JPH05115840A - 自動車の塗装方法 - Google Patents

自動車の塗装方法

Info

Publication number
JPH05115840A
JPH05115840A JP28332491A JP28332491A JPH05115840A JP H05115840 A JPH05115840 A JP H05115840A JP 28332491 A JP28332491 A JP 28332491A JP 28332491 A JP28332491 A JP 28332491A JP H05115840 A JPH05115840 A JP H05115840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
chassis parts
chassis
external members
subjected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28332491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3406325B2 (ja
Inventor
Hirobumi Hara
博文 原
Kazuto Iiyama
和人 飯山
Satoshi Ishii
聡 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP28332491A priority Critical patent/JP3406325B2/ja
Publication of JPH05115840A publication Critical patent/JPH05115840A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3406325B2 publication Critical patent/JP3406325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 遅くとも電着塗装後に車体をシャーシ部と、
ドア、ボンネット、フェンダ、ルーフ等の車体外面に露
出する外装部材とに分離する。外装部材にのみ中塗り、
上塗り等の仕上げ塗装を施し、その後外装部材をシャー
シ部に組付ける。 【効果】 車体外面の露出しないシャーシ部に対する無
駄な仕上げ塗装を省略して、塗装コストを低減でき、且
つ外装部材をシャーシ部から分離することにより、外装
部材を最適姿勢に置いて良好に仕上げ塗装でき、塗装品
質が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体をシャーシ部と、
ドア、ボンネット、フェンダ、ルーフ等の車体外面に露
出する外装部材とに分離自在とした自動車の塗装方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特公昭56−11514号公報や
特開昭62−157875号公報に見られるように、シ
ャーシ部とドア、ボンネット等の蓋部材とを分離した状
態で個々に塗装を施し、その後蓋部材をシャーシ部に組
付ける方法が知られている。この場合、外装部材のうち
蓋部材以外のフェンダやルーフといった部材をシャーシ
部に一体化した状態でシャーシ部の塗装を行うを一般と
しており、そのためシャーシ部にも蓋部材と同様に電着
塗装に加えて中塗り、上塗り等の仕上げ塗装を施してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の如く蓋
部材をシャーシ部から分離した状態で塗装する場合に
は、蓋部材を最適姿勢(例えば水平姿勢)に置いてレシ
プロケータ等の簡易な塗装機により良好に仕上げ塗装で
きる利点があるが、フェンダやルーフ等のシャーシ部に
一体化された外装部材の仕上げ塗装は高価な塗装ロボッ
トを用いて行わねばならず、設備費が嵩んで塗装コスト
の上昇につながっている。ところで、防錆力を確保する
には電着塗装で充分であり、特にシャーシ部を防錆力に
優れたアルミニウム合金製とする場合には、シャーシ部
に対しての仕上げ塗装は無駄な作業となっている。本発
明は、以上の点に鑑み、車体外面に露出する全ての外装
部材をシャーシ部から分離自在として、シャーシ部に対
しての仕上げ塗装を廃止し、塗装コストの低減を図れる
ようにした塗装方法を提供することをその目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明では、遅くとも電着塗装工程後に車体をシャーシ
部と、ドア、ボンネット、フェンダ、ルーフ等の車体外
面に露出する外装部材とに分離し、外装部材にのみ中塗
り、上塗り等の仕上塗装を施した後、外装部材をシャー
シ部に組付けることを特徴とする。
【0005】
【作用】シャーシ部から外装部材を分離して、外装部材
にのみ仕上げ塗装を施すため、シャーシ部に無駄な仕上
げ塗装を施さずに済む。尚、通常の電着塗装は仕上げ塗
装の塗色にあまり影響を与えないようにグレー色が採用
されており、電着塗装しただけではシャーシ部のうち目
につき易いドア開口部の目映えが悪くなる可能性があ
る。ところで、ドア開口部にはシール性及びドア閉鎖時
の衝撃吸収のためにシールラバーが装着されるようにな
っており、このラバーと同色のカラー電着塗装をシャー
シ部に施せば、目映えが悪くなることはない。
【0006】
【実施例】本発明方法を図1に示す自動車の塗装に適用
した実施例について説明する。この自動車は、シャーシ
部1と、ドア2、ボンネット3、トランクリッド4、フ
ロント及びリヤのフェンダ5、ルーフ6から成る外装部
材とで構成されており、シャーシ部1と外装部材とを全
てアルミニウム合金製とした。このように外装部材をア
ルミニウム合金製とすると、その損傷時に鉄製部材のよ
うに板金修理できないため、外装部材を全てシャーシ部
1にボルト止めして、損傷時に各外装部材と交換できる
ようにした。
【0007】塗装に際しては、図2に示す如く、外装部
材2〜6をシャーシ部1に組付けた状態で車体全域に脱
脂処理と、化成処理(リン酸亜鉛処理やクロメート処
理)等の前処理と、電着塗装とを施し、次にシャーシ部
1から全ての外装部材2〜6を分離し、これら外装部材
に中塗り、上塗りの仕上げ塗装を施す。一方、シャーシ
部1には、常法に従ってシーリング剤の塗布と、シャー
シ部1下面へのPVC(ポリビニールクロライド)の塗
布とを行い、その後シャーシ部の艤装と外装部材たるド
ア2等の艤装とを行い、次いで全ての外装部材をシャー
シ部1に組付ける。
【0008】尚、シャシー部1のうち特にドア開口部は
目につき易いが、ドア開口部にはシールラバーが装着さ
れるから、シャーシ部1にシールラバーと同色(通常は
黒色)のカラー電着塗装を施せば、目映えが悪くなるこ
とはない。このカラー電着塗装のコストが通常のグレー
色の電着塗装のコストより高くなる場合には、図3に示
すように、シャーシ部1と外装部材2〜6とを最初から
或いは遅くとも前処理後に分離し、シャーシ部1にのみ
カラー電着塗装を施し、外装部材には通常の電着塗装を
施して、コストダウンを図れるようにする。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、シャーシ部に無駄に仕上げ塗装を施
さずに済み、塗装コストを低減できると共に、全ての外
装部材を最適姿勢で良好に仕上げ塗装できて、塗装品質
が向上し、更に請求項2の発明によれば、シャーシ部の
うち目につき易いドア開口部における目映えの悪さも解
消される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を適用する自動車の一例の分解斜
視図
【図2】 本発明方法の一例の工程図
【図3】 本発明方法の他の実施例の工程図
【符号の説明】
1 シャーシ部 2〜6 外装部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を塗装する方法であって、遅くと
    も電着塗装工程後に車体をシャーシ部と、ドア、ボンネ
    ット、フェンダ、ルーフ等の車体外面に露出する外装部
    材とに分離し、外装部材にのみ中塗り、上塗り等の仕上
    塗装を施した後、外装部材をシャーシ部に組付けること
    を特徴とする自動車の塗装方法。
  2. 【請求項2】 シャーシ部にドア開口部に装着するシー
    ルラバーと同色の電着塗装を施すことを特徴とする請求
    項1に記載の自動車の塗装方法。
JP28332491A 1991-10-29 1991-10-29 自動車の塗装方法 Expired - Fee Related JP3406325B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28332491A JP3406325B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 自動車の塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28332491A JP3406325B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 自動車の塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05115840A true JPH05115840A (ja) 1993-05-14
JP3406325B2 JP3406325B2 (ja) 2003-05-12

