JPS6317530Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317530Y2 JPS6317530Y2 JP1982190610U JP19061082U JPS6317530Y2 JP S6317530 Y2 JPS6317530 Y2 JP S6317530Y2 JP 1982190610 U JP1982190610 U JP 1982190610U JP 19061082 U JP19061082 U JP 19061082U JP S6317530 Y2 JPS6317530 Y2 JP S6317530Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- roller
- grooving
- gear
- radial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はパイプ、特に薄肉パイプの外周に周溝
を加工するパイプ溝加工機に関する。
を加工するパイプ溝加工機に関する。
本願出願人は先に第1図に示す如きパイプカツ
ター(実用新案登録1359107号)を提案した。第
1図のパイプカツターを簡単に説明するとカツタ
ー本体は環状枠体1から構成され、該枠体1は連
結具3により相互に連結される複数個の等長棒体
5を有する。等長棒体5は図示の例では3本の中
空丸棒でありその延長線を結ぶと正三角形を形成
するようになつている。等長棒体5の数は3本が
好ましいがこれに限定されず、形状も丸棒には限
定されないがそれらの延長線を結ぶと正多角形を
形成することが必要である。各棒体5はブロツク
状の連結具3により摺動可能に連結される。即ち
連結具3はその端部に棒体5を嵌入するための孔
を有する案内環7を有し、該両嵌入孔の軸孔線は
棒体5が形成する正多角形の頂角に等しい交角で
交叉する。棒体5の端部には好ましくは切断、溝
切り、面取り等の切削加工すべきパイプ(図示せ
ず)の規格外径に対応するピツチで円周溝9が切
つてあり案内環7に形成したねじ孔(図示せず)
を通して止めねじ11の先端がこの溝9に嵌合し
棒体5を所定のパイプ外径に対応した位置に固定
せしめる。斯くして各止めねじ11をゆるめれば
各棒体5は案内環7内を自由に摺動可能で枠体1
全体をパイプ径にあわせて拡開あるいは収縮し得
る。
ター(実用新案登録1359107号)を提案した。第
1図のパイプカツターを簡単に説明するとカツタ
ー本体は環状枠体1から構成され、該枠体1は連
結具3により相互に連結される複数個の等長棒体
5を有する。等長棒体5は図示の例では3本の中
空丸棒でありその延長線を結ぶと正三角形を形成
するようになつている。等長棒体5の数は3本が
好ましいがこれに限定されず、形状も丸棒には限
定されないがそれらの延長線を結ぶと正多角形を
形成することが必要である。各棒体5はブロツク
状の連結具3により摺動可能に連結される。即ち
連結具3はその端部に棒体5を嵌入するための孔
を有する案内環7を有し、該両嵌入孔の軸孔線は
棒体5が形成する正多角形の頂角に等しい交角で
交叉する。棒体5の端部には好ましくは切断、溝
切り、面取り等の切削加工すべきパイプ(図示せ
ず)の規格外径に対応するピツチで円周溝9が切
つてあり案内環7に形成したねじ孔(図示せず)
を通して止めねじ11の先端がこの溝9に嵌合し
棒体5を所定のパイプ外径に対応した位置に固定
せしめる。斯くして各止めねじ11をゆるめれば
各棒体5は案内環7内を自由に摺動可能で枠体1
全体をパイプ径にあわせて拡開あるいは収縮し得
る。
連結具3には半径方向に突出するパイプ外周締
付具13が設けられ該締付具13は例えば先端に
締付ジヨー15を有する調節ねじでよい。従つて
パイプ外径に合わせて調節ねじ13を締め付けて
いけばパイプは少くとも3点で確実に掴持される
ことになる。また連結具3にはU形の支承部材1
7が固定されその1つにはモータ23等の回転駆
動源に連結される小歯車19が回転自在に支承さ
れ他の2つにはH形断面のローラ21が回転自在
に支承される。小歯車19の回転軸(図示せず)
はモータ23等の駆動装置を設ける代りに例えば
ハンドル等(図示せず)を介して手動で回転する
ことも可能である。あるいはまたこの回転軸は電
気ドリル等を利用して簡単に回すようにすること
