JP2003132993A - 防水コネクタと防水コネクタのコネクタハウジング - Google Patents

防水コネクタと防水コネクタのコネクタハウジング

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JP2003132993A JP2001323916A JP2001323916A JP2003132993A JP 2003132993 A JP2003132993 A JP 2003132993A JP 2001323916 A JP2001323916 A JP 2001323916A JP 2001323916 A JP2001323916 A JP 2001323916A JP 2003132993 A JP2003132993 A JP 2003132993A
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connector housing
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lock
protrusion
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JP2001323916A
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Eiji Fukuda
英司 福田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具同士の接触箇所に水などが浸入する
ことを確実に防止できる防水コネクタを提供する。 【解決手段】 防水コネクタは互いに嵌合する雌ハウジ
ング2と雄ハウジング3とを備えている。雄ハウジング
3は雌端子を収容した本体部15と套体部23とパッキ
ン39を備えている。套体部23は複数の周壁24と壁
50を備えている。壁50には切欠き52が設けられて
いる。切欠き52のパッキン39寄りの内縁部に突起5
3aが設けられている。突起53aは切欠き52のパッ
キン39寄りの内縁部から雌ハウジングに向かって突出
している。突起53aは切欠き52とパッキン39との
間に配されている。突起53aと本体部15との間にパ
ッキン39の一端部39aが位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線の接続等に使
用される防水コネクタと防水コネクタのコネクタハウジ
ングに関する。
【0002】
【従来の技術】移動体としての自動車に用いられるワイ
ヤハーネスは、雄型のコネクタハウジング(以下雄ハウ
ジングと呼ぶ)と、雌型のコネクタハウジング(以下雌
ハウジングと呼ぶ)と、をコネクタ結合させて得られる
コネクタを備えている。前述した雄ハウジング及び雌ハ
ウジングは、電線付きの端子金具を収容している。前記
雄ハウジングと雌ハウジングとが互いに嵌合すると、前
述した電線付きの端子金具同士は互いに接触して電気的
に接続する。
【0003】前述したコネクタとして、前記端子金具が
互いに接触した接触箇所に水などが浸入することを防止
する防水コネクタを用いることがある。防水コネクタ
は、前述した雄ハウジングと雌ハウジングとシール部材
としてのパッキンとを備えている。雄ハウジングは、筒
状の筒部と前記端子金具を収容する本体部とを一体に備
えている。本体部は前記筒部の内側に収容されている。
雌ハウジングは、筒状に形成されているとともに内側に
端子金具を収容している。
【0004】雄ハウジングの本体部が雌ハウジング内に
浸入しかつ雄ハウジングの筒部内に雌ハウジングが浸入
して、雄ハウジングと雌ハウジングとが互いに嵌合す
る。パッキンは、本体部の外周に取り付けられている。
パッキンは、ゴムなどの弾性を有する樹脂からなる。パ
ッキンは、ハウジングが互いに嵌合すると、雌ハウジン
グの内周面に密に接触して、本体部の外周面と雌ハウジ
ングの内周面との間を水密に保つ。
【0005】また、前述した防水コネクタは、雄ハウジ
ングの筒部の内側に浸入した水などを外部に逃がすため
の貫通孔を備えている。貫通孔は、雄ハウジングの筒部
を貫通しており、筒部の内側でかつ本体部の外側の空間
と、雄ハウジングの外側とを連通している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した防水コネクタ
は、自動車のエンジンルームに取り付けられることがあ
る。また、前記自動車は、加圧された水などをかけられ
ることによって洗われる。(所謂高圧洗浄される)こと
がある。前述したコネクタは、自動車が高圧洗浄される
と、該高圧洗浄の際に用いられる加圧された水が、前記
貫通孔を通して雄ハウジング内に浸入することが考えら
れる。このとき、加圧された水が前記貫通孔を通して直
接(減圧されることなく)パッキンにぶつかることが考
えられる。
【0007】加圧された水などがパッキンに直接ぶつか
ると、水の圧力によって雌ハウジングの内周面から離れ
る方向にパッキンが弾性変形して、前記水が雌ハウジン
グとパッキンとの間に浸入する虞があった。雌ハウジン
グとパッキンとの間に浸入した水は、勿論、端子金具同
士の接触箇所に接触する虞がある。このように、従来の
防水コネクタでは、特に取り付けられた自動車が高圧洗
浄される際に、防水不完全となる虞があった。
【0008】したがって、本発明の第1の目的は、端子
金具同士の接触箇所に水などが浸入することを確実に防
止できる防水コネクタを提供することにある。第2の目
的は、相手側のコネクタハウジングの端子金具と収容す
る端子金具との接触箇所に水などが浸入することを確実
に防止できる防水コネクタのコネクタハウジングを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した第1の目的を達
成するために、請求項1に記載の本発明の防水コネクタ
は、コネクタハウジングと筒状の相手側のコネクタハウ
ジングとを互いに嵌合させて構成される防水コネクタに
おいて、前記コネクタハウジングは、筒状に形成されか
つ内側に前記相手側のコネクタハウジングが侵入する筒
部と、前記筒部内に収容されかつ端子金具を収容する本
体部と、前記本体部の外周面と前記相手側のコネクタハ
ウジングの内周面との間を水密に保つとともに前記本体
部の外周に取り付けられたシール部材と、前記本体部の
外側でかつ筒部の内側の空間と前記筒部の外側とを連通
