JP2858727B2 - 防水コネクタの防水栓カバー - Google Patents
防水コネクタの防水栓カバーInfo
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- JP2858727B2 JP2858727B2 JP6028040A JP2804094A JP2858727B2 JP 2858727 B2 JP2858727 B2 JP 2858727B2 JP 6028040 A JP6028040 A JP 6028040A JP 2804094 A JP2804094 A JP 2804094A JP 2858727 B2 JP2858727 B2 JP 2858727B2
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- waterproof
- hole
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5205—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
- H01R13/5208—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R13/5219—Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
- H01R13/5221—Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ワイヤハーネ
ス等の接続に用いられる防水コネクタの防水栓カバーに
関するものである。
ス等の接続に用いられる防水コネクタの防水栓カバーに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５において（特公平３−１２２９７９
号）、防水型の雄コネクタハウジングａの外周部にはゴ
ム製の防水パッキングｂが嵌着されると共に後部の開放
室ｃにはゴム製の防水栓ｄが嵌合され、該防水栓ｄは該
ハウジングａに係止される合成樹脂製の防水栓カバーｅ
により固定されている。
号）、防水型の雄コネクタハウジングａの外周部にはゴ
ム製の防水パッキングｂが嵌着されると共に後部の開放
室ｃにはゴム製の防水栓ｄが嵌合され、該防水栓ｄは該
ハウジングａに係止される合成樹脂製の防水栓カバーｅ
により固定されている。
【０００３】防水栓ｄには各端子収容室ｆに対応してシ
ール用環状リブｇ1 を有する挿通孔ｇが形成され、防水
栓カバーｅには該挿通孔ｇに対応して該挿通孔ｇよりも
大径の貫通孔ｈが形成されている。この状態において、
予め電線ｉと接続した端子金具ｊが貫通孔ｈから環状リ
ブｇ1 を変形させつつ挿通孔ｇを通り抜けて可撓係止片
ｋにより端子収容室ｆの所定位置に係止される。端子金
具ｊが通過した後に復元した環状リブｇ1 が電線ｉの外
周面に圧接してシール性能を発揮する。
ール用環状リブｇ1 を有する挿通孔ｇが形成され、防水
栓カバーｅには該挿通孔ｇに対応して該挿通孔ｇよりも
大径の貫通孔ｈが形成されている。この状態において、
予め電線ｉと接続した端子金具ｊが貫通孔ｈから環状リ
ブｇ1 を変形させつつ挿通孔ｇを通り抜けて可撓係止片
ｋにより端子収容室ｆの所定位置に係止される。端子金
具ｊが通過した後に復元した環状リブｇ1 が電線ｉの外
周面に圧接してシール性能を発揮する。
【０００４】上記構成において、コネクタハウジングａ
から故障等により端子金具ｊを引き抜く際に、該端子金
具ｊにつれて防水栓ｄの環状リブｇ1 が引き出され、特
に膨出している雌型電気接触部ｊ1 の上部に当接する環
状リブｇ1 部分が防水栓カバーｅとの間にはさまれて分
離片ｇ1 ′に千切れてしまう欠点があり（図６参照）、
この状態で再度端子金具ｊを挿入した場合において、電
線ｉと防水栓ｄの挿通孔ｇとの間に隙ｌが生じ、防水性
能を維持できなくなる（図７参照）。
から故障等により端子金具ｊを引き抜く際に、該端子金
具ｊにつれて防水栓ｄの環状リブｇ1 が引き出され、特
に膨出している雌型電気接触部ｊ1 の上部に当接する環
状リブｇ1 部分が防水栓カバーｅとの間にはさまれて分
離片ｇ1 ′に千切れてしまう欠点があり（図６参照）、
この状態で再度端子金具ｊを挿入した場合において、電
線ｉと防水栓ｄの挿通孔ｇとの間に隙ｌが生じ、防水性
能を維持できなくなる（図７参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
着目して為されたものであり、防水栓カバーを有する防
水型コネクタにおいて、端子金具の引き抜き時における
防水栓の破損を防止するようにしたものである。
着目して為されたものであり、防水栓カバーを有する防
水型コネクタにおいて、端子金具の引き抜き時における
防水栓の破損を防止するようにしたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、コネクタハウジングの後部にお
いて該コネクタハウジングにおける端子収容室に対向し
た挿通孔を有するゴム製の防水栓を嵌合すると共に、該
挿通孔に対応した貫通孔を有する防水栓カバーにより該
防水栓を固定し、該貫通孔の孔縁部分において防水栓押
え面から後退して防水栓用の面取り逃げ凹部を形成する
構成を採用した。
め、本発明においては、コネクタハウジングの後部にお
いて該コネクタハウジングにおける端子収容室に対向し
た挿通孔を有するゴム製の防水栓を嵌合すると共に、該
挿通孔に対応した貫通孔を有する防水栓カバーにより該
防水栓を固定し、該貫通孔の孔縁部分において防水栓押
え面から後退して防水栓用の面取り逃げ凹部を形成する
構成を採用した。
【０００７】
【作用】端子金具の引き抜き時において、防水栓の変形
部分は防水栓カバーの面取り逃げ凹部内に移動する。
部分は防水栓カバーの面取り逃げ凹部内に移動する。
【０００８】
【実施例】図１において、相手方雌コネクタハウジング
を受けるための套体部Ａ1 を有する合成樹脂製の雄コネ
クタハウジングＡの外周部にはゴム製の環状防水パッキ
ングＢが嵌合されると共に後部の開放室１にはゴム製の
防水栓Ｃが嵌合され、防水栓ＣはコネクタハウジングＡ
に係止される合成樹脂製の防水栓カバーＤにより固定さ
れる。防水栓カバーＤの周壁部の前方内側にはコネクタ
ハウジングＡの外面に形成された係止突起（図示せず）
に係合する係止用凹部２が形成されている（図３参
照）。
を受けるための套体部Ａ1 を有する合成樹脂製の雄コネ
クタハウジングＡの外周部にはゴム製の環状防水パッキ
ングＢが嵌合されると共に後部の開放室１にはゴム製の
防水栓Ｃが嵌合され、防水栓ＣはコネクタハウジングＡ
に係止される合成樹脂製の防水栓カバーＤにより固定さ
