JP3049264U - パイプソーの角度切り用バイス - Google Patents

パイプソーの角度切り用バイス

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JP3049264U
JP3049264U JP1997011006U JP1100697U JP3049264U JP 3049264 U JP3049264 U JP 3049264U JP 1997011006 U JP1997011006 U JP 1997011006U JP 1100697 U JP1100697 U JP 1100697U JP 3049264 U JP3049264 U JP 3049264U
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JP
Japan
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pipe
saw
angle
cutting
support member
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Application number
JP1997011006U
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English (en)
Inventor
昭人 景山
龍広 伴
Original Assignee
アサダ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソーのパイプを切断する角度の調節をパイプ
ソー支持部材により簡単に行うように構成したパイプソ
ーの角度切り用バイスを提供すること。 【解決手段】 被切断パイプの外面に着脱自由に設けら
れたバイス本体の該パイプの中心線方向と同一方向の平
面上に一致するように配置された取付面に、パイプソー
支持部材を所定角度範囲内で回転可能に設け、そのパイ
プソー支持部材に、パイプソーのケーシング側面を連結
して同ケーシングをパイプの切断方向に回転自由に設
け、ソーのパイプ切断角度をパイプソー支持部材により
調節するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ガス管や水道管等のパイプの切断を行うためのパイプソーを固定す る角度切り用バイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパイプソーを固定するバイス類として、本件出願人にかかるものが実公 平2−6983号公報、実公平2−17773号公報等に開示されているところ 、それらは塩化ビニール等のプラスチック製又は金属製のパイプを長手方向に対 して直交する方向に切断するようにパイプソーを支持する構造とされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記パイプソーのバイス類は、ソーをパイプの長手方向に対して直交する方向 にのみ案内するためのものであって、ソーをパイプの長手方向に対して斜めの角 度を持って案内するものではない。しかして、バイス等の補助具を用いないで、 小径のパイプを斜め角度で切断することはまだ容易であるが、直径300mm程 度の大径パイプを一定の角度で美麗に切断することは困難であると言える。
【0004】 本考案の目的は、パイプソー支持部材によりソーのパイプを切断する角度の調 節を簡単に行うように構成したパイプソーの角度切り用バイスを提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載の考案は、被切断パイプの外面に着 脱自由に設けられたバイス本体の該パイプの中心線方向と同一方向をなす平面上 に一致するように配置された取付面に、パイプソー支持部材を所定角度範囲内で 回転可能に設け、該パイプソー支持部材に、ソーの往復運動によってパイプの切 断を行うパイプソーのケーシング側面を連結して同ケーシングをパイプの切断方 向に回転自由に設け、前記ソーのパイプ切断角度をパイプソー支持部材により調 節するように構成したことを特徴とする。
【0006】 同様の目的を達成するために請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のパイ プソーの角度切り用バイスにおいて、パイプソーのケーシング側面に突設した連 結軸を、前記パイプソー支持部材の軸孔に挿入するように設けたことを特徴とす るものである。
【0007】
【考案の作用及び効果】
パイプソー支持部材の軸孔にパイプソーのケーシング側面の連結軸を挿入して 連結することにより、パイプソーのケーシングはパイプの切断方向に回転自由と される。しかして、パイプソー支持部材を回転調節することにより、ソーをパイ プの長手方向に対して直交する方向から一定の斜め角度まで任意にセットするこ とができる。 パイプを斜め角度で切断する作業は、パイプソーを上述のように所定角度の位 置にセットした後、従来通り往復作動するソーをパイプに押し付けつつケーシン グを少しずつ回転させることにより行う。ソーはパイプの外周面に対して法線上 に接触するように設けられているので、切り込み時にパイプ上を滑ることなく、 円滑に切断動作が行われる。