しているとともに前記筒部を貫通した貫通孔と、前記貫
通孔の前記シール部材寄りの内縁部から前記相手側のコ
ネクタハウジングに向かって突出しているとともに前記
貫通孔と前記シール部材との間に配された突起と、を備
えたことを特徴としている。
【0010】第1の目的を達成するために、請求項2に
記載の本発明の防水コネクタは、請求項1に記載の防水
コネクタにおいて、コネクタハウジングと相手側のコネ
クタハウジングとを嵌合させると、前記突起と前記相手
側のコネクタハウジングとが互いに接触することを特徴
としている。
【0011】第1の目的を達成するために、請求項3に
記載の本発明の防水コネクタは、請求項1または請求項
2に記載の防水コネクタにおいて、突起と前記本体部と
の間に前記シール部材の少なくとも一部が位置すること
を特徴としている。
【0012】第2の目的を達成するために、請求項4に
記載の本発明の防水コネクタのコネクタハウジングは、
筒状の相手側のコネクタハウジングと嵌合する防水コネ
クタのコネクタハウジングにおいて、筒状に形成されか
つ内側に前記相手側のコネクタハウジングが侵入する筒
部と、前記筒部内に収容されかつ端子金具を収容する本
体部と、前記本体部の外周面と前記相手側のコネクタハ
ウジングの内周面との間を水密に保つとともに前記本体
部の外周に取り付けられたシール部材と、前記本体部の
外側でかつ筒部の内側の空間と前記筒部の外側とを連通
しているとともに前記筒部を貫通した貫通孔と、前記貫
通孔の前記シール部材寄りの内縁部から前記相手側のコ
ネクタハウジングに向かって突出しているとともに前記
貫通孔と前記シール部材との間に配された突起と、を備
えたことを特徴としている。
【0013】第2の目的を達成するために、請求項5に
記載の本発明の防水コネクタのコネクタハウジングは、
請求項4に記載の防水コネクタのコネクタハウジングに
おいて、相手側のコネクタハウジングと嵌合すると、前
記突起が前記相手側のコネクタハウジングに接触するこ
とを特徴としている。
【0014】第2の目的を達成するために、請求項6に
記載の本発明の防水コネクタのコネクタハウジングは、
請求項4または請求項5に記載の防水コネクタのコネク
タハウジングにおいて、前記突起と前記本体部との間に
前記シール部材の少なくとも一部が位置することを特徴
としている。
【0015】請求項1に記載した本発明の防水コネクタ
によれば、貫通孔が本体部の外側でかつ筒部の内側の空
間と筒部の外側とを連通している。このため、コネクタ
ハウジングの筒部内に浸入した水などの液体を、貫通孔
を通してコネクタハウジング外に逃がすことができる。
【0016】また、突起が、貫通孔のシール部材寄りの
内縁部から相手側のコネクタハウジングに向かって突出
している。突起が、貫通孔とシール部材との間に配され
ている。このため、貫通孔を通してコネクタハウジング
内に浸入する水などの液体が突起にぶつかることとな
る。
【0017】請求項2に記載した本発明の防水コネクタ
によれば、コネクタハウジングを嵌合させると、突起と
相手側のコネクタハウジングとが互いに接触する。この
ため、貫通孔を通してコネクタハウジング内に浸入する
水などの液体が、シール部材に直接ぶつからない。
【0018】請求項3に記載した本発明の防水コネクタ
によれば、突起と本体部との間にシール部材の少なくと
も一部が位置している。このため、貫通孔を通してコネ
クタハウジング内に浸入する水などの液体が突起にぶつ
かって、シール部材に確実にぶつからない。
【0019】請求項4に記載した本発明の防水コネクタ
のコネクタハウジングによれば、貫通孔が本体部の外側
でかつ筒部の内側の空間と筒部の外側とを連通してい
る。このため、筒部内に浸入した水などの液体を、貫通
孔を通してコネクタハウジング外に逃がすことができ
る。
【0020】また、突起が、貫通孔のシール部材寄りの
内縁部から相手側のコネクタハウジングに向かって突出
している。突起が、貫通孔とシール部材との間に配され
ている。このため、貫通孔を通してコネクタハウジング
内に浸入する水などの液体が突起にぶつかることとな
る。
【0021】請求項5に記載した本発明の防水コネクタ
のコネクタハウジングによれば、相手側のコネクタハウ
ジングに嵌合すると、突起が相手側のコネクタハウジン
グに接触する。このため、貫通孔を通してコネクタハウ
ジング内に浸入する水などの液体が、シール部材に直接
ぶつからない。
【0022】請求項6に記載した本発明の防水コネクタ
のコネクタハウジングによれば、突起と本体部との間に
シール部材の少なくとも一部が位置している。このた
め、貫通孔を通してコネクタハウジング内に浸入する水
などの液体が突起にぶつかって、シール部材に確実にぶ
つからない。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態にかかる防水
コネクタを図1ないし図21を参照して説明する。図1
などに示す防水コネクタ1は、自動車などに配索される
ワイヤハーネスを構成する。防水コネクタ1は、図1、
図12ないし図17に示すように、本明細書に記した相
手側のコネクタハウジングとしての筒状の雌型のコネク
タハウジング(以下雌ハウジングと呼ぶ)2と、本明細
書に記したコネクタハウジングとしての雄型のコネクタ
ハウジング(以下雄ハウジングと呼ぶ)3と、ロック保
障部材4と、を備えている。
【0024】雌ハウジング2は、合成樹脂からなる。雌
ハウジング2は、図1、図12ないし図17に示すよう
に、ハウジング本体2aを備えている。ハウジング本体
2aは、本体部10と、筒状の套体部11と、を備えて
いる。なお、本明細書では、筒状に形成されて内側に雄
ハウジング3の本体部15などが挿入されるコネクタハ
ウジングを雌型のコネクタハウジングと呼ぶ。
【0025】本体部10は、図12などに示すように、
複数の雄型の端子金具(以下雄端子と呼ぶ)40aを収
容する。本体部10は、互いに並設された複数の端子収
容室12を備えている。端子収容室12は、それぞれ、
直線状に延びており、前述した雄端子40aを収容す
る。
【0026】套体部11は、内側に雄ハウジング3の後
述する本体部15を受け入れる。套体部11は、本体部
10の外縁それぞれに連なる周壁13を複数備えて、箱
状(筒状)に形成されている。即ち、套体部11は、本
体部10に連なっている。周壁13の本体部10から離
れた縁部は、雄ハウジング3の本体部15を受け入れる
