JP 2502967Y2 JP 1988025710 U JP1988025710 U JP 1988025710U JP 2571088 U JP2571088 U JP 2571088U JP 2502967 Y2 JP2502967 Y2 JP 2502967Y2
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pipe
piping
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swing arm
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秀一 西川
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パイプレンチ、パイプねじ切り機、パイプ
カッター等の配管用作業工具を自動的に作動させるため
の配管用作業工具の揺動駆動装置に関するものである。
(従来の技術) パイプの切断、パイプ端部へのねじ切り、パイプと継手
との螺合という一連の配管作業においては、パイプカッ
ター、ねじ切り機、パイプレンチ等の種々の手動式配管
用作業工具が使用されている。ところが、大口径用の配
管用作業工具は大型でハンドルも長いために広い作業ス
ペースが必要であり、また重量も重く、作業には大きな
労力が必要であり、作業能率も悪い等種々の問題があっ
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記のような従来の問題点を解決して、大口
径のパイプの配管作業をも広い作業スペースを必要とせ
ず容易かつ能率的に行うことができるうえ、各種の配管
用作業工具を一台で駆動することができる配管用作業工
具の揺動駆動装置を目的として完成されたものである。
(課題が解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本考案は、先端
にバイスを設けたケーシング本体の内部に、モータと減
速歯車列とを設けるとともに、その側面には先端側のピ
ンを中心として減速歯車列の最終出力軸により揺動され
る揺動アームを設け、この揺動アームの後端に各種の配
管用作業工具を交換自在に支持して揺動させるシャフト
を突設したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本考案の実施例を第1図、第2図および第3図
により詳細に説明する。
(1)はバイス(2)を先端に設けたケーシング本体で
あり、該ケーシング本体(1)の内部にはモータ(3)
が収納されているとともに、該モータ(3)の回転軸
(3a)により駆動される減速歯車列(4)がその最終出
力軸(5)の先端をケーシング本体(1)の側面中央か
ら突出させた状態で収納されている。この減速歯車列
(4)は複数の歯車(6)からなるもので、その最終出
力軸(5)の先端には偏芯ピン(7)を突出させた円板
(8)が設けられている。
(9)はパイプレンチ、パイプカッター等の各種の配
管用作業工具を揺動させる揺動アームであり、該揺動ア
ーム(9)は先端部をケーシング本体(1)の先端側面
にピン(9a)によって枢支されており、その中間部に前
記偏芯ピン(7)を滑動可能に嵌合する長溝(10)が形
成され、更にその後端に配管用作業工具を交換自在に支
持して駆動するためのシャフト(11)を突設したもので
ある。従って、円板(8)が回転すると偏芯ピン(7)
が長溝(10)内をスライドしつつ揺動アーム(9)をピ
ン(9a)を軸として揺動させ、シャフト(11)が上下方
向に揺動運動を生ずることとなる。なお、前記したバイ
ス(2)は、ケーシング本体(1)の前面に上下にV字
状に対向させて取付けた鋸歯状の一対のパイプ受材(1
2)、(12)を備えている。またケーシング本体(1)
の上面に傾斜させた筒体(13)が設けられており、その
上端にはチェーン(14)の先端が枢支されたねじ棒(1
5)を引上げるためのハンドル(16)付の雌ねじ(17)
が回動自在に取付けられている。更にケーシング本体
(1)の下面にはチェーン係止用のフック(18)を設け
てあり、チェーン(14)をパイプ類に巻付けたうえでチ
ェーン(14)の先端をフック(18)に掛け、ハンドル
(16)を回転させれば、チェーン(14)はパイプ類を強
固にクランプし、パイプ類と本考案の装置とが確実に固
定されることとなる。なお、(19)はケーシング本体
(1)の後部に連設したスイッチを内蔵した握柄であ
る。また、実施例ではバイス(2)をチェーンバイスと
しているが他のバイスでもよい。
(作用) 次に本考案の装置の使用方法を、第2図および第3図
に示すように管継手(51)のソケット部(51a)に管材
(52)を螺合させる目的で使用する場合について説明す
る。まずケーシング本体(1)の先端に設けたバイス
(2)により、前述のように本考案の装置を管継手(5
1)に固定する。次に揺動アーム(9)の後端側面に突
設した配管用作業工具支持用のシャフト(11)に、パイ
プレンチ(53)の基端に形成した長孔(54)を嵌挿する
とともに、パイプレンチ(53)の上顎部(55)を調節し
て管材(52)を上顎部(55)の歯(55a)と本体側の歯
(55b)により咬持する。このように準備作業が終了し
たのち、ケーシング本体(1)の後部に収納したモータ
(3)を駆動させれば、モータ(3)の回転軸(3a)の
回転は減速歯車列(4)を介して減速されて最終出力軸
(5)に達し、ケーシング本体(1)の側面中央から突
出した偏芯ピン(7)を円板(8)とともに回転させ
る。この偏芯ピン(7)はケーシング本体(1)の先端
側面のピン(9a)に先端部を枢支した揺動アーム(9)
の長溝(10)に滑動可能に嵌合されているので、偏芯ピ
ン(7)は回転軌跡を描きながら揺動アーム(9)をピ
ン(9a)を中心として上下に揺動させる。この結果、揺
動アーム(9)の先端側面に突設した配管用作業工具支
持用のシャフト(11)に取付けられたパイプレンチ(5
3)は管材(52)を中心として上下に揺動し、管材(5
2)を管継手(51)のソケット部(51a)に自動的に螺合
することとなる。
なお、本実施例では配管用作業工具としてパイプレン
チを使用した場合について説明したが、揺動アーム
(9)のシャフト(11)にその他の揺動式のパイプカッ
ターやパイプねじ切り器などの配管用作業工具を取り付
ければ、同様に駆動できることは勿論である。本考案に
おいては、このようなシャフト(11)を備えた揺動アー
ム(9)を設けてあるため、配管用作業工具側にわずか
な長孔を設けるだけで、各種の配管用作業工具をパイプ
類を中心として駆動することができる。しかも配管用作
業工具へのシャフト(11)の挿入位置がパイプ類から離
れるため、パイプ類に干渉されることなく配管用作業工
具の着脱を行える利点がある。
このように本考案の装置を用いれば、各種の配管用作
業工具を強い力で上下方向に揺動させることができ、手
動式の場合のような長いハンドルを必要としなくなるの
で、大口径のパイプ類の配管作業をも小さいスペースを
利用して行うことができる。また高所作業の場合に用い
れば配管用作業工具を誤って落下させる事故を防止でき
るうえ、配管用作業工具のみを交換すれば各種の作業を
極めて能率的に行うことが可能となる。
(考案の効果) 本考案は以上の説明によって明らかなように、処理を
行う管継手等にバイスを利用して固定し、各種の配管用
作業工具を自動的に強力に揺動駆動させることができる
ものであるから、配管用作業工具を人手により動かすた
めの長いハンドルを省くことができ、広いスペースが不
要となる。また本考案によれば、配管作業の作業能率を
向上させることができるうえ、高所作業における工具の
落下事故をなくすることもできる。よって本考案は従来
の欠点を一掃した配管用作業工具の揺動駆動装置とし
て、その実用的価値は極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図は配管用
作業工具としてのパイプレンチを使用した状態を示す一
部切欠平面図、第3図はその側面図である。 (1):ケーシング本体,(2):バイス、(3):モ
ータ、(4):減速歯車列、(5):最終出力軸、
(9):揺動アーム、(9a):ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B25F 5/00 B25F 5/00 D