【0008】 このパイプソーの角度切り用バイスは、従来のバイスでは困難とされていたパ イプの斜め切断を円滑に施すことを可能とし、ソーのパイプ切断角度の調節をパ イプソー支持部材により簡単に行うことができるという利点がある。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1は正面図、図 2は側面図、図3はバイス本体の正面図、図4はパイプソー支持部材の裏面図、 図5は同平面図、図6はパイプソーを取り付けた状態の説明図である。
【0010】 図において、パイプソーの角度切り用バイスVのバイス本体1には、被切断パ イプpの外周面に跨ぐように接する偏平な逆V字形のベース部2の一方端上に二 股形のフック3が形成され、その他方端上に後記チエーン18を案内するガイド ローラ5を軸支する一対の突片4が形成されている。図3に示すように、ベース 部2より上方に延びるように一体に形成された立て片6の取付面7には、位置決 め孔8とネジ孔9、9とを設ける。その取付面7は、被切断パイプpの中心線方 向と同一方向をなす平面上に一致するように設けられている。
【0011】 上記取付面7と反対側の立て片6に一体に形成された受け片10には、ハンド ル15を設けたクランプボルト16を回転自由に取り付ける。そして、パイプp に巻き付けるチェーン18の一端を連結したナット体17をクランプボルト16 に螺着する。しかして、チェーン18の他端に固着されたピン19を前記フック 3に掛けてからハンドル15を回転操作することにより、該チェーン18を引き 込み又は戻すように設ける。
【0012】 図4、5に示すパイプソー支持部材20は、中心にピン22を突設すると共に 該ピン22を中心とする円弧状の長孔23、23を設けた円形片21と、軸孔2 5を設けた筒部24とが一体に形成されている。26は円形片21の周縁に設け た合いマークである。しかして、このパイプソー支持部材20はピン22を前記 バイス本体1の位置決め孔8に遊嵌してから、ボルト27、27をネジ孔9、9 に螺合して同バイス本体1に締付け固定するように設けられている。28はバイ ス本体1に取り付けたプレートであって、水平方向(パイプpの中心)に対して 、パイプソー支持部材20の軸穴25の仮想の中心線のなす角度θ、即ちパイプ 切断角度(0°〜30°)を表示するものである。 以上により、パイプソー支持部材20をピン22を中心として所定角度範囲で バイス本体1に対して回転可能に設けたパイプソーの角度切り用バイスVが構成 される。
【0013】 つぎに、かかる角度切り用バイスVの使用方法について述べる。 まず、角度切り用バイスVの本体1を被切断パイプpの外面に載せ、チェーン 18の他端のピン19をフック3に掛けてからハンドル15を回転操作して同バ イス本体をパイプpに確実に固定する。ついで、ソーcの往復運動によってパイ プpの切断を行うパイプソーaのケーシングb側面に突設した連結軸dを、前記 パイプソー支持部材20の軸孔25に挿入し、ソーcのパイプ切断角度をパイプ ソー支持部材20により任意の角度に調節する。図6に、ソーcのパイプ切断角 度を30°とした状態を示す。
【0014】 このパイプソーの角度切り用バイスによれば、直径300mm程度の大径のパ イプを一定の角度で美麗に切断することが可能であって、パイプ切断角度の調整 をパイプソー支持部材により簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図
【図2】側面図
【図3】バイス本体の正面図
【図4】パイプソー支持部材の裏面図
【図5】同平面図
【図6】パイプソーを取り付けた状態の説明図
【符号の説明】
V→パイプソーの角度切り用バイス p→パイプ a→
パイプソー b→ケーシング c→ソー d→連結軸 1→バイス本体 20→パイプソー支持部材 25→軸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断パイプの外周面に着脱自由に設け
    られたバイス本体の該パイプの中心線方向と同一方向を
    なす平面上に一致するように配置された取付面に、パイ
    プソー支持部材を所定角度範囲内で回転可能に設け、該
    パイプソー支持部材に、ソーの往復運動によってパイプ
    の切断を行うパイプソーのケーシング側面を連結して同
    ケーシングをパイプの切断方向に回転自由に設け、前記
    ソーのパイプ切断角度をパイプソー支持部材により調節
    するように構成したことを特徴とするパイプソーの角度
    切り用バイス。
  2. 【請求項2】 パイプソーのケーシング側面に突設した
    連結軸を、前記パイプソー支持部材の軸孔に挿入するよ
    うに設けたことを特徴とする請求項1に記載のパイプソ
    ーの角度切り用バイス。
JP1997011006U 1997-11-28 1997-11-28 パイプソーの角度切り用バイス Expired - Lifetime JP3049264U (ja)

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