ための開口部を形成している。
【0027】套体部11の図中上側に位置する一つの周
壁13には、ロック係止部としてのロック突起5が形成
されている。ロック突起5は、前記一つの周壁13の外
表面から突出している。ロック突起5は、前記周壁13
の幅方向に沿った中央でかつ本体部10と套体部11と
が互いに連なる方向に沿った前記周壁13の中央に設け
られている。
【0028】ロック突起5の前記開口部寄りの端部に
は、テーパ面14が設けられている。テーパ面14は、
前記一つの周壁13から離れるのにしたがって、徐々に
前記開口部から離れる方向に、前記周壁13の外表面と
該外表面に直交する方向との双方に対し傾斜している。
ロック突起5は、後述するロック腕16のロック孔36
に係合する。
【0029】雄ハウジング3は、合成樹脂からなる。雄
ハウジング3は、図2ないし図5及び図12ないし図1
7に示すように、本体部15と、筒部としての套体部2
3と、ロック腕16と、シール部材としてのパッキン3
9とを備えている。なお、本明細書では、筒状の雌ハウ
ジング2内に挿入される本体部15などを備えたコネク
タハウジングを雄型のコネクタハウジングと呼ぶ。
【0030】本体部15は、筒状に形成されているとと
もに、図12などに示すように、複数の雌型の端子金具
(以下雌端子と呼ぶ)40bを収容する。本体部15
は、互いに並設された複数の端子収容室17を備えてい
る。端子収容室17は、それぞれ、直線状に延びてお
り、前述した雌端子40bを収容する。本体部15は、
端子収容室17と雌ハウジング2の端子収容室12とが
互いに連続するように、套体部11内に挿入される。
【0031】套体部23は、複数の周壁24を備えて箱
状(筒状)に形成されている。このため、雄ハウジング
3は、筒状に形成されている。套体部23は、内側に本
体部15を収容している。
【0032】周壁24は、本体部15内に収容される雌
端子40bの長手方向に沿って平坦である。套体部23
を構成する複数の周壁24の一端(套体部23の一端)
は、雌ハウジング2を受け入れるための開口部18を形
成している。周壁24の他端(套体部23の他端)に
は、壁50が連なっている。この壁50は、全ての周壁
24の他端に連なっている。このため、壁50は、套体
部23の他端を塞いでいる。
【0033】また、壁50は、本体部15の外縁に連な
っている。壁50は、本体部15の外縁から該本体部1
5の外方向に向かって延びている。さらに、この壁50
には、一対の孔51と、切欠き52とが設けられてい
る。これらの孔51と切欠き52は、図2、図7及び図
8に示すように、勿論壁50を貫通している。このた
め、孔51と切欠き52は、本体部15の外側でかつ套
体部23の内側の空間と套体部23の外側とを連通して
いる。
【0034】一対の孔51は、雄ハウジング3の幅方向
に沿って互いに間隔をあけて配されている。一対の孔5
1は、複数の周壁24のうち雄ハウジング3の幅方向に
沿って相対する一対の周壁24の近傍に配されている。
一対の孔51の内面は、図5及び図6に示すように、雄
ハウジング3の幅方向に沿って互いに相対する一対の周
壁24の内面と面一である。切欠き52は、周壁24の
うち図中上側に位置する一つの周壁24の近傍に配され
ている。切欠き52は、後述する切欠き19と連なって
いる。これらの一対の孔51と切欠き52は、套体部2
3内に浸入した水などの液体を套体部23外に排出する
ために用いられる。これらの一対の孔51と切欠き52
は、本明細書に記した貫通孔をなしている。
【0035】套体部23は、内側に雌ハウジング2が侵
入する。周壁24は、前記開口部18に近づくのにした
がって徐々に薄く形成されている。また、周壁24のう
ち図中上側に位置する一つの周壁24には、切欠き19
が設けられている。該切欠き19は、勿論周壁24を貫
通している。
【0036】さらに、套体部23即ち雄ハウジング3
は、複数の突起53を備えている。図示例では、雄ハウ
ジング3は、突起53を三つ備えている。三つの突起5
3のうち一つの突起53(以下符号53aで示す)は、
図4、図12ないし図17に示すように、切欠き52の
内縁部のうち本体部15即ちパッキン39寄りの内縁部
に位置する壁50から雌端子40bの長手方向に沿って
套体部23即ち雄ハウジング3の内側に向かって突出し
ているとともに、雄ハウジング3の外周側に向かって突
出している。
【0037】このことを本明細書では、突起53aが切
欠き52のパッキン39寄りの内縁部から突出している
という。さらに、突起53aは、ハウジング2,3が互
いに嵌合すると、切欠き52のパッキン39寄りの内縁
部から雌ハウジング2に向かって突出する。また、突起
53aは、ハウジング2,3が互いに嵌合すると、図2
0に示すように、雌ハウジング2の周壁13の縁と間隔
をあけて相対する。
【0038】三つの突起53のうち他の二つの突起53
(以下符号53bで示す)は、図5及び図6に示すよう
に、孔51の内縁部うち本体部15即ちパッキン39寄
りの内縁部に位置する壁50から雌端子40bの長手方
向に沿って套体部23即ち雄ハウジング3の内側に向か
って突出している。このことを本明細書では、突起53
bが孔51のパッキン39寄りの内縁部から突出してい
るという。さらに、突起53bは、ハウジング2,3が
互いに嵌合すると、図21に示すように、孔51のパッ
キン39寄りの内縁部から雌ハウジング2に向かって突
出する。
【0039】また、前述した三つの突起53a,53b
は、本体部15との間にパッキン39の壁50寄りの一
端部39a(図20及び図21などに示す)を位置させ
る。さらに、図20及び図21中の矢印K1,K2に沿
って、突起53a,53bは、切欠き52及び孔51
と、パッキン39との間に配されている。なお、矢印K
1,K2は、ハウジング2,3が互いに嵌合する際に、
これらのハウジング2,3が互いに近づく方向に対し交
差する方向である。
【0040】また、周壁24のうち図中下側に位置する
他の一つの周壁24には、切欠き54が設けられてい
る。切欠き54は、雄ハウジング3の套体部23内に誤
った品番の雌ハウジング2が侵入することを防止する。
切欠き54は、前記開口部18をなす周壁24の縁から
凹に形成されている。このため、切欠き54は、套体部
23の雌ハウジング2寄りの縁部を切り欠いている。
【0041】切欠き54の前記突起53即ち雌ハウジン
