JP3017657U - 電動レンチ - Google Patents

電動レンチ

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JP3017657U
JP3017657U JP1995005651U JP565195U JP3017657U JP 3017657 U JP3017657 U JP 3017657U JP 1995005651 U JP1995005651 U JP 1995005651U JP 565195 U JP565195 U JP 565195U JP 3017657 U JP3017657 U JP 3017657U
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淑霞 黄陳
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  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 断続的にトルクインパルスを輪軸ボルトに与
える電動レンチ。 【構成】 一ケーシングを有し、その内に電動機が設け
られ、ケーシング内部には別に一トルクないし回転運動
伝動機構が設けられ電動機をケーシング前端より突伸し
てボルトに結合される作動端頭上に連結され、該伝動機
構は円柱状本体を有し、その一端上には同心に円柱状突
出部が設けられて電動機の心軸に結合されて回転運動を
電動機より該本体上に伝送し、該本体上には旋回可能に
一つの駆動部品が設けられ、それは一つの遠心式クラッ
チにより制御され断続的に一出力軸を衝撃並びに推動
し、もってトルクインパルスを該出力軸上に伝達してボ
ルトないしナットをゆるめる或いは締緊するのに用いら
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一種のボルト、特に輪軸ボルトを緩める或いは締めるためのための 電動レンチに関し、特に、一種のポータブル式電動レンチであって、断続的にト ルクインパルスを輪軸ボルトに与えるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常輪軸ナットで車軸上に車輪を取り付けることはよく知られており、安全の ために輪軸ナットは緊締される。このため電動工具を持たない運転者にとって手 で車輪を車軸より取り外すのが非常に大変となる。今日では、市場で購入できる ボルトないしナットをゆるめる最も強力な装置に空気圧工具がある。しかし、一 方ではこれは車に積むには体積が大きすぎ故に重量が大きすぎた。このほか、空 気圧縮機を使用して圧縮空気を供給する必要があり、これによりその価格もまた 相当高くなった。
【0003】 上記のような問題を解決するために、すでに車に積むのに便利でボルトやナッ トの取り外し用に用いられる多種の電動工具が開発され市場に出ている。例えば アメリカ合衆国特許第4,727,780号、同じく第4,920,831号及 び5,305,161号等がある。その中、第4,727,780号の装置は、 トルクインパルス制御を人為的に行い、ボルト或いはナット上に与えてそれを弛 緩或いは締緊させるものであり、これは相当に不便であった。
【0004】 また上記第4,920,831号及び5,305,161号の装置は遠心式ク ラッチを使用することでトルクインパルスをボルト或いはナットに与えるもので あった。そのトルクインパルスは一トルク源より一駆動部品を経由して一出力軸 に伝送され、該駆動部品の角位置は該クラッチと分開することにより制御部品の 制御を受けて調整されるものであった。該クラッチがある位置上にある時、該制 御部品は駆動部品と輸出軸を連結して一体とさせ、該クラッチが別の位置にある 時には両者は結合しない。クラッチと分離する制御部品を使用するために、この ようなタイプのレンチの操作制御は比較的複雑で難しくなる。
【0005】 さらに、アメリカ合衆国特許第4,947,939号の‘Structure of Motorized Screw Bolt Driving Too l’と題された装置は上記第4,920,831号及び5,305,161号を 改良した類似の装置であり、その中には二つの制御ピンを遠心式クラッチ上に一 体成形により設け、もって上述の問題を克服している。しかし該装置はその構造 中の心軸固定座がスイング部品と分離しており、該心軸固定座は電動機の心軸上 に結合されており、スイング部品はキーを利用して心軸固定座上に結合され、電 動機心軸の回転運動をスイング部品に伝えるものであった。この装置はボルト或 いはナットの取り外し用に用いられて相当大きなトルクを受け並びに伝送しなけ ればならず、一方心軸固定座をスイング部品上に固定するキーは僅かな承載面積 しか有さないと共に単独でこの大きなトルクの伝播工作を請け負うために破損し やすかった。
