JPS5823579Y2 - 締付装置 - Google Patents

締付装置

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Publication number
JPS5823579Y2
JPS5823579Y2 JP1978063304U JP6330478U JPS5823579Y2 JP S5823579 Y2 JPS5823579 Y2 JP S5823579Y2 JP 1978063304 U JP1978063304 U JP 1978063304U JP 6330478 U JP6330478 U JP 6330478U JP S5823579 Y2 JPS5823579 Y2 JP S5823579Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
threaded rod
drive
arm
socket
nut
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978063304U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54165902U (ja
Inventor
高村洋右
国崎重
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP1978063304U priority Critical patent/JPS5823579Y2/ja
Publication of JPS54165902U publication Critical patent/JPS54165902U/ja
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Publication of JPS5823579Y2 publication Critical patent/JPS5823579Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車のタイヤ締付ナツトなどを高トルクで
締付ける締付装置に関するものである。
自動車のタイヤ交換時においてはナツトの回動操作が必
要であるが、その交換は電源などがない場所で行う場合
が多々あり、したがって動力レンチが使えず、手動操作
に頼らざるを得ない。
しかし、タイヤの固定を確実にするためには相当大きな
締付力が必要であるため、比較的非力な女性ドライバー
には困難な作業であることが予想される。
この考案はこのような問題に着目し、小さな力でもタイ
ヤなどの固定および取外し操作ができ、しかも携帯に便
利な締付装置を提供するもので、以下図について説明す
る。
第1図および第2図において、1は支持アームであって
一端にはリング部2が形成され、また他端には後述のね
じ棒4を支える支持部3が一体に形成されている。
4は支持アーム1の支持部3上に回転自在且つ揺動自在
に支承されたねじ棒であって、一端には操作ハンドル(
図示せず)が着脱自在に嵌合できる六角形の頭部5を有
している。
6はねじ棒4に螺合された駆動ナツト、7,8は支持ア
ーム1のリング部2の両側に整列して配置された一対の
外胴、9,10はこの両外胴に各一端が固着された一対
の駆動アームであって、各他端は駆動ナツト6の両側に
ピン11によって枢着されている。
しかして、ねじ棒4と駆動ナツト6と駆動アーム9,1
0によって倍力機構30を構成している。
12は一列をなす外胴7,8とリング部2内に挿入され
た円柱状のソケット保持体であって、その軸方向両側に
は後述のソケット15゜16の角形係合穴13.14が
設けられている。
15.16は自動車用タイヤの締付ナツトの頭と係合す
る六角形係合穴17,18を一側に有するソケットであ
って、他側には上記保持体12の角形保合穴13.14
に着脱自在に嵌合される角形頭部19.20が突設され
ている。
21,22はソケット15,16の落下を防止するため
の弾性止具である。
23はソケット保持体12をリング部に対して回転自在
に支持するスリーブ軸受、24.25は外胴7,8とソ
ケット保持体12との間に挿入された周知のワンウェイ
クラッチ、26.27はスナップリングである。
次にこの考案の動作を説明する。
たとえば、自動車のタイヤの締付ナツトを手で仮締めし
た後、その締付ナツトに一方のソケット18を嵌め、ハ
ンドル(図示せず)を用いてねじ棒4を時計方向に回す
と、駆動アーム9,10によって回転を阻止されている
駆動ナツト6はねじ棒4上を上昇する。
したがって、周駆動アーム9,10は矢印A方向に回さ
れるので、外胴7,8およびワンウェイクラッチ24.
25を介してソケット18も矢印A方向に回されてナツ
トの高トルク締付が行われる。
なお、駆動アーム9,10の1回の移動によっては完全
な締付が終らない場合はねじ棒4を逆転させて駆動ナツ
ト6と駆動アーム9,10を下降させたのち、ねじ棒4
を再び正転させて締付けを行う。
この場合、駆動アーーム9,10すなわち外胴7,8と
ソケット保持体12とはワンウェイクラッチ24.25
を介して連結されているので、駆動アーム9,10の反
矢印方向の回動によりソケット保持体12が逆転するこ
とはなく、したがって被締付ナツトがゆるむことはない
次に、被締付ナツトを弛める場合を説明する。
この場合は他方のソケット17を弛めようとするナツト
に嵌めた状態でねじ棒4を上記締付時と同様に時計方向
に回すと、被締付ナツトに対して他方のソケット17は
これを弛める方向に回るから、高トルクで弛めることが
できる。
この考案は上記のように、倍力機構を介してソケットを
回すようにしているので、小さい力で大きな締付力が得
られ、自動車のタイヤ交換用の工具として特に有益であ
る外、一対のソケットがソケット保持体の軸方向両端に
取付けられているので、ナツトやボルトの締付けと弛め
作業が容易に選択できる利点もある。
さらに、この考案はソケットがソケット保持体に対して
着脱自在に取付けられているので、両者を分離して格納
箱にコンパクトに格納できて携帯に便利である外、異径
のソケットを揃えておけば種々のナツトやボルトの締付
けができる効果もある。
その上、この考案は支持アームで支持されたねじ棒を回
転させてソケットを回転させるようにしているので、ね
じ棒を手動操作できることはもちろん、小出力の携帯用
電動レンチでねじ棒を駆動することができる効果もある
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は側面図
、第2図は一部を断面で示す底面図である。 図中同一符号は同一部分を示す。1・・・・・・支持ア
ーム、2・・・・・・リング部、3・・・・・・支持部
、4・・・・・・ねじ棒、5・・・・・・頭部、6・・
・・・・駆動ナツト、7,8・・・・・・外胴、9,1
0・・・・・・駆動アーム、12・・・・・・ソケット
保持体、15,16・・・・・・ソケット、23・・・
・・・スリーブ軸受、24,25・・・・・・ワンウェ
イクラッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端にリング部を有し他端に支持部を有する支持アーム
    、この支持アームの支持部で回転自在に支承されると共
    に多角形頭部を有するねじ棒、このねじ棒に螺合された
    駆動ナツト、上記支持アームのリング部で回転自在に支
    承されたソケット保持体、このソケット保持体の両側に
    着脱自在に取付けられた一対のソケット、上記支持アー
    ムのリンク部と隣接した位置においてワンウェイクラッ
    チを介して上記ソケット保持体に装着された外胴、およ
    び一端がこの外胴に連結されると共に他端が上記駆動ナ
    ツトに連結された駆動アームを備え、上記ねじ棒を回し
    て駆動ナツトを移動させることにより、上記駆動アーム
    を回動させ、この駆動アームの一方向の回動に対してだ
    け上記ソケット保持体を連動させるようにしたことを特
    徴とする締付装置。
JP1978063304U 1978-05-10 1978-05-10 締付装置 Expired JPS5823579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978063304U JPS5823579Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 締付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978063304U JPS5823579Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 締付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54165902U JPS54165902U (ja) 1979-11-21
JPS5823579Y2 true JPS5823579Y2 (ja) 1983-05-20

Family

ID=28966363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978063304U Expired JPS5823579Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 締付装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5823579Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541991Y2 (ja) * 1975-10-28 1979-01-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54165902U (ja) 1979-11-21

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