れる。防水栓カバーＤの周壁部の前方内側にはコネクタ
ハウジングＡの外面に形成された係止突起（図示せず）
に係合する係止用凹部２が形成されている（図３参
照）。
【０００９】平板状の防水栓Ｃにはコネクタハウジング
Ａの各端子収容室３に対応してシール用環状リブ４ａを
有する円形の挿通孔４が形成され、防水栓カバーＤには
挿通孔４に対応して該挿通孔４より大きい四角状の貫通
孔５が形成されている。貫通孔５は上下二段において横
方向に連設されており、横方向に連設された貫通孔５間
の隔壁５ａは防水栓押え面６からは後退していて一連の
貫通孔５の孔縁には防水栓押え面６から段部７ａを介し
て環状の面取り逃げ凹部７が形成されている。従って、
横方向に連設された貫通孔５の両端部に位置する貫通孔
５′においては、その上，下部と一側部に上記面取り逃
げ凹部７が形成され、中間部の貫通孔５においてはその
上下部のみに面取り逃げ凹部７が形成されている。
Ａの各端子収容室３に対応してシール用環状リブ４ａを
有する円形の挿通孔４が形成され、防水栓カバーＤには
挿通孔４に対応して該挿通孔４より大きい四角状の貫通
孔５が形成されている。貫通孔５は上下二段において横
方向に連設されており、横方向に連設された貫通孔５間
の隔壁５ａは防水栓押え面６からは後退していて一連の
貫通孔５の孔縁には防水栓押え面６から段部７ａを介し
て環状の面取り逃げ凹部７が形成されている。従って、
横方向に連設された貫通孔５の両端部に位置する貫通孔
５′においては、その上，下部と一側部に上記面取り逃
げ凹部７が形成され、中間部の貫通孔５においてはその
上下部のみに面取り逃げ凹部７が形成されている。
【００１０】端子金具Ｅは雌型電気接触部８と電線接続
部９から成り、電線接続部９に予め電線Ｗが接続され
る。上記構成において、図１の状態から端子金具Ｅを引
き抜くと、端子金具Ｅに追随して引かれるリブ４ａ部分
は防水栓カバーＤの面取り逃げ凹部７内に逃げて端子金
具Ｅと貫通孔５間にはさまれることがなく、従って従来
例の如くに防水栓が千切れるのを防止できる（図３参
照）。
部９から成り、電線接続部９に予め電線Ｗが接続され
る。上記構成において、図１の状態から端子金具Ｅを引
き抜くと、端子金具Ｅに追随して引かれるリブ４ａ部分
は防水栓カバーＤの面取り逃げ凹部７内に逃げて端子金
具Ｅと貫通孔５間にはさまれることがなく、従って従来
例の如くに防水栓が千切れるのを防止できる（図３参
照）。
【００１１】図４の実施例においては、防水栓カバー
Ｄ′の四角状の貫通孔５′の上側孔縁に防水栓押え面
６′からテーパー状の面取り逃げ凹部７′が形成され、
下側中央部には溝部７″が形成されている。
Ｄ′の四角状の貫通孔５′の上側孔縁に防水栓押え面
６′からテーパー状の面取り逃げ凹部７′が形成され、
下側中央部には溝部７″が形成されている。
【００１２】
【発明の効果】本発明においては、防水栓カバーの貫通
孔の孔縁に設けた面取り逃げ凹部により端子金具の引き
抜きの際に防水栓が端子金具と防水栓カバーの間に引き
込まれて千切れるのを防止することができる。
孔の孔縁に設けた面取り逃げ凹部により端子金具の引き
抜きの際に防水栓が端子金具と防水栓カバーの間に引き
込まれて千切れるのを防止することができる。
【図１】本発明の防水コネクタの一実施例の断面図であ
る。
る。
【図２】防水栓と防水栓カバーと端子金具の斜視図であ
る。
る。
【図３】同上の端子金具の引き抜き時における防水栓の
動作状態を示す拡大断面図である。
動作状態を示す拡大断面図である。
【図４】本発明の他の実施例について、要部の断面図で
ある。
ある。
【図５】従来の防水コネクタを示す断面図である。
【図６】同上の端子金具の引き抜き時における防水栓の
動作状態を示す拡大断面図である。
動作状態を示す拡大断面図である。
【図７】同上の再使用時における防水栓を示す断面図で
ある。
ある。
Ａ コネクタハウジング Ｃ 防水栓 Ｄ，Ｄ′ 防水栓カバー ３ 端子収容室 ４ 挿通孔 ５，５′ 貫通孔 ５ａ 隔壁 ６，６′ 防水栓押え面 ７，７′ 面取り逃げ凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−122979（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−32175（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−52969（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−173178（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−124675（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−146478（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/40 - 13/533
Claims (2)
- 【請求項１】 コネクタハウジングの後部において該コ
ネクタハウジングにおける端子収容室に対向した挿通孔
を有するゴム製の防水栓を嵌合すると共に、該挿通孔に
対応した貫通孔を有する防水栓カバーにより該防水栓を
固定し、該貫通孔の孔縁部分において防水栓押え面から
後退して防水栓用の面取り逃げ凹部を形成して成ること
を特徴とする防水コネクタの防水栓カバー。 - 【請求項２】 複数の貫通孔が防水栓押え面から後退し
ている隔壁を介して連設され、一連の貫通孔の孔縁部分
において環状の面取り逃げ凹部を形成して成ることを特
徴とする請求項１に記載の防水コネクタの防水栓カバ
ー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6028040A JP2858727B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 防水コネクタの防水栓カバー |
| US08/393,481 US5679019A (en) | 1994-02-25 | 1995-02-24 | Waterproof tap cover for waterproof connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6028040A JP2858727B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 防水コネクタの防水栓カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07240250A JPH07240250A (ja) | 1995-09-12 |