も可能である。モータ23は連結具3に一体的な
ブラケツト24により支持される。
付具13が設けられ該締付具13は例えば先端に
締付ジヨー15を有する調節ねじでよい。従つて
パイプ外径に合わせて調節ねじ13を締め付けて
いけばパイプは少くとも3点で確実に掴持される
ことになる。また連結具3にはU形の支承部材1
7が固定されその1つにはモータ23等の回転駆
動源に連結される小歯車19が回転自在に支承さ
れ他の2つにはH形断面のローラ21が回転自在
に支承される。小歯車19の回転軸(図示せず)
はモータ23等の駆動装置を設ける代りに例えば
ハンドル等(図示せず)を介して手動で回転する
ことも可能である。あるいはまたこの回転軸は電
気ドリル等を利用して簡単に回すようにすること
も可能である。モータ23は連結具3に一体的な
ブラケツト24により支持される。
2段になつた側面31を有する環状歯車29は
前記小歯車19に噛合する。2段側面31の肩部
31a上には前記H形ローラ21が係止し該ロー
ラ21が肩31a上を転動するようになつてい
る。環状歯車29は小歯車19に係合しかつH形
ローラ21の凹溝内に挾まれて回転自在に支承さ
れる。ローラ21の凹溝部は好ましくは環状歯車
29の円周歯には係止しないようにする。環状歯
車29の側面には工具ホルダー33が取付けられ
る。工具ホルダー33は好ましくは直径方向に2
つ設けられ該工具ホルダー33には工具35が支
承される。工具35は例えばバイトであり半径方
向に可動となつている。この工具35の半径方向
の運動は例えばねじ37を締めつけながら該ねじ
37により圧縮されるばね(図示せず)の作用に
より工具35をパイプ外周に押し当てた後に更に
このばねを圧縮して予じめある程度の付勢力をも
たせておき工具35が常に半径方向に押圧される
ような機構になつている。工具35は環状歯車2
9の回転に伴つてパイプへの切り込みを深くして
いきパイプを切断することができる。
前記小歯車19に噛合する。2段側面31の肩部
31a上には前記H形ローラ21が係止し該ロー
ラ21が肩31a上を転動するようになつてい
る。環状歯車29は小歯車19に係合しかつH形
ローラ21の凹溝内に挾まれて回転自在に支承さ
れる。ローラ21の凹溝部は好ましくは環状歯車
29の円周歯には係止しないようにする。環状歯
車29の側面には工具ホルダー33が取付けられ
る。工具ホルダー33は好ましくは直径方向に2
つ設けられ該工具ホルダー33には工具35が支
承される。工具35は例えばバイトであり半径方
向に可動となつている。この工具35の半径方向
の運動は例えばねじ37を締めつけながら該ねじ
37により圧縮されるばね(図示せず)の作用に
より工具35をパイプ外周に押し当てた後に更に
このばねを圧縮して予じめある程度の付勢力をも
たせておき工具35が常に半径方向に押圧される
ような機構になつている。工具35は環状歯車2
9の回転に伴つてパイプへの切り込みを深くして
いきパイプを切断することができる。
本考案は斯かる型のパイプカツタを用いた簡易
構造のパイプ溝加工機を提供せんとするものであ
る。
構造のパイプ溝加工機を提供せんとするものであ
る。
即ち、本考案によれば工具ホルダー33にはバ
イト35の代りにグルービング用ローラ工具が取
付けられる。そしてグルービング加工時にはパイ
プの内径側からもパイプを保持しないとパイプ
(特にステンレスパイプ等の薄肉パイプの場合)
がひしやげてしまう可能性があるのでパイプ内周
側保持機構に以下の如き特別な工夫をこらしたも
のである。
イト35の代りにグルービング用ローラ工具が取
付けられる。そしてグルービング加工時にはパイ
プの内径側からもパイプを保持しないとパイプ
(特にステンレスパイプ等の薄肉パイプの場合)
がひしやげてしまう可能性があるのでパイプ内周
側保持機構に以下の如き特別な工夫をこらしたも
のである。
以下、添付図面に従つて本考案を詳細に説明す
る。
る。
本考案によれば環状歯車29の側面31に固定
される工具ホルダ33内に半径方向に摺動自在な
スライダ41が嵌入される。スライダ41はその
幅Wより挾い幅長W′の空間を形成する一対のカ
バープレート45によりふたをされ工具ホルダ3
3から抜け出ないようになつている。カバープレ
ート45はボルト43によりホルダ33に固着さ
