JPH05116863A - エレベータのかご内清浄装置 - Google Patents

エレベータのかご内清浄装置

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Publication number
JPH05116863A
JPH05116863A JP3279148A JP27914891A JPH05116863A JP H05116863 A JPH05116863 A JP H05116863A JP 3279148 A JP3279148 A JP 3279148A JP 27914891 A JP27914891 A JP 27914891A JP H05116863 A JPH05116863 A JP H05116863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
car
floor
room
car room
Prior art date
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Pending
Application number
JP3279148A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Otake
毅 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3279148A priority Critical patent/JPH05116863A/ja
Publication of JPH05116863A publication Critical patent/JPH05116863A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、かご室内の空気清浄度を均
一にし、塵埃の除去を確実にしてかご内空気清浄度を高
めることのできるエレベータのかご内換気装置を提供す
ることにある。 【構成】 かご室内の空気をかご室内床11に設けられた
穴を通して吸入口4Aにより吸入し、吸入した空気をダ
クト6Aを介して送風機7に送り、送風機7に送られた
空気をフィルタ8及びパンチング板9を介してかご室内
へ供給することにより、かご室内の空気清浄化を図ろう
とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にクリーンルーム等
で使用されるエレベータのかご内清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来型エレベータかご室内における空気
清浄化は図3に示す如く循環経路により行われていた。
【0003】すなわち、かご室の構成は、かご下部のか
ご床1周縁に立設されかごの四方を囲む側板2と、その
一側面出入口部に設けられた開閉自在のかご扉3と、そ
の上部を閉塞する天井9Aとにより構成される。そして
側板2の側面下部には開口する如く吸入口4が設けられ
ると共に、この吸入口4には、比較的大きな塵埃を除去
するプレフィルタ5が取り付けられる。一方吸入口4か
ら吸入した空気を循環させるためのダクト6を上部の空
気循環装置7Aから下部の吸入口4に渡し、帰還空気路
を形成する。また下記空気循環装置7Aは、強制的にか
ご室へ循環空気を送り込む送風機7と、その下方に送風
機7から送り出される空気を清浄化する高性能のフィル
タ8が取り付けられている。
【0004】ところで、天井9Aは、上部に空気循環装
置7Aの吹出口7Bが開口し、その下位部に水平に渡
し、空気を下方に吹出す多数の通気穴を有した、例えば
プレスなどで打抜いたパンチング板9が天井9A一面に
取付けられる。
【0005】この構成によると、空気循環装置7Aによ
り送風機7が始動すると吐出口7Bより空気が吹出し、
フィルタ8を通過して、天井9Aのパンチング板9を通
りかご室内に流入する。かご室内の空気は、吸入口4よ
り吸入され、プレフィルタ5にて比較的大きな塵埃が除
去され、清浄化された空気はダクト6を介して送風機7
に帰還される。送風機7から送られる空気は、高性能の
フィルタ8により微細な塵埃が除去され、清浄化された
後、パンチング板9との間で加圧されて比較的均等にさ
れて、かご室へいわゆるシャワー状に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、循環空
気は、高性能のフィルタ8により浄化された後、パンチ
ング板9により加圧され、多数の穴からかご室内に均一
に吹出されるが、かご室内の空気の吸込口4がかご室内
側板2の非対称位置に設けられているため、かご室内の
空気の循環が偏り、かご室内の空気流に不均一を生じ
る。その結果、塵埃を運ぶだけの気流速不足や、気流の
乱れによってかご床1の上面に塵埃が溜まり、清浄化の
空白部を発生させる現象を引き起すと共に清浄度の低下
を招来する問題点があった。
【0007】そこで本発明の目的は、かご室内の空気清
浄度を均一にし、塵埃の除去を確実にしてかご内空気清
浄度を高めることのできるエレベータのかご内清浄装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するためにかごの天井側に空気循環装置を設けてか
