JPH0317427Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0317427Y2 JPH0317427Y2 JP9807486U JP9807486U JPH0317427Y2 JP H0317427 Y2 JPH0317427 Y2 JP H0317427Y2 JP 9807486 U JP9807486 U JP 9807486U JP 9807486 U JP9807486 U JP 9807486U JP H0317427 Y2 JPH0317427 Y2 JP H0317427Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- housing
- waterproof connector
- curved portion
- wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は、電線の引張力を緩和して防水コネク
タの防水効果が低下することを防止する防水コネ
クタの電線引出部に関するものである。
タの防水効果が低下することを防止する防水コネ
クタの電線引出部に関するものである。
［従来の技術］
第３図に示すように防水コネクタ用ハウジング
１に挿入した接続端子に接続する電線２には、ハ
ウジング１との間に例えばシリコンゴムから成る
略円筒状のシール部材３を介挿して防水機能を果
すようになつている。しかしながら、電線２の引
き出し方向に対して矢印で示す直角方向に強い引
張力が加わると、シール部材３の片側は圧縮さ
れ、他側でハウジング１との間に間隙４及び電線
２との間に間隙５が生ずる虞れがあり、これらの
間隙４，５からハウジング１の内部に水が浸入す
る可能性がある。
１に挿入した接続端子に接続する電線２には、ハ
ウジング１との間に例えばシリコンゴムから成る
略円筒状のシール部材３を介挿して防水機能を果
すようになつている。しかしながら、電線２の引
き出し方向に対して矢印で示す直角方向に強い引
張力が加わると、シール部材３の片側は圧縮さ
れ、他側でハウジング１との間に間隙４及び電線
２との間に間隙５が生ずる虞れがあり、これらの
間隙４，５からハウジング１の内部に水が浸入す
る可能性がある。
［考案の目的］
本考案の目的は、このような欠点を解消するた
めに防水コネクタ用ハウジングに取り付けるもの
であつて、特にコネクタの嵌合方向と電線の引き
出し方向が異なる場合に、電線に対する引張力を
緩和することにより、防水コネクタの防水機能を
維持する防水コネクタの電線引出部を提供するこ
とにある。
めに防水コネクタ用ハウジングに取り付けるもの
であつて、特にコネクタの嵌合方向と電線の引き
出し方向が異なる場合に、電線に対する引張力を
緩和することにより、防水コネクタの防水機能を
維持する防水コネクタの電線引出部を提供するこ
とにある。
［考案の概要］
上述の目的を達成するための本考案の要旨は、
防水コネクタ用ハウジングの後端部に取り付け、
電線の引張力を緩和するものであつて、電線ごと
に半弧状の第１、第２の弯曲部を有し、前記第１
の弯曲部の内面は前記ハウジングから直線状に引
き出された電線の方向に面し、前記第２の弯曲部
の内面は前記第１の弯曲部を介して曲げられた電
線の方向に面するようにしたことを特徴とする防
水コネクタの電線引出部である。
防水コネクタ用ハウジングの後端部に取り付け、
電線の引張力を緩和するものであつて、電線ごと
に半弧状の第１、第２の弯曲部を有し、前記第１
の弯曲部の内面は前記ハウジングから直線状に引
き出された電線の方向に面し、前記第２の弯曲部
の内面は前記第１の弯曲部を介して曲げられた電
線の方向に面するようにしたことを特徴とする防
水コネクタの電線引出部である。
［考案の実施例］
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は本考案に係る電線引出部１０を示し、
第２図はこの引出部１０を挿着する防水コネクタ
用ハウジング１１の斜視図である。電線引出部１
０にはハウジング１１の後部に挿し込んで、その
姿勢を安定させるための軸部１２が設けられ、そ
の上方には同様にハウジング１１に挿し込み、ハ
ウジング１１に対し錠止するための錠止片１３が
突出されている。この電線引出部１０は２本の電
線１４を案内するためのものであり、左右同形と
されている。電線引出部１０は１本の電線１４に
ついて、それぞれ半弧状の第１、第２の弯曲部１
５，１６を有し、第１の弯曲部１５の内面は電線
１４の引き出し方向に面して位置し、第２の弯曲
部１６の内面は軸部１２側に面すると共に、第１
の弯曲部１５によつて上方に曲げられた電線１４
に面するようになつている。
第２図はこの引出部１０を挿着する防水コネクタ
用ハウジング１１の斜視図である。電線引出部１
０にはハウジング１１の後部に挿し込んで、その
姿勢を安定させるための軸部１２が設けられ、そ
の上方には同様にハウジング１１に挿し込み、ハ
ウジング１１に対し錠止するための錠止片１３が
突出されている。この電線引出部１０は２本の電
線１４を案内するためのものであり、左右同形と
されている。電線引出部１０は１本の電線１４に
ついて、それぞれ半弧状の第１、第２の弯曲部１
５，１６を有し、第１の弯曲部１５の内面は電線
１４の引き出し方向に面して位置し、第２の弯曲
部１６の内面は軸部１２側に面すると共に、第１
の弯曲部１５によつて上方に曲げられた電線１４
に面するようになつている。
この電線引出部１０はハウジング１１の後端部
１７に取り付けられるようにされ、軸部１２はハ
ウジング１１の案内溝１８に、錠止片１３はその
上方に設けられた錠止孔１９に挿入されることに
なる。そして、案内溝１８の両側には接続端子を
挿入し、電線１４に装着されたシール部材を挿入
するための挿入孔２０が設けられている。
１７に取り付けられるようにされ、軸部１２はハ
ウジング１１の案内溝１８に、錠止片１３はその
上方に設けられた錠止孔１９に挿入されることに
なる。そして、案内溝１８の両側には接続端子を
挿入し、電線１４に装着されたシール部材を挿入
するための挿入孔２０が設けられている。
この電線引出部１０をハウジング１１に固定
し、電線１４を第１の弯曲部１５を介して、一点
鎖線で示すように第２の弯曲部１６に沿わせて上
方へ折り曲げる。かくすることにより、電線１４
に上方へ引張る力が加わつても第１の弯曲部１５
により規制され、また電線の引き出し方向に力が
加われば、今度は第２の弯曲部１６によつてその
力は緩和され、シール部材の変形には至らずに済
むことになる。
し、電線１４を第１の弯曲部１５を介して、一点