| JP2858727B2 true JP2858727B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=12237636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6028040A Expired - Fee Related JP2858727B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 防水コネクタの防水栓カバー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5679019A (ja) |
| JP (1) | JP2858727B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3239328B2 (ja) * | 1995-11-15 | 2001-12-17 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
| JP3194698B2 (ja) * | 1996-04-26 | 2001-07-30 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
| EP1028493B1 (en) | 1998-06-08 | 2008-07-30 | Harness System Technologies Research, Ltd. | Waterproof connector |
| JP2000260518A (ja) * | 1999-03-11 | 2000-09-22 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタの防水構造 |
| JP2003132993A (ja) * | 2001-10-22 | 2003-05-09 | Yazaki Corp | 防水コネクタと防水コネクタのコネクタハウジング |
| US6913486B2 (en) * | 2002-11-07 | 2005-07-05 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Waterproof electrical connector |
| DE10317145A1 (de) * | 2003-04-14 | 2004-10-28 | Delphi Technologies, Inc., Troy | Steckkontaktelement und Verfahren zur Herstellung eines Gehäuseteils für dieses |
| JP4629553B2 (ja) * | 2005-10-27 | 2011-02-09 | 矢崎総業株式会社 | 防水コネクタ |
| JP2007123036A (ja) * | 2005-10-27 | 2007-05-17 | Yazaki Corp | 防水コネクタ |
| JP4844304B2 (ja) * | 2006-09-05 | 2011-12-28 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
| JP4553953B2 (ja) | 2008-04-17 | 2010-09-29 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 防水構造及び防水コネクタ |
| JP5738604B2 (ja) * | 2011-01-12 | 2015-06-24 | 矢崎総業株式会社 | 電線保持・防水構造、及びｌｅｄユニット |
| JP5999510B2 (ja) * | 2013-05-30 | 2016-09-28 | 住友電装株式会社 | 雌端子金具及びその製造方法 |
| JP6488978B2 (ja) * | 2015-10-08 | 2019-03-27 | 住友電装株式会社 | 防水コネクタ |
| JP6402145B2 (ja) * | 2016-07-13 | 2018-10-10 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8431301D0 (en) * | 1984-12-12 | 1985-01-23 | Amp Great Britain | Lead sealing assembly |
| US4713021A (en) * | 1985-05-17 | 1987-12-15 | Amp Incorporated | Sealed electrical connector and method of using same |
| US4643506A (en) * | 1985-05-17 | 1987-02-17 | Amp Incorporated | Wire seal |
| US4648672A (en) * | 1985-05-17 | 1987-03-10 | Amp Incorporated | Wire seal |
| DE69019905T2 (de) * | 1989-09-25 | 1995-10-12 | Whitaker Corp | Mehrpolige elektrische Verbinderanordnung. |
| US5100335A (en) * | 1991-01-28 | 1992-03-31 | Thomas & Betts Corporation | Sealed electrical connector and seal ring therefor |
| US5266045A (en) * | 1991-10-28 | 1993-11-30 | Yazaki Corporation | Waterproof connector |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6028040A patent/JP2858727B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-24 US US08/393,481 patent/US5679019A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07240250A (ja) | 1995-09-12 |
| US5679019A (en) | 1997-10-21 |
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Legal Events
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