ご室内の空気を清浄化するエレベータのかご内清浄装置
において、かご室内床に多数の通風口を設け、前記かご
室内床の下部より前記空気循環装置に通風ダクトを介し
てかご室内の空気を循環するように構成したことを特徴
とするエレベータのかご内清浄装置を提供する。
【0009】
【作用】前述した様に、かご室内の空気をかご室内床に
設けられた通風口を通して吸入し、吸入した空気を通風
ダクトを介して空気循環装置に送り、空気循環装置に送
られた空気をかご室内へ供給することにより、かご室内
の空気清浄化を図ろうとするものである。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本発明のエレベータかごの構成を示す図で
あり、従来と同様の構成部分には同符号を付すと共に同
一構造部分は一部省略する。
【0011】本発明は、かご敷居10とかご室内床11が同
一面上に敷設され、このかご室内床11の面口には多数の
通風穴を有して敷設されている。かご室内床11の下部に
はかご側板(幅木等を含む)また、かご床枠12A,12B
で囲われたかご床12とによってかご床室12Cがダクト状
に構成される。かご床室12Cの一側部に開口部を設けて
吸入口4Aを構成すると共に、吸入口4Aを全面的に被
うプレフィルタ5を取付ける。そして、吸入口4Aと空
気循環装置7A間をダクト6Aで結び、空気循環路を形
成する。
【0012】以上の構成により、かご室内の空気は、か
ご室内床11の多数の穴を通過して、かご床12のかご床枠
12Bの側面部に設けられた吸入口4Aより吸入され、吸
入された空気は、プレフィルタ5にて比較的大きな塵埃
が除去され、清浄化された空気はダクト6Aを通って送
風機7に送られる。送風機7は、ダクト6Aから供給さ
れた空気をかご室内へ強制循環させる。送風機7から送
風される空気は、フィルタ8により微細な塵埃が除去さ
れ清浄度が高められる。浄化された空気は、吐出口7B
とパンチング板9との間で加圧され、パンチング板9の
下面吹出部で均等にシャワー状にかご室内に供給され
る。供給された空気は、前述した様にかご室内床11の通
風穴より吸入されて空気の循環が行われる。
【0013】この様に、かご室床面を循環通路として二
重床に構成することにより、かご室内に供給される空気
流に偏りが生じず、かつまた、かご室内に塵埃が溜まる
といった問題も解決することができる。なお、かご床の
構造を断面長方形に形成したが、これを換気の流れに沿
って図2のように第2のかご床14を形成することは自由
である。
【0014】また、パンチング板9またはかご室内床11
はプレス等で打抜くものに限定することなく、プラスチ
ック成形、寄木形、井桁形の空気を透過する材料であれ
ばよい。
【0015】
【発明の効果】以上本発明によれば、かご室内の空気清
浄度を均一にし、又、かご室内の塵埃の除去を確実にし
てかご内空気清浄度を高めることのできるエレベータの
かご内清浄装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータのかご内換気装置の構成を
示す断面図である。
【図2】本発明のエレベータのかご内換気装置の構成を
示す断面図である。
【図3】従来のエレベータのかご内換気装置の構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
3…かご扉、4A…吸入口、6A…ダクト、7…送風
機、7A…空気循環装置、8…フィルタ、9…パンチン
グ板、11…かご室内床、12…かご床。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かごの天井側に空気循環装置を設けてか
    ご室内の空気を清浄化するエレベータのかご内清浄装置
    において、かご室内床に多数の通風口を設け、前記かご
    室内床の下部より前記空気循環装置に通風ダクトを介し
    てかご室内の空気を循環するように構成したことを特徴
    とするエレベータのかご内清浄装置。
JP3279148A 1991-10-25 1991-10-25 エレベータのかご内清浄装置 Pending JPH05116863A (ja)

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JP3279148A JPH05116863A (ja) 1991-10-25 1991-10-25 エレベータのかご内清浄装置

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Cited By (6)

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WO2007000850A1 (ja) * 2005-06-28 2007-01-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータのかご
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