JPH0241828Y2 - - Google Patents

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JPH0241828Y2
JPH0241828Y2 JP1099086U JP1099086U JPH0241828Y2 JP H0241828 Y2 JPH0241828 Y2 JP H0241828Y2 JP 1099086 U JP1099086 U JP 1099086U JP 1099086 U JP1099086 U JP 1099086U JP H0241828 Y2 JPH0241828 Y2 JP H0241828Y2
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JP
Japan
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seal ring
housing
locking
barb
connector
Prior art date
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JP1099086U
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JPS62124781U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、水滴などのかかる環境で使用できる
電気コネクタに関するものである。
従来の技術 雌雄のコネクタの結合部分に水滴などが侵入す
ることを防止するために、たとえばゴム製などの
シール部材を設けて、雌雄のコネクタハウジング
の間隙を密封することが行われている。かかるシ
ール部材は、たとえば環状に形成されたもので、
雌型ハウジングの内側壁面に容易に脱落しないよ
うに取付けることが普通である。しかし、雄型ハ
ウジングの挿入引抜を行うときには、シール部材
にはその表面の摩擦のために捻りや引張りの力が
加わるが、それでもシール部材の脱落が起らない
ように、ハウジングに対してシール部材を係止す
るなどの工夫がされている。
このようなシール部材の係止方法として、たと
えば第5〜6図に示すように、シールリング20
の外周面に逆楔形の係止突起21を形成し、ハウ
ジング10の側壁11に形成された係止穴12
に、前記係止突起21を内側から嵌合させること
が知られている。そして、このような従来技術で
は、係止を外れ難くするために係止穴12もまた
先拡がりに形成してあるから、シールリング20
が軟質であつても装着の作業性が悪く、正しく取
り付けられていない製品が発生し易い。さらにま
た、コネクタハウジングの取扱いの際に係止穴1
2の部分に外力が加わると係止突起21が押され
て係止穴12から外れ、シールリング20の異常
取付状態が生じ易い。
かかる不完全取付品は、シールが不完全となる
ばかりでなくシールリングが脱落し易く、製品の
防水性についての信頼度が低いという欠点があ
り、加えて製品検査の工数も無視できなかつた。
解決しようとする問題点 上記の如き事情に基づいて、本考案は、ハウジ
ングに対してシールリングの取付が容易確実に実
施でき、信頼度が高い防水性が実現できる防水コ
ネクタの構造を提供しようとするものである。
問題を解決するための手段 前述の如き本考案の目的は、結合する相手方の
コネクタハウジングとの間に形成される間隙を封
止するための弾性シールリングを装着した防水コ
ネクタにおいて、該シールリングは、その外周面
から突設された複数の係止突起であつて先端の幅
が狭く基部方向の幅が広くなるようなテーパ面を
有しかつ該テーパ面の基部側部位にかえし部が形
成されているものを備えており、また該ハウジン
グは、該係止突起を嵌入したとき該かえし部が係
合できる形状に形成された係合部と該係合部の外
方に設けられた防護壁とを備えていることを特徴
とする、防水コネクタシールリング取付構造によ
つて達成できる。
かかる本考案の構造を、実施例に基づいて更に
説明する。
実施例 1 第1〜2図に、本考案の防水コネクタの1つの
実施例におけるシールリング取付構造を示す。
1は雌型コネクタハウジングであり、2はシー
ルリングである。
シールリング2の外周面には、複数個の係止突
起4が突設されている。この係止突起4の先端4
aの幅は、基部4bの幅より狭く形成されてお
り、また先端4aから基部の方向に幅が広くなる
ようにテーパ面4cが形成されている。そして、
テーパ面4cの基部側にかえし部4dが形成され
ている。
一方、ハウジング1には、係止突起4を嵌入す
ることができる係止穴1aが設けてあり、係止穴
1aの外側縁には、かえし部4dと係合できる係
止肩1bが形成されている。また、係止穴1aの
幅は、係止突起の基部4bの幅より僅かに大きく
形成してあり、係止突起先端4aの幅よりも勿論
大きい。そして、かえし部4dは係止穴1aより
も幅広となるように形成されている。
更に、係止穴1aの周囲には、ハウジングの外
壁より外に保護壁3が突設してあり、係止突起4
の先端4aおよびかえし部4dは保護壁3より外
へ出ないようになつている。
このような構造のハウジング1に、シールリン
グ2を内側から嵌め込むとき、係止突起4はその
先端4aが狭くて側方にテーパ面4cが形成して
あるので容易に装着できる。そして係止突起4は
保護壁3の内側にあつて外力から保護されてお
り、また、かえし部4dが係止肩1bに係止され
