JPS6113132Y2 - - Google Patents

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JPS6113132Y2
JPS6113132Y2 JP19469381U JP19469381U JPS6113132Y2 JP S6113132 Y2 JPS6113132 Y2 JP S6113132Y2 JP 19469381 U JP19469381 U JP 19469381U JP 19469381 U JP19469381 U JP 19469381U JP S6113132 Y2 JPS6113132 Y2 JP S6113132Y2
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JP
Japan
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slider
attached
screw shaft
flaring
cutter
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JP19469381U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属管端部のフレア加工具に関し、例
えば導波管或は同軸ケーブル用金属管の端部のフ
レア加工に使用されるものである。
金属管の端部において周縁が管軸に対し直角と
なるようフレア加工する場合、例えば導波管の場
合、以下の手順で行うのが一般的である。
手順1:フレア加工を施そうとする導波管端部の
ポリエチレン外被を適当な長さだけ剥ぎ
取る。
手順2:金属管を金ノコギリで切断し、切断面を
ヤスリで仕上げる。
手順3:フレア加工具を導波管端部に取付けて金
属管端部端部のフレア加工を行う。
しかしながら、上記従来方法においては、下記
のような作業上のわずらわしさがあつた。
手順3においては、所定の巾のフレア部をつ
くるために手順2で形成した金属管の切断面か
ら、所定の距離にフレア加工具を配設しなけれ
ばならないが、この位置合せが面倒である。
手順2においては、金属管が管軸に直角に切
断しなければならないが、それが熟練を要す
る。
手順2においては金ノコギリに使用により金
属の切り粉が発生するが、これが導波管内に残
留しないよう、予め管内に布等を詰めておき、
切断後はさらにきれいにり切り粉をぬぐう必要
がある。
本考案は上記不具合を解消し、かつ簡単な構成
を有する金属管端部のフレア加工具を提供するも
のであり、外枠の一側部に金属管端部把持用のブ
ラケツトが設けられ、他側部にハンドル軸が軸支
され、該ハンドル軸の外枠内先端に内枠が取付け
られ、同内枠内空間にはスクリユー軸とガイドと
が並設され、該スクリユー軸の内枠外端部にはカ
ム歯車が取付けられ、外枠には上記ハンドル軸に
よる内枠の一回転ごとにカム歯車のカムが当つ
て、カム歯車がカム送りされるところのドライブ
ピンが取付けられ、スライダーが上記スクリユー
軸並びにガイドにそれぞれ螺合並びに摺動的に保
持され、上記スライダーには、上記ブラケツトに
把持された金属管端部をフレア加工するための凸
曲面の加工子が取付けられており、さらに、スラ
イダーには、刃先がスクリユー軸の軸方向に向う
ようにカツターが固設されており、かつ、該カツ
ターの刃先は前記加工子の凸曲面部よりハンドル
側に引込んだ位置に配設されていることを特徴と
する。
なお、本考案者らは金属管端部のフレア加工具
として、実公昭55−41390号に示すものをすでに
提案しているが、本考案はこれに前記手順2の切
断機能を加味したものである。本考案を図面によ
り以下に説明する。
第1図は本考案に係るフレア加工具の一実施例
の側面図であり、その一部を断面して示してい
る。第1図において1は外枠としてのケーシング
であり、固定用脚11が取付けられている。
このケーシング1の前端部には、開閉自在なブ
ラケツト部12が設けられ、該ブラケツト部12
には2つ割れのホルダーBが設けられ、クランク
アーム2の締付けにより抱支されるよう構成され
ている。3は内枠である。4はケーシング1の後
端部に軸支されたハンドル軸であり、この軸4は
内枠3に連結され、ハンドル41の操作で回転さ
れる。5は内枠3に軸支されたスクリユー軸であ
る。6はスクリユー軸5に螺挿されたスライダー
である。7はスライダー6に取付けられたベアリ
ングボツクスである。Aはベアリングボツクス内
に装着されたフレア加工子であり、その頭部は球
面とされている。8はスクリユー軸5の一端に取
付けられたカム歯車、9はドライビングピンであ
る。第2図は第1図における−断面を示し、
内枠3にスライダーのガイドとしてのガイド軸3
1,31が取付けられ、スライダー6はこれらの
ガイド軸31にベアリング32を介して挿通され
ている。100は全体としてリング状のカツター
であり、右端のフランジ部101でスライダー6
に固設されたベアリングボツクス7の左端面に複
数本のボルトで固設されている。102は左端に
設けたリング状刃であり、刃先がスクリユー軸5
の軸方向を向くように、かつ、前記フレア加工子
の凸曲面部A1よりやゝハンドル軸4側に引込ん
だ位置に配設されている。本実施例においてはカ
ツター100はベアリングボツクスを介してスラ
イダー6に固設されているが、スライダー6に直
接固設しても良いことは勿論である。
第3図、第4図は、スライダーのガイド方法の
他の実施例を示すものであり、第3図は、第2図
同様部分の断面図を示し、第4図は第3図の−
部分の断面図を示す。図において、6′はスク
リユー軸5と螺合するネジ孔51を有する断面台
形のスライダーであり、該スライダー6′はガイ
ドバー31′,31′とガイドプレート31″で形
成される断面台形の空間内に装着され、スクリユ
ー軸5の回転に伴つて軸方向に移動する。
上記ガイド方法は第2図の方法に比べ、装置が