グ2に相対する面55は、図4に示すように、前記開口
部18即ち雌ハウジング2から離れるのにしたがって徐
々に雄ハウジング3の外側に向かう方向に傾いている。
また、前記面55は、雌ハウジング2と雄ハウジング3
とが互いに嵌合する際に、これらのハウジング2,3が
互いに近づく方向に対し傾いている。
【0042】ロック腕16は、合成樹脂からなり弾性変
形自在である。ロック腕16は、図11に示すように、
一対の第1の棒部材20a,20bと、一対の第2の棒
部材21a,21bとを備えて、枠状に形成されてい
る。第1の棒部材20a,20bは、互いに間隔をあけ
て、互いに平行に配される。第2の棒部材21a,21
bは、第1の棒部材20a,20bより短い。第2の棒
部材21a,21bは、互いに間隔をあけて、互いに平
行に配される。それぞれの第2の棒部材21a,21b
は、一対の第1の棒部材20a,20bの互いに相対す
る端部を連結している。
【0043】ロック腕16は、套体部23の内側に配さ
れている。ロック腕16は、前記切欠き19が設けられ
た周壁24と本体部15との間に配されている。ロック
腕16の長手方向は、端子収容室17即ち雌端子40b
の長手方向と平行である。ロック腕16の長手方向は、
ハウジング2,3が互いに嵌合する際にこれらのハウジ
ング2,3が互いに近づく方向に沿っている。ロック腕
16の長手方向の中央には、一対の支持片22(図11
に示す)が取り付けられている。
【0044】支持片22は、ロック腕16の幅方向の両
縁に連なっている。支持片22は、ロック腕16の幅方
向の縁と套体部23の内面との双方に連なっている。支
持片22は、ロック腕16と套体部23との双方と一体
に形成されている。支持片22は、弾性変形自在であ
る。このため、ロック腕16は、長手方向の中央を中心
として、套体部23に対し変位自在に支持されている。
即ち、支持片22が弾性変形すると、ロック腕16の長
手方向の中央が套体部23に対し殆ど変位しないととも
に、ロック腕16の長手方向の両端部が套体部23に対
し変位する。
【0045】一対の第1の棒部材20a,20bそれぞ
れの前記開口部18から離れた端部には、図11に示す
ように、爪26が設けられている。爪26は、前記端部
から互いに近づく方向に突出している。爪26の前記開
口部18から離れた端部には、傾斜面27が設けられて
いる。傾斜面27は、前記開口部18即ち雌ハウジング
2に近づくのにしたがって、徐々にロック腕16の内側
に向かう方向に、ロック腕16の長手方向と幅方向との
双方に対し傾斜している。
【0046】ロック腕16の内側は、ロック孔36をな
している。ロック孔36の内側にロック突起5が侵入し
て、該ロック突起5がロック孔36に係合する。即ち、
ロック腕16には、ロック突起5が係合可能である。
【0047】パッキン39は、弾性変形可能な合成樹脂
からなる。パッキン39は、輪状に形成されている。パ
ッキン39は、内側に本体部15を通している。パッキ
ン39は、本体部15の全周に亘って該本体部15の外
周に取り付けられている。パッキン39は、ハウジング
2,3が互いに嵌合すると、本体部15の外周面と雌ハ
ウジング2の周壁13の内周面との双方に密に接触す
る。パッキン39は、ハウジング2,3が互いに嵌合す
ると、本体部15の外周面と雌ハウジング2の周壁13
の内周面との間を水密に保つ。
【0048】ロック保障部材4は、合成樹脂からなりか
つ弾性変形自在である。ロック保障部材4は、図9及び
図10に示すように、アーム状に形成された部材本体2
5と、取付部28と、当接部30と、突起29と、を備
えている。
【0049】部材本体25は、長手方向が前記ハウジン
グ2,3が互いに近づく方向に沿う状態で、前記ロック
孔36の内側に通される。部材本体25の前記開口部1
8から離れた一端部は、図12などに示すように、一対
の第2の棒部材21a,21bのうち前記開口部18か
ら離れた第2の棒部材21aと本体部15との間に配さ
れる。
【0050】部材本体25の前記開口部18寄りの他端
部は、一対の第2の棒部材21a,21bのうち前記開
口部18寄りの第2の棒部材21bと周壁24との間に
配される。即ち、一端部がロック腕16と本体部15と
の間に位置しかつ他端部がロック腕16と周壁24との
間に位置した状態で、ロック保障部材4の部材本体25
は、ロック腕16のロック孔36内に通される。
【0051】取付部28は、部材本体25の前記一端部
に連なっている。取付部28は、第1の延在部31と第
2の延在部32と係止爪33とを備えて、側方からみて
コ字型に形成されている。第1の延在部31は、前記一
端部から雄ハウジング3の外方向に向かって、前記第2
の棒部材21aの厚み分延びている。第2の延在部32
は、前記第1の延在部31の部材本体25から離れた端
部から部材本体25と平行に開口部18に向かって延び
ている。第2の延在部32は、前記第2の棒部材21a
の幅より長い。係止爪33は、前記第2の延在部32の
開口部18寄りの端部から部材本体25に向かって延び
ている。
【0052】取付部28は、係止爪33がロック孔36
の内側に侵入しかつ第1の延在部31と第2の延在部3
2と係止爪33との間に第2の棒部材21aを収容した
格好で、ロック腕16に取り付けられる。このため、取
付部28即ちロック保障部材4は、第1の延在部31が
第2の棒部材21aに接触した位置(図12などに示し
以下規制位置と呼ぶ)と、係止爪33が第2の棒部材2
1aに接触した位置(図14などに示し以下許容位置と
呼ぶ)とに亘って、スライド自在にロック腕16に支持
される。又、取付部28がロック腕16に取り付けられ
ると、第2の延在部32は切欠き19を通して、外部に
露出する。
【0053】なお、前記規制位置では、係止爪33は勿
論第2の棒部材21aと間隔をあけているとともに、許
容位置では、第1の延在部31は勿論第2の棒部材21
aと間隔をあけている。また、前記規制位置では、取付
部28は、雄ハウジング3の雌ハウジング2から最も離
れた外面と面一または前記外面から若干凹む。許容位置
では、取付部28は、雄ハウジング3の雌ハウジング2
から最も離れた外面から突出する。
【0054】当接部30は、部材本体25の開口部18
寄りの他端部に設けられている。当接部30は、前記他
端部から本体部15に向かって延びている。当接部30
は、前記規制位置では、一対の第2の棒部材21a,2
1bのうち開口部18寄りの第2の棒部材21bと間隔