【0006】 このほか、上記従来の技術は自身の光源を有さず、このため暗い所での作業に 不適であり、暗い所で作業する場合には別に光源を設ける必要があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、主にボルト或いはナットの弛緩ないし締緊に用いる一種の電動レン チを提供することを課題とする。 本考案は、次に中に光源を有し暗闇での作業に便利とされる一種の電動レンチ を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の提供する電動レンチは、ケーシングを有し、その中に一電動機を有す る。このケーシング内部には別に、ケーシング前端より突伸する弛緩或いは締緊 したいボルト或いはナットの作動端ヘッド上に該電動機を結合するのに用いられ る、一つのトルク/回転運動伝動機構が設けらる。この伝動機構は一円柱状本体 を有し、その一端上に同心に電動機の心軸上に結合されて回転運動を電動機より 該本体上に伝送するのに用いられる円柱状突出部が設けられる。該本体上には枢 転方式で一駆動部品が設けられ、それは一遠心式クラッチにより制御されて断続 的に一出力軸を衝撃並びに推動し、もってトルクインパルスを該出力軸上に伝播 し、もってボルト或いはナットを弛緩或いは締緊するのに用いられる。さらに使 用者が暗闇で作業を行うのに便利なように、ケーシング前端上には一バルブが設 けられそれは光線をボルトないしナット上に投射できるものとされる。
【0009】
【作用】
本考案の提供する電動レンチは、一つのケーシングを有し、その内に一つの電 動機が設けられる。このケーシング内部には別に一つのトルクないし回転運動伝 動機構が設けられてこれは電動機をケーシング前端より突伸してゆるめる或いは 締緊するボルトに結合される作動端頭上に連結するのに用いられる。この伝動機 構は一つの円柱状本体を有し、その一端上には同心に一つの円柱状突出部が設け られて電動機の心軸に結合されて回転運動を電動機より該本体上に伝送するのに 用いられる。該本体上には旋回可能に一つの駆動部品が設けられ、それは一つの 遠心式クラッチにより制御され断続的に一つの出力軸を衝撃並びに推動し、もっ てトルクインパルスを該出力軸上に伝達してボルトないしナットをゆるめる或い は締緊するのに用いられる。ケーシング前端には一つのバルブが設けられ、それ は光線をボルトないしナット上に投射して暗闇での作業に供する。
【0010】
【実施例】
図1に示されるのは、本考案の電動レンチ100である。電動レンチ100は 基本的には、ケーシング101を有し、その内にトルク/回転運動源を有し、そ れは最も望ましくは可逆転の電動機102とされる。ケーシング101内部には さらに一トルク/回転運動伝動機構103を有し、それは電動機102の心軸1 04上に結合され、それに連動する。このトルク/回転運動伝動機構103は、 一作動端頭105を有し、これはケーシング101の前端より外に突伸して取り 外したいボルトないしナットと結合可能である。このボルトないしナット取り外 し作業は望ましくは、作動端頭105上に套設されたスリーブ(図には表示せず )を介して行われるのがよい。
【0011】 ケーシング上には一ハンドル106が突伸し、使用者がこの電動レンチ100 を握持するのに供される。該ハンドル106上には一始動スイッチ107が設け られて使用者が電動機102を操作制御するのに用いられる。
【0012】 図2にはトルク/回転運動伝動機構103が示される。このトルク/回転運動 伝動機構103は一中空円柱状の本体10を有し、それは一開口端11と一封閉 端12を有し、両者間は円柱状の周囲の側壁14により連接され一体とされる。 該本体10の封閉端12上には同心に一突出部121が設けられ、望ましくは該 突出部121は円柱状とされ、その中心を貫穿する一中心孔122が設けられて 同心方式で電動機102の心軸104がその内に設けられるのがよい。
【0013】 上記本体10にはその側壁14上に一径方向凹口15が形成されると共にその 内に相互に補う形状及び大きさの駆動部品30が設置される。該本体10上の上 記径方向凹口15の二側上にはそれぞれ一孔130が穿たれ、駆動部品30上に はさらにそれに相関する孔31が穿たれ、一枢軸ピン13が該孔130及び31 を貫穿し、駆動部品30を回転自在に上記径方向凹口15内に結合する。その中 孔31は駆動部品30の中心位置上に設けられ、且つその二側にはそれぞれ翼部 33或いは34が中心位置より外側に向けて突伸して設けられる。