コンパクトになるという利点を有する。なお、ガ
イド方法は、これらに限定されるものではなく、
種々の構造を採用し得る。
次に、本工具よる金属管、例えば導波管の端部
フレア加工について説明する。
導波管端部が本考案工具のブラケツト12にホ
ルダーBを介して挾持される。このときのフレア
加工子Aの頭部とホルダーBの垂直前面b並びに
管端A′の位置関係は第5図に示されている。
この挾持状態において、本考案工具につき、ハ
ンドル41の回転により内枠3を軸4に対して一
回転させると、カム歯車8がドライビングピン9
に当接され、これによりカム歯車8に歯1個分の
回転が与えられ、スクリユー軸5の回転によりス
ライダー6がスクリユー軸5の方向に移動され
る。従つて、カツター100及びフレア加工子A
は一回公転ごとに径方向に上記スライダー6の送
り量だけ移行される軌跡で移動されていく。な
お、フレア加工子は全体を球状としてもよい。
ハンドル41を回転させて行くと、第6図のよ
うに、まず、カツター100が導波管の内壁に当
接して、該管を切断し始め、切断が完了した頃に
フレア加工子Aが管内壁に当接して該管を外方に
押し拡げ、ついには第7図のように管端部に管軸
に直角なフレア加工が施される。
本実施例においては、カツター100はシリン
ダ状の刃先を有するものを用いたが、これに限定
されるものではなく、例えば角形の本体の一方向
にのみ刃先を有するものを使用しても良いことは
勿論である。たゞ、リング状の刃先の場合刃先が
摩耗した際に、ボルトをはずして一定角度回して
再びスライダー6に固設して再使用することが可
能であり、カツターのスペアを持つ必要がないこ
とから工事の現場作業上有用である。
本考案に係るフレア加工具は上記構成を有する
ため次のような効果を奉する。
(1) 管の切断とフレア加工を一連の作業で行うこ
とができるため、作業が極めて簡単である。
(2) カツターの刃先とフレア加工子の尖端間の距
離により正確にフレアシロを設定できるため、
フレアシロを安定して、精度よく加工でき、良
好な端部を形成できる。
(3) 管切断時に金属の切り粉が発生しないので切
り粉対策を要しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフレア加工具の一実施例
の側面図、第2図は第1図−部の断面図第3
図は、他の実施例のスライダーガイド部の断面
図、第4図は第3図−部の断面図を示す。第
5図は金属管の端部に加工具を取りつけた状態を
示す説明図、第6図は金属管をカツターで切断す
る状態を示す説明図、第7図はフレア加工を完了
した状態を示す説明図である。 図において、1……外枠としてのケーシング、
3……内枠、31……ガイド、4……ハンドル
軸、5……スクリユー軸、6……スライダー、8
……カム歯車、9……ドライブピン、12……ブ
ラケツト部、A……加工子、100……カツタ
ー、101……刃先。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外枠の一側部に金属管端部把持用のブラケツト
    が設けられ、他側部にハンドル軸が軸支され該ハ
    ンドル軸の外枠内先端に内枠が取付けられ同内枠
    内空間にはスクリユー軸とガイドとが並設され、
    該スクリユー軸の内枠外端部にはカム歯車が取付
    けられ、外枠には、上記ハンドル軸による内枠の
    一回転ごとにカム歯車のカムが当つて、カム歯車
    がカム送りされるところのドライブピンが取付け
    られ、スライダーが上記スクリユー軸並びにガイ
    ドにそれぞれ螺合並びに摺動的に保持され、上記
    スライダーには、上記ブラケツトに把持された金
    属管端部をフレア加工するための凸曲面の加工子
    が取付けられておりさらに、スライダーには、刃
    先がスクリユー軸の軸方向に向うようにカツター
    が固設されており、かつ、該カツターの刃先は前
    記加工子の凸曲面部よりハンドル側に引込んだ位
    置に配設されていることを特徴とする金属管端部
    のフレア加工具。
JP19469381U 1981-12-25 1981-12-25 金属管端部のフレア加工部 Granted JPS5896815U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19469381U JPS5896815U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 金属管端部のフレア加工部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19469381U JPS5896815U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 金属管端部のフレア加工部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5896815U JPS5896815U (ja) 1983-07-01
JPS6113132Y2 true JPS6113132Y2 (ja) 1986-04-23

Family

ID=30107999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19469381U Granted JPS5896815U (ja) 1981-12-25 1981-12-25 金属管端部のフレア加工部

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JP (1) JPS5896815U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5896815U (ja) 1983-07-01

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