JPH0511606U - 端子の取付構造 - Google Patents

端子の取付構造

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JPH0511606U
JPH0511606U JP6651791U JP6651791U JPH0511606U JP H0511606 U JPH0511606 U JP H0511606U JP 6651791 U JP6651791 U JP 6651791U JP 6651791 U JP6651791 U JP 6651791U JP H0511606 U JPH0511606 U JP H0511606U
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JP
Japan
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terminal
cover
mounting structure
mounting
elastic
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JP6651791U
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English (en)
Inventor
正昭 西
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話機用充電器における充電端子等に適
用される端子取付構造として、ネジ止めを必要とせず、
スライド操作でワンタッチ挿着可能な取付構造を案出す
る。 【構成】 基板部17aと、基板部17aの先端部を該
基板部17aの上に折り返して形成される弾性舌片17
bと、基板部17aの両側に設けた切込部17eを起立
させて形成される弾性爪片17fとを一体に具備した端
子17を、カバー7に開口される舌片露出穴18の内側
に設けた基板部取付溝20に、上記弾性爪片17fを撓
ませながらスライドさせて挿着するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば携帯電話機用充電器における充電端子等の取り付けに適用さ れる端子の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2には、携帯電話機用充電器の一例が示されている。充電器1には、その前 面側に、携帯電話機2を送話部側から差し込んで傾斜姿勢にセットする電話機セ ット凹部5が設けられ、上面側の後方部に、携帯電話機2のバッテリー部3と取 り替え可能なスペアバッテリー4を挿入するためのスペアバッテリー挿入凹部6 が開口されている。
【0003】 この携帯電話機用充電器1には、携帯電話機2のバッテリー部3に設けられて いる充電端子(3a、3a)と、スペアバッテリー4に設けられている充電端子 (4a、4a)並びにショート接点用端子(4b、4b)と対応する位置で、そ れぞれの端子と接触される端子群が設けられている。すなわち、電話機セット凹 部5には、底部近傍の両側面に一対の充電端子(5a、5a)が設けられ、また スペアバッテリー挿入凹部6には、底部近傍の両側面に一対の充電端子(6a、 6a)が設けられ、後壁面の左右対称位置に一対のショート接点用端子(6b、 6b)が設けられている。
【0004】 図3と図4には、上述した端子群(計6個)の充電器1に対する取付構造が示 されている。
【0005】 樹脂一体成形品で形成される充電器1の中空カバー7には、図3に示す様に、 電話機セット凹部5とスペアバッテリー挿入凹部6の端子取付部位に、カバー内 面側から端子を装着するための端子取付穴として抜き穴(8、9、10)が開口 され、各抜き穴(8、9、10)の近傍に位置するカバー下面側には、端子ネジ 止め用のボス(11、12、13)が突設されている。
【0006】 一方、各抜き穴に装着される端子14は、図4に示す様に、板材に曲げ加工等 を加えて成形した一体部品からなっている。即ち、端子14は、基板部14aと 、基板部14aの先端部を該基板部14aの上に折り返して形成される弾性舌片 14bと、基板部14aの後端部を直角に屈曲して形成される取付片部14cと を具備し、更に、弾性舌片14bの先端中央部には接点をなす突起14dが外向 きに打ち出され、取付片部14cの後端中央部に取付穴14eを穿設したものか らなっている。
【0007】 しかして、現状の端子取付構造では、図4(A)(B)に示す如く、端子14 を、カバー7の下側開口部から装入して、端子接触部をなす弾性舌片14bを各 抜き穴(8、9、10)から露出させる所定の組付位置にセットした後、取付片 部14cに開口する取付穴14eを通してセルフタッピングネジ15をボス(1 1、12、13)にねじ込んで固定するようにしている。16は取付片部14c にハンダ付けされるリード線を示す。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した現状の端子取付構造では、端子を1個づつカバーの抜 き穴にセットしてからネジ止めしなければならないので、部品点数が増加するこ とに加えて、部品の組付工数が増し、組立作業が煩雑化する問題点が指摘されて いる。特に、先に掲げた携帯電話機用充電器の例では、取付端子の総数が多く、 しかも複雑な凹み形状を有するカバーの下側開口部からの操作で端子を狭隘部位 に装入してネジ止めしなければならない悪条件が重なるため、組立作業が非常に 面倒で手間の掛かるものとなっているのが実情である。
【0009】 本考案は、上記の技術的課題を解決するために、ネジ止めを必要とせず、スラ イド操作によりワンタッチで端子の取り付けが行えるように改良した端子の取付 構造を新たに提案するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の目的を達成するための手段として、基板部と、基板部の先端 部を該基板部の上に折り返して形成される弾性舌片と、基板部の両側に設けた切 込部を起立させて形成される弾性爪片とを一体に具備した端子を、カバーに開口 される舌片露出穴の内側に設けた基板部取付溝に、上記弾性爪片を撓ませながら スライドさせて挿着するようにしている。
【0011】
【作用】
この取付構造では、端子の基板部から起立させている弾性爪片を、舌片露出穴 の内側に設けた基板部取付溝に撓ませながらスライド挿着することによって、端 子の弾性舌片をカバーの舌片露出穴から突出させた状態で、弾性爪片のバネ力に より端子を基板部取付溝に固定することができる。
【0012】
【実施例】
図1は、図4に示した従来構造と置換される本考案に基づく端子取付構造の実 施例を図示している。
【0013】 この取付構造では、端子17と、この端子17を取り付けるためにカバー7に 開口される端子取付穴の双方が、次のように改変されている。
【0014】 まず端子17について説明すると、板材に曲げ加工等を加えて成形される一体 部品を用いる点では相違しないが、以下の諸点で従来品と形態を異にしている。