れる。スライダ41はばね47により常に半径方
向外向きに押圧される。スライダ41はばね47
によりホルダ33の外方からねじ孔38に螺入し
た第1アジヤストスクリユ49に押し当てられ
る。従つて第1アジヤストスクリユ49を回転さ
せることによりばね47のばね荷重を調節するこ
とができる。スライダ41はホルダ33の外方に
延びる略L字形の腕51を有し、該腕51の下部
にパイプPの内径側を保持するカウンタローラ5
3が軸ピン55により回転自在に取り付けられ
る。カウンタローラ53の外周にはパイプPに形
成すべき周溝に対応する凹溝54が形成されてい
る。尚、56は腕51の補強リブである。
される工具ホルダ33内に半径方向に摺動自在な
スライダ41が嵌入される。スライダ41はその
幅Wより挾い幅長W′の空間を形成する一対のカ
バープレート45によりふたをされ工具ホルダ3
3から抜け出ないようになつている。カバープレ
ート45はボルト43によりホルダ33に固着さ
れる。スライダ41はばね47により常に半径方
向外向きに押圧される。スライダ41はばね47
によりホルダ33の外方からねじ孔38に螺入し
た第1アジヤストスクリユ49に押し当てられ
る。従つて第1アジヤストスクリユ49を回転さ
せることによりばね47のばね荷重を調節するこ
とができる。スライダ41はホルダ33の外方に
延びる略L字形の腕51を有し、該腕51の下部
にパイプPの内径側を保持するカウンタローラ5
3が軸ピン55により回転自在に取り付けられ
る。カウンタローラ53の外周にはパイプPに形
成すべき周溝に対応する凹溝54が形成されてい
る。尚、56は腕51の補強リブである。
腕51にはカウンタローラ53に対応する位置
にグルービングローラ57が設けられる。ローラ
57は腕51のねじ孔52を貫通する第2アジヤ
ストスクリユー65を回転自在に取付けたローラ
ホルダ68にピン59により回転自在に軸支され
る。ローラ57の外周にはカウンタローラ53の
凹溝54に対応してグルービング加工用の突起6
1が形成される。ローラホルダ68は第2アジヤ
ストスクリユー65のハンドル67を回転するこ
とにより腕51に対してパイプ半径方向に可動で
ある。従つて第2アジヤストスクリユー65によ
りローラ57を少しずつパイプ半径方向に押し下
げていくことによりパイプPに所定深さの周溝を
塑性加工することができる。
にグルービングローラ57が設けられる。ローラ
57は腕51のねじ孔52を貫通する第2アジヤ
ストスクリユー65を回転自在に取付けたローラ
ホルダ68にピン59により回転自在に軸支され
る。ローラ57の外周にはカウンタローラ53の
凹溝54に対応してグルービング加工用の突起6
1が形成される。ローラホルダ68は第2アジヤ
ストスクリユー65のハンドル67を回転するこ
とにより腕51に対してパイプ半径方向に可動で
ある。従つて第2アジヤストスクリユー65によ
りローラ57を少しずつパイプ半径方向に押し下
げていくことによりパイプPに所定深さの周溝を
塑性加工することができる。
また本考案によればパイプPの心円度が正確で
ないような場合、腕51全体がパイプPの輪郭円
に沿つて動くことができるので、即ちスライダ4
1がばね47により弾性的にパイプ半径方向に揺
れながら動くのでパイプPのゆがみや偏心を弾性
的に吸収することができる。このとき勿論第2ア
ジヤストスクリユー65を動かさない限りローラ
57とカウンタローラ53との相対関係は不変で
ある。
ないような場合、腕51全体がパイプPの輪郭円
に沿つて動くことができるので、即ちスライダ4
1がばね47により弾性的にパイプ半径方向に揺
れながら動くのでパイプPのゆがみや偏心を弾性
的に吸収することができる。このとき勿論第2ア
ジヤストスクリユー65を動かさない限りローラ
57とカウンタローラ53との相対関係は不変で
ある。
特にステンレスパイプ等の薄肉パイプの場合に
は肉厚をかなり薄くできるがそれに応じて真円度
の確保もむずかしくなる。。本考案は上述の如く
パイプの多少の真円度のくるいは腕51全体がス
ライダ41と共にパイプ半径方向に揺れることに
より有効に吸収できるので特に薄肉パイプに適用
するのが有利である。
は肉厚をかなり薄くできるがそれに応じて真円度
の確保もむずかしくなる。。本考案は上述の如く
パイプの多少の真円度のくるいは腕51全体がス