【0014】 上記翼部33或いは34は望ましくは加厚した外側末端33’と34’を有す るのがよく、この加厚の末端は、径方向凹口15内に向けて突出する。駆動部品 30が枢軸ピン13の周囲で回転する時、この加厚した外側末端33’と34’ はほぼ本体10に相対して対称状を呈すると共に、駆動部品30と本体10の円 柱状周囲側壁14と共同で一つの連続する円柱状の表面位置を形成させ、作動位 置とはこれら加厚した外側末端33’と34’の一つが径方向凹口15内に深入 する位置を指す。
【0015】 上記孔32の周辺上にあっては駆動部品30上面の径方向凹口15の側辺に対 応する前後二側上にそれぞれ環状突出部が形成されるのが望ましい。これら環状 突出部の効果は駆動部品30と径方向凹口15の間に一つの小さい間隙150( 図5及び図6参照)を形成することであり、もってその間の接触摩擦を減少し、 さらには駆動部品30の本体10に相対する旋回運動の進行を助ける。
【0016】 本体10の開口端11上には一つの中心開孔16が設けられて一出力軸40を 旋回可能な方式でその内に挿置のに用いられ、その拡大末端42を円柱状の本体 10内に位置させられると共に、径方向凹口15或いは駆動部品30と大まかに 位置づけられる。出力軸40のもう一つの末端上にはそれより前方に延伸されて ケーシング101の前端外側に至る一作動端頭105が設けられる(図1参照) 。出力軸40の拡大末端42上には一対の歯41が設けられ、そのいずれもほぼ 該拡大末端42の一径方向に延伸された一つの平坦表面43を有し、これにより 拡大末端42上に一対の相互に対面する径方向の肩部が形成される。この歯41 の形状と大きさはそれが駆動部品30が中立位置上にある時、駆動部品30内部 で自由に旋回できるものであって、但し駆動部品30が作動位置上にありその加 厚末端33’或いは34’が径方向凹口15内部に移動する時には駆動部品30 の翼部33の34の加厚末端33’或いは34’と相互に噛み合い共に回転でき るものとされる。
【0017】 出力軸40の拡大末端42上には一つの突柱421が設けられ、それは拡大末 端42より軸方向に延伸されて軸受422により旋回可能な方式で本体10内に 支承される。同様に、出力軸40の作動端頭105上にもまた軸受装置423が 設けられて、旋回可能な方式で該作動端頭105をケーシング101内に支承す るのに供される。これは図1に示されるとおりである。
【0018】 本体10の封閉端12の突出部121上には一つの遠心式クラッチ20が設け られ、該遠心式クラッチ20は一つのC形スナップリング26(図2)で該突出 部121上に固定される。図7と図8に最もよく示されるように、遠心式クラッ チ20は一つのディスク状部品24を有し、その第1表面は本体10の封閉端1 2に対面し、該第1表面上には少なくとも一つの制御ピン241が本体10の封 閉端12を指向するように設けられる。該ディスク状部品24上には望ましくは 2本の制御ピン241が一体成形により設けられるのがよく、図にはその実施例 が示される。
【0019】 ディスク状部品24上の本体10より遠い封閉端12の第2表面上には一つの 円柱体243が設けられてこれは本体10の突出部121上にスライド可能に套 設される。
【0020】 本体10の封閉端12上には二つの孔17が設けられ、ディスク状部品24が 突出部121に套設された時、該孔17は制御ピン241を内に挿入するのに用 いられる。ディスク状部品24が突出部121に相対して移動する時には、制御 ピン241は孔17内で一つの第1位置(噛合位置)と一つの第2位置(退出位 置)の間を移動でき、その中、該噛合位置とは、制御ピン241の自由端242 が孔17を穿出して径方向凹口15内に至り、並びに駆動部品30の翼部33と 34の下方にあって駆動部品30と互いに当接して一体であり駆動部品30の本 体10と相対しての回転を防止し、即ち駆動部品30が中立位置上にある位置を 示す(図3と図5に示される)。一方、上記退出位置とは、制御ピン241が噛 合位置より退いて孔17内に至り、もはや駆動部品30の本体10に相対した旋 回運動を制限できない位置を示す(図4及び図6に示される)。