ているので、たとえ外力が加わつても容易に係止
が外れることはない。
実施例 2 第3〜4図には、本考案のシールリング取付構
造の別の実施例を示す。
5はコネクタハウジング、6はシールリングで
ある。
シールリング6の外周面からは係止突起8が突
設されているが、この係止突起8には、先端8a
に続いて前方および後方に向つてそれぞれテーパ
面8bおよび8cが形成されており、それぞれの
テーパ面8bおよび8cの基部側部位にはそれぞ
れかえし部8dおよび8eが形成されている。こ
れらのテーパ面8bおよび8cは、係止突起の基
部8fに向つて幅が広くなるように形成してある
ことは勿論である。
一方、ハウジング5には、係止突起8を嵌入す
ることができる係止穴5aが設けてあり、係止穴
5aの外側縁部分には、かえし部8dおよび8e
とそれぞれ係合できる係止肩5bおよび5cが形
成されている。本例の場合、係止穴5aの側壁は
係止突起8の側面に合わせてテーパ面としてあ
る。
更に、係止穴5aの周囲には、ハウジングの外
壁より外に保護壁7が突設してあり、係止突起8
の先端8aならびにかえし部8dおよび8eの部
分は保護壁7より外へは出ないようになつてい
る。この保護壁7は上側に上被部7aを有しまた
側方に窓部7bが形成してある。
このような構造のハウジング5に、シールリン
グ6を内側から嵌め込むとき、係止突起8はその
先端8a部分が狭くかつ両側方にテーパ面8bお
よび8cが形成してあり、また係止穴5aの側壁
もテーパ面となつているので、装着は至つて容易
である。そして、係止突起8の頭部は保護壁7に
よつて包囲され、外力から保護されているが、そ
の係止状態は窓部7bを通して視認できるので、
不完全係止製品の発生の防止が極めて容易であ
る。
考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案のシール
リング取付構造を有する防水コネクタは、シール
リングの取付が簡単確実に実施でき、装着状態の
確認も容易である。そしてシールリングの係止部
分への外力が加わることを予防することができる
のでシールリングの不完全係止ないし脱落や移動
などの発生が防止され、信頼性の高い防水コネク
タが提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の防水コネクタのシールリング
取付構造の1実施例の構成を示す断面図、第2図
はその部分拡大図である。第3図は同じく本考案
の他の実施例の構成を示す断面図、第4図は第3
図の矢印方向からみた正面図である。第5図は従
来技術のシールリング取付構造を示す断面図、第
6図はその部分拡大図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 結合する相手方のコネクタハウジングとの間に
    形成される間隙を封止するための弾性シールリン
    グを装着した防水コネクタにおいて、該シールリ
    ングは、その外周面から突設された複数の係止突
    起であつて先端の幅が狭く基部方向の幅が広くな
    るようなテーパ面を有しかつ該テーパ面の基部側
    部位にかえし部が形成されているものを備えてお
    り、また該ハウジングは、該係止突起を嵌入した
    とき該かえし部が係合できるよう形成された係合
    部と該係合部の外方に設けられた防護壁とを備え
    ていることを特徴とする、防水コネクタのシール
    リング取付構造。
JP1099086U 1986-01-30 1986-01-30 Expired JPH0241828Y2 (ja)

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JP1099086U JPH0241828Y2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30

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JP1099086U JPH0241828Y2 (ja) 1986-01-30 1986-01-30

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JPS62124781U JPS62124781U (ja) 1987-08-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016213053A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 矢崎総業株式会社 パッキン、コネクタ及びワイヤハーネス

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JP5390998B2 (ja) 2009-09-01 2014-01-15 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP2020119835A (ja) * 2019-01-25 2020-08-06 矢崎総業株式会社 コネクタ、及び、コネクタの製造方法

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JPS62124781U (ja) 1987-08-07

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