ライダ41と共にパイプ半径方向に揺れることに
より有効に吸収できるので特に薄肉パイプに適用
するのが有利である。
第1図は本願出願人の先願に係るパイプカツタ
ーの斜視図、第2図は本考案に係るパイプ溝加工
機の工具ホルダの正面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は第3図の底面図である。 1……枠体、3……連結具、5……棒体、13
……締付具、19……小歯車、29……環状歯
車、33……工具ホルダー、41……スライダ、
51……腕、53……カウンタローラ、57……
グルービングローラ。
ーの斜視図、第2図は本考案に係るパイプ溝加工
機の工具ホルダの正面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は第3図の底面図である。 1……枠体、3……連結具、5……棒体、13
……締付具、19……小歯車、29……環状歯
車、33……工具ホルダー、41……スライダ、
51……腕、53……カウンタローラ、57……
グルービングローラ。
Claims (1)
- 被加工パイプ外周を同心状に取囲んでパイプ上
に静置する固定的環状枠体上に複数個のパイプ外
側締付具を等角度間隔おきに配置装着し、かつグ
ルービング工具ホルダーを具備する環状歯車を前
記環状枠体周辺上に配置した複数個の支承部材上
に回転自在に担持させると共に該環状歯車に噛合
する小歯車を環状枠体上に軸架させて前記環状歯
車をパイプ外周囲で回転させることによりパイプ
に溝加工するようにしたパイプの溝加工機であつ
て、上記グルービング工具ホルダー内にパイプ半
径方向に可動にスライダを取付けると共に該スラ
イダからパイプ半径方向に腕を延在せしめて該腕
にパイプ内径側を保持するカウンタローラを取付
け、かつこのカウンタローラに対向して上記腕に
グルービングローラをパイプ半径方向に可動に取
付けたことを特徴とするパイプ溝加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19061082U JPS5999027U (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | パイプ溝加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19061082U JPS5999027U (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | パイプ溝加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5999027U JPS5999027U (ja) | 1984-07-04 |
JPS6317530Y2 true JPS6317530Y2 (ja) | 1988-05-18 |
Family
ID=30410660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19061082U Granted JPS5999027U (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | パイプ溝加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5999027U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0242337Y2 (ja) * | 1988-01-22 | 1990-11-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6039126Y2 (ja) * | 1979-02-26 | 1985-11-22 | 日本ヴイクトリツク株式会社 | 管体に対する溝加工機構 |
-
1982
- 1982-12-18 JP JP19061082U patent/JPS5999027U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5999027U (ja) | 1984-07-04 |
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