【0021】 望ましくは、各一つの制御ピン241の自由端242上には円錐状部が設けら れ、駆動部品30の本体10に対面する一側上には相対する傾斜辺縁32が設け られて制御ピン241の自由端242の円錐状部と組み合わせての動作に供され るのがよく、これをもって制御ピン241が噛合位置上に移動するのを助け、進 んではその間の当接作用により翼部33或いは34をその中立位置に回復させる 。
【0022】 遠心式クラッチ20にはさらに一つの基板25が設けられ、その上には一つの 方形中心孔251が設けられて本体10の突出部121上の一つの方形部123 上に套設並びに固定されるのに用いられる。基板25は突出部121上に固定さ れ、ディスク状部品24が突出部121上より滑落するのを防止するストッパと される。
【0023】 基板25は二つの傾斜する側辺部252を有し、それはディスク状部品24に 向かって弯折しており且つその上にはいずれも一つの溝253が設けられる。該 遠心式クラッチ20にはさらに一対の旋回可能な臀部21が設けられ、各臀部2 1にはそれぞれ一つの半円形切口212が設けられてディスク状部品24の円柱 体243上に套設され、このほかにさらに横向きのU形溝213が設けられてそ の中心部分に基板25の側辺部上の溝253内に挿入可能な一つの突片214が 設けられ、もって一つの回転自在な接合部が形成され、それにより臀部21は基 板25に相対して回転できる。
【0024】 臀部21の間には一対のばね22が設けられ、臀部21を相向して引っ張る。 各臀部21にはいずれにも末端部215が設けられ、ディスク状部品24の円柱 体243上の傾斜作動面244と相当接し、これにより臀部21が基板25と相 対して回転する時、ディスク状部品24は臀部21の末端部215とディスク状 部品24の傾斜作動面244の間の当接関係により本体10の突出部121に相 対して移動させられる。
【0025】 各臀部21には一つの外側凸縁211が設けられ、その上には一つの重り23 が設けられて遠心式クラッチ20が高速で旋回する時に大きな遠心力を発生して ばね22の弾力を打ち消し臀部21を外向きに移動させるのに用いられる。
【0026】 使用上は、本体10は、電動機102の心軸104の伝動を受けて旋回した後 に、一つの遠心力を発生し、遠心式クラッチ20の重り23上に作用し、臀部2 1にばね22の弾力を克服させて基板25に相対して回転させる。この時、ディ スク状部品24は本体10の突出部121に相対してスライドし、制御ピン24 1を径方向凹口15より退出位置へと退かせて、このようにして駆動部品30を 本体10に相対して旋回させ、これにより翼部33と34のいずれかが径方向凹 口15内に進入して図4及び図6に示される作動位置上に至り、さらには出力軸 40上の歯41に衝撃を与え、トルク或いは旋回運動を作動端頭である作動端頭 105に伝え、もってボルトないしナットをゆるめる或いは締緊する。
【0027】 一方では、作動端頭105がボルトないしナットに接触する時、出力軸40は ボルトないしナット上に発生する反作用トルクのためにその回転速度が下がる或 いは停止する場合があり、さらには遠心式クラッチ20上の遠心力を低減させう る。この状況下では、ばね22の力量が重り23の遠心力を超過しており、よっ てディスク状部品24と制御ピン241が本体10方向に移動し、さらには制御 ピン241が径方向凹口15に進入し(噛合位置)、もって駆動部品30をその 中立位置(図3及び図5に示される)に回復させ、並びに駆動部品30の翼部3 3或いは34が出力軸40の歯41と分離させられるために、出力軸40は再度 快速回復旋回に回復する。このように、出力軸40は高速及び低速の間の往復を ボルトないしナットがゆるむ或いは締緊されるまで重複する。
【0028】 現在再び図1を参照されたい。使用者が暗い環境中で本考案の電動レンチを使 用してボルトないしナットをゆるめる或いは締緊する作業を行うのを補助するた めに、ケーシング101の前端上には一つの光源、望ましくは小バルブが設けら れ、その位置は出力軸40の前端の作動端頭105の傍らに隣接するものとされ 、もって光線をホルトないしナット上に投射可能であり、使用者は作業過程をチ ェックできる。光源108はハンドル106上のスイッチ(図には表示なし)に より駆動される。もう一つの方式は光源108を電動レンチ100動作時に均一 して通電状態を維持するようにすることである。
