JP2817605B2 - クリーンルーム用自動倉庫 - Google Patents

クリーンルーム用自動倉庫

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JP2817605B2
JP2817605B2 JP5345702A JP34570293A JP2817605B2 JP 2817605 B2 JP2817605 B2 JP 2817605B2 JP 5345702 A JP5345702 A JP 5345702A JP 34570293 A JP34570293 A JP 34570293A JP 2817605 B2 JP2817605 B2 JP 2817605B2
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JP
Japan
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clean air
automatic warehouse
shelf
ceiling
warehouse
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JP5345702A
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JPH07172506A (ja
Inventor
正純 福島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーンルーム用自動倉
庫に関する。特に、自動倉庫内のクリーン度を高クリー
ン度に維持することができるクリーンルーム用自動倉庫
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクリーンルーム用自動倉庫は、図
2に示すように、自動倉庫W内にグレーチング11から
クリーンエアを取り入れ、この取り入れたクリーンエア
を循環ファン10で棚Tに循環させるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクリー
ンルーム用自動倉庫は、クリーンエアの取り入れ口にグ
レーチング11を用いており、グレーチング11の下面
のダストが自動倉庫内へへ吸引されやすかった。このた
め、高クリーン度を維持するのが困難であった。
【0004】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決し、自動倉庫内のクリーン度を高クリーンに維持する
ことができるクリーンルーム用自動倉庫を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のクリーンルーム用自動倉庫は、天井からクリ
ーンエアが吹き降ろされる建物内に設備され、前記天井
からクリーンエアを直接倉庫内に取り入れるようにした
自動倉庫であって、前記天井と平行に設けられたパーテ
イションと、該パーテイションに設けられ、前記天井か
ら吹き降ろされるクリーンエアを自動倉庫内に導く導入
口と、棚の背面側に配置され、前記導入口より導かれた
クリーンエアを前記棚の背面側へ導くための前記棚に共
通なダクトと、前記棚の背面側に取り付けられ、前記
クトに導かれたクリーンエアを前記棚へ導く精密整流板
と、クレーンの軌道下に設けられ、前記棚の前面側より
流出したクリーンエアを自動倉庫に排出する排出口と
を備えているとともに、前記天井から吹き降ろされ、前
記導入口から前記自動倉庫内に導かれたクリーンエアの
流れのみによって、塵埃を前記排出口から排出するよう
にしたものである
【0006】
【作用効果】本発明は上記の構成としたので、次のよう
な作用効果を奏する。
【0007】自動倉庫の上部には、自動倉庫内にクリー
ンエアが自由に流入するのを規制する天板が設けられて
おり、この天板に、建物の天井からのクリーンエアを自
動倉庫内に導く導入口が設けられているので、建物の天
井から吹き降ろされたクリーンエアは、この天板の導入
口を通じてのみ自動倉庫内に流入することとなる。導入
口から自動倉庫内に流入したクリーンエアは、ダクトに
より棚の背面側へ導かれた後、精密整流板によって棚に
ほぼ均等に導かれ、その後、棚の前面側より流出して、
下部に設けられた排出口から自動倉庫外へ排出されるこ
ととなり、自動倉庫内を導入口から排出口に向けて一つ
の方向に流れることとなる。これにより、例えば、棚の
前面側に配置されたクレーン等から塵埃が発生したとし
ても、これが棚内に入り込んでしまうということが阻止
されることとなり、クレーン等から発生した塵埃は、上
述したクリーンエアの流れによって排出口に運ばれて自
動倉庫の下部に排出されることとなる。したがって、本
発明のクリーンルーム用自動倉庫によれば、棚内が塵埃
によって汚染されてしまうということがなくなり、棚内
が高クリーン度に維持されるという効果が得られる。
の背面側には精密整流板のみが取り付けられており、天
井より吹き下ろされて自動倉庫内に導かれたクリーンエ
アは、ダクトにより棚の背面側へ導かれた後、棚の背面
側から前面側へ自然流出的に流れることとなる。 したが
って、本発明のクリーンルーム用自動倉庫によれば、棚
の背面側にファン等を設けることなく、棚にほぼ均等に
クリーンエアを送ることができるという効果が得られ
る。
【0008】
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は本発明に係るクリーンルーム用自動
倉庫の一実施例を示す構造説明図である。
【0011】同図において、1は建物の天井H内に設け
