JP2560488Y2 - 管クランプ装置 - Google Patents

管クランプ装置

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JP2560488Y2
JP2560488Y2 JP6660193U JP6660193U JP2560488Y2 JP 2560488 Y2 JP2560488 Y2 JP 2560488Y2 JP 6660193 U JP6660193 U JP 6660193U JP 6660193 U JP6660193 U JP 6660193U JP 2560488 Y2 JP2560488 Y2 JP 2560488Y2
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JP
Japan
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pedestal
elbow
groove
holding member
straight
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JP6660193U
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JPH0737483U (ja
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隆志 木田
和行 竹田
康孝 中村
和敏 前田
徹廣 則
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、管の突合わせ溶接時
に、管を固定する管クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内径が数10mm程度の小口径の
直管とエルボの仮付けに使用する治具は、特公昭62−
18279号公報に記載されている。
【0003】前記公報に記載された治具は、図5に示す
ような、エルボ40に直管32を嵌挿したものを、仮溶
接するための仮止め治具である。この仮溶接用仮止め治
具は、図4に示すように、治具半体50と治具半体51
を回動連結具27で回動自在に連結し、この治具半体5
0と治具半体51の対向する上下の面の中央部に、それ
ぞれ湾曲凹溝2を設け、前記それぞれの湾曲凹溝2の両
端部に直線凹溝3をそれぞれ段部を介して接続して設
け、前記治具半体50・51の前部にボルトとナットよ
りなる締付部材55を設け、前記直線凹溝3を設けた部
分に仮付用の小窓4を設けたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記図4に示す仮溶接
用仮止め治具は、仮溶接をすべきエルボ40と直管32
の固定ができて便利である。
【0005】しかしながら、前記従来の仮溶接用仮止め
治具は、図5に示されるように、エルボ40が大径に形
成され、この大径のエルボ40に直管32が嵌挿される
ように形成されたものであり、エルボ40は、エルボ4
0の外形に合致する湾曲凹溝2内に挿入されることによ
り、所定の位置に固定されるものである。
【0006】したがって、エルボ40の外径と直管32
の外径が同一の場合には、湾曲凹溝2と直線凹溝3が連
続して接続することとなるので、エルボ40を所定の位
置に設置するのが困難である。
【0007】本考案は、前記事項に鑑みなされたもので
あり、外径が同一に形成された直管とエルボの仮付けの
ための固定が正確に、かつ容易にできるようにすること
を技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、台座1の
背部と抑え具20の背部を回動連結具27で回動自在に
連結して、前記台座1と抑え具20が間隔dを置いて対
向できるように形成し、前記台座1と抑え具20の対向
面の中央部に、水平方向に弧状に湾曲した湾曲凹溝2を
対向して設け、前記それぞれの湾曲凹溝2の両端部に、
直線状に延びる直線凹溝3をそれぞれ接続して設け、前
記台座1と抑え具20の湾曲凹溝2と直線凹溝3の接続
部に、それぞれ仮付け用の小窓4を貫通して設け、前記
台座1の側部に、第2回動連結具28で定規10を連結
し、この定規10は前記台座1の上面に沿い、かつ前記
湾曲凹溝2の端部に沿う位置に回動できるように形成し
て管クランプ装置とした。
【0009】第2の考案は、第1の考案において、エル
ボ40と直管32を挟持した台座1と抑え具20間の間
隔dを、台座1と抑え具20の側方より、仮溶接用器具
が挿入できる大きさに形成して、前記エルボ40と直管
32の開先46・46の仮付けが開先46の側方からで
きるように形成して管クランプ装置とした。
【0010】
【作用】本考案は、抑え具20を開いて定規10を台座
