JPH0618788Y2 - パイプ類の回動装置 - Google Patents

パイプ類の回動装置

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JPH0618788Y2
JPH0618788Y2 JP13249188U JP13249188U JPH0618788Y2 JP H0618788 Y2 JPH0618788 Y2 JP H0618788Y2 JP 13249188 U JP13249188 U JP 13249188U JP 13249188 U JP13249188 U JP 13249188U JP H0618788 Y2 JPH0618788 Y2 JP H0618788Y2
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JP
Japan
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main body
pipes
motor
swing arm
pipe
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JP13249188U
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JPH0253377U (ja
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秀一 西川
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MCC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として大口径のパイプ類の配管作業に使用さ
れる電動式のパイプ類の回動装置に関するものである。
(従来の技術) 大口径のパイプの配管作業を行う場合には、大型のパイ
プレンチ等の手動工具が広く使用されているが、このよ
うなパイプレンチを操作するには広いスペースと大きい
労力が必要とされる。そこで本出願人は「作業工具の揺
動駆動装置」を先に考案し、既に実願昭63−25710号
(実開平1-129055号)として提案した。この装置はバイ
ス部材を利用してパイプ類に固定される本体にモータに
よって駆動される揺動アームを設け、この揺動アームを
利用してパイプレンチのような作業工具を駆動するよう
にしたものである。ところがこの装置を用いて例えばパ
イプを管継手に螺合させようとする場合、所定の位置ま
でパイプが回転されたときにスイッチを切っても慣性に
より駆動機構は直ちに停止せず、適正な締付けを行いに
くいという問題のあることが判明した。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記した従来の問題点を解決して、大口径のパ
イプ類を自動的に回動させることができることは勿論、
所定の位置までパイプ類を正確に回転させて停止させる
ことができるパイプ類の回動装置を目的として完成され
たものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、モータにより駆動される揺動アームを備えた
本体と、この本体をパイプ類に固定するバイス部材と、
本体の揺動アームにより揺動されるレンチ部材とからな
るパイプ類の回動装置であって、前記バイス部材には本
体を固定するための本体のシャフト挿入用の孔と、該孔
と離れた位置にある偏心ローラ付のレバーを設けるとと
もに、本体にはモータの出力の調整と締付け終期におい
て寸動スイッチの手動切換によりモータの寸動とを行わ
せることができる出力制御機構を組込んだことを特徴と
するものである。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例によって詳細に説明する。
第1図及び第2図において、(1)は先端にバイス部材(2)
を備えた本体、(3)はこの本体(1)により駆動軸されるレ
ンチ部材である。レンチ部材(3)を外した状態の第3図
に示されたように、本体(1)の内部にはモータ(4)と、減
速歯車列(5)と、その最終出力軸により回転される偏心
ピン(6)付きの円板(7)とが設けられている。また本体
(1)の側面にはピン(8)により揺動アーム(9)が枢着され
ており、その裏面の長孔(10)に偏心ピン(6)が嵌合され
ている。従ってモータ(4)が回転すると偏心ピン(6)によ
り揺動アーム(9)がピン(8)を中心として上下に揺動する
こととなる。そしてこの揺動アーム(9)の先端にレンチ
部材(3)を取付けるためのシャフト(11)が突設されてい
る。
バイス部材(2)は第3図及び第4図に明示されているよ
うに、前面にV字状のパイプ受材(12)、(12)を備えると
ともに上部に傾斜させた筒体(13)を備え、その内部にチ
ェーン(14)の先端が枢支されたねじ棒(15)を引き上げる
ためのハンドル(16)付きのめねじ(17)が回動自在に取付
けられている。従ってチェーン(14)の下端をバイス部材
(2)の下部のフック(18)に引掛けたうえでハンドル(16)
を回転させれば、チェーン(14)は強く引締められ、パイ
プ類に対してバイス部材(2)を固定することができる。
なお、バイス部材(2)には本体(1)の裏面のシャフト(19)
を挿通させるための孔(20)が設けられており、本体(1)
のシャフト(19)をこの孔(20)に挿通したうえ偏心ローラ
(21)付きのレバー(22)を回転させて本体(1)の前面を強
く押圧することによって、本体(1)とバイス部材(2)とを
相互に固定することができる。
レンチ部材(3)は上鍔(23)と下鍔(24)とを備えた通常の
パイプレンチの頭部と同様のものである。しかし、第5
図に示されるようにこのレンチ部材(3)は内部に長孔(2
5)を備え、スプリング(26)によって常に後向きに弾発さ
れるブッシュ(27)が長孔(25)内に設けられている。そし
て、レンチ部材(3)は第1図、第2図に示されるよう
に、本体(1)の揺動アーム(9)のシャフト(11)にこのブッ
