JP3282960B2 - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JP3282960B2
JP3282960B2 JP01848196A JP1848196A JP3282960B2 JP 3282960 B2 JP3282960 B2 JP 3282960B2 JP 01848196 A JP01848196 A JP 01848196A JP 1848196 A JP1848196 A JP 1848196A JP 3282960 B2 JP3282960 B2 JP 3282960B2
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JP
Japan
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housing
connector
opening
rib
seal
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JP01848196A
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勝則 岳田
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水コネクタに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防水コネクタは、図4に示すよう
にコネクタハウジング110内に開口部から(矢印Y方
向に)ハウジングシール120が挿入され、ハウジング
シール120の係止用突起121がコネクタハウジング
110の係止穴114に係止されている。前記ハウジン
グシール120は、コネクタの電気的接続に不都合を生
じさせることなくコネクタハウジング110とその嵌合
相手となる相手側コネクタハウジングが嵌合した際にで
きる隙間において両者に密着してシールする部品であ
る。このように一旦係止されたハウジングシール120
は、図示しないがコネクタハウジング110の嵌合相手
となる相手側コネクタハウジングと挿抜した後でもコネ
クタハウジング110から外れることはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防水コネクタは、コネクタハウジング内に開口部からハ
ウジングシールを装着する際、ハウジングシールの係止
用突起が設計上前記開口部内径より外にはみ出すため、
装着し難いといった問題が生じていた。例えば、作業者
がハウジングシールの係止用突起を指で摘んで変形させ
てコネクタハウジングの開口部に入れるとハウジングシ
ールが歪んだ形状となり、そのまま押し込んでも形状が
不安定で位置ずれを起こして前記係止用突起がコネクタ
ハウジングの係止穴に容易に係止されないといった問題
が生じていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる点に鑑みてなされたも
のであり、ハウジングシールの装着作業性が向上した防
水コネクタを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の防水コネクタ
は、コネクタハウジングの開口部内周面に、コネクタ挿
抜方向に沿ってリブが形成され、コネクタハウジング内
に挿入されるハウジングシールが、ハウジングの開口部
内周面とリブの端とに接触して装着されることを特徴と
するものである。
【0006】このようにコネクタハウジングの開口部内
周面に、コネクタ挿抜方向に沿ってリブが形成されるこ
とにより、ハウジングシールがコネクタハウジングに装
着される際、リブの僅かな高さ分だけハウジングシール
が部分的に圧縮されるだけで済む。なお、ハウジングシ
ールがリブに接触して移動されるので位置ずれを起こし
難く、リブに沿ってスムースに挿入することができる。
また、ハウジングシールをハウジングの開口部内周面と
リブの端とに接触して装着させることにより、コネクタ
の挿抜等による応力や振動が加わっても、ハウジングシ
ールがコネクタハウジングから外れるようなことがな
い。
【0007】請求項2の防水コネクタは、請求項1記載
の防水コネクタにおいて、コネクタハウジングの開口部
内周面に、コネクタ挿抜方向に沿って形成される前記リ
ブは、コネクタハウジングの嵌合端から奥に形成され、
リブの片端または両端がスロープを成していることを
特徴とするものである。
【0008】このようにコネクタハウジングの嵌合端か
ら奥にリブが形成されていることにより、ハウジングシ
ールをコネクタハウジングの開口部に挿入する際、ハウ
ジングシールがリブに引っ掛かり、挿入し難いという問
題は発生しない。なお、この開口部は、リブが存在しな
いので、先ずハウジングシールを開口部に挿入し、次い
でハウジングシールを奥に挿入することによりスムース
に挿入することができる。 このように先ずハウジングシ
ールを開口部に挿入することでコネクタハウジングを奥
にあるハウジングシールの装着最終位置への仮の位置決
めができる。前記位置決めの後に嵌合相手のコネクタあ
るいは治具等で押し込むだけでハウジングシールの装着
が完了する。
【0009】また、リブの片端または両端がスロープを
成していることにより、ハウジングシールをコネクタハ
ウジングの開口部からさらに挿入する際、ハウジングシ
ールがリブのスロープ上を移動すると徐々にハウジング
シールがリブに押圧される。よって、ハウジングシール
がリブの端に引っ掛かり、挿入し難い、または、破損す
るという問題は発生しない。請求項3の防水コネクタ
は、コネクタハウジングの開口部内周面に、コネクタ挿
抜方向に沿ったリブと、コネクタ挿抜方向に垂直な方向
にシール用突起が形成され、コネクタハウジング内に挿
入されるハウジングシールが、ハウジングの開口部内周
面と、前記リブの端と、前記シール用突起に接触して装
着されることを特徴とするものである。このようにコネ
クタハウジングの開口部内周面に、コネクタ挿抜方向に
沿ってリブが形成されることにより、ハウジングシール
がコネクタハウジングに装着される際、リブの僅かな高
さ分だけハウジングシールが部分的に圧縮されるだけで
済み、ハウジングシールがリブに接触して移動されるの
で位置ずれを起こし難く、リブに沿ってスムーズに挿入
することができる。また、コネクタハウジング内に挿入
されるハウジングシールが、ハウジングの開口部内周面
と、前記リブの端と、前記シール用突起に接触して装着
されることにより、ハウジングシール密着性が更に高め
られ、防水、防塵効果をより高めることができ、コネク
タの挿抜等に応力や振動が加わってもコネクタハウジン
グから外れることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本発明に係る防水コネクタを示
す一部切開斜視図である。図2は、図1のA─A断面図
である。図3は、本発明に係る防水コネクタの嵌合状態
を示す断面図である。
【0011】図1に示すように防水コネクタは、コネク
タハウジング10とハウジングシール20と電線が接続
された端子(図示せず)から主に構成される。コネクタ
ハウジング10は、エンジニアリングプラスチック(例
えばPBT、ポリアミド、ポリアセタール、ABS、ポ
リカーボネート、塩化ビニル等)により形成される。コ
ネクタハウジング10の開口部内周面11に、コネクタ
挿抜方向に沿ってリブ12が形成される。また、前記リ
ブ12は、コネクタハウジング10の嵌合端13から奥
に形成されて、リブ12の片端または両端がスロープを
成していることが望ましい。なお、図1にはリブが開口
部内周面11上下2個記載されているが、設置箇所や設
置数量は、特にこれに限定するものではなく、例えば開
口部内周面11左右にあっても良い。
【0012】ハウジングシール20は、ゴム等のシール
材により形成される。なお、ハウジングシール20は、
収納されるコネクタハウジング10の開口部より幾分小
さい外形寸法で形成されると装着時、挿入し易いので好
ましい。また、ハウジングシール20には、コネクタ端
子(図示せず)装着用の貫通口が必要数設けてある。
【0013】さらに細部について説明すると、図2に示
すようにハウジングシール20と接触するコネクタハウ
ジング10の箇所に、シール用突起14が形成されてい
る。前記シール用突起14は、コネクタハウジング10
の開口部内周(ただし、コネクタ端子の外側)に沿った
環状突起を成しており、ハウジングシール20と接触時
の密着性を高め、防水、防塵効果をより高めることがで
きる。なお、ハウジングシール20は、開口部内周面1
1とリブ12の端とシール用突起14に接触してコネク
タハウジング10に装着されるので、コネクタの挿抜
(図1矢印X方向)等による応力や振動が加わってもコ
ネクタハウジング10から外れることはない。
【0014】コネクタが嵌合した状態を説明すると、図
3に示すように相手側コネクタハウジング30がコネク
タハウジング10の開口部より挿入されハウジング先端
部31がハウジングシール20を押圧している。この
際、ハウジングシール20は、ハウジング先端部31と
シール用突起に挟まれて隙間がない密着状態となる。よ
って、コネクタは、ハウジングシール20によりシール
されたことになる。
【0015】
【発明の効果】以上、説明した如く、請求項1の防水コ
ネクタによれば、コネクタハウジングの開口部内周面
に、コネクタ挿抜方向に沿ってリブが形成され、コネク
タハウジング内に挿入されるハウジングシールが、ハウ
ジングの開口部内周面とリブの端とに接触して装着され
ことにより、ハウジングシールの装着作業性が向上し
た防水コネクタを提供することができる。また、請求項
2の防水コネクタによれば、コネクタハウジングの開口
部内周面に、コネクタ挿抜方向に沿って形成される前記
リブは、コネクタハウジングの嵌合端から奥に形成さ
れ、該リブの片端または両端がスロープを成しているこ
とにより、ハウジングの挿入がスムーになりさらに
装着作業性が向上した防水コネクタを提供することがで
きる。また、請求項3の防水コネクタによれば、コネク
タハウジングの開口部内周面に、コネクタ挿抜方向に沿
ったリブと、コネクタ挿抜方向に垂直な方向にシール用
突起が形成され、コネクタハウジング内に挿入されるハ
ウジングシールが、ハウジングの開口部内周面と、前記
リブの端と、前記シール用突起に接触して装着されるこ
とにより、ハウジングシール密着性が更に高められ、防
水、防塵効果をより高めることができ、コネクタの挿抜
等に応力や振動が加わってもコネクタハウジングから外
れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水コネクタを示す一部切開斜視図で
ある。
【図2】図1のA─A断面図である。
【図3】本発明の防水コネクタの嵌合状態を示す断面図
である。
【図4】従来の防水コネクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コネクタハウジング 11 開口部内周面 12 リブ 13 嵌合端

