JPH05116044A - 部品の組付け方法及びこの方法に使用する自走組付け台車 - Google Patents

部品の組付け方法及びこの方法に使用する自走組付け台車

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JPH05116044A
JPH05116044A JP3306911A JP30691191A JPH05116044A JP H05116044 A JPH05116044 A JP H05116044A JP 3306911 A JP3306911 A JP 3306911A JP 30691191 A JP30691191 A JP 30691191A JP H05116044 A JPH05116044 A JP H05116044A
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assembling
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Yoshinao Usui
由直 臼井
Kiyomi Takayanagi
清美 高柳
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機種に応じた組付けラインの変更を容易にす
ること。 【構成】 胴部中央をくびらせて作業性をよくした台車
本体10の上面に、足踏みレバー15によって高さを調
節することができる治具パレット13を設けるととも
に、下面中央には、工場床面に敷設した走行テープを検
知して駆動制御される駆動輪35を設け、この台車1を
走行テープに沿って各部品組付け部署内を走行させるこ
とによって一連の部品組付けを行うようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場の床面にセットし
た走行テープに沿って自走組付け台車を走行させつつ、
その上に配設した治具プレート上で部品を順次組付けて
ゆくようにした部品の組付け方法とその方法に使用され
る自走組付け台車に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動二輪車の組立工場では、工場
内に敷設したコンベアに沿って各部署に自動機や作業者
が配置されていて、これらの部署に搬送されてきたシャ
ーシに部品を順次組付けてゆくようなラインが設けられ
ている。
【0003】ところが、このような組立てラインでは、
両面から部品を組付ける場合に作業者等を両側に配置し
たり、あるいはワークを回転させるように構成する必要
があり、また多機種少量生産の際には、機種毎にあるい
は生産台数毎にその都度コンベアのルートを変更した
り、ラインの長さを変更しなければならず、工場の稼動
率を低下させたり、ラインの変更に多大の費用を必要と
するといった種々の問題を抱えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
コンベア等を必要とすることなく、一連の組付け部署へ
順次ワークを自動的に搬送しながら組付けてゆく新たな
部品組付け方法と、この方法に使用される自走組付け台
車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するための部品組付け方法として、床
面に敷設した走行誘導手段に誘導されて複数の部品組付
け部署を順次移動する自走式の台車上で一連の部品組付
けを行うようにしたものであり、また、この方法に使用
される自走組付け台車として、下面に走行車輪を、上面
に高さ調整自在な治具パレットを備え、かつ治具パレッ
トの配設位置近傍を狭巾に形成した台車本体の下面に、
床面に敷設した走行誘導手段を検出する検出手段と、こ
の検出手段の検出出力により制御される駆動手段と、こ
の駆動手段により駆動される駆動輪を配設するようにし
たものである。
【0006】
【実施例】そこで以下に図示した実施例について説明す
る。図1乃至図3は本発明の部品組付け方法に使用され
る自走組付け台車の一実施例を示したものである。
【0007】この自走組付け台車1は、図4に見られる
ように工場の床面2に張設した走行テープ3に沿って各
組付け部署II〜IVを順に走行しつつ治具プレート13上
に載置したワーク例えばシリンダブロックWに順次部品
を組付けてゆくように構成されている。なお図中符号4
は、移載装置5からつぎのステーションへシリンダブロ
ックWを搬出するためのオーバーヘッドコンベアを示し
ている。
【0008】10は、前後に各一対の車輪11…を備え
た台車本体で、この台車本体10は、作業者がシリンダ
ブロックWに可能な限り近く位置して作業することがで
きるよう胴がくびれたコントラバス型の平面形状をして
おり、そのくびれた中央部上面には後述する治具プレー
ト13が、また下面中央部には駆動ユニット20が取付
けられている。
【0009】12は、この台車本体10の上面中央に立
設された支柱で、ここには、上端に治具プレート13を
備えたロッド14が足踏みレバー15によって昇降動自
在に挿通されていて、作業者が作業し易い高さに調節す
ることができるように構成されている。なお、図中符号
16は台車本体10上の操作ボックス、17は小物類を
入れるバケット、18は前方の異物検知用の超音波セン
サをそれぞれ示している。
【0010】一方、この台車本体10の下面には、図
2、図3に示したように駆動ユニット20の基枠21が
一体的に固定され、さらにこの基枠21の前端には支杆
22が横向きに挿通固定されていて、ここには、支杆2
2を支点として上下に揺動可能な昇降枠23が後端に作
