JPH05113664A - カラーフイルター用材料及びその硬化物 - Google Patents
カラーフイルター用材料及びその硬化物Info
- Publication number
- JPH05113664A JPH05113664A JP29961391A JP29961391A JPH05113664A JP H05113664 A JPH05113664 A JP H05113664A JP 29961391 A JP29961391 A JP 29961391A JP 29961391 A JP29961391 A JP 29961391A JP H05113664 A JPH05113664 A JP H05113664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- epoxy
- formula
- meth
- color filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】水で現像し、それによって微細パターン化が
可能で、かつ高温に放置しても着色が少なく、密着性に
優れた硬化物を与えるカラーフィルター用材料及びその
硬化物を提供する。 【構 成】特定の構造を有するエポキシ樹脂と(メタ)
アクリル酸の反応物であるエポキシ(メタ)アクリレー
ト(A)、3官能以上のエチレン性不飽和基含有反応性
単量体(B)、光重合開始剤(C)及び希釈剤(D)を
含有するカラーフィルター用材料及びその硬化物。
可能で、かつ高温に放置しても着色が少なく、密着性に
優れた硬化物を与えるカラーフィルター用材料及びその
硬化物を提供する。 【構 成】特定の構造を有するエポキシ樹脂と(メタ)
アクリル酸の反応物であるエポキシ(メタ)アクリレー
ト(A)、3官能以上のエチレン性不飽和基含有反応性
単量体(B)、光重合開始剤(C)及び希釈剤(D)を
含有するカラーフィルター用材料及びその硬化物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー液晶の表示装置
或は撮像素子に使われるカラーフィルターの保護膜、
R、G、B(赤、緑、青)用バインダーに適するカラー
フィルター用材料及びその硬化物に関する。
或は撮像素子に使われるカラーフィルターの保護膜、
R、G、B(赤、緑、青)用バインダーに適するカラー
フィルター用材料及びその硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーフィルターの段差を平滑に
すること及び後工程での薬品処理や加熱からカラーフィ
ルターを保護する目的で印刷或はスピンコート法等によ
りカラーフィルター表面上に保護膜が塗布される。この
様な保護膜としては、現在、アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂又は、エポキシ系樹脂が用いられている。更に、
耐熱性を改良したポリイミド系樹脂(例えば、特開平1
−156371号公報参照)が提案されている。
すること及び後工程での薬品処理や加熱からカラーフィ
ルターを保護する目的で印刷或はスピンコート法等によ
りカラーフィルター表面上に保護膜が塗布される。この
様な保護膜としては、現在、アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂又は、エポキシ系樹脂が用いられている。更に、
耐熱性を改良したポリイミド系樹脂(例えば、特開平1
−156371号公報参照)が提案されている。
【0003】前記アクリル系樹脂又はウレタン系樹脂
は、耐熱性が小さいこと及び耐薬品性が劣るため膜を形
成させた後の加工工程で制約を受ける。一方、エポキシ
系樹脂或はポリイミド系樹脂は、耐熱性、耐薬品性等に
は優れているが、熱硬化性のため、保護膜の微細パター
ン形成には適していないという問題がある。本発明の目
的は、塗布した場合にカラーフィルター中の染料を抽出
することなく、微細パターンの形成が容易で、耐熱性、
接着性が良好な保護膜を与えるカラーフィルター用材料
(紫外線硬化性樹脂組成物)及びその硬化物を提供する
ことにある。
は、耐熱性が小さいこと及び耐薬品性が劣るため膜を形
成させた後の加工工程で制約を受ける。一方、エポキシ
系樹脂或はポリイミド系樹脂は、耐熱性、耐薬品性等に
は優れているが、熱硬化性のため、保護膜の微細パター
ン形成には適していないという問題がある。本発明の目
的は、塗布した場合にカラーフィルター中の染料を抽出
することなく、微細パターンの形成が容易で、耐熱性、
接着性が良好な保護膜を与えるカラーフィルター用材料
(紫外線硬化性樹脂組成物)及びその硬化物を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記の課
題を解決すべく鋭意研究を行った結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明は、式(1)
題を解決すべく鋭意研究を行った結果、本発明に到達し
た。即ち、本発明は、式(1)
【0005】
【化2】
【0006】(式中、R1 及びR2 はそれぞれ独立して
水素原子又は炭素数1〜4個のアルキル基、nは1以上
の整数であり、Mは水素原子又はグリシジル基である。
但し、nが1の場合、Mは必ずグリシジル基であり、n
が2以上の場合、Mは少なくとも1個はグリシジル基で
ある。)で表されるエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸
の反応物であるエポキシ(メタ)アクリレート(A)、
3官能以上のエチレン性不飽和基含有反応性単量体
(B)、光重合開始剤(C)及び希釈剤(D)を含有す
るカラーフィルター用材料及びその硬化物に関する。
水素原子又は炭素数1〜4個のアルキル基、nは1以上
の整数であり、Mは水素原子又はグリシジル基である。
但し、nが1の場合、Mは必ずグリシジル基であり、n
が2以上の場合、Mは少なくとも1個はグリシジル基で
ある。)で表されるエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸
の反応物であるエポキシ(メタ)アクリレート(A)、
3官能以上のエチレン性不飽和基含有反応性単量体
(B)、光重合開始剤(C)及び希釈剤(D)を含有す
るカラーフィルター用材料及びその硬化物に関する。
【0007】以下本発明のカラーフィルター用材料の各
構成成分について説明する。本発明に使用するエポキシ
(メタ)アクリレート(A)は、式(1)で表されるエ
ポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させることによ
り得ることができる。式(1)で表されるエポキシ樹脂
は、式(2)で表される化合物
構成成分について説明する。本発明に使用するエポキシ
(メタ)アクリレート(A)は、式(1)で表されるエ
ポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させることによ
り得ることができる。式(1)で表されるエポキシ樹脂
は、式(2)で表される化合物
【0008】
【化3】
【0009】(式中、R1 、R2 、nは式(1)のもの
と同じ意味を表す。)のアルコール性水酸基とエピクロ
ルヒドリンとを反応させることにより得ることができ
る。式(2)で表される化合物は、式(3)で示される
ヒダントイン化合物
と同じ意味を表す。)のアルコール性水酸基とエピクロ
ルヒドリンとを反応させることにより得ることができ
る。式(2)で表される化合物は、式(3)で示される
ヒダントイン化合物
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1 、R2 は式(1)のものと同
じ意味を表す。)たとえば、ヒダントイン、5,5−ジ
メチルヒダントイン、5,5−ジエチルヒダントイン、
5−エチル−5−メチルヒダントイン、5,5−ジプロ
ピルヒダントイン等と式(4)で表される化合物
じ意味を表す。)たとえば、ヒダントイン、5,5−ジ
メチルヒダントイン、5,5−ジエチルヒダントイン、
5−エチル−5−メチルヒダントイン、5,5−ジプロ
ピルヒダントイン等と式(4)で表される化合物
【0012】
【化5】
【0013】(式中、R1 、R2 は式(1)のものと同
じ意味を表す。)とを式(3)で表されるヒダントイン
化合物1モルに対して式(4)で表される化合物を1.
2〜2モルの割合で通常130〜160℃で好ましくは
5〜10時間、反応させて得ることができる。
じ意味を表す。)とを式(3)で表されるヒダントイン
化合物1モルに対して式(4)で表される化合物を1.
2〜2モルの割合で通常130〜160℃で好ましくは
5〜10時間、反応させて得ることができる。
【0014】エピクロルヒドリンの使用量は、式(2)
におけるアルコール性水酸基1当量に対して1当量以上
使用することが好ましい。しかしながら水酸基1当量に
対して15倍当量を超えると増量した効果はほとんどな
くなり、容積効率も悪くなり好ましくない。式(2)で
表される化合物とエピクロルヒドリンと反応させる際に
触媒として第四アンモニウム塩、例えば、テトラメチル
アンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニ
ウムクロライド等を使用することが好ましい。その使用
量は式(2)におけるアルコール性水酸基1当量に対し
て0.3〜50gの範囲で使用することが好ましい。
におけるアルコール性水酸基1当量に対して1当量以上
使用することが好ましい。しかしながら水酸基1当量に
対して15倍当量を超えると増量した効果はほとんどな
くなり、容積効率も悪くなり好ましくない。式(2)で
表される化合物とエピクロルヒドリンと反応させる際に
触媒として第四アンモニウム塩、例えば、テトラメチル
アンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルアンモニ
ウムクロライド等を使用することが好ましい。その使用
量は式(2)におけるアルコール性水酸基1当量に対し
て0.3〜50gの範囲で使用することが好ましい。
【0015】反応中にアルカリ金属水酸化物(例えば、
苛性ソーダ、苛性カリ、水酸化リチウム、水酸化カルシ
ウム等)を使用することが好ましい。アルカリ金属水酸
化物の使用量は式(2)で表される化合物のエポキシ化
したアルコール性水酸基1当量に対してほぼ当量使用す
ることが好ましい。アルカリ金属水酸化物は固形でも水
溶液でも構わない。また水溶液を使用する場合は反応
中、反応系内の水は常圧下または減圧下において反応系
外に留去しながら反応を行うことができる。
苛性ソーダ、苛性カリ、水酸化リチウム、水酸化カルシ
ウム等)を使用することが好ましい。アルカリ金属水酸
化物の使用量は式(2)で表される化合物のエポキシ化
したアルコール性水酸基1当量に対してほぼ当量使用す
ることが好ましい。アルカリ金属水酸化物は固形でも水
溶液でも構わない。また水溶液を使用する場合は反応
中、反応系内の水は常圧下または減圧下において反応系
外に留去しながら反応を行うことができる。
【0016】反応温度は30〜100℃が好ましく、反
応温度が30℃未満であると反応が遅くなり長時間の反
応が必要となる。反応温度が100℃を超えると副反応
が多く起こり好ましくない。反応終了後、過剰のエピク
ロルヒドリンを減圧下留去した後、有機溶剤に生成した
樹脂を溶解させアルカリ金属水酸化物で脱ハロゲン化水
素反応を行うこともできる。有機溶剤としては、メチル
イソブチルケトン、トルエン、キシレン等が使用できる
が、メチルイソブチルケトンの使用が好ましい。
応温度が30℃未満であると反応が遅くなり長時間の反
応が必要となる。反応温度が100℃を超えると副反応
が多く起こり好ましくない。反応終了後、過剰のエピク
ロルヒドリンを減圧下留去した後、有機溶剤に生成した
樹脂を溶解させアルカリ金属水酸化物で脱ハロゲン化水
素反応を行うこともできる。有機溶剤としては、メチル
イソブチルケトン、トルエン、キシレン等が使用できる
が、メチルイソブチルケトンの使用が好ましい。
【0017】本発明で使用するエポキシ(メタ)アクリ
レートは、式(1)で表されるエポキシ樹脂のエポキシ
基1当量に対して(メタ)アクリル酸約0.3〜1.5
当量、特に好ましくは約0.5〜1.0当量となる比で
反応させ、反応時に希釈剤として、水に溶解するメチル
エチルケトン、エチルセロソルブ、エチルセロソルブア
セテート、ブチルセロソルブ、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノエチルエーテル、イソプロパ
ノール、n−プロパノール等の溶剤類を使用するのが好
ましい。反応を促進させるために触媒(例えば、トリエ
チルアミン、ベンジルジメチルアミン、メチルトリエチ
ルアンモニウムクロライド、トリフェニルスチビン、ト
リフェニルフォスフィン等)を使用することが好まし
く、該触媒の使用量は、反応原料混合物に対して0.1
〜10重量の範囲で使用するのが好ましい。反応中の重
合を防止するために、重合防止剤(例えば、メトキノ
ン、ハイドロキノン、フェノチアジン等)を使用するの
が好ましく、その使用量は反応原料混合物に対して0.