をあける。当接部30は、前記許容位置では、前記開口
部18寄りの第2の棒部材21bに接触する。前述した
取付部28と当接部30とによって、ロック腕16にス
ライド自在に支持されたロック保障部材4は、該ロック
腕16から外れない。即ち、ロック保障部材4は、規制
位置より雌ハウジング2に近づくことが防止されている
とともに、許容位置より雌ハウジング2から離れること
が防止されている。
【0055】当接部30の開口部18寄りの表面(以下
接触面と呼ぶ)34は、平坦である。接触面34は、ハ
ウジング2,3が互いに近づけられる方向に対し直交し
ている。接触面34は、前記規制位置と許容位置とに亘
って、ハウジング2,3が互いに嵌合する際に、雌ハウ
ジング2のロック突起5に接触する。
【0056】突起29は、部材本体25の長手方向の中
央部に設けられている。突起29は、部材本体25から
前述した一つの周壁24に向かって延びている。突起2
9は、前記規制位置では、前記一つの周壁24の内面と
接触するまたは前記内面と相対する。また、突起29
は、前記許容位置では、前記切欠き19を通して露出す
る。
【0057】また、前記部材本体25の前述した一端部
の幅は、前記爪26間の間隔と略等しい。前記部材本体
25の一端部には、一対の凸部35が設けられている。
凸部35は、図10に示すように、部材本体25の幅方
向の両縁から該幅方向に沿って部材本体25の外方向に
突出している。凸部35は、図18及び図19中に二点
鎖線で示すように、第1の傾斜面37と第2の傾斜面3
8とを備えている。
【0058】第1の傾斜面37は、前記開口部18から
離れた即ち雄ハウジング3の外側寄りの凸部35の端部
に設けられている。第1の傾斜面37は、前記開口部1
8から離れる即ち雄ハウジング3の外側に向かうにした
がって徐々に部材本体25に近づく方向に、部材本体2
5の長手方向と幅方向との双方に対し傾斜している。第
1の傾斜面37は、図19に示すように、前記規制位置
で前記爪26と相対する。
【0059】第2の傾斜面38は、前記開口部18寄り
即ち雄ハウジング3の内側寄りの凸部35の端部に設け
られている。第2の傾斜面38は、前記開口部18に近
づく即ち雄ハウジング3の内側に向かうにしたがって徐
々に部材本体25に近づく方向に、部材本体25の長手
方向と幅方向との双方に対し傾斜している。第2の傾斜
面38は、図18に示すように、前記許容位置では爪2
6の傾斜面27と相対する。なお、前述した一対の爪2
6と前記一対の凸部35とで、位置保持手段をなしてい
る。
【0060】規制位置では、図19に示すように、第1
の傾斜面37が爪26と相対しているとともに、凸部3
5が第1の棒部材20a,20b間即ちロック腕16の
内側に位置している。ロック保障部材4を雄ハウジング
3の外側に向かって変位させると、第1の傾斜面37が
爪26に接触する。すると、第1の棒部材20a,20
b間の間隔が拡がる方向にロック腕16が弾性変形す
る。そして、弾性復元力を生じる。そして、爪26が凸
部35を越えて、図18に示すように、第2の傾斜面3
8が爪26の傾斜面27と相対する許容位置に変位す
る。そして、弾性復元力がなくなる。
【0061】また、許容位置から規制位置に向かって変
位させる場合も、一旦、第1の棒部材20a,20b間
の間隔が拡がる方向にロック腕16が弾性変形する。そ
して、弾性復元力を生じる。規制位置に変位すると、前
記弾性復元力がなくなる。このように、前記爪26と凸
部35によって、規制位置から許容位置及び許容位置か
ら規制位置に変位する際に、ロック腕16が弾性変形し
て弾性復元力を生じる。このため、規制位置から許容位
置及び許容位置から規制位置に変位する際に、前記弾性
復元力に伴って、抵抗が生じる。
【0062】このため、前記爪26と凸部35とは、前
記規制位置から許容位置及び許容位置から規制位置に変
位するロック保障部材4に節度感を付与する。さらに、
前記爪26と凸部35とは、規制位置に位置したロック
保障部材4を該規制位置に保つとともに、許容位置に位
置したロック保障部材4を該許容位置に保つ。また、前
記爪26と凸部35とは、前記傾斜面37,38などに
よって、前記規制位置と許容位置とに亘って互いに係止
する。
【0063】規制位置では、突起29が前記一つの周壁
24の内面と接触又は相対している。このため、前記開
口部18寄りの部材本体25の他端部が雄ハウジング3
の外側に向かって変位することが規制されている。した
がって、ロック腕16が弾性変形することが規制されて
いる。このように、規制位置では、ロック保障部材4
は、ロック腕16の弾性変形を規制している。
【0064】許容位置では、突起29が切欠き19を通
して雄ハウジング3の外側に露出する。このため、前記
開口部18寄りの部材本体25の端部が雄ハウジング3
の外側に向かって変位することが許容されている。した
がって、ロック腕16が弾性変形することが許容されて
いる。このように、許容位置では、ロック保障部材4
は、ロック腕16の弾性変形を許容している。
【0065】前述した構成の防水コネクタ1を組み立て
る際には、雌ハウジング2と雄ハウジング3の嵌合前に
は、ロック保障部材4を図7及び図12に示す規制位置
に位置させるのが望ましい。雌ハウジング2と雄ハウジ
ング3とを互いに嵌合させる際には、まず、図1及び図
12に示すように、套体部11の開口部と、套体部23
の開口部18とを相対させる。なお、このとき、套体部
11の開口部は本体部15と相対している。
【0066】そして、套体部11内に本体部15を徐々
に挿入していくとともに、套体部23内に雌ハウジング
2を徐々に挿入していく。すると、図13に示すよう
に、ロック突起5のテーパ面14と、ロック保障部材4
の接触面34即ち当接部30と、が互いに当接する。
【0067】さらに、套体部11内に本体部15を挿入
し、かつ套体部23内に雌ハウジング2を挿入していく
と、突起29が周壁24の内面と相対しているため、ロ
ック保障部材4が許容位置に向かってスライドする。そ
して、第1の棒部材20a,20b間の間隔が一旦拡が
る方向にロック腕16が弾性変形して、爪26が凸部3
5を越えて、図8及び図14に示すように、ロック保障
部材4が許容位置に変位する。そして、突起29が切欠
き19を通して露出する。ロック腕16は、弾性変形自
在となる。
【0068】さらに、套体部11内に本体部15を挿入
