JPH0637896Y2 - ソケットレンチ - Google Patents
ソケットレンチInfo
- Publication number
- JPH0637896Y2 JPH0637896Y2 JP13662288U JP13662288U JPH0637896Y2 JP H0637896 Y2 JPH0637896 Y2 JP H0637896Y2 JP 13662288 U JP13662288 U JP 13662288U JP 13662288 U JP13662288 U JP 13662288U JP H0637896 Y2 JPH0637896 Y2 JP H0637896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main shaft
- shaft
- driven gear
- main
- handle cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主軸と従軸とに一対のかさ歯車を装設し、
主軸の後端部に構設した移動ローラを左右に移動させて
ハンドルを制御し、左右回転あるいは固定回動など種々
の操作を可能とする新規なるソケットレンチに関するも
のである。
主軸の後端部に構設した移動ローラを左右に移動させて
ハンドルを制御し、左右回転あるいは固定回動など種々
の操作を可能とする新規なるソケットレンチに関するも
のである。
従来のソケットレンチは、本体の上部に取付けた爪車と
爪との係合により、操作レバーを左又は右に操作し、爪
車を左回転あるいは右回転としてソケットをナットに嵌
合した上、ナットが利いた後ハンドルの回動によりナッ
トを締めつけたり、緩めたりするだけのものであった。
爪との係合により、操作レバーを左又は右に操作し、爪
車を左回転あるいは右回転としてソケットをナットに嵌
合した上、ナットが利いた後ハンドルの回動によりナッ
トを締めつけたり、緩めたりするだけのものであった。
又締め付けの初期あるいは緩めの後期においては、ソケ
ットレンチによる操作は不可能のため、手先によってナ
ットの締込み又は取外しを行わなければならなかった。
ットレンチによる操作は不可能のため、手先によってナ
ットの締込み又は取外しを行わなければならなかった。
そこでこの考案は、主軸の外周を回転自在の主動かさ歯
車とハンドル筒を設け、主軸の先端に設けた従軸に主動
かさ歯車と噛合う従動かさ歯車を取付け、下端にソケッ
トを取付けたソケットレンチで、ハンドル筒を回すとか
さ歯車が噛合いでレンチが回転してナットを回転させる
ことが自由にできる。このため上記の締付けの初期又は
緩めの後期においても手を使うことなく、レンチによっ
てナットの細かい操作が可能である。
車とハンドル筒を設け、主軸の先端に設けた従軸に主動
かさ歯車と噛合う従動かさ歯車を取付け、下端にソケッ
トを取付けたソケットレンチで、ハンドル筒を回すとか
さ歯車が噛合いでレンチが回転してナットを回転させる
ことが自由にできる。このため上記の締付けの初期又は
緩めの後期においても手を使うことなく、レンチによっ
てナットの細かい操作が可能である。
又ハンドル筒の内部に装設した移動ローラと主軸の下面
に形設した偏心の円弧面及び回転板などにより、回転板
に取付けた操作棒を左右に移動して上記移動ローラを回
転板と共に左又は右に移動させて主軸とハンドル筒とを
一体化させ、かさ歯車の回転を止めてハンドルの操作に
よってレンチソケットを左又は右へ回動させてソケット
レンチ本来の操作を行わせることができるものである。
に形設した偏心の円弧面及び回転板などにより、回転板
に取付けた操作棒を左右に移動して上記移動ローラを回
転板と共に左又は右に移動させて主軸とハンドル筒とを
一体化させ、かさ歯車の回転を止めてハンドルの操作に
よってレンチソケットを左又は右へ回動させてソケット
レンチ本来の操作を行わせることができるものである。
上記の目的を達成するために本考案のソケットレンチに
おいては、主軸を水平に設け、この先端に主軸と直交す
る従軸支持筒を固定し、これに従軸を回転自在に嵌入し
て下部に従動かさ歯車を固定し、その下端には各種寸法
のレンチソケットを取替自在に取付け、又上記従動かさ
歯車に噛合う主動かさ歯車と、これに連接して後部にフ
ランジを形設したスリーブを設けて主軸へ回動自在に嵌
合し、さらにその後部へスリーブのフランジと同径の継
ぎ輪を嵌合して主軸へ固定し、なお主軸の後端部下側に
は主軸と偏心の円弧面を形設し、これとハンドル筒内側
の間に移動ローラを嵌入して主軸に設けた凹穴のばねと
ボールにより押圧し、さらに主軸の最後端へ回転自在に
嵌合してハンドル筒内側面に嵌入する回転板に取付けた
操作棒により前記移動ローラを回転自在に支承させて成
るものである。また上記の移動ローラと偏心の円弧面と
による主軸とハンドル筒及び主動かさ歯車等を一体化さ
せる機構に替えて、爪車と可変爪とによる爪車機構によ
って同様の作動を行わせることも可能である。
おいては、主軸を水平に設け、この先端に主軸と直交す
る従軸支持筒を固定し、これに従軸を回転自在に嵌入し
て下部に従動かさ歯車を固定し、その下端には各種寸法
