JPH0615971U - ドラム缶開閉用レンチ - Google Patents

ドラム缶開閉用レンチ

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JPH0615971U
JPH0615971U JP5387292U JP5387292U JPH0615971U JP H0615971 U JPH0615971 U JP H0615971U JP 5387292 U JP5387292 U JP 5387292U JP 5387292 U JP5387292 U JP 5387292U JP H0615971 U JPH0615971 U JP H0615971U
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JP5387292U
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孝吉 内窪
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日本合成ゴム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短縮軽量化、形状の簡素化、作業性の向上を
図る。 【構成】 操作杆12の一端側にのみ係合部16を設
け、該係合部の係合突起18にはドラム缶の蓋体の円筒
部内に形成されている回転力受け面に当接し操作杆の回
転に伴い該蓋体に回転力を与える回転力付与面18a,
18bを備え、3種類の蓋体の回転力受け面のいずれに
対しても、該係合部の係合突起を円筒部の内周に嵌合さ
せた状態で操作杆を回し爪車駆動機構14を介して回転
させることにより蓋体を開閉し、これらよりも小径の複
数種類の蓋体に対してはボルト21に設けた係合突起2
2をその蓋体の円筒部内に嵌入し同様に回転力付与面2
2b,22cで回転力を与え、該蓋体を開閉する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドラム缶の充填口を開閉する蓋体を回すのに用いられるドラム缶開 閉用レンチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドラム缶の充填口を開閉する蓋体は、図4に示すように、円筒部1と一体に蓋 板2を有し、口径2インチ用の蓋体については、同図(A)に示すように、該円 筒部1内で蓋板2上に内向きに一対の台形突起3を備えこの突起3の側面を回転 力受け面3aとしたものと、同図(B)に示すように円筒部1の直径方向に凸条 4を備えこの凸条の側面を回転力受け面4aとしたものと、同図(C)に示すよ うに円筒部1の内側に内向きに一対の山形突起5を備えその側面を回転力受け面 5aとしたものとがあり、更に、同図(B)又は同図(C)に示すものを若干変 形させたものもある。
【0003】 口径3/4インチ用については、図4(A)及び同図(B)に示すのとほぼ相 似形の蓋体があり、同図(C)に示すようなものがなく、同図(D)に示すよう に、円筒部1内にその直径方向に沿った係合溝6を互いに平行な係合凸部6a, 6aによって形成し該係合凸部の内面を回転力受け面6bとしたものと、これを 若干変形させたものもあり、いずれも円筒部1の外周に形成した雄ねじ1aをド ラム缶の充填口の内周の雌ねじに螺合させて該充填口を閉じるものである。
【0004】 かかる蓋体の開閉に用いる従来のドラムレンチは、図5に示すように、両端に 雄ねじ7aを有する丸鋼棒製操作杆7の両端にそれぞれ異なる形状の係合部材8 ,9を該雄ねじ7aに螺合するナット10をもって固定してある。一端側の係合 部材8は、口径2インチの蓋体用の平行な両係合突片8aを備え、一対の台形突 起3又は一対の山形突起5を備えた蓋体に対しては、両係合突片8aのいずれか 一方を円筒部1内に該円筒部1の直径方向にほぼ沿わせて挿入し、該係合突片8 aがそれらの突起の回転力受け面3a,5aに当たる状態で操作杆7の他端を握 って該操作杆7を回し、蓋体を開閉していた。