し、かつ套体部23内に雌ハウジング2を挿入していく
と、当接部30と開口部18寄りの第2の棒部材21b
とがテーパ面14によって案内されて、雄ハウジング3
の外側に変位する。なお、このとき、ロック保障部材4
の部材本体25とロック腕16は、当接部30即ち部材
本体25の開口部18寄りの他端部と第2の棒部材21
bとが、周壁24に近づく方向に弾性変形している。そ
して、図15に示すように、当接部30と第2の棒部材
21bとがロック突起5に乗り上げる。
【0069】このように、ロック保障部材4は、前記雌
ハウジング2と前記雄ハウジング3とを互いに嵌合させ
る際に前記ロック腕16とロック突起5とが互いに係合
するまで、前記規制位置から許容位置に向かって雌ハウ
ジング2から離れる方向に移動する。そして、ロック保
障部材4は、前記雌ハウジング2と前記雄ハウジング3
とを互いに嵌合させる際に、前記許容位置に位置すると
前記取付部28が、前記雄ハウジング3の外面から突出
する。
【0070】さらに、套体部11内に本体部15を挿入
し、かつ套体部23内に雌ハウジング2を挿入していく
と、当接部30と第2の棒部材21bとがロック突起5
を越えて、ロック孔36内にロック突起5が侵入する。
ロック孔36内にロック突起5が侵入すると、ロック腕
16と部材本体25の弾性復元力によって、図16に示
すように、ロック孔36内にロック突起5に係合する。
【0071】こうして、ロック保障部材4を規制位置に
位置した状態で、雌ハウジング2と雄ハウジング3とを
嵌合すると、ロック保障部材4は許容位置に変位する。
その後、ロック保障部材4を雌ハウジング2に向かって
移動する。すると、第1の棒部材20a,20b間の間
隔が拡がる方向にロック腕16が一旦弾性変形する。そ
して、ロック保障部材4が、図17に示すように、前記
規制位置に位置する。雌ハウジング2と雄ハウジング3
とが嵌合して、雄端子40aと雌端子40bとが互いに
電気的に接続する。
【0072】前述したように嵌合した雌ハウジング2と
雄ハウジング3とを取り外す際には、まず、ロック保障
部材4を規制位置から許容位置に向かって移動させる。
その後、取付部28を図16中の下方に向かって押し
て、ロック腕16とロック保障部材4とを弾性変形させ
て、第2の棒部材21bと当接部30とを雌ハウジング
2の周壁13から遠ざける。そして、ロック突起5をロ
ック孔36から抜け出させる。そして、雌ハウジング2
と雄ハウジング3とを互いに離れる方向に移動させて、
これらのハウジング2,3を互いに取り外す。
【0073】また、雌ハウジング2と雄ハウジング3と
が半嵌合状態である場合、即ち、図15に示すように、
当接部30と第2の棒部材21bとがロック突起5に乗
り上げて、ロック突起5がロック孔36に係合していな
い状態では、突起29が切欠き19の縁などに接触し
て、ロック保障部材4を規制位置に向かって移動できな
い。このように、ロック保障部材4を規制位置に向かっ
て移動できるか否かを確認することによって、ハウジン
グ2,3が確実に嵌合しているか否かを把握することが
できる。
【0074】また、ハウジング2,3が互いに嵌合した
状態では、ロック保障部材4の突起29と雄ハウジング
3の周壁24の内面とが互いに相対している又は接触し
ている。そして、突起29は、ロック突起5とロック腕
16との係合が解除する方向に部材本体25とロック腕
16が変形することを規制する。このため、ロック保障
部材4が規制位置に位置し、かつハウジング2,3が互
いに嵌合した状態で、ハウジング2,3を互いに離れさ
せようとしても、ロック孔36内にロック突起5が係合
したままとなる。したがって、ロック保障部材4が規制
位置に位置すると、互いに嵌合したハウジング2,3
は、不意に互いに外れない。
【0075】さらに、ハウジング2,3が互いに嵌合し
た状態で、規制位置に位置するロック保障部材4を雌ハ
ウジング2から離れる方向に移動させると、突起29
は、ロック保障部材4の移動を妨げない。このため、ロ
ック保障部材4をスムーズに許容位置に移動させること
ができる。したがって、規制位置から許容位置にロック
保障部材4を移動させることによって、ハウジング2,
3を容易に外すことができる。
【0076】本実施形態によれば、孔51と切欠き52
が、套体部23の内側の空間と套体部23の外側とを連
通している。このため、雄ハウジング3の套体部23内
に浸入した水などの液体を、孔51と切欠き52を通し
て雄ハウジング3外に確実に逃がすことができる。
【0077】また、突起53a,53bが、切欠き52
及び孔51のパッキン39寄りの内縁部から雌ハウジン
グ2に向かって突出している。突起53a,53bが、
切欠き52及び孔51とパッキン39との間に配されて
いる。このため、切欠き52及び孔51を通して雄ハウ
ジング3内に浸入する水などの液体が突起53a,53
bにぶつかることとなる。このため、切欠き52及び孔
51を通して雄ハウジング3内に浸入する水などの液体
が、パッキン39に直接ぶつかることがなくなるので、
パッキン39は本体部15と雌ハウジング2との間を確
実に水密に保つ。したがって、端子40a,40b同士
の接触箇所に水などの液体が浸入することを確実に防止
できる。
【0078】さらに、突起53a,53bと本体部15
との間にパッキン39の少なくとも壁50寄りの一端部
39aが位置している。なお、一端部39aは、本明細
書に記したパッキン39の一部をなしている。このた
め、切欠き52及び孔51を通して雄ハウジング3内に
浸入する水などの液体が突起53a,53bにぶつかっ
て、直接パッキン39に確実にぶつからない。このた
め、パッキン39は、本体部15と雌ハウジング2との
間をより確実に水密に保つ。したがって、端子40a,
40b同士の接触箇所に水などの液体が浸入することを
より確実に防止できる。
【0079】また、本実施形態では、ハウジング2,3
が互いに嵌合すると、突起53aと雌ハウジング2の周
壁13の縁とが間隔をあけて相対する。しかしながら、
本発明では、図22に示すように、ハウジング2,3が
互いに嵌合すると、突起53aと雌ハウジング2の周壁
13の縁とを接触させても良い。
【0080】この場合、ハウジング2,3を互いに嵌合
させると、突起53aと雌ハウジング3とが互いに接触
するため、切欠き52を通して雄ハウジング3内に浸入
する水などの液体が、パッキン39に直接確実にぶつか
らない。このため、パッキン39は本体部15と雌ハウ