01〜1重量%の範囲で使用するのが好ましい。反応温
度は通常60〜150℃である。又、反応時間は通常5
〜60時間である。
レートは、式(1)で表されるエポキシ樹脂のエポキシ
基1当量に対して(メタ)アクリル酸約0.3〜1.5
当量、特に好ましくは約0.5〜1.0当量となる比で
反応させ、反応時に希釈剤として、水に溶解するメチル
エチルケトン、エチルセロソルブ、エチルセロソルブア
セテート、ブチルセロソルブ、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジ
プロピレングリコールモノエチルエーテル、イソプロパ
ノール、n−プロパノール等の溶剤類を使用するのが好
ましい。反応を促進させるために触媒(例えば、トリエ
チルアミン、ベンジルジメチルアミン、メチルトリエチ
ルアンモニウムクロライド、トリフェニルスチビン、ト
リフェニルフォスフィン等)を使用することが好まし
く、該触媒の使用量は、反応原料混合物に対して0.1
〜10重量の範囲で使用するのが好ましい。反応中の重
合を防止するために、重合防止剤(例えば、メトキノ
ン、ハイドロキノン、フェノチアジン等)を使用するの
が好ましく、その使用量は反応原料混合物に対して0.
01〜1重量%の範囲で使用するのが好ましい。反応温
度は通常60〜150℃である。又、反応時間は通常5
〜60時間である。
【0018】本発明で使用する3官能以上のエチレン性
不飽和基含有反応性単量体(B)は、具体的には例え
ば、トリメチロールプロパントリアクリレート、グリセ
リントリアクリレート、トリメチロールトリエトキシト
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリ
メチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサ及びペンタアクリレート、トリペンタ
エリスリトールポリアクリレート等を挙げることができ
る。
不飽和基含有反応性単量体(B)は、具体的には例え
ば、トリメチロールプロパントリアクリレート、グリセ
リントリアクリレート、トリメチロールトリエトキシト
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリ
メチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリ
スリトールヘキサ及びペンタアクリレート、トリペンタ
エリスリトールポリアクリレート等を挙げることができ
る。
【0019】本発明で使用される光重合開始剤(C)
は、例えば
は、例えば
【0020】
【化6】
【0021】
【化7】
【0022】
【化8】
【0023】
【化9】
【0024】等の共重合性光重合開始剤やベンゾイン、
ベンジル、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソ
プロピルエーテル、アセトフェノン、2,2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ
−2−フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセ
トフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニ
ル〕−2−モルフォリノープロパン−1−オン、N,N
−ジメチルアミノアセトフェノン、2−メチルアントラ
キノン、2−エチルアントラキノン、2−tert−ブチル
アントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−アミ
ルアントラキノン、2−アミノアントラキノン、2,4
−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサ
ントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、アセ
トフェノンジメチルケタール、ベンゾフェノン、メチル
ベンゾフェノン、4,4´−ジクロロベンゾフェノン、
4,4´−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラ
ーズケトン等を挙げることができる。これらは、単独或
は2種以上を組合せて用いることができる。更に、かか
る光重合開始剤(C)は、N,N−ジメチルアミノ安息
香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ安息香酸
イソアミルエステル、トリエタノールアミン、トリエチ
ルアミンの様な公知慣用の光増感剤を単独或は2種以上
を組合せて用いることができる。
ベンジル、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソ
プロピルエーテル、アセトフェノン、2,2−ジメトキ
シ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ
−2−フェニルアセトフェノン、1,1−ジクロロアセ
トフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケ
トン、2−メチル−1−〔4−(メチルチオ)フェニ
ル〕−2−モルフォリノープロパン−1−オン、N,N
−ジメチルアミノアセトフェノン、2−メチルアントラ
キノン、2−エチルアントラキノン、2−tert−ブチル