1の上面に沿う位置に回動させる。そして、台座1の中
央部に設けた湾曲凹溝2にエルボ40を載せ、エルボ4
0の一方の開先46を前記定規10に当接させてエルボ
40の位置決めをする。
【0011】次に、直管32を定規10のない側の直線
凹溝3に載せ、エルボ40と直管32の開先46・46
を所定間隔を保つようにする。次に、図2に示すよう
に、抑え具20を回動連結具27で回動させ、前記エル
ボ40と直管32の上に載せるか、或は前記のようにし
てエルボ40と直管32の位置決めをした後、抑え具2
0を回動させないで、前記定規10を回動させて台座1
の上面から外し、この定規10のあった側の直線凹溝3
に別の直管を載せ、この直管の開先を前記エルボ40の
開先46と所定の間隔を保つように位置決めし、抑え具
20を回動させてエルボ40とその両端の直管の上に載
せる。
【0012】そして、前記のようにしてエルボ40と直
管32を、或は、エルボ40とその両端に直管32を挟
んだ台座1と抑え具20の上下を、図示してないシャコ
万力・バイスクリップ等の締付具で締め付けて固定す
る。
【0013】そうすると、エルボ40と直管32は湾曲
凹溝2と直線凹溝3、及び定規10に従って位置決めさ
れて固定される。そして、前記エルボ40と直管32の
開先46は、仮付け用の小窓4を使用して仮付けが容易
にでき、芯ずれ変形の虞れのない仮付けができる。
【0014】そして、エルボ40に一方の直管32のみ
を仮付けした場合は、さらに、別の直管を同様にして固
定して仮付けをする。第2の考案は、さらに、エルボ4
0と直管32を挟持した台座1と抑え具20の側方よ
り、溶接棒などの仮溶接用器具を挿入して、エルボ40
と直管32の側方の開先46・46の仮付けができ、開
先46・46の周囲の多数の箇所での仮付けができる。
【0015】
【実施例】以下図に基づいて本考案の実施例の説明をす
る。図1乃至図3は本考案の一実施例を示すものであ
る。
【0016】この実施例の管クランプ装置は、鋼製の台
座1の背部と鋼製の抑え具20の背部を、蝶番として形
成した回動連結具27で回動自在に連結して、前記台座
1と抑え具20が間隔dを置いて対向できるように形成
してある。
【0017】前記台座1と抑え具20の対向面の中央部
には、断面が円弧状の凹溝であって、水平方向に弧状に
湾曲した湾曲凹溝2を対向して設けてあり、この湾曲凹
溝2は、90度の角度で湾曲するエルボ40を収容する
ように形成してあり、そして、この湾曲凹溝2は、前記
エルボ40の半径(端面よりみた半径)と同一の半径の
円弧状の断面に形成してあり、湾曲により膨出する側が
前記台座1の背部側となるようにして設けてある。
【0018】そして、台座1と抑え具20のそれぞれの
湾曲凹溝2の両端部には、直線状に延びる円弧状の直線
凹溝3を、それぞれ連続して接続して設けてあり、この
両端部の直線凹溝3・3は90度の角度に形成してあ
り、この直線凹溝3は前記台座1と抑え具20で締め付
ける直管32の半径と同一の半径の円弧状の断面に形成
してあり、前記湾曲凹溝2の円弧状の断面の半径と、直
線凹溝3の円弧状の断面の半径は同一に形成してある。
【0019】そして、前記台座1と抑え具20の湾曲凹
溝2と直線凹溝3の接続部には、それぞれ楕円形の仮付
け用の小窓4を貫通して設けてあり、この小窓4は湾曲
凹溝2や直線凹溝3側の内端部よりも、外側の外端部が
拡大するテーパに形成してあり、そのテーパは垂直線に
対して30度傾斜したテーパである。
【0020】そして、前記台座1の側部には、蝶番とし
て形成した第2回動連結具28で、直角に形成した定規
10が回動自在に連結してあり、この定規10は前記台
座1の直線凹溝3と直交する向きで、前記台座1の上面
に沿い、かつ前記湾曲凹溝2の端部に沿う位置に回動で
きるように形成してある。
【0021】そして、前記台座1と抑え具20に対する
回動連結具27及び第2回動連結具28の取り付けは、
溶接で行っているが、これは小ねじで取り付けることも
できる。
【0022】前記実施例の管クランプ装置は、抑え具2
0を開いて定規10を台座1の上面に沿う位置に回動さ
せる。そして、台座1の中央部に設けた湾曲凹溝2にエ
ルボ40を載せ、エルボ40の一方の開先46を前記定
規10に当接させてエルボ40の位置決めをする。
【0023】次に、直管32を定規10のない側の直線
凹溝3に載せ、エルボ40と直管32の開先46・46
を所定の間隔を保つように位置決めする。次に図2に示
すように、抑え具20を回動連結具27で回動させ、前
記エルボ40と直管32の上に載せるか、或は前記のよ
うにしてエルボ40と直管32の位置決めをした後、抑
え具20を回動させないで、前記定規10を回動させて
台座1の上面から外し、この定規10のあった側の直線
凹溝3に別の直管を載せ、この直管の開先を前記エルボ
40の開先46と所定の間隔を保つように位置決めし、