ジング2との間をより確実に水密に保つ。したがって、
端子40a,40b同士の接触箇所に水などの液体が浸
入することをより一層確実に防止できる。
【0081】さらに、前述した実施形態では壁50に孔
51と切欠き52を設けている。しかしながら、本発明
では、周壁24に孔などを設けて該孔のパッキン39寄
りの内縁部に突起を設けても良い。この場合、突起は、
孔の内縁部から本体部15に向かって突出しているとと
もに、孔とパッキン39との間に配される。さらに、突
起と本体部15との間にパッキン39の少なくとも一部
を位置させる。
【0082】また、雌ハウジング2と雄ハウジング3と
を嵌合させる際に、ロック保障部材4が規制位置から許
容位置に変位する。このため、作業員が、ロック保障部
材4を認識しやすくなる。このため、作業員が、ロック
保障部材4を規制位置に向かって変位させることを忘れ
にくくなる。したがって、嵌合後に雌ハウジング2と雄
ハウジング3とが不意に外れることを確実に防止でき
る。
【0083】また、ロック保障部材4の位置を確認する
ことによって、ロック腕16とロック突起5とが係合し
たか否かを確実に把握できる。したがって、嵌合後に雌
ハウジング2と雄ハウジング3とが不意に外れることを
より確実に防止できる。
【0084】また、雌ハウジング2と雄ハウジング3と
を嵌合させる際に、ロック保障部材4の取付部28が雄
ハウジング3の外面から外側に突出する。このため、作
業員が、ロック保障部材4を認識しやすくなる。このた
め、作業員が、ロック保障部材4を規制位置に向かって
変位させることを忘れにくくなる。したがって、嵌合後
に雌ハウジング2と雄ハウジング3とが不意に外れるこ
とをより確実に防止できる。
【0085】また、許容位置では、ロック保障部材4の
取付部28が突出する。このため、前記ロック保障部材
4を介してロック腕16を弾性変形しやすくなり、ロッ
ク腕16とロック突起5との係合を外し易くなる。した
がって、雌ハウジング2と雄ハウジング3とを容易に外
しやすくなる。
【0086】一対の爪26と一対の凸部35が、ロック
保障部材4の位置を保つ。このため、雌ハウジング2と
雄ハウジング3との嵌合後に規制位置に変位されたロッ
ク保障部材4が許容位置に変位することを防止できる。
したがって、嵌合後に雌ハウジング2と雄ハウジング3
とが不意に外れることをより確実に防止できる。
【0087】また、規制位置では、突起29が雄ハウジ
ング3の周壁24の内面と接触するなどして、ロック保
障部材4の部材本体25とロック腕16を弾性変形させ
ない。このように、規制位置では、突起29がロック腕
16の弾性変形を規制する。このため、ロック保障部材
4が規制位置に位置すると、ロック腕16の弾性変形が
規制されるので、雌ハウジング2と雄ハウジング3とが
不意に外れることを防止できる。
【0088】ロック腕16が弾性変形した状態では、突
起29は、切欠き19から突出しようとする。このた
め、ロック腕16が弾性変形した状態では、突起29に
よって、ロック保障部材4は許容位置に保たれる。この
ため、ロック腕16とロック突起5とが完全に係止した
か否か即ち雌ハウジング2と雄ハウジング3とが完全に
嵌合したか否かを把握できる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、貫通孔が本体部の外側でかつ筒部の内側の空
間と筒部の外側とを連通している。このため、コネクタ
ハウジングの筒部内に浸入した水などの液体を、貫通孔
を通してコネクタハウジング外に逃がすことができる。
【0090】また、突起が、貫通孔のシール部材寄りの
内縁部から相手側のコネクタハウジングに向かって突出
している。突起が、貫通孔とシール部材との間に配され
ている。このため、貫通孔を通してコネクタハウジング
内に浸入する水などの液体が突起にぶつかることとな
る。このため、貫通孔を通してコネクタハウジング内に
浸入する水などの液体がシール部材に直接ぶつかること
がなくなるので、シール部材は本体部と相手側のコネク
タハウジングの内側とを確実に水密に保つ。したがっ
て、端子金具同士の接触箇所に水などの液体が浸入する
ことを確実に防止できる。
【0091】請求項2に記載の本発明は、コネクタハウ
ジングを嵌合させると、突起と相手側のコネクタハウジ
ングとが互いに接触する。このため、貫通孔を通してコ
ネクタハウジング内に浸入する水などの液体が、シール
部材に直接確実にぶつからない。このため、シール部材
は本体部と相手側のコネクタハウジングの内側とをより
確実に水密に保つ。したがって、端子金具同士の接触箇
所に水などの液体が浸入することをより確実に防止でき
る。
【0092】請求項3に記載の本発明は、突起と本体部
との間にシール部材の少なくとも一部が位置している。
このため、貫通孔を通してコネクタハウジング内に浸入
する水などの液体が突起にぶつかって、シール部材に確
実にぶつからない。シール部材は本体部と相手側のコネ
クタハウジングの内側とをより確実に水密に保つ。した
がって、端子金具同士の接触箇所に水などの液体が浸入
することを確実に防止できる。
【0093】請求項4に記載の本発明は、貫通孔が本体
部の外側でかつ筒部の内側の空間と筒部の外側とを連通
している。このため、筒部内に浸入した水などの液体
を、貫通孔を通してコネクタハウジング外に逃がすこと
ができる。
【0094】また、突起が、貫通孔のシール部材寄りの
内縁部から相手側のコネクタハウジングに向かって突出
している。突起が、貫通孔とシール部材との間に配され
ている。このため、貫通孔を通してコネクタハウジング
内に浸入する水などの液体が突起にぶつかることとな
る。このため、貫通孔を通してコネクタハウジング内に
浸入する水などの液体がシール部材に直接ぶつかること
がなくなるので、シール部材は本体部と相手側のコネク
タハウジングの内側とを確実に水密に保つ。したがっ
て、端子金具同士の接触箇所に水などの液体が浸入する
ことを確実に防止できる。
【0095】請求項5に記載の本発明は、相手側のコネ
クタハウジングに嵌合すると、突起が相手側のコネクタ
ハウジングに接触する。このため、貫通孔を通してコネ
クタハウジング内に浸入する水などの液体が、シール部
材に直接ぶつからない。シール部材は本体部と相手側の
コネクタハウジングの内側とをより確実に水密に保つ。
したがって、端子金具同士の接触箇所に水などの液体が
浸入することをより確実に防止できる。