用する引っ張りバネ24により常時引上げられた状態で
取付けられ、かつこの後方に突設した作用片25には、
基枠21に固定した押下げ用モータ26の偏心カム27
が接触していて、この偏心カム27により昇降枠24を
押下げることによって、後述する駆動輪35を床面2上
に接触させるように構成されている。
【0011】この昇降枠23には、中央に垂設した縦軸
30を支点として左右に回動する旋回枠31が取付けら
れ、またこの旋回枠31の前後端に横向きに取付けた支
点ピン32、32には、駆動輪支持枠34が台車本体1
0の軸線回りに回動自在に取付けられていて、ここには
左右一対の駆動輪35、35が支持されている。
【0012】これら一対の駆動輪35、35は、それぞ
れ独立したスプロケットホイール36、36を有してい
て、これらは、駆動輪支持枠34に担持された一対の駆
動モータ37、37のそれぞれから別個に駆動力を受け
て回転するように構成され、さらこれらの駆動モータ3
7、37は、旋回枠31の前端に取付けた走行テープ検
知用センサ38の検出信号により制御されるように構成
されている。なお図中符号39は、旋回枠31の向きを
常時進行方向に維持させるためのコイルスプリングを示
している。
【0013】このように構成された自走組立て台車1
は、はじめ駆動輪35、35を引上げた状態でワーク供
給部署Iのもとへ運ばれ、ここで治具プレート13上に
被組付け体としてのシリンダブロックWが載置される。
【0014】ついで、操作パネル16を操作し押下げ用
モータ26を作動させて、その軸端の偏心カム27によ
り作用片25を押下げ、昇降枠23に縦軸30を介して
取付けた旋回枠31を下降させて、左右の駆動輪35、
35を床面に接地させる。
【0015】そしてこの状態で、作業者が操作パネル1
6上の発停ボタンを操作すると、駆動輪支持枠34上の
2つの駆動モータ37、37は、それぞれ左右の駆動輪
35、35を独立に駆動し、台車1を走行テープ3に沿
わせながら、これを順次部品組付け部署II、III 、IVの
もとへ走行させる。
【0016】そしてこの走行中、台車1が曲路にさしか
かると、テープ検知センサ38は、走行テープ3がセン
サ38の巾方向一方へ偏倚したことを検出して、その検
出信号により曲路の内側の駆動輪35を駆動する駆動モ
ータ37を停止させるかもしくは減速させて、台車1を
曲路に沿わせて旋回させ、また、床面2に部分的な凹凸
がある場合には、台車本体10に対して駆動輪支持枠3
4を軸心回りに回転させ、支持した一対の駆動輪35、
35を床面2に確実に接触させつつ台車1を走行させ
る。
【0017】一方、このようにして台車1が各部品組付
け部署II、III 、IVのもとへと走行してきて所定に位置
に停止すると、作業者は、足踏みレバー15を操作して
治具プレート13の高さを作業し易い位置に調節した
上、台車1中央部のくびれた部分に入り込みシリンダヘ
ッドWに身体を近づけて所要の部品の組付け作業を行
い、最後に操作パネル16上の操作ボタンを操作して台
車1をつぎの部品組付け部署へと送り出す。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、床面
に敷設した走行誘導手段に誘導されて各部品組付け部署
間を順次移動する台車上で部品の組付けを行うようにし
たので、単に走行誘導手段を移し替えることによって機
種の変更等に応じたラインの変更や、新たな設置、除去
等を短時間にかつ簡単に行うことができて、多機種少量
生産や空スペースを利用した生産に容易に対応させるこ
とができる。しかも、走行させる台車には、その上面に
高さを調整できる治具パレットを設けるとともに、台車
本体の治具パレット配設位置近傍を狭巾にしたので、作
業者の身体に合わせて、かつワークに可能な限り身体を
近づけた状態で楽にかつ効果的に部品の組付けを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品組付け方法に使用される自走組付
け台車の一実施例を示した斜視図である。
【図2】同上台車の下面図である。
【図3】同上台車の要部を示した側面図である。
【図4】同上台車を用いた部品組付けラインを示した図
である。
【符号の説明】
1 自走組付け台車 3 走行テープ 10 台車本体 13 治具パレット 15 足踏みレバー 20 駆動ユニット 26 押下げ用モータ 35 駆動輪 37 駆動モータ 38 走行テープ検知用センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に敷設した走行誘導手段に誘導され
    て複数の部品組付け部署を順次移動する自走式の台車上
    で一連の部品組付けを行うようにしたことを特徴とする
    部品の組付け方法。
  2. 【請求項2】 下面に走行車輪を、上面に高さ調整自在
    な治具パレットを備え、かつ上記治具パレットの配設位
    置近傍を狭巾に形成した台車本体の下面に、床面に敷設
    した走行誘導手段を検出する検出手段と、該検出手段の
    検出出力により制御される駆動手段と、該駆動手段によ
    り駆動される駆動輪を配設した自走組付け台車。
  3. 【請求項3】 上記駆動輪を床面から接離自在に配設し
    たことを特徴とする請求項2記載の自走組付け台車。
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JP2640886B2 (ja) 1997-08-13

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