アントラキノン、1−クロロアントラキノン、2−アミ
ルアントラキノン、2−アミノアントラキノン、2,4
−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサ
ントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン、アセ
トフェノンジメチルケタール、ベンゾフェノン、メチル
ベンゾフェノン、4,4´−ジクロロベンゾフェノン、
4,4´−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、ミヒラ
ーズケトン等を挙げることができる。これらは、単独或
は2種以上を組合せて用いることができる。更に、かか
る光重合開始剤(C)は、N,N−ジメチルアミノ安息
香酸エチルエステル、N,N−ジメチルアミノ安息香酸
イソアミルエステル、トリエタノールアミン、トリエチ
ルアミンの様な公知慣用の光増感剤を単独或は2種以上
を組合せて用いることができる。
【0025】本発明で使用される希釈剤(D)として
は、有機溶剤、例えば、エチルメチルケトン、シクロヘ
キサノン、トルエン、キシレン、メチルセロソルブアセ
テート、メチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテー
ト、エチルセロソルブ、メチルカルビトール、ブチルカ
ルビトール、ジプロピレングリコールジメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロパ
ノール、イソプロパノール等、或は水等を挙げることが
できる。上記のような希釈剤は単独又は2種以上の混合
物として用いられる。
は、有機溶剤、例えば、エチルメチルケトン、シクロヘ
キサノン、トルエン、キシレン、メチルセロソルブアセ
テート、メチルセロソルブ、エチルセロソルブアセテー
ト、エチルセロソルブ、メチルカルビトール、ブチルカ
ルビトール、ジプロピレングリコールジメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロパ
ノール、イソプロパノール等、或は水等を挙げることが
できる。上記のような希釈剤は単独又は2種以上の混合
物として用いられる。
【0026】本発明のカラーフィルター材料中の各成分
の使用割合は、(A)成分であるエポキシ(メタ)アク
リレート100重量部に対して3官能以上のエチレン性
不飽和基含有反応性単量体(B)は5〜100重量部が
好ましく、特に好ましくは20〜70重量部である。光
重合開始剤(C)は(A)成分+(B)成分の総量10
0重量部に対して約0.5〜20重量部が好ましく、特
に好ましくは1〜10重量部である。希釈剤(D)の使
用量は、(A)成分+(B)成分+(C)成分の総量1
00重量部に対して30〜1000重量部が好ましく、
特に好ましくは、100〜500重量部である。本発明
のカラーフィルター材料は、各成分を常温〜80℃で混
合溶解、分散して得ることができる。さらに必要に応じ
て、アミノ樹脂類やノボラック型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹脂
等のエポキシ樹脂等の1分子中に2個以上のエポキシ基
を含有するエポキシ樹脂類とアミン化合物類、トリアジ
ン化合物類、イミダゾール化合物類、フェノールノボラ
ック類等のエポキシ硬化剤と併用することができる。
の使用割合は、(A)成分であるエポキシ(メタ)アク
リレート100重量部に対して3官能以上のエチレン性
不飽和基含有反応性単量体(B)は5〜100重量部が
好ましく、特に好ましくは20〜70重量部である。光
重合開始剤(C)は(A)成分+(B)成分の総量10
0重量部に対して約0.5〜20重量部が好ましく、特
に好ましくは1〜10重量部である。希釈剤(D)の使
用量は、(A)成分+(B)成分+(C)成分の総量1
00重量部に対して30〜1000重量部が好ましく、
特に好ましくは、100〜500重量部である。本発明
のカラーフィルター材料は、各成分を常温〜80℃で混
合溶解、分散して得ることができる。さらに必要に応じ
て、アミノ樹脂類やノボラック型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、ヒダントイン型エポキシ樹脂
等のエポキシ樹脂等の1分子中に2個以上のエポキシ基
を含有するエポキシ樹脂類とアミン化合物類、トリアジ
ン化合物類、イミダゾール化合物類、フェノールノボラ
ック類等のエポキシ硬化剤と併用することができる。
【0027】さらに、着色剤(染料、顔料)、重合禁止
剤、酸化防止剤、光安定剤、消泡剤、レベリング剤、シ
ランカップリング剤等の各種添加剤類も使用することも
できる。本発明のカラーフィルター材料は常法により紫
外線を照射し、必要により更に加熱することにより硬化
物とすることができる。次に、本発明で得られるカラー
フィルター用材料の使用方法の一例について説明する。
あらかじめガラス又は、固体撮像素子等の基板上にゼラ
チン、グルーなどの天然高分子又は、アクリル樹脂等の
合成高分子からなる感光性組成物を、スピンコート等の
方法で塗布、パターン化され、染色されることにより形
成されたカラーフィルター上に本発明のカラーフィルタ
ー用材料をスピンコート等の方法により塗布し、溶剤を
常温〜80℃で乾燥し、次いでネガマスクをあて、紫外
線を照射し、硬化させ、水で塗膜の未照射部分を溶解除
