JPH0511243Y2 - - Google Patents

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JPH0511243Y2
JPH0511243Y2 JP1986033771U JP3377186U JPH0511243Y2 JP H0511243 Y2 JPH0511243 Y2 JP H0511243Y2 JP 1986033771 U JP1986033771 U JP 1986033771U JP 3377186 U JP3377186 U JP 3377186U JP H0511243 Y2 JPH0511243 Y2 JP H0511243Y2
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JP
Japan
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roller
sheet
driven roller
feed roller
copy paper
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複写機等に用いられる紙送り装置等
のシートの送り装置に係り、特にシート及びロー
ラの振動を防止して騒音の発生を抑制しうるよう
になしたシート送り装置に関するものである。
従来技術 第2図は、この考案の背景となる比較的簡易な
構造の複写機の概略構造を示すものである。この
ような複写機は、図に示す如く、複写機本体10
の上部に設けたコンタクトガラスよりなる原稿台
11と原稿カバー12との間に挟まれた原稿を実
線位置13aから二点鎖線位置13bまで移動す
る光源により露光走査し、こうして得られる原稿
の光学的な像を感光ドラム14の表面に静電潜像
として形成するものであり、ここに15はミラ
ー、16はレンズで、これらの光学系を通過する
光線が一点鎖線で示されている。
一方、上記複写機本体10の下部に装着された
カセツト17から、給紙ローラ18により送り出
されるコピー用紙19は、ガイド部20を通つて
フイードローラ部21に至り、このフイードロー
ラ部21で送り出されて、さらにガイド部22に
供給される。
前記給紙ローラ18は、摩擦部材23に押し付
けられ、この給紙ローラ18に接触する最上層の
コピー用紙19のみをガイド部20に向かつて送
り出すもので、送り出したコピー用紙19は前記
フイードローラ部21を経て、その先端がガイド
部20の一端に設けたレジストローラ24(シー
ト停止手段)に差し込まれて停止する。
一方、前記フイードローラ部21は、常時回転
する送りローラ25と第3図に示すように、この
送りローラ25との間でコピー用紙19を把持
し、送りローラ25に向かつて、バネ部材26に
より弾性的に、且つ離接自在に押圧された従動ロ
ーラ27とにより構成されている。この送りロー
ラ25は、コピー用紙19の送りが停止された状
態においても、常時回転を続ける。このような常
時回転する送りローラ25に対して、バネ部材2
6によりコピー用紙19を介して押し付けられる
従動ローラ27は、前記送りローラ25の回転に
かかわらず、コピー用紙19が停止しているため
その回転は停止される。
こうして、レジストローラ24に差し込まれた
状態で一旦停止したコピー用紙19は、やがてレ
ジストローラ24が回転されることにより、この
レジストローラ24に送られて、感光ドラム14
の回りに設けられた転写部28に送られ、ここで
現像装置29により、感光ドラム14の表面に形
成されたトナー像がコピー用紙19に転写され
る。
続いて、トナー像の転写されたコピー用紙19
は、搬送装置30を経て定着装置31に至り、こ
こでトナー像が定着されて排紙ローラ32を通り
排紙トレイ33へ排紙される。
従来技術の問題点 上記のような送りローラ25、従動ローラ27
及びレジストローラ24を具備してなるコピー用
紙送り機構においては、前記のようにレジストロ
ーラ24が停止し、このレジストローラ24に止
められてコピー用紙19の搬送が停止された状態
においても、コピー用紙の中間部を把持する送り
ローラ25が常時回転すると共に、従動ローラ2
7がコピー用紙に対して離接自在の状態で、バネ
部材26により送りローラ25に対して軽く押し
付けられているのみであるので、上記送りローラ
25と従動ローラ27により引つ張られたコピー
用紙19は、回転する送りローラ25とのスリツ
プにより微少な振幅で振動を生じ、且つこの振動
により、軟らかいバネ部材26に押さえられた従
動ローラ27とコピー用紙19との共振ないしは
ビビリ音による所謂“鳴き”と称される騒音が発
生していた。
考案の目的 本考案は、上記したようなコピー用紙等のシー
ト等に接触して回り続ける送りローラ及びこれら
に比較的緩い力で押しつけられた従動ローラより
なるシート送り部から発生する騒音の抑制を目的
とするものである。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案が採用する
主たる手段は、シートの搬送方向下流側でシート
と当接してその搬送を停止させるシート停止手段
と、上記シート停止手段より上流側にあつて常時
回転する送りローラと、上記送りローラとの間で
シートを把持し、送りローラに向かつて弾性的且
つ離接自在に押圧されている従動ローラとを具備
してなるシート送り装置において、前記従動ロー
ラの外周面に片持状で弾性的に摺接され、従動ロ
ーラの振動を抑制する防振部材を具備してなる点
に係るシート送り装置である。
実施例 続いて添付した第1図を参照して本考案を具体
化した実施例に付き、説明し、本考案の理解に供
する。ここに第1図は本考案を複写機用コピー用
紙の送り装置に適用した実施例を示す概略側面図
である。
尚、以下の実施例は本考案の一具体例に過ぎ
ず、本考案を原稿、プラスチツクシート、その他
のシートの送り装置等に適用したり、実用新案登
録請求の範囲に記載した技術思想の範囲内で種々
変形を施すことは、本考案の技術的範囲に全て属
するものである。
尚、第2図及び第3図に示した従来の要素と共
通の要素には、同一の符号を使用して説明する。
第1図に示したのは、第3図に示した部分に付