【0029】 同時に図2を参照されたい。さらに強固に一つのスリーブが作動端頭105上 に結合されてボルトないしナットをゆるめる或いは締緊する作業を進行するため に、作動端頭105上には一つの環状溝109が設けられ、その内に一つの弾性 部品、例えばゴムリング110が嵌められる。該ゴムリング110の外面にはさ らに金属製オープンリング111が嵌められる。この金属製オープンリング11 1の外径は作動端頭105の外径より僅かに大きく、但しその開口のためにゴム リング110を挟持し、その外径を縮小させて作動端頭105より小さいものと なす。このほか、該ゴムリング110は該金属製オープンリング111を圧迫し て作動端頭105に接触するソケットの内側表面に対して緊密に接合させ、ゆえ にソケットをより作動端頭105上にしっかりと保持するのを助ける。該金属製 オープンリング111は鋼質材料で製造する。
【0030】 以上は本考案の比較的良い実施例に対する説明であり、当業者が本考案の請求 範囲を逸脱しない範囲で考えうるいかなる改修或いは変更も可能である。
【0031】
【考案の効果】
本考案は、主にボルト或いはナットの弛緩ないし締緊に用いる一種の電動レン チを提供する。
【0032】 本考案は、次に中に光源を有し暗闇での作業に便利とされる一種の電動レンチ を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電動レンチの望ましい実施例の断面図
である。
【図2】上記図1中の電動レンチで使用されるトルク伝
動機構の分解斜視図である。
【図3】上記図1中の電動レンチで使用される制御ピン
と駆動部品の噛合を表示する平面図である。
【図4】上記図1中の電動レンチで使用される制御ピン
と駆動部品の分離を表示する平面図である。
【図5】上記図3中の制御ピンと駆動部品の噛合を表示
する動作表示図である。
【図6】上記図4中の制御ピンと駆動部品の分離を表示
する動作表示図である。
【図7】本考案の電動レンチが採用する遠心式クラッチ
の構造を示す斜視図であり、その中、その制御ピンは一
体成形によりその上に設置される。
【図8】上記図7中に示される遠心式クラッチの分解斜
視図である。
【符号の説明】
100・・・電動レンチ 101・・・ケーシング 1
02・・・電動機 103・・・トルク/回転運動伝動
機構 104・・・心軸 105・・・作動端頭 106・・・ハンドル 107・・・始動スイッチ 1
0・・・本体 11・・・開口端 12・・・封閉端
14・・・側壁 121・・・突出部 122・・・中
心孔 15・・・径方向凹口 30・・・駆動部品 1
30・・・孔 31・・・孔 13・・・枢軸ピン 33、34・・・
翼部 33’、34’・・・外側末端 150・・・間
隙 16・・・中心開孔 40・・・出力軸 42・・
・拡大末端 41・・・歯 43・・・平坦表面 42
1・・・突柱 422・・・軸受 423・・・軸受装
置 20・・・遠心式クラッチ 26・・・C形スナッ
プリング 24・・・ディスク状部品 241・・・制
御ピン 243・・・円柱体 17・・・孔 242・
・・自由端 32・・・傾斜辺縁 25・・・基板 251・・・方形中心孔 123・・
・方形部 252・・・側辺部 253・・・溝 21
・・・臀部 212・・・半円形切口 213・・・U
形溝 214・・・突片 22・・・ばね 215・・
・末端部 244・・・傾斜作動面 211・・・外側
凸縁 23・・・重り 108・・・光源 109・・・環状溝 110・・・ゴムリング 111
・・・金属製オープンリング

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのケーシングを有し、その内に一つ
    のトルク供給源が設けられ、一つのトルクないし回転運
    動伝動機構を経てケーシング前端より突伸する一つの作
    動端頭に伝動する電動レンチであって、該トルクないし
    回転運動伝動機構は以下のもの、即ち、 一つの中空の円柱状の本体とされ、一つの封閉端と一つ
    の開口端を有し、その間が一つの円柱状環状側壁により
    連接されて一体とされ、該封閉端上には一つの同軸心に
    設置された突出部が設けられて該トルク供給源上に連接
    され、該本体上には一つの径方向凹口がその側壁上に形
    成されて一つの枢軸ピンで同じ形状及び大きさを有する
    一つの駆動部品が旋回可能な方式で該径方向凹口内に収
    容され、該駆動部品の二側はそれぞれ一つの翼部を有
    し、各翼部は駆動部品の中心部分から側向に遠心されて
    上には一つの外側末端部が形成され、該枢軸ピンは該駆
    動部品の中心部分を穿貫してこれら翼部に枢軸ピンを中
    心に一つの中立位置と一つの作動位置の間で上記本体に
    相対して回転させ、該中立位置とは翼部の外側末端部が