抑え具20を回動させてエルボ40とその両端の直管の
上に載せる。
【0024】そして、前記のようにしてエルボ40と直
管32を、或はエルボ40とその両端に直管を挟んだ台
座1と抑え具20の上下を図示してないシャコ万力・バ
イスクリップ等の締付具で締め付けて固定する。
【0025】そうすると、エルボ40と直管32は湾曲
凹溝2と直線凹溝3、及び定規10に従って位置決めさ
れて固定される。そして、前記エルボ40と直管32の
開先46は、仮付け用の小窓4を使用する他、台座1と
抑え具20の間の側方を利用して多数の箇所での仮付け
が容易にでき、芯ずれ変形の虞れのない仮付けができ
る。
【0026】そして、エルボ40に一方の直管32のみ
を仮付けした場合は、さらに、別の直管を同様にして固
定して仮付けをする。さらに、台座1と抑え具20の締
付具としては、ボルトとナットを用いることも可能であ
る。
【0027】
【考案の効果】本考案は、台座1の側部に、第2回動連
結具28で定規10を連結し、この定規10は台座1の
上面に沿い、かつ湾曲凹溝2の端部に沿う位置に回動で
きるように形成して管クランプ装置とした。
【0028】したがって、仮付けすべきエルボ40と直
管32の外径が同一の外径であって、管クランプ装置の
湾曲凹溝2と直線凹溝3との間に段部など存在しない管
クランプ装置において、定規10を使用することによ
り、エルボ40と直管32を所定の位置に容易に固定す
ることができ、エルボ40と直管32の仮付けを、正確
に、しかも、容易にできるものである。
【0029】そして、前記エルボ40と直管32の開先
46は、仮付け用の小窓4を使用して仮付けできる他、
台座1と抑え具20間の間隔dを利用して仮付けができ
るので、エルボ40と直管32の開先46・46の周囲
の多数の箇所での仮付けが容易にでき、芯ずれ変形の虞
れのない仮付けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の展開した状態の平面図
【図2】本考案の一実施例の平面図
【図3】本考案の一実施例の端面図
【符号の説明】
1 台座 2 湾曲凹溝 3 直線凹溝 4 小窓 10 定規 20 抑え具 27 回動連結具 28 第2回動連結具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 前田 和敏 埼玉県北本市本町8−95 (72)考案者 則 徹廣 埼玉県北本市東間5−9サンマンション 北本1−908 (56)参考文献 特開 昭58−199695(JP,A) 特開 昭58−199696(JP,A) 実開 昭63−6197(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座1の背部と抑え具20の背部を連動
    連結具27で回動自在に連結して、前記台座1と抑え具
    20が間隔dを置いて対向できるように形成し、前記台
    座1と抑え具20の対向面の中央部に、水平方向に弧状
    に湾曲した湾曲凹溝2を対向して設け、前記それぞれの
    湾曲凹溝2の両端部に、直線状に延びる直線凹溝3をそ
    れぞれ接続して設け、前記台座1と抑え具20の湾曲凹
    溝2と直線凹溝3の接続部に、それぞれ仮付け用の小窓
    4を貫通して設け、前記台座1の側部に、第2回動連結
    具28で定規10を連結し、この定規10は前記台座1
    の上面に沿い、かつ前記湾曲凹溝2の端部に沿う位置に
    回動できるように形成した管クランプ装置。
  2. 【請求項2】 エルボ40と直管32を挟持した台座1
    と抑え具20間の間隔dを、台座1と抑え具20の側方
    より、仮溶接用器具が挿入できる大きさに形成して、前
    記エルボ40と直管32の開先46・46の仮付けが開
    先46の側方からできるように形成した請求項1記載の
    クランプ装置。
JP6660193U 1993-12-14 1993-12-14 管クランプ装置 Expired - Lifetime JP2560488Y2 (ja)

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JPH0737483U JPH0737483U (ja) 1995-07-11
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CN109773399A (zh) * 2019-02-28 2019-05-21 广东南海昌和模具有限公司 异形弯管的焊接装配装置
CN114310090B (zh) * 2020-09-29 2023-08-22 武汉软件工程职业学院 一种多形状管件适用的自动装配焊接机

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