去し、次いで、必要に応じて150〜200℃で加熱硬
化することによって、パターン形成された保護膜(硬化
膜)を有するカラーフィルターを得ることができる。本
発明のカラーフィルター用材料から得られた膜は、カラ
ービデオカメラ、液晶カラーTV、等に用いられるカラ
ーフィルターの保護膜として特に好適である。本発明の
カラーフィルター材料は、カラービデオカメラ、液晶カ
ラーTV等に用いられるカラーフィルターの保護膜やR
(赤)、G(緑)、B(青)用バインダー樹脂として使
用するのが好ましく、特にカラーフィルターの保護膜と
して好適である。
剤、酸化防止剤、光安定剤、消泡剤、レベリング剤、シ
ランカップリング剤等の各種添加剤類も使用することも
できる。本発明のカラーフィルター材料は常法により紫
外線を照射し、必要により更に加熱することにより硬化
物とすることができる。次に、本発明で得られるカラー
フィルター用材料の使用方法の一例について説明する。
あらかじめガラス又は、固体撮像素子等の基板上にゼラ
チン、グルーなどの天然高分子又は、アクリル樹脂等の
合成高分子からなる感光性組成物を、スピンコート等の
方法で塗布、パターン化され、染色されることにより形
成されたカラーフィルター上に本発明のカラーフィルタ
ー用材料をスピンコート等の方法により塗布し、溶剤を
常温〜80℃で乾燥し、次いでネガマスクをあて、紫外
線を照射し、硬化させ、水で塗膜の未照射部分を溶解除
去し、次いで、必要に応じて150〜200℃で加熱硬
化することによって、パターン形成された保護膜(硬化
膜)を有するカラーフィルターを得ることができる。本
発明のカラーフィルター用材料から得られた膜は、カラ
ービデオカメラ、液晶カラーTV、等に用いられるカラ
ーフィルターの保護膜として特に好適である。本発明の
カラーフィルター材料は、カラービデオカメラ、液晶カ
ラーTV等に用いられるカラーフィルターの保護膜やR
(赤)、G(緑)、B(青)用バインダー樹脂として使
用するのが好ましく、特にカラーフィルターの保護膜と
して好適である。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明する。なお合成例及び実施例中の部は、重量部であ
る。 式(1)で表されるエポキシ樹脂の合成例 合成例1 2,4−ジグリシジル−5,5−ジメチルヒダントイン
(エポキシ当量137)548部、5,5−ジメチルヒ
ダントイン128部、トリエタノールアミン2部を加
え、140℃で5時間攪拌して得られた反応生成物67
6部(エポキシ当量360、軟化点76℃、式(2)に
おけるnの平均値が2.1)をエピクロルヒドリン20
00部に溶解させた後、テトラメチルアンモニウムクロ
ライド13部を添加し、攪拌下70℃で98.5%Na
OH104部を100分かけて添加した。添加後さらに
70℃で3時間反応を行った。次いで過剰の未反応エピ
クロルヒドリンの大半を減圧下で留去し、副生塩を含む
反応生成物をメチルイソブチルケトン1500部に溶解
させ、副生塩をロ過し除去後、次いでメチルイソブチル
ケトンを蒸留し、エポキシ当量216、軟化点65℃の
エポキシ樹脂(a)722部を得た。得られたエポキシ
樹脂(a)はエポキシ当量から計算すると式(2)にお
けるアルコール性水酸基2.1個の内約1.8個がエポ
キシ化されている。
明する。なお合成例及び実施例中の部は、重量部であ
る。 式(1)で表されるエポキシ樹脂の合成例 合成例1 2,4−ジグリシジル−5,5−ジメチルヒダントイン
(エポキシ当量137)548部、5,5−ジメチルヒ
ダントイン128部、トリエタノールアミン2部を加
え、140℃で5時間攪拌して得られた反応生成物67
6部(エポキシ当量360、軟化点76℃、式(2)に
おけるnの平均値が2.1)をエピクロルヒドリン20
00部に溶解させた後、テトラメチルアンモニウムクロ
ライド13部を添加し、攪拌下70℃で98.5%Na
OH104部を100分かけて添加した。添加後さらに
70℃で3時間反応を行った。次いで過剰の未反応エピ
クロルヒドリンの大半を減圧下で留去し、副生塩を含む
反応生成物をメチルイソブチルケトン1500部に溶解
させ、副生塩をロ過し除去後、次いでメチルイソブチル
ケトンを蒸留し、エポキシ当量216、軟化点65℃の
エポキシ樹脂(a)722部を得た。得られたエポキシ
樹脂(a)はエポキシ当量から計算すると式(2)にお
けるアルコール性水酸基2.1個の内約1.8個がエポ
キシ化されている。
【0029】合成例2 2,4−ジグリシジル−5,5−ジメチルヒダントイン
(エポキシ当量137)822部、5,5−ジメチルヒ
ダントイン256部、トリエタノールアミン3.5部を
加え、140℃で7時間攪拌して得られた反応生成物1
078部(エポキシ当量577、軟化点90℃、式
(2)におけるnの平均値が4.3)をエピクロルヒド
リン4070部に溶解させた後、テトラメチルアンモニ
ウムクロライド26部を添加し、攪拌下70℃で98.
5%NaOH211部を100分かけて添加した。添加
後さらに70℃で3時間反応を行った。次いで過剰の未
反応エピクロルヒドリンの大半を減圧下で留去し、副生
塩を含む反応生成物をメチルイソブチルケトン2500
部に溶解させ、副生塩をロ過し除去後、次いでメチルイ
ソブチルケトンを蒸留し、エポキシ当量239、軟化点
81℃のエポキシ樹脂(b)1221部を得た。得られ
たエポキシ樹脂(b)はエポキシ当量から計算すると式
(2)におけるアルコール性水酸基4.1個の内約3.
7個がエポキシ化されている。
(エポキシ当量137)822部、5,5−ジメチルヒ
ダントイン256部、トリエタノールアミン3.5部を
加え、140℃で7時間攪拌して得られた反応生成物1
078部(エポキシ当量577、軟化点90℃、式
(2)におけるnの平均値が4.3)をエピクロルヒド
リン4070部に溶解させた後、テトラメチルアンモニ
ウムクロライド26部を添加し、攪拌下70℃で98.
5%NaOH211部を100分かけて添加した。添加
後さらに70℃で3時間反応を行った。次いで過剰の未
反応エピクロルヒドリンの大半を減圧下で留去し、副生
塩を含む反応生成物をメチルイソブチルケトン2500
部に溶解させ、副生塩をロ過し除去後、次いでメチルイ
ソブチルケトンを蒸留し、エポキシ当量239、軟化点
81℃のエポキシ樹脂(b)1221部を得た。得られ
たエポキシ樹脂(b)はエポキシ当量から計算すると式
(2)におけるアルコール性水酸基4.1個の内約3.
7個がエポキシ化されている。
【0030】合成例3 2,4−ジグリシジル−5,5−ジエチルヒダントイン
(エポキシ当量153)612部、5,5−ジエチルヒ
ダントイン156部、トリエタノールアミン2.5部を
加え、140℃で5時間攪拌して得られた反応生成物7
68部(エポキシ当量410、軟化点73℃、式(2)
におけるnの平均値が2.1)をエピクロルヒドリン2
000部に溶解させた後、テトラメチルアンモニウムク
ロライド14部を添加し、攪拌下70℃で、98.5%
NaOH104部を100分かけて添加した。添加後さ
らに70℃で3時間反応を行った。次いで過剰の未反応
エピクロルヒドリンの大半を減圧下で留去し、副生塩を
含む反応生成物をメチルイソブチルケトン1600部に
溶解させ、副生塩をロ過し除去後、次いでメチルイソブ
チルケトンを蒸留し、エポキシ当量238、軟化点64
℃のエポキシ樹脂(c)833部を得た。得られたエポ
キシ樹脂(c)は、エポキシ当量から計算すると式
(2)におけるアルコール性水酸基2.1個の内約1.
9個がエポキシ化されている。
(エポキシ当量153)612部、5,5−ジエチルヒ
ダントイン156部、トリエタノールアミン2.5部を
加え、140℃で5時間攪拌して得られた反応生成物7
68部(エポキシ当量410、軟化点73℃、式(2)
におけるnの平均値が2.1)をエピクロルヒドリン2
000部に溶解させた後、テトラメチルアンモニウムク
ロライド14部を添加し、攪拌下70℃で、98.5%
NaOH104部を100分かけて添加した。添加後さ
らに70℃で3時間反応を行った。次いで過剰の未反応
エピクロルヒドリンの大半を減圧下で留去し、副生塩を
含む反応生成物をメチルイソブチルケトン1600部に
溶解させ、副生塩をロ過し除去後、次いでメチルイソブ
チルケトンを蒸留し、エポキシ当量238、軟化点64
℃のエポキシ樹脂(c)833部を得た。得られたエポ
キシ樹脂(c)は、エポキシ当量から計算すると式
(2)におけるアルコール性水酸基2.1個の内約1.
9個がエポキシ化されている。
【0031】エポキシ(メタ)アクリレートの合成例 合成例4 合成例1で得たエポキシ樹脂(a)216部、アクリル
酸68.5部、メトキノン0.5部、トリフェニルフォ
スフィン2.0部及びジエチレングリコールモノメチル
エーテル122部を仕込み、95℃に昇温し、95℃で
反応を行ない、反応液の酸価(mgKOH/g)が1.0以下に
なるまで約35時間反応を行いエポキシアクリレート
(生成物イ)を得た。得られた生成物イの粘度(25
℃)は450ポイズであった。
酸68.5部、メトキノン0.5部、トリフェニルフォ
スフィン2.0部及びジエチレングリコールモノメチル
エーテル122部を仕込み、95℃に昇温し、95℃で
反応を行ない、反応液の酸価(mgKOH/g)が1.0以下に
なるまで約35時間反応を行いエポキシアクリレート
(生成物イ)を得た。得られた生成物イの粘度(25
℃)は450ポイズであった。
【0032】合成例5 合成例2で得たエポキシ樹脂(b)239部、アクリル
酸68.5部、メトキノン0.5部、トリフェニルフォ
スフィン2.0部及びジエチレングリコールモノメチル
エーテル133部を仕込み95℃で反応を行ない、反応
液の酸価(mgKOH/g)が1.0以下になるまで約35時間
反応を行いエポキシアクリレート(生成物ロ)を得た。
得られた生成物ロの粘度は645ポイズ(25℃)であ
った。
酸68.5部、メトキノン0.5部、トリフェニルフォ
スフィン2.0部及びジエチレングリコールモノメチル
エーテル133部を仕込み95℃で反応を行ない、反応
液の酸価(mgKOH/g)が1.0以下になるまで約35時間
反応を行いエポキシアクリレート(生成物ロ)を得た。
得られた生成物ロの粘度は645ポイズ(25℃)であ
った。
【0033】合成例6 合成例3で得たエポキシ樹脂(c)238部、アクリル
酸68.5部、メトキノン0.5部、トリフェニルフォ
スフィン2.0部及びジエチレングリコールモノメチル
エーテル132部を仕込み、95℃で反応を行い反応液
の酸価(mgKOH/g)が1.0以下になるまで約35時間反
応を行いエポキシアクリレート(生成物ハ)を得た。得
られた生成物ハの粘度は410ポイズ(25℃)であっ
た。
酸68.5部、メトキノン0.5部、トリフェニルフォ
スフィン2.0部及びジエチレングリコールモノメチル
エーテル132部を仕込み、95℃で反応を行い反応液
の酸価(mgKOH/g)が1.0以下になるまで約35時間反
応を行いエポキシアクリレート(生成物ハ)を得た。得
られた生成物ハの粘度は410ポイズ(25℃)であっ
た。
【0034】実施例1〜5、比較例1 表1に示す配合組成(数値は重量部を示す)に従ってカ
ラーフィルター用材料を配合し、ガラス板上にスピンコ
ートにより1〜3μmの膜厚の塗布した後、塗膜を70
℃で5分間乾燥した後、ネガフィルムを塗膜面上に置
き、5kw超高圧水銀灯を使用して紫外線を照射し、次
いで、水で塗膜の未照射部分を溶解除去した。得られた
それぞれの供試体について、各種の性能試験を行った。