いての改良された構造である。
第1図においてガイド部20は、前記従動ロー
ラ27を取り付けるためのガイド板20aによつ
て囲まれており、このガイド板20aに形成した
開口34に、前記従動ローラ27が遊嵌されてい
る。この従動ローラ27の中心軸27aは、前記
開口34を形成したガイド板20aに穿設された
長孔35内に挿入され、前記送りローラ25の半
径方向に移動自在である。前記したようにバネ部
材26は、上記従動ローラ27を送りローラ25
に対して離接自在に押し付けて、送られてくるコ
ピー用紙19を送りローラ25との間で比較的軽
く把持するためのものである。そのためバネ部材
26は、前記ガイド板20aに設けたバネ保持部
材36に係着されて、中心軸27aを送りローラ
25の方向に弾性的に押圧している。
上記ガイド板20aの外側面20bには、防振
部材の一例であるルミラ37が片持状に固定さ
れ、このルミラ37は、その先端37aに取り付
けたスポンジ38を介して、従動ローラ27に弾
性的に摺接され、従動ローラ27の振動を抑制し
ている。ルミラはデユポン社製のポリエステルフ
イルムに用いられる商品名称である。
上記のようなルミラ37は従動ローラ27の自
由な振動を抑えるためのものであるが、送りロー
ラ25の回転によりコピー用紙29が搬送されつ
つあるときは、送りローラ25と共に従動ローラ
27が回転できるように、必要以上の摩擦力を従
動ローラ27に与えるものであつてはならない。
そのため、ルミラ37の弾性力は従動ローラ27
を送りローラ25の方向へ比較的小さな力で押さ
えつづける程度のものでなければならず、このよ
うな振動抑制の機能を発揮する限りにおいて、金
属製の板バネやその他のプラスチツク製フイルム
等により置き換えることが可能である。さらに前
記ルミラ37の先端37aに取り付けたスポンジ
38は省略することも可能である。また、ルミラ
37の先端37aの摩擦力を低下させるために、
この先端37aにテフロン等の樹脂被膜を形成し
てもよい。
考案の効果 本考案は以上述べたように、シートの搬送方向
下流側でシートと当接してその搬送を停止させる
シート停止手段と、上記シート停止手段より上流
側にあつて常時回転する送りローラと、上記送り
ローラとの間でシートを把持し、送りローラに向
かつて弾性的且つ離接自在に押圧されている従動
ローラとを具備してなるシート送り装置におい
て、前記従動ローラの外周面に片持状で弾性的に
摺接され、従動ローラの振動を抑制する防振部材
を具備してなることを特徴とするシート送り装置
であるから、従動ローラの振動が抑制され、これ
と共に従動ローラと接触しているコピー用紙等の
シートの振動も防止され、複写機等における所謂
“鳴き”とよばれる騒音の減少に大きく寄与する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るシート送り装
置の一例であるコピー用紙の送り部を示す側断面
図、第2図は本考案の背景を示すための複写機の
構造を示す概略側面図、第3図は第2図に示した
複写機のコピー用紙送り部分の構造を示す第1図
相当図である。 符号の説明、10……複写機本体、18……給
紙ローラ、19a……張られた部分、20a……
ガイド板、20,22……ガイド部、23……摩
擦部材、24……レジストローラ(シート停止手
段)25……送りローラ、26……バネ部材、2
7……従動ローラ、27a……中心軸、34……
開口、35……長孔、37……ルミラ(弾性板)
38……スポンジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートの搬送方向下流側でシートと当接してそ
    の搬送を停止させるシート停止手段と、 上記シート停止手段より上流側にあつて常時回
    転する送りローラと、 上記送りローラとの間でシートを把持し、送り
    ローラに向かつて弾性的且つ離接自在に押圧され
    ている従動ローラとを具備してなるシート送り装
    置において、 前記従動ローラの外周面に片持状で弾性的に摺
    接され、従動ローラの振動を抑制する防振部材を
    具備してなることを特徴とするシート送り装置。
JP1986033771U 1986-03-07 1986-03-07 Expired - Lifetime JPH0511243Y2 (ja)

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JP1986033771U JPH0511243Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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JP1986033771U JPH0511243Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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JPS62144850U JPS62144850U (ja) 1987-09-12
JPH0511243Y2 true JPH0511243Y2 (ja) 1993-03-19

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ID=30841687

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59173650U (ja) * 1983-05-09 1984-11-20 株式会社東芝 紙葉類搬送装置
JPS60110351U (ja) * 1983-12-28 1985-07-26 京セラミタ株式会社 複写機における自動原稿送り装置
JPS59178657U (ja) * 1984-03-28 1984-11-29 株式会社東芝 搬送装置

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JPS62144850U (ja) 1987-09-12

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