Family

ID=17663997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28332491A Expired - Fee Related JP3406325B2 (ja) 1991-10-29 1991-10-29 自動車の塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3406325B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014500188A (ja) * 2010-12-23 2014-01-09 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 自動車の製造方法及び自動車
WO2015137536A1 (ko) * 2014-03-13 2015-09-17 포항공과대학교 산학협력단 선도장 강판을 이용한 자동차 제조방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014500188A (ja) * 2010-12-23 2014-01-09 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 自動車の製造方法及び自動車
WO2015137536A1 (ko) * 2014-03-13 2015-09-17 포항공과대학교 산학협력단 선도장 강판을 이용한 자동차 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3406325B2 (ja) 2003-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107867175B (zh) 车身结构以及车身的涂装方法
JPH05115840A (ja) 自動車の塗装方法
JP3406324B2 (ja) 自動車の塗装方法
WO2001094138A1 (en) Modular closure for motor vehicles and method of making the same
KR102471961B1 (ko) 자동차용 이중 금속판재구조 및 이의 제조방법
JP3145440B2 (ja) 塗装用仮付け冶具
US20220144359A1 (en) Automobile having retractable rear quarter windows
JP2001017915A (ja) 自動車の車体の塗装方法
JPH057228B2 (ja)
JP3550774B2 (ja) 自動車の組立方法
JPH07469B2 (ja) 自動車の組立方法
JP2946249B2 (ja) アルミ成形体と鉄成形体の組合せ製品の表面処理、塗装方法
JP2981930B2 (ja) アルミ成形体と鉄成形体の組合せ製品の表面処理、塗装方法
JPS5849477A (ja) スライドドア付車体の塗装方法
JPH0143299Y2 (ja)
JPH10204654A (ja) 金属表面処理方法
JP2948370B2 (ja) アルミ材と鉄材との組合せ製品の表面処理方法
US20230052822A1 (en) Vehicle and painting method
KR100476206B1 (ko) 도장 작업용 마스킹 패드
JPH0781192B2 (ja) 自動車の組立方法
JPH0542312B2 (ja)
JPH04358567A (ja) 自動車の製造方法
JP2727472B2 (ja) 自動車車体の静電塗装法
JPS6233114B2 (ja)
JPS63265784A (ja) 自動車車体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090307

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100307

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees