JPH0511354U - コネクタシール係止構造 - Google Patents
コネクタシール係止構造Info
- Publication number
- JPH0511354U JPH0511354U JP6457891U JP6457891U JPH0511354U JP H0511354 U JPH0511354 U JP H0511354U JP 6457891 U JP6457891 U JP 6457891U JP 6457891 U JP6457891 U JP 6457891U JP H0511354 U JPH0511354 U JP H0511354U
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- JP
- Japan
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- housing
- locking
- female housing
- locking projection
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 雌型ハウジングに挿入するシール部材の脱落
を防止する。 【構成】 雌型ハウジング12の内側に、先端に鉤部1
2aを有する係止突起12bを内方に向けて形成し、こ
の係止突起12bをシール部材11に設けた孔部11b
に嵌挿する。
を防止する。 【構成】 雌型ハウジング12の内側に、先端に鉤部1
2aを有する係止突起12bを内方に向けて形成し、こ
の係止突起12bをシール部材11に設けた孔部11b
に嵌挿する。
Description
【0001】
本考案は、電線同志を接続する防水コネクタにおいて、ハウジング同志の結合 部に介在するシール部材を係止するためのコネクタシール係止構造に関するもの である。
【0002】
従来、防水コネクタにおいては、例えば図4に示すような雌型ハウジング1と 雄型ハウジング2間の防水を行うために、雌型ハウジング1内に合成ゴム等から 成る枠体状の防水用シール部材3を装着している。このシール部材3は雄型ハウ ジングが装着されていない場合においては、雌型ハウジング1から比較的脱落し 易いものである。
【0003】 この対策として、例えば図5に示すようにシール部材3の挿入先端部3aを断 面L字状に曲げ、この部分を雌型ハウジング1の内部に設けた係止部1aに引っ 掛けるものが知られているが、必ずしも図5に示すように係止されるとは限らず 、図6に示すような状態で装着されることがあり、この場合には防水機能も損わ れることがあり得る。
【0004】 また、雄型ハウジング2を雌型ハウジング1から離脱する場合に、図7に示す ようにシール部材3には矢印方向の力が加わって、シール部材3の先端部3aが 変形し、係止部1aから外れ易くなる欠点もある。
【0005】 これに対して、実開昭63−162470号公報においては、図8に示すよう に雌型ハウジング1の一部に穴1bを設けて、シール部材3に設けた係止突起3 bを嵌挿し脱落を防止している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、この図8に示す係止構造はそれなりの効果は認められるが、シ ール部材3の係止突起3bの一部が常時、ハウジング1の外部に露出しているた め、係止突起3bに油や薬品或いは異物に触れる機会が多く、溶解したり異物に よって切断される等により、本来の係止機能が損われる虞れがある。
【0007】 本考案の目的は、上述の問題点を解消し、シール部材の係止を雌型ハウジング の内部において、確実にかつ強固に行うコネクタシール係止構造を提供すること にある。
【0008】
上述の目的を達成するための本考案に係るコネクタシール係止構造は、ハウジ ングの内部に防水用シール部材を係止する場合において、前記シール部材に設け た孔部に、前記ハウジングの内面に設け先端に鉤部を形成した係止突起を挿入し たことを特徴とするものである。
【0009】
上述の構成を有するコネクタシール係止構造は、ハウジングに鉤部を有する係 止突起を形成し、シール部材に設けた孔部に嵌挿することにより、シール部材の 脱落を防止する。
【0010】
本考案を図1〜図3に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1はシール部材11を雌ハウジング12に挿着した状態の断面図であり、雌 ハウジング12から内方に向けて、先端に鉤部12aを設けた係止突起12bが 突設されており、係止突起12bの基部には成型のための開口部12cが設けら れている。
【0011】 また、シール部材11の挿入側にはフランジ部11aが形成され、このフラン ジ部11aに係止突起12bに対向する孔部11bが設けられており、孔部11 bの入口部11cは図2に示すようにテーパ状とされていて、係止突起12bの 挿入が容易とされている。
【0012】 シール部材3を雌ハウジング12に挿着するには、シール部材3を雌ハウジン グ12の入口側から押し込めばよく、シール部材3の孔部11bに係止突起12 bが挿入され、完全に挿入されれば図3に示すように係止突起12bの鉤部12 aはシール部材11のフランジ部11aの裏側に達し、多少の力が加わってもシ ール部材11が抜け出す虞れがなく、係止力は強固となる。
【0013】
以上説明したように本考案に係るコネクタシール係止構造は、ハウジングの内 部において、シール部材の孔部にハウジングに設けた鉤部を有する係止突起を嵌 挿するようにしたために、シール部材の不時の脱落が防止される。
【図1】実施例の断面図である。
【図2】シール部材の一部拡大断面図である。
【図3】シール部材を雌型ハウジングに挿着した状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】ハウジングからシール部材を抜き出した状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】従来のシール部材の係止機構の説明図である。
【図6】従来のシール部材が不完全に装着した状態の説
明図である。
明図である。
【図7】雌ハウジングから雄ハウジングを抜き出す状態
の説明図である。
の説明図である。
【図8】他の従来例のシール部材の係止機構の断面図で
ある。
ある。
11 シール部材 11a フランジ部 11b 孔部 12 雌ハウジング 12a 鉤部 12b 係止突起
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ハウジングの内部に防水用シール部材を
係止する場合において、前記シール部材に設けた孔部
に、前記ハウジングの内面に設け先端に鉤部を形成した
係止突起を挿入したことを特徴とするコネクタシール係
止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6457891U JP2536883Y2 (ja) | 1991-07-20 | 1991-07-20 | コネクタシール係止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6457891U JP2536883Y2 (ja) | 1991-07-20 | 1991-07-20 | コネクタシール係止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0511354U true JPH0511354U (ja) | 1993-02-12 |
JP2536883Y2 JP2536883Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13262261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6457891U Expired - Lifetime JP2536883Y2 (ja) | 1991-07-20 | 1991-07-20 | コネクタシール係止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536883Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001313114A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 防水コネクタ |
JP2017157444A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
-
1991
- 1991-07-20 JP JP6457891U patent/JP2536883Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001313114A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 防水コネクタ |
JP2017157444A (ja) * | 2016-03-02 | 2017-09-07 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2536883Y2 (ja) | 1997-05-28 |
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Legal Events
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