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの開口部内周面に、
    コネクタ挿抜方向に沿ってリブが形成され、コネクタハ
    ウジング内に挿入されるハウジングシールが、ハウジン
    グの開口部内周面とリブの端とに接触して装着される
    とを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングの開口部内周面に、
    コネクタ挿抜方向に沿って形成される前記リブは、コネ
    クタハウジングの嵌合端から奥に形成され、該リブの片
    端または両端がスロープを成していることを特徴とする
    請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 【請求項3】 コネクタハウジングの開口部内周面に、
    コネクタ挿抜方向に沿ったリブと、コネクタ挿抜方向に
    垂直な方向にシール用突起が形成され、コネクタハウジ
    ング内に挿入されるハウジングシールが、ハウジングの
    開口部内周面と、前記リブの端と、前記シール用突起に
    接触して装着されることを特徴とする防水コネクタ。
JP01848196A 1996-02-05 1996-02-05 防水コネクタ Expired - Lifetime JP3282960B2 (ja)

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JP01848196A JP3282960B2 (ja) 1996-02-05 1996-02-05 防水コネクタ

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JPH09213408A JPH09213408A (ja) 1997-08-15
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JP4828472B2 (ja) * 2007-05-25 2011-11-30 日本航空電子工業株式会社 防水コネクタ
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