【0096】請求項6に記載の本発明は、突起と本体部
との間にシール部材の少なくとも一部が位置している。
このため、貫通孔を通してコネクタハウジング内に浸入
する水などの液体が突起にぶつかって、シール部材に確
実に直接ぶつからない。シール部材は本体部と相手側の
コネクタハウジングの内側とをより確実に水密に保つ。
したがって、端子金具同士の接触箇所に水などの液体が
浸入することをより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる防水コネクタを分
解して示す斜視図である。
【図2】図1に示された防水コネクタの雄ハウジングの
正面図である。
【図3】図2中のIII−III線に沿う断面図であ
る。
【図4】図2中のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2中のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図5中のVI部を拡大して示す断面図である。
【図7】図1に示された防水コネクタのロック補償部材
が規制位置に位置した状態を示す雄ハウジングの背面図
である。
【図8】図1に示された防水コネクタのロック補償部材
が許容位置に位置した状態を示す雄ハウジングの背面図
である。
【図9】図1に示された防水コネクタのロック保障部材
の側面図である。
【図10】図9中の矢印X方向からみたロック保障部材
の正面図である。
【図11】図1に示された防水コネクタのロック腕を下
方からみた平面図である。
【図12】図1中のXII−XII線に沿う断面図であ
る。
【図13】図12に示す状態から雌ハウジングと雄ハウ
ジングとを嵌合させ始めた状態を示す断面図である。
【図14】図13に示す状態からロック保障部材が許容
位置に変位した状態を示す断面図である。
【図15】図14に示す状態からロック保障部材とロッ
ク腕が弾性変形した状態を示す断面図である。
【図16】図15に示す状態からロック腕のロック孔に
ロック突起が係合した状態を示す断面図である。
【図17】図16に示す状態からロック保障部材を規制
位置に変位させた状態を示す断面図である。
【図18】図1に示された防水コネクタの許容位置の爪
と凸部との位置関係を模式的に示す説明図である。
【図19】図1に示された防水コネクタの規制位置の爪
と凸部との位置関係を模式的に示す説明図である。
【図20】図1に示された防水コネクタの雌ハウジング
2と雄ハウジングとが嵌合した状態のパッキンと突起な
どを示す断面図である。
【図21】図1に示された防水コネクタの雌ハウジング
2と雄ハウジングとが嵌合した状態のパッキンと突起な
どを示す他の断面図である。
【図22】図20に示された突起などの変形例を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 防水コネクタ 2 雌ハウジング(相手側のコネクタハウジング) 3 雄ハウジング(コネクタハウジング) 15 本体部 23 套体部(筒部) 39 パッキン(シール部材) 39a 一端部(一部) 40a 雄端子(端子金具) 40b 雌端子(端子金具) 51 孔(貫通孔) 52 切欠き(貫通孔) 53,53a,53b 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングと筒状の相手側のコ
    ネクタハウジングとを互いに嵌合させて構成される防水
    コネクタにおいて、 前記コネクタハウジングは、 筒状に形成されかつ内側に前記相手側のコネクタハウジ
    ングが侵入する筒部と、 前記筒部内に収容されかつ端子金具を収容する本体部
    と、 前記本体部の外周面と前記相手側のコネクタハウジング
    の内周面との間を水密に保つとともに前記本体部の外周
    に取り付けられたシール部材と、 前記本体部の外側でかつ筒部の内側の空間と前記筒部の
    外側とを連通しているとともに前記筒部を貫通した貫通
    孔と、 前記貫通孔の前記シール部材寄りの内縁部から前記相手
    側のコネクタハウジングに向かって突出しているととも
    に前記貫通孔と前記シール部材との間に配された突起
    と、を備えたことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 コネクタハウジングと相手側のコネクタ
    ハウジングとを嵌合させると、前記突起と前記相手側の
    コネクタハウジングとが互いに接触することを特徴とす
    る請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 【請求項3】 突起と前記本体部との間に前記シール部
    材の少なくとも一部が位置することを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の防水コネクタ。
  4. 【請求項4】 筒状の相手側のコネクタハウジングと嵌
    合する防水コネクタのコネクタハウジングにおいて、 筒状に形成されかつ内側に前記相手側のコネクタハウジ
    ングが侵入する筒部と、 前記筒部内に収容されかつ端子金具を収容する本体部
    と、 前記本体部の外周面と前記相手側のコネクタハウジング
    の内周面との間を水密に保つとともに前記本体部の外周
    に取り付けられたシール部材と、 前記本体部の外側でかつ筒部の内側の空間と前記筒部の
    外側とを連通しているとともに前記筒部を貫通した貫通
    孔と、 前記貫通孔の前記シール部材寄りの内縁部から前記相手
    側のコネクタハウジングに向かって突出しているととも
    に前記貫通孔と前記シール部材との間に配された突起
    と、 を備えたことを特徴とする防水コネクタのコネクタハウ
    ジング。
  5. 【請求項5】 相手側のコネクタハウジングと嵌合する
    と、前記突起が前記相手側のコネクタハウジングに接触
    することを特徴とする請求項4記載の防水コネクタのコ
    ネクタハウジング。
  6. 【請求項6】 前記突起と前記本体部との間に前記シー
    ル部材の少なくとも一部が位置することを特徴とする請
    求項4または請求項5記載の防水コネクタのコネクタハ
    ウジング。
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