それらの結果を表1に示す。
ラーフィルター用材料を配合し、ガラス板上にスピンコ
ートにより1〜3μmの膜厚の塗布した後、塗膜を70
℃で5分間乾燥した後、ネガフィルムを塗膜面上に置
き、5kw超高圧水銀灯を使用して紫外線を照射し、次
いで、水で塗膜の未照射部分を溶解除去した。得られた
それぞれの供試体について、各種の性能試験を行った。
それらの結果を表1に示す。
【0035】(現像性)5kw超高圧水銀灯を使用し、
紫外線を照射し、ついで水で未照射部分を溶解、除去
し、現像性について判定した。判定基準は、次の通りで
ある。 ○・・・・溶解速度が速い ×・・・・溶解しないか又は極めて遅い (耐熱性)25℃で1時間、乾燥器中に放置した後の塗
膜の状態について判定した。判定基準は、次の通りであ
る。 ○・・・・塗膜の着色なし、外観異常なし ×・・・・塗膜の着色がみられる (密着性)200℃で1時間、乾燥器中に放置した後、
塗膜に切目を入れて1×1mmの大きさのゴバン目を10
0個刻み、セロハンテープで剥離した後の密着性を評価
した。一方、200℃で1時間、乾燥器中に放置した
後、供試体を70℃の温水中に30分間放置後、密着性
試験を行った。(ゴバン目100個中のはがれなかった
個数)
紫外線を照射し、ついで水で未照射部分を溶解、除去
し、現像性について判定した。判定基準は、次の通りで
ある。 ○・・・・溶解速度が速い ×・・・・溶解しないか又は極めて遅い (耐熱性)25℃で1時間、乾燥器中に放置した後の塗
膜の状態について判定した。判定基準は、次の通りであ
る。 ○・・・・塗膜の着色なし、外観異常なし ×・・・・塗膜の着色がみられる (密着性)200℃で1時間、乾燥器中に放置した後、
塗膜に切目を入れて1×1mmの大きさのゴバン目を10
0個刻み、セロハンテープで剥離した後の密着性を評価
した。一方、200℃で1時間、乾燥器中に放置した
後、供試体を70℃の温水中に30分間放置後、密着性
試験を行った。(ゴバン目100個中のはがれなかった
個数)
【0036】 表1 実 施 例 比較例 1 2 3 4 5 1 生 成 物 イ(A) 25.7 25.7 25.7 生 成 物 ロ(A) 25.7 生 成 物 ハ(A) 25.7 KAYARAD DPHA *1(B) 8.3 8.3 8.3 4.3 6.0 8.3 KAYARAD PER-30 *2(B) 4 イルガキュア907 *3(C) 0.75 0.75 0.75 0.75 0.75 0.75 ジプロピレングリコール 97 97 97 97 97 97 ジメチルエーテル (D) ヘキサメトキシメラミン 2.0 KAYARAD R−2058 *4 3.3 29 SH−6062(シランカップリング剤)*5 0.75 0.75 0.75 0.75 0.75 0.75 現 像 性 ○ ○ ○ ○ ○ × 耐 熱 性 ○ ○ ○ ○ ○ × 密 着 性 初 期 100 100 100 100 100 100 温水試験後 100 95 95 95 100 95
【0037】表1の結果から明らかなように、本発明の
カラーフィルター用材料及びその硬化物は、水で現像が
可能で、その硬化物は、高温下に放置しても着色が少な
く、密着性に優れていることがわかる。
カラーフィルター用材料及びその硬化物は、水で現像が
可能で、その硬化物は、高温下に放置しても着色が少な
く、密着性に優れていることがわかる。
【0038】注)*1 KAYARAD DPHA:日
本化薬(株)製、ジペンタエリスリトールペンタ及びヘ
キサアクリレート混合物。 *2 KAYARAD PET−30:日本化薬(株)
製、ペンタエリスリトールトリ及びテトラアクリレート
混合物。 *3 イルガキュアー907:チバ・ガイギー社製、光
重合開始剤。 *4 KAYARAD R−2058:日本化薬(株)製、
フェノールノボラック型エポキシアクリレート、ブチル
セロソルブアセテート30重量%含有品。 *5 SH−6062:トーレ・シリコン(株)製、 HS−CH2 CH2 CH2 −Si(OCH3)3
本化薬(株)製、ジペンタエリスリトールペンタ及びヘ
キサアクリレート混合物。 *2 KAYARAD PET−30:日本化薬(株)
製、ペンタエリスリトールトリ及びテトラアクリレート
混合物。 *3 イルガキュアー907:チバ・ガイギー社製、光
重合開始剤。 *4 KAYARAD R−2058:日本化薬(株)製、
フェノールノボラック型エポキシアクリレート、ブチル
セロソルブアセテート30重量%含有品。 *5 SH−6062:トーレ・シリコン(株)製、 HS−CH2 CH2 CH2 −Si(OCH3)3
【0039】
【発明の効果】本発明のカラーフィルター材料は水で現
像が可能で、微細パターン化ができる、その硬化膜は高
温に放置しても着色が少なく密着性に優れている。
像が可能で、微細パターン化ができる、その硬化膜は高
温に放置しても着色が少なく密着性に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/004 511 7/038 503 // C08G 59/17 NHG 8416−4J
Claims (2)
- 【請求項1】式(1) 【化1】 (式中、R1 及びR2 はそれぞれ独立して水素原子又は
炭素数1〜4個のアルキル基、nは1以上の整数であ
り、Mは水素原子又はグリシジル基である。但し、nが
1の場合、Mは必ずグリシジル基であり、nが2以上の
場合、Mは少なくとも1個はグリシジル基である。)で
表されるエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸の反応物で
あるエポキシ(メタ)アクリレート(A)、3官能以上
のエチレン性不飽和基含有反応性単量体(B)、光重合
開始剤(C)及び希釈剤(D)を含有することを特徴と
するカラーフィルター用材料。 - 【請求項2】請求項1記載のカラーフィルター用材料の