【0005】 また、凸条4を備えた蓋体に対しては、係合突片8aを円筒部1と凸条4とで 囲まれた半月形凹部に該凸条4とほぼ平行に入れ、操作杆7の他端を握って該操 作杆7を回し、回転力受け面4aと円筒部1の内周面とに当接して回転力を与え 、該蓋体を開閉していた。この係合部材8には、円筒部の上端に図示しない六角 形の外向きフランジを一体に有する特殊な蓋体用として、山形に形成した特殊突 片8bを一体に備えている。
【0006】 更に、他端側の係合部材9は、口径3/4インチの蓋体用であって、先端に係 合溝9bを有する断面円形の棒状突起9aと、断面が正方形の角形突起9cとを 備え、一対の台形突起3や凸条4を備えた蓋体に対しては、棒状突起9aの係合 溝9bを該台形突起3又は該凸条4に合わせて該棒状突起9aを円筒部1に入れ 、操作杆7の一端を握って該操作杆7を回し、該蓋体を開閉していた。また、角 形突起9cは、図示しない四角形の止まり穴を有する特殊な蓋体の開閉に使用さ れ、更にこの係合部材9には、上記突起以外に図示しない特殊な蓋体用の平行突 片9d,9eを備えている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のドラム缶開閉用レンチは、操作杆7の両端に係合部 材8,9を取付けてあり、しかも一方の係合部材8には使用頻度が非常に低い特 殊突片8bを一体に有し、他方の係合部材9には同様に使用頻度が非常に低い角 形突起9c及び平行突片9d,9eを一体に有し、全体の長さ及び重量が大きく なり、各係合部材8,9が複雑で、蓋体の突起や凸条に対応する係合部分を合わ せるのに手間取って作業性が悪く、特に、多数のドラム缶の蓋体の開閉作業を行 う場合、作業能率が上がらないという問題点があった。 また、種類の異なる各蓋体のいずれにも適合する寸法の係合部材がないため、 不便でもあり、更に、図4(D)に示す蓋体を開閉することができないため、こ の蓋体用の別のレンチを必要とするという問題点があった。 本考案は、上記従来の問題点に鑑み、短縮軽量化し、形状を簡素化し、作業性 がよく便利なドラム缶開閉用レンチを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の本考案の要旨とするところは、 操作杆の一端側に組込んだ爪車駆動機構と、該爪車駆動機構によって回転駆動さ れ前記操作杆の一端側にのみ設けた係合部とを備え、該係合部にはドラム缶の同 一口径用の複数種類の蓋体の円筒部のいずれの内周にも嵌合する一組の係合突起 を設け、該係合突起には前記操作杆の回転に伴い前記複数種類の蓋体の円筒部内 に形成されている回転力受け面に当接し該複数種類の蓋体のいずれに対しても回 転力を与え得る回転力付与面を備えたことを特徴とするドラム缶開閉用レンチに ある。 また、請求項2に記載の本考案の要旨は、上記係合部には上記ドラム缶の複数 種類の蓋体よりも小さい口径用の他の複数種類の蓋体のいずれの円筒部内にも嵌 合する別の係合突起を設け、該別の係合突起には前記操作杆の回転に伴い前記他 の複数種類の蓋体の円筒部内に形成されている回転力受け面に当接し該他の複数 種類の蓋体のいずれに対しても回転力を与え得る回転力付与面を備えたことを特 徴とする請求項1に記載のドラム缶開閉用レンチにある。
【0009】
【作用】
本考案に係るドラム缶開閉用レンチによれば、係合部の一組の係合突起にはド ラム缶の同一口径用の複数種類の蓋体の円筒部内に形成されている回転力受け面 に当接し操作杆の回転に伴い該蓋体に回転力を与える回転力付与面を備え、該複 数種類の蓋体の回転力受け面のいずれに対しても、操作杆の一端側にのみ設けた 該係合部の係合突起を円筒部の内周に嵌合させた状態で操作杆を回すことによっ て該複数種類の蓋体を開閉することができ、請求項2に記載のドラム缶開閉用レ ンチによれば、上記係合部に設けた別の係合突起によって上記と同様にして、上 記ドラム缶の複数種類の蓋体よりも小さい他の複数種類の蓋体を開閉することが できる。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例について、市販の両口ラチェットレンチを使用し、これを改造 してドラム缶開閉用レンチとする場合を例として、図面を参照しながら詳細に説 明する。 この実施例に係るドラム缶開閉用レンチは、図1に示すように、両口ラチェッ トレンチ11の操作杆12の一端側に回転自在に組付けてある筒形回転体13と 、筒形回転体13を回転駆動する公知の爪車駆動機構14とを備え、筒形回転体 13に取付けて係合部16を設け、この係合部16には係合駒17とボルト21 とを備え、係合駒17にはドラム缶の口径2インチ用の3種類の蓋体及び図示し ない変形蓋体の円筒部1のいずれの内周にも嵌合する4つで一組の係合突起18 を設け、該一組の係合突起18には、操作杆12の回転に伴い円筒部1内に形成 されている台形突起3,凸条4又は山形突起5の回転力受け面3a,4a又は5 aに当接し蓋体に回転力を与える回転力付与面18a及び18bを備えている。