シュ(27)を嵌込むことによって本体(1)に取付けられ、
本体(1)によって揺動されるのであるが、スプリング(2
6)の力によってそれ自体は常にパイプ類に向かって押圧
された状態が保たれることとなる。
以上に説明した本考案のパイプ類の回動装置の本体(1)
には、第6図に示されるような出力制御機構(28)が組込
まれている。この出力制御機構(28)はスイッチ(30)と、
出力制御回路(31)と、出力検出・表示回路(32)と、寸動
用スイッチ(33)とを含むもので、この出力制御回路(31)
は制御設定用ボリュームを備え、モータ(4)へ供給され
る電流、電圧、通電時間等を制御してモータ(4)の出力
を制御することができるものである。また、出力検出・
表示回路(32)は出力制御回路(31)の設定値を検出し表示
するものであって、適合するパイプ類の口径の大きさに
対応させて何種類かのパイロットランプが点灯する形式
としておけば使用に便利である。
(作用) このように構成されたものは、まずバイス部材(2)を利
用して本体(1)を一方のパイプ類に固定したうえで本体
(1)の揺動アーム(9)のシャフト(11)にレンチ部材(3)を
取付けてその上鍔(23)、下鍔(24)を他方のパイプ類に噛
合させ、本体(1)のモータ(4)を回転させて揺動アーム
(9)を揺動させ、これに取付けられたレンチ部材(3)を上
下に揺動させることによりパイプ類の締付け等を行うも
のである。締付けの初期においては出力制御機構(28)の
スイッチ(30)を第6図の位置と、寸動スイッチ(33)をオ
ンとすれば、モータ(4)はフルパワーで回転してパイプ
類を回動させることができる。しかし締付けの終期に近
付いてきた際にはスイッチ(30)を出力制御回路(31)の側
に切換えれば、モータ(4)の出力はパイプ径に応じて予
め設定されたレベルまで低下されるので、締付け力を調
節することができる。また、出力制御回路(31)による出
力制御状況は出力検出・表示回路(32)によってパイロッ
トランプ等で表示されるので、パイプ径に応じて適切な
締付力に設定されていることが確認できる。更に締付け
の終期には、寸動スイッチ(33)を手動によりオンオフす
ることによって所定の位置までパイプ類を回動させるこ
とができ、締め過ぎや締め不足を防止することができ
る。
なお、出力制御機構(28)を電源コードの中間部に組み込
めば、パイプ類の回動状態と出力制御状態とを同時に見
ることができるものとなる。
(考案の効果) 本考案は以上に説明したとおり、大口径のパイプ類の自
動的に回動させることができるとともに、パイプ類のサ
イズに応じた適切な締付力により所定の位置まで確実に
パイプ類を回動させることができるものであるから、従
来の問題点を解決したパイプ類の回動装置としてその実
用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図はその平
面図、第3図はレンチ部材を外した状態の正面図、第4
図はバイス部材と本体とを分離した状態で示す斜視図、
第5図はレンチ部材の部分的な断面図、第6図は出力制
御機構を示す回路図である。 (1):本体、(2):バイス部材、(3):レンチ部材、(4):
モータ、(9):揺動アーム、(28):出力制御機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ(4)により駆動される揺動アーム(9)
    を備えた本体(1)と、この本体(1)をパイプ類に固定する
    バイス部材(2)と、本体(1)の揺動アーム(9)により揺動
    されるレンチ部材(3)とからなるパイプ類の回動装置で
    あって、前記バイス部材(2)には本体(1)を固定するため
    の本体(1)のシャフト(19)挿入用の孔(20)と、該孔(20)
    と離れた位置にある偏心ローラ(21)付のレバー(22)を設
    けるとともに、本体(1)にはモータ(4)の出力の調整と締
    付け終期において寸動スイッチ(33)の手動切換によりモ
    ータ(4)の寸動とを行わせることができる出力制御機構
    (28)を組込んだことを特徴とするパイプ類の回動装置。
JP13249188U 1988-02-26 1988-10-11 パイプ類の回動装置 Expired - Lifetime JPH0618788Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13249188U JPH0618788Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 パイプ類の回動装置
US07/315,475 US4885963A (en) 1988-02-26 1989-02-24 Oscillating drive apparatus for working tool and working apparatus using the same

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JP13249188U JPH0618788Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 パイプ類の回動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0253377U JPH0253377U (ja) 1990-04-17
JPH0618788Y2 true JPH0618788Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31389502

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JP13249188U Expired - Lifetime JPH0618788Y2 (ja) 1988-02-26 1988-10-11 パイプ類の回動装置

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