鎖線で示すように第２の弯曲部１６に沿わせて上
方へ折り曲げる。かくすることにより、電線１４
に上方へ引張る力が加わつても第１の弯曲部１５
により規制され、また電線の引き出し方向に力が
加われば、今度は第２の弯曲部１６によつてその
力は緩和され、シール部材の変形には至らずに済
むことになる。
なお、実施例において電線引出部１０は、ハウ
ジング１１に対し別体としたが、ハウジング１１
と一体にしても支障はない。また、第２の弯曲部
１６の内面が面する方向は、実施例に限定される
ことなく、適宜に選択することができる。
ジング１１に対し別体としたが、ハウジング１１
と一体にしても支障はない。また、第２の弯曲部
１６の内面が面する方向は、実施例に限定される
ことなく、適宜に選択することができる。
［考案の効果］
以上説明したように本考案に係る防水コネクタ
の電線引出部は、ハウジングに取り付け、電線に
加わる引張力等を緩和することができるために、
シール部材の変形が少なくなり、防水効果を正常
に維持することが可能となる。
の電線引出部は、ハウジングに取り付け、電線に
加わる引張力等を緩和することができるために、
シール部材の変形が少なくなり、防水効果を正常
に維持することが可能となる。
図面は本考案に係る防水コネクタの電線引出部
の一実施例を示し、第１図はその斜視図、第２図
はハウジングの斜視図であり、第３図は電線引出
部を使用しない従来のハウジングから電線を引き
出した状態の斜視図である。 符号１０は電線引出部、１１はハウジング、１
２は軸部、１３は錠止片、１５，１６は弯曲部、
１８は案内溝、２０は挿入孔である。
の一実施例を示し、第１図はその斜視図、第２図
はハウジングの斜視図であり、第３図は電線引出
部を使用しない従来のハウジングから電線を引き
出した状態の斜視図である。 符号１０は電線引出部、１１はハウジング、１
２は軸部、１３は錠止片、１５，１６は弯曲部、
１８は案内溝、２０は挿入孔である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 防水コネクタ用ハウジングの後端部に取り付
け、電線の引張力を緩和するものであつて、電
線ごとに半弧状の第１、第２の弯曲部を有し、
前記第１の弯曲部の内面は前記ハウジングから
直線状に引き出された電線の方向に面し、前記
第２の弯曲部の内面は前記第１の弯曲部を介し
て曲げられた電線の方向に面するようにしたこ
とを特徴とする防水コネクタの電線引出部。 ２ 前記ハウジングへの取り付けは、前記ハウジ
ングに対し着脱自在とした実用新案登録請求の
範囲第１項に記載の防水コネクタの電線引出
部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9807486U JPH0317427Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9807486U JPH0317427Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS634081U JPS634081U (ja) | 1988-01-12 |
| JPH0317427Y2 true JPH0317427Y2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=30965669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9807486U Expired JPH0317427Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0317427Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0727585Y2 (ja) * | 1989-01-20 | 1995-06-21 | 菱星電装株式会社 | コネクタハウジング |
| JP5874048B2 (ja) * | 2011-07-11 | 2016-03-01 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 電線位置決め部材及びそれを用いた差込プラグ |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP9807486U patent/JPH0317427Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS634081U (ja) | 1988-01-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3687717B2 (ja) | 可動コネクタの接続構造 | |
| EP0650227B1 (en) | Rubber plug for waterproof connector | |
| US5295874A (en) | Weak mating force female terminal | |
| JPH0737247Y2 (ja) | 逆挿入防止構造を有するコネクタ | |
| JPH0317427Y2 (ja) | ||
| JPS6126272U (ja) | 電気コネクタ | |
| JP3977094B2 (ja) | シールド電線コネクタ | |
| JPH10172642A (ja) | 電気プラグコネクタ | |
| JPH0355674U (ja) | ||
| JP2575038Y2 (ja) | ワイヤハーネスプロテクタ | |
| JP3282960B2 (ja) | 防水コネクタ | |
| JP2536883Y2 (ja) | コネクタシール係止構造 | |
| JP2579085Y2 (ja) | コネクタシールの係止構造 | |
| JP2590781Y2 (ja) | コネクタ | |
| JPH0466071U (ja) | ||
| JPH0424619Y2 (ja) | ||
| JPH062758U (ja) | ワイヤーハーネス保護部材へのグロメットの取付構造 | |
| JPH033978Y2 (ja) | ||
| JPH0446383Y2 (ja) | ||
| JP2526344Y2 (ja) | プロテクタ内のコネクタ外れ防止構造 | |
| JPS5826466Y2 (ja) | コネクタハウジング | |
| KR890001664Y1 (ko) | 전선 접속용 단자대 | |
| JPH045058U (ja) | ||
| JPH0350624Y2 (ja) | ||
| JPH0455765U (ja) |