【0011】 また、このドラム缶開閉用レンチは、ボルト21にも口径3/4インチ用の3 種類の蓋体の円筒部1のいずれの内周にも嵌合する別の係合突起22を設け、該 別の係合突起22には操作杆12の回転に伴い口径3/4インチ用の複数種類の 蓋体の円筒部1内の回転力受け面6b等に当接し該蓋体に回転力を与える回転力 付与面22b及び22cを備えている。
【0012】 ラチェットレンチ11は、操作杆12の一端側にある取付穴12aに筒形回転 体13を回転自在に組付け、操作杆12の回転に伴い筒形回転体13を回転させ る爪車駆動機構14を組込んであり、操作杆12の他端に握り部12bとしてパ イプを被せこれを操作杆12に溶接により固着し継ぎ足してある。
【0013】 筒形回転体13は、取付穴12aの一端側から外部に突出した大径ソケット1 3aと取付穴12aの他端側から突出した小径ソケット13bとを一体に備え、 当初大径ソケット13aと同程度に突出していた小径ソケット13bを一部切除 して短くしてある。
【0014】 爪車駆動機構14は、この筒形回転体13の外周に一体に設けた図示しないラ チェットと、筒形回転体13に対し偏心した位置で回動可能に操作杆12に枢着 した送り方向切替え可能な送り爪部材15とからなり、送り爪部材15の2箇所 に送り爪15aが形成されていて、送り爪部材15の2箇所の送り爪15aのう ちの1つが常時ラチェットの歯間に入り込んでおり、操作杆12の長方形穴12 cから突出した送り爪部材15の手掛け部15bを2位置のいずれかに選択的に 切替えることによって、操作杆12の回転に伴い送り爪部材15の送り爪15a でラチェットの歯が送られ回転する筒形回転体13の回転方向を切替えることが できるようになっている。
【0015】 係合駒17は、図1及び図2に示すように、口径2インチ用蓋体の円筒部1の 内周に遊嵌合する大きさの円板の両側を平行平面に沿って対称的に切除した形状 の基部19と、この基部19の外周寄りの位置でボルト21の軸線に平行な向き に突出した4つの係合突起18とを一体に備え、基部19の中央に刻設したねじ 穴19aをボルト21の一端側の雄ねじ21aに螺合させるとともに、筒形回転 体13の大径ソケット13a内に回り止めした状態で収容されていてボルト21 に螺合する図示しないナットをもって該ボルト21の一端側に固定されている。
【0016】 係合突起18は、外周が基部19の外周と面一の円周面に沿い、内側の平らな 両側面18a,18a間に台形突起3と凸条4のいずれにも合いこれらが入る幅 の狭溝17aを形成し、外側の両側面を回転力付与面18bとしこの回転力付与 面18bが基部19の側面19bと面一の平行平面に沿っており、狭溝17aと 交差し山形突起5が入る幅の広溝17bを形成し、内側の曲面18dが外周と同 心の円周面に沿っており、先端面18eが平らである。
【0017】 このような係合駒17は、一組の係合突起18を口径2インチ用の蓋体の円筒 部1内周に嵌入して操作杆12を回すと、操作杆12の回転に伴い爪車駆動機構 14を介して回転し、一対の台形突起3又は凸条4を有する蓋体の場合にあって は、該一対の突起3の回転力受け面3a又は凸条4の回転力受け面4aに内側の 回転力付与面18aが当たって蓋体に回転力を与え、一対の山形突起5を有する 蓋体の場合にあっては、該突起5の回転受け面5aに外側の回転力付与面18b が当たって蓋体に回転力を与える。
