JPS6327859Y2 - - Google Patents

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JPS6327859Y2
JPS6327859Y2 JP15783880U JP15783880U JPS6327859Y2 JP S6327859 Y2 JPS6327859 Y2 JP S6327859Y2 JP 15783880 U JP15783880 U JP 15783880U JP 15783880 U JP15783880 U JP 15783880U JP S6327859 Y2 JPS6327859 Y2 JP S6327859Y2
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JP
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flare
pipe
roller
axis
tool
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JP15783880U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は管端にフレアー加工を施すフレアー工
具に関する。
管を突合せ溶接する際の管端の変形を防止しか
つ溶着面積を確保するために管端を外方に押し拡
げてフレアーを形成することが行われる。従来、
斯かるフレアー加工を施す際には円錐形の工具を
用いてこれを管端に押し付けることにより管端を
すり鉢状に拡げるようにしている。しかしながら
このような従来のフレアー工具にあつては円錐体
の母面が全周に亘つて管の内周面に接触する面接
触構成となつているために面圧が非常に大きく、
従つてフレアー工具を管端に押し付けるために必
要な管軸線方向の押圧力が大きくなつていた。
本考案は斯かる不都合を解消すべく、フレアー
工具に作用する面圧を小さくすることにより小さ
な押圧力で管端にフレアー加工を施し得るように
することを目的とする。 以下、図面に従つて本
考案の一実施例につき説明する。
工具本体1はフレアー加工すべきパイプAの軸
線L−Lに対して傾斜したローラ支持体3を有す
る。ローラ支持体3はねじ4によつて本体1に固
定される。ローラ支持体3にはその長さ方向に沿
つて案内溝5が形成され、この案内溝5内にスラ
イダ9が摺動自在に配置される。スライダ9は案
内溝5内を延びる送りねじ軸11に螺合せしめら
れ送りねじ軸11の調整つまみ13により送りね
じ軸11を回すことにより案内溝5内をその長手
方向に前後動する。
スライダ9にはローラ軸15が固定され、該軸
15上にローラ10が回転自在に支承される。ロ
ーラ軸15の軸線はローラ支持体3の長手軸線と
平行である。ローラ10は好ましくは図示の如く
軸線L−Lに対して2段テーパ部10A,10B
を有し、パイプAに2段階に分けてフレアー加工
し得るようにする。即ち、軸線L−Lに対するテ
ーパ部10Bの角度が最終的に必要なフレアー角
度θであるが一度にこの角度までフレアーするの
ではなくそれより傾斜角の小さなテーパ部10A
で予じめ少しだけ管端をフレアーするようにす
る。こうすることによつて肉厚の大きなパイプに
対しても確実にフレアー加工することができる
(図示の実施例においてはテーパ部10Aはその
回転軸15に対しては平行である)。ローラ10
はスライダ9と共に送りねじ軸11により位置調
整され大径パイプAから小径パイプA′まで任意
のパイプに対してフレアー加工し得る。尚、9′,
10′は夫々小径パイプA′を加工する際のスライ
ダ及びローラの位置を示す。
尚、実際のフレアー加工に際しては管端全周に
均一なフレアーを形成する上で、フレアー角度θ
に相当する傾斜面20Aを有するリング状のソケ
ツト部材20の如き補助治具を用いてこれをパイ
プA,A′の外周に取付けるようにするのが有利
であろう。
加工に際して、パイプAはモータ等で直接回転
させることも可能であるが、ワークピース回転式
の工作機械に取り付けることも可能である。第3
図はそのような切削加工機の1例を示す。
第3図において、機台31上には一対の平行案
内棒41が取付けられ、これら案内棒41上に往
復台33が前後動可能に案内支持される。パイプ
等のワークピース(図示せず)はチヤツク34及
び35によつてクランプされ、駆動部32によつ
て回転駆動せしめられる。往復台33上には工具
ホルダ38が支承されているが、この工具ホルダ
の代りに本考案のフレアー工具を設置すればよ
い。そのためにフレアー工具の本体1にはこれと
一体化されたフレーム8を設けこのフレームに例
えば往復台33(第3図)に取付けるための支持
棒6(第3図に示す往復台33の孔36に嵌め込
まれる)が設けられる。従つて第3図に示す如き
切削加工機を用いることによりパイプAの回転駆
動力は容易に得られる。また、切削加工機のハン
ドル36(第3図)により往復台33をパイプ軸
線方向に動かすことができるので、本考案のフレ
アー工具を設置した場合にはパイプA(第1図)
への押し付け力はこのハンドル36の操作により
容易に制御し得る。
尚、上述のソケツト部材20は断面C字状のリ
ング部材として形成すればチヤツク34(第3
図)によりパイプA上に締め付けることができ
る。
以上に記載した如く本考案によればパイプAの
内周には回転自在のローラ10の外周部が1点の
みで接触するので従来の面接触に対し点接触とな
り、その接触抵抗が格段に減少する。従つて冒頭
に述べた如き欠点は解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフレアー工具の平面図、
第2図は第1図の左側面図、第3図はフレアー工
具と共に用いる切削加工機の一例を示す斜視図。 1……本体、3……ローラ支持体、9……スラ
イダ、10……ローラ、A……パイプ、θ……フ
レアー角度。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体と、フレアー加工を施すべきパイプ素材の
    軸線に対して所定の角度だけ傾斜した軸線に沿つ
    て可動に本体に取付けられるスライダと、該スラ
    イダに回転自在に軸支されるローラとを有し、該
    ローラはパイプ素材軸線に対し少くとも2種類の
    傾斜角度を有する加工面を有することを特徴とす
    るフレアー工具。
JP15783880U 1980-11-06 1980-11-06 Expired JPS6327859Y2 (ja)

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JP15783880U JPS6327859Y2 (ja) 1980-11-06 1980-11-06

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JP15783880U JPS6327859Y2 (ja) 1980-11-06 1980-11-06

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Publication Number Publication Date
JPS5782423U JPS5782423U (ja) 1982-05-21
JPS6327859Y2 true JPS6327859Y2 (ja) 1988-07-27

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ID=29516930

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0818083B2 (ja) * 1990-01-31 1996-02-28 東海ゴム工業株式会社 鍔付き円筒金具の製造方法
JPH0756092Y2 (ja) * 1990-10-30 1995-12-25 ▲吉▼川鐡工株式会社 パイプの端加工装置

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Publication number Publication date
JPS5782423U (ja) 1982-05-21

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