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にバイス(2)を設けたケーシング本
    体(1)の内部に、モータ(3)と減速歯車列(4)と
    を設けるとともに、その側面には先端側のピン(9a)を
    中心として減速歯車列(4)の最終出力軸(5)により
    揺動される揺動アーム(9)を設け、この揺動アーム
    (9)の後端に各種の配管用作業工具を交換自在に支持
    して揺動させるシャフト(11)を突設したことを特徴と
    する配管用作業工具の揺動駆動装置。
JP1988025710U 1988-02-26 1988-02-26 配管用作業工具の揺動駆動装置 Expired - Lifetime JP2502967Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988025710U JP2502967Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 配管用作業工具の揺動駆動装置
US07/315,475 US4885963A (en) 1988-02-26 1989-02-24 Oscillating drive apparatus for working tool and working apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988025710U JP2502967Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 配管用作業工具の揺動駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01129055U JPH01129055U (ja) 1989-09-04
JP2502967Y2 true JP2502967Y2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=31246684

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JP1988025710U Expired - Lifetime JP2502967Y2 (ja) 1988-02-26 1988-02-26 配管用作業工具の揺動駆動装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5226398U (ja) * 1975-08-13 1977-02-24
JPS53143189U (ja) * 1977-04-15 1978-11-11
JPS5738241U (ja) * 1980-08-08 1982-03-01
JPH0217773Y2 (ja) * 1986-01-23 1990-05-18

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