硬化物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29961391A JPH05113664A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | カラーフイルター用材料及びその硬化物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29961391A JPH05113664A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | カラーフイルター用材料及びその硬化物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05113664A true JPH05113664A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17874894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29961391A Pending JPH05113664A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | カラーフイルター用材料及びその硬化物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05113664A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0726279A3 (ja) * | 1995-01-05 | 1996-08-21 | Daicel Chem | |
JP2006349981A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Jsr Corp | 着色層形成用感放射線性組成物およびカラーフィルタ |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP29961391A patent/JPH05113664A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0726279A3 (ja) * | 1995-01-05 | 1996-08-21 | Daicel Chem | |
JP2006349981A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Jsr Corp | 着色層形成用感放射線性組成物およびカラーフィルタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2921770B2 (ja) | カラ−フィルター保護膜用樹脂組成物及びその硬化物 | |
JPH06258830A (ja) | レジストインク組成物、それを用いたレジスト膜及びプリント回路基板 | |
JP2868190B2 (ja) | 樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及びこれらの硬化物 | |
JP2975173B2 (ja) | カラーフイルターの保護膜用材料及びその硬化物 | |
JP3016532B2 (ja) | カラーフィルタ用感光性樹脂組成物及びそれを用いたカラーフィルタ | |
JP3892926B2 (ja) | カリックスアレーン誘導体及びそれを含有する硬化性樹脂組成物 | |
JP2933145B2 (ja) | カラ−フイルタ−保護膜用紫外線硬化性樹脂組成物及びその硬化物 | |
EP1629046B1 (en) | Curable polymer compound | |
JPH05113664A (ja) | カラーフイルター用材料及びその硬化物 | |
JPH08272095A (ja) | ソルダーフォトレジストインキ用組成物 | |
JP3058747B2 (ja) | 樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及びこれらの硬化物 | |
JPH0411626A (ja) | 樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及び硬化物 | |
JP2963069B2 (ja) | ソルダーフォトレジストインキ組成物 | |
JPH0673160A (ja) | 樹脂組成物、透明薄膜の形成法及び透明薄膜 | |
JP2868189B2 (ja) | 樹脂組成物及び硬化物 | |
JP3543286B2 (ja) | 樹脂組成物、レジストインキ樹脂組成物及びこれらの硬化物 | |
JPH04153274A (ja) | 紫外線硬化性樹脂組成物、カラーフィルター保護膜用紫外線硬化樹脂組成物及びその硬化物 | |
JPH10101770A (ja) | エポキシアクリレート樹脂およびその用途 | |
JPH1121327A (ja) | 光硬化性樹脂及び該樹脂を含有するソルダーフォトレジストインキ組成物 | |
JPH05179158A (ja) | 樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及びその硬化物 | |
JPH044219A (ja) | カラーフィルター保護膜用紫外線硬化性樹脂組成物及びその硬化物 | |
JPH0597944A (ja) | 樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及びこれらの硬化物 | |
JPH04165358A (ja) | 不飽和基含有ポリカルボン酸樹脂、これを含む樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及びこれらの硬化物 | |
JP2817901B2 (ja) | 不飽和基含有ポリカルボン酸樹脂、これを用いた樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及び硬化物 | |
JPH05214049A (ja) | 樹脂組成物、ソルダーレジスト樹脂組成物及びこれらの硬化物 |