    本体の側壁と平面状を呈する位置を指し、作動位置とは
    これら翼部の一つの外側末端部が内向きに移動して上記
    径方向凹口内に至る位置を指すものと、 一つの出力軸とされ、一つの拡大末端を有し、該拡大末
    端上に二つの歯が設けられて、各歯はほぼ該拡大末端の
    半径に沿って延伸されて該拡大末端の環周方向沿って相
    互に対面する平坦表面を有し、出力軸の拡大末端は旋回
    可能に該中空の本体内部に収容され、駆動部品がその中
    立位置にある時、該拡大末端は該本体内部で自由に旋回
    し、但し該駆動部品がその動作位置にある時、該拡大末
    端は該翼部の一つの外側末端部の平坦表面と接触して結
    合し一体を呈し、該出力軸のもう一つの末端はケーシン
    グの前端から外に突伸して該作動端頭を構成するもの
    と、 一つの遠心式クラッチとされ、一つのディスク状部品を
    有し、該ディスク状部品は軸方向に移動可能に本体の突
    出部上に套設されると共にその第1表面上に少なくとも
    一つの一体成形の制御ピンが設けられ、該制御ピンは移
    動可能に本体の封閉端上に設けられた一つの孔内に収容
    されて該封閉端において一つの噛合位置と一つの退出位
    置との間で移動可能とされ、その中、該噛合位置は制御
    ピンの自由端が該孔より穿出して該径方向凹口内に進入
    し駆動部品の下方に位置すると共に駆動部品と当接して
    一体を呈し駆動部品の枢軸ピンを中心とした旋回を防止
    する位置を指し、該退出位置は制御ピンの自由端が該孔
    より退出して駆動部品と分離し駆動部品を枢軸ピンを中
    心に旋回可能とする位置を指し、該遠心式クラッチは一
    つの基板を有し、該基板は本体封閉端の突出部上に固定
    されて共に回転可能とされ、一対の重りが回転可能な方
    式で該基板上に結合されると共にばねの作用により相互
    に引っ張られて位置移動可能とされ、本体が旋回する
    時、これら重りの発生する遠心力がばねの弾力を超過し
    て重りを相互に分離する方向に移動させる時にこれら重
    りと該ディスク状部品の間に設けられた機械式連結装置
    にあって、重りが相互に移動して遠隔位置に至り、制御
    ピンがその噛合位置からその退出位置に至り、駆動部品
    に本体に相対する旋回を行わせ、その翼部を中立位置よ
    り作動位置に至らせ、出力軸の歯が相互に噛み合い、重
    りが分離位置から相互に近い位置に至る時は、制御ピン
    は退出位置から噛合位置に移動して駆動部品がその中立
    位置上に固定されるものと、 ケーシング前端に装置された発光装置、以上を包括す
    る、電動レンチ。
  2. 【請求項2】 前記制御ピンの自由端上には傾斜する円
    錐状部が設けられる、請求項1に記載の電動レンチ。
  3. 【請求項3】 前記駆動部品は一つの傾斜辺縁を有し、
    それは本体の封閉端に対面し、制御ピンの円錐状末端動
    作に組み合わされ、制御ピンの自由端を合位置上に移動
    させる補助を行う、請求項2に記載の電動レンチ。
  4. 【請求項4】 前記ディスク状部品は一体成形された二
    つの制御ピンを有する、請求項1に記載の電動レンチ。
  5. 【請求項5】 前記発光装置は一つのバルブを包括す
    る、請求項1に記載の電動レンチ。
  6. 【請求項6】 前記作動端頭上には一つの環状溝が設け
    られてそれに一つの弾性部品が収容され、該弾性部品上
    には外径が作動端類よりわずかに大きいオープンリング
    が套設される、請求項1に記載の電動レンチ。
  7. 【請求項7】 前記弾性部品はゴムで製造され、オープ
    ンリングはスチールで製造される、請求項6に記載の電
    動レンチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5771516A (en) 1996-08-26 1998-06-30 Huang; Chen Shu-Hsia Exchangeable power hand tool

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0360982A (ja) * 1989-07-24 1991-03-15 Snap On Tools Corp 耐疲労スピンドル端部

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