られたクリーンエア供給ユニットであり、クリーンエア
吹き出し孔2が天井面に設けられている。
【0012】3は自動倉庫Wの天板を成すパーテイショ
ンであり、天井Hより吹き降ろされたクリーンエアが自
動倉庫W内に自由に流入するのを規制するようになって
いる。4はパーテイション3の上部に設けられた清浄フ
ィルタであり、天井Hより吹き降ろされたクリーンエア
をさらに清浄するようになっている。5,5はパーテイ
ション3に設けられた導入口であり、清浄フィルタ4を
通ったクリーンエアを棚T1,T2にそれぞれ導くよう
になっている。6,6は棚T1,T2の背面側に配置さ
れたダクトであり、導入口5,5より導かれたクリーン
エアを棚T1,T2の背面側にそれぞれ導くようになっ
ている。
【0013】7,7は精密整流板であり、導入口5,5
からダクト6,6へ供給されたクリーンエアを棚T1,
T2の各ラックRへ導くようになっている。ダクト6,
6へ供給されたクリーンエアは、この精密整流板7,7
によって、各ラックRへほぼ均等に導かれる。棚T1,
T2の背面側には、これら精密整流板7,7のみが取り
付けられている。
【0014】8は自動倉庫の中央下部のクレーンCの軌
道下に設けられたクリーンエアの排出口であり、グレー
チング9に臨ませてある。これにより、各ラックRを通
って自動倉庫の中央下部W1へ流れてきたクリーンエア
は、排出口8を通ってグレーチング9に排出される。ま
た排出口8は、クレーンCの軌道下に位置しているの
で、クレーンCより発生する塵埃をグレーチング9へ好
適に排出することができる。
【0015】上述した本実施例のクリーンルーム用自動
倉庫によれば、自動倉庫Wの上部には、自動倉庫W内に
クリーンエアが自由に流入するのを規制するパーテイシ
ョン3が設けられており、このパーテイション3に、建
物の天井Hからのクリーンエアを自動倉庫W内に導く導
入口5,5が設けられているので、建物の天井Hから吹
き降ろされたクリーンエアは、このパーテイション3の
導入口5,5を通じてのみ自動倉庫W内に流入すること
となる。導入口5,5から自動倉庫W内に流入したクリ
ーンエアは、ダクト6,6により棚T1,T2の背面側
へ導かれた後、精密整流板7によって棚T1,T2にほ
ぼ均等に導かれ、その後、棚T1,T2の前面側より流
出して、下部に設けられた排出口8から自動倉庫W外へ
排出されることとなり、自動倉庫W内を導入口5,5か
ら排出口8に向けて一つの方向に流れることとなる。こ
れにより、例えば、棚T1,T2の前面側に配置された
クレーンCから塵埃が発生したとしても、これが棚T
1,T2内に入り込んでしまうということが阻止される
こととなり、クレーンCから発生した塵埃は、上述した
クリーンエアの流れによって排出口8に運ばれて自動倉
庫Wの下部に排出されることとなる。したがって、本発
明のクリーンルーム用自動倉庫によれば、棚T1,T2
内が塵埃によって汚染されてしまうということがなくな
り、棚T1,T2内が高クリーン度に維持されるという
効果が得られる。棚T1,T2の背面側には精密整流板
7,7のみが取り付けられており、天井Hより吹き下ろ
されて自動倉庫W内に導かれたクリーンエアは、ダクト
6,6により棚T1,T2の背面側へ導かれた後、棚T
1,T2の背面側から前面側へ自然流出的に流れること
となる。 したがって、本発明のクリーンルーム用自動倉
庫によれば、棚の背面側にファン等を設けることなく、
棚にほぼ均等にクリーンエアを送ることができるという
効果が得られる。
【0016】
【0017】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクリーンルーム用自動倉庫の一実
施例を示す構造説明図。
【図2】従来のクリーンルーム用自動倉庫を示す概略
図。
【符号の説明】
5 導入孔 7 精密整流板 8 排出口 W 自動倉庫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 F24F 7/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井からクリーンエアが吹き降ろされる建
    物内に設備され、前記天井からクリーンエアを直接倉庫
    内に取り入れるようにした自動倉庫であって、前記天井
    と平行に設けられたパーテイションと、該パーテイショ
    ンに設けられ、前記天井から吹き降ろされるクリーンエ
    アを自動倉庫内に導く導入口と、棚の背面側に配置さ
    れ、前記導入口より導かれたクリーンエアを前記棚の背
    面側へ導くための前記棚に共通なダクトと、前記棚の背
    面側に取り付けられ、前記ダクトに導かれたクリーンエ
    アを前記棚へ導く精密整流板と、クレーンの軌道下に設
    けられ、前記棚の前面側より流出したクリーンエアを自
    動倉庫に排出する排出口とを備えているとともに、前
    記天井から吹き降ろされ、前記導入口から前記自動倉庫
    内に導かれたクリーンエアの流れのみによって、塵埃を
    前記排出口から排出することを特徴とするクリーンルー
    ム用自動倉庫。
JP5345702A 1993-12-22 1993-12-22 クリーンルーム用自動倉庫 Expired - Lifetime JP2817605B2 (ja)

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JPH07172506A JPH07172506A (ja) 1995-07-11
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