のレンチソケットを取替自在に取付け、又上記従動かさ
歯車に噛合う主動かさ歯車と、これに連接して後部にフ
ランジを形設したスリーブを設けて主軸へ回動自在に嵌
合し、さらにその後部へスリーブのフランジと同径の継
ぎ輪を嵌合して主軸へ固定し、なお主軸の後端部下側に
は主軸と偏心の円弧面を形設し、これとハンドル筒内側
の間に移動ローラを嵌入して主軸に設けた凹穴のばねと
ボールにより押圧し、さらに主軸の最後端へ回転自在に
嵌合してハンドル筒内側面に嵌入する回転板に取付けた
操作棒により前記移動ローラを回転自在に支承させて成
るものである。また上記の移動ローラと偏心の円弧面と
による主軸とハンドル筒及び主動かさ歯車等を一体化さ
せる機構に替えて、爪車と可変爪とによる爪車機構によ
って同様の作動を行わせることも可能である。
以下実施例について図面を参照して説明すると、主軸
（１）を水平に設け、この先端に主軸（１）と直交する
従軸支持筒（２）と固定し、これに従軸（３）を回転自
在に嵌入して下部に従軸動かさ歯車（４）を固定し、そ
の下端には各種寸法のレンチソケット（５）を取替自在
に取付け、又上記従動かさ歯車（４）と噛合う主動かさ
歯車（６）とこれに連接して後部にフランジ（８）を形
設したスリーブ（７）を設けて主軸（１）へ回転自在に
嵌合し、さらにその後部へフランジ（８）と同径の継ぎ
輪（９）を嵌合して主軸（１）へ固定し、これらにハン
ドル筒（10）を嵌合してその前端をスリーブ（７）のフ
ランジ（８）へ固定し、なお主軸（１）の後端部下側に
は主軸（１）の中心と偏心の円弧面（Ｃ）を形設し、こ
れとハンドル筒（10）内側面との間に移動ローラ（11）
を嵌入して主軸（１）に設けた凹穴（12）のばね（13）
とボール（14）により押圧し、さらに主軸（１）の最後
端へ回転自在に嵌合してハンドル筒（10）の内側面に嵌
入する回転板（15）に取付けた操作棒（16）により前記
移動ローラ（11）を回転自在に支承して成るものであ
る。
（１）を水平に設け、この先端に主軸（１）と直交する
従軸支持筒（２）と固定し、これに従軸（３）を回転自
在に嵌入して下部に従軸動かさ歯車（４）を固定し、そ
の下端には各種寸法のレンチソケット（５）を取替自在
に取付け、又上記従動かさ歯車（４）と噛合う主動かさ
歯車（６）とこれに連接して後部にフランジ（８）を形
設したスリーブ（７）を設けて主軸（１）へ回転自在に
嵌合し、さらにその後部へフランジ（８）と同径の継ぎ
輪（９）を嵌合して主軸（１）へ固定し、これらにハン
ドル筒（10）を嵌合してその前端をスリーブ（７）のフ
ランジ（８）へ固定し、なお主軸（１）の後端部下側に
は主軸（１）の中心と偏心の円弧面（Ｃ）を形設し、こ
れとハンドル筒（10）内側面との間に移動ローラ（11）
を嵌入して主軸（１）に設けた凹穴（12）のばね（13）
とボール（14）により押圧し、さらに主軸（１）の最後
端へ回転自在に嵌合してハンドル筒（10）の内側面に嵌
入する回転板（15）に取付けた操作棒（16）により前記
移動ローラ（11）を回転自在に支承して成るものであ
る。
上記のように構成された本考案のソケットレンチは、操
作棒（16）をつまみ第５図の左方向へ回転板（15）と共
に回すと、移動ローラ（11）は主軸（１）の円弧面
（Ｃ）とハンドル筒（10）の内側面とに挟まれ、さらに
ばね（13）及びボール（14）の押圧力も加わって、移動
ローラの挟持力によって主軸（１）とハンドル筒（10）
並びにスリーブ（７）、主動かさ歯車は固定されて一体
化するので、第２図においてハンドル筒（10）を従軸
（３）を中心として時計方向に回すとソケット（５）内
のナットを締め付け方向に回して締め付けを行う。
作棒（16）をつまみ第５図の左方向へ回転板（15）と共
に回すと、移動ローラ（11）は主軸（１）の円弧面
（Ｃ）とハンドル筒（10）の内側面とに挟まれ、さらに
ばね（13）及びボール（14）の押圧力も加わって、移動
ローラの挟持力によって主軸（１）とハンドル筒（10）
並びにスリーブ（７）、主動かさ歯車は固定されて一体
化するので、第２図においてハンドル筒（10）を従軸
（３）を中心として時計方向に回すとソケット（５）内
のナットを締め付け方向に回して締め付けを行う。
以上の操作と逆に操作棒（16）を第５図の右方向へ回転
板（15）と共に回して右へ押しつけ第２図のハンドル筒
を反時計方向へ回すと、主軸（１）とハンドル筒等は同
様に一体化してソケット内のナットは緩められる。又操
作棒（16）により移動ローラ（11）を中心位置（第５図
に示す位置）に置くと、移動ローラ（11）は自由位置と
なり主軸（１）とハンドル筒（10）は離れるので、ハン
ドル筒（10）を左右いづれに回してもかさ歯車は噛合っ
て、ナットを細かく回しハンドルの回転により締込み又
は緩めることができるものである。
板（15）と共に回して右へ押しつけ第２図のハンドル筒
を反時計方向へ回すと、主軸（１）とハンドル筒等は同
様に一体化してソケット内のナットは緩められる。又操
作棒（16）により移動ローラ（11）を中心位置（第５図
に示す位置）に置くと、移動ローラ（11）は自由位置と
なり主軸（１）とハンドル筒（10）は離れるので、ハン
ドル筒（10）を左右いづれに回してもかさ歯車は噛合っ
て、ナットを細かく回しハンドルの回転により締込み又
は緩めることができるものである。
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下記載のような効果を奏する。
下記載のような効果を奏する。
一組のかさ歯車を装設したことにより、ハンドルの回転
によってソケットを回転できるので、ナット締付けの初
期又は緩めの後期において、従来のレンチの様にナット
が空回りして締め緩めができないため、ねじが利くまで
手先によりナットを回す必要がなく、ハンドルの回転に
よってかさ歯車の作動により速やかに締込み、又移動ロ
ーラの操作によるかさ歯車の回転を止める主軸とハンド
ルの一体化により従来のレンチ同様の操作を可能とする
新規なるかさ歯車装備のソケットレンチである。
によってソケットを回転できるので、ナット締付けの初
期又は緩めの後期において、従来のレンチの様にナット
が空回りして締め緩めができないため、ねじが利くまで
手先によりナットを回す必要がなく、ハンドルの回転に
よってかさ歯車の作動により速やかに締込み、又移動ロ
ーラの操作によるかさ歯車の回転を止める主軸とハンド
ルの一体化により従来のレンチ同様の操作を可能とする
新規なるかさ歯車装備のソケットレンチである。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は断面を示す正面
図、第２図は平面図、第３図は左側面図、第４図は右側
面図、第５図は第１図のA-A断面図である。 １……主軸、２……従軸支持筒 ３……従軸、４……従動かさ歯車 ５……レンチソケット、６……主動かさ歯車 ７……スリーブ、８……フランジ ９……継ぎ輪、10……ハンドル筒 11……移動ローラ、12……凹穴 13……ばね、14……ボール 15……回転板、16……操作棒 Ｃ……円弧面
図、第２図は平面図、第３図は左側面図、第４図は右側
面図、第５図は第１図のA-A断面図である。 １……主軸、２……従軸支持筒 ３……従軸、４……従動かさ歯車 ５……レンチソケット、６……主動かさ歯車 ７……スリーブ、８……フランジ ９……継ぎ輪、10……ハンドル筒 11……移動ローラ、12……凹穴 13……ばね、14……ボール 15……回転板、16……操作棒 Ｃ……円弧面
Claims (1)
- 【請求項１】主軸を水平に設け、この先端に主軸と直交
する従軸支持筒を固定し、これに従軸を回転自在に嵌入
して下部に従動かさ歯車を固定し、その下端には各種寸
法のレンチソケットを取替自在に取付け、又上記従動か
さ歯車に噛合う主動かさ歯車とこれに連接して後部にフ
ランジを形設したスリーブを設けて主軸へ回転自在に嵌
合し、さらにその後部へスリーブのフランジと同径の継
ぎ輪を嵌合して主軸へ固定し、これらにハンドル筒を嵌
合してその前端をスリーブのフランジへ固定し、なお主
軸の後端部下側には主軸と偏心の円弧面を形設し、これ
とハンドル筒内側の間に移動ローラを嵌入して主軸に設
けた凹穴のばねとボールにより押圧し、さらに主軸の最
後端へ回転自在に嵌合してハンドル筒内側面に嵌入する
回転板に取付けた操作棒により前記移動ローラを回転自
在に支承させて成ることを特徴とするソケットレンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13662288U JPH0637896Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | ソケットレンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13662288U JPH0637896Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | ソケットレンチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0256569U JPH0256569U (ja) | 1990-04-24 |
| JPH0637896Y2 true JPH0637896Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31397301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13662288U Expired - Lifetime JPH0637896Y2 (ja) | 1988-10-18 | 1988-10-18 | ソケットレンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637896Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-18 JP JP13662288U patent/JPH0637896Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0256569U (ja) | 1990-04-24 |
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