【0018】 ボルト21は、口径3/4インチ用の蓋体の円筒部1内に遊嵌合する太さにし てあり、図3に示すように、全長に亘って外周に雄ねじ21aを刻設し、筒形回 転体13を貫通して一端側が大径ソケット13a側から突出し、小径ソケット1 3b側から突出した他端に係合溝22aを形成して一対の係合突起22を設け、 この係合突起22の対応する部分を含めて側部両側を切除し、この切除による平 らな外側及び係合溝22aの平らな内側を回転力付与面22b及び22cとし、 台形突起3及び凸条4のいずれもが受入れられ得るように係合溝22aの内側の 両回転力付与面22b,22b間の寸法を設定し、係合溝6aの両回転力受け面 6b,6b間に丁度入るように外側の両回転力付与面22c,22c間の寸法を 設定してある。
【0019】 そして、ボルト21は、係合突起22を3/4インチ用の蓋体の円筒部1内に 嵌入して操作杆12を回すと、操作杆12の回転に伴い爪車駆動機構14を介し て回転し、一対の突起3又は凸条4を有する蓋体の場合にあっては、回転力受け 面3a又は4aに内側の平らな回転力付与面22cが当たって蓋体に回転力を与 え、係合溝6を有する蓋体の場合にあっては、回転力受け面6bに外側の回転力 付与面22bが当たって蓋体に回転力を与える。
【0020】 かかる係合部16は、ボルト21の一端側に係合駒17を固定し、ボルト21 の他端側を筒形回転体13に挿通し、係合駒17の基部19を大径ソケット13 aの端面に当て、ボルト21の他端側に螺合し小径ソケット13bの端面に当た るナット24をもって筒形回転体13に係合駒17及びボルト21を固定し組付 けることによって構成されている。
【0021】 上記実施例に係るドラム缶開閉用レンチの使用方法について説明する。 口径2インチ用の蓋体の場合には、突起3、凸条4又は突起5を避けて係合駒 17の一組の係合突起18を円筒部1の内周に嵌合させ、突起3又は凸条4につ いては台形突起3又は凸条4に狭溝17aを合わせて該突起3又は凸条4を狭溝 17a内に受入れた状態で、山形突起5については広溝17b内に該突起5を受 入れた状態で、握り部12bを握って操作杆12の回動を繰り返すことにより、 該突起3又は凸条4の回転力受け面3a又は4aに対しては、内側の回転力付与 面18aが当たり、突起5の回転力受け面5aに対しては外側の回転力付与面1 8bが当たり、回転力を蓋体に与え、送り爪部材15の手掛け部15bの位置に 対応して蓋体を開閉することができる。なお、山形突起3又は凸条4を有する蓋 体については、該山形突起3又は凸条4を広溝17b内に受入れて回転させるこ とも可能である。
【0022】 口径3/4インチ用の蓋体の場合には、突起3又は凸条4を係合溝22a内に 受入れて係合駒17の係合突起22を円筒部1の内周に嵌合させ、係合溝6を有 する蓋体に対しては、回転力付与面22bを係合凸部6aの内面に合わせて係合 溝6に係合突起22を挿入し、握り部12bを握って操作杆12の回動を繰り返 すことにより、突起3又は凸条4に対しては、内側の回転力付与面22cが当接 し、係合溝6の回転力受け面6bに対しては、外側の回転力付与面22bのみが 当接してそれぞれの蓋体に回転力を与え、送り爪部材15の手掛け部15bの位 置に対応して蓋体を開閉することができる。
【0023】 上記実施例に係るドラム缶開閉用レンチは、市販の両口ラチェットレンチ11 を利用し、送り爪部材15の切替えによって、蓋体の開閉切替えを簡単に行うこ とができ、筒形回転体13の小径ソケット13b側の一部を切除し、数個の部材 を付加するだけなので、低コストで簡単に製造することができ、操作杆12の端 部にパイプを被せてこれを握り部12bにしてあるので、蓋体の開閉作業に際し て操作杆12を握り易く且つてこ比を大きくして作業性を向上させることができ 、形状及び大きさが異なる種々の蓋体の開閉に容易に適合することができるとい う利点がある。
【0024】 なお、本考案は、上記実施例によって限定されるものではなく、その要旨から 逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、市販のラチェットレンチを 利用しないことも当然可能であり、係合駒の狭溝をなくして広溝のみとし、2個 の係合突起を一組にして形状を簡素化することもできる。
【0025】
【考案の効果】