【0015】 基板部17aの先端部を該基板部17aの上に折り返して形成される弾性舌片 (端子接触部)17bは、相対的に細幅な短冊状に形成され、基板部17aとの 連結部の両側に、後述する端子挿着時にストッパとして機能する肩部17c、1 7cを形成している。但し、弾性舌片17bは、その先端中央部に外向きに打ち 出された接点用の突起17dを有する点では変りない。
【0016】 また、基板部17aの両側には、予め上側の一辺を残すL形の切込部17eが 左右対称位置で上下二段に設けられ、この切込部17eを各々外向きに押出して 適当な傾斜姿勢に起立させた弾性爪片17fが形成されている。
【0017】 その他、端子17には、従来品の取付片部14cと同様に、基板部17aの後 端部を直角に屈曲して形成される操作片部17gが一体に具備されているが、こ の操作片部17gは、端子取付時に摘みとして用いられるもので、本考案に係る 端子取付構造に直接関係したものではない。なお、操作片部17gには、勿論、 取付穴の開口を必要としない。
【0018】 一方、端子17を取り付けるカバー7には、端子取付部位に、上記弾性舌片1 7bを装入するための下側が抜き穴18aで形成された舌片露出穴18が開口さ れている。この舌片露出穴18を開口しているカバー7の裏面側には、該カバー 7と対峙させて内カバー19が一体に設けられ、舌片露出穴18の内側で、カバ ー7と内カバー19との対向部位の隙間に端子基板部17aの幅に対応する基板 部取付溝20、20が設けられている。
【0019】 そして、基板部取付溝20の上端部は、端子17の取付高さを規制する天井面 21、21で閉鎖されており、また、基板部取付溝20、20に臨むカバー7の 内面には、端子17を所定の高さ位置に挿着した状態で、端子基板部17aから 起立されている弾性爪片17fが各々はまり込んで係合する凹部22、22が上 下二段に設けられている。
【0020】 この改良された端子取付構造では、端子17を操作片部17gを持って、カバ ー7の下側開口部から図1(A)に矢印で示すように、弾性舌片17bを舌片露 出穴18へ基板部17aをその内側で両側に拡張されている基板部取付溝20、 20へそれぞれ差し込んで、弾性爪片17fを基板部取付溝20、20で撓ませ ながら、肩部17c、17cが基板部取付溝20、20の天井面21、21と当 接する位置までスライドさせることにより、ワンタッチで挿着することができる 。すなわち、図1(B)に示す挿着状態では、端子17の弾性舌片17bが舌片 露出穴18から所定の取付位置でカバー内面に突出されると共に、端子基板部1 7aから起立された4本の弾性爪片17fが各々凹部22にはまり込んで脱出不 能に係合され、これら弾性爪片17fの基板部取付溝20、20に対するバネ力 により、端子17をしっかりと位置決めして固定することができる。
【0021】 なお、上述した本考案に基づく端子の取付構造は、携帯電話機用充電器におけ る充電端子等を始めとして、カバー開口部に対する端子部品の取り付けを簡素化 する目的には、一般的に適用可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案による改良された端子の取付構造であれば、端子の加工 形態と、カバーの開口部構造とを若干変更するだけで、端子の取付が部品点数の 増加を招くネジ止めを必要とせず、スライド操作によりワンタッチで行えるもの となり、冒頭に掲げた携帯電話機用充電器の様に、必要な端子の組付個数が多く 、しかもカバー凹み形状等の制約によりネジ止め作業の困難な機器には、組立作 業の簡素化にすこぶる有益なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の端子取付構造を示し、(A)は端子と
カバーとの分離斜視図、(B)は取付状態を示すカバー
の断面図である。
【図2】携帯電話機とスペアバッテリーとの充電に供さ
れる携帯電話機用充電器の概要を示す斜視図である。
【図3】端子取付構造の従来例を示す携帯電話機用充電
器カバーの縦断面図である。
【図4】端子取付構造の従来例を示し、(A)は分解斜
視図、(B)は取付状態を示すカバーの断面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機用充電器 2 携帯電話機 3 バッテリー部 3a 充電端子 4 スペアバッテリー 4a 充電端子 4b ショート接点用端子 5 電話機セット凹部 5a 充電端子 6 スペアバッテリー挿入凹部 6a 充電端子 6b ショート接点用端子 7 カバー 8、9、10 抜き穴 11、12、13 ボス 14 従来端子 14a 基板部 14b 弾性舌片 14c 取付片部 14d 接点用突起 14e 取付穴 15 セルフタッピングネジ 16 リード線 17 実施例端子 17a 基板部 17b 弾性舌片 17c 肩部 17d 接点用突起 17e 切込部 17f 弾性爪片 17g 操作片部 18 舌片露出穴 18a 抜き穴 19 内カバー 20 基板部取付溝 21 天井面 22 凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板部と、基板部の先端部を該基板部の
    上に折り返して形成される弾性舌片と、基板部の両側に
    設けた切込部を起立させて形成される弾性爪片とを一体
    に具備した端子を、カバーに開口される舌片露出穴の内
    側に設けた基板部取付溝に、上記弾性爪片を撓ませなが
    らスライドさせて挿着するようにしたことを特徴とする
    端子の取付構造。
JP6651791U 1991-07-27 1991-07-27 端子の取付構造 Pending JPH0511606U (ja)

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JP6651791U JPH0511606U (ja) 1991-07-27 1991-07-27 端子の取付構造

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JPH0511606U true JPH0511606U (ja) 1993-02-12

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ID=13318132

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JP (1) JPH0511606U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320357A (ja) * 2002-02-18 2002-10-31 Nidec Copal Corp モータ及び携帯電話

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002320357A (ja) * 2002-02-18 2002-10-31 Nidec Copal Corp モータ及び携帯電話

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