請求項1に記載の本考案は、係合部にはドラム缶の複数種類の蓋体の円筒部の いずれの内周にも嵌合する一組の係合突起を設け、該係合突起には操作杆の回転 に伴い複数種類の蓋体の円筒部内に形成されているいずれの回転力受け面にも当 接し該蓋体に回転力を与える回転力付与面を備えることにより、係合部が操作杆 の一端側だけにあるので、短縮軽量化することができ、係合部に同じ大きさの複 数種類の蓋体に共通に使える一組の係合突起を設けるだけでよいので、形状を簡 素化することができ、操作杆の一端側に組込んだ爪車駆動機構によって係合部を 回転駆動し、複数種類の蓋体の回転力受け面のいずれに対しても、操作杆の一端 側にのみ設けた該係合部の一組の係合突起を円筒部の内周に嵌合させた状態で操 作杆を回すことによって蓋体を開閉することができ、作業性が非常によいという 優れた効果を奏する。
【0026】 また、請求項2に記載の本考案では、係合部にドラム缶の前記複数種類の蓋体 よりも小さい別の複数種類の蓋体の円筒部内のいずれにも嵌合する別の係合突起 を設け、前述と同様に該別の複数種類の蓋体の回転力受け面のいずれに対しても 、操作杆の一端側にのみ設けた該係合部の別の係合突起を円筒部内に入れた状態 で操作杆を回すことによって該別の複数種類の蓋体を開閉することができ、作業 性がよく非常に便利であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るドラム缶開閉用レンチを
示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例に係る係合部の係合駒を示す斜
視図である。
【図3】本考案の実施例に係る係合部のボルトを示し、
(A)は正面図、(B)はその平面図である。
【図4】ドラム缶の蓋体の4種類の形状を示す斜視図で
ある。
【図5】従来のドラム缶開閉用レンチを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 円筒部 3 台形突起 3a 回転力受け面 4 凸条 4a 回転力受け面 5 山形突起 5a 回転力受け面 6a 係合凸部 6b 回転力受け面 11 ラチェットレンチ 12 操作杆 12b 握り部 13 筒形回転体 13a 大径ソケット 13b 小径ソケット 14 爪車駆動機構 15 送り爪部材 15a 送り爪 15b 手掛け部 16 係合部 17 係合駒 18 係合突起 18a,18b 回転力付与面 19 基部 19a ねじ穴 21 ボルト 22b,22c 回転力付与面 22 係合突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作杆の一端側に組込んだ爪車駆動機構
    と、該爪車駆動機構によって回転駆動され前記操作杆の
    一端側にのみ設けた係合部とを備え、該係合部にはドラ
    ム缶の同一口径用の複数種類の蓋体の円筒部のいずれの
    内周にも嵌合する一組の係合突起を設け、該係合突起に
    は前記操作杆の回転に伴い前記複数種類の蓋体の円筒部
    内に形成されている回転力受け面に当接し該複数種類の
    蓋体のいずれに対しても回転力を与え得る回転力付与面
    を備えたことを特徴とするドラム缶開閉用レンチ。
  2. 【請求項2】 上記係合部には上記ドラム缶の複数種類
    の蓋体よりも小さい口径用の他の複数種類の蓋体のいず
    れの円筒部内にも嵌合する別の係合突起を設け、該別の
    係合突起には前記操作杆の回転に伴い前記他の複数種類
    の蓋体の円筒部内に形成されている回転力受け面に当接
    し該他の複数種類の蓋体のいずれに対しても回転力を与
    え得る回転力付与面を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載のドラム缶開閉用レンチ。
JP5387292U 1992-07-31 1992-07-31 ドラム缶開閉用レンチ Pending JPH0615971U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123032A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Marusa:Kk 回動操作用工具
KR20220000427U (ko) * 2020-08-11 2022-02-18 주식회사 한국가스기술공사 계량설비 계기류 조작용 라쳇렌치

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